JPH0367072B2 - - Google Patents

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JPH0367072B2
JPH0367072B2 JP58137917A JP13791783A JPH0367072B2 JP H0367072 B2 JPH0367072 B2 JP H0367072B2 JP 58137917 A JP58137917 A JP 58137917A JP 13791783 A JP13791783 A JP 13791783A JP H0367072 B2 JPH0367072 B2 JP H0367072B2
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JP
Japan
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compound
ethanol
formula
methyl
mixture
Prior art date
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Expired
Application number
JP58137917A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS5942389A (en
Inventor
Horiuka Zudaneku
Puroteiwa Mirosurau
Rashusuneru Mirosurau
Mateisu Yan
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUHOFUA SUHOENE HODONIKI PURO ZUDORABOTONIKO BUIROBU
Original Assignee
SUHOFUA SUHOENE HODONIKI PURO ZUDORABOTONIKO BUIROBU
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Publication date
Application filed by SUHOFUA SUHOENE HODONIKI PURO ZUDORABOTONIKO BUIROBU filed Critical SUHOFUA SUHOENE HODONIKI PURO ZUDORABOTONIKO BUIROBU
Publication of JPS5942389A publication Critical patent/JPS5942389A/en
Publication of JPH0367072B2 publication Critical patent/JPH0367072B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次式: を有する4−(1−メチル−4−ピペリジリデン)
−4,9−ジヒドロチエノ(2,3−C)−2−
ベンゾチエピンおよびその(+)酒石酸塩の製法
に関する。 式の化合物(ピペチアデン)およびその
(+)酒石酸基は高度の抗ヒスタミン作用、抗セ
ロトニン作用、抗レセルピン作用および抗カタレ
プシー作用を有し、更にそれらは比較的に低毒性
であるため片頭痛の治療の用途が期待されてい
る。 前記化合物は(+)酒石酸塩の形で薬理学的
に試験し、該塩を径口および非径口投与した。投
与量は塩基に対し計算した。多くの薬理試験にお
けるその効果は、イミプラミングループの三員環
の抗抑制剤の効果に類似している:該化合物はマ
ウスにおいてレセルピンに対し拮抗的に作用し
(該化合物は2mg/Kg(i.p.)の投与量でレセルピ
ン体温異常降下に著るしく拮抗する)およびラツ
トにおいてレセルピンに拮抗し(20mg/Kgの皮下
投与から始めて、該化合物はレセルピンの潰瘍誘
発作用を満足的に著るしく抑制する)、更にラツ
トにおいて著るしく明瞭な抗カタレプシー作用を
有し(ペルフエナジン(perphenazine)カタレ
プシーの試験においてその中位保護用量PD50
7.0mg/Kg(s.c.)である)、更に又マウスにおい
てオキソトレモリン振せんに拮抗する(振せんを
著るしく抑制する闘値用量は1.0mg/Kg(i.p.)で
ある。これに加えて、化合物Iは明白な中枢の抗
セロトニン作用を有しており;この性質は5−ヒ
ドロキシトリプトフアンをラツトに投与すること
により誘起された行動に影響することにより、家
兎においてキパジン(quipazine)過温症により
影響を与えることにより、更にある程度までラツ
トにおいてトリプタミンと相互作用することによ
り、示される。5−ヒドロキシトリプトフアンを
ラツトに投与後、化合物の行動症行群に対する
中枢抗セロトニン作用の強度を、振せんに対し
(2.9mg/Kg)中位保護用量(皮下投与でPD50)で
表わし更に前肢の垂直運動(「タツピング」)(2.6
mg/Kg)で表わした。この試験における化合物
の作用は、サイプロヘプタジンのそれに類似して
おり更にアミトリプチリンの作用よりも本質的に
より強い。 化合物の抗ヒスタミンおよび抗セロトニン作
用はその末梢性の作用の内で最も強力である。モ
ルモツトに経口投与した場合、中位保護用量
PD50として表わされるヒスタミンエアゾール試
