JPH0353910Y2 - - Google Patents

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JPH0353910Y2
JPH0353910Y2 JP106386U JP106386U JPH0353910Y2 JP H0353910 Y2 JPH0353910 Y2 JP H0353910Y2 JP 106386 U JP106386 U JP 106386U JP 106386 U JP106386 U JP 106386U JP H0353910 Y2 JPH0353910 Y2 JP H0353910Y2
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clamp
vertical hole
block
circle
boss
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JP106386U
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ビームコンパスのビームに取付け
る脚端ブロツク又は、二股に枢支してなるコンパ
スのコンパス本体の両端に取付け、はり、鉛筆芯
又は烏口などを脱着自在に固定する脚端ピースに
相当する脚端ブロツクに関する。
この脚端ブロツクは、両脚器で描こうとするか
又は切離そうとする円の中心点と動点を決定する
一対のクランプブロツクより成り、例えば造船設
備の現図場などで、原寸図形を材料に直接けがき
製図したり、或いはその場で原寸に切断加工する
際に便利な両脚器の脚端ブロツクの改良をはかつ
たものである。
詳しくは、両脚器の脚端ブロツクに必要とされ
る円の中心点の決定、描線及び切断を司る各チツ
プを、単一構造のクランプブロツクに選択的に取
付けることで多機能を付与したもので、クランプ
ブロツク対の携行によつて、例えば現場にある余
材や廃材をビームに利用して大きな円での描線又
は切断をしたり、小さな円を描線又は切断する場
合はコンパクトな専用ビームをともに携行する、
等の使用態様を可能にする改良を、両脚器の脚端
ブロツクに与えるものである。
(従来の技術) 実公昭55−10076号公報には、支持針を備える
円形着座体にはめ込まれる継棒と、この継棒に摺
動固定されるスライドからなり、スライドの端部
に切断刃を取付けるようにした円切りカツターが
開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した円切りカツターは、一体不可分のもの
であり、その携帯は簡便とはいえず、また描き又
は切離そうとする円の径は継棒や腕の長さの範囲
となる制約があり、一方大きな円を描く又は切離
すには円径に応じた長い継棒や腕が必要となり、
この場合携帯性はさらに悪化する不利がある。
そこでこの考案の目的は、現場への携帯が容易
で、またビームなどの長さに制約されない動径を
得ることのできる両脚器を提供しようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) この考案は、両脚器の動径をその一端は円の中
心点及び他端は円の動点として決定する一対のク
ランプブロツクよりなり、 各クランプブロツクは、センターチツプのシヤ
ンクと描線チツプ又はブレードチツプを選択的に
取付け得るコレツトのシヤンクをはめ合わせるた
て孔と、このたて孔の開口終端を取囲むボスと、
このボスを含めてたて孔の半径方向に切込んだス
リツトとをそなえ、該ボスにたて孔の縮径を強い
る締め輪を組合わせて成る両脚器の脚端ブロツク
である。
さて第1図にクランプを分解した外観を示す。
図中1は側面L字状のクランプブロツクであ
り、上面から底面へ通るガイド穴2A,2Bにク
ランププレート3のガイド4A,4Bを挿入し、
クランププレート3とクランプブロツク1の下あ
ごとの間に例えばビームを挾み、クランプねじ5
をクランプブロツク1のめねじ孔6にねじ込んで
クランプブロツク1をビームの任意位置に取付け
るようにする。
クランプブロツク1にはその底面にスリツト7
で分離したC形のたて孔8を形成する。
この例ではたて孔8の端部を取囲むボス9の周
囲にテーパねじを切り、このテーパねじにたて孔
8の拡縮を司る締め輪10を係合する。
たて孔8にはセンター11と、描線チツプ1
2、ブレードチツプ13などを取付けるコレツト
14の各シヤンクを選択的にはめ合わせ締め輪に
よつてたて孔8を縮小させることにより、クラン
プブロツク1にセンター11、コレツト14を固
定することができる。
コレツト14にはたて孔8の拡縮とともに緊縮
が可能となるすり割り15を入れ、かつ鉛筆の
芯、針などの描線チツプ12用の挿込孔16を下
面に開口させる。なおブレードチツプ13用の挿
込孔はすり割り15を兼用する。
クランププレート3の側面には、取付け時の位
置決めを容易にするセンターインデツクス17を
付してある。
また第2図にブレードチツプ13をコレツト1
