JPH0367066B2 - - Google Patents

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JPH0367066B2
JPH0367066B2 JP58060116A JP6011683A JPH0367066B2 JP H0367066 B2 JPH0367066 B2 JP H0367066B2 JP 58060116 A JP58060116 A JP 58060116A JP 6011683 A JP6011683 A JP 6011683A JP H0367066 B2 JPH0367066 B2 JP H0367066B2
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JP
Japan
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solvent
compound
hydrogen
reacting
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JP58060116A
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Japanese (ja)
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JPS58189177A (en
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Aaru Bendaa Deiin
Karadei Sandaa
Rootohauzaa Chereeza
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Merck and Co Inc
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Publication date
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Publication of JPH0367066B2 publication Critical patent/JPH0367066B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、5−メチル−10,11−ジヒドロ−
5H−ジベンゾ−〔a,d〕シクロヘプテン−5,
10−イミンを製造するための新しい方法及び抗不
安剤(anxiolytic)、抗抑制剤、抗けいれん剤、
筋肉弛緩剤として有用な、そしてパーキンソン氏
病のような不安抑制、最低の脳機能障害及び錐体
外路の混合疾患の治療に有用なその薬学的に許容
される塩に関するものである。 本発明の新規の方法による生成物、5−メチル
−10,11−ジヒドロ−5−ジベンゾ−〔a,d〕
シクロヘプテン−5−10−イミン及びその対掌体
は当業界に於いて周知であり、例えばChristy等、
J.Org.Chem.44、3117−3127(1979)、南アフリカ
特許第78/5291号及びそれに対応する西独特許公
開番号第2840786号中に記載されている。このラ
セミ体の合成について知られている最良の方法
は、5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘプテン−
5−オンから出発する9段階からなるものであ
り、全収率は約23%である。ヨーロツパ特許出願
公開番号第0019866号中で開示されているもう一
つの方法は、当該化合物を5段階で製造するもの
であり、全収率は理論値の4%である。 今、本発明により、5H−ジベンゾ〔a,d〕
シクロヘプテン−5−オンから4段階で、全収率
約64%の方法が供給される。 発明の詳細な記載 本発明の新しい方法は、以下のフローシート1
で表示される。 式中、Rは−OR1であり、R1は水素又はC1-3
ルキル、又は−NR2R3であり、この際R2及びR3
はそれぞれ独立して水素、C1-3アルキル、C2-3
ルカノイル、又はベンゾイル、トルイル等のベン
ゼノイドアロイルである。あるいはR2とR3が一
緒になつてテトラメチレン又はペンタメチレンを
形成する。 Rは−OH、−OCH3、−NH2、−NH−COC6H5
であることが好ましく、更に−OHであることが
より好ましい。 別の合成方法は以下のフローシート2で表示さ
れる。 試薬及び条件 段階A1及びA2 はメチルマグネシウムハライド、好ましくはブロ
ミドを用いるグリニヤル反応であり、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキ
シエタン等のエーテル溶媒で行う。反応は−50℃
から約+50℃、好ましくは約15−25℃で反応が実
質的に完了するまで(約1−2時間)行う。約24
時間にも達する長すぎる反応物の熟成は有害であ
る。 段階B1及びB2 置換アミノ化合物の形成は、置換アミンの混
合物及びジクロロ酢酸、ジフロロ酢酸などの、或
はそれらの混合物のような中程度の強度の有機
酸、或は段階B2の場合は塩素化したC1-3アルカ
ン(例えば塩化メチレン、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム等)の不活性な有機溶媒中、ト
リフロロ酢酸のような強有機酸、をカルビノール
2、を用い約−20ないし+50℃、好ましくは約15
−25℃に於いて、反応が実質的に完了するまで処
理する。 段階C1及びD2 環化は、トルエン、ベンゼン等のベンゼノイド
芳香族溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド又はそれらの混合液中、約0゜から約
190℃、好ましくは約50゜から125℃に於いて置換
アミノ化合物をアルカリ金属ハライド、アミド又
はアルコオキシド、特にカリウムt−ブトキシド
のような強塩基に添加することによりなり、反応
が実質的に完了するまで行わせる。約20時間又は
それ以上反応させても良い。 別法として、段階C1の場合、環化は強塩基を
用いず上述したのと同じ溶媒中、単に置換アミノ
化合物を約100゜以上に、閉環が実質的に完了する
まで(約10ないし20時間)加熱することによつて
行う。環化は窒素下のような不活性雰囲気中で行
うことが好ましい。 段階D1及びC2 は酢酸又はエタノール、又はその混合溶媒中、塩
酸、硫酸、リン酸等の強い鉱酸を用い、或は用い
ず、約20−100℃、好ましくは約60℃に於いて、
貴金属触媒(例えばパラジウム炭素、白金炭素、
酸化白金、ラネーニツケルなど、好ましくは5%
のパラジウム炭素)を用いる触媒的水素添加によ
るN−R基の加水素分解からなる。水素添加は水
素の吸収が実質的に遅くなり、消費量がほゞ理論
値となるまで続行する。 本発明の新しい方法になる生成物は、ラセミ混
合物であり、光学活性の酸(例えば(−)−ジ−
p−トルオイル−d−酒石酸及び/或は(+)−
ジ−p−トルオイル−l−酒石酸)とのジアステ
レオマー性の塩の形成及びそれに続く分別結晶及
び遊離塩基の再生などの標準的手法によつて相当
する対掌体への分割することが可能である。 本発明の新規の方法による生成物及びその右旋
性の対掌体は、体重1Kg当り0.01ないし約20mg、
好ましくは体重1Kg当り約0.05−2mg、1日当り
1−4回の投与水準に於いて、過度の鎮静又は睡
眠をひきおこすことなく不安感からの解放を可能
とする。更に本発明の方法になる生成物及び右旋
性の対掌体は、抗抑制剤、筋肉弛緩剤、抗けいれ
ん剤として、更に指示されている場合不安抑制、
最小の脳機能障害及び錐体外路の機能障害(例え
ばパーキンソン氏病)の複合した病気の治療に同
じ程度の投与量で有用である。正確な治療に用い
る量は治療する個々の動物又は人間の病暦に依存
し、最後の分析に於ける上述の指標値内に入る正
確な投与量は、医者の判断に任されるということ
が理解される。 実施例 1 段階A 5−メチル−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘ
プテン−5−オール(2) 【表】 1.42の乾燥したTHFに、冷却しながら(Ti5
−10℃)5.96モル(ジエチルエーテル中2.28モ
ル、711g)のメチルマグネシウムブロミドを加
える。次いで2.37の乾燥したTHF中の875.5g
(4.25モル)の“トリエノン”の溶液を1.75時間
にわたつて上述の混合物に添加し、この間温度を
15−20℃に保つ。この反応混合物の温度を室温に
もどし、次いで1晩撹拌する。 反応混合物を冷却し、温度を30℃以下に保ちな
がら5.0モルの塩化アンモニウム(954g、17.85
モル)の水溶液をゆつくりと加える。 有機層を分離し、水層にNaClを加え、1.8の
酢酸エチルで3回洗う。 有機層を合せ、Na2SO4で乾燥し、過し、減
圧下で約1.75(スラリー)に濃縮する。これに
0.25の酢酸エチルを加え、加温してすべての固
型物を溶解する。次いでこの溶液を50℃以下に冷
却し、10のヘキサンを数回に分けて添加すると
白色のふわふわした沈殿物が生じる。これを更に
約1/2時間冷却(0から5℃)する。この沈殿物
を過し、2×1の冷ヘキサン(0から5℃)
で洗い、50−55℃で風乾すると783g(83%)の
2が白色結晶固体、融点113.5−115℃が得られ
る。 段階B 2−メチル−5−ヒドロキシアミノ−5H−ジ
ベンゾ〔a,d〕シクロヘプテン(3) 【表】 0.138のCH2Cl2及び0.138(1.617モル)の
ジクロロ酢酸の混合物に、冷却(Ti20℃)しな
がら、88.61g(1.081モル)の酢酸ナトリウムを
加える。酢酸ナトリウムが溶解した後、75.11g
(1.081モル)のヒドロキシアミン塩酸塩を添加す
る。スラリーを室温で1.5時間撹拌し、更に1.362
のCH2Cl2を約10分間にわたつて添加する。 次いで反応混合物を更に1.5時間撹拌する。
0.600のCH2Cl2中の60.0g(0.270モル)のアル
コールの溶液を、上述の反応液中に10分間にわ
たつて添加する。反応は約0.5時間後に完了する。 この反応を0.9の氷水及び0.3の濃い
NH4OHで停止させる(PH〜8)。 撹拌後、分離した水層を1×0.4のCH2Cl2
洗い、有機層を合せ、1×0.8の食塩水で洗い、
