JPH0342725A - オブジェクト選択優先度の動的変更による知識ベース管理・学習方式 - Google Patents

オブジェクト選択優先度の動的変更による知識ベース管理・学習方式

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JPH0342725A
JPH0342725A JP1178591A JP17859189A JPH0342725A JP H0342725 A JPH0342725 A JP H0342725A JP 1178591 A JP1178591 A JP 1178591A JP 17859189 A JP17859189 A JP 17859189A JP H0342725 A JPH0342725 A JP H0342725A
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objects
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JP1178591A
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Naoyuki Uekawa
上河 直之
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は知識情報処理システムにおける知識ベース管理
・学習方式に関し、特に推論の実行時に参照する知識オ
ブジェクトに重み付けを行うことにより知識ベース内の
知識オブジェクトの構造を利用環境に対応した形に自動
的に調整するオブジェクト選択優先度の動的変更による
知識ベース管理・学習方式に関する。
〔従来の技術〕
知識情報処理システムはある一定の知識範囲においてす
べての可能性をy4羅できるように作られなければなら
ないが、可能性のある推論過程をすべて実行してしまう
ような知識情報処理システムでは、推論結果の正当性以
外に応答性等の性能劣化の問題が運用上発生する。
上記の問題を解決するためには、専門家やプログラマに
よる知識情報処理システムの分析・調整作業が必要であ
る。
実際に、知識情報処理システムを長期間運用した場合に
は利用環境に応じて知識の適用範囲が偏ってくることが
多く、結果として必ずしもすべての知識を必要としてい
ないことが分かる。知識情報処理システムの分析・調整
作業とは、このような知識情報処理システムの特性に着
目して、結果にはなんら関係のない推論過程や全く使わ
れていない事実知識等の洗出しを行い、それらを削除し
たり調整したりすることで知識情報処理システムの性能
改善を行うことである。
従来の技fliでは、たとえば不必要な推論過程を抑制
する手法としては、ルールの競合をなるべく起こさない
ようにルールの記述を変更するとか、ルールの競合を起
こしても比較的何度も実行されているような慣習性の高
いルールを優先的に選択するようなルールの選択戦略を
設定する等の方法がある。また、事実知識に関しては、
適用するルールの洗出しにより必要な事実知識を厳選し
たり、適用回数の測定により不要な事実知識を削除した
りする方法で対処している。
また、このような知識情報処理システムの分析・調整作
業は、知識情報処理システムの導入時だけではなく、知
識情報処理システムを運用する過程において周期的に行
わなければならない。なぜならば、知識情報処理システ
ムの推論過程を決定する要因は、内部的には獲得した知
識であり、外部的には知識情報処理システムを適用する
領域(利用環境)にあるからである。これらの要因(特
に外部的要因)は、時間の経過に伴い刻々と変化するも
のが多く、推論結果の正当性を維持するための定期的な
知識情報処理システムの分析および調整は、必要かつ不
可欠である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した上述した従来の技術では、知識情報処理システ
ムの分析・調整作業には特に有効なツールは提供されて
おらず、推論過程のトレース等の結果に基づき人手で分
