JPH0350774Y2 - - Google Patents

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JPH0350774Y2
JPH0350774Y2 JP1985202484U JP20248485U JPH0350774Y2 JP H0350774 Y2 JPH0350774 Y2 JP H0350774Y2 JP 1985202484 U JP1985202484 U JP 1985202484U JP 20248485 U JP20248485 U JP 20248485U JP H0350774 Y2 JPH0350774 Y2 JP H0350774Y2
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JP
Japan
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hook
slider
winder
folding chair
linear body
Prior art date
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JP1985202484U
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English (en)
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JPS62107749U (ja
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、背もたれ及び前脚用の枠の中間部に
着座部と後脚用の枠とを連動的に枢着させて成る
折畳椅子を複数個折畳んで壁等に立てかける際
に、椅子がずれて倒れないようにする折畳椅子の
倒れ防止具に関するものである。
〔従来の技術と考案が解決しようとする問題点〕
この種の折畳椅子は、第4図aに示すように前
脚及び背もたれ用枠1の中間部に着座部2及び後
脚用枠3が不使用時に縦方向に折畳めるように枢
着されている。そして複数個を整理する場合、第
4図bに示すように、壁に順に立てかけるとずれ
て崩れることがしばしばある。このようなずれを
防止するには端部に重畳物を置くことが考えられ
るが見掛け上好ましくなく、重畳物を用意するの
も厄介である。その外、脚の底面水平アームにラ
バー等のすべり止めを装着したのも周知である
が、個々の椅子に余分の部品を要し、ずれ防止も
必ずしも確実ではない。
よつて、本考案は、縦方向に折畳み可能な椅子
を壁に複数個順に立てかける際のずれ又はそれに
よる崩れを防止する倒れ防止具を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段と作用〕
本考案は、この目的を達成するために、線状体
を自動的に巻取る巻取器と、巻取器から引出され
た線状体の先端に取付けられ、かつ巻取器側に開
口して折畳椅子の脚部に係合する第1のフツク
と、線状体を挿通させて滑動し、この滑動を拘束
するロツク機構及びこのロツク機構による拘束を
手動操作で解除するハンドルを備えたスライダ
と、このスライダに設けられ、かつ第1のフツク
側に開口して同様に折畳椅子の脚部に係合する第
2のフツクとを備えたことを特徴としている。
折畳まれて壁に立てかけた任意の複数個の折畳
椅子の脚部間に対応してスライダを位置調整し、
ハンドル操作でスライダが滑動しないようにロツ
クする。そして、両側のフツクが壁寄り及び離れ
た椅子の脚部に係止されることにより、脚部間が
拘束されて折畳椅子のずれが防止される。その
際、余分な線状体は巻取器で自動的に巻取られ
る。
〔考案の実施例〕
第1図において、10は折畳椅子の倒れ防止具
であり、線状体としてのワイヤ11と、その後端
に取付けられてワイヤ11を自動的に巻取る巻取
器12と、ワイヤ11の先端に取付けられて巻取
器12側に開口したフツク13と、ワイヤ11を
挿通させて滑動すると共にワイヤ11に対するそ
の滑動を拘束可能になつたロツク機構付きスライ
ダ14と、このスライダに形成され、かつフツク
13側へ開口したフツク15とから構成されてい
る。滑動を拘束するためのロツク機構は、スライ
ダ14の方形ブロツク部14aに回動可能に取付
けられたハンドル17と、このハンドルのクラン
ク形状部の先端に取付けられた弾性体18と、こ
の弾性体がハンドル17で上方からワイヤ11の
側方へ回動されてきたときにこれと共にこのワイ
ヤ11を挟持するベース19とから構成されてい
る。
使用に際しては、第2図に示すように、先ず壁
に立てかけられた多数の折畳椅子20の例えば最
も壁寄り椅子の後脚枠の水平パイプにフツク13
を係止する。次いで、ハンドル17を下方へ回動
させてワイヤ11をフリーにした状態でフツク1
5を最も後の折畳椅子20に位置付する。そして
折畳椅子20の相互間隔を緊密にした状態でフツ
ク15をその前脚枠の水平パイプに係止させ、ハ
ンドル17を上方へ回動させてフツク13,15
の間隔を固定する。
尚、フツク13,15の係止位置或はワイヤ1
1の経路は種々考えられる。例えばワイヤ11で
折畳椅子20の全体を巻回して同一パイプにフツ
ク13,15を逆方向に係止させることもでき
る。また、本考案はコンベツクス型メジヤーの構
造を応用することもできる。即ち、線状体をベル
トとし、第2のフツクはロツク機構付スライダと
して機能するバツクルに形成することにより、コ
ンベツクス型メジヤーと同様程度にコンパクトに
構成できる。
第3図は、さらに別の実施例を示すもので、線
状体21の先端は分岐して2個のフツク23,2
3aが接続し、ロツク機構付スライダ24からも
2本の線状体が導出されてそれぞれフツク25,
25aが接続している。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば折畳まれて壁に立てかけ
た任意の複数個の折畳椅子の脚部間が、線状体先
端及び滑動位置を調整されたロツク機構付スライ
ダのフツクに係止された状態で固定され、したが
つて折畳椅子のずれ、崩れが防止される。その
際、余分な線状体は巻取器で自動的に巻取られ
る。使用方法も、スライダの位置調整、そのハン
ドル操作及びフツクの装着だけの作業で簡単に済
み、しかもコンパクトに構成できるために保管も
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例による折畳椅子の倒
れ防止具の斜視図、第1図bはそのA線断面図、
第2図はその使用状態を示す側面図、第3図は別
の実施例による防止具の使用状態図並びに第4図
aは本考案の倒れ防止具の使用対象となる折畳椅
子を例示する概略斜視図及び第4図bはその折畳
椅子を整理りした状態を示す図である。 11……ワイヤ、12……巻取器、13,1
5,23,23a,25,25a,……フツク、
14,24……スライダ、21……線状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線状体を自動的に巻取る巻取器と、前記線状体
    の先端に取付けられ、かつ前記巻取器側に開口し
    て折畳椅子の脚部に係合する第1のフツクと、前
    記巻取器から引出された前記線状体を挿通させて
    滑動し、この滑動を拘束するロツク機構及びこの
    ロツク機構による前記拘束を手動操作で解除する
    ハンドルを備えたスライダと、このスライダに設
    けられ、かつ前記第1のフツク側に開口して同様
    に前記折畳椅子の脚部に係合する第2のフツクと
    を備えて成る折畳椅子の倒れ防止具。
JP1985202484U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0350774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985202484U JPH0350774Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985202484U JPH0350774Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62107749U JPS62107749U (ja) 1987-07-09
JPH0350774Y2 true JPH0350774Y2 (ja) 1991-10-30

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JPS62107749U (ja) 1987-07-09

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