JPH0351565B2 - - Google Patents

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JPH0351565B2
JPH0351565B2 JP56055172A JP5517281A JPH0351565B2 JP H0351565 B2 JPH0351565 B2 JP H0351565B2 JP 56055172 A JP56055172 A JP 56055172A JP 5517281 A JP5517281 A JP 5517281A JP H0351565 B2 JPH0351565 B2 JP H0351565B2
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JP
Japan
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flexible support
sheet
plastic material
layer
under tension
Prior art date
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JP56055172A
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English (en)
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JPS56162618A (en
Inventor
Jirarudo Fuiritsupu
Puteikori Jiinnmaaru
Puredan Dannanju
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Saint Gobain Vitrage SA
Original Assignee
Saint Gobain Vitrage SA
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Publication date
Application filed by Saint Gobain Vitrage SA filed Critical Saint Gobain Vitrage SA
Publication of JPS56162618A publication Critical patent/JPS56162618A/ja
Publication of JPH0351565B2 publication Critical patent/JPH0351565B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/26Processes for applying liquids or other fluent materials performed by applying the liquid or other fluent material from an outlet device in contact with, or almost in contact with, the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/88Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
    • B29C48/911Cooling
    • B29C48/9135Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/88Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
    • B29C48/911Cooling
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    • B29C48/9145Endless cooling belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/07Flat, e.g. panels
    • B29C48/08Flat, e.g. panels flexible, e.g. films

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶液又は反応混合物のような少なく
とも1種類の液体材料を、その液体材料が供給さ
れる地点に関して連続的に移動する支持体上に導
くことによつて、単一層又は複数層のプラスチツ
ク材料からなる良好な光学的特性のフイルム又は
シートを製造することに関する。より特定的に
は、本発明は平坦な支持体上に液体材料を押出す
ことによつて上記の製品を製造する方法及び装置
に関する。
「シート」なる用語は、以下の記載において、
プラスチツク材料の単一層からなる薄いフイルム
及びプラスチツク材料の単一層又は複数層からな
る不定の長さのシートの両方の意味で使用する。
良好な光学的特性を有するプラスチツク材料製
シート(即ち、例えば自動車の窓に使用するのに
適当となすために必要な光学的特性を有するプラ
スチツク材料製シート)の製造が公知であり、そ
れは、最初に、液体材料の押出ヘツドから大きな
直径の研磨せる金属製ドラム又は研磨せる表面を
有する金属製エンドレスベルトに押出操作を行な
い、次いで、加熱の作用で溶剤の蒸発及び(又
は)プラスチツク材料の支持体上での現場的な重
合及び固化を起こすことからなる。それから形成
されたシートを支持体から分離する。
この方法は、支持体の研磨面の質が連続的再使
用によつて損なわれるので不利である。この支持
体がすり減るとシートの光学的特性の裂下が起き
る。
同様に、隣接したガラス板の連続によつてつく
