JPH0373332B2 - - Google Patents

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JPH0373332B2
JPH0373332B2 JP60069850A JP6985085A JPH0373332B2 JP H0373332 B2 JPH0373332 B2 JP H0373332B2 JP 60069850 A JP60069850 A JP 60069850A JP 6985085 A JP6985085 A JP 6985085A JP H0373332 B2 JPH0373332 B2 JP H0373332B2
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JP
Japan
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oxide
alkylene oxide
component
mixture
moles
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JP60069850A
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Japanese (ja)
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Hisao Higuchi
Hideki Takahashi
Yoshio Makino
Sadaya Takahashi
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NOF Corp
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 この発明は、非水系の安定な固体分散剤、特に
脂肪酸のアルカノールアミドまたはアルキレンオ
キシド付加物とりん酸エステルまたはその塩との
混合物を有効成分とする固体分散剤に関する。 〔従来の技術〕 従来、この種の非水系の安定な固体分散剤とし
ては、たとえば特開昭57−92518号公報、米国特
許第4354872号明細書に開示されているように、
脂肪酸のアルカノールアミド、脂肪族アルコー
ル、アルカノールアミン、マグネシウムラウリル
サルフエートおよびイミダゾリン型両性界面活性
剤などが知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記の如き従来の分散剤では安
定性などにいくつかの問題があり、たとえば長期
保存中に固体粒子が沈降分離するなど、未だ満足
すべき方法とはいえない。したがつて、この発明
は、非水系における固体粒子の分散安定性の向上
を図りうる分散剤を得ることを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明者らは、上記目的を達成するべく鋭意
検討した結果、分散剤の有効成分として、特定の
脂肪酸のアルカノールアミドまたはそのアルキレ
ンオキシド付加物と特定のりん酸エステルまたは
その塩との特定比率の混合物を用いたときには、
固体粒子の沈降分離が抑えられ、長期保存性にす
ぐれた非水系の固体分散液が得られることを見出
し、この発明をなすに至つた。 すなわち、この発明は、(a)炭素数6〜22の炭素
鎖長を有する飽和または不飽和脂肪酸の1種また
は2種以上の混合物からなる脂肪酸のアルカノー
ルアミドまたはそのアルキレンオキシド付加物
と、(b)つぎの一般式; (式中、Rは炭素数1〜30のアルキル基もしくは
アルケニル基または炭素数1〜30のアルキル基を
もつアルキルフエニル基、AOはエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドのう
ちいずれかのアルキレンオキシド、nはアルキレ
ンオキシドの付加モル数で0〜100、kは1また
は2である) で表されるモノエステルまたはジエステルからな
るりん酸エステルまたはその塩との混合物を有効
成分として含有してなり、かつ上記のa成分とb
成分との合計量中に占めるb成分の割合が1〜90
重量%であることを特徴とする非水系の固体分散
剤に係るものである。 〔発明の構成・作用〕 この発明における脂肪酸のアルカノールアミド
は、脂肪酸またはその低級アルキルエステルなど
の誘導体にアルカノールアミンを反応させること
により得られるものであり、上記の脂肪酸として
は、炭素数6〜22、好ましくは10〜18の炭素数鎖
長を有する飽和または不飽和脂肪酸の1種もしく
は2種以上の混合物が用いられる。 また、上記のアルカノールアミンとしては、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノ
イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールア
ミン、アミノエチルエタノールアミンなどがあ
り、これらのうちの1種または2種以上の混合物
として使用する。 この発明におけるアルキレンオキシド付加物
は、上記方法にて得られる脂肪酸のアルカノール
アミドに公知の方法にしたがつてアルキレンオキ
シドを付加させることにより、得ることができ
る。 上記付加物を得るために用いるアルキレンオキ
シドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシドな
どが望ましく、これらのうちの1種または2種以
上の混合物として用いられるが、2種以上の混合
物として使用するときは、その付加重合はブロツ
ク共重合でもランダム共重合でもよい。 アルキレンオキシドの付加モル数としては、通
常1〜100モル、好ましくは1〜70モルとするの
がよい。この付加モル数が多くなりすぎるとアル
カノールアミド構造に起因した固体粒子の親和性
が不足し、この発明の目的とするような分散安定
性の高度の改善効果を得ることが難しくなる。 この発明に用いられるりん酸エステルは、つぎ
の一般式; (式中、Rは炭素数1〜30のアルキル基もしくは
アルケニル基または炭素数1〜30のアルキル基を
もつアルキルフエニル基、AOはエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドのう
ちのいずれかのアルキレンオキシド、nはアルキ
レンオキシドの付加モル数で0〜100、kは1ま
たは2である) で表されるモノエステルまたはジエステルであ
り、これらのうちの1種または2種以上の混合物
である。 これらのりん酸エステルの例としては、モノ2
−エチルヘキシルりん酸エステル、ジ2−エチル
ヘキシルりん酸エステル、モノn−オクチルりん
酸エステル、ジn−オクチルりん酸エステル、モ
ノオレイルりん酸エステル、ジオケイルりん酸エ
ステル、モノラウリルりん酸エステル、ジラウリ
ルりん酸エステル、モノポリエチレンオキシド
〔40モル〕オクチルフエニルエーテルりん酸エス
テル、ジポリエチレンオキシド〔40モル〕オクチ