験における抗ヒスタミン作用は0.046mg/Kgであ
る。ヒスタミン解毒およびヒスタミン気管支狭窄
試験において、化合物は最も強力な公知の抗ヒ
スタミン剤に属する。5−ヒドロキシトリプタミ
ンの投与後、ラツトの肢浮腫試験における抗セロ
トニン作用は、0.3mg/Kgの経口投与後統計的意
義がある。化合物は又は温和な末梢性の抗コリ
ン作用を有している:該化合物はマウスにおいて
瞳孔散大作用を示しそしてモルモツトにおいてア
セチルコリンの局所作用をしや断する。 公知の抗片頭痛剤ピゾチフエン(デイキソン
(Dixon)等、Arzneim.−Forsch.27、1968、
1977)と比較して、化合物はそのより低い抗抑
制作用において明白な利点を有している。経口投
与した場合、化合物はボイザー(Bossier)お
よびシーモン(Simon)による観察試験でマウス
の探査活性をピゾチイフエンの1/3抑制する(化
合物のD50は23mg/Kgであり、ピゾチフエンの
D50は7mg/Kgである)。デイウス(Dews)によ
る光−セル法を用いたマウスの自発運動活性試験
において、化合物の抑制活性はピゾチフエンの
作用よりも7倍低い(化合物のD50は24.2mg/
Kgであり、ピゾチフエンD50は3.4mg/Kgである)。
マウスにおけるチオペンタールの睡眠相乗作用の
弱特異性試験において、化合物の闘値量はその
経口LD50の10%に対応し、一方ピゾチフエンの
闘値用量はその経口LD50のわずか2.5%である
(マウスにおける二種の化合物の経口毒性は類似
している)。化合物はラツトにおいて行動刺激
に対し明白な傾向を有し:アニメツクス
(animex)器機を用いた動物の全活性に対するそ
の効果を観察した場合、化合物の10mg/Kgおよ
び30mg/Kgの経口投与量は温和な刺激作用を有し
(動物の活性は対照群の125〜131%の値に増加す
る)、一方ピゾチフエンの3〜30mg/Kgの経口投
与量は動物の総活性の統計的有義を明らかに示し
ている(対照群に比較して57〜64%の値まで)。 ラツトにおける化合物の経口毒性は驚くべき
程低い:1g/Kg(p.o.)の投与量で投与した
後、十匹の試験群からただ一匹の動物も7日以内
に死亡しなかつた。投与後、30分間内で穏やかな
抑制のみが観察された。マウスにおいて経口
LD50は129mg/Kgである。化合物を50〜100
mg/Kgの投与量での犬に対する単一投与は何らの
行動の変化、毒性発現又は動物の死を引きおこさ
ない。 式で表わされる化合物は文献に記載されてい
た(Rajs〓ner M.、Metys〓 J.and Protiua M.、
Collect.Czech.Chem.Commun.32、2854、1967;
(チエコスロバキア特許第115241号)。該化合物
は、テトラヒドロフラン中塩化1−メチル−4−
ピペリジルアグネシウムとチエノ(2,3−C)
−2−ベンゾチエピン−4(9H)−オンと反応さ
せ、引き続き得られた式: の4−(1−メチル−4−ピペリジル)−4,9−
ジヒドロチエノ(2,3−C)−2−ベンゾチエ
ピン−4−オールの酸性触媒脱水反応によつて得
られた。 当時以下の内容が観察されていた:すなわち、
74%の収率でグリニヤール反応から得られたと言
われる化合物は均質ではなく、続いて行なわれ
る酸触媒脱水中(希硫酸で加熱)未変化のまま残
存する他の化合物で相当に汚染され従つて最終生
成物、すなわち化合物は非常に汚染されてい
た。先にのべた論文中で報告された脱水の収率95
%は蒸発残留物、すなわち粗化合物に関するも
のであり、該粗化合物は不確定の上記不純物を含
有していた。得られた生成物の不純物は又化合物
に対し報告された低融点(ベンゼン−石油エー
テルから125℃更にアセトンから119〜120℃)に
対しても説明できる。これらの低融点生成物は溶
媒和していると考えられた;、しかし、実際はそ
れらの化合物と先にのべた不純物との混合物で
あつた。 テトラヒドロフラン中、チエノ(2,3−C)
−2−ベンゾチエピン−4(9H)−オンと塩化1
−メチル−4−ピペリジルマグネシウムとの反応
は最近より詳細に研研究され、更に得られた粗生
成物は結晶化およびクロマトグラフイー法の組合
わせにより分離した。シリカゲルを用いた薄層ク
ロマトグラフイー法を用い、得られた物質はむし
ろ不均質のように思われそしてアミノアルコール
に加えて、より極性の小さい成分を実質的量で
含有しているように思われた。純粋なアミノアル
コールは該粗生成物からエタノールとの抽出に
よつて得ることができ;所望の化合物は未溶解
のまま残り、一方より小さい極性の物質は溶液内
に入る。後者の物質はシリカゲルを用いたカラム
クロマトグラフイー法により母液から単離し次い
で結晶化により精製できる。アミノアルコール
と極性の小さい成分の双方が212〜213℃の同温度
で正確に溶融することは最も驚くべきである。し
かるにこれらの混合物は、相当の降下をもつて融
解し、次いでこれらは上記文献中で報告された如
き溶媒和の融点である。 より極性の小さい成分の元素分析はアミノアル
コールの元素分析に極めて類似した組成を示す
けれども、マススペクトルはその正確な組成
C17H16NOS2を証明し、これはアミノアルコール
よりも2個の水素原子の少ない組成の成分に対
応する。新規化合物の紫外スペクトルは高程度の
