JPH0380292B2 - - Google Patents

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JPH0380292B2
JPH0380292B2 JP58112491A JP11249183A JPH0380292B2 JP H0380292 B2 JPH0380292 B2 JP H0380292B2 JP 58112491 A JP58112491 A JP 58112491A JP 11249183 A JP11249183 A JP 11249183A JP H0380292 B2 JPH0380292 B2 JP H0380292B2
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JP
Japan
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gelatin
layer
lime
present
photographic
Prior art date
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JP58112491A
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Japanese (ja)
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JPS603621A (en
Inventor
Tokiji Hojo
Katsuaki Iwanaga
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication of JPS603621A publication Critical patent/JPS603621A/en
Publication of JPH0380292B2 publication Critical patent/JPH0380292B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/04Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with macromolecular additives; with layer-forming substances
    • G03C1/047Proteins, e.g. gelatine derivatives; Hydrolysis or extraction products of proteins

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はハロゲン化銀写真材料に関するもので
あり、特に写真用印画紙の表面光沢を改良する方
法に関するものである。 写真用印画紙は、紙、バライタ紙、ポリマーを
ラミネートした紙、不透明層を設けたポリマーフ
イルム等からなる不透明支持体上に、少なくと
も、1層の感光性乳剤層、表面保護層、及び必要
により、中間層、フイルター層、下塗層、バツキ
ング層を有して成る。 写真用印画紙は支持体上に形成された写真画像
を反射光で観察する故に、画像の反射濃度の高低
により、画質の良否が大きく左右される。 写真用印画紙の反射濃度を上げる為の1つの手
段として、従来から、写真用印画紙の表面光沢を
上昇せしめる努力がされて来ている。 例えば支持体表面に、バライタ層、ポリマーラ
ミネート層等を設け、しかる後、その上に感光性
乳剤層を塗布することにより写真用印画紙表面の
平滑性を向上せしめることにより入射光の散乱を
防ぎ、表面光沢を上昇せしめる方法、又は、現像
処理終了後の写真用印画紙表面を鏡面を持つ、加
熱された金属板(いわゆるフエロタイプ)に接触
させて乾燥させることにより、写真印画紙表面を
鏡面状にする、いわゆるフエロタイプがけによ
り、表面光沢を上昇せしめる方法及び両方法の組
合せによる方法等が従来よく知られていた。 近年、省エネ型材料として写真用印画紙も薄物
化しており、支持体の薄層化に伴い、支持体に塗
布された感光乳剤層、表面保護層、その他の層に
おいて高湿時又は低湿時のカールの増大に伴う関
係上薄層化を必要とされる、かかる時において保
護層の薄層化は表面光沢の減少をもたらす。 更に近年現象処理の迅速化が要求されており、
そのためにも塗層の薄層化が必要となり表面光沢
の維持向上はその観点からも極めて重要な課題と
なつている。 特公昭56−24253ではデリー強度300gを有する
石灰処理ゼラチンを最上層に用いる技術を開示し
ているが最上層を薄くすると、その効果は少くな
り、光沢の減少とそれに伴なう濃度の低下により
写真印画紙の商品価値の低下につながる。一方、
特公昭57−10416では最上層中にコロイド状シリ
カを含有し、乳剤層中にビニル重合体を含有せし
める技術があるがこれとても光沢の効果は期待で
きずさらに最上層の薄層化と伴に効果は少くな
り、しかもコロイド状シリカを最上層に入れると
写真画像の白地部分の光沢が下がり写真印画紙と
しては好ましくない。 従つて本発明の目的はまず写真用印画紙の表面
光沢を上昇せしめる方法を提供することにある。
さらに、表面光沢を上昇し反射濃度の高い写真用
印画紙を提供することにある。 本発明にかかる目的は、ハロゲン化銀写真材料
の最上層にゼリー強度300g以上を有し、しかも
カルシウム含有量を1000PPM以下に脱塩した石
灰処理オセインゼラチンを含有せしめることによ
り達成されることを見出した。 本発明に用いられるゼリー強度300g以上で、
しかもカルシウム含有量1000PPM以下の石灰処
理オセインゼラチンとは、まずゼリー強度300g
以上については、写真用ゼラチン試験法(1970年
写真用ゼラチン試験法合同審議会発光)第5頁記
載のパギー法(PAGIMETHOD)測定によるゼ
リー強度を表わし、共立出版社発行の写真化学
(1968年・菊池真一著)第215頁のゼリー強度と区
別される。 一般にゼラチンは動物の皮や骨の主成分である
コーラゲンを熱水中で可溶化させて製造するので
あるが原料を直ちに熱水中に抽出することは困難
であり、工業的製造方法では、原料を希塩酸によ
る処理を施した後、石灰乳に1〜3ケ月間浸漬す
