JPH03505187A - 熱溶融インク画像の処理 - Google Patents

熱溶融インク画像の処理

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JPH03505187A JP2514317A JP51431790A JPH03505187A JP H03505187 A JPH03505187 A JP H03505187A JP 2514317 A JP2514317 A JP 2514317A JP 51431790 A JP51431790 A JP 51431790A JP H03505187 A JPH03505187 A JP H03505187A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱溶融インク画像の処理に関し、さらに詳しくは、画像品質を高め、 同時に、熱溶融インク画像の処理中に生じることがあるしわ形成を防ぎ、基材の ゆがみを抑えるための、熱溶融インク画像の処理方法に関する。
背景技術 熱溶融インク画像の調製においては、基材上のインク温度をその融点を超える温 度に一定時間維持することにより、品質を改善することができる。例えば、フル トンらの特許第4.873.134号に記載される様に、インクジェット印刷に より調製した熱溶融インク透明陽画をその熱溶融インクの融点を超える温度に加 熱し、続いて急冷することにより、透明陽画の映写特性を改良することができる 。最良の画像品質を得るには、インクをその融点より高い温度に維持しておく時 間、およびその後の急冷速度を画像全体に渡って均一にすべきである。その上、 この処理中、例えばマイラーの様なポリエステル材料のシートからなる透明陽画 基材をその基材のガラス転位温度を超える温度に加熱することがある。
同様に、ホイシントンらの出願第077272,005号、1988年11月1 5日提出、に開示されている様に、多孔質基材上の熱溶融インクの品質は、基材 をその融点を超える温度に一定時間維持することにより、改良することができる 。
しかし、スパーレイJr、らの特許第4,751,528号に記載されている様 に、基材が高温区域と低温区域の間を通過する時、基材の熱膨張差により基材に しわが生じる傾向がある。上記のフルトンらの特許およびホイシントンらの出願 に開示されている種類の処理においては、基材が急速で極端な温度変化にさらさ れるために、基材にしわが生じる傾向が強い。その様なしわ形成により、加熱お よび/または冷却表面から基材が部分的に離れ、基材上のインク滴の加熱および /または冷却が不均一になり、画像の品質が低下する。その様なしわ形成を防ぐ には、基材を湾曲した圧胴上に支持するとよい。
透明陽画基材のポリエステルや紙基材の様な基材は加熱に対する応答が異なるの で、これらの基材中ではしわ形成の状況が異なる。紙のウェブまたはシートが常 温から加熱区域に入ると、紙が膨張するのでウェブの幅が増加するが、紙は一定 時間(一般的に5〜10秒間)加熱されると湿分を失い、収縮し、ウェブまたは シートがせまくなる。一方、ポリエステル基材の幅は、加熱区域に入った後大き くなったまま残るので、その結果化じるしわ形成は異なった方法で対処または防 止しなければならない。しかし、ここに記載する種類の高速処理では、紙基材か ら湿分かあまり除去されないので、一般的に、ここに記載する処理の際は、同じ 手順を使用して、両方の種類の基材でしわを防止することができる。
ポリエステル基材をそのガラス転位温度を超える温度に保持すると、その基材は その平面性記憶を失い、加熱時に保持される形状に順応する傾向がある。そのた め、しわ防止のために湾曲した圧胴表面に接した所では、その湾曲表面上で加熱 された熱溶融インク透明陽画にゆがみが生じ、映写表面上で平にならず、映写画 像が不十分となる。紙基材もその様な処理によりゆがみが生じる。
発明の開示 そこで、本発明の目的は、先行技術の上記の欠点を解決する、熱溶融インク画像 を処理するための新規で改良された方法を提供することである。
本発明の他の目的は、カラー画像の映写品質を改良するための、熱溶融インク透 明陽画を処理するための方法を提供することである。
別の目的は、画像を予め決めた時間急速に均一に加熱し、その予め決めた時間の 最後に急冷する、熱溶融インク画像を処理するための連続方法および装置を提供 することである。
本発明のもう一つの目的は、熱溶融インク透明陽画におけるゆがみを映写画像の 品質を低下させない水準まで減少させるための方法を提供することである。
本発明のこれらのおよび他の目的は、基材上の熱溶融インク画像を制御しながら 、しわ形成を防止するために十分湾曲した表面を横切って加熱区域内に移動させ ること、画像を加熱区域内に、熱溶融インクが融解し、基材上に広がるだけの十 分長い時間維持すること、および画像を制御しながら、基材のしわ形成を防止す るために十分湾曲した表面に沿って移動させ、加熱区域から出すことにより達成 される。基材は湾曲表面間の加熱区域で湾曲の程度を少なくして、または本質的 に平に支持するのが好ましいが、この目的のためには、基材を加熱した圧胴の表 面に対して保持するとよい。