共役を示し、これはジアリールケトン構造に対応
する。赤外スペクトルは1611cm-1の特性吸収バン
ドによつてジアリールケトンを確認している。赤
外および 1H NMRスペクトルの双方は水酸基の
不存在を実証している。化合物および極性の少
ない物質の 1H NMRスペクトルにおける差異
は、芳香族プロトンのシグナル帯域において特に
意義がある。化合物のスペクトルは六個の芳香
族プロトンの存在を示すけれども、その内5個の
シグナルは未分解多重項に合併し、そして骨格の
5位におけるプロトンのシグナルのみが明確に分
離し、極性の小さい化合物の 1H NMRは5個の
芳香族プロトンのみの存在を説明し、そのシグナ
ルは全て明確に区別されそして骨格の個々の位置
に局在化でき、7位のプロトンは存在しない。化
合物と極性の小さい成分間の構造上の差異の別
の証明はフラグメントに対応する領域におけるマ
ススペクトルによつて与えられる。化合物の主
フラグメントはm/z98を有し、これは保護され
た1−メチルピペリジン構造を有するアンモニウ
ムイオンに対応し、極性の小さい不純物の主フラ
グメントはm/z70を有し;これは4個の炭素原
子でメチルピペリジンフラグメントに対応する。
第一のケースは脂肪族炭素に結合したメチルピペ
リジル基に対し典形的であり、第二のケースは芳
香族炭素原子に結合したメチルピペリジル基の挙
動に対応する。全てこれらのスペクトルは極性の
小さい化合物に対し、式 の7−(1−メチル−4−ピペリジル)チエノ
(2,3−C)−2−ベンゾチエピン−4(9H)−
オンの構造を与える。 化合物の形成は出発ケトン(ケト基C=0の
二重結合も含めて)の分子内の三個の二重結合系
にグリニヤール試薬の1,6−付加によつて説明
できるか、又は用いた反応条件下出発ケトンの強
制エノール化によつて形成した双極子に対する前
記グリニヤール試薬の付加によつて説明できる
(Gaerther R.、Chem.Revs.45、493、1949)。こ
のような付加および引き続きの加水分解は2個の
水素原子の脱離により、すなわち酸化により、お
そらく空気中の酸素作用のもとで行なわれなけれ
ばならなかつた。これは余り観察されない反応例
であるが、これは立体的に強く障害された芳香族
ケトン、例えば2,3,5,6−テトラメチルお
よび2,3,5,6−テトラメチル−2′−メトキ
シベンゾフエノンとグリニヤル試薬との反応にお
いて先に研究された(Fuson R.C.等;J.Amer.
Chem.Soc.65、60、194371、2543、1949;J.
Org.Chem.13、496、1948)。 本発明の主題は化合物の製造方法を提供する
ことにあり、この方法はアミノアルコールから
化合物を除去せしめ、次いで殆ど純粋な状態で
これを脱水反応に用いる方法およびこれにより化
合物の残留物の殆ど全てを除去する方法を含
む。これらの重要な付加的操作はエタノール中で
化合物の良好な溶解性を利用する。第一の反応
工程、すなわちグリニヤール反応の生成物をエタ
ノールに懸濁させ、懸濁液を沸点に加熱し次いで
冷却後殆ど純粋なアミノアルコールを吸引ろ過
する。この物質は約50%の収率で得られ;相当量
の化合物を含有する母液は所望のアミノアルコ
ール中間体を更に経済的には回収せしめない。
化合物の最終の残留物はエタノールから結晶化
によつて最終生成物から除去され;この不純物
は母液中に残る。最後に、本発明の構成部分は水
性エタノール中(+)酒石酸で中和することによ
り化合物の新規な酒石酸塩を製造する方法にあ
る。容易に結晶化する(+)酒石酸塩は水に中程
度に可溶であり、そして他の酸付加塩よりも最終
投与形態の製造に対しはるかに適している;他の
酸付塩はコハク酸塩、フマル酸塩およびマレイン
酸塩であり、これらはすでに開示されている
(Rajs〓ner M.等I.C.参照)。純粋な状態で化合物
を製造する方法は、ここでは記載されていない。
なぜなら、それは本発明に含まれていないからで
ある。 この発明によれば、化合物は以下の実施例の
手順により好都合に製造することができるが、し
かしこの例は何ら本発明の範囲を限定するもので
はない。 乾燥テトラヒドロフラン50mlをマグネシウム24
gに添加し次いで4−クロロ−1−メチルピペリ
ジン(Adlerova´ et al.、Cesk.farm.12、122、
1963)を乾燥テトラヒドロフラン(モレキユラシ
ーブPotasit 4Aで乾燥)300mlに溶解した約25%
の溶液が導入され次いで50〜55℃の温度に予熱し
た油浴中で混合物を加温する。ヨウ素(0.5g)
および1,2−ジブロモエタン1mlを添加し次い
で反応が開始するまで混合物を約10〜30分放置す
る。混合物が激しく還流し始めると、油浴を取り
除き次いで4−クロロ−1−メチルピペリジン溶
液の残部分を、反応混合物が激しく還流し続ける
ような速度で滴下する。反応が十分な速度で開始
し始めると、撹拌を開始する。約40〜50分後、大
部分の溶液を滴下したとき、反応混合物を中程度
に加温する。撹拌しながら更に1.5時間還流を継
続する。次いで混合物を氷水で10℃に冷却し、定
常撹拌および氷水冷却下、乾燥テトラヒドロフラ
ン325mlに溶解したチエノ(2,3−C)−2−ベ
ンゾチエピン−4−(9H)−オン(Protiva M.、
Rajs〓ner M.等、Collect.Czech.Chem.Commun.
