JPH0349708A - 化粧品用容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、化粧品用容器、特に紫外線の検出機能を有
する化粧品用容器に関する。

（ロ）従来の技術 近年、婦人等が屋外を歩く時や屋外スポーツを行う時に
、日焼は防止用の化粧品、例えばパウダファンデーショ
ンを使用しているが、パウダファンデーションは一種類
ではなく、紫外線の強さに応じ数種のものから選択使用
している。従来は、いずれの化粧品を使用するかは各人
が体感により紫外線の強さを判断し、選択決定している
。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来のように、各人の体感により、使用化粧品を決定す
ると、個人的な体調等によりバラツキがあり、必ずしも
紫外線の強さに応じた化粧品が選択されないという問題
があった。そこで、客観的に紫外線の強さを知るために
、紫外線検出装置を別に携帯することが考えられるが、
バッグの中に化粧品が沢山入れられる上に、さらに別に
紫外線検出装置をバッグに入れることは、収納容積が限
られる化粧用の小型バッグには限界がある。

この発明は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、客観的に紫外線の強さを検出し得る一方、他には専
用の紫外線検出装置を必要としない化粧品用容器を提供
することを目的としている。

（ニ）課題を解決するための手段及び作用この発明の化
粧品用容器は、化粧品収納部を有するものにおいて、さ
らに外来光線の紫外線の強さを測定する紫外線検出部と
、測定された紫外線の強さを表示する表示部を特徴的に
備えている。

この化粧品用容器では、通常化粧品収納部に１乃至数種
の化粧品、例えばパウダファンデーションが収納されて
いる。使用に際しては紫外線検出部で測定された紫外線
の強さが表示部に表示される。これにより紫外線の強さ
を客観的に知ることができ、知った紫外線の強さに合っ
た、パウダファンデーションを選択して使用する。

紫外線検出部及び表示部が容器に一体的に収納されてい
るので、別に紫外線検出装置を持参しなくても、化粧時
に直ちに紫外線の強さを知ることができる。

（ホ）実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。

第１図と第２図は、この発明の一実施例であるコンパク
トの蓋を閉めた状態と開いた状態の外観斜視図である。

この実施例コンパクトは、従来よりよく知られるものと
同様に、本体部１と蓋部２とから構成され、本体部１に
対し、蓋部２が開閉可能になっている。本体部１には、
複数のパウダを個別に収納可能なように複数の収納部３
ａ、３ｂ、・・・、３ｅからなるパウダ収納部３が設け
られている。

蓋部２の上面には、紫外線検出部４が設けられ、さらに
裏面には、紫外線の強さを表示する表示部５と、ミラー
６が設けられている。表示部５は、５個の表示セグメン
ト５ａ、・・・、５ｅからなり、紫外線の強さに応じバ
ーグラフ状に選択表示される。この表示部５の表示セグ
メント５ａ、・・・　５ｅとパウダ収納部３の収納部３
ａ、３ｂ、・・・、３ｅは対応して設けられている。も
っとも、表示部５は、バーグラフ表示としているが、こ
れに代えて数字でデジタル表示を行うものであってもよ
い。

内部電子回路は、蓋部２内に収納されており、回路構成
は第３図に示すように太陽光から紫外線の強さを検出す
る紫外線検出部４と、検出された紫外線のピーク値を保
持するピークホールド回路６と、紫外線のピーク値を表
示する表示部５とから構成されている。紫外線検出部４
は、紫外線のみを通過させるフィルタ４ａと太陽電池４
ｂから構成されているが、これは紫外線のみに感応する
紫外線検出素子を用いてもよい。表示部５は、セグメン
ト駆動回路５Ａと表示器５．とから構成されている。な
お、電子回路部の電源は図示していないが、紫外線検出
部４に、通常の太陽電池を並設してもよいし、電池を内
蔵してもよい。

このコンパクトの使用に際しては、第１図のように蓋部
２を閉めた状態で紫外線検出部４に太陽光を当てる。太
陽光を受けた紫外線検出部４は、紫外線の強さに応じた
信号を出力する。この出力をピークホールド回路７でピ
ークホールドし、その値を表示部５に表示するパウダを
使用するために蓋部２を閉めて、第２図の状態とすると
、表示部５に、紫外線の強さが表示されているので、こ
の表示を見て、いずれの収納部３ａ、３ｂ、・・・３ｅ
のパウダを使用すればよいか確認し、スポンジ８を用い
て化粧することになる。

パウダ収納部３の各パウダが残り少なくなると、同一メ
ーカのパウダを補給すればよい。収納部３ａ、３ｂ、・
・・、３ｅが比較的小さく、各パウダが消費されても、
補給を行うことにより、コンパクト自体はいつまでも使
用できる。

なお、上記実施例では、紫外線検出部４を蓋部２の上面
に設けているが、表示部５と同様、蓋部２の裏面に設け
てもよい。

（へ）発明の効果 この発明によれば、化粧品用容器に紫外線検出部と表示
部を設け、紫外線を客観的に測定できるので、紫外線防
止用の化粧品の種類を選択するのに適正な選択をなすこ
とができる。特別に紫外線検出装置を設けるのではなく
、化粧品用容器に紫外線検出部と表示部を設けるもので
あるから、従来のコンパクトを携帯する感覚であり、手
軽で持ちは運びにかさばらない。日光浴での日焼けの程
度をコントロールするために利用できる等の種々の利点
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示すコンパクトの蓋を
閉じた状態の外観斜視図、第２図は、同コンパクトの蓋
を開いた状態の外観斜視図、第３図は、同コンパクトの
回路部の構成を示すブロック図である。 １ ：本体部、 ：蓋部、 ：化粧品収納部、 ：紫外線検出部、 ：表示部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）外来光線の紫外線の強さを測定する紫外線検出部
   と、測定された紫外線の強さを表示する表示部とを備え
   たことを特徴とする化粧品用容器。