基材上に形成された画像中の熱溶融インクを冷却する際の結晶化または氷結を防 ぐために、画像を加熱区域から、温度が少なくとも50℃/秒、好ましくは少な くとも500℃/秒の様な急速低下する急冷区域に移動させる。好ましくは、基 材を比較的低温の圧胴に接触させ、熱移動させて行う。さらに、映写された透明 陽画の画像の品質を損なうことがあるゆがみを低減または無くすために、基材は 急冷後、反対側に湾曲した表面に沿って移動させるのが好ましい。
熱溶融インク画像の均一な処理を確保するために、基材は加熱および急冷区域を 均一な速度で連続的に移動させる。
熱溶融インク画像を処理するための装置の一形態は、本質的に平らな中央表面お よび入り口および出口端に湾曲表面を有する加熱圧胴、並びに画像を含む基材を 圧胴表面を横切って均一な速度で搬送し、その表面を横切って移動する際にその 表面の湾曲した、および平らな部分に対して基材を保持するための基材搬送機構 を含む。急冷を行うために、冷却圧胴は、加熱圧胴の出口端に隣接する急冷区域 を有し、良好な熱移動を確保するために、急冷区域における冷却圧胴の表面は湾 曲しているのが好ましい。さらに、基材のゆがみを除去するために、冷却圧胴は 、基材が急冷区域を通過した後、その基材を受けるための反対側に湾曲した表面 を有する。
図面の簡単な説明 以下に、添付の図面を参照しながら、本発明の他の目的および長所を説明する。
図1は、本発明に係わる熱溶融インク画像を処理するための代表的な装置を示す 断面図であり、図2は、圧胴装置を詳細に示す、図1に示す装置の部分拡大図で ある。
発明を実施するための最良の形態 図面に示す本発明の代表的な実施形態は、有害なゆがみのない高画像品質を与え るための、熱溶融インク印刷物11を加熱し、そのインクを選択した時間融解さ せるための加熱区域、およびその選択した時間の最後に熱溶融インク画像を急冷 するための急冷区域を有し、熱溶融インクが広がった印刷物12を製作する装置 10を含む。加熱区域は、以下に詳細に説明する基材加熱圧胴13により形成さ れ、その圧胴に印刷物11が、入力駆動ロール14および一緒に作動するピンチ ロール15により供給される。やはり以下に説明する冷却用圧胴16は、−緒に 作動する駆動ロール17を有し・加熱圧胴13から印刷物11を受は取り、その 上で、印刷物が加熱区域から遠ざかる間に熱溶融インク画像を急冷する。
図1に示す様に、冷却厚胴1Bは2列の冷却ひれ18および19を有し、熱溶融 インク画像処理装置全体はハウジング20内に収容されている。ハウジング20 の内側表面により支持されたスプリング装置21は、冷却圧胴lBの表面28を 出力駆動ロール17に対して押し付けるスプリングアーム22を有し、冷却圧胴 はピンチロール15に隣接するアーム25の末端近くで軸24により回転できる ように支持されている。ハウジングは、対流またはファン(図には示していない )によりひれの列18および19を通して空気を循環させて冷却圧胴から熱を除 去し、基材が加熱区域を離れた後、その基材上の画像の熱溶融インクを確実に急 冷するために、冷却圧胴の温度を望ましい範囲、例えば55℃未満に維持する様 になっている。あるいは、必要であれば、冷却圧胴を液体循環により、または熱 電気的冷却装置により冷却することもできる。
加熱圧胴13は、圧胴本体27の後面に設置され、断熱層28で覆われた電気式 加熱器2Bを含み、その断熱層は加熱圧胴と冷却圧胴との間の隙間を埋め、冷却 厚胴lBの隣接部分の直接加熱を防止している。あるいは、必要であれば、加熱 圧胴および冷却圧胴の隣接する末端同士の間に空気の隙間を設けることもできる 。上記のフルトンらの特許第4.873.134号およびホイシントンらの出願 節07/272,005号に記載される様なインクジェットプリンターにより基 材30上に付けられた熱溶融インク画像の品質を改良するには、基材30を加熱 区域でインクの融点を超える制御温度、例えば95℃に、例えば0.5〜10秒 間、好ましくは1〜5秒間、好ましくは接触熱伝達により加熱する。
加熱された圧胴本体27の基材接触表面32から間隔を置いて、案内部材31が 配置され、加熱区域を包み、基材30が入力ロール14および15により、加熱 区域を通して冷却圧胴1Bと出力駆動ロール17との間のニップ内に駆動される 時に、その基材の先端および後端を案内する。圧胴本体27の温度はインクの融 点を超える望ましい水準に維持され、駆動ロール14および17は、以下に説明 する様に、透明陽画11の各部分を加熱区域で望ましい時間だけ保持する様に配 置されている。
基材は温度制御した圧胴で熱移動接触により加熱されるので、基材の温度は、熱 時間定数による速度、すなわち温度差が63%低下する時間、約0.05秒〜0 .10秒で圧胴の温度に近付く。その結果、圧胴の温度がインクの温度よりも十 分高い場合、基材およびインクは最初の0.1秒〜0.4秒で望ましい温度に達 し、その後は、加熱区域を離れるまで基材の冷却を防ぐことだけが必要となる。
