JPH0362132A - 設備シミュレータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種の設備を制御する制御側コンピュータか
ら伝送されてくる指示テキストに対して応答テキストを
返信させて、制御側コンピュータの機能試験を行う設備
シミュレータに関する。

〔従来の技術〕

従来、ファクトリ−オートメーションシステムとして自
動倉ｈＶ、無人搬送車、ＮＣマシングセンタ等の設備を
コンピュータにて制御する場合、丈ラインとの接続前に
、設備に対する制御側コビュータをシミュレーションし
て制御側コンピュータ１１身の機能試験をおこなってい
る。

このようなコンピュータの機能試験を行なう装置として
設備シミュレータが考えられている。従来の設備シミュ
レータは、制御側コンピュータに設備の機能をプログラ
ミングしたパーソナルコンピュータを接続し、制御側コ
ンピュータから設備側となるパーソナルコンピュータに
対して所定の仕事内容が記述されている指示テキストを
シリアル伝送し、この指示テキストに対して応答テキス
トを応答させて、制御側コンピュータの制御機能をテス
トしている。または、設備側となるパーソナルコンピュ
ータには、伝送手順のみを持たせておき、指示テキスト
を受信すると、その指示テキストの指示内容が表示され
、オペレータがキーボード等による人手入力にて表示さ
れた指示内容に応じた応答テキストを作成し、この応答
テキストを伝送手順に基づいて返信させている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、パーソナルコンピュータに設備の機能を
プログラミングして制御側コンピュータとの間で指示テ
キストとこれに対する応答テキストをｒ１動応答させる
設備シミュレータでは、制御対象となる設備が異なる度
にその設備の機能をパーソナルコンピュータにプログラ
ミングしなければならず、極めて繁雑な作業を伴い、多
大の労力を要するという問題がある。

また、パーソナルコンピュータに伝送手順のみを持たせ
た設備シミュレータは、設備の８類が異なったときにあ
る程度対応できる汎用性があるものの、オペレータが人
手入力により応答テキストを作成しなければならず、テ
ストに長時間を要する上、オペレータにかかる負担が大
きいという問題がある。

本発明は上記問題にかんがみてなされたもので、汎用性
に優れ伝送テキストの多様化を図ることができると共に
、テスト時におけるオペレータの負担を著しく軽減し得
る設備シミュレータを堤供することを目的とする。

［発明の構成］ 〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記課題を解決するために、設備の動作を制御
する制御側コンピュータから伝送されてくる指示テキス
に対して応答テキストを返信させて、設備に対するコン
ピュータ制御をシミュレーションし、制御側コンピュー
タの制御機能試験を行う設備シミュレータにおいて、前
記制御側コンピュータから伝送されてくる指示テキスト
を受信するテキスト受信手段と、前記各指示テキストの
テキスト区分ごとに応答編集ルールが記憶されると共に
上記編集時に用いられる固定データが記憶される記憶手
段と、前記テキスト受信手段で受信される指示テキスト
に対する応答編集ルールをその指示テキストのテキスト
区分に褪づいて前記記憶手段に記憶されている応答編集
ルールの中から検索するルール検索手段と、このルール
検索手段で検索した応答編集ルールに基づいて前記受信
した指示テキストに対する応答テキストを作成するテキ
スト作成手段と、このテキスト作成手段で作成した応答
テキストを前記制御側コンピュータへ返信するテキスト
送信手段とを備える構成とした。

〔作用〕

本発明は以上のような手段を講じたことにより、制御側
コンピュータから伝送されてくる指示テキストがテキス
ト受信手段にて受信されると、指示テキストに対する応
答テキストを作成するための応答編集ルールが記憶手段
に記憶されている応答−集ルールの中からルール検索手
段によりテキスト区分に基づいて検索される。テキスト
作成手段では、記憶手段に記憶されている応答データを
用い検索された応答編集ルールに基づいて応答テキスト
が作成され、この応答テキストがテキスト返信手段から
制御側コンピュータへ返信される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例に係る設備シミュレータの機
能ブロックを示す図である。この設備シミュレータは、
予め応答編集ルールおよび固定データを登録する応答ル
ール立録部１と、この応答ルール登録部１から人力され
た応答編集ルールが記ｔａされる応答ルール記ｔａ部２
および固定データが記憶される固定データ記憶部３と、
制御側コンピュータ（不図示）から転送されてくる指示
テキストを受信するテキスト受ｆｃｉ部４と、このテキ
スト受信部４から指示テキストを受は取ると応答ルール
記憶部２および固定データ記憶部３に記憶されている応
答編集ルールおよび固定データに基づいて応答テキスト
を作成する応答テキスト編集部５と、この応答テキスト
編集部５で作成した応答テキストを所定のタイミングで
制御側コンピュータへ返信するテキスト送信部６とから
構成されている。

ここで、応答ルール記憶部２に記憶される応答編集ルー
ルは、各指示テキストに対する応答テキストを作成する
ためのルールであって、具体的には、第２図に示すよう
に指示テキストのテキスト区分との比較を指示するテキ
スト比較指示閉域Ｒ１と、各指示テキストのテキスト区
分が記載され受信した指示テキストのテキスト区分と比
較される比較領域Ｒ２ａ、Ｒ２ｂと、各比較領域Ｒ２ａ
、Ｒ２ｂのテキスト区分をもつ指示テキストに対してそ
れぞれ決められている応答編集ルールＲ３〜Ｒ６から構
成されている。

