JPH0370438B2 - - Google Patents
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- JPH0370438B2 JPH0370438B2 JP63331303A JP33130388A JPH0370438B2 JP H0370438 B2 JPH0370438 B2 JP H0370438B2 JP 63331303 A JP63331303 A JP 63331303A JP 33130388 A JP33130388 A JP 33130388A JP H0370438 B2 JPH0370438 B2 JP H0370438B2
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は映像信号再生装置に係り、輝度信号及
び搬送色信号が多重して記録された磁気記録媒体
を再生した再生輝度信号及び再生搬送色信号のう
ちの少なくともいずれか一方の信号を時間軸方向
の周波数特性にデイエンフアシスして雑音が低減
されたもとの映像信号を復元する映像信号再生装
置に関する。
(従来の技術)
第1図は一般的な映像信号記録再生装置の映像
回路系の概略のブロツク系統図を示す。同図中、
入力端子1に入来した記録されるべき映像信号
(特に輝度信号)はプリエンフアシス回路2に供
給され、ここで高域周波数成分が増強された後
FM変調回路3に供給され、ここで映像信号のシ
ンクチツプレベル及びホワイトピークレベル夫々
が所定の周波数となるような周波数変調を受け
る。FM変調回路3から取り出されたFM映像信
号(被変調波)は記録増幅器(図示せず)等を経
て磁気ヘツド4に供給され、これにより磁気テー
プ5上に記録される。
一方、再生時には磁気ヘツド6により磁気テー
プ5上の既記録FM映像信号が再生され、再生増
幅器(図示せず)等を経てFM復調回路7により
FM復調された後デイエンフアシス回路8に供給
される。デイエンフアシス回路8はプリエンフア
シス回路2で増強された高周波数成分を減衰して
もとに戻すために設けられており、その出力再生
映像信号は出力端子9より取り出される。
周知のように、FM映像信号は高域周波数成分
ほどS/N(信号対雑音比)が劣化するので、プ
リエンフアシス回路2により高域周波数成分をレ
ベル増強してその周波数に対する変調度を高める
ことによつて高域周波数のS/Nを改善すること
ができる。
ここで、従来はプリエンフアシス回路2として
第2図Aに示すCRを用いたフイルタにより構成
して入力映像信号に対し同図Bに示す如く周波数
2以上の高周波数成分に対して低周波数成分を減
衰し、他方デイエンフアシス回路8として第3図
Aに示すCRを用いたフイルタにより構成して、
同図Bに示す如く入力映像信号に対して周波数1
以上の高周波数成分を低周波数成分よりも抑圧す
る特性を付与することが行なわれていた。ここで
第2図Bに示すプリエンフアシス特性と第3図B
に示すデイエンフアシス特性とは夫々互いに相補
的な特性とされている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、従来装置のプリエンフアシス回路2
及びデイエンフアシス回路8は、第4図に示す画
面10内のP点の信号に対し、F・Eで示す如く
同じ水平走査線上の少しずつ位置的に遅れた複数
の信号(P点よりも左側に表示される信号)を差
し引いたり、又は加算したりしており、またバツ
クワード型トランスバーサルフイルタを使用した
場合は第4図にB・Eで示す如くP点よりも右側
に表示される同じ水平走査線上の少しずつ位置的
に進んだ複数の信号を差し引いたり、又は加算し
ており、いずれも1水平走査線内の信号間でプリ
エンフアシス又はデイエンフアシスを行なつてい
る(これを便宜上、「水平エンフアシス」いうも
のとする)。このため、画面水平方向の高周波数
の雑音を低減できるのみであつた。
また、プリエンフアシス回路2は高域周波数成
分を相対的に増強するので、例えば第5図Aに示
すような波形をプリエンフアシスすると、その出
力信号波形は同図Bに示す如くオーバーシユート
を生ずる。オーバーシユートを起した黒から白へ
の立上り部分では、FM変調回路3の出力FM信
号の瞬時周波数が極めて高くなり、このFM信号
が磁気テープ5に記録,再生されると、上記のオ
ーバーシユートが或る一定レベルを越えた場合
は、FM復調回路7の入力段のリミツタのスライ
ス域をはずれてリミツタ出力に信号の欠如部分を
生じ、これがFM復調回路7では低い周波数とし
てFM復調される結果、FM復調出力が黒に落ち
込んでしまう、所謂反転現象が生ずることが知ら
れている。
このため、従来はオーバーシユートの先端の振
幅が所定値以上にならないようにクリツプする回
路がFM変調回路3の入力段に設けられていた
が、従来は水平エンフアシスであつたため、雑音
低減効果は十分ではなく、S/N比をより良くし
ようとするためにはクリツプを深くかけざるを得
ず、このため波形の立上り、立下りのエツジにお
いて何らかの画質劣化を伴うという問題点があつ
た。
他方、再生搬送色信号についてはライン相関性
を利用してノイズを低減することが従来行なわれ
ていたが、この従来回路はライン相関性の無い再
生搬送色信号に対しては、ノイズと共にライン相
関性の無い信号成分も入力再生搬送色信号から減
算されてしまうため、垂直解像度が劣化するとい
う問題点があつた。
そこで、本発明は再生された輝度信号及び搬送
色信号のうちの少なくともいずれか一方の信号に
対してその時間軸方向の周波数特性にデイエンフ
アシスを行なうことにより、上記の輝度信号、搬
送色信号のノイズ低減に関する夫々の問題点のい
ずれか一方を少なくとも解決した映像信号再生装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、再生信号処理回路から取り出された
もとの信号形態の再生輝度信号及び再生搬送色信
号のうちの少なくともいずれか一方の信号に対し
て、時間軸方向の周波数の高域成分が低減成分に
比し入力信号の振幅に無関係に又は関連して相対
的にレベル減衰された特性を付与するデイエンフ
アシス回路を設けたものであり、以下その各実施
例について第6図以下の図面と共に説明する。
(実施例)
第6図は本発明装置の第1実施例のブロツク系
統図を示す。同図中、入力端子11に入来した標
準テレビジヨン方式(NTSC方式又はPAL方式)
のカラー映像信号は、低域フイルタ12に供給さ
れて輝度信号を分離波される一方、帯域フイル
タ13に供給されて搬送色信号を分離波され
る。輝度信号は本実施例の要部をなす後述するプ
リエンフアシス回路14に供給され、ここで時間
軸方向の周波数(以下、「時間周波数」というも
のとする)の高域成分が低域成分に比し入力信号
の振幅に無関係に、又は振幅に応じて相対的にレ
ベル増強される。プリエンフアシス回路14より
取り出された輝度信号は記録輝度信号処理回路1
5に供給され、ここで例えば周波数変調(FM)
等の所定の信号処理を受ける。
一方、搬送色信号は記録搬送色信号処理回路1
6に供給され、例えば上記FM輝度信号の周波数
帯域よりも低域側に帯域が重ならないように周波
数変換され、かつ、その周波数変換の際に再生時
の隣接トラツクからのクロストーク対策のための
色副搬送波の位相推移処理を受ける。記録輝度信
号処理回路15及び記録搬送色信号処理回路16
により夫々上記した所定の信号処理を受けて所定
の信号形態に変換されて取り出された輝度信号及
び搬送色信号は記録増幅器17に供給され、ここ
で夫々混合及び増幅された後、記録用回転ヘツド
18により磁気テープ19に記録される。
一方、再生時には再生用回転ヘツド20により
磁気テープ19上の既記録信号が再生され、その
再生信号は前置増幅器21を通して高域フイルタ
22、低域フイルタ23に供給される。高域フイ
ルタ22により例えばFM輝度信号が分離波さ
れて再生輝度信号処理回路24によりもとの帯域
の輝度信号に復調される。一方、低域フイルタ2
3により例えば低域変換されて記録されていた搬
送色信号が、再生信号中より分離波され、この
搬送色信号は再生搬送色信号処理回路25に供給
され、ここでもとの信号形態(帯域,位相等)に
戻されて再生搬送色信号となる。
上記の再生輝度信号は本実施例の要部をなす後
述するデイエンフアシス回路26に供給され、こ
こでプリエンフアシス回路14と相補的な時間周
波数対レベル特性が付与されて、プリエンフアシ
スされる前のもとの波形に復元される。このデイ
エンフアシス回路26の出力再生輝度信号は、再
生搬送色信号処理回路25よりの再生搬送色信号
と混合される。これにより、混合回路27より出
力端28へは画面内エンフアシス(水平エンフア
シス,垂直エンフアシス)で取ることのできない
ノイズ成分も低減された再生カラー映像信号が取
り出される。
本実施例は、時間周波数対レベル特性をデイエ
ンフアシス回路26によりデイエンフアシスする
ようにしているので、再生輝度信号のS/N比を
改善することができ、またデイエンフアシス回路
26によつて劣化する時間周波数対レベル特性
は、予め記録系に設けられたプリエンフアシス回
路14により強調されて記録されているので、デ
イエンフアシス回路26からはS/N比が改善さ
れ、かつ、時間周波数対レベル特性の劣化が無い
再生輝度信号が取り出される。
また、後述する如く、プリエンフアシス回路1
4及びデイエンフアシス回路26が、その時間周
波数対レベル特性が入力信号の振幅に応じて変化
するように非直線特性を有している場合は、上記
の時間周波数にプリエンフアシス及びデイエンフ
アシスをかけると、静止画又は低速で動く動画に
関しては問題ないが、高速で動く動画又は画面の
切換えなどのときにはオーバーシユートが発生
し、水平,垂直エンフアシスと同様に、ホワイト
クリツプやダーククリツプで棄てられる情報によ
つて画質の劣化が起こるが、この棄てられる情報
を少なくすることができるので、画面の切換え時
点などのエツジの後の画質の劣化を改善すること
ができる。また、現行のVTRとの互換も可能と
なる。
次に、本発明装置の第2実施例について説明す
る。第7図は本発明装置の第2実施例のブロツク
系統図を示す。同図中、第6図と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。上記の
