JPH0410178A - 金属固有の材質感を持つ立体画像作成装置 - Google Patents

金属固有の材質感を持つ立体画像作成装置

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JPH0410178A
JPH0410178A JP11373990A JP11373990A JPH0410178A JP H0410178 A JPH0410178 A JP H0410178A JP 11373990 A JP11373990 A JP 11373990A JP 11373990 A JP11373990 A JP 11373990A JP H0410178 A JPH0410178 A JP H0410178A
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JP
Japan
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image
dimensional
metal
texture
picture
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JP11373990A
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Toshio Motegi
敏雄 茂出木
Hideki Murota
秀樹 室田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は3次元コンピューター・グラフィックにおいて
絵柄を付した立体画像を作成する装置に関する (従来の技術) 従来の3次元コンピューター・グラフィッりにおける金
属固有の材質感を表現する主な方法は、光線追跡法(レ
イ・トレーシング)と呼ばれる方法である。
光線追跡法と呼ばれる方法は、立体物の形状を設定した
後に、ターゲットとした立体物の形状に従って9人の目
が捕まえる光線を追跡し各画素の輝度計算を繰り返すこ
とで物体面の金属固有の材質感を求める方法である。つ
まり。
各物体形状の各画素から照射される光線を視点より追跡
し、物体の境界面に当たるとそこで反射、屈折等を行う
。そして、さらに先へと辿り次の境界面に当たるとそこ
でも反射、屈折等を行う。これを繰り返すシミュ゛−ジ
ョンによって金属固有の材質感を表現しようとする方法
である。
この時の任意の画素Pにおける輝度をもとめる計算式と
してPhong (フォング)の計算式があるので以下
に式■として示す。と共に計算式と対応する図を第15
図として示す。
I=RaXIa+RdXI+xcosα+I  ixW
  (α)  X  (CO3T)”■ ■ :物体面の任意の画素の反射光(輝度)Ra:物体
面の反射率 Ia:ill先光強さ Rd:物体面の拡散反射率 工1:入射光の強度 cosα°物体面の単位法線ベクトルNと入射光の方向
を示す単位ベクトルLの内債 W (α):物体面の鏡面反射率 cosr :物体面から視点を向くベクトルVと反射の
方向ベクトルRとの内債 n :鏡面反射のンヤープネスを調整するパラメータ この式に掲げる各項の説明をすると、RaxIaは周囲
環境の背景光成分に関する項で、RdxIixcosα
は光の拡散反射成分に関する項で、IiX’vV(α)
X (Cost)’ は光の鏡面反射成分に関する項で
あり、これらの項を加え合わせた式が物体面の任意の画
素の輝度となる。
(発明が解決しようとする課題) 従来の方法では金属固有の材質感を持つ立体画像作成を
行うにあたり、立体物の形状を表現した後に光線追跡法
により物体面の金属固有の材質感を表す輝度計算を繰り
返し行うという手法を取っていたため、設定した視点、
注視点光源の位置、物体面の色、物体の反射率、及び屈
折率に従い1画像処理を行うコンピューターが、何十時
間又は画像によっては何日間もかけて反射、屈折9回り
込み等々のンミュレーションを行う必要が有った。
しかも、計算の結果、その画像において必要な文字の所
にハイライト部が配置されると文字が白くなり見えなく
なる。このため再度、視点注視点、光源の位置、物体面
の色、物体の反射率、及び屈折率を設定して光線追跡法
により物体面の金属固有の材質感を表す輝度計算を行う
