JPH0374153B2 - - Google Patents

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JPH0374153B2
JPH0374153B2 JP61180097A JP18009786A JPH0374153B2 JP H0374153 B2 JPH0374153 B2 JP H0374153B2 JP 61180097 A JP61180097 A JP 61180097A JP 18009786 A JP18009786 A JP 18009786A JP H0374153 B2 JPH0374153 B2 JP H0374153B2
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groundwater
river
water
fence
fish
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JP61180097A
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JPS6339679A (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は河川等の流水を魚類の飼育に適するよ
うに地下水にて継続的に浄化した水をフエンス内
に送り、該フエンス内にて魚類を飼育する方法に
関する。
[従来の技術] 河川等の水質汚濁源は地下より投棄される汚染
物、これらの河川に流れ込むシアン、総水銀、ヒ
素、有機リン、アルキル水銀、六価クロム、カド
ミウル、鉛、PCB、その他であつて、これらが
河川流域の底泥中に流域内で発生した排水の成分
が濃縮されて堆積している場合が多い。従つて魚
類が生存に必要とする溶存酸素が少なくなり、微
生物が死滅し汚臭が発生する。これら汚濁した流
水質等を改善するために消極的に汚濁水、廃棄物
を河川等に投入したり流し込んだりするのを禁止
することが企図実施されいるが、百年河清を俟つ
に等しく効果が挙つていない。
実開昭59−7092号に、曝気工程、沈殿工程及び
放流工程を繰返す処理槽からなるバツチ式活性汚
泥処理装置が開示されている。しかしこの処理装
置は河川等の巨大な流水量の汚濁処理には不適当
である。また、実開昭59−146098号公報に流体槽
と深層曝気層とにより流体を曝気処理する装置が
記載されているが前記実開昭59−7092号公報と同
様に処理水量に制限があり、処理水量を多くしよ
うとすれば装置を大型にしなければならず設備費
が嵩む欠点がある。また、実開昭60−124700号公
報に、槽内に循環流形成装置と充填槽とを(槽内
に)装置した浸漬濾床装置が記載されているが、
充填槽の充填材を交換して反覆使用する必要があ
り、湾内、湖沼、河川等の流水路の大量の汚水濾
過装置として保守が困難である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、汚染物にて水質を汚染させた河水が
流れるその地下水貯溜壁をボーリングして地下水
の汲み上げフエンスにて囲まれた局部流水地域に
継続的に地下水を汚染水に投下混入して所要の水
温を保持し遊離酸素を保留させた魚類を飼育する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 河川等の底より土砂を通して滲透濾過して貯溜
された地下水を、河川等の砂泥にボーリングして
設けた取水管よりポンプにて河川を横切つて設け
た地下水汲上パイプに送り該地下水汲上パイプよ
り吐出する地下水を魚類を飼育するフエンス付近
に局部的に送り込み該フエンス付近の河川水に地
下水を混合してフエンス内の水に所要の水温と遊
離酸素を保有させて流し清浄化した水にて魚類を
育成することを特徴とする河川を活性化して魚類
を飼育する方法。
[作用] 河川等の地下水貯溜水脈に地下水汲上パイプ用
ボーリングを行い、地下水汲上パイプに接続した
ポンプを作動して地下水を汲上ポンプにて汲上げ
て汚染された河川等のフエンスにて囲まれた流水
中に混入することによりその汚染度は希薄とな
り、これを継続することにより、河川等の汚染水
は清浄となり遊離酸素を含有しプランクトン等の
微生物を生じて魚類の飼育を可能ならしめる。
[実施例] 第1図において、1は地下水帯、2は砂土層、
3は河川等の川底、4は砂土層2を貫通して地下
水帯1に開口した地下水汲上パイプ4に装置した
地下水汲上ポンプ、6は地下水汲上パイプ4の上
端部に設けた地下水放出ノズルであつて川底3上
を流れる流水路7中に地下水を放出する。8は流
水路7中に浮べた浚渫船、9は浚渫船8より垂下
しその先端部10より川底に滞留する廃棄物、汚
泥等の沈殿物11をポンプ(図示せず)により汲
上げる浚渫パイプを示す。
第2図イ,ロ及びハは、本発明方法により河川
等の汚水を浄化する場合の説明図であつて、第2
図イは、前記第1図につき述べた地下水汲上パイ
プ4の所要数量を河川12の流水路7の川底に所
要の間隔を存して設備し、地下水汲上ポンプ5に