図2に最も分かり易く示す様に、圧胴27の基材に接する表面32は、加熱区域 の入力端における湾曲表面区間33、本質的に平らな中央区間34、および出力 端におけるもう一つの湾曲区間85を有する。基材のしわは、印刷物の外観を損 なうのみならず、より重要なことに、加熱および冷却圧胴に接触しない基材部分 を生じる。上記の圧胴機構で説明した様に、接触熱移動が必要な所では、基材が 圧胴表面から約1または2ミル(0,025または0.05 ml)以上離れる ことにより、熱移動時間定数が2以上のファクターで増加し得るので、望ましい 加熱および冷却速度を達成することはできない。
湾曲表面33および35は、基材11が入力端における室温と高温加熱区域との 間および加熱区域と低温冷却圧胴との間を移動する時に、基材のしわを防止する のに十分な曲率を有する様に配置されている。例えば、これらの湾曲表面の半径 は8cm未満、好ましくは3cm〜5c11でよい。加熱圧胴の中央区間34は 平面であるのが好ましいが、必要であれば、透明陽画基材が加熱圧胴に沿って通 過する際に与えられる曲率が、それに続く冷却圧胴による曲がり除去作用によっ ても除去されない程大きくなければ、僅かに湾曲していてもよい。好ましくは、 中央区間34の曲率半径は5c+g以上である。
入力および出力表面33および85、および湾曲しているとして中央区間34の 最適曲率は、周囲温度、インクの融点になる。無論、基材のガラス転位温度が処 理温度より高い場合、この曲率により基材が曲がることはなく、半径かしわ防止 に十分小さい限り、曲率の値は重要ではない。しわ防止に必要とされる曲率半径 は、式: %式% により与えられ、Eは処理温度における基材のヤング係数であり、tは基材の厚 さ、kは定数、ΔTは処理温度と、入り口温度および急冷温度の低い方との差で あり、αは基材の熱膨張係数である。マイラーはヤング係数が高く、熱膨張係数 が低いので、透明陽画基材として使用するのに好適な材料である。
さらに、入力および出力湾曲表面、すなわち部分33および部分35、並びに隣 接する断熱および冷却圧胴表面それぞれの角度長は、湾曲した基材の良好な機械 的安定性を与えるために十分大きくする必要がある。最も容易に入手できるサイ ズおよび種類である4ミル(0,1u+)厚のマイラー基材、およびほとんどの 紙基材に対しては、これらの表面の角度長は少なくとも10” 、好ましくは1 5°である。
基材30を加熱区域を通して制御速度で搬送するために、出力駆動ロール17は 、入力駆動ロール14が基材を駆動する速度よりも速い速度で基材を駆動する様 に配置されており、入力駆動ロールは、基材を回転させ、十分な抵抗を引き起こ し、圧胴27の表面32に対して基材を保持するための一方向クラッチを有する 。入力駆動ロール14の低速度は、基材11の先端を加熱区域内に僅かに長い時 間保持し、基材が駆動ロール17と急冷圧胴16の表面2Bとの間に挾まれる前 に、表面32との密着不足を補償する様に選択する。
例えば、入力駆動ロール14は基材11を約0.5 cm/秒の速度で前進させ 、出力駆動ロール17はその基材を約1 cm/秒の速度で駆動する様に調整す ることができる。加熱圧胴表面32の全長を約2.5cmとして、この配置によ り、基材の先端に対しては、出力駆動ロール17に挾まれていないために表面3 2に対して緊密に保持されていないので、加熱区域における滞留時間が約5秒間 になるが、先端が出力駆動ロール17により挾まれた後は、後端を除いて、圧胴 の加熱表面32に対して緊密に保持されている基材11の残りの部分に対しては 、滞留時間が約2.5秒間になる。後端部が入力駆動ロール16を離れる時間ま でに基材は十分に加熱されているので、その末端を圧胴表面に緊密に接触させて 保持する必要はない。
好ましくは、駆動ロール17により与えられる基材駆動速度は、約0.25〜5  cm/秒、より好ましくは0.5〜2 cm/秒である。
図に示す実施形態では、入力湾曲表面区間33の角度長は、約lO9で、直線湾 曲表面長は約0.6elであり、出力湾曲表面区間35の角度長は約5°で、湾 曲表面の長さが約0Jcaになるので、leg/秒の駆動速度で、出力湾曲表面 に接触している基材部分の滞留時間は約0.3秒に過ぎない。他方、基材は、圧 胴の平面部分34に密接して、またはそれに対して約1.8秒間保持される。基 材の張り強度のために、基材は中央区間34の全長に沿って圧胴表面32と完全 に接触している必要はない。
この様に、マイラーの様な基材のポリエステル材料が、加熱区域通過の大部分、 および基材が弛緩するのに十分長い時間、平らな、または本質的に平らな表面部 分34に対して保持されるので、圧胴表面32の湾曲表面部分に沿って通過する ために生じる湾曲がほとんど保持されない。
冷却圧胴16は加熱区域の出力端に隣接して急冷区域36を有するが、この急冷 区域は加熱区域から出てくる基材30を受は取り、その上のインク画像を急速に 冷却し、結晶化および氷結を防ぐ。この目的のために、急冷区域8Bにおける冷 却圧胴温度は十分に低く、インクを少なくとも50℃/秒、好ましくは少なくと も500℃/秒の速度で冷却する必要がある。この目的には、急冷表面がインク の融点より十分低く維持されていれば、金属または他の熱伝動性表面に対する接 触熱移動による冷却で十分である。好ましくは、急冷区域における冷却圧胴温度 はインクの融点より少なくとも10℃低く、より好ましくは少なくとも30℃低 くする。
