JPH0368226A - 超音波水中無線通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は超音波水中無線通信装置に関する。

［従来の技術］ 従来、潜水者にて使用する通信装置として、超音波送受
波器本体と、マイクホンと、スピーカを別体にて有して
なるものが用いられている。この通信装置において、マ
イクロホンは、潜水者の顔全面を覆う専用のフルフェイ
スマスク内に設置しである。

［発明が解決しようとする課ｌｌ］ 然しなから、従来技術には以下の問題点かある。

■超音波送受波器本体と、マイクロホンと、スピーカと
を別体としている。このため、それらを圧いに接続する
ケーブルか潜水者の周囲に取り回されることになり、潜
水者の動作に不都合を与えることがある。

■マイクロホンにて潜水者のａ声を採取するため、該マ
イクロホンをフルフェイスマスク内に設置し、このマイ
クロホンに接続されるケーブルを該マスクから取出して
超音波送受波器本体の側に取り回す必要がある。このた
め、潜水者の動きがマイクロホンに連なる上記ケーブル
を介して該マスクを変形させ、該マスク内への水流入を
生じさせる等の不都合を招く虞れがある。

本発明は、潜水者の動作に不都合を与えることなく、確
実に水中無線通信することを目的とする。

本発明は、潜水者の少なくども口前向に装着されるマス
ク内への水流入を生しさせることのない状態下で、より
確実に水中無線通信することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 請求項１に記載の本発明に係る超音波水中無線通信装置
は、顔（（１４面に装着される耐水圧ケースなイ１゛シ
、該ケース内に超音波送受波用電子回路を収納し、該ケ
ースにマイクロホン、スピーカ、及び超音波送受信器を
−・体的に取付けて構成したちのである。

１訴求項２に記載の本発明は、前記マイクロホンをほぼ
肉伝達構造としたものである。

［作用］ 請求項１に記載の本発明によれば、下記■の作用がある
。

■顔側面に装着される耐水圧ケースに、超音波送受波用
電子回路を内蔵するとともに、マイクロホン、スピーカ
、及び超音波送受信器を一体的に取付（Ｊた。従って、
それら各部を互いに接続するケーブルを潜水者の周囲に
取り回す必要かないから、潜水者の動作に不都合をｌｊ
えることなく、確実に水中無線通信することかできる。

請求項２に記載の本発明によれば、下記■の作用かある
。

■マイクロホンかほぼ肉伝達構造であるから、潜水者の
少なくとも口前面に装着されるマスク内に話マイクロホ
ンを設置することのない状態↑ても、潜水者の音声を明
瞭に採取できる。従って。

潜水者の動きがマイクロホンに連なるケーブルを介して
該マスクを変形させ、該マスク内への水流入を生じさせ
ることのない状態下で、より確実に水中無線通信できる
。

［実施例］ 第１図（Ａ、　）は本発明の一実施例に係る通信装置を
示す正面図、第】図（Ｂ）は第１図（Ａ）の側面図、第
１図（Ｃ）は第１図（Ａ）のＦ面図、第２図は通信装置
を示すブロック図、第３図はヘットベルト構造を示す模
式図、第４図はマイクロホン構造を示す模式図、第５図
（Ａ）、（Ｂ）は通信装置の装着状態を示す模式図、第
６図は通信装置の使用状態を示す模式図である。

超音波水中無線通信装置　１．　Ｏは、第５図（Ａ）、
（Ｂ）、第６図に示す如く、マウス７スク１１、レギュ
レ−タ１２、水中ゴークル１３とともに、潜水者の頭部
に装着されて用いられる。

尚、ＩＩＡはマスク保持ハンド、１２Ａはレギュレータ
１２のエア１Ｊ）気ノズルである。

通信装置１０は、第１図（Ａ）　　　（Ｂ）（（゛、）
にホず如く、ヘッドベルト１５、左右の耐水圧ケース１
６、ｉ７、マイ”クロポン１８、スピーカ１９．超Ｂ“
波送受ｆ３器２０、送受信切換スイソナ２１．電録スイ
・ソチ２２を有して構成されでいる。