Na2SO4で乾燥する。反応混合物を過し、減圧
下で約0.10に濃縮する。これに1.1のヘキサ
ンを撹拌しながら少しづつ加えて、白色の沈殿物
を形成させる。これを1時間冷却し(0から5
℃)、過し、0.15の冷ヘキサン(0から5℃)
で洗い、室温で風乾すると、54.8g(86%)の
3、白色結晶固体、が得られるのでこれを0℃以
下で貯蔵する。融点130−133℃。 実質的に実施例1、段階Bに記載した方法を用
い、そこで用いたヒドロキシアミン塩酸塩の代り
に表で定義した式NH2Rのアミンの等モル量を
使用することにより、以下の反応式 に従つて、表に記載した5−メチル−5−(R
−アミノ)−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘプ
テンが得られる。 【表】 段階C 12−ヒドロキシ−5−メチル−10,11−ジヒド
ロ−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘプテン−
5,11−イミン(4) 【表】 50mlの10%DMSO/トルエン(シーブ乾燥し
たもの、容/容)と4.76g(0.0422モル)のカリ
ウムt−ブトキシドの混合物を55℃に加熱し、50
mlの10%DMSO/トルエン中の10.00g(0.0422
モル)のヒドロキシアミン溶液を速かに加え、5
mlのトルエン/ですすぎこむ。 添加完了3分後、反応混合物の加熱をやめ、50
mlの水を加える。反応混合を室温になるまで撹拌
し続ける。 水層を分離し、20mlのトルエで逆洗し、これに
5mlの食塩水を加える。有機層を3×50mlの水及
び1×50mlの食塩水で洗う。これらの洗液及び食
塩水液を20mlのトルエンで逆洗する。この水層に
更に5mlの食塩水を加える。 2個の有機層を合せ、放置し(食塩水が残つて
いればこの際分離する)、1:1の1.2モルHCl
(容/容)/氷酢酸溶液、3×33.3mlで洗う。酸
の層を合せ、1.0gの脱色用活性炭を加え、室温
でこの混合物を0.5時間撹拌する。過後、この
混合物を用いて次の加水素分解を行う。 濃縮した酸の層を塩基性にし(NH4OH)、抽
出し(CH2Cl2)、最少量のCH2Cl2及びヘキサン
(1:8の割合)を用いて結晶化することにより、
結晶化した閉環したヒドロキシアミンがこの時
点に於いて単離される。この物質12−ヒドロキシ
−5−メチル−5H−10,11−ジヒドロ〔a,d〕
シクロヘプテン−5,11−イミン(5)は2個の異性
体として存在し、その混合融点は138−141℃であ
る。 実施例1、段階Cで記載したのと実質的に同じ
方法を用い、そこで使用した5−メチル−5−ヒ
ドロキアミノ−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロ
ヘプテンの代りに、表の5−メチル−5−(R
−アミノ)−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘプ
テンの等モル量を使用することにより、以下の反
応図式 に従つて、表にも記載してある12−R−5−メ
チル−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ〔a,
d〕−シクロヘプテン−5,10−イミンが得られ
る。 【表】 別法 段階C 12−ヒドロキシ−5−メチル−10,11−ジヒド
ロ−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘプテン−
5,10−イミン(4) 材料: 5−メチル−5−ヒドロキサミノ−5H−ジベン
ゾ〔a,d〕シクロヘプテン(3) 2.37g 0.01モル トルエン 200ml ヒドロキサミノ化合物とトルエンの混合物を12
時間還流する。この混合物を真空中で90mlに濃縮
し、3×50mlの2NHClで抽出する。抽出物を
NH4OHでPH10に調節し、CH2Cl290mlで抽出す
る。抽出物をNa2SO4で乾燥し、過し濃縮乾固
すると目的化合物が約60%の収率で得られる。 段階D ()−5−メチル−10,11−ジヒドロ−5H−
ジベンゾ〔a,d〕シクロペンテノ−5,10−イ
ミン 【表】 閉環したヒドロキシルアミンの10.00g
(0.0422モル、前段階に於いての100%収率に基づ
く)と脱色用活性炭1.0gを100mlの1:1(容/
容)1.2モルHCl/氷酢酸中の混合物とし、これ
を珪藻土を通して過して250mlのパールびんに
入れる。このケーキを約15−25mlのHCl/氷酢酸
混合物ですすぎ、反応溶液の全量が120mlとなる
ようにする。 この溶液に暖めながら5.4g(0.061モル)の酢
酸ナトリウムと1.0gの5%パラジウム炭素を加
える。この混合物を60℃に於いて、水素の吸収速
度が明白に減少するまでパール装置上で振盪す
る。 約3.25時間後、反応液をN2により脱気し、珪
藻土で過し、25mlの1:1(容/容)1.2モル
HCl/氷酢酸ですすぐ。この反応物を減圧下で最
初の液量の1/2に減らし、100mlの氷を加え、濃水
酸化アンモニウム液(55ml)でアルカリ性(PH=
8)に調節し、このアルカリ性溶液を3×50mlの
CH2Cl2で抽出する。有機層を合せ、1×50mlの
食塩水で洗い、Na2SO4で乾燥し、過し、減圧
下で溶液を濃縮すると8.4g(90%)のが黄色
の油として得られる。これを放置すると結晶す
る。融点77−85℃。 実施例1、段階Dで記載したのと実質的に同じ
方法を採用し、そこで使用した12−ヒドロキシ−
5−メチル−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ
〔a,d〕シクロヘプテン−5,10−イミンにか
えて等モル量の12−R−5−メチル−10,11−ジ
ヒドロ−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘプテ
ン−5,10−イミン(式中、Rは−NH2、−
OCH3及び−NHCOC6H5である)を使用するこ
とにより、以下の反応図式 に従つて前に得られた化合物と実質的に同じ収量
で、5−メチル−10,11−ジヒドロ−5H−ジベ
ンゾ−〔a,d〕シクロヘプテン−5,10−イミ
ンが得られる。 実施例1の段階AからDで記載したのと実質的
に同じ方法を用い、段階Bで使用したヒドロキシ
ルアミンの代りに等モル量の式NH2Rのアミンを
使用することによつて、以下の中間体が手順に調
製される。 5−メチル−5−(R−アミノ)−5H−ジベン
ゾ〔a,d〕シクロヘプテン(3)、12−R−5−メ
チル−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ〔a,
d〕シクロヘプテン−5,11−イミン(4)、及び最
後に5−メチル−10,11−ジヒドロ−5H−ジベ
ンゾ〔a,d〕シクロヘプテン−5,10−イミン
(5)。 式中Rは −OC3H7−n −NH−C2H5 −NH−COC2H5 −NH−COC6H4CH3 である。 実施例 2 段階A 5−メチル−5H−ジベンゾ〔a,d〕シクロヘ
プテン−5−オール(2) 実施例1、段階Aを参照せよ。 段階B 5−メチル−5−アジド−5H−ジベンゾ〔a,
d〕シクロヘプテン(6) カルビノール(1) 10.0g 4.5×10-2モル NaN3 11.6g 1.78×105-1モル CF3CO2H 18.0ml 2.11×10-1モル 窒素下で0.25のCH2Cl2中の11.6g(1.78×
10-1モル)のNaN3を3つ首フラスコに入れる。
冷却しながら(0℃)これに18.0ml(2.11×10-1
モル)のCF3CO2Hを5分間にわたつて添加する。
反応液を室温で10分間撹拌し、室温で0.1の
CH2Cl2中のカルビノール10.0g(4.5×10-2モル)
を滴加する(15分間)。40分後0.100の氷水と25
mlの濃NH4OHを加え(PH>8)、反応液を10分
間撹拌する。有機層を分離し、水層を1×30mlの
CH2Cl2で抽出する。有機層を合せ、1×100mlの
食塩水で洗い、MgSO4で乾燥し、減圧下で溶媒
を除去すると11.0gの結晶生成物、6(97%)が
得られる。 融点 65.5℃−67℃ HNMR(CDCl3)δ1.90(s,3H,CH3)、
6.95(s,2H,HC=CH)及び7.00〜7.80(m,
8H,Ar)IR(CDCl3)2125cm-1(N3) 段階C 5−メチル−5−アミノ−5H−ジベンゾ〔a,
d〕シクロヘプテン,(7) アジド(6) 7.0g 2.83×10-2モル PtO2 1.4g 無水エタノール 210ml 0.21の無水エタノール中に溶解した7.0g
(2.83×10-2モル)のに1.4gのPtO2を加え、パ
ールシエーカー上、5psiの水素下に室温に於いて
1晩おく。反応混合物をセライトにより過し、
液から溶媒を除去する。生成した油を50mlの
CH2Cl2に溶かし、3×25mlの10%HClにより抽
出する。水層を合せ、濃NH4OHでアルカリ性に
し、3×25mlのCH2Cl2で抽出する。有機層を合
せ、MgSO4で乾燥し、溶媒を除去すると所望す
るアミンが3.85g(収率62%)で得られる。 HNMR(CDCl3)1.77(s,3H,CH3)、2.10
(s,2H,NH2D2Oにより交換)、7.00(s,2H,
HC=CH)及び7.05−7.75(m,8H,Ar)IR(ニ
ート)3300−3400(巾広いNH2)、1580、1430、
1475cm-1 段階D (±)−5−メチル−10,11−ジヒドロ−5H−ジ
ベンゾ〔a,d〕シクロヘプテン−5,10−イミ
ン(5) アミン(7) 0.5g 2.26×10-3モル KOBu 0.26g 2.26×10-3モル DMSO 5.0ml N2下に於いて0.26g(2.26×10-3モル)のKO
t−Buを、シーブ乾燥したDMSO中に溶かし、
75℃に加熱する。これに2.5mlのDMSOに溶かし
た0.5g(2.26×10-3モル)のアミンを滴加す
る。反応液を125℃に約18時間加熱する。反応物
を室温にもどし10mlのH2O、10mlの酢酸エチル
を加え、反応物を空気にさらしならが撹拌する。
水層を分離し、5mlの酢酸エチルで逆洗する。最
初の酢酸エチル層を2×10mlのH2Oで洗う。次
いで酢酸エチル逆洗物をこの水10mlづつで2回抽
出する。両方の有機層を合せ、1×10mlの食塩水
で洗い、MgSO4で乾燥し、溶媒を除去すると0.4