られた支持体に押出してプラスチツク材料製のフ
イルム又はシートを製造することも公知である。
このガラス板も再使用されるが、しかし、数回
の循環使用によつてその表面に引掻き傷、その他
表面に傷が付くようになる。これは、製造される
プラスチツク材料製シートに顕著な光学的欠陥が
できるのを避けるために、ガラス板を取り代える
ことを要求する。
このような方法ではガラス板の間の継ぎ目の存
在が困難を生じさせる。
他方、この方法の使用は、固化の際に押出層の
みならず支持体をも加熱する必要があるので、大
きなエネルギー消費が必要となる。
押出する支持体の表面の擦り減り又は損傷によ
つてプラスチツク材料製シートの光学的特性が変
化するのを避けるために、その製造直後の水平な
位置に連続的に置かれたエンドレスのガラス製リ
ボン、例えば、引き上げ法で得られたガラス製リ
ボンに、液体材料を押出すことが提案されてい
る。このようにして傷のない押出用表面を永続的
に確保することが可能である。
しかしながら、この方法は少なくとも1つの不
利があり、即ち、可撓性に欠けるので、ガラス製
リボンの製造装置が大きなものとなり、プラスチ
ツク材料製シートが非常に大きい規模で製造され
る場合にのみその使用が適当なものとなることが
できる。
本発明と異なる技術分野においてそして仏国特
許公開第2162636号に依れば、延伸せる可撓性の
ポリウレタンテレフタラート製支持体に液体材料
を押出してプラスチツク材料製シートを製造する
ことが公知である。
この方法によつて、成形製品の製造に使用する
厚み数ミリメートルのプラスチツク材料製シート
がつくられる。この製造においては、作られる製
品に光学的特性が要求されていないので、「ミカ
ン肌」として知られる小さな凹群のない完全に平
滑な表面を有する支持体を使用する必要は全くな
い。従つて、支持体と接触して面形成されたプラ
スチツク材料製シートの表面に、このタイプの支
持体のミカン肌の外観が見られることになる。本
発明は、上記の不利を避け、かつ、少量のエネル
ギーを消費する一定かつ低コストの、良好な光学
的特性を有するプラスチツク材料製シートを製造
することを、意図したものである。
本発明による方法は、予め加熱によつて皺が除
去されかつ完全に平滑にされた表面のプラスチツ
ク材料製の可撓性かつ張力下にある支持体上に、
プラスチツク材料製シート形成可能な液体材料
を、特に押出によつて、供給し、この支持体は例
えば保存リールから連続的に配送されそして少な
くとも液体材料が供給される位置に置かれた固定
テーブルの上を通過すること、からなる。
支持体を形成しているプラスチツク材料は、供
給される液体材料の組成が有機系若しくは水系又
はさらに反応性の化学成分のいずれであつても、
それに関して不透過性かつ不活性であるべきであ
る。それは、プラスチツク材料の製造工程を通し
てその張力に対して、かつこのサイクルの間には
かなりの温度変化があるにもかかわらず、延伸に
対し自らを保持するのに十分な弾性抵抗を有して
いるべきである。同様に、それは供給される前記
材料と分離することが可能であるべきである。最
後に、それはロールをつくるために巻取ることが
可能であるべきである。
以下に説明するいろいろな製造における可撓性
支持体をつくるのに適したプラスチツク材料は、
特にポリエチレングリコールテレフタラート、例
えば、“Terphane”又はさらに“Mylar”の名で
市販されている製品、及び再生セルロース、例え
ば、“Cellophane”の名で市販されている製品で
ある。
本発明による支持体は非常に小さな厚み、例え
ば0.01〜0.08mmのオーダーを有しているが、他方
その幅は2メートルを越えることができる。
ガラス製リボンへの押出を用いて製造する公知
の方法と比較して、本発明は、支持体の厚みが小
さいので、プラスチツク材料製シートを製造する
のに必要な加熱及び冷却の時間を大幅に減少させ
ることが可能である。エネルギーの利得のほか
に、この時間短縮は製造ラインの長さにおける対
応する短縮をもたらし、有利である。
本発明に依れば、支持体にかけられる張力の大
きさは、長軸及び横軸の両方向において、ほぼ完
全な平坦さの支持体及びその結果として厚みの均
一なプラスチツク材料層を得るために十分である
べきである。
有利には、本発明の方法に依れば、支持体に僅
かな延伸を生じさせそして従つて温度変化による
表面状態の変化を避けるのに十分な大きさの張力
をかけておく。一般的に、この温度変化は、支持
体上への押出によるプラスチツク材料製シートの
製造では不可能である。例えば液体材料を供給し
てポリウレタン層を製造することは、押出材料に
応じて20〜90℃のオーダーの一般的に非常に高く
ない温度で実施されるが、他方、溶剤の蒸発及び
(又は)反応性成分の重合による層の固化は例え
ば120℃のオーダーの高い温度を一般に必要とす
る。
本発明に依りとりわけ押出によつて供給される
液体材料は、良好な光学特性のシートをつくるこ
との可能な、単量体、初期重合体若しくは重合体
の有機若しくは水系の溶液若しくは分散体、又は
さらにそれらの純粋若しくは混合製品であること
ができる。
供給される液体材料は多かれ少なかれ粘性であ
る。これは分散剤、接着下塗剤、紫外線劣化防止
剤、酸化防止剤、着色剤、などの多くの添加剤を
含有することができる。
このようにして、本方法は、良好な光学的特性
を有する非常にいろいろなプラスチツク材料製シ
ートの製造に、そして有利には、積層窓ガラス、
少なくとも1層のポリウレタン層から本質的に形
成されるシート、の製造に、例えば、熱硬化性及
び自己回復性のポリウレタン層を含むシート(こ
うしたシートでは、局部的な窪みは数分間のオー
ダーの短い時間の後に自動的に消失し、この消失
の速度は窪みの性質及びプラスチツク材料の温度
の関数である)の製造に、適用可能である。同時
に、この層は耐引裂性である、即ち、ガラスシー
トが破裂した場合にこの層がガラスの鋭い端部を
