JPH0388001A - ファジィpi制御装置 - Google Patents
ファジィpi制御装置Info
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- JPH0388001A JPH0388001A JP22542189A JP22542189A JPH0388001A JP H0388001 A JPH0388001 A JP H0388001A JP 22542189 A JP22542189 A JP 22542189A JP 22542189 A JP22542189 A JP 22542189A JP H0388001 A JPH0388001 A JP H0388001A
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- Japan
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- 230000006870 function Effects 0.000 claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、各種の計装制御システムに利用されるファジ
ィPI制御装置に係わり、特にファジィ理論を適用して
一般のI’l調節演算結果と同等の調節出力を得るファ
ジィPI制御装置に関する。
ィPI制御装置に係わり、特にファジィ理論を適用して
一般のI’l調節演算結果と同等の調節出力を得るファ
ジィPI制御装置に関する。
(従来の技術)
近年、種々の技術分野でファジィ理論を適用した装置が
開発されているが、プラント運転等の計装制御分野でも
同様にその試みがなされている。
開発されているが、プラント運転等の計装制御分野でも
同様にその試みがなされている。
従来、ファジィ理論を適用した制御装置は概略第8図に
示すような構成を有している。すなわち、このファジィ
制御装置は、目標量と制御量との偏差e、その偏差の変
化分Δeおよび調節出力ΔMV等を規定する入出力レン
ジ、メンバーシップ関数およびルール等が設定されると
、ルール構築ツール1はファジィ集合(言語ラベル)の
メンバーシップ関数の作成およびルールの定義付は等を
行った後、このルール構築ツール1で作成された定義付
はルールを演算制御手段2に導入する。
示すような構成を有している。すなわち、このファジィ
制御装置は、目標量と制御量との偏差e、その偏差の変
化分Δeおよび調節出力ΔMV等を規定する入出力レン
ジ、メンバーシップ関数およびルール等が設定されると
、ルール構築ツール1はファジィ集合(言語ラベル)の
メンバーシップ関数の作成およびルールの定義付は等を
行った後、このルール構築ツール1で作成された定義付
はルールを演算制御手段2に導入する。
この演算制御手段2では偏差eおよび偏差の変化分△e
が入力されると、前記ルール構築ツール1で作成された
定義付はルールに基づいて制御演算を実行して調節出力
ΔMVを求めた後、図示されていないがこの調節出力を
前回値に加算して操作出力MVを得、この操作出力MV
を用いて制御対象を制御する構成となっている。
が入力されると、前記ルール構築ツール1で作成された
定義付はルールに基づいて制御演算を実行して調節出力
ΔMVを求めた後、図示されていないがこの調節出力を
前回値に加算して操作出力MVを得、この操作出力MV
を用いて制御対象を制御する構成となっている。
(発明が解決しようとする課8)
しかし、以上のような制御装置に適用するファジィ理論
の場合には、メンバーシップ関数の作成方法およびルー
ルの与え方等に自由度が多すぎるために、これらルール
を構築する者がメンバーシップ関数の作成およびルール
の定義付は等のチューニングに多大な労力を要し、また
構築されたルールもルール構築者によってまちまちであ
り、適切な調節出力を得ることが難しい。また、ルール
構築者の任意性に委ねた場合、ファジィ理論に馴染みが
薄いと非常にとつつくに<<、そのためにファジィ理論
をPI制御等に十分生かしきれなかったり、その制御系
への適用普及度が著しく遅れる問題がある。
の場合には、メンバーシップ関数の作成方法およびルー
ルの与え方等に自由度が多すぎるために、これらルール
を構築する者がメンバーシップ関数の作成およびルール
の定義付は等のチューニングに多大な労力を要し、また
構築されたルールもルール構築者によってまちまちであ
り、適切な調節出力を得ることが難しい。また、ルール
構築者の任意性に委ねた場合、ファジィ理論に馴染みが
薄いと非常にとつつくに<<、そのためにファジィ理論
をPI制御等に十分生かしきれなかったり、その制御系