る前処理、即ち石灰漬けと称する長期間の前処理
を行つてコラーゲンを予め部分的に加水分解し、
その後に抽出する方法が一般的である。もとより
本発明ゼラチンもかかる方法で得ることができ
る。 本発明に係るゼラチンは牛の骨を原料としてい
るが、牛骨の1/2以上を占める無機分のほとんど
がリン酸カルシウムである。これを希塩酸により
可溶性のリン酸二水素カルシムウにして溶出させ
ると後に不溶性コラーゲンを主成分としたオセイ
ンと称する物質が残る。オセインは一部酸によつ
て加水分解して損失となるので、塩酸処理は効率
の良い条件で行なわれ、リン酸カルシウムを完全
に除くために長時間処理すると必要なオセインの
加水分解が進むので最適な所で処理を行なわれて
いる。 最適なところとは、例えば、5%の塩酸で温度
15℃付近で4〜7日間位の処理がされる。 次いで上記の石灰漬け処理された後、一般的に
数回行われる抽出のうち、最初に抽出(一番抽
出)されるものが高物性でゼリー強度も300以上
のものが抽出される。かかる処理手法は、例えば
出願人による特開昭53−9518号等により知られて
いるが、この場合でも石灰処理後抽出されたゼラ
チンにはかなり高い濃度のカルシウム、その他の
無機塩が存在する。例えばカルシウムに注目すれ
ば、通常市販されている写真用ゼラチンには
2000PPM〜6000PPMのカルシウムが含まれてい
る。本発明者等は、これらのカルシウム塩やその
他の無機塩を除いたゼラチンを用いて鋭意研究を
続けてきた結果ゼリー強度300g以上でしかもカ
ルシウム含有量1000PPM以下のゼラチンを写真
材料の最上層に含有せしめることにより表面光沢
が著しく改良されるという新しい事実を発見し、
本発明に至つたものである。 本発明の、ハロゲン化銀写真材料は最上層にゼ
リー強度300g以上でしかもカルシウム含有量
1000PPM以上に(好ましくは500PPM以下に)、
例えば一般的に用いられるイオン交換樹脂による
方法で脱塩された石灰処理オセインゼラチンを含
むことを特徴とするものである。 最上層の膜厚は乾燥して0.2μmから5μmの範囲
がよく、特に0.3μmから3μmであることが望まし
い。 本発明のハロゲン化銀写真材料は最上層にゼリ
ー強度300g以上を有し、しかもカルシウム含有
量が1000PPM以下の石灰処理オセインゼラチン
を含むことを特徴とするものであるが、該石灰処
理オセインゼラチンを単独でもよいし、該石灰処
理オセインゼラチン以外のゼラチンを可能な範囲
で併用してもよい。尚好ましくは該石灰処理オセ
インゼラチンを60%以上含まれることが望まれ
る。更にこの他にゼラチン誘導体、酸素処理ゼラ
チン、親水性合成高分子物質(例えばビニル重合
体、スチレン、無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン、無水マレイン酸とポリビニルアルコールの縮
合物、スチレン・マレイン酸共重合体とアクリル
アミドの共重合体又はブレンド組成物、アクリル
酸共重合体等)、天然高分子物質(例えばコロイ
ド状アルブミン、カゼイン、セルロース誘導体、
寒天、アルギン酸ナトリウム、デキストラン、ア
ラビアゴム、澱粉誘導体等)などの新水性結合剤
をはじめ、特開昭50−11023のゼラチンとアクリ
ル酸のクラフト重合物、特開57−10416の、コロ
イド状のシリカなどを含んでいてもよい。該石灰
処理オセインゼラチンのカルシウム濃度を低くす
る方法としてはイオン交換樹脂を用いる方法があ
る。 本発明に用いるオセインゼラチンとしては、新
田ゼラチン製P2275タイプに代表されるものが好
ましいが特にこれに限定されるものではない。 本発明に係る石灰処理オセインゼラチンを含む
最上層は適度に硬膜剤、界面活性剤を含んでいる
ことが好ましい。硬膜剤の具体的な例としては、
ホルムアルデヒド、グルタールアルデヒドの如き
アルデヒド系化合物、ジアセチル、シクロペンジ
オンの如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチ
ル尿素)−2−ヒドロキシ−4・6−ジクロロ−
1・3・5トリアジン、米国特許第3635718号記
載の如き反応性のハロゲンを有する化合物、ジビ
ニルスルホン、米国特許3635718号記載の如き反
応性のオレフイン化合物、米国特許第2732316号
記載の如きN−メチロール化合物、米国特許第
3103437号記載の如きイソシアナート類、米国特
許第3017280号、同第2983611号記載の如きアジリ
ジル化合物類、米国特許第3100704号記載の如き
カルボジイシド系化合物類、米国特許第3091537
号記載の如きエポキシ化合物、ムコクロム酸の如
きハロゲンカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキ
シジオキサンの如きジオキサン誘導体、クロム明
ばん、カリ明ばん、硫酸ジルコニウムの如き無機
硬膜剤などがあり、これらを1種又は2種以上組
合せて用いることが出来る。界面活性剤の具体的
な例としては、サポニンなどの天然界面活性剤、
アルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシ
ドール系などのノニオン界面活性剤高級アルキル
アミン類、第四級アンモニウム塩類、ビリジン、
その他の複素環類、スルホニウム類などのカチオ
ン界面活性剤、カルボン酸、燐酸、硫酸エステル
基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン酸類、ア
ミノアルコールの硫酸又は燐酸エステル類等の両
性界面活性剤などがあり、これらを1種又は2種
以上組合せて用いることが出来る。 本発明の実施に用いられるハロゲン化銀乳剤
は、公知、慣用の方法により調製することが出来
るハロゲン化銀の生成・分散方法、ハロゲン化銀
組成(例えば、塩化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩臭
化銀など)、ハロゲン化銀粒子のサイズや晶癖ハ
ロゲン化銀とゼラチンの比率、ハロゲン化銀乳剤
のPHやPAg、化学増感剤の種類や量、カツプラ
ー、高沸点溶剤、その他の添加剤の種類や量、ゼ
ラチン、その他のバインダーの種類や量などによ
り制限されるものではない。 本発明のハロゲン化銀写真材料に用いられる支