必要があり、非常に時間のかかる処理であった。
また リアリティ−のある表現を行う為には光の強度1
面の色1面の反射率等々のパラメータを適切に設定する
必要がある。この作業は試行錯誤的な作業であり熟練を
要するため、3次元のコンピュタ−グラフィックに精通
した専門家でもリアリティ−のある表現を出すのには非
常に時間を要した。
このため、金属固有の材質感を立体物上に表現するのに
は限界があった。
本発明では上記の問題点を解決する手段を提供し、より
短し)時間で、かつ、求める金属固有の材質感を持つ立
体画像の作成を行うことに目的がある。
(問題を解決するための手段) 本発明ではこの目的を達成する為に、金属固有の材質感
を表現した絵柄を作成する金属画像作成手段と、2次元
平面に投影した立体画像を作成する立体画像作成手段と
、この立体画像作成手段で作成した立体画像上に2上記
の金属画像作成手段で作成した金属固有の材質感を持つ
絵柄を、投影し立体感ある貼りつけを行う画像投影手段
とを具備したことを特徴とした金属固有の材質感を持つ
立体画像作成装置を提供する(作用) 金属画像作成手段で、金属固有の材質感を表現した絵柄
を作成し、立体画像作成手段で、立体物を2次元平面に
投影した立体画像として作成し1画像投影手段で金属固
有の材質感を表現した絵柄を、立体画像作成手段で作成
された立体画像上に、任意の角度で、又、任意の範囲で
投影し立体感ある貼りつけを行う。この事により、従来
よりも短時間で求釣る金属固有の材質感を持つ立体画像
を作成する。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図は
本実施例の装置構成を示すブロック図である。
この実施例では金属固有の材質感を表現した絵柄を作成
する金属画像作成手段を有するペイント式のテクスチャ
画像作成装置1と、形状情報をもとに作成した立体物を
、2次元平面に投影し立体画像として作成する立体画像
作成手段を有し、金属画像作成手段で金属固有の材質感
を作成した絵柄を、立体画像作成手段で作成した立体画
像上に、任意の角度で、又、任意の範囲で投影し立体感
ある貼りつけを行う画像投影手段を有する投影画像作成
装置2と、形状情報を入力する手段を有する形状人力装
置3と、上記の画像データを表示する手段を有する表示
装置4とにより構成される。ここで、金属固有の材質感
を表現した絵柄をテクスチャ画像と呼びこの作成装置を
テクスチャ画像作成装置1と呼ぶ。
ペイント式テクスチャ画像作成装置1はペイント情報入
力部11とペイント式テクスチャ画像作成部12と記憶
部13より構成される。ペイント式テクスチャ画像作成
装置1ではマウスキーボード、2次元デジタイザー等の
ペイント情報入力部11により、ペイントする位置及び
色をオペレータが指定する。つまり、ペイントする位置
を座標で入力し1色に関しては3原色であるR(赤)、
G(緑)、B(青)の濃度値、又は色相、彩度、明度を
指定する。そしてペイント式テクスチャ画像作成部12
においてペイント情報入力部11により指定された位置
に指定された色をペイントすることを繰り返し行う。こ
れにより、求める金属固有の材質感を持つテクスチャ画
像を作成する。そして1作成したテクスチャ画像は記憶
部13に記憶しておく。
投影画像作成装置2はテクスチャ投影情報人力部21と
テクスチャ画像投影部22と記憶部23と指示入力部2
4と制御部25と立体物投影情報入力部26と立体画像
作成部27より構成される。この投影画像作成装置2で
は、マウス、キーボード等の指示入力部24から人力し
たオペレータの指示に基づいて、以下の動作を行う。
■形状人力装置3から3次元座標データを人力する。
■立体物の投影情報を人力する。
■テクスチャ画像の投影情報を入力する。
■テクスチャ画像作成装置1から作成したテクスチャ画
像データを人力する。
まず、指示人力部24より■が選択され、制御部25が
形状入力装置3の3次元座標処理部32を制御して記憶
部33に記憶されている3次元座標データを投影画像作
成装置2に送信させ、記憶部23に記憶させる。次に、
指示人力部24より■が選択され、制御部25が立体物
投影情報入力部21を制御して立体物を2次元平面に投
影する時の視点、注視点等を入力する。次に、指示入力
部24より■が選択され、制御部25がテクスチャ投影
