JPH0384269A - 球形弁の起動機構 - Google Patents

球形弁の起動機構

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JPH0384269A
JPH0384269A JP22079089A JP22079089A JPH0384269A JP H0384269 A JPH0384269 A JP H0384269A JP 22079089 A JP22079089 A JP 22079089A JP 22079089 A JP22079089 A JP 22079089A JP H0384269 A JPH0384269 A JP H0384269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
clutch
gear
cam
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP22079089A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakao
年雄 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
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Publication of JPH0384269A publication Critical patent/JPH0384269A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は球形弁(ボールバルブ)の起動機構に係る技
術である。
[従来の技術] 球形弁は第1図で示すように弁箱1内で貫通孔21を有
する球弁2が弁棒22の回動によって回動して流路を開
閉する弁である。
弁全開時に流路内に弁体が残らず、流れのよどみもほと
んどないことより、流体の圧力損失がほとんどなく、当
然異物の詰まりによる閉塞もないする為、例えば蝶型弁
と比べて同等もしくは大きなトルクを必要とし、またシ
ート表面の早朋摩粍を誘発するので漏水の原因となり弁
の特徴をざらに生かすべき改良が望まれている。
これに対して球弁が回動するときに、これに先立って弁
座シートを退行して圧着状態から解放する技術がいくつ
か提案されてきた。
たとえば特公昭46−3757号公報、特公昭52−1
1777@公報、実公昭46−35758号公報などで
ある。しかしこれらの技術には弁と弁座とを引離すとき
に弁座の回動を伴うので摩耗の原因となる恐れがある。
特開昭62−28574@公報・第4図イ1口はこの課
題に対応して提供された改善策であり、弁箱]a内に弁
軸方向にのみ可動できる弁座スリーブ100を上流側。
下流側にそれぞれ嵌入しその先端面101が弁子2aと
圧着して弁座シートを形成している、弁座スリーブの外
周面には雄ねじ103を刻設し、これと螺合する傘歯車
104の回動によって軸方向に螺進する。この傘歯車1
04の回動は上方に配設された駆動源105と歯車機構
106の歯車の噛み合せ関係によって弁棒22aの回動
に先立ってまづはじまり、弁座スリーブ100が左右に
螺進してシート面が外れてから弁子2aの回動がはじま
る構成としている。これによって弁子と弁座シートとの
擦れ合いをなりシシかもその相互の位置関係を保ったま
まで引き離すので、再び弁を閉じたときもシール作用に
悪影響をうけることがないと謳っている。
[発明が解決しようとする課題] 前記の従来技術は弁座シートの進退が弁座スリーブの螺
進によるから、スリーブ表面の雄ねじの摩滅によって大
きな悪影響をうける。スリーブは弁箱に内嵌して全周で
接触開動をくりかえすから、広い虐動面を均整に保つ保
全が煩瑣となり勝ちである。特に油性の潤滑剤を嫌う水
路ではこの点が大きな課題となる。
球弁が中間開度にあるときこの弁座シート面やねじ部は
流体に濡れるから、表面腐食の原因となりやすく、螺合
のがたつきはそのままシール作用の劣化に直結する。ま
してや流体が腐食性の薬液ではその適用は極めて難しい
と言わざるを得ないし、最近需要の増加してきた粉体輸
送の管路で使用することはねじ山の摩滅やねじ底の埋没
のために到底望み難いと言える。
本願発明は以上に述べた課題を解決するために、球弁の
回動に先立って弁座シートとの圧着を解放し、かつこの
作用が弁自体の耐用年数のある限り常に保証できる球形
弁の起動機構の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本願発明に係る球形弁の起動機構は、上流側。
下流側の少くとも何れかで球弁と圧着する弁座シートの
少くとも何れかの側は背後より付勢圧力を受け、駆動軸
にはカムと歯車とを別個に固着し、カムと、リンクを介
してカムと共回りする第二のカムと、第二のカムの回動
で付勢圧力を押し戻す部材とで形成した弁座シートの解
放手段と、前記歯車が球弁に固着した弁棒へ遊びのある
クラッチで嵌合している第二の歯車と歯合してなる遅れ
起動手段とを組合せたことによって前記の課題を解決し
た。
[作用・実施例] である。
弁箱1内で球弁2は弁棒22の回動によって回動し、貫
通孔21が弁軸心直交し、弁が閉じている。球弁2は弁
箱内で上流側の弁座シート3と圧着して水封し漏水を防
いでいる。
弁座シート3Aは円環状の弾性体で製作されるのが普通
であり、上流側、下流側の弁受け31A。
31Bに組込まれたシートリテーナ−32,33の間に
挾持され、少くとも一方(本実施例では上流側のみ〉か
ら付勢されて球弁2の表面に強く圧着している。付勢力
の一例としてここでは弁箱内に嵌入した皿ばね34を示
す。
第2図で詳しく示すように駆動源(ここではトルクシリ
ンダー)41の作動によって駆動軸4が回動すると、こ
れに別個で固着するカム42および扇形歯車43も同様
に回動するが、このうちカム42の動きはリンク5.中
