JPH0374018A - 電力機器用操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、電力機器用操作装置に関するものである。

Ｂ１発明の概要 本発明は、Ｓｐｓガス等を封入したケース内に電極部及
び電極操作用レバーを設け、気中部に投入、引外し制御
部を設けてなる電力機器用操作装置において、前記ケー
スに回転シール軸ケースを有する回転シール軸を貫通し
て設け、この回転シール軸の気中側端部に操作ばね用レ
バーを固定すると共にガス中側端部に電極操作用レバー
を固着し、また前記回転シール軸用ケースの気中側端部
に操作ばね用レバーと遊びをもって係合する蓄勢用レバ
ーを回動可能に固着すると共にガス中側端部に電極操作
レバーと遊びをもって係合する電極操作レバー用カムを
回動可能に設け、速度調整器は操作ばね中に設けて、操
作軸が１本となるようにしたものである。

Ｃ８従来の技術 従来、電力機器用操作装置は、第４図に示すように、モ
ータ２１より減速機２２、レバー２３、リンク２４、蓄
勢用レバー２５、蓄勢用軸２６、クラッチ２７、操作軸
２８を介して操作ばね用レバー２９を回動させて操作ば
ね３０を蓄勢し、図示のデッドポイント位置を過ぎると
操作ばねの放勢により操作ばね用レバー２９が投入又は
引外し位置に４速に回動し、この回動は操作軸２８、ク
ラッチ３１．操作軸３２、レバー３３を介して速度調整
器３４により速度調整され、リンク３５・・レバー３６
により、ＳＦ、ガス封入ケース４６を貫１通する回転シ
ール軸３７を回動させ、レバー３８、リンク３９、絶縁
レバー４０を回転させて、可動コンタクト４３の軸４１
を駆動し、投入又は引外しを行うようになっている。な
お図中、４２はバッハアーシリンダー　４４．４５は［
コンタクトを示す。

Ｄ０発明が解決しようとする課題 このような電力機器用操作装置は、 ■駆動伝達軸が数本有り、レバー、リンク共に多数接続
されており、部品点数が多くコストアップ要因となって
いる。

■前記■のように部品点数が多いため、広いスペースを
必要とし、大きな操作箱、ＳＦ＊ガスケース等が必要で
ある。

■操作ばねと速度調整器は別々に設けられているので、
その分広いスペースが必要である。

■操作ばねと回転シール軸との間には、クラッチが入っ
ているが、中心軸は共通軸を用いているため、操作ばね
が蓄勢され始めてデッドポイントに至る迄の間に摩擦に
よって絶縁レバーが徐々に抜け、電気的にはスロー引外
し状態となり、アークを完全に切ることができず、地絡
状態となることがあった。

本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、操作
軸を１本とすることができ、構成が簡単でしかも動作が
確実な電力機器用操作装置を提供することにある。

８０課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における電力機器用
操作装置は、Ｓ　Ｆ　ｅガス等を封入したケース内に電
極部及び電極操作用レバーを設け、気中部に投入、引外
し制御部を設けてなる電力機器用操作装置において、前
記ケースに回転シール軸ケースを有する回転シール軸を
貫通して設け、この回転シール軸の気中側端部に操作ば
ね用レバーを固定すると共にガス中側端部に電極操作用
レバーを固着し、また前記回転シール軸用ケースの気中
側端部に操作ばね用レバーと遊びをもって係合する蓄勢
用レバーを回動可能に固着すると共にガス中側端部に電
極操作レバーと遊びをもって係合する電極操作レバー用
カムを回動可能に設け、速度調整器は操作ばね中に設け
て、操作軸が１本となるようにしたものである。

１１作用 引外しは、モータを回転させ、歯車装置等を介して蓄勢
用レバーを回転させる。しかして、蓄勢用レバーにより
操作ばね用レバーが回動して操作ばねを蓄勢する。同時
に、このレバーと回転シール軸で一体に結合された電極
操作レバー用カムも回動するが、電極操作用レバーはこ
のカムとの間に遊びがあるので、操作ばねがデッドポイ
ントに至るまでは回動しない。したがってこの間可動コ
ンタクトは移動しない。しかして、操作ばねがデッドポ
イントを越えると操作ばねの放勢により、操作ばね用レ
バー、回転シール軸、電極操作用レバーを介して電極部
を一瞬の間にＯＦＦとするが、操作ばね内に設けられた
速度制御器により所望の速度制御がなされる。