第1実施例は輝度信号の記録再生経路にプリエン
フアシス回路11とデイエンフアシス回路26と
を夫々設けていたのに対し、本実施例は搬送色信
号の記録再生経路にプリエンフアシス回路29と
デイエンフアシス回路30を設けた点に特徴を有
する。すなわち、プリエンフアシス回路29は搬
送色信号の時間周波数の高域成分を低域成分に比
し入力信号の振幅に無関係に、又は振幅に応じて
相対的にレベル増強して記録搬送色信号処理回路
16に供給する。また、デイエンフアシス回路3
0は、再生搬送色信号処理回路25から取り出さ
れた再生搬送色信号に対して、プリエンフアシス
回路29とは相補的な時間周波数対レベル特性を
付与して出力する。
これにより、本実施例によれば、第1実施例に
おける輝度信号のS/N比改善効果と同様のS/
N比改善効果が搬送色信号について得られる。
次にプリエンフアシス回路14及びデイエンフ
アシス回路26の各実施例について説明する。第
8図はプリエンフアシス回路14の第1実施例の
ブロツク系統図を示す。同図中、入力端子32に
入来した輝度信号は加算回路33及び減算回路3
4に夫々供給される。加算回路33より取り出さ
れた輝度信号は遅延回路35に供給される。遅延
回路35は、入力輝度信号がNTSC方式、PAL
方式いずれのカラー映像信号より分離した輝度信
号である場合も、2mフイールド又は(2m+1)
フイールド+0.5H又は(2m+1)フイールド−
0.5Hの遅延時間を有している(ただし、mは0,
1,2,…で、Hは1水平走査期間を示す。以下
同じ)。これは、NTSC方式カラー映像信号の輝
度信号は1フイールドが262.5H(PAL方式では
312.5H)であり、奇数フイールドの遅延では
0.5H位相がずれるので、遅延時間を1フイール
ドの自然数倍の期間又はこれに極めて近似した期
間で、かつ、水平走査期間の自然数倍の期間とす
るためである。
遅延回路35より取り出された遅延輝度信号
は、係数O1(例えば0.76)を乗ずる係数回路36
により減衰されてから加算回路33に供給され、
ここで入力端子32よりの輝度信号と加算合成さ
れた後、再び遅延回路35に供給される。また遅
延回路35の出力遅延輝度信号は係数O2(例えば
0.14)を乗ずる係数回路37を通して減算回路3
4に供給される。減算回路34は入力端子32よ
りの入力輝度信号から係数回路37よりの約1フ
イールドの自然数倍の期間前の輝度情報を差し引
く動作を行なつて、入力輝度信号の時間周波数の
高域成分が低域成分に比し相対的にレベル増強さ
れたプリエンフアシス特性が付与された輝度信号
(被プリエンフアシス輝度信号)を出力端子38
へ出力する。
第9図はデイエンフアシス回路26の第1実施
例のブロツク系統図を示す。同図において、入力
端子39にはもとの信号形態に変換された再生輝
度信号が入来する。ただし、この再生輝度信号は
前記プリエンフアシス特性が付与されている。こ
の再生輝度信号は加算回路40を通して遅延回路
42に供給される一方、加算回路41に供給され
る。遅延回路42は遅延回路35と同一の遅延時
間に選定されており、その遅延再生輝度信号を係
数N1(例えば0.87)を乗ずる係数回路43を通し
て加算回路10に供給する一方、係数N2(例えば
0.18)を乗ずる係数回路44を通して加算回路4
1に供給する。加算回路40の出力信号は遅延回
路42に供給され、加算回路41の出力信号は出
力端子45へ出力される。
ここで、出力端子45の出力信号は、入力再生
輝度信号の時間周波数の高域成分が低域成分に比
し相対的にレベル減衰された特性で、かつ、上記
第8図図示のプリエンフアシス回路の特性と相補
的な特性が付与された再生輝度信号(被デイエン
フアシス再生輝度信号)であり、プリエンフアシ
ス回路の入力端子32の入力輝度信号と同様の波
形に復元された再生輝度信号である。
第8図に示すプリエンフアシス回路14と第9
図に示すデイエンフアシス回路26とを夫々比較
すると明らかなように、両回路は略同様の回路構
成であり、係数回路36,37,43,44の係
数O1,O2,N1,N2が異なる点と、減算回路34
に対応する回路がデイエンフアシス回路26では
加算回路である点が異なるだけである。よつて、
以下の説明では必要に応じてデイエンフアシス回
路26又は30の図示は省略するものとする。
第10図はプリエンフアシス回路14の第2実
施例のブロツク系統図を示す。同図中、第8図と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。係数回路47は加算回路33より遅延回
路35へ供給される輝度信号の一部が分岐されて
供給され、この入力信号に係数P2(例えば0.14)
を乗じて減算回路34へ供給する。また係数回路
46は遅延回路35の出力遅延輝度信号に係数
P1(例えば0.76)を乗じて加算回路33へ出力す
る。本実施例は第8図に示すプリエンフアシス回
路14の第1実施例に比し、入力端子32より減
算回路34を通して出力端子38に到る信号経路
に遅延回路35が設けられていない。
なお、この第10図に示すプリエンフアシス回
路と相補的な特性をもつデイエンフアシス回路
は、第10図と同様の構成であり、係数回路4
6,47に夫々相当する係数回路の係数が例えば
0.87,0.18に選定され、また減算回路34に相当
する回路が加算回路となる点が異なるだけである
ので、図示は省略する。
次にプリエンフアシス回路14の第3実施例に
ついて第11図と共に説明する。第11図中、第
10図と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。第11図において、係数回路4
8は加算回路33の出力信号に対して係数K2(例
えば約0.24)を乗じて減算回路34へ出力する回
路で、第10図の係数回路47に相当する。減算
回路34より取り出された輝度信号は非直線回路
49に供給される。非直線回路49は例えば入力
信号の振幅を一定値に制限する振幅制限器であ
り、この一定値よりも小なる振幅の入力信号に対
しては振幅制限を行なうことなくそのまま通過出
力させるよう構成されている。非直線回路49よ
り取り出された信号は、係数回路50により係数
K3(例えば約1.3)を乗じられた後、加算回路51
に供給され、ここで入力輝度信号と加算合成され
て出力端子52へ出力される。
これにより、出力端子52には、入力輝度信号
に対して、その時間周波数の高域成分が低域成分
に比し、入力信号の振幅に応じて相対的にレベル
増強された非直線プリエンフアシス特性が付与さ
れた輝度信号が付与される。すなわち、本実施例
は、フイードフオワード型のプリエンフアシス回
路である点は第8図,第10図に示すプリエンフ
アシス回路14の第1,第2実施例と同じである
が、本実施例は、第1及び第2実施例が直線プリ
エンフアシス特性を得ていたのに対し、非直線プ
リエンフアシス特性を得ている点が異なる。
なお、この第11図に示すプリエンフアシス回
路14と相補的な特性を示すデイエンフアシス回
路26の構成は、係数回路48,50に相当する
係数回路の係数が例えば0.13,0.57であり、係数
回路46に相当する係数回路の係数が例えば0.87
であり、また加算回路51の代りに入力再生輝度
信号から係数回路の出力信号を差し引く減算回路
を使用する以外は第11図と同様の回路構成で構
成される。
以上は輝度信号の伝送路に設けられたプリエン
フアシス回路14、デイエンフアシス回路26の
各実施例であるが、次に搬送色信号の伝送路に設
けられたプリエンフアシス回路29、デイエンフ
アシス回路30の各実施例について説明する。第
12図はプリエンフアシス回路29の第1実施例
のブロツク系統図を示す。同図中、入力端子55
に入来した搬送色信号は、演算回路56を通して
遅延回路58に供給される一方、減算回路57に
供給される。ここで、入力搬送色信号がNTSC方
式カラー映像信号から分離した搬送色信号である
ものとすると、その色副搬送波周波数は周知の如
く、水平走査周波数の227.5倍であり、0.5の端数
のために色副搬送波は1Hの始めと終りでは位相
が0.5周期、すなわち180゜異なつている。また1
フイールドは262.5Hであり、互いに奇数フイー
ルドの時間差を有する搬送色信号の位相は0.5H
ずれることとなる。しかして、演算回路56(後
述の64も同様)で演算される2信号は同相で位
相相ずれなく加算される必要がある。
従つて、遅延回路58の遅延時間と演算回路5
6の演算が加算であるか減算であるかの関係は次
の如くになる。まず遅延時間が4mフイールド
(=2mフレーム)であるときは、4mフイールド
は1050mHで偶数Hだから演算回路56は加算動
作を行なうように設定される。次に遅延時間が
(4m+1)フイールド−0.5Hであるとき、又は
(4m+3)フイールド+0.5Hであるときは、
いずれも遅延時間はHの偶数倍となるから演算回
路56は加算動作を行なうように設定される。こ
れに対して、遅延回路58の遅延時間を(4m
+1)フイールド+0.5H,(4m+2)フイー
ルド(=2m+1フレーム)及び(4m+3)フ
イールド−0.5Hのいずれか一の遅延時間に選定
した場合は、遅延時間はHの奇数倍となるから、
演算回路56は減算動作を行なうように設定され
る。
上記〜のうちいずれか一の遅延時間に選定
されている遅延回路58より取り出された搬送色
信号は、係数回路59により前記係数回路36と
同一の係数O1を乗じられた後、位相調整器60
を通して演算回路56に供給され、ここで前記し
た如く、加算又は減算される。位相調整器60は
遅延回路58により前記〜のうち−の遅延時
間が正確に得られれば不要な回路である。しか
し、遅延回路58により実際に得られる遅延時間
は、正確な所定の遅延時間ではなく誤差が生じて
いるので、この誤差を生じさせたまま(位相調整
を行なうことなく)演算回路56に供給すると、
等価的に係数O1が所定値とは異なつた値の係数
を乗じたかの如くに動作するので、所要のプリエ
ンフアシス特性が得られない。
そこで、位相調整器60により係数回路59の
出力信号の位相を、1フイールドの自然数倍又は
その近傍の期間であつて、Hの自然数倍の期間、
正確に遅延された搬送色信号の位相と同一となる
ように調整することにより、所要のプリエンフア
シス特性が得られる。
一方、遅延回路58の出力遅延搬送色信号は、
係数回路61に供給され、ここで前記係数O2と
