JPH0368335B2 - - Google Patents

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JPH0368335B2
JPH0368335B2 JP60032679A JP3267985A JPH0368335B2 JP H0368335 B2 JPH0368335 B2 JP H0368335B2 JP 60032679 A JP60032679 A JP 60032679A JP 3267985 A JP3267985 A JP 3267985A JP H0368335 B2 JPH0368335 B2 JP H0368335B2
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JP
Japan
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nozzle
aerosol
screen
layer
velocity
Prior art date
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Application number
JP60032679A
Other languages
English (en)
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JPS60190834A (ja
Inventor
Fukuo Iwatani
Kunio Yamada
Kazuya Tsukada
Katsumi Takami
Tadashi Suda
Kensaku Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0368335B2 publication Critical patent/JPH0368335B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/22Devices for withdrawing samples in the gaseous state
    • G01N1/2202Devices for withdrawing samples in the gaseous state involving separation of sample components during sampling
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/22Devices for withdrawing samples in the gaseous state
    • G01N1/2202Devices for withdrawing samples in the gaseous state involving separation of sample components during sampling
    • G01N2001/222Other features
    • G01N2001/2223Other features aerosol sampling devices

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は微粒子を含む気体(エアロゾル)を
噴流させて光学的に微粒子の粒径等を測定する微
粒子検出器に使用する微粒子検出器用ノズルの改
良に関するものである。
〔発明の背景〕
光学式による微粒子検出器により微粒子を検出
する方法は、検出セルと称する容器内で微粒子を
含有するエアロゾルがノズルより噴射され、この
噴流にレーザビームを照射し、微粒子により散乱
光を受光器で受光するものである。(特開昭50−
117489号公報参照)その場合、噴流の一定領域を
限定し、その領域内に生じた散乱光のみを受光す
る方法がとられており、この領域を検出領域とい
う。噴射された上記エアロゾルは該ノズルと対向
する位置に設けられている排気孔により排出され
るが、この場合、エアロゾルは検出領域内で層流
であることは勿論、排気に際しても乱流を生ぜ
ず、整然と排出されることが望ましい。もし、乱
流を生ずるときは、微粒子は検出セル内を漂流循
環して、再び検出領域に廻り込み、誤計測の原因
となる。
また、微粒子が検出セル内を浮遊、漂流すると
きは壁面に沈着するなど検出セルの汚染の原因と
なるので排除することが必要である。
以上述べた点に関して、従来の微粒子検出器に
用いられているノズルの構造について第1図a,
b,cにより説明する。
第1図aにおいて検出セル1には微粒子を含有
する被測定エアロゾル3を導入するためのパイプ
2があり、パイプ2の先端は検出セル1内でノズ
ル6の一部を構成する。一方、被測定エアロゾル
3を安定な層流とするためにパイプ4よりグリー
ンエア5を導入して、ノズル6において前記エア
ロゾル3の外周を包囲し、かつ、これと同一方向
に流れるエアスクリーンを形成するものである。
このようにして層流とされたエアロゾル3の噴流
は検出領域7を通過し、ここで微粒子の検出が行
なわれた後、クリーンエア5とともに排出口8よ
り排気流9として排出される。