への適用普及度が著しく遅れる問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、メンバーシ
ップ関数、ルールの与え方および推論法にある程度の制
限を加えつつルールを構築可能とすることにより、ファ
ジィ制御の良さを失わない程度にパラメータの自由度を
減らすことにより、PI制御に対するファジィ理論の適
用を容易とし、ファジィ理論に馴染みの薄いルール構築
者でも少ない労力で適切なルールを構築しうるファジィ
PI制御装置を提供することを目的とする。
ップ関数、ルールの与え方および推論法にある程度の制
限を加えつつルールを構築可能とすることにより、ファ
ジィ制御の良さを失わない程度にパラメータの自由度を
減らすことにより、PI制御に対するファジィ理論の適
用を容易とし、ファジィ理論に馴染みの薄いルール構築
者でも少ない労力で適切なルールを構築しうるファジィ
PI制御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成〕
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決するために、目標量と制御対象
からの制御量との偏差およびその偏差の変化分を用いて
ファジィ理論により調節出力を得るファジィPI制御装
置において、前記偏差。
からの制御量との偏差およびその偏差の変化分を用いて
ファジィ理論により調節出力を得るファジィPI制御装
置において、前記偏差。
偏差の変化分等の入出力レンジと言語ラベルの代表点か
らメンバーシップ関数を作成するメンバーシップ関数作
成手段と、このメンバーシップ関数作成手段で作成され
たメンバーシップ関数および一部のルールを用いて全領
域にルールを拡張するルール拡張手段と、前記偏差およ
び偏差の変化分について前記ルール拡張手段で拡張され
たルールに基づいて制御演算を行って調節出力を得る制
御演算手段とを備えた構成である。
らメンバーシップ関数を作成するメンバーシップ関数作
成手段と、このメンバーシップ関数作成手段で作成され
たメンバーシップ関数および一部のルールを用いて全領
域にルールを拡張するルール拡張手段と、前記偏差およ
び偏差の変化分について前記ルール拡張手段で拡張され
たルールに基づいて制御演算を行って調節出力を得る制
御演算手段とを備えた構成である。
(作用)
従って、本発明は以上のような手段を講じたことにより
、入出力レンジ、言語ラベルの代表点および一部のルー
ルを与えると、メンバーシップ関数作成手段では入出力
レンジおよび言語ラベルの代表点から自動的にメンバー
シップ関数を作成し、またルール拡張手段では当該一部
のルールを用いて全領域のルールを自動的に拡張する。
、入出力レンジ、言語ラベルの代表点および一部のルー
ルを与えると、メンバーシップ関数作成手段では入出力
レンジおよび言語ラベルの代表点から自動的にメンバー
シップ関数を作成し、またルール拡張手段では当該一部
のルールを用いて全領域のルールを自動的に拡張する。
この状態において偏差および偏差の変化分が入力される
と、演算制御手段では前記拡張されたルールに基づいて
推論法により制御演算を行うことにより、通常のPI制
御と同等の調節出力を得ることができる。
と、演算制御手段では前記拡張されたルールに基づいて
推論法により制御演算を行うことにより、通常のPI制
御と同等の調節出力を得ることができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本発明に係わるファジィPI制御装置の全
体構成を示す図である。同図において11は制御の実行
対象となる制御対象、12は制御対象11から得られる
制御量を検出する検出器、13は目標量Svと検出器1
2で得られた制御量Pvとの偏差eを求める偏差演算手
段であって、ここで得られた偏差eは偏差変化分演算手
段14およびファジィ演算制御部15に導入される。こ
の偏差変化分演算手段14は前回偏差から今回偏差を減
算して偏差の変化分△eを求める機能をもっている。一
方、ファジィ演算制御部15はファジィ理論を用いて通
常のディジタルPI調節演算結果と同等の調節出力ΔM
Vを求める機能をもっている。16は前回までの調節出
力に今回の調節出力ΔMVを加算して操作出力MVを得
る信号変換手段である。
る。第1図は本発明に係わるファジィPI制御装置の全
体構成を示す図である。同図において11は制御の実行
対象となる制御対象、12は制御対象11から得られる
制御量を検出する検出器、13は目標量Svと検出器1
2で得られた制御量Pvとの偏差eを求める偏差演算手
段であって、ここで得られた偏差eは偏差変化分演算手
段14およびファジィ演算制御部15に導入される。こ
の偏差変化分演算手段14は前回偏差から今回偏差を減
算して偏差の変化分△eを求める機能をもっている。一