・・、ラドベルト・１５は、この通信装置１０を用い１
．テ）潜水者の頭の一ナイズ等によって伸縮でき、快適
な装着感をＬｔえる。ヘットベルト・１５は、具体的に
は第３図にホず如＜、ＩＪＩ右のケース１６．１７に接
続された左右のゴム等からなる蛇腹部２４をブーミスナ
ック板ａからなる連結部２５で連結し、更に、左右のケ
ース１６．１７に接続された左右のステンレス鋼等から
なるばね板２６を上記連結部２５の内部にて重ね合わせ
状態で半固定して構成される。これにより、左右のばね
板２６の重なり長さを調節することにより、ヘッドベル
ト１５の長さを今回の使用者に最適化できる。又、蛇腹
部２４の内部を空気槽にすると、水圧によりつぶされる
ので、蛇腹部２４の内部には水が流出入自在どなってい
る。

即ち、上記ヘラ１〜ベルト】５は、長さ調節か容易であ
り、水中で使用しても変形しないといるメリットがある
。

左イ」−の耐水圧り“−ス１６．１７は上記・＼ツドベ
ルト１５に支持きれて潜水者の顔側面に装着される。　
方のケース１６は、後に詳述する如くの超音波送受波用
電子回路２７を基板の状態−で・□収納しＣいる。他力
のケース１゛／′は、電源部２８を構成する電池を交換
（〕狂に収納している。

マイクロホン′１８は、−りのケースＪ６Ｎ：”一体的
に取付けられ、潜水者のほぼに密着し・て用いられ、音
声をほぼ肉を介して受信するほぼ肉伝達構造にて構成さ
れている。マイクロホン１８は、具体的には、第４図に
示す如く、圧電型マイク素子３１を薄いゴム板３２に支
持し、マイク素子３〕の背面部及び測部には遮音部材３
３．３４を備え、ゴム板３２は遮音部材３３との間にエ
アパック室３２Ａを形成している。そして、マイクロホ
ン１８は、ゴム板３２の周囲に、顔側面に密着して気泡
ノイズを和らげるカップ部３５を備えている。これによ
り、マイクロホン１８は、マイク素１”３１の裏側から
くる音響ノイズを遮音部材３３．３４、及びエアバッグ
室３２　、Ａにより遮断し、マイク素子３１のほぼに接
する前面からのみの音を受信するような指向性を付与さ
れている。

又、マイク素子３１は、エアバック室３２Ａを形成して
変形自在であるゴム板３２に支持されて、はぼ肉から伝
わる音声振動を感度良く受信できる。又、ゴム板３２は
、装着時にほぼ表面に追従し、エアバッグ室３２Ａか水
圧により収縮する場合にちほぼ表面に対する追従を損な
わない。

スピーカ１９は、左右のケース１６．１７に一体的に取
付けられ′Ｃいる。この左右のケース１６．１７はスポ
ンジ状の耳パツド３６を備え、快適な装着感を与えると
ともに、外部からの可聴ノイズを抑制している。

超音波送受信器２０は、ヘッドベルト１５の連結部２５
に設けられる状態で、左右のケース１６．１７に一体化
されている。超音波送受信器２０は、送信者の音声によ
って変調された電気信号を超音波信号に変換し、該信号
を水中へ送信する。又、他の送信者によって送信された
超音波信号を受信し、該信号を電気信号に変換する。

送受信切換スイッチ２１は一方のケース１６に一体的に
取付けられ、電源スイツチ２２は他方のケース１７に一
体的に取付けられる。電源スイツチ２２のオン状態下で
、＋Ｒ電源スイツチ２１押下する時に送信モートとなり
、切換スイッチ２１を押下しない時に受信モードどなる
。具体的には、電源スイツチ２２は磁石にてリードスイ
ッチを開閉し、電源スイツチ２２の押下によるリードス
イッチの閉時にオンする。切換スイッチ２１も磁石にて
リードスイッチを開閉し、切換スイッチ２１の押下によ
るリードスイッチの切換わりにより受信電源が切れて送
信モードとなり、該押下刃の消失によるリードスイッチ
の切換わりにより送信電源が切れて受信モートとなる。