同一の係数が付与された後、減算回路57に供給
される。減算回路57は、入力端子55の入力搬
送色信号から係数回路61の出力搬送色信号を差
し引く減算動作を行なつて得た信号を被プリエン
フアシス搬送色信号として出力端子62へ出力す
る。この出力信号は、入力搬送色信号の時間周波
数の高域成分が低域成分に比し相対的にレベル増
強されたプリエンフアシス特性が付与された搬送
色信号であり、プリエンフアシス回路29の出力
信号(被プリエンフアシス搬送色信号)として出
力される。
第13図はデイエンフアシス回路30の第1実
施例のブロツク系統図を示す。同図において、入
力端子63にはもとの帯域に戻された再生搬送色
信号が入来し、この再生搬送色信号は減算回路6
4及び加算回路69に夫々供給される。演算回路
64の出力信号は前記遅延回路58と同一の遅延
時間をもつ遅延回路65、係数回路66及び位相
調整器67を夫々通して演算回路64に帰還入力
される一方、係数回路68を経て加算回路69に
供給される。位相調整器67は位相調整器60と
同様に正確な遅延出力を得るために位相調整を行
なう回路である。また係数回路66の係数N1は
例えば0.87、係数回路68の係数N2は例えば0.18
である。
加算回路69は入力端子63よりの再生搬送色
信号と係数回路68よりの再生搬送色信号との加
算を行なつて得た信号を出力端子70へ出力す
る。この出力信号は、入力再生搬送色信号の時間
周波数の高域成分が低域成分に比し相対的にレベ
ル減衰されたデイエンフアシス特性が付与された
再生搬送色信号(被デイエンフアシス再生搬送色
信号)である。また、このデイエンフアシス特性
は前記プリエンフアシス特性のレベル増強分だけ
レベル減衰するようなプリエンフアシス特性に対
して丁度相補的な特性である。
次にプリエンフアシス回路29の第2実施例に
つき説明するに、第14図はプリエンフアシス回
路29の第2実施例のブロツク系統図を示す。同
図中、第12図と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。係数回路71は遅延回
路58の出力遅延搬送色信号に係数P1を乗じた
信号を位相調整器60を通して演算回路56へ供
給する。また係数回路72は演算回路56より遅
延回路58へ供給される搬送色信号の一部が分岐
されて供給され、この入力信号に係数P2を乗じ
て減算回路57へ供給する。これにより、減算回
路57より第12図と同様の被プリエンフアシス
搬送色信号が取り出される。本実施例は、第12
図に示したプリエンフアシス回路29の第1実施
例に比し、入力端子55より演算回路56、係数
回路72、減算回路57を経て出力端子62に到
る信号経路には遅延回路58が設けられていな
い。
なお、この第14図に示すプリエンフアシス回
路と相補的な特性をもつデイエンフアシス回路
は、第14図と同様の構成であり、係数回路7
1,72に夫々相当する係数回路の係数が例えば
0.87,0.18に選定され、また減算回路57に相当
する回路が加算回路となる点が異なるだけである
ので、図示は省略する。
次に、プリエンフアシス回路29の第3実施例
について第15図と共に説明する。第15図中、
第14図と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。第15図において、係数回路
73は演算回路56の出力信号に対して係数K2
(例えば約0.24)を乗じて減算回路57へ出力す
る回路で、第14図の係数回路72に相当する。
減算回路57より取り出された搬送色信号は非直
線回路74に供給される。非直線回路74は非直
線回路49と同様に例えば入力信号の振幅を一定
値に制限する振幅制限器であり、この一定値より
も小なる振幅の入力信号に対しては振幅制限を行
なうことなくそのまま通過出力させるよう構成さ
れている。非直線回路74より取り出された信号
は、係数回路75により係数K3(例えば約1.3)を
乗じられた後、加算加算76に供給され、ここで
入力搬送色信号と加算合成されて出力端子77へ
出力される。
これにより、出力端子77には、入力搬送色信
号に対して、その時間周波数の高域成分が低域成
分に比し、入力信号の振幅に応じて相対的にレベ
ル増強された非直線プリエンフアシス特性が付与
された搬送色信号が付与される。すなわち、本実
施例は、フイードフオワード型のプリエンフアシ
ス回路である点は第12図,第14図に示すプリ
エンフアシス回路29の第1,第2実施例と同じ
であるが、本実施例は、第1及び第2実施例が直
線プリエンフアシス特性を得ていたのに対し、非
直線プリエンフアシス特性を得ている点が異な
る。
なお、この第15図に示すプリエンフアシス回
路29と相補的な特性を示すデイエンフアシス回
路30の構成は、係数回路73,75に相当する
係数回路の係数が例えば0.13,0.57であり、係数
回路71に相当する係数回路の係数も異なる値と
され、また加算回路76の代りに入力再生搬送色
信号から係数回路の出力信号を差し引く減算回路
を使用する以外は第14図と同様の回路構成で構
成される。
以上のプリエンフアシス回路14,29、デイ
エンフアシス回路26,30の各実施例は、いず
れもフイードフオワード型であつたが、次にフイ
ードバツク型のプリエンフアシス回路及びテイエ
ンフアシス回路について説明する。第16図はプ
リエンフアシス回路29とデイエンフアシス回路
30を夫々同一の回路を共用して構成した一実施
例のブロツク系統図を示す。再生時の動作につき
まず説明するに、再生時には、スイツチ81,8
3,93及び94は夫々接点P側へ切換接続され
る。これにより、入力端子80に入来した再生搬
送色信号は、スイツチ81、演算回路84、遅延
回路85、係数回路86及び位相調整器87を
夫々通して演算回路84に供給され、ここでスイ
ツチ81よりの1フイールドの自然数倍の期間に
略等しく、かつ、Hの自然数倍の期間後の再生搬
送色信号と減算又は加算される。演算回路84の
出力信号は遅延回路85に供給される一方、係数
回路88を通して演算回路89に供給され、ここ
でスイツチ81よりの再生搬送色信号と減算され
た後、更に非直線回路90及び係数回路91を通
して演算回路92に供給され、ここでスイツチ8
1よりの再生搬送色信号と減算される。従つて、
減算回路92からは、非直線デイエンフアシス特
性が付与された再生搬送色信号が取り出され、ス
イツチ94を通して出力端子95へ出力される。
本実施例によれば、非直線回路を有することによ
つて、デイエンフアシス回路によりもとの波形に
完全に復元できない割合を軽減することができる
(例えば差動増幅器82のゲインをGとすると、
1/Gのずれしかない)。
一方、記録時にはスイツチ81,83,93,
及び94は夫々接点R側に接続される。これによ
り、入力端子80に入来した搬送色信号は、スイ
ツチ81、差動増幅器82、スイツチ83、演算
回路84、遅延回路85、係数回路86及び位相
調整器87を夫々通して演算回路84に供給され
る。遅延回路85の遅延時間と演算回路84の減
算動作との関係は、前記遅延回路58の遅延時間
と演算回路56の加減算動作と同じである。この
演算回路64から取り出された搬送色信号は遅延
回路85に供給される一方、係数回路88を夫々
通して減算回路89に供給され、ここでスイツチ
83よりの搬送色信号と減算された後非直線回路
90に供給される。
非直線回路90は非直線回路49,74と同一
構成とされており、減算回路89の出力搬送色信
号は一定値よりも大振幅部分は振幅制限されて取
り出され、更に係数回路91を通して減算回路9
2に供給され、ここでスイツチ83よりの搬送色
信号と減算される。この回路は再生時のデイエン
フアシス回路をフイードバツクループ中に入れる
ことで、その逆特性のプリエンフアシス特性を得
ている。従つて、差動増幅器82よりスイツチ9
4を通して出力端子95へ出力される信号は、第
15図と同様に非直線プリエンフアシスされた搬
送色信号となる。なお、係数回路86,88及び
94の各係数L1,L2及びL3は夫々例えば0.87,
0.13及び0.57に選定される。
以上説明した本発明装置におけるプリエンフア
シス回路及びデイエンフアシス回路の各実施例の
回路形式と、その形式に対応する実施例が示され
ている図番との関係についてまとめると、次表に
示す如くになる。
(Industrial Application Field) The present invention relates to a video signal reproducing device, in which at least one of a reproduced luminance signal and a reproduced carrier color signal is reproduced from a magnetic recording medium on which a luminance signal and a carrier color signal are multiplexed and recorded. The present invention relates to a video signal reproducing device that restores an original video signal with reduced noise by de-emphasizing one signal to the frequency characteristics in the time axis direction. (Prior Art) FIG. 1 shows a schematic block system diagram of a video circuit system of a general video signal recording and reproducing apparatus. In the same figure,
The video signal to be recorded (especially the luminance signal) that enters the input terminal 1 is supplied to the pre-emphasis circuit 2, where the high frequency components are amplified.