析および調整を行っていたので、分析・調整作業に高い
技術力と膨大な工数とが必要であるという欠点がある。
また、知識情報処理システムの分析・調整作業をすべて
人手で行っていたので、その作業量には限界があり、推
論を進める上で膨大な量の情報を扱うような知識情報処
理システムは事実上構築が不可能であるという欠点があ
る。
さらに、新しい知識を頻繁に投入する必要のある知識情
報処理システムや利用している側の環境が流動的で変化
しやすいような知識情報処理システム等の分析・調整周
期が非常に短期間であるような知識情報処理システムは
、システム調整回数が多くなるために事実上構築が不可
能であるという欠点がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、人間の意識の多重構
造(表層意識−深層意識)による知識の管理機構と、そ
の日々の活動サイクル(学習)睡眠(忘却)による学習
過程を知識情報処理システムに応用したものであり、選
択優先度(以下、単に優先度という)という概念を導入
し、知識オブジェクトの適用回数によりその数値を動的
に変化させ、競合発生時のルール知識の選択規準や事実
知識の削除規準として活用することにより、その実現を
図るようにしたオブジェクト選択優先度の動的変更によ
る知識ベース管理・学習方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のオブジェクト選択優先度の動的変更による知識
ベース管理・学習方式は、知識を知識オブジェクトとし
て知識ベースに蓄える知識情報処理システムにおいて、
時間に応じて知識情報処理システムの運用状態を制御す
るシステム運用管理機構と、知識ベースに蓄えられてい
る知識オブジェクトの管理情報を表形式で格納するオブ
ジェクト管理表と、ルール実行用短期記憶領域内の知識
オブジェクトを適用して推論を実行するffL論処理機
構と、この推論処理機構による推論実行中に適用した知
識オブジェクトの選択優先度を動的に変更する優先度学
習機構と、知識情報処理システムの閉鎖時間中に知識ベ
ース内のすべての知識オブジェクトの選択優先度を静的
に変更する睡眠忘却機構と、推論を実行するために必要
な知識オブジェクトを知識ベースより抽出してルール実
行用短期記憶領域に展開するとともに知識オブジェクト
の選択優先度を評価および選別して知識ベース内の知識
オブジェクトを再構成するオブジェクト管理機構とを有
する。
C作用〕 本発明のオブジェクト選択優先度の動的変更による知識
ベース管理・学習方式は、システム運用管理機構が時間
に応じて知識情報処理システムの運用状態を制御し、オ
ブジェクト管理表が知識ベースに蓄えられている知識オ
ブジェクトの管理情報を表形式で格納し、推論処理機構
がルール実行用短期記憶領域内の知識オブジェクトを適
用して推論を実行し、優先度学習機構が推論処理機構に
よる推論実行中に適用した知識オブジェクトの選択優先
度を動的に変更し、睡眠忘却機構が知識情報処理システ
ムの閉鎖時間中に知識ベース内のずべての知識オブジェ
クトの選択優先度を静的に変更し、オブジェクト管理機
構が推論を実行するために必要な知識オブジェクトを知
識ベースより抽出してルール実行用短期記憶領域に展開
するとともに知識オブジェクトの選択優先度を評価およ
び選別して知識ベース内の知識オブジェクトを再構成す
る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るオブジェクト選択優
先度の動的変更による知識ベース管理・学習方式の全体
構成を示すブロック図である。本実施例のオブジェクト
選択優先度の動的変更による知識ベース管理・学習方式
が適用された知識情報処理システムは、入出力装置1が
接続されており、推論処理機構2と、システム運用管理
機構3と、ルール実行用短期記憶領域4と、知識オブジ
ェクト優先度管理機構5と、知識ベース(長期記憶領域
)10とを含んで構成されている。
入出力装置1は、知識情報処理システムと利用者とがデ
ータの受は渡しを行う装置である。
推論処理機構2は、ルール実行用短期記憶領域4を用い