ルフエニルエーテルりん酸エステル、モノポリエ
チレンオキシド〔10モル〕ノニルフエニルエーテ
ルりん酸エステル、ジポリエチレンオキシド〔10
モル〕ノニルフエニルエーテルりん酸エステル、
モノポリプロピレンオキシド〔10モル〕ドデシル
フエニルエーテルりん酸エステル、ジポリプロピ
レンオキシド〔10モル〕ドデシフエニルエーテル
りん酸エステル、モノポリエチレンオキシド〔30
モル〕ラウリルエーテルりん酸エステル、ジポリ
エチレンオキシド〔30モル〕ラウリルエーテルり
ん酸エステルなどが挙げられる。 また、りん酸エステルの塩を形成する場合の塩
は、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アン
モニウム塩または低級アミン塩であり、たとえば
カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、アンモニア、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミンなどの塩が挙げられ、これらのうち
の1種または2種以上の混合物として使用する。 この発明においては、上述した脂肪酸アルカノ
ールアミドまたはアルキレンオキシド付加物とり
ん酸エステルまたはその塩とを併用することが重
要であり、この併用によつて長期保存中にスラリ
ー中の固体粒子が沈降分離するなどの問題を効果
的に回避することができる。 上記の併用によつて、固体粒子の分散安定性が
大幅に改善される理由については、必ずしも明ら
かではないが、つぎのように推測される。すなわ
ち、脂肪酸アルカノールアミドまたはそのアルキ
レンオキシド付加物と、りん酸エステルまたはそ
の塩との混合物として用いた場合には、よく知ら
れているようにアルカノールアミドの構造とアニ
オンの構造によるコンプレツクスをつくることに
より、分散剤の固体粒子への吸着層を厚くし、さ
らにアニオンの構造による静電気的な反発力も加
味されて安定性に寄与するものと思われる。 このような効果を発揮させるための脂肪酸アル
カノールアミドまたはそのアルキレンオキシド付
加物とりん酸エステルまたはその塩との混合物の
混合割合としては、両者の合計量中に占めるりん
酸エステルまたはその塩の割合が1〜90重量%、
好ましくは1〜50重量%となるようにするのがよ
い。 この発明の分散剤は、このような脂肪酸のアル
カノールアミドまたはそのアルキレンオキシド付
加物とりん酸エステルまたはその塩との混合物を
有効成分とするものであるが、この分散剤には必
要に応じて他の公知の界面活性剤を含ませても差
し支えない。この界面活性剤の使用量は、上記有
効成分との合計量中50重量%以下とするのがよ
い。 上記の界面活性剤としては、たとえばポリカル
ボン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸塩、脂肪酸石けん、高級アルコ
ール硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル、ジアルキルスルホコハク酸
塩、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプ
ロピレンブロツクまたはランダム共重合物、さら
にペンタエリスリトール、トリメチロールプロパ
ン、シヨ糖などのポリオールのポリオキシエチレ
ン・ポリオキシプロピレンブロツクまたはランダ
ム付加物、エチレンジアミン、ジエチレントリア
ミンなどのポリアミンのポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンブロツクまたはランダム付加
物、ポリエチレンイミン、ポリプロピレンイミン
などのポリイミンのポリオキシエチレン・ポリオ
キシプロピレンブロツクまたはランダム付加物な
どが挙げられる。 この発明の分散剤を用いて分散可能な固体とし
ては、たとえば酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、
サチンホワイト、ホワイトカーボン、紺青、群
青、カーボンブラツク、フタロシアニン系顔料、
ペリレン顔料などの無機または有機系染料や顔
料、さらに黒鉛、木炭、石炭、コークス、石油コ
ークス、雲母、二硫化モリブデン、二硫化タング
ステン、炭酸カルシウム、アルミナ、ケイ酸塩、
窒化珪素、炭化珪素、窒化ほう素、酸化ほう素、
酸化ジルコニウムなどが挙げられる。 また、上記の固体を分散させる非水系の油分と
しては、鉱物系油、動植物油、ワツクス類、脂肪
酸エステル、パラフイン、芳香族カルボン酸エス
テル、低級ないし高級アルコール、塩素化炭化水
素、ポリオレフイン、シリコン、ケトン類などが
挙げられ、これらのものを単独または2種以上の
混合物として使用することができる。 この油分に分散させる前記の固体は、通常その
粒子径が200μm以下、好ましくは100μm以下の
粉体として用いられ、またその使用量は、固体の
種類などによつて大きく異なるが、一般には80重
量%以下、好ましくは50重量%以下である。 この発明の分散剤を用いて非水系の安定な固体
分散液をつくるには、固体の種類に応じて前記有
効成分における脂肪酸の炭素鎖長、アルカノール
アミンの種類、またはアルキレンオキシドの種類
やその付加モル数、りん酸エステルの種類および
その塩の種類の組み合わせを変えるだけで対応す
ることができる。 この際の分散剤の使用量としては、前記有効成
分が分散液全体の0.01〜10重量%、好適には0.1
〜5重量%となるようにするのがよい。この量が
過少では固体粒子の分散安定性が悪く、また一定
量を超える過剰使用はそれによる効果の顕著な改
善が見られないため経済的に不利である。 〔発明の効果〕 この発明の分散剤を用いると、長期保存中に固
体粒子が沈降分離することのない安定な非水系の
固体分散液を容易に得ることができる。したがつ
て、この発明の分散剤は、塗料、染料、顔料、印
刷インキ、潤滑剤、建築用不燃材、燃料など幅広
い分野において有効な分散剤として用いることが
できる。 〔実施例〕 以下、この発明の実施例を記載してより具体的
に説明する。 実施例 つぎの第1表に示される試料No.1〜7に係る脂
肪酸のアルカノールアミドまたはそのアルキレン
オキシド付加物とりん酸エステルまたはその塩と
の混合物あるいはこれらと他の界面活性剤との混
合物をこの発明の固体分散剤とした。また、参考
のために同表に示される試料No.8〜10に係る界面
活性剤を比較用の固体分散剤とした。 なお、第1表中、エチレンオキシド付加物およ
びプロピレンオキシド付加物における〔 〕内表
示はそれぞれのアルキレンオキシドの付加モル数
を示したものである。 上記の分散剤とさらに第1表に記載の各種固体
および油分とを用いて、同表記載の配合割合(重
量%)で下記の方法にて非水系の固体分散液の調
製およびこの分散液の安定性を調べた。なお、各
種固体はいずれも粒子径が100μm以下の範囲に
ある粉体を用いた。 <固体分散液の調製および評価方法> 容量3の磁性ボールミルに所定量の油分、固