The signal is supplied to the FM modulation circuit 3, where it undergoes frequency modulation such that the sync chip level and white peak level of the video signal each become a predetermined frequency. The FM video signal (modulated wave) taken out from the FM modulation circuit 3 is supplied to the magnetic head 4 via a recording amplifier (not shown), etc., and thereby recorded on the magnetic tape 5. On the other hand, during playback, the already recorded FM video signal on the magnetic tape 5 is played back by the magnetic head 6, passed through a playback amplifier (not shown), etc., and then sent to the FM demodulation circuit 7.
After being FM demodulated, it is supplied to the de-emphasis circuit 8. The de-emphasis circuit 8 is provided to attenuate the high frequency components amplified by the pre-emphasis circuit 2 and return them to their original state, and the output reproduced video signal is taken out from the output terminal 9. As is well known, the S/N (signal-to-noise ratio) of an FM video signal deteriorates as the frequency component increases, so the pre-emphasis circuit 2 increases the level of the high frequency component to increase the degree of modulation for that frequency. Therefore, the S/N of high frequencies can be improved. Conventionally, the pre-emphasis circuit 2 is configured with a filter using a CR shown in FIG.
The de-emphasis circuit 8 is configured by a filter using a CR shown in FIG .
As shown in Figure B, the frequency is 1 for the input video signal.
Attempts have been made to provide characteristics that suppress the above-mentioned high frequency components more than the low frequency components. Here, the pre-emphasis characteristics shown in Fig. 2B and the pre-emphasis characteristics shown in Fig. 3B
The de-emphasis characteristics shown in (a) and (b) are mutually complementary characteristics. (Problems to be solved by the invention) By the way, the pre-emphasis circuit 2 of the conventional device
The de-emphasis circuit 8 generates a plurality of signals (on the left side of the P point) on the same horizontal scanning line that are slightly delayed positionally, as shown by F and E, with respect to the signal at the P point on the screen 10 shown in FIG. If a backward type transversal filter is used, the same horizontal scan signal displayed to the right of point P as shown by B and E in Figure 4. It subtracts or adds multiple signals that advance positionally little by little along the line, and pre-emphasis or de-emphasis is performed between the signals within one horizontal scanning line (for convenience, this is referred to as "horizontal emphasis"). ). Therefore, it was only possible to reduce high frequency noise in the horizontal direction of the screen. Furthermore, since the pre-emphasis circuit 2 relatively enhances high frequency components, for example, when pre-emphasizing a waveform as shown in FIG. 5A, the output signal waveform will overshoot as shown in FIG. 5B. In the rising portion from black to white where overshoot occurs, the instantaneous frequency of the FM signal output from the FM modulation circuit 3 becomes extremely high, and when this FM signal is recorded and reproduced on the magnetic tape 5, the above-mentioned overshoot occurs. When the UT exceeds a certain level, it deviates from the slice area of the limiter at the input stage of the FM demodulation circuit 7, causing a signal missing portion at the limiter output, which is FM demodulated as a low frequency in the FM demodulation circuit 7. As a result, it is known that a so-called inversion phenomenon occurs in which the FM demodulated output drops to black. For this reason, conventionally a circuit was provided at the input stage of the FM modulation circuit 3 to prevent the amplitude at the tip of the overshoot from exceeding a predetermined value, but since the conventional method was horizontal emphasis, the noise reduction effect was This is not sufficient, and in order to improve the S/N ratio, it is necessary to apply deep clipping, which poses a problem in that there is some kind of image quality deterioration at the rising and falling edges of the waveform. On the other hand, with respect to reproduced carrier color signals, noise has been conventionally reduced using line correlation, but this conventional circuit reduces noise as well as line correlation for reproduced carrier color signals that have no line correlation. Since signal components with no color are also subtracted from the input reproduced carrier color signal, there is a problem in that the vertical resolution deteriorates. Therefore, the present invention de-emphasizes the frequency characteristics in the time axis direction of at least one of the reproduced luminance signal and the carrier chrominance signal, thereby eliminating noise in the luminance signal and the carrier chrominance signal. It is an object of the present invention to provide a video signal reproducing device that solves at least one of the respective problems regarding reduction. (Means for Solving the Problems) The present invention provides a means for solving problems in the time axis direction with respect to at least one of a reproduced luminance signal and a reproduced carrier color signal in the original signal form extracted from a reproduced signal processing circuit. The de-emphasis circuit is provided with a de-emphasis circuit that provides a characteristic in which the level of the high-frequency component of the frequency is relatively attenuated compared to the reduced component, regardless of or in relation to the amplitude of the input signal. This will be explained with reference to Figure 6 and the following drawings. (Embodiment) FIG. 6 shows a block system diagram of a first embodiment of the apparatus of the present invention. In the figure, the standard television system (NTSC system or PAL system) input to input terminal 11
The color video signal is supplied to a low-pass filter 12 to separate the luminance signal, and is supplied to the bandpass filter 13 to separate the carrier color signal. The luminance signal is supplied to a pre-emphasis circuit 14, which will be described later and forms the main part of this embodiment, where the high-frequency component of the frequency in the time axis direction (hereinafter referred to as "temporal frequency") is compared to the low-frequency component. The level is increased relatively regardless of or depending on the amplitude of the input signal. The luminance signal taken out from the pre-emphasis circuit 14 is sent to the recording luminance signal processing circuit 1.
5, where e.g. frequency modulation (FM)
etc. are subjected to predetermined signal processing. On the other hand, the conveyance color signal is transmitted to the recording conveyance color signal processing circuit 1.
For example, the frequency is converted so that the frequency band does not overlap with the frequency band lower than the frequency band of the FM luminance signal, and during the frequency conversion, the signal is supplied to The color subcarrier undergoes phase shift processing. Recording luminance signal processing circuit 15 and recording conveyance color signal processing circuit 16
The luminance signal and the carrier color signal, which are respectively subjected to the above-mentioned predetermined signal processing and converted into a predetermined signal form and taken out, are supplied to the recording amplifier 17, where they are mixed and amplified, and then sent to the recording rotary head. The information is recorded on the magnetic tape 19 by 18. On the other hand, during reproduction, the already recorded signal on the magnetic tape 19 is reproduced by the rotary reproduction head 20, and the reproduced signal is supplied to the high-pass filter 22 and the low-pass filter 23 through the preamplifier 21. For example, the FM luminance signal is separated by the high-pass filter 22 and demodulated into the original band luminance signal by the reproduced luminance signal processing circuit 24. On the other hand, low-pass filter 2
For example, the carrier color signal that has been low-band converted and recorded by 3 is separated from the reproduced signal, and this carrier color signal is supplied to the reproduced carrier color signal processing circuit 25, where the original signal form (bandwidth, phase, etc.) to become a reproduced transport color signal. The above-mentioned reproduced luminance signal is supplied to a de-emphasis circuit 26, which will be described later, which is a main part of this embodiment, and is given a time-frequency versus level characteristic complementary to that of the pre-emphasis circuit 14. Restored to waveform. The reproduced luminance signal output from the de-emphasis circuit 26 is mixed with the reproduced carrier color signal from the reproduced carrier color signal processing circuit 25. As a result, a reproduced color video signal is output from the mixing circuit 27 to the output terminal 28 in which noise components that cannot be removed by intra-screen emphasis (horizontal emphasis, vertical emphasis) are also reduced. In this embodiment, since the time-frequency versus level characteristic is de-emphasized by the de-emphasis circuit 26, the S/N ratio of the reproduced luminance signal can be improved, and the time-frequency versus level characteristic deteriorated by the de-emphasis circuit 26 can be improved. Since the level characteristics are emphasized and recorded by the pre-emphasis circuit 14 provided in the recording system in advance, the S/N ratio is improved from the de-emphasis circuit 26, and the reproduced luminance is maintained without deterioration of the time-frequency vs. level characteristics. A signal is extracted. In addition, as described later, the pre-emphasis circuit 1
4 and the de-emphasis circuit 26 have non-linear characteristics such that the time-frequency versus level characteristics change according to the amplitude of the input signal, when pre-emphasis and de-emphasis are applied to the above-mentioned time frequency, the still image Or, there is no problem with slow-moving videos, but overshoot occurs when fast-moving videos or screen changes occur, and as with horizontal and vertical emphasis, the image quality is affected by the information discarded in white clips and dark clips. However, since the amount of information that is discarded can be reduced, it is possible to improve the deterioration of image quality after edges such as at the time of screen switching. It will also be compatible with current VTRs. Next, a second embodiment of the device of the present invention will be described. FIG. 7 shows a block system diagram of a second embodiment of the device of the present invention. In the figure, the same components as those in FIG. 6 are denoted by the same reference numerals, and the explanation thereof will be omitted. In the first embodiment described above, a pre-emphasis circuit 11 and a de-emphasis circuit 26 were provided in the recording and reproducing path of the luminance signal, whereas in this embodiment, a pre-emphasis circuit 29 and a de-emphasis circuit 30 were provided in the recording and reproducing path of the carrier color signal. It is characterized by the provision of . That is, the pre-emphasis circuit 29 compares the high-frequency component of the time frequency of the carrier color signal with the low-frequency component, and relatively increases the level regardless of the amplitude of the input signal or in accordance with the amplitude, and outputs the signal to the recording carrier color signal processing circuit 16. supply to. In addition, the de-emphasis circuit 3
0 imparts a time frequency versus level characteristic complementary to that of the pre-emphasis circuit 29 to the reproduced carrier color signal taken out from the reproduced carrier color signal processing circuit 25 and outputs it. As a result, according to the present embodiment, the S/N ratio improvement effect similar to the S/N ratio improvement effect of the luminance signal in the first embodiment is achieved.
An N-ratio improvement effect is obtained for the carrier color signal. Next, embodiments of the pre-emphasis circuit 14 and the de-emphasis circuit 26 will be described. FIG. 8 shows a block diagram of a first embodiment of the pre-emphasis circuit 14. In the figure, the luminance signal input to the input terminal 32 is transmitted to the adder circuit 33 and the subtracter circuit 3.