情報入力部21を制御して、テクスチャ画像を立体画像
に貼りつける角度、または、貼りつける時の拡大、縮小
の範囲等の関係を示すテクスチャ画像の投影情報を入力
する。次に、指示人力部24より■が選択され、制御部
25がテクスチャ画像作成装置】のテクスチャ画像作成
部12を制御して記憶部13に配憶されているテクスチ
ャ画像をアクセスして投影画像作成装置2に送信させ、
記憶部23に記憶させる。
立体画像作成部27においては、記憶部23にすでに記
憶しである3次元座標データを用いて表現した立体物を
、立体物投影情報人力部26により入力された視点2注
視点等の投影情報をもとに、2次元平面に投影し、立体
画像を作成する。作成した立体画像は記憶部23に記憶
する。
テクスチャ画像投影部22においては、テクスチャ投影
情報入力部21により入力された投影情報(テクスチャ
画像を立体画像に貼りつける角度、または、貼りつける
時の拡大、縮小の範囲等の関係を示す投影情報)をもと
に、金属固有の材質感を持つテクスチャ画像を、立体画
像作成部27で作成した立体画像に、投影し貼りつける
事により金属固有の材質感を持つ立体画像を作成する。
作成した金属固有の材質感を持つ立体画像は記憶部23
に記憶する。
次に、形状入力装置3は形状情報入力部31と3次元座
標処理部32と記憶部33より構成される。形状人力装
置3ではマウス キーボード、ライトベン、2次元デジ
タイザー、3次元デジタイザー、フラットスキャナ等の
形状情報人力部31により、形状情報として2次元 又
は3次元の座標データ、その他の形状データを入力する
。そして、3次元座標処理部32において形状情報人力
831により人力された形状情報を3次元座標データと
して処理し記憶部32に記憶する。
第1図の構成装置の最後の説明は表示装置4である。表
示装置4は切替部41と表示部42より構成される。
指示入力部24から入力されたオペレータの命令で制御
部25が切替部41を制御する。これにより、3つの装
置の記憶部を介して入力される任意の画像データを選択
して表示部42て表示することができる。
画像データの選択が任意に行えるため、テクスチャ画像
作成装置1てテクスチャ画像を作成している時には、こ
の記憶部13を介して画、像データを表示する。形状入
力装置3で形状情報を入力している時には、この記憶部
33を介して画像データを表示する。形状入力装置3の
3次元座標データをもとに立体画像作成部27で立体物
の2次元平面への投影を行い立体画像を作成している時
には記憶部23のこの時の画像データを表示する。又、
テクスチャ画像投影部22で金属固有の材質感を持つテ
クスチャ画像を立体画像に投影し貼りつけている時には
、記憶部23を介してこの時の画像データを表示する。
そして、この表示した画像を監視することによって、希
望する金属質感ある立体物の画像を作成することができ
る。
テクスチャ画像作成装置1について説明する。第2図は
テクスチャ画像作成装置1にて作成される金属固有の材
質感を持つテクスチャ画像50の説明図である。そのテ
クスチャ画像50の作成手順は第1図に示した装置で、
対話形式で1種々の情報を選択して、ペイントしながら
作成する。
まず、オペレータが命令し、第1図に示す指示入力部2
4より表示装置4をテクスチャ画像作成装置1側にに切
り替えておく。これにより常にテクスチャ画像の作成状
態を監視することができる。
第2図ではテクスチャ画像50は512画素×512画
素の大きさの画像サイズとしてペイント情報入力部11
て指示する。そして、第2図に示すように指定サイズ内
でペイントしようとしている適切な位置を、ペイント情
報人力部11て指示しながら、シャドウ部51には輝度
の低い色データをペイントし、ハイライト部53には輝
度の高い色データをペイントする。そして、その中間部
52には中間の輝度を持つ色データをペイントする。も
ちろん、求める金属の材質感や物体の色等の違いてペイ
ントする色(3原色のR(赤)、G(緑)、B(青)、
又は色相、彩度、a3度)は異なるため適切な色データ
を選択する。これにより金属固有の材質感を持つテクス
チャ画像の作成が可能となる。
第2図に示すAA’ 間のラインの輝度レベルを第3図
に示す。ここでの座標軸で縦方向は輝度、横方向は画素
位置とした。