覆い、そして例えば自動車の乗員の顔面、眼又は
その他の身体部位を保護し、あるいはさらに、安
全メガネに適用した場合にはその保護層が鋭い端
部の眼との接触を防止することができる。
本発明は、ガラス製支持体又はプラスチツク材
料製支持体に接着可能な熱可塑性ポリウレタン層
を製造することに適用可能である。
本発明は、熱硬化性ポリウレタンの耐引裂性及
び自己回復性の層及び熱可塑性ポリウレタンの接
着層からなる、仏国特許公開第2398606号に記載
のような複合シートの製造に適用可能である。
本発明の方法によれば、このような複数層シー
トを製造するために、予め加熱によつて皺が除去
されかつ完全に平滑にされたプラスチツク材料の
可撓性の延伸された支持体上に、必要であれば分
離剤を塗布して、反応成分の押出によつて熱硬化
性ポリウレタンの層である第一の層を形成し、次
に少なくとも部分的に重合したその第一の層の上
に熱可塑性ポリウレタンの溶液を押出してそのポ
リウレタンの層を形成し、そして溶剤を蒸発させ
る。
同様に、延伸せる可撓性支持体に、熱可塑性ポ
リウレタンの第1の層、そしてその後から熱硬化
性ポリウレタンの第2の層を形成することによつ
て、逆の順序で実施することも可能である。
同様に、本方法は、積層ガラスの要素に後で化
学的に結合可能な接着層であつて、かつブロツキ
ング剤でマスクされたイソシアナート基を含むブ
ロツクトポリウレタンから本質的になるものを製
造することに、有利に適用可能である。
このような層は仏国特許出願第7929968号に記
載されている。それは、ブロツキング剤でマスク
されたイソシアナート基を含むブロツクトポリウ
レタンから本質的にできており、このブロツクト
ポリウレタンは水に分散又は溶解可能であり、か
つ3又は3以上の官能価を有するアルコールなど
の網状化剤で部分的に網状化せるポリオール成分
及びイソシアナート成分(NCO基の遊離OH基に
対する数比は1.01〜3である)からできている。
このポリウレタンをつくるために、イソシアナー
ト成分として、ウレア基又はイソシアナートビウ
レツトを含んでいてもよいが感光性ではない脂肪
族、環状脂肪族及び脂肪族芳香族のイソシアナー
トを用いることができる。例えば二官能価の脂肪
族イソシアナート、例えば、1,6−ヘキサンジ
イソシアナート、2,2,4−トリメチル−1,
6−ヘキサンジイソシアナート、1,3ビス−
(イソシアナートメチル)ベンゼン、ビス−(4−
イソシアナートシクロヘキシル)メタン、ビス−
(3−メチル−4−イソシアナートシクロヘキシ
ル)メタン、2,2−ビス(4−イソシアナート
シクロヘキシル)プロパン及び3−イソシアナー
トメチル3,5,5−トリメチルシクロヘキシル
イソシアナートのようなもの、を用いることがで
きる。
ブロツクトポリウレタンを生成するポリオール
成分としては、分子量450〜2000のポリエーテル
ジオール又はポリエステルジオール(これより大
きい分子量はポリウレタンの接着特性をかなり劣
化させる)、分子量500〜2000のポリカプロラクト
ン、単一に又は混合してヒドロキシル基又はカル
ボキシル基を有するポリブタジエン、分子量50〜
200の短いジオール、及び、分子量がそれぞれ800
〜3000及び200〜1000で官能価3又は3以上を有
するアルコール又はアミンなどの網状化剤、を用
いるこができる。多官能価のアルコールが脂肪族
二酸又は環状エーテルと反応して得られるポリオ
ールを例えば使用する。多官能価のアルコールは
例えば、1,2−エタンジオール、1,2−プロ
パンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4
−ブタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−
プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メ
チル−2,4−ペンタンジオール、2−エチル−
1,3−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリプ
ロピレングリコール、可能ならば混合物のポリプ
ロピレングリコール又は2,2−ビス(4−ヒド
ロキシシクロヘキシル)プロパン、1,2,3−
プロパントリオール、2,2−ビス(ヒドロキシ
メチル)1−1プロパノール、2,2−ビスヒド
ロキシメチル−1−ブタノール(トリメチロール
プロパン)、1,2,4−ブタンジオール、1,
2,6−ヘキサントリオール、2,2−ビス(ヒ
ドロキシメチル)−1,3−プロパンジオール及
び1,2,3,4,5,6−ヘキサンヘキソー
ル、シクロヘキサンジメタノールである。
脂肪族二酸は、例えば、マロン酸、サクシン
酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバ
シン酸である。
ポリオール成分としては、一般的に、複数のジ
オール及び少なくとも1種類の網状化剤(例え
ば、3又は3以上の官能価を有するアルコール及
び3又は3以上の官能価のアミン)から生成せる
少なくとも1種類のポリエーテルポリオール又は
ポリエステルポリオールを用いる。このようにし
て、マスクされたイソシアナート基をブロツキン
グ解除した後に良好な接着特性を有する良好な光
学特性の接着層を得る。
ポリウレタンの遊離イソシアネート基を保護又
はマスクするブロツキング剤として、フエノー
ル、オルソ−、メタ−又はパラ−クレゾール及び
これらの混合物、キシレノール、レゾルシノー
ル、ヒドロキノン、カテコール、グアヤコール、
ナフトール、アルキルフエノール(例えば、ブチ
ルフエノール、オクチルフエノール、ノニルフエ
ノール、2,4−ジイソブチルフエノール及びそ
の誘導体)、4−ヒドロキシビフエニル、6−ヒ
ドロキシテトラリン、ビスフエノール(例えば、
イソプロピリデン−4,4′−ビスフエノール)、
ラクタム(例えば、ラウリルラクタム、ε−カプ