4, respectively. The luminance signal taken out from the adder circuit 33 is supplied to a delay circuit 35. The delay circuit 35 is configured so that the input luminance signal is NTSC format or PAL format.
Regardless of the method, if the luminance signal is separated from the color video signal, the 2m field or (2m+1)
Field +0.5H or (2m+1) Field -
It has a delay time of 0.5H (where m is 0,
1, 2, . . . , H indicates one horizontal scanning period. same as below). This means that one field of the luminance signal of the NTSC color video signal is 262.5H (in the PAL format, the luminance signal is 262.5H).
312.5H), and for odd field delays
Since the phase is shifted by 0.5H, the delay time is set to be a period that is a natural number multiple of one field or a period that is very close to this, and a period that is a natural number multiple of the horizontal scanning period. The delayed luminance signal taken out from the delay circuit 35 is sent to a coefficient circuit 36 which multiplies it by a coefficient O 1 (for example, 0.76).
is attenuated by and then supplied to the adder circuit 33,
Here, after being added and combined with the luminance signal from the input terminal 32, it is again supplied to the delay circuit 35. Further, the output delayed luminance signal of the delay circuit 35 has a coefficient O 2 (for example,
0.14) through the subtraction circuit 3 through the coefficient circuit 37
4. The subtraction circuit 34 performs an operation of subtracting the luminance information from the coefficient circuit 37 from the input luminance signal from the input terminal 32 for a period that is a natural number multiple of about 1 field, so that the high frequency component of the time frequency of the input luminance signal is The output terminal 38 outputs a luminance signal (luminance signal to be pre-emphasized) to which a pre-emphasis characteristic whose level is relatively enhanced compared to the low-frequency component is given.
Output to. FIG. 9 shows a block diagram of a first embodiment of the de-emphasis circuit 26. In the figure, a reproduced luminance signal that has been converted into its original signal form is input to an input terminal 39. However, this reproduced luminance signal is given the pre-emphasis characteristic. This reproduced luminance signal is supplied to a delay circuit 42 through an adder circuit 40, and is also supplied to an adder circuit 41. The delay circuit 42 is selected to have the same delay time as the delay circuit 35, and supplies the delayed reproduced luminance signal to the adder circuit 10 through a coefficient circuit 43 that multiplies it by a coefficient N 1 ( for example, 0.87).
0.18) through a coefficient circuit 44
Supply to 1. The output signal of the adder circuit 40 is supplied to a delay circuit 42, and the output signal of the adder circuit 41 is output to an output terminal 45. Here, the output signal of the output terminal 45 has a characteristic in which the high frequency component of the time frequency of the input reproduced luminance signal is relatively attenuated in level compared to the low frequency component, and the pre-emphasis circuit shown in FIG. This is a reproduced luminance signal (de-emphasized reproduced luminance signal) to which a characteristic complementary to the characteristic is given, and is a reproduced luminance signal restored to the same waveform as the input luminance signal of the input terminal 32 of the pre-emphasis circuit. The pre-emphasis circuit 14 shown in FIG.
As is clear from comparing the de-emphasis circuit 26 shown in the figure, both circuits have substantially the same circuit configuration, and the coefficients O 1 , O 2 , N 1 , and N 2 of the coefficient circuits 36, 37, 43, and 44 are Differences and subtraction circuit 34
The only difference is that the circuit corresponding to the de-emphasis circuit 26 is an adder circuit. Then,
In the following description, illustration of the de-emphasis circuit 26 or 30 will be omitted as necessary. FIG. 10 shows a block diagram of a second embodiment of the pre-emphasis circuit 14. In the figure, the same components as those in FIG. 8 are designated by the same reference numerals, and their explanations will be omitted. A part of the luminance signal supplied from the adder circuit 33 to the delay circuit 35 is branched and supplied to the coefficient circuit 47, and a coefficient P 2 (for example, 0.14) is applied to this input signal.
is multiplied by , and supplied to the subtraction circuit 34. Further, the coefficient circuit 46 applies a coefficient to the output delayed luminance signal of the delay circuit 35.
It is multiplied by P 1 (for example, 0.76) and output to the adder circuit 33. This embodiment differs from the first embodiment of the pre-emphasis circuit 14 shown in FIG. 8 in that the delay circuit 35 is not provided in the signal path from the input terminal 32 through the subtraction circuit 34 to the output terminal 38. The de-emphasis circuit shown in FIG. 10, which has characteristics complementary to the pre-emphasis circuit, has the same configuration as that in FIG.
For example, the coefficients of the coefficient circuit corresponding to 6 and 47 are
0.87 and 0.18, and the only difference is that the circuit corresponding to the subtraction circuit 34 is an addition circuit, so illustration is omitted. Next, a third embodiment of the pre-emphasis circuit 14 will be described with reference to FIG. In FIG. 11, the same components as those in FIG. 10 are designated by the same reference numerals, and their explanations will be omitted. In FIG. 11, coefficient circuit 4
8 is a circuit that multiplies the output signal of the adder circuit 33 by a coefficient K 2 (for example, about 0.24) and outputs the result to the subtractor circuit 34, and corresponds to the coefficient circuit 47 in FIG. The luminance signal extracted from the subtraction circuit 34 is supplied to a non-linear circuit 49. The nonlinear circuit 49 is, for example, an amplitude limiter that limits the amplitude of an input signal to a constant value, and is configured so that input signals with an amplitude smaller than this constant value are passed through and output as they are without amplitude limiting. ing. The signal taken out from the non-linear circuit 49 is converted into a coefficient by a coefficient circuit 50.
After being multiplied by K 3 (for example, about 1.3), the addition circuit 51
Here, it is added and combined with the input luminance signal and output to the output terminal 52. As a result, the output terminal 52 has a non-linear pre-emphasis characteristic in which the high-frequency component of the time frequency of the input luminance signal is relatively enhanced in level according to the amplitude of the input signal compared to the low-frequency component. The applied luminance signal is applied. That is, this embodiment is the same as the first and second embodiments of the pre-emphasis circuit 14 shown in FIGS. 8 and 10 in that it is a feed-forward type pre-emphasis circuit, but this embodiment has the following features: The difference is that the first and second embodiments have linear pre-emphasis characteristics, whereas they have non-linear pre-emphasis characteristics. The configuration of the de-emphasis circuit 26 shown in FIG. 11, which has characteristics complementary to the pre-emphasis circuit 14, is such that the coefficients of the coefficient circuits corresponding to the coefficient circuits 48 and 50 are, for example, 0.13 and 0.57; For example, the coefficient of the coefficient circuit is 0.87
The circuit configuration is the same as that shown in FIG. 11 except that a subtraction circuit for subtracting the output signal of the coefficient circuit from the input reproduced luminance signal is used instead of the addition circuit 51. The above are examples of the pre-emphasis circuit 14 and the de-emphasis circuit 26 provided in the transmission path of the luminance signal.Next, we will discuss each example of the pre-emphasis circuit 29 and the de-emphasis circuit 30 provided in the transmission path of the carrier color signal. explain. FIG. 12 shows a block diagram of a first embodiment of the pre-emphasis circuit 29. In the figure, input terminal 55
The incoming carrier color signal is supplied to a delay circuit 58 through an arithmetic circuit 56, and is also supplied to a subtraction circuit 57. Here, if the input carrier color signal is a carrier color signal separated from the NTSC color video signal, its color subcarrier frequency is, as is well known, 227.5 times the horizontal scanning frequency, and due to the fraction of 0.5. The color subcarrier has a phase difference of 0.5 period, or 180°, at the beginning and end of 1H. Also 1
The field is 262.5H, and the phase of the carrier color signal with an odd field time difference from each other is 0.5H
It will shift. Therefore, the two signals calculated by the calculation circuit 56 (also 64, which will be described later) need to be in phase and added without any phase shift. Therefore, the delay time of the delay circuit 58 and the calculation circuit 5
The relationship between whether the operation of 6 is addition or subtraction is as follows. First, when the delay time is 4 m field (=2 m frame), the 4 m field is 1050 mH, which is an even number H, so the arithmetic circuit 56 is set to perform an addition operation. Next, when the delay time is (4m + 1) field - 0.5H or (4m + 3) field + 0.5H,
In either case, the delay time is an even number multiple of H, so the arithmetic circuit 56 is set to perform the addition operation. On the other hand, the delay time of the delay circuit 58 is (4 m
+1) If you select one of the delay times of field +0.5H, (4m+2) field (=2m+1 frame), and (4m+3) field -0.5H, the delay time will be an odd multiple of H.
Arithmetic circuit 56 is set to perform a subtraction operation. The carrier color signal taken out from the delay circuit 58 whose delay time has been selected from among the above ~ is multiplied by the same coefficient O 1 as the coefficient circuit 36 in the coefficient circuit 59, and then the phase adjuster 60
is supplied to the arithmetic circuit 56, where it is added or subtracted as described above. The phase adjuster 60 is an unnecessary circuit if the delay time of - out of - is accurately obtained by the delay circuit 58. However, since the delay time actually obtained by the delay circuit 58 is not an accurate predetermined delay time and has an error, if it is supplied to the arithmetic circuit 56 with this error (without performing phase adjustment). ,
Since the coefficient O 1 operates equivalently as if it were multiplied by a coefficient having a value different from the predetermined value, the desired pre-emphasis characteristic cannot be obtained. Therefore, the phase adjuster 60 adjusts the phase of the output signal of the coefficient circuit 59 to a period that is a natural number multiple of one field or a period close to that, and a period that is a natural number multiple of H.