金属固有の材質感を持つテクスチャ画像作成装置1に関
してはこの実施例に示すような表示装置4を見ながらの
対話形式で、ペイント情報入力部11を用いてペイント
するテクスチャ画像の作成装置に限らず、金属を撮影し
たフィルムをスキャナで入力しテクスチャ画像としても
よいし、コンピュータにより作成したプログラムにより
金属固有の材質感を持つテクスチャ画像を作成してもよ
い。また、CCDカメラにより金属画像を人力すること
でテクスチャ画像50としてもよい。
もちろん、従来の任意に決tた立体物に対しての光線追
跡法により作成した金属固有の材質感を持つ画像をテク
スチャ画像として実施してもよい。
形状入力装置3について説明する。マウス。
キーボード、ライトペン、2次元デジタイザー3次元デ
ジタイザー、フラットスキャナ等の形状人力部31て、
第6図で示すように立体物の3次元頂点座標を入力し、
記憶部33に記憶する。また、第4図に示すような数字
9文字等で立体感のない画像の頂点座標を形状情報入力
部31で入力し、3次元座標処理部で第5図に示すよう
に3次元的な厚みをつけて形状情報記憶部32に記憶す
る。ここでは、立体物の3次元頂点座標データが記憶さ
れる。
投影画像作成装置2について説明する。第1図に示す指
示入力部24よりオペレータが命令し、制御部25を制
御して表示装置4を投影画像作成装置2側に切り替えて
おく。
制御部25は立体物投影情報入力部26を制御して、視
点、注視点等の立体物投影情報を立体画像作成部27に
人力する。次に、制御部25は形状情報入力装置1の3
次元座標処理部32を制御して3次元座標データを立体
画像作成部27に入力する。
第8図を用いて立体画像作成部27の処理の流れを説明
する。
5101では形状入力装置1から人力された3次元座標
データに基づく立体物を微小面に分割する。
例えば、水道の蛇口の形状の場合を第7図に示す。図で
は便宜上粗い分割を行っているが。
実際には1画素程度の微細な分割となり、1024画素
X1024画素の画面ならば、ひとつの微小面の大きさ
は約100万分の1程度の大きさになる。
5102では、各微小面の輝度を計算する。
すなわち、立体物投影情報入力部26より入力した光源
の位置、視点、注視点等をもとに先に説明したフォング
の式(式■)により各微小面の輝度を計算する。
5103では、各微小面の可視、不可視の判断を行うべ
く1 zバッファ・アルゴリズムにより隠面処理を行う
。つまり、見える所と陰になり見えない所を区別する処
理である。
このZバッファ・アルゴリズムは一般に使用されている
隠面処理方法であり、その特徴は非常に速く隠面処理が
できることである。もちろん、隠面処理には、このほか
のスキャンライン・アルゴリズム、レイ・キャスティン
グ・アルゴリズムを用いてもよい。
5104では、可視の微小面を2次元平面に投影した立
体画像を作成する。この立体画像は記憶部23に記憶す
る。
テクスチャ投影情報入力部21について第9図を用いて
説明する。第9図では、絵柄のない模擬テクスチャ画像
54を用いて、上記の立体画像作成部27て作成された
立体画像55にテクスチャ画像を貼り付ける時の角度と
、拡大・縮小を行う範囲を人力する。
つまり、第9図に示すように立体画像55に模擬テクス
チャ画像54を回転、拡大、縮小移動を行い1重ね合わ
せることでテクスチャ投影情報を人力する。
次に1テクスチャ画像投影部22では上記の指定した角
度1位置、範囲の投影情報にもとづき テクスチャ画像
50を立体画像55に投影し貼り付ける。これにより、
求とだい金属固有の材質感を持つ立体物の画像を得るこ
とができる。この時の説明図を第10図及び第11図と
して示す。
まず、第10図を説明する。第10図は微小面より構成
された模擬テクスチャ画像56を立体画像55に投影し
た時のイメージ図である。
微小面より構成された模擬テクスチャ画像56は模擬テ
クスチャ画像54を微小面に分割したものである。この
微小面より構成された模擬テクスチャ画像56を投影情
報(立体画像55に貼り付ける時の角度と、拡大・縮小
を行う範囲)に基づき、立体画像55に投影すると、微
小面より構成された模擬テクスチャ画像56は拡大され
、微小面より構成された模擬テクスチャ画像63となる
。この時の任意の微小面57は投影された微小面61と
なる。