ロラクタム)、オキシム(例えば、メチルエチル
ケトキシム、アセトキシム、シクロヘキサノンオ
キシム)、ヒドロキシルアミン、シアンヒドリン
酸、重硫酸ナトリウム、テルチオブタノール、ジ
エチルマロナート、エチルアセトアセタート、
2,4−ペンタンジオール、アセチルアセトンジ
フエニルアミン、モノメチルアニリン、アリル−
メルカプタン、アルキル−メルカプタン、1−フ
エニル−3−メチル−5−ピラゾロン、などを用
いることができる。
水に溶解又は分散せしめることは、陰イオン性
接着剤のために酸基を有するジオールを用いて陽
イオン性接着のためにN−メチルジエタノールア
ミン、N−フエニルジエタノールアミン又はジア
ルキルアミノエチルアミンなどの窒素原子を含む
ジオールを用いて、実施することができる。溶液
の4〜9重量%、好ましくは4.5〜7.5重量%の溶
解剤を用いることができる。一般的に10〜65%、
好ましくは25〜45%の乾燥物質を含む溶液又は微
細分散液ができる。
上記成分を用いてつくつた層はガラス及び(又
は)プラスチツク材料のシートの間の接着層とし
て使用することができる。それはエネルギー吸収
特性を有することができる。それは、更に、ガラ
ス製支持体又はプラスチツク材料製支持体に既に
説明した熱硬化性ポリウレタン層を接着させるの
に用いることもできる。
本発明による方法は、非常に広い幅、例えば
0.01mm〜約1mmの厚みの1又は2以上の層を有す
る良好な光学的特性のシートを製造することに適
用することが可能である。
液体材料を供給しそして溶剤などの液体の蒸発
及び(又は)重合により層を固化させた後、形成
されたシートを張力下の可撓性支持体から分離す
る。この分離は、遅らせてシートを使用する瞬間
に実施するだけにすることができる。良好な光学
的特性のプラスチツク材料製シートを後で保存用
スペーサとして使用できる張力下の可撓性支持体
上への押出によつて製造することは、本発明の一
側面をなす。
保存用スペーサはポリエチレングリコールテレ
フタラート又は再生セルロース製の支持体自体で
あることができる。同様に、ポリビニルアルコー
ルのフイルムのような支持体上に予め付着させた
分離剤の薄いフイルムであつてもよい。この場合
プラスチツク材料製シートの製造後にそれをポリ
ビニルアルコール製フイルムと一緒に張力下の可
撓性支持体から分離し、ポリビニルアルコール製
フイルムをこのプラスチツク材料製シートを使用
する瞬間に例えば洗浄によつてシートから分離さ
れるにすぎない。
本発明は、同様に、加熱によつて皺が除去され
かつ完全に平滑にされた張力下の水平な支持体上
に良好な光学的特性の単層又は多層のプラスチツ
ク材料製シートを製造する、押出ラインをなす装
置をも提出する。
この押出ラインは複数の帯域に分けられる:即
ち、張力下の可撓性支持体を調製する少なくとも
1つの帯域、液体材料を供給する即ち押出する少
なくとも1つの帯域、その供給された材料を固化
する少なくとも1つの帯域、及び、形成されたシ
ートを巻取る前に冷却する少なくとも1つの帯域
である。
本発明によれば、押出ラインは、とりわけポリ
エチレングリコールテレフタラート又は再生セル
ローク製の平坦な支持体をなすために延伸されう
る小さな厚みの可撓性材料のリボンの配送手段、
リボンを引張つて可能な限り完全に平坦かつ水平
になすために上記リボンに長軸方向及び横軸方向
に牽引力を施す手段、このリボンを前進方向に連
続運動として駆動する手段、押出前にリボンの皺
を除去しかつ平滑にさせるために加熱する手段、
リボンに液体材料を少なくとも1箇所で押出す手
段、液体材料成分の重合及び(又は)揮発性成分
の蒸発によつて液体材料の固化をさせるために加
熱する手段、リボンをその使用幅にわたつてかつ
少なくと液体材料が供給される位置で水平に支持
する手段、からなつている。
この押出ラインの一態様によれば、リボンに引
張り力を施す手段は、本質的に、ラインの上流に
位置する少なくとも1個の抵抗性ローラと関連付
けられているラインの終点に位置する牽引ロー
ラ、及び、端部ホイールと呼ばれかつ可撓性リボ
ンの上下両面に横方向外側への成分を持つ力を施
すホイール、である。端部ホイールは調整可能な
動きを有し、リボンの前進方向に関するその傾斜
角度を変えることができ、その掴む力の大きさも
同様である。
一態様において、可撓性リボンはリボンに同時
かつ平行に配置された掴み道具で横方向に引張つ
てもよい。
押出ラインの終わりに形成されたシートを巻取
る手段がある。
本装置の一態様において、少なくとも液体材料
が供給される位置で可撓性リボンの使用の幅、即
ち、液体材料で覆われる幅にわたつてリボンを水
平に支持する手段は、可撓性リボンの下方の特別
の位置及び必要であれば押出ラインの他の位置に
配置したローラであることができる。
一態様において、可撓性リボンを押出の位置又
は可能ならばその他の位置で水平に支持する手段
は、有利には、それ自身が適当な部材、例えば、
ローラ又は直接フレームワーク自体で支持され
た、金属板又はガラス板であることができる。
この態様は、上記の板が、同時に、例えば電気
抵抗で加熱されて伝導によつて支持体のその帯域
へ熱を配るべく作用できるものであることが有利
である。
本押出ラインは、前記支持体が保存用スペーサ
として使用されない場合に、シートを前記支持体
から又は必要な場合にはシート及びその分離剤を
前記支持体から分離する手段を、更に含むことが
できる。
異物の存在によるシートの光学的欠陥を避ける
ために、押出ラインは、ダクト粒又はその他の粒
子が製造されたシート及び場合によつては支持体
(特にそれが保存用スペーサとして使用される場
合)に沈着するのを防止する手段、及び、場合に
より既に沈着してしまつたダスト粒を除去する清
浄化手段を、更に含むことができる。
粒子の沈着を防止する手段は物理的なスクリー
ンであることができる。こうして、押出ラインの
全体、又は押出帯域及び固化帯域などのラインの
