JPH0368269B2 - - Google Patents

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JPH0368269B2
JPH0368269B2 JP61016668A JP1666886A JPH0368269B2 JP H0368269 B2 JPH0368269 B2 JP H0368269B2 JP 61016668 A JP61016668 A JP 61016668A JP 1666886 A JP1666886 A JP 1666886A JP H0368269 B2 JPH0368269 B2 JP H0368269B2
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piston
valve
gate
gate assembly
actuator
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Esu Sheruton Uiriamu
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JOI Manufacturing CO
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Publication of JPH0368269B2 publication Critical patent/JPH0368269B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/122Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a piston
    • F16K31/1225Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a piston with a plurality of pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/02Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor
    • F16K3/16Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together
    • F16K3/18Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the closure members
    • F16K3/184Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the closure members by means of cams
    • F16K3/186Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the closure members by means of cams by means of cams of wedge from
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    • F16K31/1221Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a piston one side of the piston being spring-loaded

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  • Sliding Valves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、本発明は、拡張型ゲート弁を作動さ
せるための2段階がた液圧式作動器に関する。
従来の技術 従来、ゲート弁を作動させるための流体圧式作
動器の使用は、スラブ(厚板)型のゲート弁に限
定されている。拡張型ゲート弁(2枚のゲート弁
板をくさび作用によつて拡張させることにより弁
座に圧接させ密封閉鎖を達成するようにしたゲー
ト弁)の場合は、弁の密封力が極めて大きいの
で、弁の閉鎖操作に際してその密封を破るために
はその作動器に極めて強力なスラストが必要とさ
れ、そのような強大なスラストが、弁の構成部品
または作動器自体に大きな損傷をもたらす危険性
が高い。また、作動器から流体圧が開放されたと
き作動器のピストンを戻すために強大なピストン
ばねが必要とされ、そのようなばねのために作動
器のサイズ、重量および製造費を著しく増大させ
るので、そのような作動器の使用は実際上は禁止
的なものとなつてしまう。しかしながら、それで