超Ｂ波送受波用電ｆ回路２７は、下記（１）　−（４）
の如くの４系統に゛Ｃ構成されている（第２図参照）。

（１）送信系統 フィルタ４１．送信ｆｉ号増輻器４２、搬送波間路４：
ｉ、ｆ調器４４、フィルタ４５、パワー増幅器４１；、
送受信切ｔａ器４７に（゛送信系統が構成される。

・、〜イクτコホ〉・１８にて送１゛３された音声はフ
ィル９４１により、ＬＪｌｉｌ′ｉ面に−（採取したと
同様のｆ１声（、：、　ｉｆ［Ｊ　＋−Ｊ、ろように島
周波域を強調され、かつｔｉ、　％１帯滅た目を通過さ
れる。フィルタ４１を通過したｆ′↑市波ｆｉｌ１号は
増幅器・４２じ、ｋ　ｉ）一定レベルまで堆載されＳ４ 搬送波回路４３は例えば７０　Ｋ　Ｈｚの搬送波信号を
生成する。変調器４４は搬送波イ４号と音声波信号によ
り振幅変調波を生成する。

変調器４４にて振幅変調された信号は、フィルタ４５に
ｒ　　７０Ｋｌｌｚ±３Ｋｌｔｚ以外の成分を除去きれ
た後、パワー増（幅器４６に“で増幅される。パワー増
幅器４６にて増幅された信号は、送（Ｕモート）ごある
送受信切換器４７を経て、超１１波送受信器２０を駆動
する。尚、送受信切換１ｉｉｉ４７は前述した送受（；
Ｉｆ　（Ｊｌ　ｌａスイッチ２１の切換動作に連動して
送（３モ・−１・と受信モーｉ−ｉ；’）いずｔ）かに
設定される。。

ｔ２）ｆｆ’Ｆび出し系統 呼び出し時間設定器シフ１、呼び出し周波数回路５２に
て呼び出し系統か横或きれる。ａｌ＋ち、前述した送受
イ１１切喚スイッチ２１か送ｆ、ｊ千　ト＋′：：、　
１１＋　＋情えＣ）れた時、呼びｉ、ｐ　１．、晴間設
定器５１にて設実ン′＼れた例えは　１．５秒間、０４
び出１．園波数１：４路５２１１．：丁設定された例え
ば９　Ｑ　Ｃ：　ｉｔ　Ｚ　ｌ・ノ用ト［す、、“出り
、、ｔ　ｉ７．剪がｌ記（１，）の送ｆ、１系統を１、
をζ超ξＩｆ　ａ送受信器２０カ）ら送（５ｉさ和、送
信開始の簀１ｙとなる。

（３）受信系統 送受信切換器４７、受信信号増幅器６１、復調器６２、
フィルタ６３、パワー増幅器６４にて受（３系統が構成
される。

超音波送受信器２０にて受信された信号は、受信モード
にある送受信切換器４７を経て受信信号増幅器６１に伝
達される。受信信号増幅器６１は受信信号に目動レベル
調整（ＡＬＣ）機能を及ぼり、・、この受信信号を一定
レベルまで増幅する。

復調器６２は受信信号増幅器６１から出力する定Ｌ・ベ
ル信号をダイオード検波し、音声或２分を取ｊ１４　ｉ
。更に、フィルタ６３にて音声帯域として必要な３　Ｋ
　１１　ｚ以下の成分を通過さゼ、それ以外の成分を除
去する。そして、増幅器６４により７１ｍ信号８増軸し
・、久ビーカ］９との整合をとり、スピーカ１９を駆１
ｊＪきせろ、これにより、スピーカ１ｇは増幅器ｂ４の
出力信号を可聴音とし、で出力する。

（４）減電圧警報系統 減電、Ｉｆ判別器７１、滅、１′汁周波数回路７２にて
減電圧警報系統か構成される。電源部２８の電圧か、減
電圧判別器７１にて設定された例えば７ｖ以下である時
、減電圧周波数回路７２にて設定された例えば１．３Ｋ
ｔｌｚの警報信号か−Ｆ記（３）の受信系統を経゛〔ス
ピーカ１９から出力される。

