JPH0391531U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る変速機の同期装置の一実
施例の断面図、第２図はそのシンクロナイザーリ
ングのスプライン歯の拡大斜視図、第３図Ａ〜Ｅ
はシヘトアツプ時の動作状態を示す概略平面図、
第４図はスリーブのスプライン歯へのクラツチギ
アの歯の当接による力関係を示すベクトル図、第
５図は従来例としての同期装置の断面図、第６図
Ａ〜Ｅは動作状態を示す概略平面図である。 １……出力軸、２……変速ギア、３……同期装
置、２１……クラツチギア、２１Ａ……歯、２２
……テーパーコーン部（先細りテーパ部）、３１
……クラツチハブ、３２……スリーブ、３２Ａ…
…スプライン歯、３３……スプリング、３４……
シンクロナイザーキー、３５……シンクロナイザ
ーリング、３５Ａ……歯。

補正 平３．３．２２ 図面の簡単な説明を次のように補正する。 明細書第２０頁第４行目〜５行目に記載の「第
６図…である。」を『第６図Ａ〜Ｄは動作状態を
示す概略平面図である。』に補正する。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 変速機の回転軸に回転自在に装着された変速ギ
   アの側端側外周にクラツチギアと該クラツチギア
   より側端側に先細りテーパ部を形成すると共に、 前記変速ギアの先細りテーパ部側の前記回転軸
   に隣接固定されたクラツチハブと、 該クラツチハブの外周に、その内周スプライン
   歯を噛合させると共にシンクロナイザーキーを介
   して同期回転可能且つ前記クラツチギア側に摺動
   移動可能として装着されたスリーブと、 外周に前記スリーブの内周スプライン歯と噛合
   するスプライン歯を有し、内周が前記変速ギアの
   先細りテーパ部と同一テーパに形成され、前記シ
   ンクロナイザーキーと所定範囲相対回転可能に係
   合すると共に前記変速ギアの先細りテーパ部外周
   に前記回転軸方向に所定量移動可能として装着さ
   れたシンクロナイザリングと、を備えて構成され
   、 前記スリーブを前記変速ギア側に移動操作する
   ことにより、該スリーブが前記シンクロナイザー
   キーを介して前記シンクロナイザリングを前記変
   速ギア側に押圧し、その内周テーパ面を前記変速
   ギアの先細りテーパ部に当接押圧させると共に、
   前記スリーブの内周スプライン歯と前記シンクロ
   ナイザリングの外周スプライン歯の対向部を係合
   させて前記スリーブと前記変速ギアの回転を同期
   させ、その後、前記スリーブの内周スプライン歯
   が前記シンクロナイザリングの外周スプライン歯
   の間を通つて前記クラツチギアと噛合して、前記
   回転軸と前記変速ギアとを前記クラツチハブ、前
   記スリーブ及び前記クラツチギアを介して相対回
   転不能に結合するものであつて、 シフトアツプ時に於る同期後に互いに当接する
   前記シンクロナイザリングの外周スプライン歯の
   側面と前記スリーブの内周スプライン歯の側面の
   何れか一方を、スリーブの移動によつて前記シン
   クロナイザリングを前記クラツチギア側に押圧す
   る力を生ずるテーパ状として形成したこと、を特
   徴とする変速機の同期装置。