方、ファジィ演算制御部15はファジィ理論を用いて通
常のディジタルPI調節演算結果と同等の調節出力ΔM
Vを求める機能をもっている。16は前回までの調節出
力に今回の調節出力ΔMVを加算して操作出力MVを得
る信号変換手段である。
次に、第2図はかかるファジィ演算制御部15の構成を
示す図であって、入出力レンジのほか、入力分点つまり
言語ラベルとその代表点を受けると、入力レンジに対す
る代表点を大きさの順序でならべてメンバーシップ関数
を作成するメンバーシップ関数作成手段151と、ルー
ルの一部を利用して全領域にルールを拡張するルール拡
張手段152とによってルール構築ツールを構成する。
示す図であって、入出力レンジのほか、入力分点つまり
言語ラベルとその代表点を受けると、入力レンジに対す
る代表点を大きさの順序でならべてメンバーシップ関数
を作成するメンバーシップ関数作成手段151と、ルー
ルの一部を利用して全領域にルールを拡張するルール拡
張手段152とによってルール構築ツールを構成する。
153は偏差eおよび偏差変化分Δeを受けてルール拡
張手段152で拡張されたルールに従いながら推論法に
より制御演算を行って調節出力を求める演算制御手段で
ある。この推論法には例えばMAX−代数法を用い、重
みつき平均値により調節出力を求めるものである。
張手段152で拡張されたルールに従いながら推論法に
より制御演算を行って調節出力を求める演算制御手段で
ある。この推論法には例えばMAX−代数法を用い、重
みつき平均値により調節出力を求めるものである。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
偏差演算手段13にて目標量Svから検出器12で得ら
れた制御量Pvを減算して偏差eを求めた後、この偏差
eを偏差変化分演算手段14およびファジィ演算制御部
15に送出する。
れた制御量Pvを減算して偏差eを求めた後、この偏差
eを偏差変化分演算手段14およびファジィ演算制御部
15に送出する。
この偏差変化分演算手段14では前回偏差と今回偏差と
から偏差変化分Δeを求めた後、同様にファジィ演算制
御部15に送出する。
から偏差変化分Δeを求めた後、同様にファジィ演算制
御部15に送出する。
このファジィ演算制御部15では次のような処理を行う
。先ず、オペレータが偏差e1偏差変化分△eおよび操
作出力変化分ΔMV等の入出力レンジのほか、偏差eに
対する言語ラベル(ファジィ集合の名称)E8とその代
表点e1、偏差変化分Δeに対する言語ラベルΔE”と
その代表点Δe1′をメンバーシップ関数作成手段15
1にセットする。
。先ず、オペレータが偏差e1偏差変化分△eおよび操
作出力変化分ΔMV等の入出力レンジのほか、偏差eに
対する言語ラベル(ファジィ集合の名称)E8とその代
表点e1、偏差変化分Δeに対する言語ラベルΔE”と
その代表点Δe1′をメンバーシップ関数作成手段15
1にセットする。
例えばオペレータは入出力レンジとして、eニー100
〜100、Δeニー100〜100、ΔMVニー100
〜100 をセットし、一方、言語レベルとその代表点として、 eがzO e カ(PB eがNB ΔeがzO ΔeがPB ΔeがNB をセットする。
〜100、Δeニー100〜100、ΔMVニー100
〜100 をセットし、一方、言語レベルとその代表点として、 eがzO e カ(PB eがNB ΔeがzO ΔeがPB ΔeがNB をセットする。
ここで、メンバーシップ関数作成手段151は、前記入
力レンジおよび代表点を受けると、この代表点について
大きさの順序に並べて第3図および第4図に示すような
メンバーシップ関数を作成す m−O e ■ 100 −−100 ΔellllO Δe−100 Δe−−100 る。今、代表点の順序がe −N< e −N+1 <
・・・<eN。
力レンジおよび代表点を受けると、この代表点について
大きさの順序に並べて第3図および第4図に示すような
メンバーシップ関数を作成す m−O e ■ 100 −−100 ΔellllO Δe−100 Δe−−100 る。今、代表点の順序がe −N< e −N+1 <
・・・<eN。
△e−M<△e−Mや、く・・・くΔeMとし、言語ラ
ベルEnの代表点をel、言語ラベルΔE、の代表点を
△e、とすれば、E 11 *ΔE、のメンバーシップ
関数ψ、(e)、Δψ、(Δe)は数式的には、ψ・(
e)−((:nn二t“じ):÷。に:÷−゛)
・・・ (1)Δψm(Δe)−H灯ニ鰭$1)、/(
,2: =鰭テ5・・・(2)と定義できる。但し、(
1)式では(ea−1≦e≦ea)、(eIl≦e≦e
a++)なる関係にあり、また、(2)式では(Δe、
−1≦Δe≦Δea)、(Δe、≦Δe≦Δe+s+1
)なる関係にある。