部分を、ダストを除去し過空気を含む囲いの中
に置くことが可能である。
粒子の沈着を防止する手段は、同様に、シート
の周りの雰囲気をイオン化する静電気的線条であ
つてもよい。
シート清浄化手段は、必要であれば吸引手段と
組み合わせて、刷毛、レーキとして作用する刃、
清浄具であることができる。
一態様において、可撓性リボンを支持する手段
は、押出のための定着は一般的に除かれるが、押
出ラインの両側に横方向に配列された2本の水平
な棒の間に張つた金属製ワイヤである。これらの
ワイヤは相互に所定の距離で配置され、その距離
は押出の下流の押出材料が未だに非常に流動的で
ある領域ではかなり小さい。
金属製ワイヤの使用による有利の一つは、押出
用支持体シートとこれらのワイヤとの間の摩擦が
特に抑制されかつ従つて特に摩擦により発生する
静電気がかなり減少するという事実にもとづいて
生ずる。
他方において導電性ワイヤは電荷を除去するこ
とが可能である。
金属性ワイヤの使用によるもう1つの有利は、
硬質の支持体シートと張力下の可撓性支持体との
間に詰まり、そして可撓性支持体を損傷させ又は
更に押出層に表面の欠陥をつくることのあるダス
ト粒に防ぐことによるものである。
本発明による押出ラインについて、図面を参照
して説明する以下の記述によつて、本発明の他の
特性及び利点を更に明らかにする。
第1図は単一層シート製造用の押出ラインの概
略図である。
第2図は複数層を有するシートの製造の一態様
の概略図である。
第3図は第2図に示した態様の一部分の平面図
である。
第4図は線分−で切つた第2図の態様の横
断図である。
第5図は端部ホイール対を示している。
第1図に示されているように、押出ラインは、
例えば、ローヌ・プーラン社からTerphaneの名
で市販されている製品、又は、デユポン・デユ・
ヌムール社からMylarの名で市販されている製
品、などのポリエチレングリコールテレフタラー
ト製の幅約1.30メートル及び厚み約0.03ミリメー
トルのリボン2を供給するリール1からなつてい
る。
大きな屈曲を除去する平滑化ローラに要求され
る作用も併有する供給ローラ3及び4を通過した
後、リボンは、製造ラインの末端部に位置し、長
手方向の牽引力をつくつてリボンを延伸しかつ均
一な速度で前進させる引張りローラ5に掛けられ
る。リボンの両側に規則的に配列されたホイール
対6は、リボンの進行方向に関して傾斜してお
り、リボンの端部を掴み、外側への横方向成分を
有する力を作用させる。
一方においてゴム表面がリボンに十分な接着力
を有する引張りローラ5、及び他方において傾斜
ローラの同様な作用の下で、リボンは供給ローラ
4から可能な限り平坦かつ水平な状態に近づこう
とする引張り力を受ける。
押出ラインの上流部において、リボンは囲い7
を通過し、そこにはリボンを加熱する電気抵抗が
付されており、皺の除去及び表面のミカン肌の除
去を完了する。
加熱用囲い部の下流かつリボンの上法に、広い
幅の薄いスロツトを持つ押出ヘツド8がプラスチ
ツク材料10のシートを生成可能な液状材料9
を、コントロールされた規則的手法で供給するよ
うに作用する。適当な押出ヘツドは例えば仏国特
許公開第2347170号に記載されている。
引張りを受けたリボン上の押出ヘツドと垂直な
線内に、例えばガラス又はステンレス鋼製の適当
な厚さのプレート11がリボンを水平な位置に支
持している。それは電気抵抗で加熱されて、必要
な場合には、伝導によつて、プラスチツク材料の
押出に適当した理想的な温度条件を付与するため
に、リボの温度を増加させることができる。
押出ヘツドの下流でリボンは加熱用囲い12又
は乾燥炉を通過し、そこにおいて、押出層の温度
を上げ、排気ダクト13から排出する揮発性液体
の単純な蒸発によるか、又は押出成分の重合によ
るかのいずれかによつて、押出層を固化させる。
乾燥炉の下流で、リボンは、形成された固体層を
冷却させるのに十分な長さにわたつて、ずつと引
張り下にある。
製造ラインの終点において装置はローラ14を
含み、そこにプラスチツク材料のシート及び支持
体としての役割を担つてきたリボンの集合体が巻
取られる。
押出ラインにおけるそれぞれの帯域の長さは形
成されるべき層に依存する。
本質的にブロツクトポリウレタンからなり、か
つ積層ガラスにおける接着層として使用できるプ
ラスチツクシートの製造を参照して、本装置の機
能を以下に説明する。
このシートを製造するために、過剰なイソシア
ネート成分を公知の手法で用いかつ遊離のNCO
基をブロツキング剤でブロツキングして、ブロツ
クトポリウレタンの溶液又は分散体をまず最初に
調製する。ポリウレタンの成分は既述のものから
選択する。
プラスチツク材料のシートを形成するために、
牽引ローラ5を始動させて可撓性のリボン2を張
力の下で引張りかつ約0.5メートル毎分の速度に
おく。可撓性リボンは上流の供給ローラ4と牽引
ローラ5との間で引張りを受け、その端部はホイ
ール6で掴まれかつ外側へ引かれる。ラインの長
さは約5メートルである。
囲い7においてリボンは約80〜90℃の温度に加
熱される。この加熱は張力と結びついて、リボン
に平滑な表面を与え、皺とミカン肌とを除去す
る。
ダクト15は前以つて調製したポリウレタンの
溶液又は水系分散体を押出ヘツド8へ向けて供給
する。押出ヘツドで押出された液体材料は引張り
の下の可撓性のリボン上に約1メートルの幅を持
つ均一な厚さのプラスチツク材料の液体層をな
し、水の蒸発及び約120℃の温度に導かれる加熱
炉12の通過によつて次第に固体層10へ固化す
る。加熱炉を出たときプラスチツク材料層は完全
に固化しており、約0.03mmの均一な厚みを有す
る。それから自由な空気で冷却した後、スペーサ
として働くTERPHANE支持体と同時にリール
14に巻取る。
第2図は本発明による製造ラインの一態様を示
している。このラインは、高い光学特性の2層か
らなるプラスチツク材料製シートをつくる装置で
