JPH0394807A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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Publication number
JPH0394807A
JPH0394807A JP23020789A JP23020789A JPH0394807A JP H0394807 A JPH0394807 A JP H0394807A JP 23020789 A JP23020789 A JP 23020789A JP 23020789 A JP23020789 A JP 23020789A JP H0394807 A JPH0394807 A JP H0394807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter device
filter
liquefied nitrogen
storage tank
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23020789A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuta Tada
多田 益太
Kenji Hirano
平野 謙二
Hayaaki Fukumoto
福本 隼明
Toshiaki Omori
大森 寿朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Sanso Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Taiyo Sanso Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Taiyo Sanso Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Taiyo Sanso Co Ltd
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Publication of JPH0394807A publication Critical patent/JPH0394807A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フィルタ装置に関するものであり、特に常
温より沸点が低い液体を濾過するのに用いられるフィル
タ装置に関するものである。
[従来の技術] 半導体の洗浄に液化窒素、液化アルゴン、液化ヘリウム
、液化水素、液化二酸化炭素等(以下低沸点液体という
)が用いられる。この低沸点液体を用いた半導体の洗浄
は、次のようにして行なう。
まず、コンプレッサで純水と低沸点液体とを噴出す。こ
れにより、純水と低沸点液体とが混合し、氷の微粒子が
できる。この氷の微粒子を半導体に当てて、半導体の洗
浄を行なうのである。
ところで、半導体は塵埃を嫌うので、半導体の洗浄に用
いられる低沸点液体は高清浄なものでなければならない
。しかし低沸点液体製造工程や、低沸点液体を収容した
タンクローり車から各工場の収容タンクに、低沸点液体
を移す際等に、低沸点液体中にダストが不可避的に混入
する。
そこで、低沸点液体を収容タンクから、半導体の洗浄を
行なう場所(以下ユースポイントという)に送る際に、
低沸点液体をフィルタ装置に通し、ダストを濾過してい
た。
第4図は、従来のフィルタ装置を示す図である。
タンク1に設けられた液体供出口3には管4が接続され
ている。管4はフィルタ装置5の人口に接続されている
。フィルタ装置5は、/Xウジング7とフィルタ6とか
ら構或されている。ハウジング7はステンレスからでき
ている。フィルタ6はセラミックスを焼結したものから
できている。フィルタ装置5の出口には管8が接続され
ている。管8はユースポイントまで延びている。
液化窒素2は、液体供出口3から、管4を通り、フィル
タ装置5に入る。液化窒素2中のダストは、フィルタ6
で捕捉される。ダストが除去された液化窒素2は、管8
からユースポイントへ送られる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、フィルタ装r1t5を通しても、やはり、液化
窒素2中にはダストが混じっている。この原因を調査し
た結果、次のことが分かった。つまり、液化窒素2が、
フィルタ6を通過するまでに、その一部が、管4やハウ
ジング7からの侵入熱により、気化してしまう。この気
化した窒素により、フィルタ装gl5内の圧力は変動す
る。この圧力変動により、フィルタ6に衝撃が加わる。
これにより、フィルタ6に捕捉されたダストが、フィル
タ6の拘束を逃がれ、再び液化窒素2中に混入し、管8
の方に流れてしまうのである。
この発明は、かかる従来の問題点を解決するためになさ
れたものである。この発明の目的は、低沸点液体中のダ
ストを確実に捕捉できる、フィルタ装置を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] この発明は、低沸点液体を濾過する、フィルタ装置に関
するものである。
この発明に従ったフィルタ装置の周囲には冷却媒体が貯
留されている。この発明に従ったフィルタ装置は、フィ
ルタ装置の温度が、この冷却媒体によって、フィルタ装