体および分散剤を合計500gとなるように加え、
所定時間混合撹拌して固体分散液を調製した。混
合撹拌時間は試料No.1、4、6、9、10で30分
間、試料No.7で40分間、その他はすべて60分間と
した。 固体分散液の調整後、100mlのメスシリンダー
に移して常温(25℃)の恒温槽中に1カ月間保管
したのち、メスシリンダーを傾けて分散液を取り
出した。このとき、傾けるだけで全量出るものを
○、ガラス棒などで軽くつつくと全量出るものを
△、スパチユラなどでかき出さなければ出ないも
のを×、とそれぞれ評価した。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a non-aqueous stable solid dispersant, particularly a solid dispersant containing a mixture of an alkanolamide or alkylene oxide adduct of a fatty acid and a phosphoric acid ester or a salt thereof as an active ingredient. [Prior Art] Conventionally, as this type of non-aqueous stable solid dispersant, for example, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-open No. 57-92518 and US Pat. No. 4,354,872,
Known examples include alkanolamides of fatty acids, fatty alcohols, alkanolamines, magnesium lauryl sulfate, and imidazoline type amphoteric surfactants. [Problems to be Solved by the Invention] However, the conventional dispersants as described above have several problems such as stability, and for example, solid particles settle and separate during long-term storage. No, no. Therefore, an object of the present invention is to obtain a dispersant that can improve the dispersion stability of solid particles in a non-aqueous system. [Means for Solving the Problems] As a result of intensive studies to achieve the above object, the inventors have found that alkanolamide of a specific fatty acid or its alkylene oxide adduct and a specific phosphorus are used as active ingredients of a dispersant. When using a mixture with an acid ester or its salt in a specific ratio,
The inventors have discovered that a nonaqueous solid dispersion can be obtained that suppresses sedimentation and separation of solid particles and has excellent long-term storage stability, leading to the present invention. That is, this invention provides (a) a fatty acid alkanolamide or an alkylene oxide adduct thereof consisting of one or a mixture of two or more saturated or unsaturated fatty acids having a carbon chain length of 6 to 22 carbon atoms; ) The following general formula; (In the formula, R is an alkyl group or alkenyl group having 1 to 30 carbon atoms, or an alkylphenyl group having an alkyl group having 1 to 30 carbon atoms, AO is an alkylene oxide such as ethylene oxide, propylene oxide, or butylene oxide, n is the number of moles of alkylene oxide added, and k is 1 or 2. The above a component and b
The proportion of component b in the total amount of components is 1 to 90
This relates to a non-aqueous solid dispersant characterized in that it is % by weight. [Structure and operation of the invention] The fatty acid alkanolamide according to the present invention is obtained by reacting a fatty acid or a derivative such as a lower alkyl ester thereof with an alkanolamine. , preferably one or a mixture of two or more saturated or unsaturated fatty acids having a chain length of 10 to 18 carbon atoms. Further, examples of the above-mentioned alkanolamine include monoethanolamine, diethanolamine, monoisopropanolamine, diisopropanolamine, aminoethylethanolamine, etc., and