もなお、高圧流体を搬送するための管の開閉に拡
張ゲート弁を使用することによつて得られる拡張
型ゲート弁固有の利点の故に、そのようなゲート
弁に流体圧式作動器を用いることの必要性が存在
する。
拡張型ゲート弁を開閉するために空気圧式作動
器を使用することが、1984年1月5日付の米国特
許願第568460号に開示されているが、パワーが大
きいこと、小型であることおよび作動の信頼性が
高いことが重要な要件となる、海中環境等の多く
の用例においては、空気圧式作動器より液圧式作
動器の方が好ましい。しかしながら、拡張型ゲー
ト弁の液圧式作動器を使用することには多くの問
題が随伴する。第1に、拡張した開放または閉鎖
状態にあるときゲート弁を操作するのに強大なス
ラスト力が必要とされるので、作動器の弁棒を折
損または変形させることがしばしば起り、作動器
が機能しなくなることがある。この問題は、単
に、作動器の弁棒を強大なものとするだけでは解
決されない。なぜなら、弁棒を大きくするとそれ
に伴つて作動器のサイズを大きくしなければなら
ず、実際的ではなくなるからである。
スラブ型ゲート弁に使用される大抵の液圧式作
動器においては、弁棒に作動器の最大荷重が課せ
られるのを防止するために、ピストンとボンネツ
トの間にスリーブ即ちピストン下降停止体が設置
されている。しかしながら、拡張型ゲート弁の場
合にはゲートのくさび形状および寸法に存在する
公差が相当大きいので、そのようなピストン下降
停止体を設置するのは実際的でない。
考えられる1つの解決法は、単に、作動器のパ
ワーを減少させてその最小作動圧の約1.5倍の圧
力で作動させることである。しかしながら、石油
産出装置のための液圧系統の供給圧は、通常、
1500psi〜30000psi(105〜210Kg/cm2)の広い範囲
で変動するので、作動器をその最小作動圧の1.5
倍程度で作動させるようにそのパワーを減少させ
ることは実際的でない。
発明が解決しようとする課題 従つて、本発明は、従来技術に随伴する上述し
た諸問題を解決することを課題とするものであそ
の目的とするところは、拡張型ゲート弁を作動さ
せるための出力を提案し、しかも、弁棒やその他
の弁部品に過度の応力を与えることなく極めて高
い作動流体圧を受容することができる液圧式作動
器を提供することである。
本発明の他の目的は、作動ストロークの第1段
階において極めて大きい初期スラスト力を発揮
し、第2段階においてはスラスト力を減少させる
ピストン型の2段階型液圧式作動器を提供するこ
とである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、弁室お
よび該弁室と連通した貫通流路を有する弁本体
と、該弁室内に該流路に対し開放位置と閉鎖位置
の間で収縮した状態で移動しうるように配設され
たゲート組立対とから成り、該ゲート組立体は、
該開放位置および閉鎖位置において互いに外方へ
拡張されるようになされたゲート部材とセグメン
トを有し、該ゲート部材とセグメントは該開放位
置において互いに、かつ、前記流路と整合する開
口を有し、該ゲート部材およびセグメントの各々
は、該ゲート組立体が開放位置および閉鎖位置に
おいて拡張したときゲート組立体の両側で前記弁
本体に設けられた弁座に圧接する外側密封表面を
備え、前記弁本体には前記流路に対して横断方向
に弁本体の外部から弁室内へ延長した孔が設けら
れている拡張型ゲート弁を作動させるための液圧
式作動器において、前記弁本体に取付けられるよ
うになされており、内部にピストン室を画定する
作動器ハウジングと、一端において前記ゲート組
立体に連結された弁棒と、該弁棒と他端に連結さ
れ、前記ピストン室内に摺動自在に収容されてお
り、前記ゲート組立体を前記流路に対して横断方
向に開放位置と閉鎖位置の間で移動させるために
該弁棒と共に弁棒の軸方向に移動自在であり、一
方の面から一定の深さにまで形成された同軸の中
央孔を有する第1ピストンと、第1ピストンより
小さく、第1ピストンの中央孔に摺動自在に装着
された第2ピストンと、一端を第2ピストンに連
結され、前記ハウジングに設けられた開口を密封
関係をなして貫通し延設されたピストンロツド
と、前記第1および第2ピストンを一方向に移動
させ、ゲート組立体を開放位置から閉鎖位置へ、
または閉止位置から開放位置へ移動させるために
前記ピストン室内の、第1および第2ピストンの
一方の側へ液圧流体を選択的に導入することがで
きるように前記ハウジングの壁に穿設され、液圧
流体源に接続するようになされた流体出入口と、
前記第1ピストンを前記一方向とは反対の方向に
付勢するために前記ピストン室内の、第1および
第2ピストンの他方の側に配設された圧縮ばね手
段と、前記弁棒およびゲート組立体を駆動するた
めの有効ピストン面積が前記第2ピストンの液圧
受容面の面積分だけ減少され、ゲート組立体画素