急冷区域温度がインクの融点より30℃低く、基材が約1cm/秒の速度で移動 する場合、基材上の溶融インクは1秒より十分短い時間で、好ましくは0.5秒 未満で固化するが、これはIC1未満の距離に相当するので、長さが10厘の急 冷区域で十分である。したがって、駆動ロール17が、急冷区域が始まる少なく ともlea向こう側にインク滴を有する基材30の表面と噛み合っていれば、そ のインクは駆動ロールがその表面に噛み合う前に固化するので、透明陽画の映写 画像品質を損なうことがあるインクのつぶれ、または他の変形を防ぐことができ る。また、これによって、同じ印刷物または他の印刷物の続く部分における画像 欠陥の原因となり得る軟質インクの駆動ロール上への移行を防ぐこともできる。
基材を冷却するまでは、基材中に圧縮性のしわを誘発する応力があるので、加熱 区域の出力端における湾曲が冷却区域8Bの中まで続くことが重要である。この 目的のために、加熱圧胴と冷却圧胴との間にある断熱層28の表面、および急冷 区域における冷却圧胴の表面は、加熱圧胴表面32の区域35の曲率と同じ曲率 を有する。これによって、しわが防止されるだけではなく、基材と、急冷区域に おける冷却圧胴の表面23との良好な接触が確保され、良好な熱移動性が得られ るので、基材上の溶融インク滴はすべて出力駆動ロールに達する前に固化する。
例えば、急冷時間が0.15秒間で、基材が1cm/秒で駆動される場合、急冷 区域の長さは数ミリメートルで十分である。
基材が急冷区域36を通過し、出力駆動ロール17に噛み合った後、基材は、表 面部分33および35に対して反対の曲率を有する湾曲した冷却圧胴表面37に 沿って保持され、駆動される。透明陽画基材が駆動ロール17に到達した時、そ の基材はすでにその材料のガラス転位点より低い温度に冷却されているが、驚く べきことに、加熱圧胴の湾曲表面により基材中に造られた曲がりは、その基材が 急冷区域を離れた直後に、反対側に湾曲した冷却圧胴表面37に沿って通すこと により、低減または除去されることが分かった。反対側に湾曲した表面36のの 曲率半径は、表面33および35の曲率半径より小さい必要があり、その曲率半 径は表面33および35のそれの半分未満が好ましい。好ましい配置では、表面 37の半径は表面33および35の半径の約4分の1、すなわち、約1c11で ある。1cg+半径の湾曲区間36における4ミル(0,1m5)マイラー基材 の応力は約2.500 psiに過ぎず、これは約45℃の冷却圧胴温度におけ るこの材料の降伏強度の25%未満なので、この曲がり除去に対する効果は驚く べきことである。
代表的な例では、インクジェット印刷の際に基材30の表面に付けた固体熱溶融 インク滴38を有する印刷物11が圧胴温度約95℃の加熱区域を1c■/秒の 速度で通過する。加熱区域では、約80℃の融点を有する固体インク滴が融解し 、基材表面上に広がり、面積がより大きく、曲率半径が増加した滴39を形成し 、上記のフルトンらの特許およびホイシントンらの出願に記載されている様に画 像品質が向上する。
図中、直径が例えば約0.1〜0.2mmの滴38および39は、処理による表 面形状の変化を表す示すために誇張した大きさで示しである。
基材11が加熱区域からさらに進むと、この実施例では約45℃に維持した冷却 区域36内の冷却圧胴16の表面23と熱的に接触する。急冷区域における湾曲 表面のために得られる基材と表面23との間の良好な熱接触により、熱移動時間 定数は約0.1秒間であり、約0.1秒間、つまり基材が急冷区域に約111移 動する間に、基材およびそのインク画像の温度を約32℃から約83℃に(95 ℃と45℃との差の83%)下げる。
この時間内の平均冷却率は320℃/秒であるが、冷却率は負の指数なので、温 度が80℃の融点より低い温度に下がるまでの時間内の初期冷却率はより高い。
次の0.1秒の間に、温度は約52℃に下がり、基材が冷却圧胴に沿って移動す るにつれて、インク温度は45℃に接近し続ける。
その様な急激な冷却により、インク画像の著しい結晶化および氷結を防ぎ、イン ク滴39は駆動ロール17に接触する前に確実に固化する。その後、基材11は 反対側に湾曲した圧胴表面37に沿って駆動され、それによって、基材が高温で 湾曲表面33および35に沿って通過したために生じたゆがみが本質的に除去さ れる。以上、本発明を特別な実施形態について説明したが、当業者なら多くの修 正および変形を容易に思い付く。例えば、湾曲表面33.35.36および37 はここでは固定半径の曲率で説明した。しかし、これらの表面は曲率半径を変え ることができる。したがって、その様な変形および修正はすべて本発明の意図す る範囲内に含まれる。
1n−依r−壓邸tご・・−づ/r。
手続補正書 平成03年07月31日 1、 事件の表示 平成02年特許願  第514.317号2、 発明の名称 熱溶融インク画像の処理 3、 補正をする者 事件との関係     特許出願人 名 称 スペクトラ インコーホレイテッド4、代理人 5、 補正命令の日付 ケレ 6、補正の対象 明細書および「請求の範囲」 7、補正の内容 (1)明細書第15頁第2行以降に下記の記載を追加する。
「 本発明の実施態様を以下に項分は記載する。