この拡大された模擬テクスチャ画像63の各微小面に水
道の蛇口の立体画像55上の各微小面と位置的に1対1
の対応関係を持たせる。すなわち、・模擬テクスチャ画
像63の微小面61は第10図の水道の蛇口の立体画像
80上の微小面81と対応することになる。立体画像8
0は立体画像作成部27で作成された立体形状(水道の
蛇口)を2次元平面に投影した画像である。
つぎに、第11図を説明する。第11図は金属固有の材
質感を持つテクスチャ画像50を立体画像55に投影し
、貼り付ける事を示したイメージ図である。第10図で
立体画像を微小面に分割し、立体画像80を作成したこ
とに続いて、まず、金属固有の材質感を持つテクスチャ
画像50と微小面より構成された模擬テクスチャ画像6
3とを重合わせ、金属固有の材5を感を持つテクスチャ
画像50を微小面に分割する。
テクスチャ画像50を微小面に分割した図を画像82と
して示す。ここて、第10図の微小面57と微小面61
と微小面81の関係と同様にテクスチャ画像82の微小
面83は立体画像80上の微小面81と1対1の対応関
係にある金属固有の材質感を持つテクスチャ画像82の
微小面にそれぞれ色番号を付ける。すなわち立体画像8
0上の微小面と対応関係を持っているテクスチャ画像8
2上の微小面に対しては色番号1を、それ以外の微小面
に対しては色番号2を付ける。次に各テクスチャ画像の
微小面の色番号に従って以下の2つの方法で立体画像8
0の色値を決定する。
■色番号1の場合 立体画像作成部27で計算された形 状(水道の蛇口)の微小面の輝度デー タと、この微小面に対応するテクスチ ャ画像82上の微小面の色データを基 に色値を決定する。
■色番号2の場合 立体画像の背景色を与えたり、任意 に色値を与える。
これにより、第11図に示すごとく、金属固有の材質感
を持つ立体画像60が作成されるのである。
ここで用いている手法はテクスチャ・マツピングという
手法であるが、この手法以外には凹凸のある画像をテク
スチャ画像として立体形状を表現した画像80に貼り、
ザラザラした材質感を表現する事ができるバンプ・マツ
ピングという手法を用いる事もてきる。また5反射屈折
を表現する事ができるリフレクンヨン・マツピングとい
う手法を用いて、さらに金属固有の材質感を表現する反
射、屈折を強調する事もてきる。
そして、投影画像作成装置2て行った上記の処理の結果
、立体形状を表現した画像60の必要な文字、絵柄等の
上にハイライト部等が配置され必要な文字、絵柄等が見
えなくなった場合は以下のような手段で対処できる。
■立体形状を表現した画像60にテクスチャ画像50を
貼り付ける時の角度、範囲を変更する事で立体形状を表
現した画像60の必要な文字、絵柄等の上にハイライト
部等が配置されないようにする手段。
■立体形状を表現した画像60の必要な文字、絵柄等の
上に必要な文字、絵柄等が必ず見えるように別途作成し
たテクスチャ画像50を貼る手段。
以上によりテクスチャ画像投影部22ては金属固有の材
質感を持つ立体物の画像14を作成する事ができる。こ
の画像は記憶装置を介して表示装置で見ることができる
全体の処理の流れを第12図を用いて以下に説明する。
Slでは、ペイント式テクスチャ画像作成装置1のペイ
ント情報入力部11から入力されるオペレータの指示に
従い、金属固有の材質感を持つテクスチャ画像50をテ
クスチャ画像作成部12で作成する。
S2では、Slで作成したテクスチャ画像50をペイン
ト式テクスチャ画像作成装置1にある記憶部13に記憶
する。
S3では、立体形状入力装置3の形状情報入力部31よ
り立体形状の座標データ、形状等の情報を入力し、3次
元座標データとして記憶する。
S4では、立体物投影情報入力部26において、視点、
注視点、光源に位置等の投影情報を人力する S5では、立体画像作成部27において、S3で入力し
た形状情報及びS4で入力した立体物投影情報を基に立
体物を微小面に分割し、各微小面の輝度を求める。
S6では、立体画像作成部27において85で求めた形
状の各微小面の可視、不可視の判断をzバッファ・アル
ゴリズムを用いて行い、各微小面より゛なる立体物を2
次元平面に投影するS7では、投影画像作成装置2のテ
クスチャ投影情報人力部21より人力されるオペレータ
の指示に従い、テクスチャ投影情報人力部21において