gのが80%の収率で得られる。 光学分割 (+)−5−メチル−10,11−ジヒドロ−5H−ジ
ベンゾ〔a,d〕シクロペンテン−5,10−イミ
ン・ジ−p−トルオイル−−酒石酸・アセトン
の調製 【表】 環状アミン(284.4g、1.29モル)を402mlの
アセトンに溶かし、中程度のガラスフイルターで
過して、機械的撹拌機及び温度計を備えた3
の3つ首フラスコ中に入れる。 約600mlの温アセトン中の519g(1.28モル)の
分割酸の溶液を同様の別のフラスコ中に過して
入れ更に60mlのアセトを用いてグラスフイルター
をすすぐ。アミン溶液を40℃に温め、撹拌しなが
ら分割酸の溶液を速かに加える(Tiは約40℃)。
この溶液にタネを入れ、室温にもどし撹拌しなが
ら1晩放置する。 この混合物を過し、白色の細かい結晶生成物
を4×200mlの冷アセトン(10℃)で洗い、55℃
で空気乾燥すると331g(0.497モル;39%)のジ
アステレオマーの塩が得られる。〔α〕25 D=+
127.7゜、(C=1、無水エタノール)。 3.0の塩化メチレン中の330gのこの濃厚にし
た塩の溶液を、6.0の1:3濃水酸化アンモニ
ウム/水(容/容)に加え、撹拌する。CH2Cl2
層を分離し、塩基性の水層を2×1.5のCH2Cl2
で抽出する。有機層を合せ、MgSO4で乾燥し、
過し、濃縮して粘調の油(119.6g)とする。 この粘調な油を254mlのアセトンに溶かし、上
述したようにして3の3つ首フラスコ中に過
して入れ、208mlのアセトンを用いてすすぎ洗い
する。254mlのアセトン中に溶解した200.7g
(0.497モル)の分割酸の溶液を上述したようにし
て過し、208mlのアセトンを用いてすすぎ洗い
し、42−43℃に於いてアミン溶液に添加する。こ
の反応混合物にタネを入れ、室温にもどし撹拌に
しながら1晩放置する。白色の沈殿を過し、4
×100mlの冷アセトン(10℃)で洗い、50ないし
60℃で空気乾燥すると294.2g(89%)の結晶の
塩が得られる。融点137−138℃(分解);〔α〕25 D
=+132.2゜(C=1、無水エタノール)。 (+)−5−メチル−10,11−ジヒドロ−5H−ジ
ベンゾ〔a,d〕シクロヘプテン−5,10−イミ
ン・マレイン酸水素塩の調製 【表】 【表】 アミン塩293g(0.44モル)を2.7のCH2Cl2
溶かし、これに5.2の1:3濃水酸化アンモニ
ウム/水を加える。アルカリ水層を分離し、2×
1.35のCH2Cl2で洗い、有機層を合せ、MgSO4
で乾燥し、過し、減圧下で濃縮すると粘調な油
(105g)となる。 この粘調の油を282mlの無水エタノールに溶か
し、中程度のガラスフイルターで過して、機械
的撹拌機及び温度計を備えた2の3つ首フラス
コ中に入れ、更に145mlの無水エタノールでフイ
ルターをすすぐ。 141mlの無水エタノール中に溶かした51.07g
(0.44モル)のマレイン酸の溶液を上述したよう
にして過し、78mlの無水エタノールですすぎ洗
いし、撹拌しながら速かに温めたアミン溶液(44
℃)に加える。 この反応混合液を10分間撹拌し(Ti47℃)、タ
ネを入れ、室温で1晩ゆつくりと撹拌する。白色
の沈殿を過し、4×100mlの冷無水エタノール
(5℃)で洗い、真空中50−60℃で乾燥すると
129.1g(87%)の結晶の(+)−5−メチル−
10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ〔a,d〕シ
クロヘプテン−5,10−イミン・マレイン酸水素
塩が得られる。融点205.5−206.5℃(分解)。実
測された旋光度〔α〕25 D=+114.7(C=1、メタ
ノール)。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Background of the Invention The present invention provides 5-methyl-10,11-dihydro-
5H-dibenzo-[a,d]cycloheptene-5,
A new method for producing 10-imine and anxiolytic, antidepressant, anticonvulsant,
It relates to pharmaceutically acceptable salts thereof useful as muscle relaxants and in the treatment of anxiety suppression, minimal brain dysfunction and extrapyramidal mixed diseases such as Parkinson's disease. The product of the novel process of the invention, 5-methyl-10,11-dihydro-5-dibenzo-[a,d]
Cyclohepten-5-10-imine and its enantiomers are well known in the art, eg, Christy et al.
J.Org.Chem. 44 , 3117-3127 (1979), South African Patent No. 78/5291 and corresponding West German Patent Publication No. 2840786. The best method known for the synthesis of this racemate is 5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-
It consists of nine steps starting from 5-one, with an overall yield of about 23%. Another method, disclosed in European Patent Application Publication No. 0019866, involves the preparation of the compound in five steps, with an overall yield of 4% of theory. Now, according to the present invention, 5H-dibenzo[a,d]
Cyclohepten-5-one provides a process in four steps with an overall yield of about 64%. DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The new method of the present invention is described in flow sheet 1 below.
is displayed. In the formula, R is -OR 1 and R 1 is hydrogen or C 1-3 alkyl, or -NR 2 R 3 , where R 2 and R 3
are each independently hydrogen, C 1-3 alkyl, C 2-3 alkanoyl, or benzenoid aroyl such as benzoyl or toluyl. Alternatively, R 2 and R 3 are taken together to form tetramethylene or pentamethylene. R is -OH, -OCH3 , -NH2 , -NH - COC6H5
is preferable, and -OH is more preferable. Another method of synthesis is presented in Flow Sheet 2 below. Reagents and Conditions Steps A 1 and A 2 are Grignard reactions using methylmagnesium halide, preferably bromide, and are carried out in ethereal solvents such as diethyl ether, tetrahydrofuran, 1,2-dimethoxyethane. Reaction at -50℃
to about +50°C, preferably about 15-25°C, until the reaction is substantially complete (about 1-2 hours). about 24
Aging of the reactants for too long, even up to an hour, is detrimental. Formation of step B 1 and B 2 -substituted amino compound 3 is performed using a mixture of substituted amines and a medium strength organic acid such as dichloroacetic acid, difluoroacetic acid, etc., or mixtures thereof, or in the case of step B 2 is a strong organic acid, such as trifluoroacetic acid, in an inert organic solvent of a chlorinated C 1-3 alkane (e.g. methylene chloride, 1,2-dichloroethane, chloroform, etc.) using carbinol 2 at about -20 to +50℃, preferably about 15℃
Process at -25°C until the reaction is substantially complete. Steps C 1 and D 2 cyclization are carried out in a benzenoid aromatic solvent such as toluene, benzene, dimethylformamide, dimethyl sulfoxide or mixtures thereof, from about 0° to about