1、熱溶融インク画像を処理するための装置であって、基材上の固体熱溶融イン クをその熱溶融インクの融点より高い、選択された温度に加熱するための加熱区 域を与える加熱手段、基材上の溶融したインクを急速に冷却するための、加熱区 域に隣接する急冷区域を与える急冷手段、および基材を制御された速度で、加熱 区域および急冷区域を連続的に通して移動させ、基材上の熱溶融インクをその融 点より高い温度に、0.5〜IO秒間の時間加熱し、その後直ちに1秒間以内に そのインクをその融点より低い温度に冷却するための駆動手段からなることを特 徴とする装置。
2、駆動手段が0.25 cm/秒〜5 cm/秒の制御された速度で基材を移 動させることを特徴とする実施態様1記載の装置。
3、駆動手段が0.5cm/秒〜2cII1秒の制御された速度で基材を移動さ せることを特徴とする実施態様1記載の装置。
4.熱溶融インクがその融点より高い温度に1〜5秒間の時間保持されることを 特徴とする実施態様]記載の装置。
5、熱溶融インクがその融点より低い温度に0.5秒以内で冷却されることを特 徴とする実施態様1記載の装置。
6、加熱手段が、加熱圧胴を含み、その加熱圧胴と基材との間で接触により熱移 動させることを特徴とする実施態様1記載の装置。
7、冷却手段が冷却圧胴を含み、その冷却圧胴と基材との間で接触により熱移動 させることを特徴とする実施態様1記載の装置。
8、熱溶融インク画像を処理するための装置であって、基材をインクの融点より 高い温度に加熱するための加熱区域を与える加熱手段、加熱後に基材を冷却する ための、加熱区域に隣接する冷却区域を与える冷却手段、基材を加熱区域および 冷却区域を連続的に通して移動させるための駆動手段、基材が加熱区域内に移動 する時に基材を支持してしわを防止するための湾曲した表面を有する入力手段、 および基材が加熱区域内から冷却区域内に移動する時に基材を支持してしわを防 止するたの湾曲した表面を有する出力手段、からなることを特徴とする装置。
9、各湾曲表面の曲率半径が約8cm未満であることを特徴とする実施態様8記 載の装置。
10、各湾曲表面の曲率半径が約5cm未満であることを特徴とする実施態様8 記載の装置。
11、各湾曲表面の角度長さが少なくとも約5″であることを特徴とする実施態 様8記載の装置。
12、各湾曲表面の角度長さが少なくとも約10″であることを特徴とする実施 態様8記載の装置。
13、湾曲表面の曲率半径より大きな基材の曲率半径を維持しながら加熱区域内 で基材を支持するための手段を含むことを特徴とする実施態様8記載の装置。
14、加熱区域内で基材を支持するための手段が、少なくとも5cmの曲率半径 を維持することを特徴とする実施態様13記載の装置。
15、加熱区域内で基材を支持するための手段が、基材を本質的に平らに維持す ることを特徴とする実施態様13記載の装置。
16、入力および出力手段の湾曲表面に対して反対方向に湾曲した表面を有する 、冷却区域で基材を案内するための案内手段を含むことを特徴とする実施態様8 記載の装置。
17、冷却区域の案内手段における湾曲表面の曲率半径が、入力手段および出力 手段の湾曲表面のどちらの曲率半径よりも小さいことを特徴とする実施態様16 記載の装置。
18、冷却区域の案内手段における湾曲表面の曲率半径が、入力手段および出力 手段の湾曲表面のどちらの曲率半径の約半分よりも小さいことを特徴とする実施 態様16記載の装置。
19、冷却区域の案内手段における湾曲表面の曲率半径が、約lea以下である ことを特徴とする実施態様1B記載の装置。
20、駆動手段が、基材を加熱区域内に移動させるための入力駆動手段および基 材を冷却手段を通して移動させるための出力駆動手段を含むことを特徴とする実 施態様8記載の装置。
21、出力駆動手段が入力駆動手段よりも速い速度で基材を移動させることを特 徴とする実施態様2o記載の装置。
22、入力駆動手段と関連する一方向クラッチを含むことを特徴とする実施態様 20記載の装置。
23、熱溶融インク画像を処理するための方法であって、固体の熱溶融インク画 像を含む基材を湾曲表面に沿って加熱区域内に移動させること、加熱区域内で基 材を熱溶融インクの融点より高い温度に加熱すること、基材を加熱区域から湾曲 表面に沿って冷却区域内に移動させること、冷却区域内で熱溶融インクを冷却す ること、および冷却区域内で湾曲表面の曲率に対して逆の曲率を有する表面に沿 って基材を移動させることを特徴とする方法。
24、加熱区域内で、基材が湾曲表面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する 条件で、基材を維持することを特徴とする実施態様23記載の方法。
25、基材の先端を加熱区域内に、加熱区域の入力端にある第一搬送装置により 選択された速度で移動させること、および基材を加熱区域を通して、加熱区域の 出力端に隣接する第二の搬送装置により、基材と加熱表面との接触を維持しなが ら、その選択された速度よりも大きな速度で移動させることを特徴とする実施態 様23記載の方法。
26、入力搬送装置と出力搬送装置との間で基材に張力をかけ、基材と加熱表面 との熱接触を維持することを特徴とする実施態様25記載の方法。