の開放または閉鎖位置で拡張状態されたときに弁
棒および弁の他の構成部品に課せられる応力が減
少されるように、前記ピストン一へ液圧流体が導
入されたとき第2ピストンのストーロークを第1
ピストンのストロークより短い長さに制限するた
めに前記ピストンロツドに付設され前記ハウジン
グと協同する停止部材とから成る液圧作動器を提
供する。
作 用 本発明の液圧作動器においては、前記流体出入
口を通してピストン室内へ液圧流体が導入される
と、第1および第2の両方のピストンの流体受容
面に作用する流体が前記圧縮ばね手段の力に打克
つて両ピストンを作動器ハウジングの下端に向つ
て移動させる。従つて、弁棒が下降せしめられ、
ゲート組立体を前記流路に対して横断方向に移動
させ、ゲート組立体をその開口が該流路と整列す
る開放位置へもたらす。この位置では、ゲート組
立体は拡張状態に保持される。本発明の構成によ
れば、この作動器のストローク中、第2ピストン
即ち副ピストンのストロークは、ピストンロツド
の前記停止部材により第1ピストン即ち主ピスト
ンのストロークの終了前に終了せしめられる。そ
の結果、第2ピストンは停止したままに保持さ
れ、第1ピストンだけが液圧作用を受けて第2ピ
ストンに対して相対的に引続き下降せしめられ、
弁棒を下降させる。従つて、第2ピストンの上面
に作用する液圧は、弁棒に対するスラスト力とし
て伝えられないので、作動器の有効ピストン面
積、従つてスラストが減少される。
実施例の説明 第1図においては、本発明の作動器9は、拡張
型ゲート弁10の作動を制御するために該ゲート
弁に取付けられたものとして示されている。弁1
0は、弁室12と、該弁を貫通し、弁室と連通し
た入口側流路13および出口側流路14を有する
弁本体11を備えている。弁本体には、それを流
体管に接続するための端部フランジ15,15が
流路13,14を囲繞するように形成されてい
る。弁10は、また、弁室12を閉鎖するために
ボルト16によつて弁本体11の頂部に固定され
たボンネツト19を備えている。
弁10は、更に、弁を開閉するために流路に対
して横断方向に摺動しうるように弁室12内に配
設された慣用構造のゲート組立体20を有する。
ゲート組立体20は、ゲート部材21とセグメン
ト22とから成る。ゲート部材21は、その上端
において、弁棒23の、ボンネツト19に形成さ
れた軸方向の中央孔24を貫通した下端に連結さ
れている。弁棒23が後述するように軸方向に作
動されることにより、ゲート組立体20が、弁を
開放する開放位置と弁を閉鎖する閉鎖位置との間
で流路を横断する方向に移動される。弁開放位置
(図示せず)においては、ゲート部材21および
セグメントの開口26と27が流路13,14と
整列するように整合される。また、慣用の構造と
して、ゲート部材21は、くさび形のセグメント
22と嵌合するV字形凹部を有しており、セグメ
ント22のくさび面がV字形凹部の表面に摺動自
在に合致するようになされている。当業者には周
知のように、ゲート組立体20は、弁を開閉する
ための直線移動し、その開放位置および閉鎖位置
においてはゲート部材21とセグメント22との
間の相対移動により拡張せしめられる。ゲート部
材21とセグメント22との相対移動は、ゲート
組立体がその弁開放位置に接近したときゲート部
材21に対するセグメント22の上下方向の移動
を制限する下降停止手段と、弁閉鎖市に接近した
ときゲート部材に対するセグメントの上下方向の
移動を制限する上昇停止手段によつて惹起され
る。下降停止手段は、例えば弁室12の下端を閉
鎖する弁の端板17の表面28によつて構成する
ことができ、上昇停止手段は、弁室12の上端近
くに設けられた適当な部材によつて構成すること
ができる。
弁本体11の流路13,14の内端には、それ
ぞれ流路13,14を同心的に囲繞し、弁室12
に臨む環状凹部31,32が形成されている。環
状凹部31,32は、各々、環状弁座33を収容
する弁座ポケツトを構成する。
ゲート部材21は、流路14の方に向けられた
外向きの密封表面34を有し、セグメント22
は、入口側流路13の方に向けられた外向きの密
封表面35を有する。表面34と35とは、常
時、互いにほぼ平行をなしている。ゲート組立体
が開放位置または閉止位置において拡張せしめら
れると、表面34,35が弁座33,33に対し
密封係合する。ゲート組立体は、開放位置と閉鎖
位置との間での移動中は収縮状態である。そのよ
うな収縮状態は、ゲート部材とセグメントの側面
に固定されており、両者をそれらのくさび面の稜
線が整合する「嵌り合い」状態へ常時付勢するた
めの適当な付勢手段(図示せず)によつてもたら
せれる。ゲート組立体をその「嵌り合い」状態へ
収縮するための仕組は、公知であり、米国特許第
4334666号に開示されている。
ゲート部材21は、適当な連結手段によつて弁