立体画像55にテクスチャ画像50を貼り付ける時の角
度、範囲を人力する。
S8では、投影画像作成装置2のテクスチャ投影情報人
力部21て指定した角度、範囲に従って、テクスチャ画
像投影部22において金属固有の材質感を持つテクスチ
ャ画像50を立体画像55に投影し貼り付ける。
S9では、テクスチャ画像投影作成部22において、金
属固有の材質感を持つ立体画像60上の必要な文字、絵
柄等の上にノーイライト部等が配置され必要な文字、絵
柄等が見えなくなった場合の修正を行う。
S10では1作成した金属固有の材質感を持つ立体画像
60を記憶装置23に入力し、これを介して表示装置4
に出力する。
次に、上記の実施例の構成を基にして別実施例にしたの
が、第13図である。第13図を説明する。上記の実施
例で記載したペイント式テクスチャ画像作成部12と記
憶部13とテクスチャ画像投影部22と記憶部23と制
御部25と立体画像作成部27と3次元座標処理部32
と記憶部33とは個別になっているが、これらをまとめ
て1つの処理系にて行うことは可能であり、これにより
記憶部13と記憶部23と記憶部33とは1つの記憶部
26にまとまる。同様に人力に関してもペイント情報入
力部11とテクスチャ投影情報入力部21と指示人力部
24と立体物投影情報人力部26と形状情報入力部31
とは個別になっているが、これらをまとめて1つの人力
系にて行うことは可能である。
例えば、すべてマウスにて行うことができる。
また、別方法で、ペイント情報入力部11とテクスチャ
投影情報人力部21と指示入力部24と立体物投影情報
入力部26についてはマウスにて行い、形状情報人力部
31については3次元デジタイザーにて行うこともでき
る。又、形状情報人力部31についてはフラットスキャ
ナで形状を入力し、ライトペンにて座標データを人力す
ることもできる。表示装置も上記の記憶部が1つになる
ため、切替部41は不要になり表示部のみてよい。
次に、全体システムを拡張した場合の図を第14図とし
て示し説明する。
種々のテクスチャ画像を入力するため、第14図に示す
各人力部が用意しである。これらは指示入力部24より
人力されたオペレーターの指示に従い、制御部25から
各部処理を選択する。この制御に従い、処理に対応した
人力が実行される。以下1人力系を示す。
ペイント式のテクスチャ画像を作成する為のペイント情
1入力部11.レイ・トレース情報入力部101.金属
を撮影するカメラ102゜光の強弱等を計算するプロク
ラムにより金属固有の材質感を持つテクスチャ画像を作
成する為のコンピュータ103.金属の画像データ又は
金属固有の材質感を持つテクスチャ画像データをファイ
リングしである光ディスク104.金属を撮影したフィ
ルムを入力し金属固有の材質感を持つテクスチャ画像と
する為のスキャナ105が用意しである。もちろん1図
には記載していないが、VTR等からも金属固有の材質
感を持つ画像をピックアップしてもよい。この他の入力
機能として、テクスチャ投影情報人力部21と指示人力
部24と立体物投影情報人力部26と形状情報人力部3
1がある。
上記の入力系に対して、それぞれが持つ処理系を以下に
示す。ペイント式のテクスチャ画像を作成するテクスチ
ャ画像作成部12.レイ・トレース式テクスチャ画像作
成部111.金属を撮影したカメラ102からの映像を
処理する画像処理部112.コンピュータ103に搭載
しである光の強弱等を計算するプログラムにより金属固
有の材質感を持つテクスチャ画像を作成する時の画像処
理部113.金属の画像データ又は金属固有の材質感を
持つテクスチャ画像データをファイリングしである光デ
ィスク104からのデータを処理する光デイスク処理部
114、金属を撮影したフィルムを入力し金属固有の材
質感を持つテクスチャ画像の為のスキャナ105のデー
タを処理するスキャナ処理部115がある。このほか、
3次元座標処理部32とテクスチャ画像投影部22と制
御部25と立体画像作成部27があり9以上の各処理部
より任意に作成した画像を記憶する為の記憶部26もあ
る。また、このように作成された金属固有の材質感を持
つテクスチャ画像のデータをデータベースシステム12
0に登録しておき、この制御部25からの制御信号で、
必要に応じて任意にアクセスして使用することができる
ものとした。