29、2161、196439、1366、1974)155gの溶液
を用いて1時間内で処理した。反応混合物を10〜
15℃の温度で維持する。溶液を完全に滴下した
ら、冷却を中止し次いで該溶液が自然に室温にな
るまで混合物を約30分間撹拌する。得られた暗色
溶液を、激しく撹拌しながら、混合物の温度が20
℃を超えないような速度で(最初は集中的な外部
冷却が必要である)、水2に溶解した(+)酒
石酸225gの溶液で処理する。しかる後、トルエ
ン500mlを添加し次いで混合物を10分間激しく撹
拌する。次いで中性物質を含有するトルエン層を
分離し、水層部分をトルエン200mlで洗浄し、ク
ロロホルム9600mlを添加し次いで激しく撹拌しか
つ冷却しながら、濃アンモニア水でアルカリ性に
する。クロロホルム層を分離し、水層部分をクロ
ロホルム200mlで抽出し次いで一緒にしたクロロ
ホルム溶液を水300mlで洗浄し次いで無水炭酸カ
リウム30gおよび活性炭10gで12時間放置する。
次いで固体を別し次いでクロロホルム500mlで
洗浄する。クロロホルムを減圧下(10〜20kPa)
で蒸溜去し、残留物をエタノール200mlで希釈
し、次いで混合物を短時間還流し次いで50℃に冷
却する。沈殿した結晶4−(1−メチル−4−ピ
ペリジル)−4,9−ジヒドロチエノ(2,3−
C)−2−ベンゾチエピン−4−オール()を
吸引ろ過し、エタノール100ml次いで石油エーテ
ル100mlで連続的に洗浄し、更に減圧下室温で乾
燥する。収率は113g(51%)であり、生成物は
209〜211℃で融解する。得られた物質は殆ど純粋
であり、以後の処理に全く安定である。エタノー
ルから試料の結晶化により、融点212〜213℃を有
する完全に純粋な物質を得る。 水1170mlに溶解した硫酸240gの溶液を、先の
アミノアルコール166gを用いて40〜50℃で処
理し次いで混合物を撹拌しながら15分間還流す
る。冷却後、混合物を水200mlで希釈し、クロロ
ホルム400mlを添加し、次いで濃アルカリ性アン
モニア220gを添加しながら撹拌した混合物をア
ルカリ性にする。混合物を温度を20〜30℃に保持
する。クロロホルム層を分離し、次いで水層部分
をクロロホルム2×100mlで抽出する。一緒にし
たクロロホルム溶液を水150mlで洗浄し、炭酸カ
リウム20gで乾燥し、次いで一昼夜放置後乾燥剤
を別する。液を温和な減圧下(10〜20kPa)
で蒸発させ、結晶性残留物をエタノール900mlで
処理し次いで撹拌しながら沸点まで加熱すること
により溶解する。溶液を加熱しながら、木炭10g
を用いて過することにより溶液を脱色し、次い
液を5℃で結晶化させる。12時間放置後、4−
(1−メチル−4−ピペリジリデン)−4,9−ジ
ヒドロチエノ−(2,3−C)−2−ベンゾチエピ
ン()の結晶化した塩基を吸引して集め次いで
エタノール50ml更に石油エーテル100mlで連続的
に洗浄する。室温で乾燥し、生成物124gを得る。
母液を200mlの容量まで蒸発させ次いで5℃で放
置すると満足できる純度を有する生成物14g(第
二の収穫物)を得る。全体の収率は138g(88%)
であり、融点は160〜161℃である。全量の物質が
その後の塩への変換に適当である。試料を更に結
晶化すると、融点162〜164℃を有する完全に純粋
な塩基が得られる。 塩基(94g)を煮沸エタノール650mlに溶解
する。溶解後、加熱を中止し次いで水85mlに溶解
した(+)酒石酸47gの熱溶液をゆつくり添加す
る。次いで得られた溶液を撹拌しながら10℃に冷
却し結晶化を誘起する。12時間冷均後、結晶を吸
引して集め次いでエタノール2×50mlで洗浄す
る。湿潤生成物を、エタノール1250mlおよび水
1000mlの混合物中で沸点温度に加熱して溶解し、
次いで熱的状態を保ちながら溶液をろ過し更にろ
過を氷浴中で4時間撹拌および冷却し結晶化せし
める。次いで生成物をエタノール2×30mlで洗浄
し室温で空気中で乾燥する。母液を減圧下(3〜
5kPa)で最初の容積の約半分まで蒸発させ、次
いで5℃に冷却し生成物の第二の収穫物を得る。
全体の収率は、塩基の(+)酒石塩酸の125g
(90%)であり、塩は228〜231℃で融解(分解を
伴う)する。
[Detailed Description of the Invention] The present invention relates to the following formula: 4-(1-methyl-4-piperidylidene) with
-4,9-dihydrothieno(2,3-C)-2-
This invention relates to a method for producing benzothiepine and its (+)tartrate. The compound of the formula (pipethiadene) and its (+)tartaric acid group have a high degree of antihistamine, antiserotonin, antireserpine and anticataleptic activity, and their relatively low toxicity makes them useful for the treatment of migraine. is expected to be used for. The compound was tested pharmacologically in the form of the (+)tartrate salt, and the salt was administered orally and parenterally. Doses were calculated relative to base. Its effects in many pharmacological tests are similar to those of the three-membered anti-inhibitors of the imipramine group: the compound acts antagonistically to reserpine in mice (the compound was administered at 2 mg/Kg (ip) reserpine significantly antagonizes hyperthermia at doses of 20 mg/Kg) and antagonizes reserpine in rats (starting with subcutaneous administration of 20 mg/Kg, the compound satisfactorily and significantly inhibits the ulcerogenic effects of reserpine). Furthermore, it has a markedly pronounced anticatalepsy effect in rats (perphenazine catalepsy studies showed that its moderate protective dose PD 50