持体としては、バライタまたはポリオレフイン樹
脂をラミネートした紙、または透明フイルムに染
料が酸化チタンの如き、顔料を加えることにより
不透明にしたフイルム及びセールロースアセーテ
ートフイルム、ポリスチレンフイルム、ポリエチ
レンテレフタレートフイルム、ボリカーボネート
フイルムなどの各種フイルム類が挙げられる。 以下に本発明を実施例をもつて詳細に説明する
が本発明はこれらの態様に限定されるものではな
い。 実施例 1 通常の方法で調整された塩臭化銀(Br:Cl=
60:40)を、コロナ放電加工した両面ポリエチレ
ンラミネート紙(光沢面)支持体上に銀として
1.4g/m2ゼラチン3.5g/m2となる様に、スライ
ドホツパー型押出し塗布機により保護層(ゼラチ
ン1.4g/m2)とともに同時塗布した。 該保護層は牛骨オセインより石灰処理により作
られたゼリー強度310gでカルシウム含有量
260PPMのゼラチン(新田ゼラチン製、P2275)
より成る試料Aと、ゼリー強度310gでカルシウ
ム含有量4080PPMのゼラチンより成る試料Bと、
ゼリー強度230gでカルシウム含有量400PPMの
ゼラチンより成る試料Cとさらにゼリー強度220
gでカルシウム含有量4100PPMの石灰処理ゼラ
チンより成る試料をDとした。以上A、B、C、
D、の各試料の表面光沢度を第一表に示した。こ
れらの値は各々の試料を通常の写真処理後、自然
放置して乾燥された後に測定されたものである。 ここでの表面光沢度の値を、日本電色工業(株)製
のVG−ID型光沢計(グロスメーター)により入
射角60°、受光角60°で測定したものである。同時
にこれらの最大反射濃度を同じ第一表に示した。
ここで、反射濃度の測定値はJISM7611に記載の
方法によるものである。
The present invention relates to silver halide photographic materials, and more particularly to a method for improving the surface gloss of photographic paper. Photographic paper consists of an opaque support made of paper, baryta paper, polymer-laminated paper, polymer film with an opaque layer, etc., and at least one light-sensitive emulsion layer, a surface protective layer, and, if necessary, a surface protection layer. , an intermediate layer, a filter layer, an undercoat layer, and a backing layer. Since the photographic image formed on the support of photographic paper is observed using reflected light, the quality of the image is greatly influenced by the reflection density of the image. As one means for increasing the reflection density of photographic paper, efforts have been made to increase the surface gloss of photographic paper. For example, a baryta layer, a polymer laminate layer, etc. is provided on the surface of the support, and then a photosensitive emulsion layer is applied thereon to improve the smoothness of the surface of photographic paper, thereby preventing scattering of incident light. , by increasing the surface gloss, or by drying the surface of the photographic paper after the development process by bringing it into contact with a heated metal plate (so-called ferro type), which has a mirror surface. Conventionally, methods of increasing surface gloss by so-called ferrotype coating and methods of combining both methods have been well known. In recent years, photographic paper has become thinner as an energy-saving material, and as supports have become thinner, the light-sensitive emulsion layer, surface protection layer, and other layers coated on the support have been made to withstand high humidity or low humidity. At such times, thinning of the protective layer results in a reduction in surface gloss, where thinning is required due to increased curl. Furthermore, in recent years there has been a demand for faster processing of phenomena.