ベルEnの代表点をel、言語ラベルΔE、の代表点を
△e、とすれば、E 11 *ΔE、のメンバーシップ
関数ψ、(e)、Δψ、(Δe)は数式的には、ψ・(
e)−((:nn二t“じ):÷。に:÷−゛)
・・・ (1)Δψm(Δe)−H灯ニ鰭$1)、/(
,2: =鰭テ5・・・(2)と定義できる。但し、(
1)式では(ea−1≦e≦ea)、(eIl≦e≦e
a++)なる関係にあり、また、(2)式では(Δe、
−1≦Δe≦Δea)、(Δe、≦Δe≦Δe+s+1
)なる関係にある。
一方、ルール構築ツールのルール拡張手段152には第
5図に示す如く偏差eに関して一列分、偏差の変化分Δ
eに関して一列分のルールが人力される。このルールは
第5図から明らかなように、if e is P
B、Δe is 20then △M V −a if e is ZOsΔe is ZOt
hen △MV−0 if e is N B s Δe
is ZOthen 6M V −−a if e is ZO1Δe is
PBthen ΔMV−b if e is ZOs Δe
is NBthen ΔMV−−b で表わされる。なお、ルールの条件部に関しては確定値
とする。
5図に示す如く偏差eに関して一列分、偏差の変化分Δ
eに関して一列分のルールが人力される。このルールは
第5図から明らかなように、if e is P
B、Δe is 20then △M V −a if e is ZOsΔe is ZOt
hen △MV−0 if e is N B s Δe
is ZOthen 6M V −−a if e is ZO1Δe is
PBthen ΔMV−b if e is ZOs Δe
is NBthen ΔMV−−b で表わされる。なお、ルールの条件部に関しては確定値
とする。
ところで、一部のルールしかセットされていないので、
第5図に示す如く幾つかの領域にはルールが存在しない
。そこで、ルール拡張手段152では前述した一部のル
ールを元に空き領域についてルールを拡張していく。す
なわち、相対する偏差および偏差変化分の2つの既知ル
ールが、R’゛’ : e is E IsΔe
IsΔE0then ΔMV−at (N≦i≦N
)R” ’ : e is E o sΔe I
sΔE。
第5図に示す如く幾つかの領域にはルールが存在しない
。そこで、ルール拡張手段152では前述した一部のル
ールを元に空き領域についてルールを拡張していく。す
なわち、相対する偏差および偏差変化分の2つの既知ル
ールが、R’゛’ : e is E IsΔe
IsΔE0then ΔMV−at (N≦i≦N
)R” ’ : e is E o sΔe I
sΔE。
then 6M V −b+ Ha(o M≦j≦
M。
M。
j≠0)
であるとき、ルール拡張手段152では、R”’ :
e 1s E Is Δe Is △E
。
e 1s E Is Δe Is △E
。
then ΔMVma、+b。
(−N≦ i ≦N、−M≦ j 5M) ・・・・
・・ (3)となるように空き領域のルールを決定する
。
・・ (3)となるように空き領域のルールを決定する
。
以上のようにして拡張ルールを求めたならば、演算制御
手段153では拡張されたルールに基づき例えばMAX
−代数積法なる推論法を用い、かつ、重みつき平均値に
より調節出力を求める。
手段153では拡張されたルールに基づき例えばMAX
−代数積法なる推論法を用い、かつ、重みつき平均値に
より調節出力を求める。
すなわち、演算制御手段153への人力がe0Δe0の
とき、ルール R” : e 1s E + sΔe isΔE
1then ΔMVmat+b1m△MVの適合度ω
0はMAX−代数積法を用いて、ω0−ψ (e O)
*Δψ、(Δe ’) −・−−−−(4)■ を得、さらに次式にように重み付き平均値にて調節出力
ΔMV’を求める。
とき、ルール R” : e 1s E + sΔe isΔE
1then ΔMVmat+b1m△MVの適合度ω
0はMAX−代数積法を用いて、ω0−ψ (e O)
*Δψ、(Δe ’) −・−−−−(4)■ を得、さらに次式にように重み付き平均値にて調節出力
ΔMV’を求める。
・・・・・・ (5)
従って、前記(3)式に従って空き領域のルールを拡張
し、かつ、(1)式、(2)式、(4)式および(5)
式等からΔMVとe、Δeとの関係を求めると、第6図
に示すような関係になる。
し、かつ、(1)式、(2)式、(4)式および(5)
式等からΔMVとe、Δeとの関係を求めると、第6図
に示すような関係になる。
この図から明らかように望ましい演算出力△MVは、
一100≦e≦100、−1005Δe≦100の範囲
では、 ΔMV−a*e+b−Δe−f(e)+g(△e)・・
・・・・(6) となり、この式においてf(e)、g(Δe)を第7図