7.0 mg/Kg (sc)), and also antagonizes oxotremorine tremor in mice (the threshold dose that significantly suppresses tremor is 1.0 mg/Kg (ip). , Compound I has pronounced central antiserotonergic effects; this property is shown to be similar to quipazine in domestic rabbits by affecting the behavior elicited by administering 5-hydroxytryptophan to rats. This has been shown to affect hyperthermia and, to a certain extent, by interacting with tryptamine in rats. After administration of 5-hydroxytryptophan to rats, a central antiserotonergic effect of the compound on behavioral symptoms was demonstrated. Intensity is expressed as a moderate protective dose (PD 50 for subcutaneous administration) of (2.9 mg/Kg) against tremor and also vertical movement of the forelimb (“tapping”) (2.6
mg/Kg). The effect of the compound in this test is similar to that of cyproheptadine and is also substantially stronger than that of amitriptyline. The antihistamine and antiserotonin effects of the compound are the most potent of its peripheral effects. Moderate protective dose when administered orally to guinea pigs
The antihistamine effect in the histamine aerosol test expressed as PD 50 is 0.046 mg/Kg. In histamine detoxification and histamine bronchial stenosis tests, the compound is among the most potent known antihistamines. After administration of 5-hydroxytryptamine, the antiserotonin effect in the rat paw edema test is statistically significant after oral administration of 0.3 mg/Kg. The compound also has a mild peripheral anticholinergic effect: it exhibits a pupil-dilating effect in mice and abrogates the local effects of acetylcholine in guinea pigs. Known anti-migraine drug pizotifen (Dixon et al., Arzneim.-Forsch. 27 , 1968,
(1977), the compound has a clear advantage in its lower anti-inhibitory effect. When administered orally, the compound inhibited exploration activity in mice by one-third of that of pizothiifene in an observational study by Bossier and Simon (the D50 of the compound was 23 mg/Kg;
D50 is 7mg/Kg). In the locomotor activity test in mice using the light-cell method according to Dews, the inhibitory activity of the compound was 7 times lower than that of pizotifen (the D50 of the compound was 24.2 mg/day).
Kg and Pizotifen D 50 is 3.4 mg/Kg).
In a weakly specific study of sleep synergy of thiopental in mice, the threshold dose of the compound corresponds to 10% of its oral LD 50 , whereas the threshold dose of pizotifen is only 2.5% of its oral LD 50 (in mice). The oral toxicity of the two compounds is similar). The compound has a clear tendency towards behavioral stimulation in rats: when observing its effect on the total activity of the animals using the AniMex instrument, oral doses of 10 mg/Kg and 30 mg/Kg of the compound It has a mild stimulatory effect (the activity of the animals increases to a value of 125-131% of the control group), while oral doses of 3-30 mg/Kg of pizotifen reveal a statistical significance of the total activity of the animals. (up to a value of 57-64% compared to the control group). The oral toxicity of the compound in rats is surprisingly low: after administration at a dose of 1 g/Kg (po), not a single animal from the ten test groups died within 7 days. Only mild suppression was observed within 30 minutes after administration. Orally in mice
LD50 is 129mg/Kg. 50-100 compounds
A single administration to dogs at a dose of mg/Kg does not cause any behavioral changes, toxicity or death of the animals. The compounds of the formula were described in the literature (Rajs〓ner M., Metys〓 J. and Protiua M.,
Collect.Czech.Chem.Commun. 32 , 2854, 1967;
(Ciekoslovakia Patent No. 115241). The compound was prepared as 1-methyl-4-chloride in tetrahydrofuran.