27、熱溶融インク画像を処理するための装置であって、入カ端に第一湾曲表面 、出力端に第二湾曲表面、およびそれら2つの湾曲表面間にそれらの湾曲表面よ りも曲率が少ない表面を有する加熱圧胴手段、基材を加熱圧胴手段の入力端に向 けるための第一駆動手段、および基材を加熱圧胴手段の出力端から引き離すため の第二駆動手段からなることを特徴とする装置。
28、第二駆動手段が、第一駆動手段よりも高い速度で基材を移動させることを 特徴とする実施態様27記載の装置。
29、第一駆動手段が、基材が第二駆動手段により駆動される時に、その基材に 抵抗をかけるための一方向クラッチ手段を含むことを特徴とする実施態様28記 載の装置。
30、凹面部分を備えた表面を有する圧胴からなるゆがみ除去手段を含み、第二 駆動手段が、圧胴の表面と連繋して基材を挟み、凹状表面に沿って駆動する駆動 ロールを含み、第二駆動手段および圧胴表面の一方を他方に押し付けるための手 段を含むことを特徴とする実施態様27記載の装置。
31、加熱圧胴手段の出力端に隣接して、基材上の熱溶融インクを急速に冷却す るための急冷圧胴手段を含むことを特徴とする実施態様27記載の装置。
32、急冷圧胴手段が、圧胴と基材との間に良好な熱移動接触を与えるための湾 曲表面を有することを特徴とする実施態様27記載の装置。
33、急冷圧胴手段が、その装置により処理されている熱溶融インク画像中の熱 溶融インクの融点より低い温度に圧胴を維持するために配置された複数の冷却ひ れを含むことを特徴とする実施態様31記載の装置。
34、加熱圧胴手段が、その装置により処理されている熱溶融インク画像中の熱 溶′耐インクの融点より高い温度に圧胴を維持するための加熱手段を含むことを 特徴とする実施態様27記載の装置。
35、透明陽画を調製するための方法であって、熱溶融インクを透明基材の表面 に付け、湾曲形状を含む上表面を有する立体インク図形を形成すること、および その図形中のインクをそのインクの融点より高い温度に少な(とも0.5秒の時 間維持してその上表面の形状を変化させることを特徴とする方法。
36、インクをその融点より高い温度に約0.5〜10秒間維持することを特徴 とする実施態様35記載の方法。
37、インクをその融点より高い温度に約1〜5秒間維持することを特徴とする 実施態様35記載の方法。
38、温度をインクの融点より約り℃〜約40℃高い範囲に維持することを特徴 とする実施態様35記載の方法。
39、温度をインクの融点より約り0℃〜約30℃高い範囲に維持することを特 徴とする実施態様35記載の方法。
40、インクの結晶化または氷結を低減させるために、前記時間の後、インクを 急冷する工程を含むことを特徴とする実施態様35記載の方法。
41、インクを少なくとも毎秒50℃の速度で冷却することを特徴とする実施態 様40記載の方法。
42、インクを少なくとも毎秒100℃の速度で冷却することを特徴とする実施 態様41記載の方法。
43、インクを毎秒的500℃〜1000℃の速度で冷却することを特徴とする 実施態様41記載の方法。
44、インクを透明基材に付けた後、直ちにそのインクをその融点より高い温度 に維持することを特徴とする実施態様35記載の方法。
45、インクを透明基材に付けた後固化させ、その後、その固化したインクをそ の融点より高い温度に加熱し、維持することを特徴とする実施態様35記載の方 法。」(2)請求の範囲を別紙のように補正する。
請求の範囲 ■、熱溶融インク画像を処理するための装置であって、基材上の固体熱溶融イン クをその熱溶融インクの融点より高い、選択された温度に加熱するための加熱区 域を与える加熱手段、基材上の溶融したインク番急速に冷却するための、加熱区 域に隣接する急冷区域を与える急冷手段、および基材を制御された速度で、加熱 区域および急冷区域を連続的に通して移動させ、基材上の熱溶融インクをその融 点より高い温度に、0.5〜10秒間の時間加熱し、その後直ちに1秒間以内に そのインクをその融点より低い温度に冷却するための駆動手段からなることを特 徴とする装置。
2、熱溶融インク画像を処理するための装置であって、基材をインクの融点より 高い温度に加熱するための加熱区域を与える加熱手段、加熱後に基材を冷却する ための、加熱区域に隣接する冷却区域を与える冷却手段、基材を加熱区域および 冷却区域を連続的に通して移動させるための駆動手段、基材が加熱区域内に移動 する時に基材を支持してしわを防止するための湾曲した表面を有する入力手段、 および基材が加熱区域内から冷却区域内に移動する時に基材を支持してしわを防 止するだの湾曲した表面を有する出力手段、からなることを特徴とする装置。
3、熱溶融インク画像を処理するだめの方法であって、固体の熱溶融インク画像 を含む基材を湾曲表面に沿って加熱区域内に移動させること、加熱区域内で基材 を熱溶融インクの融点より高い温度に加熱すること、基材を加熱区域から湾曲表 面に沿って冷却区域内に移動させること、冷却区域内で熱溶融インクを冷却する こと、および冷却区域内で湾曲表面の曲率に対して逆の曲率を有する表面に沿っ て基材を移動させることを特徴とする方法。