ある。
このラインは、先行の態様のように、ポリエチ
レングリコールテレフタラート製の幅約1.3メー
トル及び厚み約0.03メートルのリボン17用に供
給ローラ16を含んでいる。
必要な場合に屈曲と皺を除去する機能を有する
供給ローラ18,19及び20のところを通過
後、リボンは長手方向に牽引力を生じさせてリボ
ンを張力下におきかつ均一な速度で進行させる牽
引ローラ21に掛けられる。同時にリボンは、第
3図に示されているように、リボンの前進方向に
関して僅かに傾いている各サイドに配置されたホ
イール対22にかけられて、斜めの引張り力を生
じる。
製造ラインの殆んど全体について、リボンは、
図示されていないフレームワークで支持されたロ
ーラ24上に置かれた連続的固定床をなすガラス
板23の上に、配置されている。
押出ラインの上流部で、リボンは電気抵抗26
を付設された囲い25を通過し、これは、皺及び
屈曲の除去処理を完了させかつそれにミカン肌の
ない良好な表面状態を与えるために、リボンを加
熱する。
この最初の囲いの下流に、押出ラインは、先行
の態様におけるように大きい幅の狭いスリツトを
持つ2個の押出ヘツド27及び28をともなつて
おり、それぞれの後には加熱・固化炉29及び3
0が続いている。これらの炉は第4図に関連して
以下に述べるように一連の囲いからなつている。
押出ラインは、支持体リボン及び形成された又
は形成処理中のプラスチツク材料層から静電気を
除去する手段を、更に含むことができる。この手
段は静電気除去線条31であつてよい。
場合によつては、押出ラインは、支持体リボン
及びプラスチツク材料層に付着したダスト及びそ
の他の粒子を除去する清浄化手段を含むことがで
きる。この手段はスクレーバ、ブラシ、清浄具又
はアスピレータであつてよい。
横方向のリボンの位置を指示す図示せざる検出
装置を付設することができる。リボンが横方向に
移動した場合、例えば、特定の端部ホイールの引
力に作用して、リボンを中央に戻す自動的装置と
して働くことができる。
第4図は乾燥又は固化用の炉の断面を示してい
る。この炉は一連の囲いからなり、それぞれフレ
ームワーク33の上に置いた下方部32及び必要
な場合にリボンへ近づけることを可能とするため
に下方部32と分離することができる上方部34
からなつている。囲いの末端には、リボンと形成
された層の通過のための開口を有する前方壁が付
いている。絶縁された金属板の二重壁35で形成
された囲いは、リボン17の下方に配置されたガ
ラス板23を支持するローラを通し、かつホイー
ル22と近づいてその調整を可能ならしめるため
の側方の開口36及び37を有している。ホイー
ル22は端から約2cmのところで可撓性リボンの
端部38を掴む。リボンの上方に、囲いは、ブラ
ケツト40を用いて上方ガラス板41を支持し、
リボン及び形成され又は形成中の層をダストから
保護するトンネルを成す、垂直の仕切り39を含
んでいる。
導線42で電源に接続された電気抵抗26がリ
ボンの両側に配置されている。形成されるべき層
の性質に応じて、下側若しくは上側だけから又は
別に両側から加熱されることが好ましい。
囲いの上部には、囲いの中央部と開口44で接
続され、かつ図示されていない付属の吸引手段と
ダクト53で接続された、二重のベンチレーシヨ
ンダクト43が載置されている。二重ベンチレー
シヨンダクトは溶剤の蒸気及び層の固化時に発生
するその他の蒸発物を除去する目的を有する。
第5図は端部ホイール対22を示す。固定軸の
まわりをベアリングで回転すべく取り付けられた
これらゴム製ホイールは、約3cmの直径及び約1
cmの幅を有している。下側ホイール22aの軸4
5は、装置のフレームに関して集合体の傾斜及び
高さの調整を可能にする棒材47の上にある本体
46に固定されている。上側ホイール22bの軸
48は、水平軸50のまわりを旋回する部材49
に固定されている。作業位置において2本の軸4
5及び48は平行である。(上側ホイールは作業
位置と休止位置との中間位置を併記してある。) ピボツト部材48及び下側の軸45のカラー5
2に設けられた穴51は、ホイールでリボンに加
える握持力を決定するバネ57による連結を可能
ならしめる。
熱硬化性ポリウレタンから本質的になる耐引裂
性及び自己回復性の層、及び、前述のようにブロ
ツキングされたポリウレタンから本質的になる接
着特性を有する層、からなるプラスチツク材料の
シートの製造について、上記態様の装置の操作を
説明する。
リール16で供給されるTERPHANEのリボ
ン17は供給ローラ18,19及び20を通過し
て、牽引ローラによる牽引と上流に配置されたロ
ーラの抵抗によつて張力を受けるが、牽引ローラ
はさらに0.5メートル毎分の速度の規則的な前進
運動をリボンに与える一方、他方において、例え
ば50cm間隔で置かれたホイール対22によつてリ
ボンは引張り力を受ける。
囲い25を通過すると、リボンは電気抵抗手段
26で約80〜90℃の温度に加熱されてリボンの表
面のミカン肌の外観と皺が除去される。
支持体の温度は、電気抵抗26が所望の温度に
加熱するガラス板23及び41によつて押出ライ
ン上で調整される。
第一押出ヘツド27を用いて、接着特性を有す
る層を形成可能な液体材料、即ち、ブロツクトポ
リウレタンの水系分散体又は溶液が供給される。
それから、この供給された層は、炉29を通過
し、電気抵抗26によつて約120℃の温度に導か
れる。水が蒸発し;蒸気は開口44から出て、排
気ダクト53が付設されたベンチレーシヨンダク
ト43で吸引される。
炉29からの出口において、形成された層は約
0.02mmの厚みを有している。
第二押出ヘツド28を用いて、熱硬化性ポリウ
レタンを生成可能な反応成分の混合物を含有して
いる材料を第一固化層上に押出す。この第二層
は、特に第二炉43を通過して約100℃の温度に
上昇させられた時に、重合によつて固化する。乾
燥炉43の出口において、この第二層は約0.5mm