てルールの照合−選択−実行のサイクルを持つプロダク
ションシステムによる推論処理を行う。
システム運用管理機構3は、第2図(alに示すように
、時間を計測する時間計測器と、知識情報処理システム
の開放−閉鎖の時間的サイクルを表す運用サイクル時間
と、現在の運用状態を表す運用スイ・7チSWとを含ん
で構成されている。システム運用管理機構3は、人間の
活動−睡眠の行動サイクルを知識情報処理システム上に
実現するための機構で、常に知識情報処理システムを時
間的に監視し、知識情報処理システムの開放時間中であ
れば(時間計測器による計測時間が運用サイクル時間内
であれば)、運用スイッチSWをONにし、閉鎖時間中
であれば(時間計測器による計測時間が運用サイクル時
間を越えれば)、運用スイッチSWをOFFにする機能
を持っている。すなわち、第2図(blを参照すると、
システム運用管理機構3における処理は、計測時間初期
化ステップ201と、運用サイクル時間経過判定ステッ
プ202と、運用中判断ステップ203と、運用スイッ
チOFFステップ204と、運用スイッチONステップ
205とからなる。
ルール実行用短期記憶領域4は、推論を行うための作業
領域である。
知識オブジェクト優先度管理機構5は、第3図にも示す
ように、優先度学習機構6と、睡眠忘却機構7と、オブ
ジェクト管理機構8と、オブジェクト管理表9とから構
成されている。
優先度学習機構6は、人間が行動によって学習する過程
(学習過程)を知識情報処理システム上に実現するため
の機構で、ルール知識オブジェクトおよび事実知識オブ
ジェクトを適用した際にその優先度を評価するオブジェ
クト適用評価関数を格納しており、オブジェクト管理表
9内のルール知識オブジェクト名および事実知識オブジ
ェクト名に対応する優先度を動的に変更する機能を有し
ている。
睡眠忘却機構7は、人間が睡眠によって古い知識を忘却
する過程(睡眠忘却過程)を知識情報処理システム上に
実現するための機構で、ルール知識オブジェクトおよび
事実知識オブジェクトの優先度を下げるための睡眠忘却
評価関数を格納しており、知識情報処理システムの閉鎖
時間中にオブジェクト管理表9内のすべての優先度を静
的に変更する機能を有している。
オブジェクト管理機構8は、ルール実行用短期記憶領域
4内および知識ムース10内のルール知識オブジェクト
および事実知識オブジェクトを管理する機構で、知識ム
ース10内のルール知識オブジェクトおよび事実知識オ
ブジェクトをルール実行用短期記憶領域4内に展開する
機能と、ルール実行用短期記憶領域4内のルール知識オ
ブジェクトおよび事実知識オブジェクトの内容を知識へ
−スlOに反映しルール実行用短期記憶領域4内にある
ルール知識オブジェク1〜および事実知識オブジェクト
を削除する機能と、オブジェクト管理表9内の状態SW
を管理する機能とを有している。
オブジェクト管理表9は、ルール知識オブジェクト名お
よび事実知識オブジェクト名と、ルール知識オブジェク
ト名のルール知識オブジェクトおよび事実知識オブジェ
クト名の事実知識オブジェクトがルール実行用短期記憶
領域4上に展開されているかどうかを表す状態SWと、
ルール知識オブジェクトの優先度および事実知識オブジ
ェクトの優先度とをルール知識オブジェクトの管理情報
および事実知識オブジェクトの管理情報として表形式で
格納する機能を有する。また、オブジー、クト管理表9
には、実際に推論に利用するルール知識オブジェク1〜
の管理情報および事実知識オブジェクトの管理情報が格
納されている領域の他に、優先度がある一定の忘却規準
値Jfより低いルール知識オブジェクトおよび事実知識
オブジェクト(不必要と判断されるルール知識オブジェ
クトお2 よび事実知識オブジェクト)を区別するために優先度が
忘却規準値Jfより低い最上位のルール知識オブジェク
トのルール知識オブジェクト名および事実知識オブジェ
クトの事実知識オブジェクト名を境界オブジェクト名と
してそれぞれ設定する機能を有している。
知識ベース10は、事実知識オブジェクトの集合からな
るデータベースと、ルール知識オブジェクトの集合から
