JPH03500653A - アリールオキシ酢酸の製造方法 - Google Patents

アリールオキシ酢酸の製造方法

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JPH03500653A
JPH03500653A JP1500114A JP50011489A JPH03500653A JP H03500653 A JPH03500653 A JP H03500653A JP 1500114 A JP1500114 A JP 1500114A JP 50011489 A JP50011489 A JP 50011489A JP H03500653 A JPH03500653 A JP H03500653A
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サムナー,チャールズ エドワン,ジュニア
フュゲイト,エリック ジャクソン
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イーストマン コダック カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アリールオキシ酢酸の製造方法 本発明はアリールオキシエタノールの酸化によるアリールオキシ酢酸の製造方法 に関する。
アリールオキシエタノールを対応する酸に酸化することは公知である。たとえば 、米国特許第4,238.625号はパラジウム及び他の金属からなる触媒を用 いる、このような酸化を開示している。パラジウム及び銀触媒を用いる酸化は米 国特許第4.247,716号に開示されている。
我々は、パラジウム及び銀ならびに、場合によっては、アンチモンの組合せを、 パラジウム単独の代わりに、または先行技術に開示された他の金属と共に、パラ ジウムを使用する代わりに使用する場合には酸の収率を有意に増大できることを 見出した。
我々の方法は3つの工程からなる。第1の工程において、パラジウム及び銀なら びに、場合によっては、アンチモン触媒を用いてアリールオキシエタノールを対 応するアルカリ金属アリールオキシアセテートに酸化する。次の工程は触媒から のアルカリ金属アリールオキシアセテートの分離である。
次いで、アリールオキシアセテートを鉱酸と接触させることによってアリールオ キシ酢酸を製造する。
本発明の方法は好ましい実施態様に言及することによって説明できる。この実施 態様においては、アリールオキシエタノールの重量に基づき5〜工0重量%の、 炭素上のパラジウム、銀及びアンチモンからなり且つ銀対パラジウム対アンチモ ンのモル比が0.1:1:0.1である触媒の存在下に、80〜90″Cの範囲 の温度において10より大きいpHを有するナトリウム含有水性アルカリ反応触 媒中で構造: を有するレゾルシノールビス(β−ヒドロキシエチル)エーテルを酸素と接触さ せる。酸化生成物は構造:に対応する1、3−フェニレンジオキシニ酢酸のナト リウムエステルである。次に、濾過によって触媒からエステルを分離する。次い で、エステルを鉱酸と接触させて構造:の対応する酸を製造する。
本発明の方法によって製造されるアリールオキシ酢酸は構造: mは1または2を表し、 nは6とmの差から生じる数字を表し、そしてRは別個に、または互いに独立し て、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アルアルキル、アルコキシ、 シクロアルコキシ、アリールオキシ、ハロゲン、アルキルカルボニル、アリール カルボニル、カルボキシルもしくはニトロを表すかまたはフェニル環に融合した ベンゼン環を表す〕に対応する。
アルキル基は炭素数1〜12、好ましくは1〜6の直鎖または分枝鎖炭化水素基 であることができる。本発明に係る方法に好ましいアルキル基は低級アルキル基 である。挙げることのできるアルキル基の例は、メチル、エチル、プロピル、イ ソプロピル、ブチル、イソブチル、5ec−−ブチル、tert、 −ブチル、 ペンチル、イソペンチル、tert、アミル、ヘキシル、−fソヘキシル、ヘプ チル、イソヘプチル、tert、−オクチル、イソオクチル、ノニル、イソノニ ル、デシル、イソデシル、ウンデシル、イソウンデシル、ドデシル及びイソドデ シルである。
シクロアルキル基は炭素数4〜9、好ましくは5及び6の環状炭化水素基である ことができる。シクロペンチル及びシクロヘキシル基を例として挙げることがで きる。
本発明に係る方法に好ましいアリール基としてはフェニル及びナフチル基を挙げ ることができる。