の厚みを有している。それから2層を持つこのシ
ートは自由な空気で冷却される。牽引ローラ21
及び供給ローラ54及び55のところを通過後、
それはTERPHANEの支持体と共にローラ56
に巻取られ、そして保存される。
同様な押出ラインは、仏国特許公開第2398606
号に記載の、即ち、熱可塑性材料層及び熱硬化性
ポリウレタン層、のような2つの層を有するプラ
スチツク材料のシートを製造するため使用するこ
とができる。
この場合、上述の手法を遂行するけれども、前
記仏国特許公開に記載された熱可塑性材料の有機
溶液の押出によつて第一層を形成し、約100℃の
温度の第一乾燥炉の通過によつて溶剤を蒸発さ
せ、それから熱硬化性ポリウレタンの第2層を押
出する。
同様にして、先ず最初に熱硬化性ポリウレタン
層を形成し、それからその層の少なくとも部分的
な重合の後でその上に接着層を形成する、第二の
製造ラインを用いて2層を持つシートをつくるこ
とも可能である。
この場合、支持体と最終的に形成される層の強
すぎる接着を避けるために、反応性成分の押出前
に支持体リボンを処理することが好ましい。この
ような処理は、リボンの加熱の前又は後に、分離
剤(例えば、仏国特許公開第2383000号に記載の
ように改質されたエチレンオキサイドの付加生成
物あを吹き付けて付着させることからなることが
できる。
更に、TERPHANEのリボン上にポリビニル
アルコールのフイルムを形成し、これで保存用中
間体の役目の支持体を置き換えることが可能であ
る。
第二の製造ラインを用いて、例えばもつと大き
な厚みを得ることが望ましい場合に、同じプラス
チツク材料の2層を有するシートをつくることも
可能である。
本発明に依るその他の製造ラインは、複数の押
出及び可変的乾燥のステーシヨン(2箇所より多
くてもよい)を含むことができる。
例えば、エネルギー吸収特性を持つに十分な厚
みを有するプラスチツク材料のシートをつくるた
めに、例えば仏国特許公開第2398606号に記載の
熱可塑性ポリウレタン、又は上述のブロツクトポ
リウレタンによる3,4又はさらに多くの後続層
を押出して、多層シートを形成することが可能で
ある。
本発明により製造したプラスチツク材料シート
はすべて良好な光学特性を有しており、従つて、
自動車用窓ガラス、窓、マスク、スクリーン、眼
鏡、などの積層ガラスの製造に利用することがで
きる。
本発明の範囲内において、複数の層を持つシー
トを構成する要素の一つとして張力下の可撓性支
持体を使用することも可能である。例えば、熱硬
化性ポリウレタンの耐引裂性かつ自己回復性の層
で覆つたポリウレタングリコールテレフタラート
の層からなる複合シートをつくることが可能であ
る。押出支持体の被覆せざる表面に後から接着層
を付着させることができる。有利には、接着性表
面を有する自己接着性の支持体を使用し、耐引裂
性かつ自己回復性の層を反対側表面に押出するこ
とができる。こうして、ガラス又はプラスチツク
材料の支持体に現場接着する複合シートをつくる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は単一層のシートを製造するのに用いる
押出ラインの概略図であり、第2図は複数層のシ
ートを製造する態様の概略図であり、第3図は第
2図の態様の一部分の平面図であり、第4図は第
2図の線−で切つた断面図であり、そして、
第5図は端部ホイール対を示す図である。 1……リール、2……リボン、3,4……供給
ローラ、5……引張りローラ、6……ホイール
対、7……囲い、8……押出ヘツド、9……液体
材料、10……プラスチツク材料、11……ガラ
ス板、12……加熱用囲い、13……吸引ダク
ト、14……ローラ、16……供給ローラ、17
……リボン、18〜20……供給ローラ、21…
…牽引ローラ、22……ホイール対、23……ガ
ラス板、24……囲い、26……電気抵抗、2
7,28……押出ヘツド、29,30……炉、3
1……静電気除去線条、32……囲い下部、33
……フレーム、34……囲い上部、36,37…
…側方開口、41……ガラス板、42……導線、
43……ベンチレーシヨンダクト、44……開
口、53……排気ダクト、56……ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平坦な移動支持体上に少なくとも1種の液体
    材料を供給して少なくとも1層を形成し、形成さ
    れた層を加熱して固化して良好な光学的特性を有
    するプラスチツク材料製シート10を製造する方
    法において、プラスチツク材料を生成する前記液
    体材料を長手方向及び横断方向に張力をかけられ
    た可撓性支持体2,17上に供給し、該可撓性支
    持体は前記液体材料の供給の直前に加熱させれ皺
    がなく完全に平滑な表面にされており、かつこの
    可撓性支持体自身は少なくとも前記液体材料が供
    給される位置に配置された固定テーブル11,2
    3上を通過することを特徴とするプラスチツク材
    料製シートの製造方法。 2 プラスチツク材料を生成する前記液体材料
    が、ポリエチレングリコールテレフタラート及び
    再生セルロースから選択した材料からなりかつ張
    力下にある厚みの小さい可撓性支持体上に供給さ
    れる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記可撓性支持体が僅かに伸延を受けた状態
    にされて上で前記液体材料が供給される、特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4 張力下の前記可撓性支持体が、高温のガラス
    又は金属製プレートを用いて輻射又は伝導により
    局部的に加熱される、特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の方法。 5 プラスチツク材料を提供する前記液体材料