次に、上記通信装置１０の動作について説明する。

（１）マイクロホン１８にて受信された音声は、フィル
タ４１と増幅器４２を経て、音声帯域たけ全通過せしめ
られるとともに一定レベルまで増幅される。変調器４４
によりａ声波信号と搬送波イ、１号により振幅変調波（
Ａ　Ｍ変調波）が４或される。この振幅変調波はフィル
タ４５にＣ１ｉｔ　Ｋ　Ｉｆ　ｚ±ｉ　Ｋ　ＩＩ　７以
外の成分を除去されｔ、・後、増幅器４６Ｇ、□て増幅
さｔｌ、超音波送り、ｆｌ；器２：０を励振し・、超ｆ
１゛波に゛（水中に送出さ４′Ｌる、 （２）超音波送受イ昌器２　（、）　Ｇ、：、、よる受
信信号は増幅２ｉｉ６１にて「１動レベル調整（ＡＬＣ
）機能を付Ｉｊされ゛Ｃ増幅され、復調器６２にて音声
成分のみを取出される。史に′、フィルタ１３にて音声
帯域之し・″′Ｃ必要な３ＫＨｚ以Ｆの成分を通過され
、増幅器６４により音声信号を１１１幅され、スピーカ
１９から可聴音と１、て送出される７、 尚、Ｆ、　ＩＬ！通信装Ｍ１０に付帯して使用されるマ
つスマスク１１は、第５図（Ａ）、（Ｂ）に示す如く、
水中にて明瞭な音声を発声できるように、顔前向の口唇
周辺に可及的に広いマスク非接触領域を形成するように
装着され、かつマスク保持バントＩＩＡにて頭部に引付
けられる状態で上記装着状態を維持することとしている
。

次に、上記実施例の作用について説明する。

■１Ｍ側面に装着される耐水圧ケース１６．１７に、超
音波送受波用電子回路２７を内蔵するとともに、マイク
ロホン１８、スピーカ１９．及び超音波送受信器２０を
一体的に取付けた。従って、それら各部を互いに接続す
るケーブルを潜水者の周囲に取り回す必要かないから、
潜水者の動作に不都合を与えることなく、確実に水中無
線通信することができる。

■マイクロホン１８がほぼ肉伝達構造とされるから、潜
水者の少なくと６０前向に装着されるマスク１１内もこ
該マイクロホン１８を設置することのない状態下で６、
潜水者の音声を明瞭に採取できる。従って、潜水者の動
きかマイクロホン】８（ご連なるケーブルを介して３ろ
マスク１１を変形させ、該マスク１１内への水流入を１
しさせることのない状態下で、より確実に水中無線通信
できる。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、潜水者の動作に不都合を
与えることなく、確実に水中無線通信３できる。

又、本発明によれば、潜水者の少なくと６０前面に装着
されるマスク内への水流入を生しさせることのない状態
下で、より確実に水中無線通信することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は本発明の一実施例に係る通信装置を示す
正面図、第１図（Ｂ）は第１図（Ａ）の側面図、第１図
（Ｃ）は第１図（Ａ）の下面図、第２図は通信装置を示
すブロック図、第３図はへ・ｔトベルト１ｉｌｌ′ｆｉ
を示す模式図、第４図はマイクロホン構造を示す模式図
、第５ＬＡ（Ａ）、（Ｂ）は通信装置の装着状態を示す
模式図、第６図は通イ、１装置の使用状態を示す模式図
である。 １０・・・通信装置、 １６．１７・・・耐水圧ケース、 １８・・・マイクロホン、 １′〕・・・スピーカ、 ２（〕・・・超音波送受信器、 ２７・・・超音波送受波用型ｆ囲路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）顔側面に装着される耐水圧ケースを有し、該ケー
   ス内に超音波送受波用電子回路を収納し、該ケースにマ
   イクロホン、スピーカ、及び超音波送受信器を一体的に
   取付けて構成した超音波水中無線通信装置。
2. （２）前記マイクロホンをほぼ肉伝達構造とした請求項
   １記載の超音波水中無線通信装置。