(a)、(b)に示すようなおれ線で近似へ ΔMV−f (e) +g (Δe)となる調節
出力を得ることができ、この(6)式は通常のPI制御
の式に相当する。
では、 ΔMV−a*e+b−Δe−f(e)+g(△e)・・
・・・・(6) となり、この式においてf(e)、g(Δe)を第7図
(a)、(b)に示すようなおれ線で近似へ ΔMV−f (e) +g (Δe)となる調節
出力を得ることができ、この(6)式は通常のPI制御
の式に相当する。
従って、以上のような実施例の構成によれば、偏差、偏
差変化分等の入出力レンズのほか、言語ラベルと代表点
を与えてメンバーシップ関数を作成した後、このメンバ
ーシップ関数と一部のルールを用いて空き領域について
新たにルールを拡張することにより、制御装置に十分に
有効な調節出力を得ることができる。ここで、十分有効
なという意味は通常のPI制御と同様な望ましい調節出
力ΔMV、つまり、 ΔMV城 f (e) +g (Δe)となって
いるとき、おれ線で近似した関数f (e)、となる制
御を行えるという意味であり、通常のPI制御と同様な
制御を行うことができる。また、おれ線近似という視点
から見ると、e、Δeの代表点がおれ線の分点、またル
ール条件部の確定値が分点での値となっている点におい
てファジィ理論から離れた入出力の意味づけがなされて
いる。
差変化分等の入出力レンズのほか、言語ラベルと代表点
を与えてメンバーシップ関数を作成した後、このメンバ
ーシップ関数と一部のルールを用いて空き領域について
新たにルールを拡張することにより、制御装置に十分に
有効な調節出力を得ることができる。ここで、十分有効
なという意味は通常のPI制御と同様な望ましい調節出
力ΔMV、つまり、 ΔMV城 f (e) +g (Δe)となって
いるとき、おれ線で近似した関数f (e)、となる制
御を行えるという意味であり、通常のPI制御と同様な
制御を行うことができる。また、おれ線近似という視点
から見ると、e、Δeの代表点がおれ線の分点、またル
ール条件部の確定値が分点での値となっている点におい
てファジィ理論から離れた入出力の意味づけがなされて
いる。
このことは、ファジィ理論に馴染みの薄いルール構築者
でも少ない労力でほぼ同一のルールを構築でき、ルール
の構築作業が非常に容易になり、種々の計装制御システ
ムに有効に活用できる。
でも少ない労力でほぼ同一のルールを構築でき、ルール
の構築作業が非常に容易になり、種々の計装制御システ
ムに有効に活用できる。
なお、上記実施例では言語ラベルと代表点の数を3つと
したが、特にその数を問うものではない。
したが、特にその数を問うものではない。
その場合には当然空き領域が多くなるが、(3)式でル
ールを拡張できることはいうまでもない。
ールを拡張できることはいうまでもない。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
して実施できる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、メンバーシップ関
数、ルールの与え方および推論法にある程度の制限を加
えてルールを構築したことにより、PI制御に対するフ
ァジィ理論の適用が容易となり、ファジィ理論に馴染み
の薄いルール構築者でも少ない労力で適切なルールを構
築できるファジィP!制御装置を提供できる。
数、ルールの与え方および推論法にある程度の制限を加
えてルールを構築したことにより、PI制御に対するフ
ァジィ理論の適用が容易となり、ファジィ理論に馴染み
の薄いルール構築者でも少ない労力で適切なルールを構
築できるファジィP!制御装置を提供できる。
第1図ないし第7図は本発明装置の実施例を説明するた
めに示したもので、第1図は本発明装置の全体構成図、
第2図は第1図のファジィ演算制御部をよ5り具体化し
た図、第3図および第4図はそれぞれメンバーシップ関
数を示す図、第5図は入力ルールの配列図、第6図は偏
差e、Q差の変化分Δeおよび調節出力ΔMVの関係図
、第7図は調節出力の各偏差関数および偏差変化分関数
をおれ線化した図、第8図は従来装置のファジィ演算制
御部の構成図である。 11・・・制御対象、12・・・検出器、13・・・偏
差演算手段、14・・・偏差変化分演算手段、15・・
・ファジィ演算制御部、16・・・信号変換手段、15
1・・・メンバーシップ関数作成手段、152・・・ル
ール拡張手段、153・・・演算制御手段。
めに示したもので、第1図は本発明装置の全体構成図、
第2図は第1図のファジィ演算制御部をよ5り具体化し
た図、第3図および第4図はそれぞれメンバーシップ関
数を示す図、第5図は入力ルールの配列図、第6図は偏
差e、Q差の変化分Δeおよび調節出力ΔMVの関係図
