JPH0345918Y2 - - Google Patents

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JPH0345918Y2
JPH0345918Y2 JP1985041966U JP4196685U JPH0345918Y2 JP H0345918 Y2 JPH0345918 Y2 JP H0345918Y2 JP 1985041966 U JP1985041966 U JP 1985041966U JP 4196685 U JP4196685 U JP 4196685U JP H0345918 Y2 JPH0345918 Y2 JP H0345918Y2
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surfboards
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ウインドサーフインに使用されるサ
ーフボードを並列に連結切離自在とする装置に関
する。
〔従来の技術〕
近年、娯楽又はスポーツとしてウインドサーフ
インが普及しつつあるが、これはサーフボードに
マスト及びセールを備え、サーフアーがボード上
に起立してバランスをとりながらセールを操作
し、水上を滑走するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ウインドサーフインに於いて、これをサーフア
ーが単独で操作できるようになるには相当の熟練
を必要とする。初心者はサーフボードに起立する
や否や転倒して水中に脱落するのが普通であり、
ボードに長時間起立しバランスをとることができ
るようになるまで相当の日数を経るのが現状であ
り、それまではセールの操作を訓練する機会を持
たない。
これはウインドサーフインがサーフアー単独で
のみ実行できるものであり、トレーナ等の補助者
が単一のボードに同乗できないという理由に基づ
いている。
このため、例えば冬季に於いて、初心者は水中
に脱落する毎に陸上にあがつて身体を温め、その
後に再度サーフインを試みるが、又々直ちに転倒
して水中に脱落し、このような作業を繰り返さな
ければならず、上達に至るまでにサーフイン自体
を断念してしまう者が続出する。
また初心者は前記のようにバランスをとること
ができないにも拘わらず、転倒を恐れて無理に水
上を滑走しようとするため、岩やテトラポツト等
に衝突し、更には近隣のサーフアーに衝突する等
の危険がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者は、前記問題点の原因を発見すること
により、ウインドサーフインを実行するに際し、
初心者がトレーナ等の補助者と共に訓練をできれ
ば前記問題点を解決することができることを知得
した。ところで、前記ボード及びセール等の器具
備品を合わせると現在のウインドサーフインを行
うには数十万円を必要とする。従つて、初心者訓
練用の特別のサーフボードを製作するときは、熟
練できた暁にこれが不要となるばかりか、改めて
普通のサーフボードを購入しなければならず、不
経済である。
そこで、従来市販のサーフボードを複数並列に
連結し、その一つに補助者が乗船し、初心者が他
に乗船し、補助者が初心者を側部から手の届く範
囲で補助できるように構成することが有利であ
る。この場合、前記連結を切離自在とし、切離し
た状態では従来のものと全く同様に単独でウイン
ドサーフインを行うことができるように構成する
ことが有利である。特に、初心者のトレーニング
に際しては、転倒しない耐久時間が徐々に延びる
に従い、補助者の手を貸さないことが上達の早道
であるため、トレーニング中に水上で初心者のサ
ーフボードと補助者のサーフボードを切離し、初
心者に自力による帆走力をつけさせるように配慮
しなければならない。一方、初心者が単独帆走中
に転倒した場合は、再度、補助者のサーフボード
を初心者のサーフボードに連結し、再度のトレー
ニングを行うと共に、前記と同様に水上で連結を
切離し単独帆走させ、このような作業を繰り返し
行うことが好ましい。このため、前記連結と切離
は、頻繁に行う必要があり、しかも、連結及び切
離を水上で容易に行い得るように構成することが
有利である。
而して、上記課題を解決するために本考案が特
微として構成する処は、マスト及びセールを備え
たサーフボードの複数を並列に連結する連結装置
において:前記連結装置が、隣合うサーフボード
の各々に抱持固定される連結帯体と、隣合うサー
フボードの連結帯体を相互に連結切離自在とする
継手手段とから成り;前記継手手段は、少なくと
も一方の連結帯体に設けられた舌片と、該舌片を
他方の連結帯体に連結するための係合片とから成