By adding the substituted amino compound to an alkali metal halide, amide or alkoxide, especially a strong base such as potassium t-butoxide, at 190°C, preferably about 50° to 125°C, the reaction is substantially complete. Have them do it until they do it. The reaction may be allowed to proceed for about 20 hours or more. Alternatively, for step C1 , the cyclization is carried out without a strong base in the same solvent as described above, simply by heating the substituted amino compound to a temperature of about 100° or more until ring closure is substantially complete (about 10 to 20°C). time) by heating. Preferably, the cyclization is carried out under an inert atmosphere, such as under nitrogen. Steps D1 and C2 are carried out in acetic acid or ethanol, or a mixed solvent thereof, with or without strong mineral acids such as hydrochloric acid, sulfuric acid, phosphoric acid, etc., at about 20-100°C, preferably about 60°C. ,
Noble metal catalysts (e.g. palladium on carbon, platinum on carbon,
Platinum oxide, Raney nickel, etc., preferably 5%
of the N-R group by catalytic hydrogenation using palladium on carbon). Hydrogenation continues until hydrogen uptake is substantially slowed and consumption is approximately at the theoretical value. The products resulting from the new process of the present invention are racemic mixtures of optically active acids (e.g. (-)-di-
p-Toluoyl-d-tartaric acid and/or (+)-
can be resolved into the corresponding enantiomers by standard techniques such as diastereomeric salt formation with di-p-toluoyl-l-tartaric acid) followed by fractional crystallization and regeneration of the free base. It is. The product according to the novel process of the present invention and its dextrorotary enantiomer can be used in amounts ranging from 0.01 to about 20 mg/kg body weight;
Preferably, dosage levels of about 0.05-2 mg/kg body weight, 1-4 times per day, provide relief from anxiety without causing excessive sedation or sleep. Furthermore, the products and dextrorotatory enantiomers of the process of the invention can be used as anti-depressants, muscle relaxants, anti-convulsants, and, where indicated, as anti-anxiety agents,
Comparable doses are useful in the treatment of complex diseases with minimal brain dysfunction and extrapyramidal dysfunction (eg, Parkinson's disease). It should be noted that the exact therapeutic dose will depend on the medical history of the individual animal or human being treated, and that the exact dose that falls within the above-mentioned index values in the final analysis is left to the judgment of the physician. be understood. Example 1 Step A 5-Methyl-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5-ol (2) Table: (Ti5
-10°C) 5.96 mol (2.28 mol in diethyl ether, 711 g) of methylmagnesium bromide are added. Then 875.5 g in 2.37 dry THF
(4.25 mol) of “trienone” was added to the above mixture over a period of 1.75 hours, during which time the temperature
Keep at 15-20℃. The temperature of the reaction mixture is allowed to return to room temperature and then stirred overnight. Cool the reaction mixture and add 5.0 moles of ammonium chloride (954 g, 17.85
Slowly add an aqueous solution of mol). Separate the organic layer, add NaCl to the aqueous layer and wash three times with 1.8 ml of ethyl acetate. The organic layers are combined, dried over Na 2 SO 4 , filtered and concentrated under reduced pressure to approximately 1.75 (slurry). to this
Add 0.25 ml of ethyl acetate and warm to dissolve all solids. The solution is then cooled to below 50° C. and 10 portions of hexane are added in portions to form a white fluffy precipitate. This is further cooled (0 to 5°C) for about 1/2 hour. Filter this precipitate with 2 x 1 cold hexane (0-5 °C).
Washing with water and air drying at 50-55°C yields 783 g (83%) of 2 as a white crystalline solid, mp 113.5-115°C. Step B 2-Methyl-5-hydroxyamino-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene (3) [Table] A mixture of 0.138 CH 2 Cl 2 and 0.138 (1.617 mol) dichloroacetic acid was cooled (Ti20°C). while adding 88.61 g (1.081 mol) of sodium acetate. After the sodium acetate has dissolved, 75.11g
(1.081 mol) of hydroxyamine hydrochloride is added. The slurry was stirred at room temperature for 1.5 hours and then 1.362
of CH 2 Cl 2 is added over about 10 minutes. The reaction mixture is then stirred for a further 1.5 hours.