棒23に連結することができるが、米国特許第
392385号に開示されているような低応力連結手段
によつて連結するのが好ましい。弁棒23は、ボ
ンネツト19の孔24を通し、ボンネツトの孔2
4の拡径孔部分24A内に装着されたパツキング
組立体36を通して延設されている。パツキング
組立体のパツキングリンジ38は、拡径孔部材2
4Aは螺入されたパツキングアダプタ37によつ
て圧縮させることによりボンネツト19と弁棒2
3との間に流体密封を設定する。もちろん、パツ
キング組立体36は、図示のもの以外の任意の適
当なものであつてよい。
ゲート弁10を作動させるための作動器9は、
弁本体11の頂部に取付けられている。作動器9
は、ピストン室41を画定する、断面円形の円筒
形ハウジング40と、ハウジング40の一端を閉
鎖する端板部材42を備えている。端板部材42
は、作動器9を弁10に装着する際ボンネツト1
9の上端を流体密状態に受容する軸方向の中央孔
43を有しており、ボンネツト19の上端を減径
することによつて形成された環状肩部44上に座
置する。円筒形ハウジング40は、該ハウジング
と端板部材42に形成された周溝にそれぞれ嵌合
する内側フランジ46,47を有する割りリング
形クランプ45を介してボルト48により端板部
材42に締着される。同様にして、ハウジング4
0の上端は上方端板部材52によつて閉鎖され、
該ハウジングと端板部材52に形成された周溝に
それぞれ嵌合する内側フランジ54,55を有す
る割りリング形クランプ51を介してボルト53
により端板部材52に締着される。
第2図に明示されているように、作動器9は、
ボンネツト19の上端の外周面に形成された外周
溝58に受容され、端部材42の表面59に圧着
される割りリング57によつて弁本体11の頂部
即ちボンネツトに取付けられる。端板部材42の
表面59は、ピストン室41の内端壁を画定す
る。弁本体11に対する作動器9の回転を防止す
るために1個または複数個のキー60が、ボンネ
ツト19の外周面と、端板部材42の孔43の壁
に形成されたスロツトに嵌合される。
作動器9は、アダプタ62の上端に螺着された
主ピストンを含むピストン組立体を備えている。
アダプタ62は、弁棒23の上端にその延長部分
として螺着され、止めねじ63によつて該弁棒に
固定されている。図に示されるように、ピストン
61は、弁棒23と同軸関係にある。
ピストン61は、弁棒23およびアダプタ62
を囲繞し、互いに嵌り合い関係をなす1対のコイ
ルばね66,67によつてピストン室41の上端
に向つて付勢されている。ばね66,67の上端
は、ピストン61の下面に当接し、それらのばね
下端は、端板部材42上にワツシヤ56を介して
座着せしめられた環状のばね押え68に当接す
る。作動器9のサイズを小型化するためには、ピ
ストン61を弁本体11から離れる方向へ付勢す
るための手段として単一のばねではなく1対のコ
イルばねを用いることが好ましい。
端板部材52には、液圧流体減に通じる導管に
接続するための雌ねじを有する圧力流体出入口7
1が設けられている。出入口71を通してピスト
ン室41へ液圧流体が導入されると、ピストン6
1がばね66,67の力に抗して下降せしめら
れ、弁10のゲート組立体を弁室12の底部に向
つて移動させ、弁座33,33に密封係合するよ
うに拡張される。ゲート組立体のこの位置ではゲ
ート組立体の開口26,27が流路13,14と
整列するので弁が開放される。
ゲート弁10においてはゲート部材およびセグ
メントの開口26,27がそれらの上端近くに配
置されており、ピストン61が第1図に示される
ようにピストン室41の上端近くに持上げられれ
ば(完全にピストン室の上端にまで持上げられな
くても)、弁が「フエイルセーフ」の閉鎖状態に
保持されるようになされている。もちろん、ここ
に図示した構成とは反対に、ピストンがピストン
室の上端近くに上昇したとき弁が開放されるよう
に開口26,27をゲート組立体の下端近くに配
置してもよい。その場合は作動器へ液圧流体を導
入すれば、弁が閉鎖位置へ下降せしめられる。
ピストンの作動を容易にするようにピストン6
1より下方のハウジングの内部即ちピストン室を
大気圧に露呈させるための単一の開口72が作動
器の端板部材42に穿設されている。開口72
は、後述する目的のために管継手を受容しうるよ
うに雌ねじを有している。また、安全目的のため
に第1図に示されるように上方端板部材52に設
けられた開口74内に圧力逃し弁を取付けること
ができる。
拡張型ゲート弁を作動させるためには強力なス
ラストを必要とするので、弁棒23および他の弁
構成部品に過度の応力が加えられるのを防止する
ために本発明によれば、作動器のストロークの後
半段階において作動器の有効スラストを減少させ
るための独特の機構を設ける。ピストン61の上