投入は、モータを逆転させることにより、前記引外しの
場合とほぼ同様に行われる。

Ｇ、実施例 実施例について図面を参照して説明する。

第１図〜第３図において、■はモータ、２はモータｌで
回転される歯車装置、３は出力歯車２ｎと一体に回転す
る螺子溝付蓄勢用駆動軸、４は駆動軸の回転により軸方
向に移動する駆動用ナツト、５はナツト４により回動さ
れる蓄勢用レバー　６はＳＦ、ガス封入ケースＩ６を貫
通する回転シール軸、７は回転シール軸６の気中側端部
にスプライン又はキーによって固定され、蓄勢用レバー
５の側面突部５．と係合して回動される操作ばね用レバ
ーで、係合端７′又は７″が突部５１の係合端５、′又
は５．″に係合したとき係合端５１″と７″間又は５．
′と７″間に遊び間隙ａができるようになっている。

８は操作ばね用レバー７と連結されたデッドポイント式
操作ばね、９は操作ばね内Ｚこ設けられた速度調整器、
ＩＯは回転シール軸６のＳｐｓガス中部側端部にスプラ
イン又はキーによって固定された電極操作レバー用カム
、１１は側面突部１１゜にカムＩＯが係合して回動され
る電極操作用レバーで、カム１０の係合端１０’又はｌ
Ｏ″が突部１１１の係合端ｌビ又は２″に係合したとき
係合端ＩＯ″と１１間又はＩＯ′と１１’間に遊び間隙
すができるようになっている°。

１２は電極操作用レバー１１と可動コンタクト１３の接
続リンク、１４．１５は固定コンタクト、１７はケース
１６と回転シール軸６間をシールする回転シール軸ケー
ス、１８はベアリング、１９□１９、はストッパーであ
る。

しかして、操作ばね用レバー７と電極操作レバー用カム
ＩＯは回転シール軸により一体に動くようになっている
。電極操作用レバー１１は回転シール軸ケース１７の内
側に配置され、カムＩＯや回転シール軸６とは切り離さ
れている。蓄勢レバー５は回転シール軸ケースの外側に
配置し、操作ばね用レバー７と回転シール軸６とは完全
に切り離されている。蓄勢用レバー５はモータｌからの
蓄勢エネルギーを歯車装置２と駆動軸３で動かされ、蓄
勢用レバー５の動きの終了近辺で操作ばねがデッドポイ
ントに１在置するようにしである。

また、蓄勢用レバー５は操作ばね８がデッドポイントを
越え放勢した後には、別途これを検出しモータｌからの
伝達を機械的、電気的に切り離すようになっている。

操作レバー７が蓄勢用レバー５に押されて操作ばね８が
デッドポイントに来るまでは、操作用カム１０の係合端
１０’が電極操作用レバーｌ！の係合端１１’に当接し
ないので、電極操作用レバー１１は動くことがない。デ
ッドポイントを越えると係合端ｌＯ′が１１’に当接し
、操作ばね８の放勢により急速に電極操作用レバー１１
は回動して可動コンタクト１３を固定コンタクト１５よ
り急速に引き離し、ストッパー１９ｔに当たって停止す
るようになっている。

Ｈ０発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。

■操作軸が１本で済むので操作装置の構造が簡単になる
。

■速度調整器を操作ばねの中に設けているため、速度調
整器用レバーを必要としないので、低コストで、スペー
スも少なくて済む。

■蓄勢用レバーと操作ばね用レバー、電極操作レバー用
カムと電極操作用レバーは完全に分離され独立した動き
をするため、操作ばねがデッドポイントまで動かされる
間に電極操作用レバーが動いて可動コンタクトがスロー
で動くことがなく、電気的にも安全である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の実施例にかかるもので、第
１図は電力機器用操作装置の斜視図、第２図（Ａ）は−
即断面図で示す操作軸部の側面図、第２図（Ｂ）及び（
Ｃ）はその側面図、第３図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）は操
作機構の動作説明図、第４図は従来電力機器用操作装置
の構成説明図である。 第１図 １３−・−−一町！刀コンググト 外２名 第２図 １８−−−−−イアリング 第２図 （Ｂ） ３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＳＦ＿６ガス等を封入したケース内に電極部及び
   電極操作用レバーを設け、気中部に投入、引外し制御部
   を設けてなる電力機器用操作装置において、前記ケース
   に回転シール軸ケースを有する回転シール軸を貫通して
   設け、この回転シール軸の気中側端部に操作ばね用レバ
   ーを固定すると共にガス中側端部に電極操作用レバーを
   固着し、また前記回転シール軸用ケースの気中側端部に
   操作ばね用レバーと遊びをもって係合する蓄勢用レバー
   を回動可能に固着すると共にガス中側端部に電極操作レ
   バーと遊びをもって係合する電極操作レバー用カムを回
   動可能に設け、速度調整器は操作ばね中に設けて、操作
   軸が１本となるようにしたことを特徴とする電力機器用
   操作装置。