A solution of 60.0 g (0.270 mol) of alcohol 2 in 0.600 CH 2 Cl 2 is added to the above reaction over a period of 10 minutes. The reaction is complete after about 0.5 hours. This reaction was carried out in 0.9 g of ice water and 0.3 g.
Stop with NH4OH (PH~8). After stirring, the separated aqueous layer was washed with 1 x 0.4 CH2Cl2 , the organic layers were combined and washed with 1 x 0.8 brine,
Dry with Na2SO4 . The reaction mixture is filtered and concentrated under reduced pressure to approximately 0.10. Add 1.1 hexane to this little by little while stirring to form a white precipitate. Cool this for 1 hour (from 0 to 5
0.15 °C), 0.15 °C cold hexane (0 to 5 °C)
Washing with water and air drying at room temperature yields 54.8 g (86%) of 3, a white crystalline solid, which is stored below 0°C. Melting point 130-133℃. By using a method substantially as described in Example 1, Step B, and substituting an equimolar amount of an amine of formula NH 2 R as defined in the table for the hydroxyamine hydrochloride used therein, the following reaction scheme is prepared: According to the table, 5-methyl-5-(R
-amino)-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene is obtained. [Table] Step C 12-Hydroxy-5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene-
5,11-Imine (4) [Table] A mixture of 50 ml of 10% DMSO/toluene (sieve dried, v/v) and 4.76 g (0.0422 mol) of potassium t-butoxide was heated to 55°C and
10.00 g in ml 10% DMSO/Toluene (0.0422
5 mol) of hydroxyamine solution and
Rinse with ml of toluene. Three minutes after the addition was complete, heating the reaction mixture was stopped and the 50
Add ml of water. Continue stirring the reaction mixture until it reaches room temperature. Separate the aqueous layer, backwash with 20 ml of toluene, and add 5 ml of saline. Wash the organic layer with 3 x 50 ml of water and 1 x 50 ml of brine. These wash solutions and saline solutions are backwashed with 20 ml of toluene. Add another 5 ml of saline to this aqueous layer. Combine the two organic layers, let stand (if any brine remains, separate at this time), and add 1:1 1.2M HCl.
Wash with 3 x 33.3 ml of glacial acetic acid solution (volume/volume). The acid layers are combined, 1.0 g of decolorizing activated carbon is added and the mixture is stirred for 0.5 hour at room temperature. After evaporation, this mixture is used for the next hydrolysis. By making the concentrated acid layer basic (NH 4 OH), extracting (CH 2 Cl 2 ) and crystallizing using a minimum amount of CH 2 Cl 2 and hexane (1:8 ratio).
The crystallized ring-closed hydroxyamine 5 is isolated at this point. This substance 12-hydroxy-5-methyl-5H-10,11-dihydro[a,d]
Cycloheptene-5,11-imine (5) exists as two isomers, the combined melting point of which is 138-141°C. Using substantially the same method as described in Example 1, Step C, in place of the 5-methyl-5-hydroxyamino-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene used therein, the 5-methyl- 5-(R
By using equimolar amounts of -amino)-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene, the following reaction scheme Accordingly, 12-R-5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,
d]-cyclohepten-5,10-imine is obtained. [Table] Alternative method Step C 12-Hydroxy-5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene-
5,10-imine (4) Materials: 5-Methyl-5-hydroxamino-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene (3) 2.37g 0.01 mol toluene 200ml A mixture of hydroxamino compound and toluene
Reflux for an hour. The mixture is concentrated in vacuo to 90 ml and extracted with 3 x 50 ml of 2NHCl. extract
Adjust the pH to 10 with NH 4 OH and extract with 90 ml of CH 2 Cl 2 . The extract is dried over Na 2 SO 4 , filtered and concentrated to dryness to obtain the desired compound in about 60% yield. Step D ()-5-methyl-10,11-dihydro-5H-
Dibenzo[a,d]cyclopenteno-5,10-imine [Table] 10.00g of ring-closed hydroxylamine 4
(0.0422 mol, based on 100% yield in the previous step) and 1.0 g of decolorizing activated carbon in 100 ml of 1:1 (volume/100 ml)
(volume) in 1.2M HCl/glacial acetic acid and filtered through diatomaceous earth into a 250ml Parr bottle. Rinse the cake with about 15-25 ml of HCl/glacial acetic acid mixture, bringing the total volume of reaction solution to 120 ml. Add 5.4 g (0.061 mol) of sodium acetate and 1.0 g of 5% palladium on carbon to this solution while warming. The mixture is shaken on a Parr apparatus at 60° C. until the rate of hydrogen absorption decreases appreciably. After approximately 3.25 hours, the reaction was degassed with N 2 , filtered through diatomaceous earth, and diluted with 25 ml of 1:1 (vol/vol) 1.2 mol.