アルアルキル基は、炭素数6〜12の芳香族炭化水素基、好ましくはフェニル及 びナフチルによって置換された炭素数1〜6のアルキル基、好ましくは低級アル キル基であることができる。−例としてベンジル、a、a−ジメチル−ベンジル 基を挙げることができる。
アルコキシ基は脂肪族部分が12以下、好ましくは6以下の炭素原子からなるこ とができる。低級アルコキシ基が特に好ましい。アルコキシ基の例としては次の ものが挙げられる:メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ シ、イソブトキシ、ter t−ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、ヘキ ソキシ、イソヘキソキシ及びメチレンジオキシ。
好ましいシクロアルコキシ基としてはシクロペントキシ及びシクロヘキソキシ基 を挙げることができる。
好ましいアリールオキシ基としてはフェノキシ及びナフトキシ基を挙げることが できる。
ハロゲンはフッ素、塩素、臭素及びヨウ素、好ましくは塩素及び臭素であること ができる。
好ましいアルキルカルボニル基としてはアセチル基のような低級アルキルカルボ ニル基(C,〜cb)を挙げることができる。
好ましいアリールカルボニル基としてはベンゾイル基を挙げることができる。
ベンゼン環のフェニル環への融合によって、たとえば、ナフタレ、ン環系を生成 できる。
シクロアルカン環のフェニル環への融合によって、たとえば、テトラリン環系を 生成できる。
前記置換基が、反応条件下で不活性な通常の基で置換されていることはもちろん 可能である。例としてフッ素、塩素、メチル及びメトキシを挙げることができる 。
好ましい一実施B様はnが4であり、Rが水素であり且つmが2であるものであ る。特に好ましい実施態様はメタ及びバラ異性体であり、メタが最も好ましい。
別の好ましい実施態様はRがフェニル環と融合してナフタレン構造をとるベンゼ ン環を表し且つmが2であるものである。特に好ましい実施態様は2.6−異性 体である。
アリールオキシ酢酸を製造するのに使用するアリールオキシエタノールは公知の 方法によって製造する。たとえば、アリールオキシエタノールは、エチレンオキ シドと、適当に置換されたフェノールまたはナフトールの1個または複数個のヒ ドロキシル基との付加反応によって製造できる。(MonatshefteCh emie 77、 (1947) 80〜85)。
アリールオキシエタノールの代表例は、フェノキシエタノール、2−メチル−フ ェノキシエタノール、3−メチル−フェノキシエタノール、4−メチル−フェノ キシエタノール、2.3−ジメチル−フェノキシエタノール、2,4−ジメチル −フェノキシエタノール、2.5−ジメチル−フェノキシエタノール、2,6− シメチルーフエノキシエタノール、3゜4−ジメチル−フェノキシエタノール、 3,5−ジメチル−フェノキシエタノール、2−クロロ−フェノキシエタノール 、3−クロロ−フェノキシエタノール、4−クロロ−フェノキシエタノール、2 −クロロ−4−メチル−フェノキシエタノール、2−クロロ−5−メチル−フェ ノキシエタノール、2−クロロ−6−メチル−フェノキシエタノール、4−クロ ロ−2−メチル−フェノキシエタノール、4−クロロ−3−メチル−フェノキシ エタノール、2−クロロ−4−フルオロ−フェノキシエタノール、2.3−ジク ロロ−フェノキシエタノール、2.4−ジクロロ−フェノキシエタノール、2, 5−ジクロロ−フェノキシエタノール、2.6−ジクロロ−フェノキシエタノー ル、3.4−ジクロロ−フェノキシエタノール、3.5−ジクロロ−フェノキシ エタノール、4.6−ジクロロ−2−メチル−フェノキシエタノール、2.6− ジクロロ−4−メチル−フェノキシエタノール、2.6−ジクロロ−3−メチル −フェノキシエタノール、2.4−ジメチル−6−クロロ−フェノキシエタノー ル、2,6−シメチルー4−クロロ−フェノキシエタノール、2,4.5−)シ クロローフェノキシエタノール、2.4.6−)シクロローフェノキシエタノー ル、2.4.6−)シクロローフェノキシエタノール、3.4.−5−)シクロ ローフエノキシエタノ−/Lz、2,3.4−)リクロローフェノキシエタノー ル、4−ノニルフェノキシエタノール、α−ナフトキシエタノール、β−ナフト キシエタノールである。
本発明に係る方法に好ましい了り−ルオキシエタノールはフェノキシエタノール 、4−クロロ−2−メチル−フェノキシエタノール、2.4−ジクロロ−フェノ キシエタノール及び2.4.5−トリクロロ−フェノキシエタノールである。