Piperidyl Agnesium and Thieno (2,3-C)
-2-benzothiepin-4(9H)-one and the subsequent formula obtained: 4-(1-methyl-4-piperidyl)-4,9-
Obtained by acid-catalyzed dehydration reaction of dihydrothieno(2,3-C)-2-benzothiepin-4-ol. The following was observed at that time:
The compound said to have been obtained from the Grignard reaction in 74% yield was not homogeneous and was considerably contaminated with other compounds remaining unchanged during subsequent acid-catalyzed dehydration (heating with dilute sulfuric acid). The final product, the compound, was highly contaminated. The dehydration yield reported in the paper mentioned above was 95
The percentages refer to the evaporation residue, ie the crude compound, which contained the undetermined impurities mentioned above. The impurities of the resulting products can also be explained by the low melting points reported for the compounds (125°C from benzene-petroleum ether and 119-120°C from acetone). These low melting products were thought to be solvated; however, they were actually a mixture of these compounds and the impurities mentioned above. Thieno(2,3-C) in tetrahydrofuran
-2-benzothiepin-4(9H)-one and chloride 1
The reaction with -methyl-4-piperidylmagnesium has recently been investigated in more detail and the crude product obtained was further isolated by a combination of crystallization and chromatography methods. Using thin layer chromatography on silica gel, the material obtained appears to be rather heterogeneous and, in addition to the aminoalcohol, appears to contain substantial amounts of less polar components. I was disappointed. Pure amino alcohols can be obtained from the crude product by extraction with ethanol; the desired compound remains undissolved, while the less polar substances go into solution. The latter material can be isolated from the mother liquor by column chromatography on silica gel and purified by crystallization. It is most surprising that both the amino alcohol and the less polar components melt exactly at the same temperature of 212-213°C. However, these mixtures melt with a considerable drop, then these are the melting points of the solvation as reported in the above literature. Although elemental analysis of the less polar components shows a composition very similar to that of the amino alcohol, the mass spectrum does not reveal its exact composition.
We demonstrate C 17 H 16 NOS 2 , which corresponds to a component with a composition that has two fewer hydrogen atoms than the amino alcohol. The UV spectrum of the new compound shows a high degree of conjugation, which corresponds to a diarylketone structure. The infrared spectrum confirms the diaryl ketone with a characteristic absorption band at 1611 cm -1 . Both infrared and 1 H NMR spectra demonstrate the absence of hydroxyl groups. Differences in the 1 H NMR spectra of compounds and less polar substances are particularly significant in the aromatic proton signal band. Although the spectrum of the compound shows the presence of six aromatic protons, five of the signals merge into an unresolved multiplet, and only the signal of the proton at position 5 of the backbone is clearly separated, indicating the presence of less polar 1 H NMR of the compound accounts for the presence of only 5 aromatic protons, the signals of which are all clearly distinct and can be localized to individual positions of the backbone, with the proton at position 7 being absent. Another proof of the structural differences between the compounds and the less polar components is provided by the mass spectra in the region corresponding to the fragments. The main fragment of the compound has m/z 98, which corresponds to the ammonium ion with a protected 1-methylpiperidine structure, and the main fragment of the less polar impurity has m/z 70; Corresponds to the methylpiperidine fragment at the carbon atom.
The first case is typical for methylpiperidyl groups attached to aliphatic carbons, and the second case corresponds to the behavior of methylpiperidyl groups attached to aromatic carbon atoms. All these spectra are for less polar compounds, with the formula 7-(1-methyl-4-piperidyl)thieno(2,3-C)-2-benzothiepine-4(9H)-
Gives structure on. The formation of the compound can be explained by the 1,6-addition of the Grignard reagent to the three double bond system in the molecule of the starting ketone (including the double bond of the keto group C=0) or This can be explained by the addition of the Grignard reagent to a dipole formed by forced enolization of the starting ketone under the reaction conditions (Gaerther R., Chem. Revs. 45 , 493, 1949 ). Such addition and subsequent hydrolysis had to be carried out by elimination of two hydrogen atoms, ie by oxidation, possibly under the action of oxygen in the air. This is a less commonly observed example of a reaction in which highly sterically hindered aromatic ketones, such as 2,3,5,6-tetramethyl and 2,3,5,6-tetramethyl-2'- Previously studied in the reaction of methoxybenzophenone with Grignard reagent (Fuson RC et al.; J. Amer.