Rinse with HCl/glacial acetic acid. The reaction mass was reduced to 1/2 of its original volume under reduced pressure, 100 ml of ice was added, and the mixture was made alkaline (PH=
8) and add this alkaline solution to 3 x 50 ml of
Extract with CH2Cl2 . The organic layers are combined, washed with 1×50 ml of brine, dried over Na 2 SO 4 , filtered, and the solution is concentrated under reduced pressure to yield 8.4 g (90%) of 5 as a yellow oil. If left alone, it will crystallize. Melting point 77-85℃. Substantially the same method as described in Example 1, Step D was employed and the 12-hydroxy-
5-Methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5,10-imine was replaced with an equimolar amount of 12-R-5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5,10-imine. a, d] cyclohepten-5,10-imine (wherein R is -NH 2 , -
OCH 3 and −NHCOC 6 H 5 ), the following reaction scheme Accordingly, 5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo-[a,d]cyclohepten-5,10-imine is obtained in essentially the same yield as the compound obtained previously. Using substantially the same method as described in Steps A through D of Example 1, by substituting an equimolar amount of an amine of formula NH 2 R for the hydroxylamine used in Step B, the following intermediates are prepared in the procedure. 5-Methyl-5-(R-amino)-5H-dibenzo[a,d]cycloheptene (3) , 12-R-5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,
d]cyclohepten-5,11-imine (4) , and finally 5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5,10-imine
(Five). In the formula, R is -OC 3 H 7 -n -NH-C 2 H 5 -NH - COC2H5 - NH- COC6H4CH3 . Example 2 Step A 5-Methyl-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5-ol (2) See Example 1, Step A. Step B 5-Methyl-5-azido-5H-dibenzo[a,
d] Cycloheptene (6) Carbinol (1) 10.0 g 4.5 x 10 -2 mol NaN 3 11.6 g 1.78 x 10 5-1 mol CF 3 CO 2 H 18.0 ml 2.11 x 10 -1 mol 0.25 CH 2 under nitrogen 11.6g in Cl2 (1.78×
10 -1 mol) of NaN 3 is placed in a three-necked flask.
While cooling (0℃) add 18.0ml (2.11×10 -1
molar) of CF 3 CO 2 H are added over 5 minutes.
The reaction was stirred at room temperature for 10 min, and 0.1
10.0 g (4.5 × 10 -2 moles) of carbinol in CH 2 Cl 2
(for 15 minutes). After 40 minutes 0.100 ice water and 25
Add ml of concentrated NH 4 OH (PH>8) and stir the reaction for 10 minutes. Separate the organic layer and divide the aqueous layer into 1 x 30 ml
Extract with CH2Cl2 . The organic layers are combined, washed with 1 x 100 ml of brine, dried over MgSO 4 and the solvent removed under reduced pressure to yield 11.0 g of crystalline product, 6 (97%). Melting point 65.5℃-67℃ 1 HNMR (CDCl 3 ) δ1.90 (s, 3H, CH 3 ),
6.95 (s, 2H, HC=CH) and 7.00-7.80 (m,
8H, Ar) IR (CDCl 3 ) 2125 cm -1 (N 3 ) Step C 5-Methyl-5-amino-5H-dibenzo[a,
d] Cycloheptene, (7) azide (6) 7.0 g 2.83 x 10 -2 mol PtO 2 1.4 g absolute ethanol 210 ml 7.0 g dissolved in 0.21 molar absolute ethanol
(2.83 x 10 -2 mol) of 6 was added with 1.4 g of PtO 2 and placed on a Parshaker under 5 psi of hydrogen at room temperature overnight. The reaction mixture was filtered through Celite,
Remove the solvent from the solution. 50ml of the generated oil
Dissolve in CH 2 Cl 2 and extract with 3 x 25 ml of 10% HCl. The aqueous layers are combined, made alkaline with concentrated NH 4 OH and extracted with 3×25 ml of CH 2 Cl 2 . The organic layers are combined, dried over MgSO 4 and the solvent removed to give the desired amine 7 in 3.85 g (62% yield). 1 HNMR (CDCl 3 ) 1.77 (s, 3H, CH 3 ), 2.10
(s, 2H, replaced by NH 2 D 2 O), 7.00 (s, 2H,
HC=CH) and 7.05-7.75 (m, 8H, Ar) IR (neat) 3300-3400 (wide NH2 ), 1580, 1430,
1475cm -1 Step D (±)-5-Methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5,10-imine (5) Amine (7) 0.5g 2.26×10 -3 molKO t Bu 0.26g 2.26×10 -3 mol DMSO 5.0ml KO of 0.26g (2.26×10 -3 mol) under N2
t-Bu was dissolved in sieve-dried DMSO,
Heat to 75°C. To this is added dropwise 0.5 g (2.26 x 10 -3 mol) of amine 7 dissolved in 2.5 ml of DMSO. Heat the reaction to 125°C for approximately 18 hours. Bring the reaction to room temperature, add 10 ml of H 2 O, 10 ml of ethyl acetate, and stir while exposing the reaction to air.
Separate the aqueous layer and backwash with 5 ml of ethyl acetate. Wash the first ethyl acetate layer with 2 x 10 ml of H2O . The ethyl acetate backwash was then extracted twice with 10 ml each of this water. Both organic layers were combined, washed with 1 x 10 ml of brine, dried with MgSO4 , and the solvent removed to yield 0.4
g of 5 is obtained with a yield of 80%. Optical resolution Preparation of (+)-5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclopentene-5,10-imine di-p-toluoyl- l -tartaric acid and acetone [Table] Cyclic amine 5 (284.4 g, 1.29 mol) in 402 ml of acetone, filtered through a medium glass filter, and heated with a
into a three-necked flask. A solution of 519 g (1.28 moles) of the split acid in about 600 ml of warm acetone is filtered into another similar flask and an additional 60 ml of acetone is used to rinse the glass filter. Warm the amine solution to 40°C and quickly add the splitting acid solution while stirring (approximately 40°C for Ti).
Add the seeds to this solution, return to room temperature, and leave overnight while stirring. The mixture was filtered and the white fine crystalline product was washed with 4 x 200 ml of cold acetone (10°C) at 55°C.
