JPH0362222A - ソフトウェア使用権チェック方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、使用権の期限が設定されたソフトウェアの
使用可否を決定するのに必要なソフトウェア使用権チェ
ック方式に関する。

（従来の技術） 一般にソフトウェア（ソフトウェアプログラム）の販売
形態として、ソフトウェアが搭載（格納）されたフロッ
ピーディスクなどの媒体自体を販売する形態と、ソフト
ウェアの使用権を期限付きで販売する形態とが知られて
いる。後者の販売形態では、対象となるソフトウェアが
計算機上で実行される際に、そのソフトウェアの使用権
の期限が切れているか否かを正しくチェックすることは
重要なことである。そこで従来は、ソフトウェアが格納
された媒体の一部に、その使用期限を示す使用期限デー
タを予め設定しておき、上記ソフトウェアが実行される
際に、その時点における計算機の時刻（年月日を含む）
と上記使用期限デー夕とを比較して、そのソフトウェア
の使用権の期限が切れているか否か（したがって使用可
能か否か）をチェックしていた。しかし、計算機の時刻
は利用者（ユーザ）側で任意に設定し直すことが可能な
ため、計算機の時刻と使用期限データとの比較による使
用権チェックでは、計算機の時刻を設定し直すという不
正には対処できず、正しい使用権チェックは期待できな
い。

（発明が解決しようとする課題） 上記したように従来は、ソフトウェア使用罷のチェック
を、そのソフトウェアに対応して予め設定された使用期
限データと、そのソフトウェアが実行される際の計算機
の時刻とを比較することで行っていたため、ソフトウェ
ア利用者側で計算機の時刻を設定し直した場合には正し
い使用権チェックが行えないという問題があった。

この発明は上記事情に鑑みてなされたものでその目的は
、計算機の時刻をソフトウェア利用者が設定し直しても
、ソフトウェア使用権（使用期限）のチェックが正しく
行えるソフトウェア使用権チェック方式を提供すること
にある。

［発明の構成］ （発明が解決しようとする課題） この発明は、ソフトウェアの実行履歴を表すための同ソ
フトウェアに対応して設けられた実行履歴記憶手段と、
上記ソフトウェアの使用期限を示す使用期限データが予
め設定される使用期限データ設定手段と、上記ソフトウ
ェアが計算機上で実行された際の時刻を同計算機が持つ
時計手段から得て上記実行履歴記憶手段に登録する実行
履歴登録手段と、上記ソフトウェアの実行時に上記時計
手段の示す時刻と、上記使用期限データ設定手段の内容
および上記実行履歴登録手段の内容とを比較して上記ソ
フトウェアの使用の可否をチェックする使用期限チェッ
ク手段とを設けたことを特徴とするものである。

（作用） 上記の構成によれば、ソフトウェアが計算機で実行され
た際の時刻が実行履歴登録手段によって実行履歴記憶手
段に登録され、ソフトウェアの実行時には、計算機の（
時計手段の示す）時刻と同ソフトウェアの使用期限との
比較だけでなく、計算機の時刻と実行履歴記憶手段の内
容との比較も行われて、同ソフトウェアの使用の可否が
チェックされる。このため、計算機のＨ５刻を前に戻す
ように設定し直しても、実行履歴記憶手段の内容との間
に矛盾が生じて、その旨が上記の比較で検出されるため
、従来のように誤ったソフトウェア使用権（使用期限）
のチェックが行われる虞はない。

（実施例） 第１図はこの発明め一実施例を示すブロック構成図であ
る。同図において、ｌＯは計算機内に設けられ、計算機
の時刻を表すための時計手段であるタイマ、２０は期限
付きの使用権が設定されるソフトウェアである。３０は
ソフトウェア２０の使用期限を示す使用期限データが設
定される使用期限データ設定部、４０はソフトウェア２
０の実行履歴が実行時刻の形で記録される実行履歴記憶
部４０である。

本実施例において、ソフトウェア２０、使用期限データ
設定部３０および実行履歴記憶部４ｏは同一記憶媒体（
例えばフロッピーディスク）に搭載されている。ソフト
ウェア２０には、同ソフトウェア２０の実行履歴を実行
履歴記憶部４０に登録する実行履歴登録部２１．および
タイマｌＯの示す計算機時刻と使用期限データ設定部３
０に設定されている使用期限データ並びに実行履歴記憶
部４０の内容とを比較して使用期限のチェックを行う使
用期限チェック部２２が含まれている。この実行履歴登
録部２１および使用期限チェック部２２は、ソフトウェ
ア２ｏが計算機上で実行されることにより所定のタイミ
ングで機能するものである。

