JPH0351477B2 - - Google Patents

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JPH0351477B2
JPH0351477B2 JP58117794A JP11779483A JPH0351477B2 JP H0351477 B2 JPH0351477 B2 JP H0351477B2 JP 58117794 A JP58117794 A JP 58117794A JP 11779483 A JP11779483 A JP 11779483A JP H0351477 B2 JPH0351477 B2 JP H0351477B2
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JP
Japan
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pipe
mixture
piping
abrasive material
diameter
Prior art date
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JP58117794A
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JPS607987A (ja
Inventor
Kyonori Niino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication of JPS607987A publication Critical patent/JPS607987A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、研掃材と搬送用気体との混合体を用
いるレジユース配管のパイプ内壁洗浄工法の改良
に係り、配管路の全内壁面をより均一に研削洗浄
し得るようにしたパイプ内壁洗浄方法に関する。 出願人は先きに、研掃材と搬送用気体との混合
体を用いてレジユース配管の内壁面を洗浄する工
法を開発し、特公昭57−60071号として公開して
いる。即ち、第1図に示す如くレジユース配管1
の細径管1aの開口部より、硅砂等の研掃材2と
圧縮空気等の搬送用気体3との混合体4を噴出す
ると共に、レジユース配管の各拡径部に設けられ
ている分岐枝管5,6,7の開口部より加速調整
用気体8,9,10を夫々供給し、該加速調整用
気体の供給量を細径管側から順次調整することに
より、レジユース配管を構成する各配管11,1
2,13内を流通する研掃材と搬送用気体の混合
体の流量を、各配管口径に応じた最適値に調整す
ることを基本とするものである。尚、第1図に於
いて、14はコンプレツサー、15は研掃材(硅
砂)タンク、16は混合エジエクター、17は加
速器、18は研掃材の回収装置である。 前記第1図の工法は、配管口径が順次異なつて
行く所謂レジユース配管であつても、各配管内の
混合体の流量が最適値に保持されるため、比較的
長いレジユース配管の全内壁面を均一に研削洗浄
することができ、太径配管側の研削が不十分にな
つたり、或いは細径配管側が深研削になつてパイ
プに損傷を生じたりすることが全く無く、優れた
実用的効用を有するものである。 然し乍ら、前記実公昭57−60071号に係る技術
にも解決すべき問題点が多く残されている。例え
ば前記工法に於いては、配管内の夫々の拡径部の
端部へ加速調整用気体を供給し、これによつて配
管内を流通する混合体4の流速を調整して研掃材
の速度を上昇させ、混合体4内の研掃材密度の減
少による研削性能の低下を相殺するようにしてい
る。即ち、混合体内の研削材密度は太口径管側ほ
ど少なくなり、それに伴なつて研削能力も相対的
に低下するが、混合体の流速を上げて研削材の運
動エネルギーを増すことにより、前記研削材密度
の減少による研削洗浄能力の低下を相殺するよう
にしている。 而して、各配管11,12,13の口径が1B
〜2B位いのレジユース配管に於いては、前記研
削材密度の減少による研削洗浄能力の低下を、混
合体の流速調整で略完全に相殺することが可能で
ある。しかし乍ら、レジユース配管内に3B以上
の口径の配管がある場合には、研削材密度の減少
による研削洗浄能力の低下を混合流体の流速調整
のみでは完全に相殺することが困難となり、太径
配管側に研削斑を生じ易いという問題がある。 又、研削洗浄能力を高めるために太径配管側の
混合体の流速を高めた場合には、管内壁面に部分
的な深研削条を生じたり、管路の局部内壁面に深
研削による損傷を生じるという問題がある。 更に、配管の拡径部の端部へ加速調整用気体の
みを供給しているため、各分岐枝管を同時に研削
洗浄することは不可能であり、作業能率上不都合
を生じる場合が屡々ある。 本発明は、前記特公昭57−60071号に於ける上
述の如き問題の解決を課題とするものであり、口
径差の比較的大きな配管部分より成るレジユース
配管に於いても、パイプ内壁面に損傷を全く生ず