For this reason, it is necessary to make the coating layer thinner, and maintaining and improving surface gloss has become an extremely important issue from that point of view as well. Japanese Patent Publication No. 56-24253 discloses a technique using lime-treated gelatin with a Delhi strength of 300 g as the top layer, but as the top layer becomes thinner, its effect decreases, resulting in a decrease in gloss and an accompanying decrease in density. This leads to a decline in the commercial value of photographic paper. on the other hand,
In Japanese Patent Publication No. 57-10416, there is a technology in which colloidal silica is contained in the top layer and vinyl polymer is contained in the emulsion layer, but this technique cannot be expected to produce much gloss, and as the top layer becomes thinner, The effect is less, and furthermore, if colloidal silica is added to the top layer, the gloss of the white background of the photographic image decreases, making it undesirable for photographic paper. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide a method for increasing the surface gloss of photographic paper.
Another object of the present invention is to provide photographic paper with increased surface gloss and high reflection density. The object of the present invention can be achieved by incorporating lime-treated ossein gelatin having a jelly strength of 300 g or more and desalted to a calcium content of 1000 PPM or less in the top layer of a silver halide photographic material. I found it. The jelly used in the present invention has a strength of 300 g or more,
Moreover, lime-processed ossein gelatin with a calcium content of 1000 PPM or less has a jelly strength of 300 g.
The above represents the jelly strength measured by the PAGIMETHOD method described in the Photographic Gelatin Test Method (1970 Photographic Gelatin Test Method Joint Council Luminescence), page 5, and the photographic chemistry (1968) published by Kyoritsu Shuppansha. It is distinguished from the jelly strength described in Shinichi Kikuchi (written by Shinichi Kikuchi), page 215. Generally, gelatin is manufactured by solubilizing collagen, the main component of animal skin and bones, in hot water, but it is difficult to extract the raw material immediately into hot water, After treatment with dilute hydrochloric acid, collagen is partially hydrolyzed in advance by pretreatment of soaking it in milk of lime for 1 to 3 months, that is, a long-term pretreatment called lime pickling.
A common method is to extract it after that. Of course, the gelatin of the present invention can also be obtained by such a method. The gelatin according to the present invention is made from bovine bones, and most of the inorganic content, which accounts for more than half of the bovine bones, is calcium phosphate. When this is converted into soluble calcium dihydrogen phosphate and eluted with dilute hydrochloric acid, a substance called ossein whose main component is insoluble collagen remains. Since ossein is partially hydrolyzed by acid and lost, hydrochloric acid treatment is carried out under efficient conditions, and long-term treatment to completely remove calcium phosphate is optimal because the necessary hydrolysis of ossein proceeds. Processing is being carried out locally. For example, the optimum temperature is 5% hydrochloric acid.