Chem.Soc. 65 , 60, 1943 ; 71 , 2543, 1949 ; J.
Org. Chem. 13 , 496, 1948). The subject of the present invention is to provide a process for the preparation of a compound, which process allows the compound to be removed from an amino alcohol and then to be used in an almost pure state in a dehydration reaction, whereby almost all of the residues of the compound are removed. including a method for removing. These important additional operations take advantage of the compound's good solubility in ethanol. The product of the first reaction step, ie the Grignard reaction, is suspended in ethanol, the suspension is heated to the boiling point and, after cooling, the almost pure amino alcohol is filtered off with suction. This material is obtained in approximately 50% yield; the mother liquor containing significant amounts of compound does not allow for further economical recovery of the desired aminoalcohol intermediate.
The final residue of the compound is removed from the final product by crystallization from ethanol; this impurity remains in the mother liquor. Finally, part of the present invention resides in a process for preparing novel tartrate salts of compounds by neutralization with (+)tartaric acid in aqueous ethanol. The (+)tartrate salt, which crystallizes easily, is moderately soluble in water and is much more suitable for the preparation of the final dosage form than other acid addition salts; other acid addition salts are succinic acid salts. salts, fumarates and maleates, which have already been disclosed (see Rajsöner M. et al. IC). Methods for producing the compounds in pure form are not described here.
Because it is not included in the present invention. According to the invention, the compounds can be conveniently prepared by the procedure of the following examples, but this example is not intended to limit the scope of the invention in any way. 50 ml of dry tetrahydrofuran with magnesium 24
g and then 4-chloro-1-methylpiperidine (Adlerova' et al., Cesk.farm. 12 , 122,
Approximately 25% of 1963) dissolved in 300 ml of dry tetrahydrofuran (dried with Molecular Sieve Potasit 4A)
solution is introduced and the mixture is then warmed in an oil bath preheated to a temperature of 50-55°C. Iodine (0.5g)
and 1 ml of 1,2-dibromoethane are added and the mixture is allowed to stand for about 10-30 minutes until the reaction begins. When the mixture begins to reflux vigorously, the oil bath is removed and the remainder of the 4-chloro-1-methylpiperidine solution is added dropwise at such a rate that the reaction mixture continues to reflux vigorously. Once the reaction starts to start at a sufficient rate, start stirring. After about 40-50 minutes, when most of the solution has been added dropwise, the reaction mixture is allowed to warm moderately. Continue refluxing for an additional 1.5 hours with stirring. The mixture was then cooled to 10°C with ice-water, and under constant stirring and cooling with ice-water, thieno(2,3-C)-2-benzothiepin-4-(9H)-one (Protiva M., dissolved in 325 ml of dry tetrahydrofuran) was added.
Rajsöner M. et al., Collect.Czech.Chem.Commun.
29, 2161, 1964 ; 39 , 1366, 1974 ) with 155 g of solution within 1 hour. reaction mixture from 10 to
Maintain at a temperature of 15 °C. Once the solution has been completely added, the cooling is discontinued and the mixture is stirred for about 30 minutes until the solution naturally reaches room temperature. The resulting dark solution was stirred vigorously until the temperature of the mixture was 20°C.
Treat with a solution of 225 g of (+) tartaric acid dissolved in 2 parts of water at a rate such that the temperature does not exceed 0.degree. C. (intensive external cooling is initially necessary). Thereafter, 500 ml of toluene are added and the mixture is stirred vigorously for 10 minutes. The toluene layer containing neutral substances is then separated, the aqueous portion is washed with 200 ml of toluene, 9600 ml of chloroform are added and then made alkaline with concentrated aqueous ammonia with vigorous stirring and cooling. The chloroform layer is separated, the aqueous layer is extracted with 200 ml of chloroform, the combined chloroform solutions are washed with 300 ml of water and then left for 12 hours with 30 g of anhydrous potassium carbonate and 10 g of activated carbon.