り、該係合片を舌片の係合孔に挿脱自在に挿入係
合可能に構成して成る点にある。
〔作用〕
本考案の連結装置を用いて複数のサーフボード
を並列に連結した状態で、初心者は近隣のサーフ
ボードに乗船した補助者による補助を受けながら
ウインドサーフインを行うことができるので、従
来のように初心者がバランスを崩して瞬時のうち
に転倒し水中に脱落することはなく、訓練を能率
的に行うことができる。
初心者その他のサーフアーが単独で滑走を望む
場合は、前記連結を切離することにより、在来の
ものと同様に単一のボードに単独のサーフアーが
乗船した状態でウインドサーフインを楽しむこと
ができる。特に、連結切離の手段を構成する継手
手段は、舌片の係合孔に係合片を挿脱自在に挿入
係合する構成であるから、水上における頻繁な連
結と切離の作業を容易に行うことができる。
〔実施例〕
第1図は、本考案装置の実施例を用いて2枚の
サーフボードを並列に連結した状態を示してい
る。ボード1は、それぞれ従来市販されているも
ので、水密固形発泡体から形成され、図示省略し
ているが下面にセンターボード及びスケグ等を突
設し、上面にマスト2を着脱自在に立設し、該マ
ストにセール3を設けている。このボード1は、
市販のもので最大幅が650〜750mmであり、各種寸
法とされている。
連結装置は、後述する連結帯体4から成り、第
1図示のように各ボード1に二組として装着され
る。
(第1実施例) 第1図及び第2図に示す第1実施例に於いて、
連結装置は、複数のサーフボードに装着される複
数の連結帯体4から構成されており、各連結帯体
4は、一対の分割帯体5,6から構成されてい
る。各分割帯体5,6は、ゴム又は合成樹脂等の
弾性材により成形されており、好ましくは各帯体
中にコード、キヤンバス、金属片等の補強材を埋
入している。
一つの連結帯体4を構成する一対の分割帯体
5,6は、それぞれの端部を円弧状に屈曲した抱
持部7,8を備え、各抱持部の内面に滑り止め突
起9を点在して形成している。また各抱持部7,
8の円弧外側には略水平方向に突出する舌片1
0,11を一体に成形し、各舌片10,11に係
合孔12を開設している。
また、一対の分割帯体5,6は、前記抱持部
7,8の反対側において相互に重合される重合部
13,14を有し、重合面の相互に面フアスナー
15を固着し、これにより重合部13,14を相
互に着脱自在に固着可能としている。更に重合部
13,14の対向面には相互に噛み合う多数の突
条による調整噛合部16を設けている。
一方の分割帯体5は、該抱持部7の近傍に挿通
孔17を開設しており、この挿通孔17に係合片
18を挿通固定する。即ち、係合片18は、弾性
材又は可撓材により成形されており、挿通孔17
に図示の如く挿通され、尾端に抜止部19を備え
ると共に、先端を前記係合孔12に臨む係合部2
0と成し、該係合部20の先端に前記係合孔12
よりも幅広の楔状部21を設けている。尚、図例
では係合片18の湾曲頂部に把手部22を形成し
ている。
この第1実施例に係る連結装置を用いて本考案
を実施するには、連結帯体4を第1図示の如く各
サーフボード1の二組宛で装着する。各連結帯体
4をサーフボード1に装着するに際しては、一対
の分割帯体5,6の抱持部7,8をボード1の側
縁に抱持せしめ、両分割帯体5,6を緊張せしめ
ると共にボードの幅に応じて調整噛合部16を噛
合せしめた状態で重合部13,14を重合し面フ
アスナー15を介して固着する。一方の分割帯体
5には予め係合片18が挿通固着されている。
而して、これにより、連結帯体4を装着した二
枚のサーフボード1,1を、第1図及び第3図に
示すように並列に配置し、隣接する連結帯体4,
4の対向する舌片10,11を重合せしめ、両舌
片の相互に連通する係合孔12に係合片18の係
合部20を挿通し、楔状部21より抜止めを行う
(第3図実線)。従つて、この状態では、第1図に
示すように二枚のサーフボード1,1が並列に連
結され、二人のサーフアーが側方に並び、一方が
他方を補助しながらウインドサーフインを行うこ
とができる。同様にして二以上のサーフボードを
連続して並列的に連結することができる。
反面、従来と同様に単一のサーフボード1によ
り単独のサーフアーがサーフインを行う場合は、
第3図鎖線に示すように係合片18を引上げ、楔
状部21を係合孔12より脱すれば、重合された
舌片10,11は相互に自由となり、これにより
前記連結は切離され、切離されたサーフボード1
は単独のものとして自由になる。しかも、この切
離作業は水上で簡単に行うことができるものであ
り、而して、係合片18と舌片10,11とによ
り連結切離自在な継手手段を構成している。
(第2実施例) 第4図に示す第2実施例に於いて、各連結帯体
4を構成する一対の分割帯体23,24は、相互
にバツクル25を介して緊締可能なベルトと、各