By adjusting the phase to be exactly the same as the phase of the delayed carrier color signal, the desired pre-emphasis characteristic can be obtained. On the other hand, the output delayed carrier color signal of the delay circuit 58 is
The signal is supplied to a coefficient circuit 61, where it is given the same coefficient as the coefficient O2 , and then supplied to a subtraction circuit 57. The subtracting circuit 57 performs a subtraction operation of subtracting the output carrier color signal of the coefficient circuit 61 from the input carrier color signal of the input terminal 55, and outputs the obtained signal to the output terminal 62 as a pre-emphasized carrier color signal. This output signal is a carrier color signal to which a pre-emphasis characteristic is added in which the level of the high-frequency component of the time frequency of the input carrier color signal is relatively enhanced compared to the low-frequency component. It is output as a pre-emphasis carrier color signal). FIG. 13 shows a block diagram of a first embodiment of the de-emphasis circuit 30. In the same figure, a reproduced carrier color signal that has been returned to the original band is input to an input terminal 63, and this reproduced carrier color signal is input to the subtraction circuit 63.
4 and an adder circuit 69, respectively. The output signal of the arithmetic circuit 64 is fed back to the arithmetic circuit 64 through a delay circuit 65 having the same delay time as the delay circuit 58, a coefficient circuit 66, and a phase adjuster 67, and is added via the coefficient circuit 68. It is supplied to circuit 69. Like the phase adjuster 60, the phase adjuster 67 is a circuit that performs phase adjustment to obtain an accurate delayed output. Further, the coefficient N 1 of the coefficient circuit 66 is, for example, 0.87, and the coefficient N 2 of the coefficient circuit 68 is, for example, 0.18.
It is. Addition circuit 69 adds the reproduced carrier color signal from input terminal 63 and the reproduced carrier color signal from coefficient circuit 68 and outputs the resulting signal to output terminal 70 . This output signal is a reproduced carrier color signal (de-emphasized reproduced carrier color signal) to which a de-emphasis characteristic is applied, in which the level of the high-frequency time-frequency components of the input reproduced carrier color signal is relatively attenuated compared to the low-frequency components. be. Further, this de-emphasis characteristic is exactly complementary to the pre-emphasis characteristic in which the level is attenuated by the amount of level enhancement of the pre-emphasis characteristic. Next, a second embodiment of the pre-emphasis circuit 29 will be described. FIG. 14 shows a block diagram of the second embodiment of the pre-emphasis circuit 29. In the figure, the same components as those in FIG. 12 are denoted by the same reference numerals, and the explanation thereof will be omitted. The coefficient circuit 71 supplies a signal obtained by multiplying the output delayed carrier color signal of the delay circuit 58 by a coefficient P 1 to the arithmetic circuit 56 through the phase adjuster 60 . Further, the coefficient circuit 72 is supplied with a branched part of the carrier color signal supplied from the arithmetic circuit 56 to the delay circuit 58 , multiplies this input signal by a coefficient P 2 and supplies the multiplied signal to the subtraction circuit 57 . As a result, a pre-emphasized carrier color signal similar to that shown in FIG. 12 is extracted from the subtraction circuit 57. In this example, the 12th
Compared to the first embodiment of the pre-emphasis circuit 29 shown in the figure, a delay circuit 58 is provided in the signal path from the input terminal 55 to the output terminal 62 via the arithmetic circuit 56, coefficient circuit 72, and subtraction circuit 57. do not have. The de-emphasis circuit shown in FIG. 14, which has characteristics complementary to the pre-emphasis circuit, has the same configuration as that in FIG.
For example, the coefficients of the coefficient circuit corresponding to 1 and 72 are
0.87 and 0.18, and the only difference is that the circuit corresponding to the subtraction circuit 57 is an addition circuit, so illustration thereof is omitted. Next, a third embodiment of the pre-emphasis circuit 29 will be described with reference to FIG. 15. In Figure 15,
Components that are the same as those in FIG. 14 are given the same reference numerals, and their explanations will be omitted. In FIG. 15, the coefficient circuit 73 calculates a coefficient K 2 for the output signal of the arithmetic circuit 56.
(for example, about 0.24) and outputs the result to the subtraction circuit 57, which corresponds to the coefficient circuit 72 in FIG.
The carrier color signal taken out from the subtraction circuit 57 is supplied to a non-linear circuit 74. Like the non-linear circuit 49, the non-linear circuit 74 is, for example, an amplitude limiter that limits the amplitude of an input signal to a constant value, and for input signals whose amplitude is smaller than this constant value, the amplitude is not limited. It is configured to pass through and output as is. The signal taken out from the non-linear circuit 74 is multiplied by a coefficient K 3 (for example, about 1.3) by a coefficient circuit 75 and then supplied to an adder 76 where it is added and synthesized with the input carrier color signal and sent to an output terminal 77. Output to. As a result, the output terminal 77 has a non-linear pre-emphasis characteristic in which the high-frequency components of the temporal frequency of the input carrier color signal are relatively enhanced in level according to the amplitude of the input signal compared to the low-frequency components. A carrier color signal to which is given is given. That is, this embodiment is the same as the first and second embodiments of the pre-emphasis circuit 29 shown in FIGS. 12 and 14 in that it is a feed-forward type pre-emphasis circuit, but this embodiment has the following features: The difference is that the first and second embodiments have linear pre-emphasis characteristics, whereas they have non-linear pre-emphasis characteristics. The configuration of the de-emphasis circuit 30 shown in FIG. 15, which exhibits complementary characteristics to the pre-emphasis circuit 29, is such that the coefficients of the coefficient circuits corresponding to the coefficient circuits 73 and 75 are, for example, 0.13 and 0.57; The coefficients of the coefficient circuits are also set to different values, and the circuit configuration is the same as that shown in FIG. 14, except that the addition circuit 76 is replaced by a subtraction circuit that subtracts the output signal of the coefficient circuit from the input reproduced carrier color signal. . The above-described embodiments of the pre-emphasis circuits 14, 29 and the de-emphasis circuits 26, 30 are all of the feed-forward type.Next, the pre-emphasis circuit and the de-emphasis circuit of the feedback type will be explained. FIG. 16 shows a block system diagram of an embodiment in which the pre-emphasis circuit 29 and the de-emphasis circuit 30 each share the same circuit. First, to explain the operation during playback, during playback, switches 81 and 8
3, 93 and 94 are respectively switched and connected to the contact P side. As a result, the reproduced carrier color signal that has entered the input terminal 80 is supplied to the arithmetic circuit 84 through the switch 81, the arithmetic circuit 84, the delay circuit 85, the coefficient circuit 86, and the phase adjuster 87, where the The signal is subtracted from or added to the reproduced carrier color signal after a period approximately equal to a natural number times one field and after a period equal to a natural number times H. The output signal of the arithmetic circuit 84 is supplied to a delay circuit 85, and is also supplied to an arithmetic circuit 89 through a coefficient circuit 88, where it is subtracted from the reproduced carrier color signal from the switch 81, and then further processed by a non-linear circuit 90 and a coefficient. It is supplied to the arithmetic circuit 92 through the circuit 91, where the switch 8
1 is subtracted from the reproduced carrier color signal. Therefore,
A reproduced carrier color signal to which a non-linear de-emphasis characteristic has been added is taken out from the subtraction circuit 92 and outputted to an output terminal 95 through a switch 94.
According to this embodiment, by including the non-linear circuit, it is possible to reduce the rate at which the de-emphasis circuit cannot completely restore the original waveform (for example, if the gain of the differential amplifier 82 is G,
(The deviation is only 1/G). On the other hand, during recording, switches 81, 83, 93,
and 94 are respectively connected to the contact R side. As a result, the carrier color signal input to the input terminal 80 is sent to the arithmetic circuit 84 through the switch 81, the differential amplifier 82, the switch 83, the arithmetic circuit 84, the delay circuit 85, the coefficient circuit 86, and the phase adjuster 87, respectively. Supplied. The relationship between the delay time of the delay circuit 85 and the subtraction operation of the arithmetic circuit 84 is the same as the delay time of the delay circuit 58 and the addition/subtraction operation of the arithmetic circuit 56. The carrier color signal taken out from the arithmetic circuit 64 is supplied to a delay circuit 85, and is also supplied to a subtraction circuit 89 through coefficient circuits 88, where it is subtracted from the carrier color signal from the switch 83, and is then inactivated. It is supplied to a linear circuit 90. The non-linear circuit 90 has the same configuration as the non-linear circuits 49 and 74, and the output carrier color signal of the subtraction circuit 89 is extracted with the amplitude of a portion larger than a constant value being limited in amplitude, and is further output through the coefficient circuit 91 to the subtraction circuit. 9
2, where it is subtracted from the carrier color signal from switch 83. This circuit obtains a pre-emphasis characteristic that is the opposite of the de-emphasis circuit during playback by placing it in the feedback loop. Therefore, the switch 9 from the differential amplifier 82
4 to the output terminal 95 becomes a non-linear pre-emphasized carrier color signal as in FIG. The coefficients L 1 , L 2 and L 3 of the coefficient circuits 86, 88 and 94 are, for example, 0.87,
Selected as 0.13 and 0.57. The relationship between the circuit formats of the pre-emphasis circuits and de-emphasis circuits of the embodiments of the apparatus of the present invention described above and the drawing numbers showing the embodiments corresponding to the formats is summarized as shown in the following table.