Processing is performed at around 15°C for about 4 to 7 days. After the above-mentioned liming treatment, the first extraction (first extraction) of the several extractions is the one with high physical properties and jelly strength of 300 or more. Such a treatment method is known, for example, from JP-A No. 53-9518 filed by the applicant, but even in this case, calcium and other inorganic salts are present at a fairly high concentration in gelatin extracted after lime treatment. For example, if we focus on calcium, commercially available photographic gelatin contains
Contains 2000PPM to 6000PPM calcium. The present inventors have continued intensive research using gelatin that excludes these calcium salts and other inorganic salts, and as a result, we have found that gelatin with a jelly strength of 300 g or more and a calcium content of 1000 PPM or less is contained in the top layer of a photographic material. discovered a new fact that surface gloss is significantly improved by
This led to the present invention. The silver halide photographic material of the present invention has a jelly strength of 300 g or more in the top layer and a calcium content.
1000PPM or more (preferably 500PPM or less),
For example, it is characterized by containing lime-treated ossein gelatin that has been desalted by a commonly used method using an ion exchange resin. The dry thickness of the top layer is preferably in the range of 0.2 μm to 5 μm, particularly preferably in the range of 0.3 μm to 3 μm. The silver halide photographic material of the present invention is characterized in that the top layer contains lime-treated ossein gelatin having a jelly strength of 300 g or more and a calcium content of 1000 PPM or less. Gelatin may be used alone, or gelatin other than the lime-treated ossein gelatin may be used in combination to the extent possible. Preferably, the lime-treated ossein gelatin is contained in an amount of 60% or more. In addition, gelatin derivatives, oxygen-treated gelatin, hydrophilic synthetic polymer substances (e.g. vinyl polymers, styrene, maleic anhydride copolymers, styrene, condensates of maleic anhydride and polyvinyl alcohol, styrene/maleic acid copolymers) copolymers or blend compositions of acrylamide, acrylic acid copolymers, etc.), natural polymeric substances (e.g. colloidal albumin, casein, cellulose derivatives,
In addition to new aqueous binders such as agar, sodium alginate, dextran, gum arabic, starch derivatives, etc., craft polymers of gelatin and acrylic acid in JP-A-50-11023, and colloidal silica in JP-A-57-10416. It may also include. As a method for lowering the calcium concentration of the lime-treated ossein gelatin, there is a method of using an ion exchange resin. The ossein gelatin used in the present invention is preferably typified by Nitta Gelatin's P2275 type, but is not particularly limited thereto. The uppermost layer containing lime-treated ossein gelatin according to the present invention preferably contains an appropriate amount of hardening agent and surfactant. Specific examples of hardening agents include:
Aldehyde compounds such as formaldehyde and glutaraldehyde, ketone compounds such as diacetyl and cyclopendione, bis(2-chloroethylurea)-2-hydroxy-4,6-dichloro-
1.3.5 triazines, reactive halogen-containing compounds as described in U.S. Pat. No. 3,635,718, divinyl sulfone, reactive olefin compounds as described in U.S. Pat. No. 3,635,718, N-methylol as described in U.S. Pat. No. 2,732,316. Compound, U.S. Patent No.
Isocyanates as described in US Pat. No. 3,017,280, aziridyl compounds as described in US Pat. No. 2,983,611, carbodiside compounds as described in US Pat. No. 3,100,704, US Pat.
There are epoxy compounds as described in the above issue, halogencarboxaldehydes such as mucochromic acid, dioxane derivatives such as dihydroxydioxane, inorganic hardeners such as chromium alum, potassium alum, and zirconium sulfate. The above can be used in combination. Specific examples of surfactants include natural surfactants such as saponin,
Nonionic surfactants such as alkylene oxide, glycerin, and glycidol, higher alkylamines, quaternary ammonium salts, pyridine,
Other heterocycles, cationic surfactants such as sulfoniums, anionic surfactants containing acidic groups such as carboxylic acids, phosphoric acids, sulfuric ester groups, phosphoric ester groups, amino acids, aminosulfonic acids, sulfuric acid of aminoalcohols, or There are amphoteric surfactants such as phosphoric acid esters, and these can be used alone or in combination of two or more. The silver halide emulsion used in the practice of the present invention can be prepared by a known or commonly used method. silver, silver chlorobromide, etc.), the size and crystal habit of silver halide grains, the ratio of silver halide to gelatin, the PH and PAg of silver halide emulsions, the type and amount of chemical sensitizers, Kupler, high boiling point solvents, There are no limitations on the types and amounts of other additives, gelatin, and other binders. Examples of the support used in the silver halide photographic material of the present invention include paper laminated with baryta or polyolefin resin, a transparent film made opaque by adding a pigment such as titanium oxide, and a transparent film made opaque by adding a pigment such as titanium oxide. Examples include various films such as tate film, polystyrene film, polyethylene terephthalate film, and polycarbonate film. The present invention will be explained in detail below using examples, but the present invention is not limited to these embodiments. Example 1 Silver chlorobromide (Br:Cl=
60:40) as silver on corona discharge machined double-sided polyethylene laminated paper (glossy side) support.