間N51を経て第二のカム6へ伝えられてこれを回動し
、第二のカムはアーム35を外側へ向けて押圧し、皿ば
ね34の付勢圧を押し戻してシートリテーナ−ごと弁座
シートを球弁2の表面から押圧力を殺ぐ。
扇形歯車43の回動は歯合する中間歯車23へ伝わり同
時に回動するが、この中間歯車23は遊びSのあるクラ
ッチ24とクラッチ嵌合をしているからこの遊び分だけ
遅れてクラッチへ回動が伝わる。クラッチ24が回動を
はじめると球弁2も回動をはじめる。すなわち、駆動源
が作動をはじめると、まづ少くとも一方の弁座シートが
逸早く後退し、その後に球弁が回動をはじめるという作
用が順次発現する。
実施レベルでざらに補足すれば、第二のカム6とシート
リテーナのアーム35とは必要最小限の接触面で当接し
、発銹防止のためステンレス鋼などの耐食材料を使用す
るのが望ましい。また異物の噛込みなどを防止するため
3ケのOリング36A、36B、36Cを周設し、弁座
シート3の作用と相俟って水密状態を維持する。弁受け
31A。
31sは何れか一方だけが僅かに接触する程度にして球
弁との間に隙間を設けて回動時に抵抗とならないように
図るのが好ましい。
第3図イ1口はトルクシリンダー41が作動をはじめて
弁開(イ)または弁閉(ロ)の方向へ球弁2が回動する
起動状態を例示したものである。
この例では、まづ全閉からトルクシリンダ41が作動し
て駆動軸4が2° (P)だけ回動すると、カム42と
リンク5を介して中間軸51.第二のカム6にこれが伝
わり弁座シート3は解放状態となる。この位置からさら
に2° (Q)進むと扇形歯車43と中間歯車23が噛
み合い回動を伝えるがクラッチ24の遊びSを2°設け
であるから、この間は弁棒22へは回動が伝わらず、ざ
らに2(S)進み、全開から6°進んだときにクラッチ
は噛み合って球弁2の回動がはじまる。球弁が90°回
動(駆動軸4は96°回動)した位置で扇形歯車43と
中間歯車23の噛み合いが外れて球弁は停止し、駆動軸
4はざらに回動を続は全閉から98°の位置で弁座シー
トは再び前進をはじめて球弁を締めつける状態となり、
ioo’回動して一連の作動を完了する。弁開について
も同口に示すように前記の作用と逆の経過をたどって作
動を完了する。
なお、ここに示した度数は一例に過ぎず、歯車の噛み合
せやクラッチの遊びなどを恣意に選んで所望の機能調整
を自由に行うことができる。
なお、これらの部材にそれぞれリミッタ−を設けて連続
作動を制御するのは言うまでもない。
[発明の効果] 以上述べたように本願発明に係る球形弁の起動機構は、
公知の技術と同様に球弁が回動をはじめる前に弁座シー
トの圧着を解放するので、小さいトルクでかつ両者の擦
れ合いを防いで回動をする効果が得られる。
異るところは、この解放と遅れ起動の連鎖作用が常に正
確に持続できる信頼性と耐久性のある点であり、特別の
トラブルのない限り衰えることなく弁本体と寿命を共に
することができることは、従来の同じ目的で開発された
技術をはるかに凌駕する。
【図面の簡単な説明】 術を示す正面断面の全体図と要部の拡大図。 1・・・・・・弁箱      2・・・・・・、球弁
3・・・・・・弁座シート   4・・・・・・駆動軸
5・・・・・・リンク     6・・・・・・第二の
カム21・・・・・・貫通孔     24・・・・・
・クラッチ34・・・・・・皿ばね 42・・・・・・カム S・・・・・・クラッチの遊び 35・・・・・・アーム 43・・・・・・扇形歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  貫通孔を有する球弁が弁箱内で回動して開閉する球形
    弁の起動機構において、上流側、下流側の少くとも何れ
    かで球弁と圧着する弁座シートの少くとも何れかの側は
    背後より付勢圧力を受け、駆動軸にはカムと歯車とを別
    個に固着し、カムと、リンクを介してカムと共回りする
    第二のカムと、第二のカムの回動で付勢圧力を押し戻す
    部材とで形成した弁座シートの解放手段と、前記歯車が
    球弁に固着した弁棒へ遊びのあるクラッチで嵌合してい
    る第二の歯車と歯合してなる遅れ起動手段とを組合せた
    ことを特徴とする球形弁の起動機構。
JP22079089A 1989-08-28 1989-08-28 球形弁の起動機構 Pending JPH0384269A (ja)

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JP22079089A JPH0384269A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 球形弁の起動機構

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JP (1) JPH0384269A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2891341A1 (fr) * 2005-09-29 2007-03-30 Vanatome Sa Robinet a obturateur tournant spherique
CN102927356A (zh) * 2012-11-08 2013-02-13 五洲阀门有限公司 双偏心球阀的加力手柄
WO2016136643A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 三菱重工業株式会社 流路開閉弁

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WO2007036629A1 (fr) * 2005-09-29 2007-04-05 Vanatome Robinet à obturateur tournant sphérique
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