本発明の方法の第1工程は、アルカリ金属カチオン源及び触媒も含む水性媒体中 において酸素または空気のような酸素含有ガスをアリールオキシエタノールと良 好に接触させることによって実施する。反応媒体は溶液または懸濁液であること ができるが、溶液が好ましい。
一般に、反応は大気圧において実施するが、酸化は大気圧より高圧または低圧に おいても実施できる。一般に、本発明に係る方法は0.5〜10バールの圧力範 囲において実施する。
発明の第1工程から生じるアリールオキシアセテート化合物は構造: c式中、n、m及びRは前述の通りであり且つAはアルカリ金属カチオンである ] に対応する。
触媒はアリールオキシアセテ−1−から分離することが重要である。これは、遠 心分離または濾過のような公知の方法によって達成できる。コストのために濾過 が好ましい。
触媒から分離されたアリールオキシアセテートは次に、米国特許第4.238. 625号に開示されたような公知の手法に従って!酸と接触させることにより対 応するアリールオキシ酢酸に変換する。
本発明の触媒に有用なパラジウムは種々の形態であることができる。元素パラジ ウム金属を使用できる。酸化物のような他のパラジウム化合物を使用できる。
銀は硝酸塩、酸化物、酢酸塩、トルフルオロ酢酸塩、トシレート、トリフレート 、タングステン酸塩、g酸塩またはテトラフルオロ硼酸塩の形態で使用できる。
アンチモンは酢酸塩、酸化物または五塩化物(または任意の可溶性型)として使 用できる。
触媒担体に有用な炭素は珪素を高貴含み且つ規則構造を有する低硫黄、ボフイリ ック(pophilic) 、粉末型である。こ゛の性質の材料は公知である。
触媒中の金属の相対量は広く変化できる°。概して、銀のパラジウムに対するモ ル比はパラジウムモル当り銀0.05〜0.5モルであることができる。好まし くは比は0.05〜0.3であり、0.1モルが最も好ましい。銀のパラジウム に対する比はアンチモンの使用にかかわらず同一である。アンチモンを使用する 場合には銀対パラジウム対アンチモンの比はパラジウム各モルに対して銀0.0 5〜0.5、好ましくは0.05〜0.3モル及びアンチモンO,OS〜0.5 、好ましくは0.05〜0.3モルである。
パラジウムモル当り0.1モルのアンチモンの使用が最も好ましい。
本発明に有用な触媒は公知の方法に従って炭素担体ムこ金属を適用することによ って製造できる。1つの方法によれば、炭素上5重量%パラジウム触媒を、水性 スラリー中、アルコールまたはヒドラジン及びH2によって還元し、次いでこの 水性スラリーを空気の不存在下でAgN(hの溶液と接触させる。
−ルビス(2−ヒドロキシエチル)エーテルの存在下、100°Cにおいて炭素 上パラジウムを水中で加熱することによって、炭素上パラジウムを還元し、次い で酢酸アンチモンを添加することによって触媒を製造した。得られた混合物を3 0分間加熱し、そして硝酸銀を加えた。さらに別の方法は硝酸銀による炭素担体 の含浸及び銀の錫金属への還元である。この材料は続いて5bC1!及びPdC l zで処理し、次いで還元できる。
触媒の量は所望の酸化速度に応じて広い範囲内で変化できる。一般に、触媒の量 はアリールオキシエタノールの重量に。
基づき5〜20重量%、好ましくは5〜10重量%である。
好ましくは、方法の工程は記載した配列順で実施するが:工程の配列順は所望な らば変更できる。たとえば、触媒は水性アルカリ金属及びアリールオキシエタノ ールを含む混合物または溶液に添加できる。また、水性アルカリとアリールオキ シエタノールとの混合物を触媒に添加することもできる。
最後に、まず触媒、水性アルカリ金属溶液の一部を取り除き′、次いで残りのア ルカリ金属溶液と共にアリールオキシエタノールを加えることもできる。
本発明方法の酸化工程は水性アルカリ反応媒体中で実施する。アルカリ反応媒体 を調製するためには水酸化ナトリウムまたは水酸化・カリウムが好ましい化合物 である。アルカリ金属カチオンの量は、形成されるカルボキシル基モル当りアル カリ金属カチオン1〜6モルを生じるように選ぶ。
水性アルカリ反応混合物中アリールオキシエタノールの濃度は、一般に、得られ るアリールオキシ酢酸が反応の間に溶解して存在するように選択する。2〜25 重量%の濃度が有利である。所望ならば、不活性溶媒または可溶化剤を添加する ことによって溶解度を改善できる。
酸化工程の温度は0°C〜反応混合物の沸点であることができる。各々の場合に 使用できる反応温度は触媒系、アルカリ濃度、析出物(educts)及び生成 物の材料特性ならびに他の因子によって決まる。70〜100″Cの温度範囲が 好ましく、80〜90°Cの範囲が特に好ましい。