one type or a mixture of two or more of these may be used. The alkylene oxide adduct in this invention can be obtained by adding an alkylene oxide to the fatty acid alkanolamide obtained by the above method according to a known method. The alkylene oxide used to obtain the above adduct is preferably ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide, styrene oxide, etc., and these may be used alone or as a mixture of two or more, but as a mixture of two or more. When used, the addition polymerization can be either block or random copolymerization. The number of moles of alkylene oxide added is usually 1 to 100 moles, preferably 1 to 70 moles. If the number of moles added is too large, the affinity for solid particles due to the alkanolamide structure will be insufficient, making it difficult to obtain the effect of highly improving dispersion stability as the object of the present invention. The phosphoric acid ester used in this invention has the following general formula; (In the formula, R is an alkyl group or alkenyl group having 1 to 30 carbon atoms, or an alkylphenyl group having an alkyl group having 1 to 30 carbon atoms, and AO is an alkylene oxide selected from ethylene oxide, propylene oxide, and butylene oxide. , n is the number of moles of alkylene oxide added, from 0 to 100, and k is 1 or 2), and is one or a mixture of two or more of these. Examples of these phosphate esters include mono 2
-Ethylhexyl phosphate, di-2-ethylhexyl phosphate, mono-n-octyl phosphate, di-n-octyl phosphate, monooleyl phosphate, diocheyl phosphate, monolauryl phosphate, dilauryl phosphate , monopolyethylene oxide [40 moles] octyl phenyl ether phosphate, dipolyethylene oxide [40 moles] octyl phenyl ether phosphate, monopolyethylene oxide [10 moles] nonylphenyl ether phosphate, dipolyethylene oxide [10
mole] nonyl phenyl ether phosphate ester,
Monopolypropylene oxide [10 moles] dodecyl phenyl ether phosphate, dipolypropylene oxide [10 moles] dodecylphenyl ether phosphate, monopolyethylene oxide [30
mol] lauryl ether phosphate ester, dipolyethylene oxide [30 mol] lauryl ether phosphate ester, etc. In addition, when forming a salt of phosphoric acid ester, the salt is an alkali metal salt, an alkaline earth metal salt, an ammonium salt, or a lower amine salt, such as potassium, sodium, calcium, magnesium, ammonia, diethanolamine, triethanolamine. These salts may be used alone or as a mixture of two or more thereof. In this invention, it is important to use the above-mentioned fatty acid alkanolamide or alkylene oxide adduct in combination with phosphoric acid ester or its salt, and this combination allows solid particles in the slurry to settle and separate during long-term storage. Such problems can be effectively avoided. The reason why the dispersion stability of solid particles is significantly improved by the above-mentioned combination is not necessarily clear, but it is speculated as follows. That is, when a fatty acid alkanolamide or its alkylene oxide adduct is used as a mixture with a phosphoric acid ester or its salt, a complex is formed