    が、分離剤を先行的に付された張力下の可撓性支
    持体上に供給される、特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載の方法。 6 張力下の前記可撓性支持体が前記プラスチツ
    ク材料製シートの一部を成す、特許請求の範囲第
    1項ないし第4項のいずれかに記載の方法。 7 前記プラスチツク材料製シートを固化後に巻
    き取る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 前記プラスチツク材料が固化した後に押出支
    持体上の分離剤でそれを分離する、特許請求の範
    囲第7項記載の方法。 9 良好な光学的特性の複数層を有するプラスチ
    ツク材料製シートを製造する、特許請求の範囲第
    1項ないし第8項のいずれかに記載の方法。 10 前記プラスチツク材料製シートがエネルギ
    ー吸収特性を有する、特許請求の範囲第9項記載
    の方法。 11 前記連続層をなす材料がそれぞれ相違す
    る、特許請求の範囲第10項記載の方法。 12 少なくとも1つのポリウレタン層を有する
    シートを製造する、特許請求の範囲第1項ないし
    第8項のいずれかに記載の方法。 13 耐引裂性及び自己回復性の特性を有する熱
    硬化性ポリウレタン層からなるシートを製造す
    る、特許請求の範囲第12項記載の方法。 14 前記ポリウレタン製シートが接着特性を有
    するポリウレタン層を含んでいる、特許請求の範
    囲第12項又は第13項記載の方法。 15 前記の接着特性を有するポリウレタン層が
    ブロツクトポリウレタンである、特許請求の範囲
    第14項記載の方法。 16 張力下の可撓性支持体を一要素として含む
    複合シートを製造する特許請求の範囲第8項記載
    の方法。 17 張力下の前記可撓性支持体が接着性の表面
    を有する、特許請求の範囲第16項記載の方法。 18 薄い可撓性支持体を配送する手段、前記可
    撓性支持体を長手方向及び横断方向に張力下に置
    き可能な限り平坦にする手段、押出されるべき材
    料が供給される直前に予め前記可撓性支持体を加
    熱して該可撓性支持体を皺がなく平滑な表面にす
    る手段、押出されるべき材料を液状で供給する手
    段、前記により形成された層の固化を実施するた
    めに加熱する手段、及び少なくとも前記液体材料
    が供給される位置においてその使用の幅にわたつ
    て前記可撓性支持体を水平に支持する固定テーブ
    ル、からなることを特徴とする良好な光学的特性
    を有するプラスチツク材料製シートを製造する装
    置。 19 張力下の前記可撓性支持体がポリエチレン
    グリコールテレフタラート及び再生セルロースか
    ら選択された、特許請求の範囲第18項記載の装
    置。 20 前記可撓性支持体が0.01〜0.08mmの厚みを
    有する、特許請求の範囲第18項又は第19項記
    載の装置。 21 可撓性支持体を張力下におく前記手段が、
    少なくとも1個の牽引ローラであつてそれに抵抗
    する少なくとも1個のローラと連合されたもの
    と、外向き横方向の力を作用せしめる手段とであ
    る、特許請求の範囲第18項ないし第20項のい
    ずれかに記載の装置。 22 ガラス板及び電気抵抗をそれぞれ含んでい
    る一連の囲いからなる乾燥及び固化炉を、少なく
    とも1つ更に含んでいる、特許請求の範囲第18
    項ないし第21項のいずれかに記載の装置。 23 前記の押出及び固化の帯域が濾過された空
    気を含んでいる囲いの中に位置する、特許請求の
    範囲第18項ないし第22項のいずれかに記載の
    装置。 24 清掃手段を更に含んでいる、特許請求の範
    囲第18項ないし第23項のいずれかに記載の装
    置。 25 前記可撓性支持体を支持するために横方向
    に張られた金属製ワイヤを更に含んでいる、特許
    請求の範囲第18項ないし第24項のいずれかに
    記載の装置。 26 前記牽引ローラが、前記リボンの端部に配
    置されかつ前記可撓性支持体の前進方向に関して
    外側へ配向されたホイール対と関連付けられてい
    る、特許請求の範囲第21項記載の装置。 27 可撓性支持体の端部に沿つて配列された前
    記ホイールが調整可能な作用を有する、特許請求
    の範囲第26項記載の装置。 28 前記ホイールが、前記可撓性支持体の前進
    方向に関してその配向を修正することが可能な系
    で装着されている、特許請求の範囲第27項記載
    の装置。 29 前記ホイールが、前記可撓性支持体を掴む
    作用の調整が可能な少なくとも1個のバネを含ん
    でいる、特許請求の範囲第27項又は第28項記
    載の装置。 30 ガラス板及び電気抵抗をそれぞれ含んでい
    る一連の囲いからなる乾燥及び固化炉を、少なく
    とも1つ更に含んでいる、特許請求の範囲第21
    項ないし第29項のいずれかに記載の装置。 31 前記の押出及び固化の帯域が濾過された空
    気を含んでいる囲いの中に位置する、特許請求の
    範囲第21項ないし第30項のいずれかに記載の
    装置。 32 清掃手段を更に含んでいる、特許請求の範
    囲第21項ないし第31項のいずれかに記載の装
    置。 33 前記可撓性支持体を支持するために横方向
    に張られた金属製ワイヤを更に含んでいる、特許
    請求の範囲第21項ないし第32項のいずれかに
    記載の装置。
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