なるルールベースとから構成されている。
第4図を参照すると、本実施例のオブジェクト選択優先
度の動的変更による知識ベース管理・学習方式における
処理は、推論開始ステップ401と、知識オブジェクト
ロード判定ステップ402と、空きスペース有無判断ス
テップ403と、空きスペース作成ステップ404と、
知識オブジェクト展開ステップ405と、状gsWON
ステップ406と、照合処理ステップ407と、ルール
競合判定ステップ408と、知識オブジェクト選択ステ
ップ409と、ルール実行ステップ410と、優先度更
新ステップ411と、運用時間内判断ステップ412と
、睡眠忘却機構起動ステップ413と、睡眠忘却評価関
数適用ステップ414と、知識オブジェクト並換えステ
ップ415と、低優先度知識オブジェクト有無判断ステ
ップ416と、境界オブジェクト名設定ステップ417
と、知識ベース反映ステップ418と、運用時間内判断
ステップ419と、処理終了ステップ420とからなる
次に、このように構成された本実施例のオブジェクト選
択優先度の動的変更による知識ベース管理・学習方式の
動作の概要について説明する。
まず、知識情報処理システムを起動し、推論処理機構2
による推論を開始する(ステップ401)。
推論の開始通知を受けた推論処理機構2は、照合処理を
行う前に必要なルール知識オブジェクトおよび事実知識
オブジェクトがルール実行用短期記憶領域4内に存在す
るかどうかを確認するために、推論に必要なルール知識
オブジェクトのルール知識オブジェクト名および事実知
識オブジェクトの事実知識オブジェクト名を知識オブジ
ェクト優先度管理機構5に通知する。
通知を受けた知識オブジェクト(I先度管理機構5は、
オブジェクト管理表9内のルール知識オブジェクト名お
よび事実知識オブジェクト名に対応する状態SWを調べ
るために、オブジェクト管理機構8を起動する。
オブジェクト管理機構8は、オブジェクト管理表9内の
ルール知識オブジェクト名および事実知識オブジェクト
名に対応する状態SWの0N10FFに基づいて照合す
るルール知識オブジェクトおよび事実知識オブジェクト
がすでにルール実行用短期記憶領域4にロードされてい
るかどうかを判断しくステップ402)、オブジェクト
管理表9内のルール知識オブジェクト名および事実知識
オブジェクト名に対応する状態SWがONのときには動
作しないでステップ407に制御を移す。
オブジェクト管理表9内のルール知識オブジェクト名お
よび事実知識オブジェクト名に対応する状5 j襟s wがOFFならば、オブジェクト管理機構8は
、ルール実行用短期記憶領域4に空きスペースがあるか
どうかを判定しくステップ403)、ルール実行用短期
記憶領域4に空き領域がなくルール知識オブジェクトお
よび事実知識オブジェクトが展開できないような場合は
、オブジェクト管理表9内の状態SWと優先度とを調べ
て非推論対象で状態SWがONになっているルール知識
オブジェクトおよび事実知識オブジェクトの中で最も優
先度の低いルール知識オブジェクトおよび事実知識オブ
ジェクトの内容を知識ベース10に反映し、該当するル
ール知識オブジェクトおよび事実知識オブジェクトをル
ール実行用短期記(ei RI域4から削除し、オブジ
ェクト管理表9内の該当するルル知識オブジェクト名お
よび事実知識オブジェクト名に対応する状MSWをOF
Fにしくステップ404)、ステップ403に制御を戻
す。
ステップ403でルール実行用短期記jQ領域4に空き
スペースがあった場合には、オブジェクト管理機構8は
、知識ベース10からルール知識第6 プジエクト名のルール知識オブジェクトおよび事実知識
オブジェクト名の事実知識オブジェクトを抽出してルー
ル実行用短期記憶領域4に展開しくステップ405)、
オブジェクト管理表9内の知識オブジェクト名に対応す
る状態SWをONにする(ステップ406)。なお、オ
ブジェクト管理機構8は、推論に必要なルール知識オブ
ジェクトおよび事実知識オブジェクト(推論処理機構2
より通知のあったルール知識オブジェクトおよび事実知
識オブジェクト)がすべてルール実行用短期記憶領域4