出力系では、ここで作成した金属固有の材質感を持つテ
クスチャ画像のデータを記憶部26に記録した後、指示
入力部24からの指示で制御部より切替部130を切り
替えて1画像データを監視出来るように記憶部26より
表示部133に表示したり、サンプルとして記憶部26
よりカラープリンタ131より出力したり、データベー
スとして利用するため記憶部26より光ディスク132
に蓄積したりすることができる。
このように1画像データを表示装置等の出力装置で監視
しながら作成することで、結果の立体画像が不十分てあ
った場合には、すばやくやり直してきる。
また、様々なテクスチャ画像作成装置により多くの金属
固有の材質感を持つテクスチャ画像を作成し、データベ
ースとして用意することにより様々な又、求めたい金属
固有の材質感を持つ立体物の画像の作成が容易にてきる
ようになり、適切な画像を素早く表現できる。
(発明の効果) 以上の本発肋により次の効果が得られた。
金属固有の材質感を持つ立体物の画像を作成するにあた
り1極めて短時間で作成でき9作成費用が極めて安価と
なった。
また1作成した金属固有の材質感を持つ立体物の画像の
必要な文字、絵柄等の上に71イライト部等が配置され
必要な文字、絵柄等が見えなくなった場合の修正が極め
て容易になった。
また、様々なテクスチャ画像作成装置により多くの金属
固有の材質感を持つテクスチャ画像を作成し、データベ
ースとして用意することにより様々な又、求めたい金属
固有の材質感を持つ立体物の画像の作成が容易にできる
ようになり、適切な画像を素早く表現できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第2
図は第1図に示したテクスチャ画像作成装置1にて作成
したテクスチャ画像の説明図、第3図は第2図に示すテ
クスチャ画像の輝度レベルを示す線図、第4図、第5図
、及び第6図は第1図に示した形状人力装置3の形状人
力に関する説明図、第7図は立体形状を微小面に分割し
た状態の説明図、第8図は立体画像作成部27の処理の
流れ図、第9図、第10図。 及び第11図は第1図に示す投影画像作成装置2におい
てテクスチャ画像を立体画像に投影し貼り付ける処理の
説胡図、第12図は本実施例の全体処理の流れ図、第1
3図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図、第
14図は全体システムを拡張した場合の説明図、第15
図はphong (フオツク)の計算式の説明図である
。 5゜ 第2図 第3図 (Xs、ye、Ze ) 第6図 第5図 第7rIJI 第8悶 (b) 第10図 第9図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属固有の材質感を表現した絵柄を作成する金属
    画像作成手段と、 立体物を2次元平面に投影し、立体画像を作成する立体
    画像作成手段と、 画像作成手段で作成した金属固有の材質感を持つ絵柄を
    、立体画像作成手段にて作成した立体画像に投影し、立
    体感ある貼りつけを行う画像投影手段と、 を具備したことを特徴とした金属固有の材質感を持つ立
    体画像作成装置。
  2. (2)さらに、金属固有の材質感を表現した絵柄を作成
    する請求項1に記載の金属画像作成手段で作成された金
    属画像データ、 立体物を2次元平面に投影した立体画像を作成する請求
    項1に記載の立体画像作成手段で作成された立体画像デ
    ータ、 又は、この立体画像作成手段で表現した立体画像上に、
    上記の金属画像作成手段で作成した金属固有の材質感を
    持つ絵柄を、投影し立体感ある貼りつけを行う請求項1
    に記載の画像投影手段で作成された金属固有の材質感を
    持つ立体画像データ、 を複数記憶することができ、任意に検索し、使用するこ
    とができる手段を具備する請求項1に記載の金属固有の
    材質感を持つ立体画像作成装置。
JP11373990A 1990-04-27 1990-04-27 金属固有の材質感を持つ立体画像作成装置 Pending JPH0410178A (ja)

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