置で濾過する低沸点液体の沸点以下の温度に保たれてい
ることを特徴としている。
[作用] この発明に従ったフィルタ装置の周囲には、冷却媒体が
貯留されている。この冷却媒体によって、このフィルタ
装置の温度は、フィルタ装置で濾過する低沸点液体の沸
点以下の温度に保たれている。
よってフィルタ装置で低沸点液体を濾過する際に、低沸
点液体中に気体が混じるということはなくなる。
[実施例] この発明に従ったフィルタ装置の第1実施例を第l図を
用いて説明する。収容タンク11内には、液化窒素12
が収容されている。収容タンク11は断面図で示されて
いる。液化窒素12中には、フィルタ装置13が埋没し
ている。この第1実施例においては、フィルタ装置13
の冷却媒体に、液化窒素12を用いている。
フィルタ装置13は、ハウジング14とフィルタ15と
から構成されている。ハウジング14はステンレスから
できている。フィルタ15にはSUS316Lメッシュ
を用いている。フィルタ装置13の人口には、管16が
接続されている。管16から液化窒素12がフィルタ装
!13内に入る。フィルタ装置13の出口には管17が
接続されている。管17は、液体供出口18から、ユー
スポイントまで延びている。
収容タンク11内には、液面制御装置(図示せず)が設
けられている。この液面制御装置によって、フィルタ装
置13が液化窒素12中に、常に埋没するように制御す
る。
フィルタ装置13は、液化窒素12中に埋没しているの
で、フィルタ装置13の温度は、液化窒素12の沸点以
下の温度に保たれている。よって管16からフィルタ装
置13内に入った液化窒素12は、気化することなく、
液体のままで・、フィルタ15で濾過される。そして、
濾過された液化窒素12は管17を通りユースポイント
に送られる。
フィルタ装置13で濾過した液化窒素12を加温して気
化した。この気体をダストカウンタで、1分間にlcf
  (cubic  feet)の量を吸引する動作を
10分間行ない、直径0.1μm以上のダストの個数を
δP1定した。結果は、ダストの個数はO個であった。
この発明においては液化窒素12でフィルタ装置13を
冷却しているが、この発明においてはこれに限定される
わけではなく、液化アルゴン、液化ヘリウム、液化水素
、液化二酸化炭素等を用いてフィルタ装置13を冷却し
てもよい。
この発明に従ったフィルタ装置の第2実施例を第2図を
用いて説明する。収容タンク21内には、液化窒素22
が収容されている。収容タンク21の側部には、フィル
タ装置収容タンク23が取付けられている。収容タンク
21とフィルタ装置収Qべ冫一′ 容タンク23とは断面図で現われている。フィルタ装置
収容タンク23と収容タンク21とは連通している。よ
って、フィルタ装置収容タンク23内にも液化窒素22
が収容されている。
フィルタ装置収容タンク23内には、フィルタ装置24
が収容されている。よって、フィルタ装置24は、液化
窒素22中に埋没している。フィルタ装置24は、ハウ
ジング25とフィルタ26とから構成されている。ハウ
ジング25はステンレスからできている。フィルタ26
は、細い繊維状の四弗化エチレン樹脂を無数に束ねたも
のである。フィルタ装置24の入口には、管27が接続
している。管27から液化窒素22がフィルタ装置24
内に入る。フィルタ装置24の出口には管28が接続し
ている。管28は、液体供出口29からユースポイント
まで延びている。収容タンク21内には、液面制御装置
(図示せず)が設けられている。この液面制御装置によ
って、フィルタ装置24が液化窒素22中に常に埋没す
るように制御する。
液化窒素22をフィルタ装置24で濾過する工程は、第
1実施例と同じなので説明は省略する。
フィルタ装fit24で濾過した液化窒素を用いて、こ
の第2実施例の特Hの効果を説明する。第2実施例にお
いては、フィルタ装置収容タンク23を収容タンク21
に取付けた構逍をしている。フィルタ装置収容タンク2
3を収容タンク21から取外すことによって、フィルタ
装置24を取出すことができる。よって、フィルタ装置
24の修理・交換の際には便利である。
この発明に従ったフィルタ装置の第3実施例を第3図を
用いて説明する。第3図には、収容タンク31とフィル
タ装置32とフィルタ装置収容容器33とが示されてい
る。収容タンク31内には、液化窒素34が収容されて
いる。収容タンク31は断面図で示されている。
フィルタ装置32は、フィルタ35とハウジング36と
から構成されている。ハウジング36はステンレスから
できている。フィルタ35は、第2実施例のフィルタ2
6と同じものである。
フィルタ装置収容容器33には、真空断熱層を用いてい
る。フィルタ装置収容容器33内には、フィルタ装置3
2が収容されている。フィルタ装置収容容器33は、断
面図で現われている。
収容タンク31とフィルタ装置収容容器33とは、管3
7によって接続されている。よって、フィルタ装置収容
容器33内には、液化窒索34が充満している。フィル
タ装置収容容器33には、管38が接続している。フィ
ルタ装置収容容器33内の液化窒素34は、管38を通
って、冷却用冷媒収容タンク(図示せず)に送られる。
収容タンク31に設けられた液体供出口3つとフィルタ
装置32の入口とは、管40によって接続されている。
フィルタ装置32の出口には、管41が接続しており、
管41はユースポイントまで延びている。
管38に接続している冷却用冷媒収容タンク(図示せず