4の介在下にてたて孔8に挿込んで固定した状態
の断面を示した。
なおセンタ11又はコレツト14を挿込むたて
孔はC形に限らず、スリツトによる分離を増して
もよい。
さらにたて孔とその拡縮を図る構造は第1図に
示したテーパねじと締付けスリーブの組合わせに
とどまらず、例えば第3図a,bに示すように、
ボス9に締め輪となる偏心輪18を係合し、この
偏心輪18をその外周に沿つてまわすと肉厚部分
の内周がボス9の外壁に当りたて孔8が縮小され
る構成としてもよい。
(作用) 上記構成になるクランプブロツクは対として用
い、ビームの両端又は両脚器の脚端に取付ければ
コンパスとなる。
以下に直尺、水平器、長尺木片などのビームに
クランプブロツクを取付け円切りコンパスとして
用いる場合について述べる。
まず一対のクランプブロツク1のうち一方にセ
ンター11を固定し、他方にコレツト14を介し
てブレードチツプ13を固定する。
これらのクランプブロツクを第4図に示すよう
に、一方と他方のクランプブロツクを切抜く円の
半径と等しい間隔にてビーム19に取付ける。
ビーム19への取付けはビーム19の板厚に合
わせてクランプブロツク1とクランププレート3
との間隔を調節しクランプブロツク1とクランプ
プレート3との間でビーム19を挾み、次いでク
ランプねじ5を締め付けクランプブロツク1とク
ランププレート3との間でビーム19を締結する
ことで、ビーム19にクランプブロツク1を取付
ける。
そしてセンター11を固定したクランプブロツ
ク1を中心点としブレードチツプ13を固定した
クランプブロツク1を旋回させれば、円形部分の
切抜きを行うことができる。
なおビーム19の板厚が薄い場合には、クラン
プブロツク1又はクランププレート3とビーム1
9との間に第5図に示すように、スペーサーブロ
ツク20を挾めば薄肉のビームへの取付けも容易
となる。
(実施例) 第4図に示した円切りコンパスにこの考案のク
ランプブロツクを適用した場合について、ビーム
はカツタースケールや直尺を用い、ブレードチツ
プには市販のカツターブレードを用いてクランプ
プレートのセンターインデツクス間の間隔で与え
られる種々の半径にて5〜8mm厚のじゆうたんに
円を描いたところ、上記半径の円部分を切取るこ
とができた。
(考案の効果) この考案の脚端ブロツクを携行することによつ
て、例えば現場にある余材や廃材をビームに利用
して任意の大きさの円での描線又は切断を簡単に
行うことができ、従つて現場への携帯が容易で、
またビームなどの長さに制約されない動径を得る
ことのできる両脚器を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はクランプの分解斜視図、第2図はクラ
ンプの断面図、第3図a,bはそれぞれクランプ
ブロツク下部の断面図および底面図、第4図はビ
ームコンパスの斜視図、第5図はビームにクラン
プを取付けた状態を示す側面図である。 1……クランプブロツク、3……クランププレ
ート、5……クランプねじ、7……スリツト、8
……たて孔、10……締め輪、11……センタ
ー、12……描線チツプ、13……ブレードチツ
プ、14……コレツト、15……すり割り、16
……挿込孔、19……ビーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両脚器の動径をその一端は円の中心点及び他端
    は円の動点として決定する一対のクランプブロツ
    クよりなり、 各クランプブロツクは、センターチツプのシヤ
    ンクと描線チツプ又はブレードチツプを選択的に
    取付け得るコレツトのシヤンクをはめ合わせるた
    て孔と、このたて孔の開口終端を取囲むボスと、
    このボスを含めてたて孔の半径方向に切込んだス
    リツトとをそなえ、該ボスにたて孔の縮径を強い
    る締め輪を組合わせて成る両脚器の脚端ブロツ
    ク。
JP106386U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0353910Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP106386U JPH0353910Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP106386U JPH0353910Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS62114799U JPS62114799U (ja) 1987-07-21
JPH0353910Y2 true JPH0353910Y2 (ja) 1991-11-26

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JPS62114799U (ja) 1987-07-21

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