以上において、エアロゾル3の層流状態を維持
するにはエアロゾル3およびクリーンエア5の各
速度ならびに両者の相対速度を適切にとることが
必要であり、したがつて、導入パイプ2および4
の実効口径、エアロゾル3、クリーンエア5の流
量などを合理的に設計しなければならない。ま
た、ノズル6の断面形状も重要である。
流体力学によれば、流れが層流であるか、乱流
であるかを示すメジヤーとしてレイノズル数Rが
定義されている。直径Dなる水平管内を比重量
γ、粘性係数μなる流体が速度Vで流れるときの
レイノズル数RはR=VDγ/μで表わされる。
この式が示すように、レイノズル数Rは速度Vに
比例しており、速度Vの増加によりレイノズル数
Rが一定値を超えるときは、流れは乱流となるも
のとされている。
上述した、エアロゾル3の外周にクリーンエア
5のスクリーンがある場合に、上式のレイノズル
数Rを当てはめるとき、速度Vとしてはエアロゾ
ル3とクリーンエア5の相対速度をとることが妥
当であろう。噴流を安定な層流とするために、古
くから行なわれているダイナミツクフオーカシン
グと称される噴射方式においては、上記した2重
構造のノズルを用い、中心気体と外周のスクリー
ン気体との相対速度を小さくとるものであり、上
記の所論を裏書きしている。
さて、最近における気体(空気)中の微粒子の
検出技術に対する要請はますます高度化し、粒径
においてはサブミクロンもしくはそれ以下の範囲
の検出を必要とする。また、微粒子の濃度に関し
ては、半導体製造工場におけるクリーンルームの
質の向上に対応して、極めて低濃度の状態を測定
可能とする必要がある。このような低濃度におい
て、測定データの信頼性を確保するには、可及的
に多量のエアロゾル3を検出領域7内に導入する
ことが望ましい。すなわち、検出領域7の体積が
一定であるとすれば、エアロゾル3の速度を高め
ることが必要となる。しかしながら、前述した従
来の方式では乱流を生ずるため無闇に速度を上げ
られない。これを第1図b,cにより説明する。
第1図bはエアロゾル3とクリーンエア5とがノ
ズル6より噴射されている状態を示す。上述のよ
うに、エアロゾル3とクリーンエア5との相対速
度Vはかなり小さく保たれているので、その限り
においてはエアロゾル3は層流を維持できる条件
下にあるが、しかし、クリーンエア5自体の速度
を増加するときは、周囲の気体(検出セル1内の
静止空気)との相対速度の増加となり、クリーン
エア5のレイノズル数Rが増加して逐には乱流と
なる。この乱流はスクリーンの役を果さず、ひい
てはエアロゾル3を乱流とする原因となる。第1
図bにおけるクリーンエア5′、エアロゾル3′は
それぞれ乱流を模したものである。
さらに上記において、ノズル6から噴射された
後の微粒子の挙動をみると、第1図cのように微
粒子の粒径(重量)によつて異なる分布特性をも
つことが知られている。すなわち、エアロゾル3
は、ノズル6の先端で噴射された際、外周のクリ
ーンエア6の噴流の方向が中心方向に指向してい
るため、これに押された形で、エアロゾル3の噴
流の直径は曲線3″で示すように縮小し、このと
き、微粒子のうち粒径の大きいものほど中心に近
く集中し、かつ、その保有する運動量が大きいの
で直進性が大きい。
これに対して、粒径の小さい微粒子は中心に集
中することが比較的少なく、運動量が小さいこと
に相俟つて、クリーンエア5の乱流に巻き込まれ
て飛散する度合が大きいとされる。図中、黒点は
微粒子で、直径は粒径を表わしている。このよう
な状態が検出領域7に生ずるときは、粒径の小さ
い微粒子ほど測定結果の信頼性の低下を招くな
ど、低濃度でかつ極微粒子の測定の要請に対して
厚い壁をなして進歩を阻んでいる。
〔発明の目的〕
したがつて、この発明は上述した従来の光学式
微粒子検出器に用いられているノズルの欠点を除
いて、より高速で安定なエアロゾルの層流を構成
できる微粒子検出器用ノズルを提供することを目
的とする。
〔発明の概要〕
この発明の要点は、エアロゾルの外周のスクリ
ーンを各層の速度が外層に向かうにしたがつて段
階的に低減する2層もしくはそれ以上の多層とな
るようになし、これら各層のスクリーン流のう
ち、最内層のスクリーン噴射流の流速をエアロゾ
ルの噴流流速とほぼ同じとなるようにしたノズル
を構成したことにある。スクリーンを2層とした
場合、中心のエアロゾルに接する第1層のスクリ
ーンの速度は従来技術と同様にエアロゾルの速度
と略同等、すなわち相対速度を零に近くするが、
第1層のスクリーンの外周に設ける第2層のスク
リーンの速度は第1層のそれより低くとる。これ
らにより、第2層のスクリーンと検出セル内の静
止気体との相対速度、および、第2層のスクリー
ンと第1層のスクリーンとの相対速度はともに小
さく押えられるので、各層のスクリーンの乱流
化、ひいては中心層のエアロゾルの乱流化が防止
できる。換言すれば、中心層のエアロゾルの速度
を増加することが可能となるものである。
外周のスクリーンは上記の2層方式に限らず、
3層以上の多層も考えられる。多層のスクリーン
の場合においては、より外層のスクリーンほど速
度を低くとり、各層スクリーン間の相対速度を可
及的に小さくとることにより、中心層のエアロゾ
ルを安定な層流とすることに効果があることは、