本発明によって製造されるアリールオキシ酢酸は公知の方法によるポリエステル の製造に有用である。
■上 レゾルシノールビス(β−ヒドロキシエチル)エーテル(100g ; 0.5 1モル)をNaOH(44g ; 1.1モル)を含む水1リットル中に溶解し た。この溶液を60℃まで加温し、そして炭素上5%Pd、0.5%Agからな る触媒(10g)を加えた。
圧力25〜350psig(25kg/alT)及び温度50〜200℃で操作 でき且つRu5htonタービンを装着した磁気攪拌機によって攪拌される2リ ツトル撹拌オートクレーブに得られたスラリーを移した。オートクレーブは、反 応が起こっている間に周期的に反応混合物を採取できるようにする浸漬管を装着 していた。
頭部圧力50ps i g (4kg / ci )で45cfbの速度で混合 物に空気を通しながら、混合物を96Orpmで攪拌した。オートクレーブを発 熱が起こる点である80℃まで徐々に加熱し、そしてオートクレーブを反応混合 物の温度を80〜82゛Cに保持するような速度で冷却した。2時間後、混合物 の温度は低下し、酸素の消費がなくなった。混合物をオートクレーブから取り出 し、触媒を濾去し、そして濾液を20%硫酸150mLで酸性化した。
室温まで冷却後(2時間)、得られた1、3−フェニレンジオキシニ酢酸を濾過 によって回収し、冷水(200n+L)で洗浄し、そして真空オーブン中で80 °Cにおいて乾燥した。収率は104g(91%)であり、純度は〉99%であ った。この例及び以下の例の結果を表中に示す。
班に2則 使用した銀及びパラジウムの量ならびに温度以外は例1中に示した手法に従った 。結果を以下の表に示す。
、表−」− 10,55,0801201,109122,55,0801201,1081 32,55,01001201,109642,55,0801201,109 155,05,01001201,109464,05,0801201,10 7570,55,01001201,109181,010,01001201 ,108994,05,0801201,1065104,05,080120 1,6591肛 0.5Lベンチトツプ酸化装置に、レゾルシノールビス(β−ヒドロキシエチル )エーテル25g、水酸化ナトリウム11.5g、炭素上2.5%Ag15%P d2.5g及び水250mLを充填した。得られた混合物を85℃に加熱し、そ して激しく攪拌しながら混合物中に酸素を導入した。45分間にわたって、反応 混合物は発熱し且つ酸素を消費した。混合物を熱濾過して触媒を除去し、そして 濾液を濃硫酸8trtLで酸性化した。(酸性化時に混合物は50℃であった。
)得られた混合物を室温まで冷却させ、生成物を濾過によって回収し、空気乾燥 した。l。
3−フエニレンジオキシニ酢酸の収量は25.8g (90%)であった。生成 物は一部分酸化された生成物である(3−ヒドロキシエトキシ)フェノキシ酢酸 1%未満を含んでいた。
罰 以下の手法によって反応混合物に銀促進剤を加えた以外は例11に示した手法に 従った。レゾルシノールビス(β−ヒドロキシエチル)エーテル(25g)及び 炭素担体上5%Pd(2,5g)を水250mL中で70″Cに加熱した。混合 物を攪拌しながら水5mL中に溶解した硝酸銀0.040 gの溶液を加えた。
得られた混合物をこの温度で10分間撹拌し、そして水酸化ナトリウムを加えた 。得られた混合物をベンチトップオキシダイザ−に充填し、例11に示した手法 に従った。1,3−フェニレンジオキシニ酢酸の収量は26.1g (91%) であった。
(3−ヒドロキシエトキシ)−フェノキシ酢酸の収率は1%未満であった。
五■(比較) 炭素担体上5%Pd2.5gを、水100mL中水素雰囲気下で45分間還流す ることによって還元した。得られた触媒を例11に記載した手法に用いた。銀促 進剤は使用しなかフた。反応は24分後に酸素を消費しなくなった。反応混合物 の処理によって(3−ヒドロキシエトキシ)フェノキシ酢酸21.4g (80 %)が生成した。(3−ヒドロキシ)フェノキシ酢酸1.2gと共に目的生成物 1,3−フエニレンジオキシニ酢酸1.4gのみが生成した。
ヒドロキシエチル)エーテル25g、水250a+L、炭素上5%Pd2.5g 及び三酢酸アンチモン0.05 gを充填した。得られた混合物を95°Cにお いて30分間攪拌し、そして85°Cまで冷却した。