に展開されるまで、ステップ403〜406の処理を繰
り返す。
知識オブジェクト優先度管理機構5は、オブジェクト管
理機構8による推論に必要なルール知識オブジェクトお
よび事実知識オブジェクトのルール実行用短期記憶領域
4への展開処理(「知識の表層化」の処理)が終了した
段階で、「知識の表層化」の処理の終了通知を推論処理
機構2に送る。
「知識の表層化」の処理の終了通知を受けた推論処理機
構2は、ルール実行用短期記憶領域4を参照してルール
知識オブジェクトの条件部と事実知識オブジェクトとの
照合処理を行う(ステップ407)。
照合処理が終了した段階で、抽出されたルール知識オブ
ジェクトが複数だった場合(ルールの競合)(ステップ
408)、推論処理機構2は、競合するルール知識オブ
ジェクトの知識オブジェクト名を知識オブジェクト優先
度管理機構5に通知する。
通知を受けた知識オブジェクト優先度管理機構5は、オ
ブジェクト管理表9内のルール知識オブジェクト名に対
応する優先度を調べ、競合するルール知識オブジェクト
のルール知識オブジェクト名のうちで最も優先度の高い
ルール知識オブジェクト名を選択して、推論処理機構2
に通知する(ステップ409)。
推論処理機構2は、通知されたルール知識オブジェクト
名のルール知識オブジェク1−を実行しくステップ41
0)、このルール知識オブジェクト名と、ルール知識オ
ブジェクトが適用した事実知識オブジェクトの事実知識
オブジェクト名とを知識オブジェクl先度管理機構5に
通知する。
通知を受けた知識オブジェクト優先度管理機構5は、優
先度学習機構6を起動する。
優先度学習機構6は、オブジェクト管理表9内のルール
知識オブジェクト名および事実知識オブジェクト名に対
応する優先度にオブジェクト適用評価関数を適用し、そ
の値を更新する(優先度の動的更新による重要度の学習
)(ステップ411)。
以上が1回の照合−選択−実行のサイクルである。
推論処理機構2は、実行するルール知識オブジェクトが
なくなるか、知識情報処理システムの開放時間が終了す
る(運用スイッチSWがOFFになる)まで(ステップ
412)、ステップ402〜412の処理を繰り返す。
推論処理機構2は、運用スイッチSWがOFFになって
いることを感知した段階で推論を終了するための処理を
行い、推論処理が終了したことを9 知識オブジェクト優先度管理機構5に通知する。
推論処理の終了通知を受けた知識オブジェクト優先度管
理機構5は、オブジェクト管理表9内の優先度の静的な
変更を行うために睡眠忘却機構7を起動する(ステップ
413)。
睡眠忘却機構7は、まずオブジェクト管理表9内のすべ
ての優先度に睡眠忘却評価関数を適用し優先度の値を変
更する(優先度の静的更新による知識の忘却)(ステッ
プ414)。次に、睡眠忘却機構7は、オブジェクト管
理表9内のすべてのルール知識オブジェクトの管理情報
および事実知識オブジェクトの管理情報をルール知識オ
ブジェクトおよび事実知識オブジェクトごとに優先度に
応じて昇順に並び換える(ステップ415)。このとき
、忘却領域を設定するために、忘却規準値Jfより低い
優先度があるかどうか(不必要な知識があるかどうか)
を判断しくステップ416)、優先度がある一定の忘却
規準値Jfに満たないルール知識オブジェクトおよび事
実知識オブジェクトの中で最上位になるルール知識オブ
ジェクトの0 ルール知識オブジェクト名および事実知識オブジェクト
の事実知識オブジェクト名をそれぞれ境界オブジェクト
名とし、ルール知識オブジェクトおよび事実知識オブジ
ェクトのそれぞれ1知識オブジエクトずつオブジェクト
管理表9に格納し、オブジェクト管理表9内の境界オブ
ジェクト名のルール知識オブジェクトおよび事実知識オ
ブジェクト名が格納された領域以降を忘却領域として定
める(ステップ417)。忘却領域に登録されているル
ール知識オブジェクトの管理情報および事実知識オブジ
ェクトの管理情報は、必要性の薄いルール知識オブジェ
クトの管理情報および事実知識オブジェクトの管理情報
であるので、原則として以後の推論には利用せずに、必