Air drying yields 331 g (0.497 mol; 39%) of the diastereomeric salt. [α] 25 D = +
127.7°, (C=1, absolute ethanol). A solution of 330 g of this concentrated salt in 3.0 methylene chloride is added to 6.0 1:3 concentrated ammonium hydroxide/water (v/v) and stirred. CH2Cl2 _
Separate the layers and dilute the basic aqueous layer with 2 x 1.5 CH 2 Cl 2
Extract with Combine the organic layers, dry with MgSO4 ,
Filter and concentrate to a viscous oil (119.6 g). This viscous oil is dissolved in 254 ml of acetone and strained into a three-necked flask as described above and rinsed with 208 ml of acetone. 200.7g dissolved in 254ml acetone
A solution of (0.497 mol) of the split acid is filtered as described above, rinsed with 208 ml of acetone and added to the amine solution at 42-43°C. Add the seeds to the reaction mixture, return to room temperature, and leave overnight with stirring. Filter out the white precipitate,
× Wash with 100ml of cold acetone (10℃),
Air drying at 60°C yields 294.2 g (89%) of crystalline salt. Melting point 137-138℃ (decomposition); [α] 25 D
= +132.2° (C=1, absolute ethanol). Preparation of (+)-5-methyl-10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5,10-imine hydrogen maleate [Table] [Table] Add 293 g (0.44 mol) of amine salt. Dissolve in 2.7 parts of CH 2 Cl 2 and add 5.2 parts of 1:3 concentrated ammonium hydroxide/water. Separate the alkaline aqueous layer and 2x
Wash with 1.35 mL of CH2Cl2 , combine the organic layers, and add MgSO4.
Dry, filter, and concentrate under reduced pressure to a viscous oil (105 g). This viscous oil was dissolved in 282 ml of absolute ethanol, filtered through a medium glass filter, placed in two three-necked flasks equipped with a mechanical stirrer and a thermometer, and filtered with 145 ml of absolute ethanol. Rinse. 51.07g dissolved in 141ml absolute ethanol
A solution of maleic acid (0.44 mol) was filtered as described above, rinsed with 78 ml of absolute ethanol, and rapidly warmed with stirring to an amine solution (44 mol) of maleic acid.
℃). Stir the reaction mixture for 10 minutes (Ti 47°C), add the seeds, and stir gently overnight at room temperature. Filter the white precipitate, wash with 4 x 100 ml of cold absolute ethanol (5°C) and dry in vacuo at 50-60°C.
129.1g (87%) of crystalline (+)-5-methyl-
10,11-dihydro-5H-dibenzo[a,d]cyclohepten-5,10-imine hydrogen maleate is obtained. Melting point 205.5-206.5℃ (decomposition). Measured optical rotation [α] 25 D = +114.7 (C=1, methanol).

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (a) 構造式 の化合物をエーテル性溶媒中、−50から+50℃
でメチルマグネシウムハライドと反応させて構
造式 のカルビノールを生産し、 (b) を、塩素化したC1-3アルカン中、−20から
+50℃に於いて式NH2−Rの置換アミン及び
中程度の強度の有機酸と反応させて構造式 の置換アミノ化合物を生産し(式中、Rは−
OR1であり、R1は水素又はC1-3アルキル、又は
Rは−NR2R3であり、この場合R2及びR3はそ
れぞれ独立して水素、C1-3アルキル、C2-3アル
カノイル又はベンゼノイドアロイルであるか、
又はR2とR3が一緒になつてテトラメチレン又
はペンタメチレンを形成する。)、 (c) を、ベンゼノイド芳香族溶媒、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド又はそれら
の溶媒中、0゜から190℃に於て強塩基と反応さ
せ、或は強塩基を用いずに上記の溶媒中、100
℃以上に加熱して構造式 の化合物を生産し、 (d) 貴金属触媒の存在下、溶媒中で水素と反応さ
せる、段階よりなることを特徴とする構造式 のラセミ体化合物の製造方法。 2 (a) 構造式 の化合物を塩素化したC1-3アルカン中で−20゜
から+50℃に於いて、式NH2−Rの置換アミ
ン及び中程度の強度の有機酸と反応させること
によつて、構造式 の置換アミノ化合物を生産し、(式中Rは−
OR1であり、R1は水素又はC1-3アルキル、又は
Rは−NR2R3であり、この際R2及びR3は独立
して水素、C1-3アルキル、C2-3アルカノイル又
はベンゼノイドアロイルであり、或はR2とR3
が一緒になつてテトラメチレン又はペンタメチ
レンを形成する。) (b) を、ベンゼノイド芳香族溶媒、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド又はそれら
の混合物中、0゜から190℃で強塩基と反応させ、
或は強塩基を用いずに上記溶媒中100゜以上に加
熱することにより、構造式 の化合物を生産し、 (c) 溶媒中、貴金属触媒の存在下水素とを反応
させる、段階よりなる構造式 のラセミ化合物を製造する特許請求の範囲第1
項記載の方法。 3 (a) 構造式 の化合物をベンゼノイド芳香族溶媒、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド又はこれ
らの混合液中、0゜から190℃に於いて強塩基と
反応させ、或は強塩基を用いずに上記溶媒中
100゜以上に加熱することによつて構造式 の化合物を製造し(式中、Rは−OR1であり、
R1は水素又はC1-3アルキル、又はRは−
NR2R3であり、この場合R2とR3は独立して水
素、C1-3アルキル、C2-3アルカノイル又はベン
ゼノイドアロイルであり、或はR2とR3が一緒
になつてテトラメチレン又はペンタメチレンを
形成する。)、 (b) 貴金属触媒の存在下、溶媒中で水素とを反
応させる段階よりなる構造式 のラセミ体の化合物を製造する特許請求の範囲
第1項記載の方法。 4 構造式 の化合物(式中、Rは−OR1であり、R1は水素
又はC1-3アルキルであり、又はRは−NR2R3
あり、R2とR3は独立して水素、C1-3アルキル、
C2-3アルカノイル、又はベンゼノイドアロイルで
あり、或はR2とR3が一緒になつてテトラメチレ
ン又はペンタメチレンを形成する)を、溶媒中、
貴金属触媒の存在下水素と反応させることからな
る構造式 のラセミ体の化合物を製造する特許請求の範囲第
1項記載の方法。 5 Rが−OH、−OCH3、−NH2又は−
NHCOC6H5である特許請求の範囲第1、2、3
又は4項の何れかに記載の方法。 6 Rが−OHである特許請求の範囲第1、2、
3、又は4項の何れかに記載の方法。 7 (a) 構造式 の化合物をエーテル性溶媒中、−50゜から+50℃
に於いてメチルマグネシウムハライドと反応さ
せて構造式 のカルビノールを生産し、 (b) を、塩素化したC1-3アルカン中、−20から
+50℃に於いてナトリウムアジド及び有機酸と
反応させて、構造式 の化合物を生産し、 (c) を、貴金属触媒の存在下、溶媒中水素と反
応させて構造式 の化合物を製造し、 (d) ベンゼノイド芳香族溶媒、ジメチルスルホキ
シド、ジメチルホルムアミド又はこれらの混合
液中、0℃ないし190℃に於いてを強塩基と
反応させる、段階よりなることを特徴とする構
造式 のラセミ体の化合物を製造する方法。 8 (a) 構造式 の化合物を、塩素化したC1-3アルカン中、−20゜
から+50℃に於いて有機酸及びナトリウムアジ
ドと反応させて、構造式 の化合物を製造し、 (b) を溶媒中、貴金属触媒の存在下水素と反応
させて構造式 の化合物を製造し、 (c) を、ベンゼノイド芳香族溶媒、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド又はそれら
の混合溶媒中、0℃ないし190℃で強塩基と反
応させる、段階よりなる構造式 のラセミ体の化合物を製造する特許請求の範囲
第1項記載の方法。 9 (a) 構造式 の化合物を溶媒中、貴金属触媒の存在下、水素
と反応させて構造式 の化合物を製造し、 (b) 構造式 の化合物をベンゼノイド芳香族溶媒、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド又はこれ
らの混合物中、0℃から190℃で強塩基と反応
させる、ことからなる構造式 のラセミ体の化合物を製造する特許請求の範囲
第7項記載の方法。 10 構造式 の化合物を、ベンゼノイド芳香族溶媒、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド又はこれら
の混合液中、0゜から190℃に於いて強塩基と反応
させることからなる構造式 のラセミ体の化合物を製造するための特許請求の