て地下水を汲上げ放出ノズル6より流水路7に地
下水を放流する場合、同様に第2図ロは、湖沼
7′の川底3に所要数量の地下水汲上パイプ4を
設備して地下水を汲上げ放出ノズル6より貯溜水
3′中に放出する場合、同様に第2図ハは、河川
の河口等に所要数量の地下水汲上パイプ4を設備
して地下水を汲上げ放出ノズル6より魚類を飼育
する下流のフエンスに向けて放出する場合を示
す。
第3図は、河川12の流水路7の流水を浄化す
る際地下水層の位置が河川12の幅よりすれてい
る場合、地下水汲上パイプ4に補助樋13を流水
路7と交叉する方向に向けて取付け、複数の地下
水汲上ポンプ4を流水路7の流域に沿つて所要間
隔を存して配置した場合を示す。
第4図は、湖沼7′の川底3が岩盤で固められ
ており、地下水層が無い箇所に人工的に地下水層
1′を造つて湖沼内の水質を向上させた場合を示
す。すなわち川底3の一部を掘り下げて地下水層
1′の貯溜室1aを設け、この貯溜室1aの底部
に空間を存して砂礫等よりなる濾過層1bを棚1
c上に充填した場合である。この濾過層1bに地
下水汲上パイプ4を上方より貫通してその下端開
口部を貯溜室1aに臨ませ開口しポンプ5を作動
すれば、砂礫濾過層1bにて濾過された水は地下
水汲上パイプ4にて汲上げられて放出ノズル6よ
り湖沼7′内の水中に混入するポンプ5を継続的
に作動して濾過された地下水層の水を貯水中に放
出する。濾過層1bの上面には廃棄物、汚泥等の
沈殿物11が堆積するが、これは前記第1図につ
いて説明したように浚渫船8の浚渫パイプ9にて
汲上げて濾過層1bの機能を向上せしめる。また
水源のない湖沼、湾等は、水源となり得る区域で
本発明を施工することができる。
[発明の効果] 本発明は前記した如く河川の底に汲上げパイプ
をボーリングして土砂にて濾過された地下水帯の
清浄な水をポンプにて汲上げて河川等のフエンス
で囲まれた汚染水中に導水するものであるから、
その汚染度は希釈され、底部に滞留した水質汚濁
源を取去ることにより継続的に汚水を浄化するこ
とができると共に、遊離酸素を加えてプランクト
ンの如き微生物の生存を可能ならしめ魚類を飼育
繁殖させることができる。行政区域がまたがつて
存在する河川においても、各行政区域毎に本発明
を実施することにより河川の全長に亘り、汚水浄
化を高能率に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法により汚水を浄化する工
程の説明図、第2図イは、河川の汚水浄化方法の
説明図、第2図ロは、湖沼の汚水浄化方法の説明
図、第2図ハは、港湾内の汚水浄化方法の説明
図、第3図は、河川の汚水浄化方法の他例の説明
図、第4図は、湖沼の汚水浄化方法の他例の説明
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 河川等の底より土砂を通して滲透濾過して貯
    溜された地下水を、河川等の砂泥にボーリングし
    て設けた取水管よりポンプにて河川を横切つて設
    けた地下水汲上パイプに送り該地下水汲上パイプ
    より吐出する地下水を魚類を飼育するフエンス付
    近に局部的に送り込み該フエンス付近の河川水に
    地下水を混合してフエンス内の水に所要の水温と
    遊離酸素を保有させて流し清浄化した水にて魚類
    を飼育することを特徴とする河川を活性化して魚
    類を飼育する方法。
JP61180097A 1986-08-01 1986-08-01 河川を活性化して魚類を飼育する方法 Granted JPS6339679A (ja)

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JP61180097A JPS6339679A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 河川を活性化して魚類を飼育する方法

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Publication Number Publication Date
JPS6339679A JPS6339679A (ja) 1988-02-20
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WO2010098058A1 (ja) 2009-02-24 2010-09-02 三星ダイヤモンド工業株式会社 スクライブ装置及びスクライブ方法

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JPH0688036B2 (ja) * 1990-02-27 1994-11-09 豊国工業株式会社 富栄養化湖沼の水質浄化装置
JP4558525B2 (ja) * 2005-01-28 2010-10-06 博多湾環境整備株式会社 海水浄化方法及び海水浄化装置

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