by the structure of the alkanolamide and the structure of the anion, as is well known. It is thought that this increases the thickness of the adsorption layer of the dispersant on the solid particles, and that the electrostatic repulsive force due to the anion structure also contributes to stability. The mixing ratio of the mixture of fatty acid alkanolamide or its alkylene oxide adduct and phosphoric acid ester or its salt in order to exhibit such an effect is determined by the proportion of the phosphoric acid ester or its salt in the total amount of both. 1-90% by weight,
The content is preferably 1 to 50% by weight. The dispersant of the present invention contains a mixture of such a fatty acid alkanolamide or its alkylene oxide adduct and a phosphoric acid ester or its salt as an active ingredient. A known surfactant may also be included. The amount of this surfactant used is preferably 50% by weight or less based on the total amount of the above-mentioned active ingredients. Examples of the above surfactants include polycarboxylate, naphthalene sulfonate, dodecylbenzene sulfonate, fatty acid soap, higher alcohol sulfate, polyoxyethylene alkyl phenyl ether, dialkyl sulfosuccinate, polyoxyethylene Fatty acid ester, polyoxyethylene alkyl ether, sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene/polyoxypropylene block or random copolymer, as well as pentaerythritol, trimethylolpropane, and Polyoxyethylene/polyoxypropylene blocks or random adducts of polyols such as sugars, polyoxyethylene/polyoxypropylene blocks or random adducts of polyamines such as ethylene diamine and diethylene triamine, and polyoxyethylene of polyimines such as polyethylene imine and polypropylene imine.・Polyoxypropylene blocks or random adducts may be mentioned. Examples of solids that can be dispersed using the dispersant of the present invention include titanium oxide, iron oxide, zinc oxide,
Sachin white, white carbon, navy blue, ultramarine blue, carbon black, phthalocyanine pigments,
Inorganic or organic dyes and pigments such as perylene pigments, graphite, charcoal, coal, coke, petroleum coke, mica, molybdenum disulfide, tungsten disulfide, calcium carbonate, alumina, silicates,
silicon nitride, silicon carbide, boron nitride, boron oxide,
Examples include zirconium oxide. Non-aqueous oils for dispersing the above solids include mineral oils, animal and vegetable oils, waxes, fatty acid esters, paraffins, aromatic carboxylic acid esters, lower to higher alcohols, chlorinated hydrocarbons, polyolefins, silicones, Examples include ketones, and these can be used alone or as a mixture of two or more. The above-mentioned solid to be dispersed in the oil is usually used as a powder with a particle size of 200 μm or less, preferably 100 μm or less, and the amount used varies depending on the type of solid, but generally 80 μm or less by weight. % or less, preferably 50% or less by weight. In order to create a stable non-aqueous solid dispersion using the dispersant of this invention, depending on the type of solid, the carbon chain length of the fatty acid, the type of alkanolamine, or the type of alkylene oxide and its addition in the active ingredient must be determined. This can be achieved by simply changing the combination of the number of moles, the type of phosphoric acid ester, and the type of its salt. In this case, the amount of the dispersant to be used is such that the active ingredient is 0.01 to 10% by weight, preferably 0.1% by weight of the entire dispersion.