The solid is then separated off and washed with 500 ml of chloroform. Chloroform under reduced pressure (10-20kPa)
The residue is diluted with 200 ml of ethanol, the mixture is then briefly refluxed and then cooled to 50°C. The precipitated crystals 4-(1-methyl-4-piperidyl)-4,9-dihydrothieno(2,3-
C)-2-Benzothiepin-4-ol () is filtered off with suction, washed successively with 100 ml of ethanol and then with 100 ml of petroleum ether and dried under reduced pressure at room temperature. The yield was 113g (51%) and the product was
Melts at 209-211°C. The material obtained is almost pure and quite stable for further processing. Crystallization of the sample from ethanol yields a completely pure material with a melting point of 212-213 °C. A solution of 240 g of sulfuric acid in 1170 ml of water is treated with 166 g of the above amino alcohol at 40-50 DEG C. and the mixture is refluxed for 15 minutes with stirring. After cooling, the mixture is diluted with 200 ml of water and the stirred mixture is made alkaline by adding 400 ml of chloroform and then 220 g of concentrated alkaline ammonia. Keep the mixture at a temperature of 20-30°C. The chloroform layer is separated and the aqueous portion is then extracted with 2×100 ml of chloroform. The combined chloroform solutions were washed with 150 ml of water, dried with 20 g of potassium carbonate, and then left to stand overnight, after which the desiccant was removed. Liquid under mild vacuum (10-20kPa)
The crystalline residue is dissolved by treatment with 900 ml of ethanol and heating with stirring to the boiling point. While heating the solution, add 10g of charcoal
The solution is decolorized by filtration using a filtrate and the solution is then crystallized at 5°C. After leaving for 12 hours, 4-
The crystallized base of (1-methyl-4-piperidylidene)-4,9-dihydrothieno-(2,3-C)-2-benzothiepine () was collected by suction and successively treated with 50 ml of ethanol and 100 ml of petroleum ether. Wash. Drying at room temperature gives 124 g of product.
Evaporation of the mother liquor to a volume of 200 ml and standing at 5° C. gives 14 g of product (second crop) with satisfactory purity. Overall yield is 138g (88%)
It has a melting point of 160-161°C. The entire amount of material is suitable for subsequent conversion into salts. Further crystallization of the sample yields a completely pure base with a melting point of 162-164°C. Dissolve the base (94 g) in 650 ml of boiling ethanol. After dissolution, heating is discontinued and a hot solution of 47 g (+) tartaric acid dissolved in 85 ml water is slowly added. The resulting solution is then cooled to 10° C. with stirring to induce crystallization. After cooling for 12 hours, the crystals are collected by suction and washed with 2 x 50 ml of ethanol. Add the wet product to 1250 ml of ethanol and water.
Dissolve by heating to boiling point temperature in 1000ml of mixture,
Then, the solution is filtered while maintaining the thermal state, and the filter is further stirred and cooled in an ice bath for 4 hours to crystallize. The product is then washed with 2 x 30 ml of ethanol and dried in air at room temperature. Mother liquor under reduced pressure (3~
5 kPa) to about half of the original volume and then cooled to 5° C. to obtain a second crop of product.
The overall yield is 125 g of base (+) tartaric acid.
(90%), and the salt melts (with decomposition) at 228-231°C.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 チエノ(2,3−C)−2−ベンゾチエピン
−4(9H)−オンを塩化1−メチル−4−ピペリ
ジルマグネシウムとテトラヒドロフラン中で反応
させ、引続き得られる次式: を有する4−(1−メチル−4−ピペリジル)−
4,9−ジヒドロチエノ(2,3−C)−2−ベ
ンゾチエピン−4−オールを酸触媒の脱水反応に
より、次式: を有する4−(1−メチル−4−ピペリジリデン)
−4,9−ジヒドロチエノ(2,3−C)−2−
ベンゾチエピンおよびその(+)酒石酸塩を製造
する方法であつて、同時に得られる次式: の7−(1−メチル−4−ピペリジル)チエノ
(2,3−C)−2−ベンゾチエピン−4(9H)−
オンをエタノールで抽出することによりそれが含
まれないようにし、式の純粋なアルコールを不
溶生成物質として分離し次いで前記脱水反応に委
ね、次いで得られる式の粗製塩基をエタノール
から結晶化することにより式の前記ケトンの残
留物が含まれないようにし、しかる後所望により
式の純粋な塩基を水性エタノール中(+)酒石
酸で中和することにより前記塩に変換することを
特徴とする、前記製法。
[Claims] 1. Thieno(2,3-C)-2-benzothiepin-4(9H)-one is reacted with 1-methyl-4-piperidylmagnesium chloride in tetrahydrofuran, followed by the following formula: 4-(1-methyl-4-piperidyl)-
4,9-dihydrothieno(2,3-C)-2-benzothiepin-4-ol was prepared by an acid-catalyzed dehydration reaction using the following formula: 4-(1-methyl-4-piperidylidene) with
-4,9-dihydrothieno(2,3-C)-2-
A method for producing benzothiepine and its (+)tartrate, which simultaneously yields the following formula: 7-(1-methyl-4-piperidyl)thieno(2,3-C)-2-benzothiepine-4(9H)-
by extracting the ion with ethanol to free it from its presence, separating the pure alcohol of the formula as an insoluble product and then subjecting it to said dehydration reaction, and then crystallizing the resulting crude base of the formula from ethanol. Said process, characterized in that said ketone of formula is free of residues and then optionally converted into said salt by neutralizing the pure base of formula with (+)tartaric acid in aqueous ethanol. .
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