、第7図は調節出力の各偏差関数および偏差変化分関数
をおれ線化した図、第8図は従来装置のファジィ演算制
御部の構成図である。 11・・・制御対象、12・・・検出器、13・・・偏
差演算手段、14・・・偏差変化分演算手段、15・・
・ファジィ演算制御部、16・・・信号変換手段、15
1・・・メンバーシップ関数作成手段、152・・・ル
ール拡張手段、153・・・演算制御手段。
Claims (1)
- 目標量と制御対象からの制御量との偏差およびその偏差
の変化分を用いてファジィ理論により調節出力を得るフ
ァジィPI制御装置において、前記偏差、偏差の変化分
等の入出力レンジと言語ラベルの代表点からメンバーシ
ップ関数を作成するメンバーシップ関数作成手段と、こ
のメンバーシップ関数作成手段で作成されたメンバーシ
ップ関数および一部のルールを用いて全領域にルールを
拡張するルール拡張手段と、前記偏差および偏差の変化
分について前記ルール拡張手段で拡張されたルールに基
づいて制御演算を行って調節出力を得る制御演算手段と
を備えたことを特徴とするファジィPI制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22542189A JPH0388001A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ファジィpi制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22542189A JPH0388001A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ファジィpi制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388001A true JPH0388001A (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=16829108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22542189A Pending JPH0388001A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ファジィpi制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0388001A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5479567A (en) * | 1991-09-03 | 1995-12-26 | Fuji Electric Co., Ltd. | Fuzzy feedback controller and method |
US6871670B2 (en) | 2002-05-29 | 2005-03-29 | Advics Co., Ltd. | Metal bellows accumulator |
US20180306210A1 (en) * | 2015-10-22 | 2018-10-25 | Eagle Industry Co., Ltd. | Accumulator |
CN110834544A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-02-25 | 北京理工大学 | 一种基于模糊-pi复合控制的纯电动汽车恒流控制系统和方法 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22542189A patent/JPH0388001A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5479567A (en) * | 1991-09-03 | 1995-12-26 | Fuji Electric Co., Ltd. | Fuzzy feedback controller and method |
US6871670B2 (en) | 2002-05-29 | 2005-03-29 | Advics Co., Ltd. | Metal bellows accumulator |
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CN110834544B (zh) * | 2019-11-19 | 2021-04-20 | 北京理工大学 | 一种基于模糊-pi复合控制的纯电动汽车恒流控制系统和方法 |
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