面61に中央孔75を形成し、その孔内に副ピス
トン77を配設する。副ピストン77は、軸方向
の中央孔78を有しており、その下方端が拡径さ
れて下向き肩部79を形成している。孔78の拡
径部分に密嵌合する拡径部分80Aを有するピス
トンロツド80を孔78に挿通し、副ピストン7
2をピストンロツド80の拡径部分80A上に座
着させる。ピストンロツド80は、作動器ハウジ
ングの上方端板部材52の中央開口52Aを通し
て上方へ突出させる。ピストンロツド80と端板
部材52および副ピストン77の間を密封するた
めに開口52aの壁および副ピストンの孔78の
壁にそれぞれ環状密封部材81,82を装着す
る。副ピストンの孔68の底部から主ピストン6
1の下面にまで延長するバイパス連通口83を設
ける。
ピストンロツド80の、作動器ハウジング外部
に位置するねじ付上端にキヤツプ85の形の停止
部材を螺着する。キヤツプ85は、ハウジングの
上方端板部材52の中央開口52Aの周りに形成
されたボス88の突出面87に係合する下向き肩
部86を画定する。
かくして、流体出入口71を通してピストン室
41内へ液圧流体が導入されると、両方のピスト
ン61と77の流体受容面に作用する液体がばね
66,67の力に打克つて両ピストンを作動器ハ
ウジング40の下端に向つて移動させる。従つ
て、弁棒23が下降せしめられ、ゲート組立体2
0を流路13,14に対して横断方向に移動さ
せ、ゲート組立体をその開口26,27が流路1
3,14と整列する開放位置へもたらす。この位
置では、先に述べたようにゲート組立体は拡張状
態に保持される。本発明の構成によれば、この作
動器のストローク中、副ピストン77のストロー
クは、ピストンロツド80の停止部材85の肩部
86が端板部材52のボス88の突出面87に係
合することにより、主ピストン61のストローク
の終了前に終了せしめられる。その結果、副ピス
トン77は停止したままに保持され、主ピストン
61だけが液圧作用を受けて副ピストンに対して
相対的に引続き下降せしめられ、弁棒23を下降
させる。従つて、副ピストンの上面に作用する液
圧は、弁棒23に対するスラスト力として伝えら
れないので、作動器の有効ピストン面積、従つて
スラストが減少される。
ピストンロツド80に対する停止部材85の位
置は、ゲート開口26,27が流路13,14に
連通するに至つた後間もなく副ピストン77のス
トロークが終了するように定める。主ピストンの
ストロークは、その後ゲート組立体が先に述べた
ようにくさび作用により完全開放位置へと拡張せ
しめられ、弁座33に密封圧着せしめられたとき
に終了する。第2図にみられるように、副ピスト
ン77のストロークは、副ピストンが孔75から
上方へ抜出ることがないように定められている
が、副ピストン77を保持するために主ピストン
61の孔75の壁に形成した環状溝に止めリング
89を装着することができる。主ピストン61と
ハウジング40の内壁との間、および副ピストン
77と孔75との間を密封するために環状密封部
材91および92が設けられている。
発明の効果 上述したように、本発明の液圧式作動器9は、
そのピストン61,77のストロークの後半段階
においてスラストが減少されるので、弁棒23に
作用する応力を減少させ、弁棒の変形や圧漬の危
険およびその弁構成部品の損傷の危険を最小限に
抑制し、しかも、拡張状態にある閉鎖または開放
位置からゲート組立体20を始動させるのに大き
い力を必要とする操作初期において高い作動圧を
提供することができる。又、圧縮ばね66,67
のサイズを小さくすることも可能にする。
本発明の作動器9のもう1つの特徴は、復動ピ
ストン型作動器に容易に変換することができるこ
とである。即ち、そのためには、単に、ハウジン
グの下方単板部材42に設けられた流体出入口7
2の管継手を装着し、ピストン室41内の、ピス
トン61より下方へ液圧流体を導入することがで
きるようにすればよい。この場合、出入口72を
通して導入さえる液圧流体は、圧縮コイルばね6
6,67の付勢力を助成し、ゲート組立体を拡張
された開放位置から始動させ、ピストンを第1図
に示される位置へ戻すのを容易にする。止めリン
グ89は、副ピストン77が孔75から抜き出る
のを防止する。
出入口72は、作動器9を複合ピストン型に変
換しない限り、常時開放されている。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、本発明の2段階式作動器は、拡張型ゲート弁
に限らず、他の型式のゲート弁にも適用すること
ができ、また、作動器の作動の後半段階において
そのスラストを減少させることが有利な、ゲート
弁以外のいろいろな機構にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は拡張型ゲート弁の弁本体に取付けられ