It is preferable to adjust the amount to 5% by weight. If this amount is too small, the dispersion stability of the solid particles will be poor, and if it is used in excess of a certain amount, there will be no significant improvement in the effect, which is economically disadvantageous. [Effects of the Invention] By using the dispersant of the present invention, it is possible to easily obtain a stable non-aqueous solid dispersion in which solid particles do not settle and separate during long-term storage. Therefore, the dispersant of the present invention can be used as an effective dispersant in a wide range of fields such as paints, dyes, pigments, printing inks, lubricants, noncombustible materials for construction, and fuels. [Examples] Hereinafter, examples of the present invention will be described in more detail. Example A mixture of a fatty acid alkanolamide or its alkylene oxide adduct and a phosphoric acid ester or a salt thereof, or a mixture of these and other surfactants according to Samples Nos. 1 to 7 shown in Table 1 below was prepared. This was the solid dispersant of the present invention. In addition, for reference, the surfactants according to Sample Nos. 8 to 10 shown in the same table were used as solid dispersants for comparison. In Table 1, the numbers in parentheses for ethylene oxide adducts and propylene oxide adducts indicate the number of moles of each alkylene oxide added. Using the above-mentioned dispersant and the various solids and oils listed in Table 1, a non-aqueous solid dispersion is prepared using the following method at the blending ratio (wt%) listed in Table 1. Stability was investigated. It should be noted that the various solids used were powders each having a particle size of 100 μm or less. <Preparation and evaluation method of solid dispersion> Add a predetermined amount of oil, solid, and dispersant to a magnetic ball mill with a capacity of 3 for a total of 500 g,
A solid dispersion was prepared by mixing and stirring for a predetermined time. The mixing and stirring time was 30 minutes for Samples No. 1, 4, 6, 9, and 10, 40 minutes for Sample No. 7, and 60 minutes for all others. After preparing the solid dispersion, it was transferred to a 100 ml graduated cylinder and stored in a constant temperature bath at room temperature (25°C) for one month, and then the dispersion was taken out by tilting the graduated cylinder. At this time, those that came out in their entirety by simply tilting them were rated as ○, those that came out when lightly poked with a glass rod etc. were rated as △, and those that did not come out unless scraped out with a spatula or the like were rated as ×.