硝酸銀0.02 gの水3社中溶液を加え、得られた混合物を56°Cまで冷却 しながら25分間撹拌した。水酸化ナトリウム(115g)を加え、混合物を8 2°Cまで加温し、混合物中に激しく攪拌しながら酸素を導入した。酸素が消費 されながら反応混合物が95°Cまで発熱した。酸素の消費がなくなるまで(3 3分間)この温度を保持した。高温混合物から触媒を濾過し、得られた濾液を濃 H,SO47,5n+Lで酸性化した。最初の濾液は無色透明であった。生成物 は酸性化濾液から無色の結晶として分離した。収量は1,3−フエニレンジオキ シニ酢酸25.9g (91%)であり、純度は99%よりも高かった。
国際調査報告 一一〜1^−暑−−・PCTAI588103339国″0査報告 2゜、7゜ Sag/。333゜SA 25629

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、mは1または2を表し、nは6とmとの差から生じる数字を表し、そし てRは別個に、または互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アリ ール、アルアルキル、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、ハロゲ ン、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、カルボキシルもしくはニトロを 表すか、またはフェニル環に融合したベンゼン環を表す〕に対応するアリールオ キシ酢酸の製造方法であって、 (a)水性アルカリ反応媒体中、0℃〜反応媒体の沸点の範囲の温度においてパ ラジウム、銀及び炭素からなる触媒量の触媒の存在下に構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、m,n及びRは前述の通りである〕に対応するアリールオキシエタノー ルを酸素と接触させることによって構造:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、n,m及びRは前述の通りであり、且つAはアルカリ金属カチオンであ る〕に対応するアリールオキシアセテートを調製し、 (b)触媒から該アリールオキシアセテートを分離し、そして (c)分離したアリールオキシアセテートを鉱酸と接触させることによってアリ ールオキシ酢酸を製造することを含んでなる製造方法。
  2. 2.前記Rが水素またはフェニル環に融合したベンゼン環である請求の範囲第1 項の方法。
  3. 3.pHが10より大きい請求の範囲第1項の方法。
  4. 4.温度範囲が70〜100℃である請求の範囲第1項の方法。
  5. 5.触媒の量がアリールオキシエタノールの重量に基づき5〜20重量%である 請求の範囲第1項の方法。
  6. 6.触媒の量がアリールオキシエタノールの重量に基づき5〜10重量%である 請求の範囲第5項の方法。
  7. 7.銀のパラジウムに対するモル比が0.05〜0.5:1である請求の範囲第 1項の方法。
  8. 8.銀のパラジウムに対するモル比が0.05〜0.3:1である請求の範囲第 7項の方法。
  9. 9.前記触媒がさらにアンチモンを含んでなる請求の範囲第1項の方法。
  10. 10.銀対パラジウム対アンチモンのモル比が0.05〜0.5:1:0.05 〜0.5である請求の範囲第9項の方法。
  11. 11.銀対パラジウム対アンチモンのモル比が0.05〜0.3:1:0.05 〜0.3である請求の範囲第10項の方法。
  12. 12.構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ に対応するアリールオキシ酢酸の製造方法であって、(a)アリールオキシエタ ノールの重量に基づき5〜10重量%の、パラジウム、銀、アンチモン及び炭素 からなり且つ銀対パラジウム対アンチモンのモル比が0.1:1:0.1である 触媒の存在下、80〜90℃の範囲の温度において10より大きいpHを有する 水性アルカリ反応媒体中で構造:▲数式、化学式、表等があります▼ に対応するアリールオキシエタノールを酸素と接触させることによって構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ に対応するアリールオキシアセテートを調製し、(b)濾過によって触媒からア リールオキシアセテートを分離し、そして (c)分離したアリールオキシアセテートを鉱酸と接触させることによってアリ ールオキシ酢酸を製造することを含んでなる製造方法。
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