It was coated simultaneously with a protective layer (gelatin 1.4 g/ m 2 ) using a slide hopper type extrusion coater so that the gelatin concentration was 1.4 g/m 2 and gelatin 3.5 g/m 2 . The protective layer has a jelly strength of 310g and calcium content made from cow bone ossein by lime treatment.
260PPM gelatin (made by Nitta Gelatin, P2275)
Sample A consisting of gelatin with a jelly strength of 310 g and a calcium content of 4080 PPM,
Sample C consisting of gelatin with a jelly strength of 230 g and a calcium content of 400 PPM, and a further jelly strength of 220
A sample consisting of lime-processed gelatin with a calcium content of 4100 PPM in 100 g was designated as D. Above A, B, C,
Table 1 shows the surface gloss of each sample of D. These values were measured after each sample was subjected to normal photographic processing and left to dry naturally. The surface gloss value here was measured using a VG-ID type gloss meter (gloss meter) manufactured by Nippon Denshoku Kogyo Co., Ltd. at an incident angle of 60° and a light receiving angle of 60°. At the same time, their maximum reflection densities are shown in the same first table.
Here, the measured value of reflection density is based on the method described in JISM7611.

【表】 DとBと比べることによつてゼリー強度300g
以上のゼラチンにより表面光沢がわずかしか増加
しないことが判る。又、DとCと比べることによ
りカルシウム含有量を少くすること(1000PPM
以下)により表面光沢がわずかの増加しかしない
事が判る。一方、A即ち、本発明の試料ではBと
Cの効果を単に加え合せたより以上の著しい表面
光沢の改良効果が得られることが明瞭である。さ
らにB、C、D、のいずれよりも試料Aにおいて
光沢同様、反射濃度も高い値を得るために最も有
効であることが判かる。 実施例 2 実施例1のA、B.C、D、と同じハロゲン化銀
乳剤層及び同じゼラチンを使用して、ゼラチンの
付着量を0.8g/m2に代えた最上層を有する試料
E、F、G、H、を作つた。これらの表面光沢と
反射最高濃度を表2に示す。但し測定方法は、実
施例1と同じである。
[Table] Jelly strength 300g by comparing D and B
It can be seen that the above gelatin increases the surface gloss only slightly. Also, by comparing D and C, the calcium content should be reduced (1000PPM).
(below) shows that the surface gloss increases only slightly. On the other hand, it is clear that in A, that is, the sample of the present invention, a remarkable surface gloss improvement effect greater than that obtained by simply adding the effects of B and C is obtained. Furthermore, it can be seen that Sample A is the most effective for obtaining high values of reflection density as well as gloss compared to any of B, C, and D. Example 2 Samples E, F, using the same silver halide emulsion layer and the same gelatin as A, BC, and D of Example 1, but having the top layer with the gelatin coverage changed to 0.8 g/ m2 , I made G and H. Table 2 shows their surface gloss and maximum reflection density. However, the measurement method is the same as in Example 1.

【表】 この場合も実施例1と同様に本発明の方法が予
想できないような著しい表面光沢の改良効果を与
えることが明瞭であり、実施例1と比べ最上層を
薄層化した場合においても表面光沢及び反射濃度
の低下が少いことが明瞭であり、本発明に用いら
れる石灰処理オセインゼラチン保護層により更に
光沢度が改良されていることがわかる。
[Table] In this case, as in Example 1, it is clear that the method of the present invention provides an unexpectedly significant surface gloss improvement effect, and even when the top layer is made thinner than in Example 1. It is clear that the decrease in surface gloss and reflection density is small, and it can be seen that the gloss is further improved by the lime-treated ossein gelatin protective layer used in the present invention.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 ゼリー強度300g以上(パギー法測定による)
でしかもカルシウム含有量を1000PPM以下に脱
塩した石灰処理オセインゼラチン層を最上層に含
むことを特徴とするハロゲン化銀写真材料。
1 Jelly strength 300g or more (according to Paggy method measurement)
Moreover, the silver halide photographic material is characterized in that the uppermost layer contains a lime-treated ossein gelatin layer that has been desalted to have a calcium content of 1000 PPM or less.
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