一方、固定データ記憶部３に記憶される固定データは、
各指示テキストで指示される仕事の実行結果を示すデー
タであり、県体的には、第３図に示すように、例えば１
３ビツトの固定データとして記憶されている。応答テキ
スト編集部５は、応答ルール記憶部２に記憶されている
各種の応答翁１集ルールの中から上記受信された指示テ
キストに対する応答編集ルールを検索するルール検索手
段としての機能およびその検索した応答編集ルールに払
づいて応答テキストを作成するテキスト作成手段として
の機能をもっている。

次に、上記のように構成された設備シミュレータを用い
て制御側コンピュータの伝送制御機能をテストする場合
の動作について第２図〜第６図を参照して説明する。な
お、設備シミュレータの動作としては、第５図に示す指
示テキストを受信し、第６図に示す応答テキストを返信
するまでの動作である。また、第２図〜第６図中に示す
具体的なデータは無人搬送車を例にとったものである。

まず、前準備として設備の伝送機能を第２図に示す形で
応答ルールとして応答ルール記憶部２に記憶させる。ま
た、指示テキストで指示される仕事の実行結果を示すデ
ータであり、応答テキスト作成時に用いる固定データを
第３図に示す形で固定データ記憶部３に記憶させて前準
備を終ｒする。

このような状態で、制御側コンピュータから出された指
示テキストをテキスト受信部４で受信すると、応答テキ
スト編集部５へ指示テキストの受信が通知される。応答
テキスト偏集部５は、応答蝙果ルールのＲ１に従い、受
信した指示テキストのテキスト区分４〜７ビツト目を比
較部分として取出す（ステップＳｌ）。そして、応答編
集ルールＲ２ａ、Ｒ２ｂの中から指示テキストのテキス
ト区分４〜７ビツト１１と卑しいテキスト区分の記載さ
れている比較領域Ｒ２ａを検索し、そのテキスト区分に
ついて定められている応答騙果ルールＲ３〜Ｒ６を取出
す（ステップＳ２）。応答編集ルールＲ３〜Ｒ６が取出
されると、この応答編集ルールＲ３〜Ｒ６に褪づいて応
答テキストを編集する。すなわち、応答編集ルールＲ３
により、応答テキストの１〜３ビツト目に制御側コンピ
ュータに送信するシーケンス番号をカウントアツプして
セットする（ステップＳ３．Ｓ４）。次に応答−集ルー
ルＲ４により、応答テキストの４〜１０ビツト［１に指
示テキストの４〜１０ビツト目をコピーする（ステップ
３５．Ｓ６）。さらに、応答編集ルールＲ５により、応
答テキストの１１〜１３ビツト目に第３図に示す固定デ
ータＦ１の１１〜１３ビツト目をコピーする（ステップ
Ｓ７゜Ｓ８）。

そして、以上の編集により作成された応答テキストは、
テキスト送信部６へ通知され、応答編集ルールＲ６によ
り所定のタイミング（１秒）で制御側コンピュータへ返
信する。

以上のようにして、制御側コンピュータから伝送されて
きた指示テキストに対し、応答テキストが自動的に応答
される。

このように本実施例によれば、各指示テキストに対する
各応答テキストを編集するための応答編集ルールをテキ
スト区分ごとに応答ルール記憶部２に記憶しておき、応
答テキスト編集部５で指示テキストのテキスト区分と応
答編集ルール側のテキスト区分Ｒ２とを比較してその指
示テキストに対する応答編集ルールを検索し、検索した
応答編集ルールに基づいて応答テキストを作成し、テキ
スト送信部６から返信させるようにしたので、応答テキ
ストを人手人力するのに比べ作業性を著しく向上させる
ことができ、制御側コンピュータの制御機能テストに要
する時間を短縮することができる。また、応答編集ルー
ルを作成するだけで、穴なる種類の設備に対しても適用
できるので、設備の機能を全てプログラミングするのに
比べその労力を著しく軽減できると共に、装置の汎用性
を高めることができる。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、汎用性に優れ伝送
テキストの多様化を図ることができると共に、テスト時
におけるオペレータの負担を著しく軽減し得る設備シミ
ュレータを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一大施例に係る設備シミュレータの機
能ブロック図、第２図は応答編集ルールを示す図、第３
図は固定データを示す図、第４図は応答テキストの編集
動作を示すフロー図、第５図は指示テキストを示す図、
第６図は応答テキストを示す図である。 １・・・応答ルール登録部、２・・・応答ルール記憶部
、３・・・固定データ記憶部、４・・・テキスト受信部
、５・・・応答テキスト編集部、６・・・テキスト送信
部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 設備の動作を制御する制御側コンピュータから伝送され
   てくる指示テキストに対して応答テキストを返信させて
   、設備に対するコンピュータ制御をシミュレーションし
   、制御側コンピュータの制御機能試験を行う設備シミュ
   レータにおいて、前記制御側コンピュータから伝送され
   てくる指示テキストを受信するテキスト受信手段と、前
   記各指示テキストのテキスト区分ごとに応答編集ルール
   が記憶されると共に上記編集時に用いられる固定データ
   が記憶される記憶手段と、前記テキスト受信手段で受信
   される指示テキストに対する応答編集ルールをその指示
   テキストのテキスト区分に基づいて前記記憶手段に記憶
   されている応答編集ルールの中から検索するルール検索
   手段と、 このルール検索手段で検索した応答編集ルールに基づい
   て前記受信した指示テキストに対する応答テキストを作
   成するテキスト作成手段と、このテキスト作成手段で作
   成した応答テキストを前記制御側コンピュータへ返信す
   るテキスト送信手段と、 を具備したことを特徴とする設備シミュレータ。