4、熱溶融インク画像を処理するための装置であって、入力端に第一湾曲表面、 出力端に第二湾曲表面、およびそれら2つの湾曲表面間にそれらの湾曲表面より も曲率が少ない表面を有する加熱圧胴手段、基材を加熱圧胴手段の入力端に向け るための第一駆動手段、および基材を加熱圧胴手段の出力端から引き離すための 第二駆動手段からなることを特徴とする装置。
5、透明陽画を調製するための方法であって、熱溶融インクを透明基材の表面に 付け、湾曲形状を含む上表面を有する立体インク図形を形成すること、およびそ の図形中のインクをそのインクの融点より高い温度に少なくとも0.5秒の時間 維持してその上表面の形状を変化させることを特徴とする方法。
国際調査報告

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.熱溶融インク画像を処理するための装置であって、基材上の固体熱溶融イン クをその熱溶融インクの融点より高い、選択された温度に加熱するための加熱区 域を与える加熱手段、基材上の溶融したインクを急速に冷却するための、加熱区 域に隣接する急冷区域を与える急冷手段および基材を制御された速度で、加熱区 域および急冷区域を連続的に通して移動させ、基材上の熱溶融インクをその融点 より高い温度に、0.5〜10秒間の時間加熱し、その後直ちに1秒間以内にそ のインクをその融点より低い温度に冷却するための駆動手段からなることを特徴 とする装置。
  2. 2.駆動手段が0.25cm/秒〜5cm/秒の制御された速度で基材を移動さ せることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 3.駆動手段が0.5cm/秒〜2cm/秒の制御された速度で基材を移動させ ることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 4.熱溶融インクがその融点より高い温度に1〜5秒間の時間保持されることを 特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 5.熱溶融インクがその融点より低い温度に0.5秒以内で冷却されることを特 徴とする請求項1記載の装置。
  6. 6.加熱手段が、加熱圧胴を含み、その加熱圧胴と基材との間で接触により熱移 動させることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 7.冷却手段が冷却圧胴を含み、その冷却圧胴と基材との間で接触により熱移動 させることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 8.熱溶融インク画像を処理するための装置であって、基材をインクの融点より 高い温度に加熱するための加熱区域を与える加熱手段、加熱後に基材を冷却する ための、加熱区域に隣接する冷却区域を与える冷却手段、基材を加熱区域および 冷却区域を連続的に通して移動させるための駆動手段、基材が加熱区域内に移動 する時に基材を支持してしわを防止するための湾曲した表面を有する入力手段、 および基材が加熱区域内から冷却区域内に移動する時に基材を支持してしわを防 止するたの湾曲した表面を有する出力手段、からなることを特徴とする装置。
  9. 9.各湾曲表面の曲率半径が約8cm未満であることを特徴とする請求項8記載 の装置。
  10. 10.各湾曲表面の曲率半径が約5cm未満であることを特徴とする請求項8記 載の装置。
  11. 11.各湾曲表面の角度長さが少なくとも約5°であることを特徴とする請求項 8記載の装置。
  12. 12.各湾曲表面の角度長さが少なくとも約10°であることを特徴とする請求 項8記載の装置。
  13. 13.湾曲表面の曲率半径より大きな基材の曲率半径を維持しながら加熱区域内 で基材を支持するための手段を含むことを特徴とする請求項8記載の装置。
  14. 14.加熱区域内で基材を支持するための手段が、少なくとも5cmの曲率半径 を維持することを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 15.加熱区域内で基材を支持するための手段が、基材を本質的に平らに維持す ることを特徴とする請求項13記載の装置。
  16. 16.入力および出力手段の湾曲表面に対して反対方向に湾曲した表面を有する 、冷却区域で基材を案内するための案内手段を含むことを特徴とする請求項8記 載の装置。
  17. 17.冷却区域の案内手段における湾曲表面の曲率半径が、入力手段および出力 手段の湾曲表面のどちらの曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項16記 載の装置。
  18. 18.冷却区域の案内手段における湾曲表面の曲率半径が、入力手段および出力 手段の湾曲表面のどちらの曲率半径の約半分よりも小さいことを特徴とする請求 項16記載の装置。
  19. 19.冷却区域の案内手段における湾曲表面の曲率半径が、約1cm以下である ことを特徴とする請求項16記載の装置。
  20. 20.駆動手段が、基材を加熱区域内に移動させるための入力駆動手段および基 材を冷却手段を通して移動させるための出力駆動手段を含むことを特徴とする請 求項8記載の装置。