ることなく、然かも高能率で長い配管の全長に亘
つて均一な研削洗浄を行えると共に、分岐枝管の
洗浄をも同時に行なえるようにした、レジユース
配管のパイプ内壁洗浄方法提供を目的とするもの
である。 本件発明は、レジユース配管に於いて、当該配
管の細径管側の開口部より、気体と研掃材との混
合体に搬送用気体を加えた混合体を噴射すると共
に、配管内の各分岐枝管の開口端より、気体と研
掃材との混合体に搬送用気体を加えた調整用混合
体を供給し、当該調整用混合体の供給量を調整す
ることにより、レジユース配管内を流通する混合
体の流量並びにその研掃材密度を配管口径に応じ
た最適値に調整することを発明の基本構成とする
ものである。 以下、第2図に示す本発明の一実施例に基づい
てその詳細を説明する。図に於いて1はレジユー
ス配管、1a,1b,1cは口径の夫々異なる配
管、5,6,7はレジユース配管の一部を形成す
る分岐枝管である。又、14はコンプレツサー、
19は圧力調整器、20はドレーンセパレータ、
21a〜21eは流量計である。 15は研掃材タンクであり、研掃材2として硅
砂(4〜6号)が貯留されている。尚、本実施例
では研掃材2として硅砂を使用しているが、硅砂
以外の研掃材であつてもよいことは勿論である。 16は混合エジエクターであり、研掃材タンク
15から適宜量の硅砂2を吸引して空気流と混合
する。17a〜17dは細径管1a及び各分岐枝
管5,6,7の端部開口へ接続した研掃材の加速
器であり、混合エジエクター16から出た空気流
と硅砂との混合体A1〜A4内へ搬送用空気B1〜B4
を噴射することにより、前記混合体A1〜A4を増
速する。 18は研掃材の回収装置であり、レジユーサ配
管内を通過してきた搬送用気体と研掃材の混合体
から、研掃材及び剥離されたスケール等の固形物
を分離回収する。 次に本発明によるパイプ内壁面の洗浄方法につ
いて説明する。 先ず、コンプレツサ14を起動し、圧力調整器
19で3〜10Kg/cm2の圧力に調整した加圧空気を
各加速器17a〜17d、混合エジエクター16
及び研掃材タンク15へ供給する。タンク15の
加圧及びエジエクター16の吸引作用により、一
定量の硅砂2と空気流とが十分に混合され、硅砂
2と空気流との混合体A1〜A4が各加速器17a
〜17dへ供給される。尚、混合エジエクター1
6に於ける硅砂2と空気との混合率は0.5〜3
Kg/Nm3に設定されており、当該混合率はパイプ
内壁面のスケール量によつて適宜に調整される。 各加速器17a〜17dへは前述の如く搬送用
空気流B1〜B4が夫々別に供給されており、前記
混合体A1〜A4内へ搬送用空気流B1〜B4を噴射す
ることにより、混合体A1〜A4は高速の旋回流と
なつて配管内へ噴射されて行く。 本発明に於いては、先ず細径側の配管1aの開
口端から、空気と硅砂との混合体A1に適宜量の
搬送用空気B1を加えて形成した、搬送用気体と
研掃材2とより成る混合体4aを噴射する。この
時、配管1a内へ噴射する混合体の流量はその口
径に応じて調整され、通常下表の如き範囲の流量
値に設定される。
【表】 尚、実験結果によれば、混合エジエクター16
に於ける研掃材の混合率を0.5〜3Kg/Nm3とし
た場合、前記混合体4の流量は配管サイズが1B
で3m3/min、1 1/4Bで4.7m3/min、1 1/2B
で6.8m3/min、2Bで12m3/min、3Bで27m3
minが洗浄能率やパイプ内壁面の損傷防止等の点
から最適であり、且つレジユース配管の場合に
は、配管の各部を流通する混合体4内の研削材密
度即ち研掃材の混合率が一定であるほど、配管の
全長に亘つて均一な斑の無い研削洗浄が出来るこ
とが確認されている。 先ず、バルブ22a,22bを調整し、配管1
a内を流通する混合体4aの流量及びその研掃材
密度を配管1aの口径に適した値に調整する。例
えば配管1aが1Bのサイズであれば、流量計2
1eの読みQaが略3m3/minとなるようにバル
ブ23aを調整すると共に、流量計21eと流量
計21aの差(又は流量計24a)から混合体A
の流量Qa′を求め、エジエクター16で測定した
混合体Aの硅砂含有率S′(0.5〜3Kg/Nm3)と前
記流量Qa′より配管1a内を流通する混合体4a
内の硅砂密度S(Kg/Nm3)を求める。 次に、バルブ22b,23bを調整して分岐配
管5内へ調整用混合体4b′を供給し、配管1b内
を流れる混合体4bの流量が所定の流量Qbにな
り、且つ混合体4bの研削材密度が前記S(Kg/
Nm3)と略同一になるように、前記調整用混合体
4b′の流量並びにその硅砂含有率を調整する。 同様な操作をバルブ22c,23c並びにバル
ブ22d,23dについて行ない、レジユース配
管の各配管部1a〜1d内を流通する混合体4a
〜4dの流量Qa〜Qdを夫々の管サイズに応じた
最適値に保持すると共に、各配管部1a〜1d内
を流通する混合体4a〜4dの研削材密度を略一
定値に保持した状態でパイプ内壁洗浄を行なう。 尚、通常の標準的なレジユース配管に於いて
は、各分岐管5,6,7の管サイズに適応した混
合体4b′〜4d′とすることにより、配管1b,1