【表】
なお、上記表中、a〜cの部分で示されるプリ
エンフアシス回路,デイエンフアシス回路の図示
は省略したが、これらの回路も本発明装置に包含
されるものである。例えば、cのプリエンフアシ
ス回路及びデイエンフアシス回路は、第16図に
示した回路から、非直線回路90、係数回路91
及び減算回路92よりなる回路部を削除し、係数
回路89の出力端子をスイツチ93の接点R及び
スイツチ94の接点Pに接続する(係数L1,L2
を第13図のN1とN2と同じにする)ことにより
構成することができる。また、bの欄のプリエン
フアシス回路及びデイエンフアシス回路は、第1
6図から位相調整器87を削除し、また遅延回路
85の遅延時間を遅延回路35と同一の遅延時間
とし、更に演算回路84は加算回路とし、入力端
子80に輝度信号を入力される構成となる。更
に、aで示す欄のプリエンフアシス回路及びデイ
エンフアシス回路の構成は、b及びcの欄のプリ
エンフアシス回路及びデイエンフアシス回路の上
記の説明から容易に類推できるので説明は省略す
る。
なお、第16図において、差動増幅器82のフ
イードバツクループに、第15図に示した構成の
プリエンフアシス回路を入れて、デイエンフアシ
ス特性を得ることもできる。
(応用例)
なお、本発明は上記の各実施例に限定されるも
のではなく、輝度信号伝送路にプリエンフアシス
回路14、デイエンフアシス回路26を有し、か
つ、搬送色信号伝送路にプリエンフアシス回路2
9、デイエンフアシス回路30を有するよう構成
してもよい(すなわち、輝度信号と搬送色信号の
両方に夫々別々にプリエンフアシス,デイエンフ
アシスを行なうようにしてもよい)。また、第6
図の第1実施例では搬送色信号に対して、第7図
の実施例では輝度信号に対して、垂直方向の空間
周波数についてプリエンフアシス及びデイエンフ
アシスを行なうようにしてもよい。第7図の輝度
信号については更に水平エンフアシスをしてもよ
い。
また、遅延回路35,42,58,65,85
の各遅延時間は、1フイールドの自然数倍の期間
付近で、かつ、Hの自然数倍の期間であるものと
して説明したが、この遅延時間に数Hの時間を加
減算し、更には同じフイールドの相隣る2本の水
平走査線の画面上での垂直方向の距離(間隔)だ
け水平方向に走査するのに要する時間180nsより
も短い任意の時間加減算した遅延時間を得ること
により、時間軸方向及び画面垂直方向に対して斜
め方向のエンフアシスを行なうこともできる。上
記の遅延時間は遅延回路35等の遅延時間をその
ように選定してもよく、又は位相調整器60,6
7,87を調整して得てもよい。
更にPAL方式カラー映像信号にも適用するこ
とができ、その場合はプリエンフアシス回路29
内の遅延回路58、及びデイエンフアシス回路3
0内の遅延回路65、更には遅延回路85の各遅
延時間と演算回路56,64,84の加減算動作
とは次の如くになる。これは、PAL方式の搬送
色信号は2つの色差信号のうち一方の色差信号の
搬送波が1H毎に反転し、かつ、1Hにつき約1/4
Hずつオフセツトし、更にフレーム毎に位相が反
転するからであり、また、時間周波数についてプ
リエンフアシス,デイエンフアシスを行なうには
1フイールドの自然数倍の期間に極めて近似した
時間に選定される必要があるからである。
遅延時間を8mフイールド(ただし、m=0,
1,2,…),(8m+1)フイールド+1.5H,
(8m+2)フイールド−1.0H,(8m+3)
フイールド+0.5H,(8m+4)フイールド±
2.0H,(8m+5)フイールド−0.5H,
(8m+6)フイールド+1.0H,及び(8m+7)
フイールド−1.5Hの場合は入出力同相になるの
で演算回路56,64,84は加算動作となる。
一方、遅延時間を8mフイールド±2H,
(8m+1)フイールド−0.5H,(8m+2)フ
イールド+1.0H,(m+3)フイールド−
1.5H,(8m+4)フイールド,(8m+5)
フイールド+1.5H,(8m+6)フイールド−
1.0H,及び(8m+7)フイールド+0.5Hの場
合は入出力逆相となるので演算回路56,64,
84は減算動作となる。
(発明の効果)
上述の如く、本発明装置によれば、再生輝度信
号及び輝度信号搬送色信号のうちの少なくともい
ずれか一方の信号に対して時間軸方向の周波数特
性のデイエンフアシスを行なつているので、次の
ような特長を有するものである。
映像信号の水平,又は垂直方向の空間周波数
に無関係なデイエンフアシスを行なえるので、
水平方向,垂直方向等の画面内デイエンフアシ
スで除去することのできないノイズに対しても
ノイズ低減効果があり、従つて再生輝度信号及
び/又は再生搬送色信号のS/N比を改善する
ことができ、垂直解像度を劣化させることがな
い。
入力信号の振幅に応じて大振幅の場合は時間
軸方向のデイエンフアシスをあまり行なわない
ような非直線デイエンフアシスを行なつている
ので、上記デイエンフアシスによつて高速で動
く動画又は画面の切換えなどのときに発生する
オーバーシユート量を減らすことができ、よつ
てホワイトクリツプ,ダーククリツプにより棄
てられる情報を少なくすることができるため、
エツジ(画面の切換え時点など)の後の画質の
劣化を少なくすることができる。
上記の非直線デイエンフアシス回路を備えた
再生装置においては、輝度信号,搬送色信号の
振幅はそれほど減衰されて再生されないから、
現行のVTRにより記録された磁気テープから
再生した輝度信号や搬送色信号を非直線デイエ
ンフアシス回路を通しても実質上殆ど問題なく
略原信号波形に復元することができ、よつて現
行のVTRと互換再生ができる。[Table] Note that although illustrations of the pre-emphasis circuit and de-emphasis circuit indicated by parts a to c in the above table are omitted, these circuits are also included in the device of the present invention. For example, the pre-emphasis circuit and de-emphasis circuit of c are constructed from the circuit shown in FIG.
and the subtraction circuit 92 are deleted, and the output terminal of the coefficient circuit 89 is connected to the contact R of the switch 93 and the contact P of the switch 94 (coefficients L 1 , L 2
be the same as N 1 and N 2 in FIG. 13). In addition, the pre-emphasis circuit and de-emphasis circuit in column b are the first
The phase adjuster 87 is removed from FIG. 6, the delay time of the delay circuit 85 is set to be the same as that of the delay circuit 35, the arithmetic circuit 84 is replaced with an adder circuit, and the luminance signal is input to the input terminal 80. Become. Further, the configurations of the pre-emphasis circuit and de-emphasis circuit in the column a can be easily inferred from the above explanation of the pre-emphasis circuit and de-emphasis circuit in the columns b and c, so the explanation will be omitted. In addition, in FIG. 16, a pre-emphasis circuit having the configuration shown in FIG. 15 may be inserted into the feedback loop of the differential amplifier 82 to obtain de-emphasis characteristics. (Application example) Note that the present invention is not limited to the above embodiments, but includes a pre-emphasis circuit 14 and a de-emphasis circuit 26 in the luminance signal transmission path, and a pre-emphasis circuit 2 in the carrier color signal transmission path.
9. The device may be configured to include a de-emphasis circuit 30 (that is, pre-emphasis and de-emphasis may be performed separately on both the luminance signal and the carrier color signal). Also, the 6th
Pre-emphasis and de-emphasis may be performed on the carrier chrominance signal in the first embodiment shown in the figure, and on the luminance signal in the embodiment shown in FIG. 7, with respect to spatial frequencies in the vertical direction. The luminance signal in FIG. 7 may be further subjected to horizontal emphasis. In addition, delay circuits 35, 42, 58, 65, 85
Each delay time has been explained as being around a period that is a natural number multiple of one field and a period that is a natural number multiple of H. However, by adding or subtracting a number of hours to this delay time, By obtaining the delay time by adding or subtracting an arbitrary time shorter than 180 ns, which is the time required to horizontally scan two adjacent horizontal scanning lines by the vertical distance (interval) on the screen, It is also possible to perform emphasis in a diagonal direction with respect to the direction and the vertical direction of the screen. The above delay time may be determined by selecting the delay time of the delay circuit 35 or the like, or by selecting the delay time of the delay circuit 35 or the like, or the delay time of the phase adjuster 60, 6.
7, 87 may be adjusted. Furthermore, it can be applied to PAL color video signals, in which case the pre-emphasis circuit 29
Delay circuit 58 and de-emphasis circuit 3 in
The delay times of the delay circuit 65 in 0 and furthermore the delay circuit 85 and the addition/subtraction operations of the arithmetic circuits 56, 64, and 84 are as follows. This is because in the carrier color signal of the PAL system, the carrier wave of one of the two color difference signals is inverted every 1H, and approximately 1/4 of the carrier wave is inverted every 1H.
This is because the phase is offset by H and furthermore, the phase is inverted for each frame.Also, in order to perform pre-emphasis and de-emphasis on the time frequency, it is necessary to select a time that is extremely close to a period that is a natural number multiple of one field. It is. Set the delay time to 8m field (however, m=0,
1, 2,…), (8m+1) field+1.5H,
(8m+2) Field -1.0H, (8m+3)
Field +0.5H, (8m+4) field ±
2.0H, (8m+5) field -0.5H,
(8m+6) field +1.0H, and (8m+7)
When the field is -1.5H, the input and output are in phase, so the arithmetic circuits 56, 64, and 84 perform addition operations. Meanwhile, the delay time is 8m field ±2H,
(8m+1) field -0.5H, (8m+2) field +1.0H, (m+3) field -
1.5H, (8m+4) field, (8m+5)
Field +1.5H, (8m+6) Field -
In the case of 1.0H and (8m+7) field +0.5H, the input and output are in reverse phase, so the calculation circuits 56, 64,
84 is a subtraction operation. (Effects of the Invention) As described above, according to the device of the present invention, de-emphasis is performed on the frequency characteristics in the time axis direction of at least one of the reproduced luminance signal and the luminance signal carrier color signal. Therefore, it has the following features. Since de-emphasis can be performed independent of the horizontal or vertical spatial frequency of the video signal,
It has a noise reduction effect even on noise that cannot be removed by in-screen de-emphasis in the horizontal direction, vertical direction, etc., and can therefore improve the S/N ratio of the reproduced luminance signal and/or the reproduced carrier color signal. , without degrading vertical resolution. Depending on the amplitude of the input signal, non-linear de-emphasis is performed such that when the amplitude is large, de-emphasis is not performed much in the time axis direction. It is possible to reduce the amount of overshoot that occurs, thereby reducing the amount of information discarded due to white clips and dark clips.