  21. 21.出力駆動手段が入力駆動手段よりも速い速度で基材を移動させることを特 徴とする請求項20記載の装置。
  22. 22.入力駆動手段と関連する一方向クラッチを含むことを特徴とする請求項2 0記載の装置。
  23. 23.熱溶融インク画像を処理するための方法であって、固体の熱溶融インク画 像を含む基材を湾曲表面に沿って加熱区域内に移動させること、加熱区域内で基 材を熱溶融インクの融点より高い温度に加熱すること、基材を加熱区域から湾曲 表面に沿って冷却区域内に移動させること、冷却区域内で熱溶融インクを冷却す ること、および冷却区域内で湾曲表面の曲率に対して逆の曲率を有する表面に沿 って基材を移動させることを特徴とする方法。
  24. 24.加熱区域内で、基材が湾曲表面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する 条件で、基材を維持することを特徴とする請求項23記載の方法。
  25. 25.基材の先端を加熱区域内に、加熱区域の入力端にある第一搬送装置により 選択された速度で移動させること、および基材を加熱区域を通して、加熱区域の 出力端に隣接する第二の搬送装置により、基材と加熱表面との接触を維持しなが ら、その選択された速度よりも大きな速度で移動させることを特徴とする請求項 23記載の方法。
  26. 26.入力搬送装置と出力搬送装置との間で基材に張力をかけ、基材と加熱表面 との熱接触を維持することを特徴とする請求項25記載の方法。
  27. 27.熱溶融インク画像を処理するための装置であって、入力端に第一湾曲表面 、出力端に第二湾曲表面、およびそれら2つの湾曲表面間にそれらの湾曲表面よ りも曲率が少ない表面を有する加熱圧胴手段、基材を加熱圧胴手段の入力端に向 けるための第一駆動手段、および基材を加熱圧胴手段の出力端から引き離すため の第二駆動手段からなることを特徴とする装置。
  28. 28.第二駆動手段が、第一駆動手段よりも高い速度で基材を移動させることを 特徴とする請求項27記載の装置。
  29. 29.第一駆動手段が、基材が第二駆動手段により駆動される時に、その基材に 抵抗をかけるための一方向クラッチ手段を含むことを特徴とする請求項28記載 の装置。
  30. 30.凹面部分を備えた表面を有する圧胴からなるゆがみ除去手段を含み、第二 駆動手段が、圧胴の表面と連繋して基材を挟み、凹状表面に沿って駆動する駆動 ロールを含み、第二駆動手段および圧胴表面の一方を他方に押し付けるための手 段を含むことを特徴とする請求項27記載の装置。
  31. 31.加熱圧胴手段の出力端に隣接して、基材上の熱溶融インクを急速に冷却す るための急冷圧胴手段を含むことを特徴とする請求項27記載の装置。
  32. 32.急冷圧胴手段が、圧胴と基材との間に良好な熱移動接触を与えるための湾 曲表面を有することを特徴とする請求項27記載の装置。
  33. 33.急冷圧胴手段が、その装置により処理されている熱溶融インク画像中の熱 溶融インクの融点より低い温度に圧胴を維持するために配置された複数の冷却ひ れを含むことを特徴とする請求項31記載の装置。
  34. 34.加熱圧胴手段が、その装置により処理されている熱溶融インク画像中の熱 溶融インクの融点より高い温度に圧胴を維持するための加熱手段を含むことを特 徴とする請求項27記載の装置。
  35. 35.透明陽画を調製するための方法であって、熱溶融インクを透明基材の表面 に付け、湾曲形状を含む上表面を有する立体インク図形を形成すること、および その図形中のインクをそのインクの融点より高い温度に少なくとも0.5秒の時 間維持してその上表面の形状を変化させることを特徴とする方法。
  36. 36.インクをその融点より高い温度に約0.5〜10秒間維持することを特徴 とする請求項35記載の方法。
  37. 37.インクをその融点より高い温度に約1〜5秒間維持することを特徴とする 請求項35記載の方法。
  38. 38.温度をインクの融点より約5℃〜約40℃高い範囲に維持することを特徴 とする請求項35記載の方法。
  39. 39.温度をインクの融点より約10℃〜約30℃高い範囲に維持することを特 徴とする請求項35記載の方法。
  40. 40.インクの結晶化または氷結を低減させるために、前記時間の後、インクを 急冷する工程を含むことを特徴とする請求項35記載の方法。
  41. 41.インクを少なくとも毎秒50℃の速度で冷却することを特徴とする請求項 40記載の方法。
  42. 42.インクを少なくとも毎秒100℃の速度で冷却することを特徴とする請求 項41記載の方法。
  43. 43.インクを毎秒約500℃〜1000℃の速度で冷却することを特徴とする 請求項41記載の方法。
  44. 44.インクを透明基材に付けた後、直ちにそのインクをその融点より高い温度 に維持することを特徴とする請求項35記載の方法。
  45. 45.インクを透明基材に付けた後固化させ、その後、その固化したインクをそ の融点より高い温度に加熱し、維持することを特徴とする請求項35記載の方法 。
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