次に、第１図の構成の動作を第２図のフローチャートを
参照して説明する。

まず丈行履歴登録部２１は、ソフトウェア２ｏが計算機
上で実行（使用）される毎に、第１の所定タイミング、
例えば実行終了時に動作し、その際のタイマＩＯの示す
計算機時刻（年月日を含む）を実行履歴記憶部４０に登
録する。この結果、実行履歴記憶部４０には常に、最も
最近にソフトウェア２゜が実行された際の実行時刻が大
行履歴として記録される。

一方、使用期限チェック部２２は、ソフトウェア２０が
計算機上で実行される毎に第２のタイミングで動作し、
第２図のフローチャートに示す手順でソフトウェア２０
の使用期限のチェック処理を行う。まず使用期限チェッ
ク部２２は、タイマｌｏの示す計算機の現在時刻を読取
り、この読取った現在時刻が実行履歴記憶部４０に既に
登録されている実行時刻（即ち前回のソフトウェア２０
の実行時刻）より後の時刻であるかをチェックする（ス
テップＳｔ）。もし、タイマ１０から読取った現在時刻
の方が実行履歴記憶部４０に登録されている前回のソフ
トウェア２０の実行時刻より前であれば、使用期限チェ
ック部２２はタイマ１０の時刻がソフトウェア２０の利
用者によって前に戻すように不正に設定し直されたもの
と判断し、ソフトウェア２０の使用は不可としてその実
行を禁止させる。

これに対し、タイマｌＯから読取った現在時刻の方が実
行履歴記憶部４０に登録されている前回のソフトウェア
２０の実行時刻より後であれば、使用期限チェック部２
２はタイマｌＯが不正に設定し直、されたことはないも
のとして、従来と同様の使用期限データのチェックを行
う（ステップＳ２）。即ち使用期限チェック部２２は、
タイマｌＯから読取った時刻が使用期限データ設定部３
０に予め設定されている使用期限データの示す使用期限
より前であるか否かをチェックする。もし、タイマＩＯ
から読取った現在時刻が使用期限以前であれば、使用期
限チェック部２２はソフトウェア２０の使用期限は切れ
ていないものと判断し、ソフトウェア２０の使用は可で
あるものとしてその実行をＩｌ続させる。反対に、タイ
マ！０から読取った現在時刻が使用期限より後であれば
、使用期限チェック部２２はソフトウェア２０の使用期
限は切れているものと判断し、ソフトウェア２０の使用
は不可としてその実行を禁止させる。なお、使用期限チ
ェック部２２の動作タイミングは、ソフトウェア２０の
実行開始時は勿論、実行途中（例えば実行結果をファイ
ルに出力する直前など）でもよく、要はソフトウェア２
０の使用不可が判定された場合に、それまでのソフトウ
ェア２０の実行が無意味となるようなタイミングであれ
ばよい。

［発明の構成コ 以上詳述したようにこの発明によれば、ソフトウェアが
計算機で実行される毎にその実行時刻が実行履歴記憶手
段に登録され、ソフトウェアの実行時には、計算機の時
刻と同ソフトウェアの使用期限との比較だけでなく、計
算機の時刻と実行履歴記憶手段の内容との比較も行われ
て、同ソフトウェアの使用の回合がチェックされる構成
としたので、ソフトウェア利用者が計算機の時刻を前に
戻すように設定し直しても、実行履歴記憶手段の内容と
の間に時刻の矛盾が生じて、その旨が上記の比較で検出
される。即ち、この発明によれば、計算機の時刻が不正
に設定し直されても、ソフトウェアの使用期限のチェッ
クを正しく行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一丈施例を示すブロック構成図、第
２図は第１図に示す使用期限チェック部２２の動作を説
明するためのフローチャートである。 １０・・・タイマ（時計手段）、２０・・・ソフトウェ
ア、２１・・・実行履歴登録部、２２・・・使用期限チ
ェック部、３０・・・使用期限データ設定部、４０・・
・実行履歴記憶部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ソフトウェアが計算機で実行された実行履歴をその際の
   時刻によって表すための上記ソフトウェアに対応して設
   けられた実行履歴記憶手段と、上記ソフトウェアの使用
   期限を示す使用期限データが予め設定される使用期限デ
   ータ設定手段と、 上記ソフトウェアが実行された際の時刻を上記計算機が
   持つ時計手段から得て上記実行履歴記憶手段に登録する
   実行履歴登録手段と、 上記ソフトウェアの実行時に上記時計手段の示す時刻と
   、上記使用期限データ設定手段の内容および上記実行履
   歴登録手段の内容とを比較して上記ソフトウェアの使用
   の可否をチェックする使用期限チェック手段と、 を具備することを特徴とするソフトウェア使用権チェッ
   ク方式。