上述の所論から容易に推察できるものである。
〔発明の実施例〕
第2図a,bはこの発明による微粒子検出器用
ノズルの実施例における構造および気体の流れを
示す断面図で、2層のスクリーンよりなるもので
ある。これらの図において、ノズル12として、
エアロゾル3′を噴出させるための中心層噴射孔
12aを有するパイプ2に対して、それと同心円
状に2層の同心円スクリーン噴射孔4a,10a
を備えたクリーンエア5′,11′を噴出させるた
めのパイプ4,10を設け、内側の同心円スクリ
ーン噴射孔4aにより第1層のスクリーンを、外
側の同心円スクリーン噴射孔10aにより第2層
のスクリーンを形成することができる構成となつ
ている。また、パイプ10は軸方向にスライド可
能となつている。この場合、第2図bに矢印で示
すエアロゾル3′、第1層スクリーン5′および第
2層スクリーン11′のそれぞれの速度V1、V2
よびV3は各流体の流入量、各流体のパイプ2,
4,10の実効断面積ならびにノズル12の形状
などにより決まるものであるが、エアロゾル3′
を安定な層流とするためには、速度V1とV2とは
ほぼ等しく、また、速度V3は、速度V2と速度零
との中間の適切な値をとることが必要である。こ
の場合、速度V1は従来よりも大きくとることが
できることは勿論で、これにより、流速を大きく
する目的が達せられる。なお、速度V3は実験的
に決めることが必要で、この発明では、パイプ1
0にスライド機構13,14を設け、パイプ10
を軸方向に移動することにより、ノズル12の先
端12′,12″の間隔を変化させることにより、
速度V3を微細に調整し、適切な層流を実現する
ように工夫されているものである。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように、この発明に
よる微粒子検出器用ノズルにあつては、従来のノ
ズルの外周にさらにクリーンエアによるスクリー
ンを設けるものであり、すなわち、スクリーンの
層を2層もしくはそれ以上とし、外層のスクリー
ンより内層のスクリーンに及ぶに従い、流体の速
度を段階的にあげ、しかも最内層のスクリーンの
流速をほぼエアロゾルの噴流流速と同じにしたも
ので、したがつて、各層スクリーン間の相対速度
を小さく、即ち、各層の流体のレイノズル数Rを
小さくすることにより乱流の発生を防止するもの
である。このような特徴を有するこの発明のノズ
ルを微粒子検出器に使用すれば、従来よりも高速
度で安定なエアロゾルの層流を構成できるので、
低濃度で、かつ極めて微細な微粒子の検出の信頼
性の向上に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bおよびcは従来の微粒子検出器に
使用されているノズルの構造と流体、微粒子の流
れを示す断面図、第2図a,bはこの発明による
微粒子検出器用ノズルの構造と流体の流れを示す
断面図である。 1……検出セル、2,4,10……パイプ、
3,3′……エアロゾル、3″……エアロゾルの縮
小曲線、5,5′,11,11′……クリーンエ
ア、6,12……ノズル、12′,12″……ノズ
ルの先端、7……検出領域、8……排出口、9…
…排気。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レーザビームを用いた光学式微粒子検出器の
    検出セル内で被検出微粒子を含む気体からなる被
    測定媒体を噴射するためのノズルであつて、該ノ
    ズルはその軸中心にあつて上記被測定媒体を噴射
    するための中心層噴射孔と、該中心層噴射孔から
    の被測定媒体噴流の外周を多層に包囲し、かつ、
    各層の速度が外層に向かうにしたがつて段階的に
    低減している複数層の気体スクリーンを噴射する
    ための複数個の同心円スクリーン噴射孔とからな
    り、最内層のスクリーン噴射流の流速を被測定媒
    体の噴流流速とほぼ同じとしたことを特徴とする
    微粒子検出器用ノズル。
JP3267985A 1985-02-22 1985-02-22 微粒子検出器用ノズル Granted JPS60190834A (ja)

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JPS60190834A JPS60190834A (ja) 1985-09-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548312A (en) * 1977-06-22 1979-01-22 Tokyu Kensetsu Kk Method of changeeover construction of road* track* etc* to underground line
JPS5476292A (en) * 1977-11-11 1979-06-18 Max Planck Gesellschaft Device for measuring specific property of particles of suspension

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