範囲第7項記載の方法。
[Claims] 1 (a) Structural formula compound in an ethereal solvent from -50 to +50℃
By reacting with methylmagnesium halide, the structural formula (b) reacting 2 with a substituted amine of formula NH 2 -R and a medium strength organic acid in a chlorinated C 1-3 alkane at -20 to +50°C; Structural formula to produce a substituted amino compound (wherein R is -
OR 1 , R 1 is hydrogen or C 1-3 alkyl, or R is -NR 2 R 3 , in which case R 2 and R 3 are each independently hydrogen, C 1-3 alkyl, C 2- 3 alkanoyl or benzenoid aroyl;
Or R 2 and R 3 together form tetramethylene or pentamethylene. ), (c) 3 is reacted with a strong base in a benzenoid aromatic solvent, dimethyl sulfoxide, dimethyl formamide or their solvents at a temperature of 0° to 190°C, or in the above-mentioned solvents without a strong base. , 100
The structural formula is obtained by heating above ℃. and (d) reacting with hydrogen in a solvent in the presence of a noble metal catalyst. A method for producing a racemic compound. 2 (a) Structural formula By reacting a compound of formula NH 2 -R with a substituted amine of formula NH 2 -R and a moderate strength organic acid in a chlorinated C 1-3 alkane at -20° to +50°C, a compound of structural formula to produce a substituted amino compound (wherein R is -
OR 1 and R 1 is hydrogen or C 1-3 alkyl, or R is -NR 2 R 3 , where R 2 and R 3 are independently hydrogen, C 1-3 alkyl, C 2-3 Alkanoyl or benzenoid aroyl, or R 2 and R 3
together form tetramethylene or pentamethylene. ) (b) reacting 3 with a strong base in a benzenoid aromatic solvent, dimethylsulfoxide, dimethylformamide or mixtures thereof at 0° to 190°C;
Alternatively, by heating above 100° in the above solvent without using a strong base, the structural formula and (c) reacting hydrogen with 4 in the presence of a noble metal catalyst in a solvent. Claim 1 for producing a racemic compound of
The method described in section. 3 (a) Structural formula in a benzenoid aromatic solvent, dimethyl sulfoxide, dimethyl formamide, or a mixture thereof with a strong base at 0° to 190°C, or in the above solvent without a strong base.
By heating above 100°, the structural formula to prepare a compound (wherein R is -OR1 ,
R 1 is hydrogen or C 1-3 alkyl, or R is -
NR 2 R 3 , where R 2 and R 3 are independently hydrogen, C 1-3 alkyl, C 2-3 alkanoyl or benzenoid aroyl, or R 2 and R 3 taken together to form tetramethylene or pentamethylene. ), (b) Structural formula consisting of the step of reacting hydrogen with 4 in a solvent in the presence of a noble metal catalyst A method according to claim 1 for producing a racemic compound of 4 Structural formula (wherein R is -OR 1 and R 1 is hydrogen or C 1-3 alkyl, or R is -NR 2 R 3 and R 2 and R 3 are independently hydrogen, C 1-3 alkyl,
C 2-3 alkanoyl, or benzenoid aroyl, or R 2 and R 3 taken together to form tetramethylene or pentamethylene) in a solvent,
Structural formula consisting of reaction with hydrogen in the presence of a noble metal catalyst A method according to claim 1 for producing a racemic compound of 5 R is -OH, -OCH3 , -NH2 or -
Claims 1, 2 and 3 which are NHCOC 6 H 5
or the method described in any of Section 4. 6 Claims 1, 2, where R is -OH
3. The method described in any one of paragraphs 3 and 4. 7 (a) Structural formula compound in an ethereal solvent from -50° to +50°C
By reacting with methylmagnesium halide in (b) 2 was reacted with sodium azide and an organic acid in a chlorinated C 1-3 alkane at −20 to +50°C to produce a carbinol of structural formula (c) 6 is reacted with hydrogen in a solvent in the presence of a noble metal catalyst to produce a compound of structural formula (d) reacting 7 with a strong base in a benzenoid aromatic solvent, dimethyl sulfoxide, dimethyl formamide or a mixture thereof at 0°C to 190°C; Structural formula A method for producing a racemic compound of 8 (a) Structural formula was reacted with an organic acid and sodium azide in a chlorinated C 1-3 alkane at −20° to +50°C to obtain the structural formula (b) 6 is reacted with hydrogen in a solvent in the presence of a noble metal catalyst to obtain the structural formula (c) reacting 7 with a strong base in a benzenoid aromatic solvent, dimethylformamide, dimethyl sulfoxide or a mixed solvent thereof at 0°C to 190°C. A method according to claim 1 for producing a racemic compound of 9 (a) Structural formula The structural formula is obtained by reacting the compound with hydrogen in a solvent in the presence of a noble metal catalyst. (b) Structural formula is reacted with a strong base in a benzenoid aromatic solvent, dimethylformamide, dimethyl sulfoxide, or a mixture thereof at 0°C to 190°C. 8. A method according to claim 7 for producing a racemic compound of 10 Structural formula The structural formula consists of reacting the compound with a strong base in a benzenoid aromatic solvent, dimethyl sulfoxide, dimethyl formamide, or a mixture thereof at a temperature of 0° to 190°C. 8. A method according to claim 7 for producing a racemic compound of
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