ベルトに取り付けられた円弧状の抱持体26,2
7とから構成されている。各抱持体26,27は
ゴム又は合成樹脂等の弾性材により成形され、各
抱持体の湾曲内面に突起を形成し、湾曲外面に係
合孔12を開設した舌片10,11を突設するこ
とは、上記第1実施例と同様である。
この第2実施例では、係合片18が独立のもの
として形成され、先端の楔状部21を備えてお
り、この係合片18と前記舌片10,11とによ
り連結切離自在な継手手段を構成することは上記
第1実施例と同様であるが、この係合片18は、
該係合片を紐や鎖等の適宜部材により吊り下げる
ことにより紛失を防止するための窓孔28を有す
る。
(第3実施例) 第5図に示す第3実施例に於いて、連結帯体4
は、上記第1実施例のような一体成形された分割
帯体5,6(第2図)、又は上記第2実施例のよ
うなベルトに抱持体を取付けた分割帯体23,2
4(第4図)から成り、このような基本的構成の
点では上記第1実施例又は第2実施例と同様であ
るが、一方の抱持部7(又は抱持体26)に直接
に係合片18を一体に成形し、他方の抱持部8
(又は抱持体27)に前記と同様に係合孔12を
開設した舌片11を突設しており、係合片12と
舌片11とにより連結切離自在な継手手段を構成
している。
〔考案の効果〕
本考案によれば、連結帯体4の継手手段により
複数のサーフボードを並列に連結できるので、初
心者のサーフアーは、近隣のサーフボードに乗船
した補助者の補助を受けながらウインドサーフイ
ンを行うことができ、従来のように初心者がバラ
ンスを崩して瞬時のうちに転倒し水中に脱落する
ことはなく、ウインドサーフインの訓練を能率的
に行うことができる。
この際、前記連結のための継手手段は、連結帯
体4に設けられた舌片10,11の係合孔12に
係合片18を挿脱自在に挿入係合することにより
連結を行う一方、前記係合片18を舌片10,1
1の係合孔12より抜き出すことにより切離を行
う構成とされているから、簡単な操作で連結と切
離を行うことができ、連結及び切離を水上で容易
に行うことができる。このため、初心者をトレー
ニングするに際し、前記連結状態での補助者によ
るサポートした帆走と、前記切離状態での独力に
よる帆走とを、頻繁に繰り返し行うことが容易で
あり、初心者の技術向上に極めて至便である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の使用状態を示す斜
視図、第2図は第1実施例を示す分解斜視図、第
3図は同実施例の連結状態を示す要部縦断面図、
第4図は第2実施例を示す分解斜視図、第5図は
第3実施例を示す分解斜視図である。 1……サーフボード、2……マスト、3……セ
ール、4……連結帯体、5,6,23,24……
分割帯体、7,8……抱持部、26,27……抱
持体、10,11……舌片、12……係合孔、1
8……係合体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マスト及びセールを備えたサーフボードの複数
    を並列に連結する連結装置において:前記連結装
    置が、隣合うサーフボードの各々に抱持固定され
    る連結帯体と、隣合うサーフボードの連結帯体を
    相互に連結切離自在とする継手手段とから成り;
    前記継手手段は、少なくとも一方の連結帯体に設
    けられた舌片と、該舌片を他方の連結帯体に連結
    するための係合片とから成り、該係合片を舌片の
    係合孔に挿脱自在に挿入係合可能に構成して成る
    ことを特徴とするサーフボードの並列連結装置。
JP1985041966U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPH0345918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985041966U JPH0345918Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JPS61157092U JPS61157092U (ja) 1986-09-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946800B2 (ja) * 1977-11-21 1984-11-14 喜森 宮村 樹脂を利用した装飾物の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5946800U (ja) * 1982-09-22 1984-03-28 植松 聡 浮体の接続装置

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