c,1d内の混合体4b〜4dの流量Qb〜Qd並
びにその硅砂密度が自動的に略最適値となる場合
が多く、実際の施工上極めて便宜である。又、前
記実施例にあつては、バルブ22a,23a、バ
ルブ22b,23b、バルブ22c,23c、バ
ルブ22d,23dの順に各バルブを調整するよ
うにしているが、配管サイズが予かじめ判明して
いるような場合には、各バルブの開度を予かじめ
所望の流量を与えるように調整しておき、コンプ
レツサー14から圧縮空気を供給すると同時に、
最適条件の下に研削洗浄が開始されるようにして
もよいことは勿論である。 レジユース配管の最太径管側より排出された混
合体には、回収装置18の手前で噴霧水が加えら
れ、加湿された混合体は、前記回収装置18内で
気体と固形物(研掃材+スケール)に分離され
る。 尚、前記実施例に於いては、各分岐枝管の末端
開口から調整用混合体4b′〜4d′を供給するよう
にしているが、配管1の拡径端部に別に開口部を
設け、ここから直接調整用混合体を供給するよう
にしてもよい。又、管路の口径差の小さい場合に
は、調整用混合体の供給箇所を適宜に減らしても
よい。 本発明は上述の通り、レジユース配管に於ける
管径の夫々異なる配管部へ分岐用枝管等を通して
調整用混合体を供給し、各配管部内を流通する搬
送用気体と研掃材から成る混合体の流量を各配管
口径に応じた最適値とすると共に、各配管部を流
通する前記混合体の研掃材密度を略一定に保持す
るようにしている。その結果、レジユース配管の
管路内壁面を従前の如何なる技術よりもより均一
に研削洗浄することができると共に、処理亘長も
大幅に延伸でき、然かも研削洗浄能率が大幅に向
上する。 又、分岐枝管の端部開口から調整用混合体を供
給する場合には、枝管そのものの洗浄も併せて行
なうことができ、レジユース配管全体としての洗
浄作業能率が大幅に向上する。 本発明は上述の通り、優れた実用的効用を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のレジユース配管の洗浄工法の実
施系統図である。第2図は本発明に係るレジユー
ス配管の洗浄方法の実施系統図である。 A1〜A4……混合体、B1〜B4……搬送用気体、
S……研掃材密度、1……レジユース配管、1a
〜1d……レジユース配管の各配管部、2……研
掃材、4a〜4d……混合体、4b′〜4d′……調
整用混合体、5,6,7……分岐枝管、17a〜
17d……加速器、22a〜22d……調整バル
ブ、23a〜23d……調整バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レジユース配管に於いて、当該配管の細径管
    側の開口端より、気体と研掃材との混合体に搬送
    用気体を加えた混合体を噴射すると共に、配管内
    の各分岐枝管の開口端より、気体と研掃材との混
    合体に搬送用気体を加えた調整用混合体を供給
    し、当該調整用混合体の供給量を調整することに
    より、レジユース配管内を流通する混合体の流量
    並びにその研掃材密度を配管口径に応じた最適値
    に調整することを特徴とするレジユース配管のパ
    イプ内壁洗浄方法。
JP58117794A 1983-06-28 1983-06-28 レジユ−ス配管のパイプ内壁洗浄方法 Granted JPS607987A (ja)

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JP58117794A JPS607987A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 レジユ−ス配管のパイプ内壁洗浄方法

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JPS607987A JPS607987A (ja) 1985-01-16
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63248488A (ja) * 1987-04-01 1988-10-14 日本軽金属株式会社 分岐管路内壁面のクリ−ニング方法
US10744601B2 (en) 2015-08-07 2020-08-18 Bellman-Melcor Development, Llc Bonded brazing ring system and method for adhering a brazing ring to a tube

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691881A (en) * 1979-12-25 1981-07-25 Nippon Plant Service Center Kk Method of washing inwall of pipe of reduced piping

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