Deterioration in image quality after edges (such as at the time of screen switching) can be reduced. In the reproducing device equipped with the above-mentioned non-linear de-emphasis circuit, the amplitudes of the luminance signal and the carrier color signal are not so attenuated and reproduced.
Even if the luminance signal and carrier color signal reproduced from the magnetic tape recorded by the current VTR are passed through a non-linear de-emphasis circuit, they can be restored to approximately the original signal waveform with virtually no problems, and therefore playback is compatible with the current VTR. can.
第1図は一般的な映像信号記録再生装置の映像
回路系の概略を示すブロツク系統図、第2図A,
Bは夫々従来のプリエンフアシス回路及びその周
波数特性を示す図、第3図A,Bは夫々従来のデ
イエンフアシス回路及びその周波数特性を示す
図、第4図は従来のプリエンフアシス,デイエン
フアシス方法を説明する図、第5図A,Bは従来
のプリエンフアシス回路の入力信号及び出力信号
波形を示す図、第6図及び第7図は夫々本発明装
置の各実施例を示すブロツク系統図、第8図、第
10図及び第11図は夫々第6図図示ブロツク系
統中のプリエンフアシス回路の第1乃至第3実施
例を示すブロツク系統図、第9図は第6図図示ブ
ロツク系統中のデイエンフアシス回路の第1実施
例を示すブロツク系統図、第12図,第14図及
び第15図は夫々第7図図示ブロツク系統中のプ
リエンフアシス回路の第1乃至第3実施例を示す
ブロツク系統図、第13図は第7図図示ブロツク
系統中のデイエンフアシス回路の第1実施例を示
すブロツク系統図、第16図は本発明装置の要部
の他の実施例を示すブロツク系統図である。
2……プリエンフアシス回路、5,19……磁
気テープ、8……デイエンフアシス回路、11…
…カラー映像信号入力端子、12,23……低域
フイルタ、13……帯域フイルタ、14……輝度
信号用プリエンフアシス回路、15……記録輝度
信号処理回路、16……記録搬送色信号処理回
路、24……再生輝度信号処理回路、25……再
生搬送色信号処理回路、26……再生輝度信号用
デイエンフアシス回路、28……再生カラー映像
信号出力端子、29……搬送色信号用プリエンフ
アシス回路、30……再生搬送色信号用デイエン
フアシス回路、32……輝度信号入力端子、3
4,57,89,92……減算回路、35,4
2,58,65,85……遅延回路、36,3
7,43,44,46,47,48,50,5
9,61,66,68,71,72,73,7
5,86,88,91……係数回路、38,52
……被プリエンフアシス輝度信号出力端子、39
……再生輝度信号入力端子、45……再生被デイ
エンフアシス輝度信号出力端子、49,74,9
0……非直線回路、55……搬送色信号入力端
子、56,64,84……演算回路、60,6
7,87……位相調整器、62……被プリエンフ
アシス搬送色信号出力端子、63……再生搬送色
信号入力端子、70,77……被デイエンフアシ
ス再生搬送色信号出力端子、80……入力端子、
82……差動増幅器、95……出力端子。
Fig. 1 is a block system diagram showing an outline of the video circuit system of a general video signal recording/reproducing device, Fig. 2A,
B is a diagram showing a conventional pre-emphasis circuit and its frequency characteristics, FIGS. 3A and 3B are diagrams each showing a conventional de-emphasis circuit and its frequency characteristics, and FIG. 4 is a diagram explaining a conventional pre-emphasis and de-emphasis method. 5A and 5B are diagrams showing input signal and output signal waveforms of a conventional pre-emphasis circuit, FIGS. 6 and 7 are block diagrams showing respective embodiments of the device of the present invention, and FIGS. 8 and 10. 11 and 11 are block system diagrams respectively showing the first to third embodiments of the pre-emphasis circuit in the block system shown in FIG. 6, and FIG. 9 is a first embodiment of the de-emphasis circuit in the block system shown in FIG. 6. 12, 14 and 15 are block system diagrams showing the first to third embodiments of the pre-emphasis circuit in the block system shown in FIG. 7, and FIG. 13 is the block system diagram shown in FIG. FIG. 16 is a block system diagram showing a first embodiment of the de-emphasis circuit in the illustrated block system, and FIG. 16 is a block system diagram showing another embodiment of the main part of the device of the present invention. 2...Pre-emphasis circuit, 5, 19...Magnetic tape, 8...De-emphasis circuit, 11...
. . . Color video signal input terminal, 12, 23 . 24...Reproduction luminance signal processing circuit, 25...Reproduction carrier color signal processing circuit, 26...De-emphasis circuit for reproduction luminance signal, 28...Reproduction color video signal output terminal, 29...Pre-emphasis circuit for carrier color signal, 30 ... De-emphasis circuit for reproduced carrier color signal, 32 ... Luminance signal input terminal, 3
4, 57, 89, 92...subtraction circuit, 35, 4
2, 58, 65, 85...Delay circuit, 36, 3
7, 43, 44, 46, 47, 48, 50, 5
9,61,66,68,71,72,73,7
5, 86, 88, 91...Coefficient circuit, 38, 52
...Pre-emphasized luminance signal output terminal, 39
...Reproduced luminance signal input terminal, 45...Reproduced de-emphasis luminance signal output terminal, 49, 74, 9
0...Non-linear circuit, 55...Carrier color signal input terminal, 56, 64, 84... Arithmetic circuit, 60, 6
7, 87... Phase adjuster, 62... Pre-emphasized carrier color signal output terminal, 63... Regenerated carrier color signal input terminal, 70, 77... De-emphasized reproduced carrier color signal output terminal, 80... Input terminal,
82... Differential amplifier, 95... Output terminal.
Claims (1)
搬送色信号を夫々別々の記録信号処理回路により
記録再生に適した所定の信号形態に変換した後両
信号が多重して記録された記録媒体を再生した多
重信号から夫々所定の信号形態に変換されている
輝度信号及び搬送色信号を分離した後別々の再生
信号処理回路を通してもとの信号形態の再生輝度
信号及び再生搬送色信号を得る映像信号再生装置
において、上記再生信号処理回路から取り出され
た上記もとの信号形態の再生輝度信号及び再生搬
送色信号のうちの少なくともいずれか一方の信号
に対して、時間軸方向の周波数の高域成分が低域
成分に比し相対的にレベル減衰された特性を付与
するデイエンフアシス回路を設けたことを特徴と
する映像信号再生装置。 2 カラー映像信号より分離された輝度信号及び
搬送色信号を夫々別々の記録信号処理回路により
記録再生に適した所定の信号形態に変換した後両
信号が多重して記録された記録媒体を再生した多
重信号から夫々所定の信号形態に変換されている
輝度信号及び搬送色信号を分離した後別々の再生
信号処理回路を通してもとの信号形態の再生輝度
信号及び再生搬送色信号を得る映像信号再生装置
において、上記再生信号処理回路から取り出され
た上記もとの信号形態の再生輝度信号及び再生搬
送色信号のうちの少なくともいずれか一方の信号
に対して、時間軸方向の周波数の高域成分が低域
成分に比し入力信号の振幅に応じて相対的にレベ
ル減衰された非直線特性を付与するデイエンフア
シス回路を設けたことを特徴とする映像信号再生
装置。[Claims] 1. A luminance signal and a carrier color signal separated from a color video signal are converted into a predetermined signal format suitable for recording and reproduction by separate recording signal processing circuits, and then both signals are multiplexed and recorded. After separating the luminance signal and the carrier chrominance signal, each converted into a predetermined signal form, from the multiplexed signal reproduced from the recorded recording medium, the reproduced luminance signal and the reproduced carrier chrominance signal in the original signal form are passed through separate reproduction signal processing circuits. In the video signal reproducing apparatus that obtains a signal, a signal in the time axis direction is applied to at least one of the reproduced luminance signal and the reproduced carrier color signal in the original signal form extracted from the reproduced signal processing circuit. 1. A video signal reproducing device comprising a de-emphasis circuit that provides a characteristic in which high-frequency components are relatively attenuated in level compared to low-frequency components. 2. After converting the luminance signal and carrier color signal separated from the color video signal into a predetermined signal format suitable for recording and reproduction by separate recording signal processing circuits, the recording medium on which both signals were multiplexed and recorded was reproduced. A video signal reproducing device which separates a luminance signal and a carrier chrominance signal, each converted into a predetermined signal form, from a multiplexed signal and passes them through separate reproduction signal processing circuits to obtain a reproduced luminance signal and a reproduced carrier chrominance signal in the original signal form. At the time, high frequency components in the time axis direction are detected in at least one of the reproduced luminance signal and the reproduced carrier color signal in the original signal form extracted from the reproduced signal processing circuit. 1. A video signal reproducing device comprising a de-emphasis circuit that provides a non-linear characteristic whose level is relatively attenuated according to the amplitude of an input signal compared to a low-frequency component.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331303A JPH01258579A (en) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | Video signal regenerative device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331303A JPH01258579A (en) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | Video signal regenerative device |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58138874A Division JPS6030296A (en) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | Recording and reproducing device of video signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01258579A JPH01258579A (en) | 1989-10-16 |
JPH0370438B2 true JPH0370438B2 (en) | 1991-11-07 |
Family
ID=18242178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63331303A Granted JPH01258579A (en) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | Video signal regenerative device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01258579A (en) |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63331303A patent/JPH01258579A/en active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01258579A (en) | 1989-10-16 |
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