【表】【table】

【表】 上記試験結果によれば、この発明の分散剤を用
いた試料No.1〜7に係る固体分散液ではいずれも
良好な流動性を示したが、比較用の分散剤を用い
た試料No.8〜10に係る固体分散液ではいずれも流
動性が非常に悪かつた。この結果からも明らかな
ように、この発明の分散剤によれば、長期安定性
の非水系の固体分散液が得られるものであること
が判る。
[Table] According to the above test results, the solid dispersions of samples No. 1 to 7 using the dispersant of the present invention all showed good fluidity, but the samples using the dispersant for comparison All of the solid dispersions Nos. 8 to 10 had very poor fluidity. As is clear from these results, it can be seen that the dispersant of the present invention provides a long-term stable non-aqueous solid dispersion.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (a)炭素数6〜22の炭素鎖長を有する飽和また
は不飽和脂肪酸の1種または2種以上の混合物か
らなる脂肪酸のアルカノールアミドまたはそのア
ルキレンオキシド付加物と、(b)つぎの一般式; (式中、Rは炭素数1〜30のアルキル基もしくは
アルケニル基または炭素数1〜30のアルキル基を
もつアルキルフエニル基、AOはエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドのう
ちのいずれかのアルキレンオキシド、nはアルキ
レンオキシドの付加モル数で0〜100、kは1ま
たは2である) で表されるモノエステルまたはジエステルからな
るりん酸エステルまたはその塩との混合物を有効
成分として含有してなり、かつ上記のa成分とb
成分との合計量中に占めるb成分の割合が1〜90
重量%であることを特徴とする非水系の固体分散
剤。 2 a成分のアルカノールアミドがモノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、モノイソプロパ
ノールアミン、ジイソプロパノールアミン、アミ
ノエチルエタノールアミンのうちの1種または2
種以上の混合物のアミドである特許請求の範囲第
1項記載の非水系の固体分散剤。 3 a成分のアルキレンオキシド付加物における
アルキレンオキシドがエチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキ
シドのうちの1種または2種以上の混合物である
特許請求の範囲第1項または第2項記載の非水系
の固体分散剤。 4 a成分のアルキレンオキシド付加物における
アルキレンオキシド付加モル数が1〜100である
特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の非
水系の固体分散剤。 5 b成分のりん酸エステルの塩が、アルカリ金
属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩また
は低級アミン塩のうちの1種または2種以上の混
合物である特許請求の範囲第1〜4項のいずれか
に記載の非水系の固体分散剤。
[Scope of Claims] 1 (a) A fatty acid alkanolamide or its alkylene oxide adduct consisting of one or a mixture of two or more saturated or unsaturated fatty acids having a carbon chain length of 6 to 22 carbon atoms; b) The following general formula; (In the formula, R is an alkyl group or alkenyl group having 1 to 30 carbon atoms, or an alkylphenyl group having an alkyl group having 1 to 30 carbon atoms, and AO is an alkylene oxide selected from ethylene oxide, propylene oxide, and butylene oxide. , n is the number of moles of alkylene oxide added and k is 1 or 2) as an active ingredient. and the above a component and b
The proportion of component b in the total amount of components is 1 to 90
% by weight of a non-aqueous solid dispersant. 2 The alkanolamide of component a is one or two of monoethanolamine, diethanolamine, monoisopropanolamine, diisopropanolamine, and aminoethylethanolamine.
The non-aqueous solid dispersant according to claim 1, which is an amide of a mixture of more than one species. 3. The nonaqueous system according to claim 1 or 2, wherein the alkylene oxide in the alkylene oxide adduct of component a is one or a mixture of two or more of ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide, and styrene oxide. solid dispersant. 4. The nonaqueous solid dispersant according to any one of claims 1 to 3, wherein the number of moles of alkylene oxide added in the alkylene oxide adduct of component a is 1 to 100. 5. Claims 1 to 4, wherein the phosphoric acid ester salt of component b is one or a mixture of two or more of alkali metal salts, alkaline earth metal salts, ammonium salts, or lower amine salts. Any of the non-aqueous solid dispersants.
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