た本発明の液圧式作動器の断面図、第2図は第1
図の作動器の拡大部分断面図である。 図中、9は作動器、10は拡張型ゲート弁、1
1は弁本体、12は弁室、13,14は流路、2
0はゲート組立体、21はゲート部材、22はセ
グメント、23は弁棒(作動棒)、26,27は
開口、33は弁座、34,35は密封表面、40
はハウジング、41はピストン室、42,52は
端板部材、52Aは開口、61は主ピストン(第
1ピストン)、71は流体出入口、75は孔、7
7は副ピストン(第2ピストン)、80はピスト
ンロツド、85は停止部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弁室12および該弁椎と連通した貫通流路1
    3,14を有する弁本体11と、該弁室内に該流
    路に対し開放位置と閉鎖位置の間で収縮した状態
    で移動しうるように配設されたゲート組立体20
    とから成り、該ゲート組立体は、該開放位置およ
    び閉鎖位置において互いに外方へ拡張されるよう
    になされたゲート部材22とセグメント23を有
    し、該ゲート部材とセグメントは該開放位置にお
    いて互いに、かつ、前記流路と整合する開口2
    6,27を有し、該ゲート部材およびセグメント
    の各々は、該ゲート組立体が開放位置および閉鎖
    位置において拡張したときゲート組立体の両側で
    前記弁本体に設けられた弁座33に圧接する外側
    密封表面34,35を備え、前記弁本体には前記
    流路に対して横断方向に弁本体の外部から弁室内
    へ延長した孔が設けられている拡張型ゲート弁を
    作動させるための減圧式作動器9において、 前記弁本体に取付けられるようになされてお
    り、内部にピストン室41を画定する作動器ハウ
    ジング40と、 一端において前記ゲート組立体に連結された弁
    棒23と、 該弁棒の他端に連結され、前記ピストン室内に
    摺動自在に収容されており、前記ゲート組立体を
    前記流路に対して横断方向に開放位置と閉鎖位置
    の間で移動させるために該弁棒と共に弁棒の軸方
    向に移動自在であり、一方の面から一定の深さに
    まで形成された同軸の中央孔75を有する第1ピ
    ストン61と、 第1ピストンより小さく、第1ピストンの中央
    孔に摺動自在に装着された第2ピストン77と、 一端を第2ピストンに連結され、前記ハウジン
    グに設けられた開口52Aを密封関係をなして貫
    通し延設されたピストンロツド80と、 前記第1および第2ピストンを一方向に移動さ
    せ、ゲート組立体を開放位置から閉鎖位置へ、ま
    たは閉鎖位置から開放位置へ移動させるために前
    記ピストン室内の、第1および第2ピストンの一
    方の側へ液圧流体を選択的に導入することができ
    るように前記ハウジングの壁に穿設され、液圧流
    体源に接続するようになされた液体出入口71
    と、 前記第1ピストンを前記一方向とは反対の方向
    に付勢するたに前記ピストン室内の、第1および
    第2ピストンの他方の側に配設された圧縮ばね手
    段66,67と、 前記弁棒およびゲート組立体を駆動するための
    有効ピストン面積が前記第2ピストンの液圧受容
    面の面積分だけ減少され、ゲート組立体画素の開
    放または閉鎖位置で拡張状態にされたときに弁棒
    および弁の他の構成部品に課せられる応力が減少
    されるように、前記第1および第2ピストンへ液
    圧流体が導入されたとき第2ピストンのストロー
    クを第1ピストンのストロークより短い長さに制
    限するために前記ピストンロツドに付設され前記
    ハウジングと協同する停止部材85とから成る液
    圧作動器。 2 前記ゲート部材およびセグメントは、開放位
    置および閉鎖位置においてゲート組立体を拡張さ
    せるために相対的に摺動するようになされた互い
    に協同するくさび面を備えている特許請求の範囲
    第1項記載の液圧作動器。 3 前記ばね手段の付勢力を助成するために前記
    ピストン室内の、第1および第2ピストンの前記
    他方の側へ液圧流体を選択的に導入することがで
    きるように前記ハウジングの壁に穿設され、液圧
    流体源に接続するようになされた第2の流体出入
    口を有する特許請求の範囲第1項記載の液圧作動
    器。
JP61016668A 1985-07-01 1986-01-28 拡張型ゲ−ト弁のための液圧式作動器 Granted JPS624980A (ja)

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