)は開放されているので、フィルタ装置収容容WSS3
3内の液化窒素34は、フィルタ装置32を通過する液
化窒素よりも圧力が低い状況にある。よって、フィルタ
装置32を通過する岐化窒素よりも、フィルタ装置収容
容器33内の液化窒素の方が、温度は低い。したがって
、フィルタ装置32の温度は、フィルタ装置32で濾過
する液化窒素よりも低い温度になっている。
フィルタ装置32が戒化窒素34を濾過する動作は、第
1実施例と同じなので説明は省略する。
なお、液体供出口39から出た液化窒素34は、フィル
タ装置収容容器33に至るまでに、管40からの侵入熱
で一部気化することが考えられる。
しかし、フィルタ装置収容容器33内に入ると、気化し
た窒素はフィルタ装置収容容器33内の戚化窒素34で
冷却され、再び液化するので、フィルタ装置32を通過
する際には、戚化窒素34はすべて液体の状態になる。
フィルタ装置32で濾過した液化窒索34について、第
1丈施例で説明した試験と同じ試験を行なった。結果は
、T.1丈施例のフィルタ装置と同じであった。
業3実施例の特有の効果を説明する。フィルタ装置収容
容器33は、収容タンク31とは独立している。よって
、フィルタ装置収容容器33を半導体を洗浄する場所に
.之置すれば、液化窒素34を半導体の洗浄に使用する
直前に濾過できる。
第3実施例においては、フィルタ装置収容容器33(ハ
)に入れる冷却用冷媒として収容タンク31内の液化窒
素34を用いている。しかしながら管37を別の冷媒供
給源につなぎ、そこからフィルタ装置収容容器33内に
入れる冷却用冷媒を供給してもよい。このようにすれば
液化窒素34よりも沸点の低い肢体をフィルタ装置収容
容器33内に入れられるので、管40の中で気化した液
化窒素34を容易に液化できる。
[効果] この発明に従ったフィルタ装置の周囲には、冷却媒体が
貯留されている。この冷却媒体によって、このフィルタ
装置の温度は、フィルタ装置でろ過する低沸点液体の沸
点以下の温度に保たれている。
よって、低沸点液体は気化することなく、フィルタ装置
を通過する。このため、気化した低沸点液体によって、
フィルタ装置内の圧力が変動し、これによりフィルタに
衝撃が加わり、フィルタに捕捉されたダストが、再び低
沸点液体中に混じるということはなくなる。
したがって、この発明に従ったフィルタ装置を用いれば
、低沸点液体を高清浄にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に従ったフィルタ装置の第1尖施例
を示す図である。 第2図は、この発明に従ったフィルタ装置の第2実施例
を示す図である。 第3図は、この発明に従ったフィルタ装置の第3実施例
を示す図である。 第4図は、従来のフィルタ装置を示す図である。 図において、11は収容タンク、12は液化窒素、13
はフィルタ装置、21は収容タンク、22は液化窒素、
24はフィルタ装置、31は収容タンク、32はフィル
タ装置、34は液化窒素を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低沸点液体を濾過する、フィルタ装置において、前記フ
    ィルタ装置は、その周囲に貯留された冷却媒体によって
    、前記低沸点液体の沸点以下の温度に保たれていること
    を特徴とする、フィルタ装置。
JP23020789A 1989-09-05 1989-09-05 フィルタ装置 Pending JPH0394807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23020789A JPH0394807A (ja) 1989-09-05 1989-09-05 フィルタ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23020789A JPH0394807A (ja) 1989-09-05 1989-09-05 フィルタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0394807A true JPH0394807A (ja) 1991-04-19

Family

ID=16904253

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23020789A Pending JPH0394807A (ja) 1989-09-05 1989-09-05 フィルタ装置

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JP (1) JPH0394807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000281187A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Daiwa Can Co Ltd 無菌充填用の液化ガス流下装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000281187A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Daiwa Can Co Ltd 無菌充填用の液化ガス流下装置

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