要に応じて優先度の再設定により再び推論対象とするか
、他の媒体に保存する等の処理を行う。
睡眠忘却機構7による「睡眠忘却過程」の処理が終了す
ると、オブジェクト管理機構8が起動され、オブジェク
ト管理機構8は、ルール実行用短期記憶領域4に存在す
るルール知識オブジェクトおよび事実知識オブジェクト
の内容を知識ベース10に反映しくステップ418)、
ルール実行用短期記憶領域4の初期化を行う。
知識オブジェクト優先度管理機構5は、全ての作業が終
了した段階で、推論処理機構2に終了通知を送る。
通知を受けた推論処理機構2は、制御をシステム運用管
理機構3に移し、システム運用管理機構3は、運用スイ
ッチSWがONかどうかを判断しくステップ419)、
ONであればステップ401に制御を戻し、ON以外(
すなわち0FF)であればシステム運用管理機構3自身
以外の知識情報処理システムの終了処理を行い、知識情
報処理システムの運用時間になるまで待合せを行う (
ステップ420)。
詳しくは、システム運用管理機構3は、初めに計測時間
をゼロに初期化した後に(ステップ201〉、計測時間
が運用サイクル時間を越えるかどうかを監視しており(
ステップ202)、計測時間が運用サイクル時間を越え
ると、運用スイソチSWがONかどうかを判定して(ス
テップ203〉、ONであればOFFにしくステップ2
04)、ON以外であればONにして(ステップ205
)、知識情報処理システムを起動し、制御を推論処理機
構2に移す。
推論処理機構2は、ルール実行用短期記憶領域4および
知識ベース10を参照し、再び推論処理を開始する。
(1)次に、第5図、第6図、第7図および第8図を参
照しながら、「知識の表層化」の処理についてさらに具
体的に説明する。
第5図は、知識情報処理システムの初期状態を表してい
る。
推論処理機構2には、初期処理の対象となっているルー
ル知識オブジェクトR1,R2およびR3のルール知識
オブジェクト名R1,R2およびR3(知識オブジェク
トと知識オブジェクト名とに同一符号を付して示す。以
下同様)と、ルール知識オブジェクトR1,R2および
R3の照合処理に必要な事実知識オブジェクトAI、A
2およ3 びA3の事実知識オブジェクト名AI、A2およびA3
とが格納されているものとする。
ルール実行用短期記憶領域4は、主記憶領域上に最大1
0個の知識オブジェクトまでを格納できる領域を確保し
ているものとし、初期状態では知識オブジェクトは存在
していないものとする。したがって、知識オブジェクト
優先度管理機構5のオブジェクト管理表9内の状態SW
はすべてOFFになっている。
また、知識ベース10は、実フアイル上に管理されてい
るものとし、必要に応じて知識オブジェクト優先度管理
機構5により参照および更新されるものとする。
推論処理機構2は、初期動作として処理に必要なルール
知識オブジェク)R1,R2およびR3のルール知識オ
ブジェクト名R1,R2およびR3ならびに事実知識オ
ブジェクトAl、A2およびA3の事実知識オブジェク
ト名A1.A2およびA3を知識オブジェクト優先度管
理機構5に通知する(第5図参照)。
4 通知を受けた知識オブジェクト優先度管理機構5は、オ
ブジェクト管理機構8を起動する。
オブジェクト管理機構8は、オブジェクト管理表9内の
ルール知識オブジェクト名R1,R2およびR3ならび
に事実知識オブジェクト名AlA2およびA3に対応す
る状Bswを調べ、すべてOFFであるので、知識ベー
ス10よりルール知識オブジェク)R1,R2およびR
3および事実知識オブジェクトAI、A2およびA3を
抽出してルール実行用短期記憶領域4に展開し、オブジ
ェクト管理表9内のルール知識オブジェクト名R1,R
2およびR3および事実知識オブジェクト名AI、A2
およびA3に対応する状6swをONにする(第6図参
照)。
知識オブジェクト優先度管理機構5は、オブジェクト管
理機構8の処理が終了すると、推論処理機構2に処理の
終了通知を送る(第6図参照)。
通知を受けた推論処理機構2は、ルール実行用短期記憶
領域4の内容を照合して推論を開始する。
次に、第7図および第8図を用いて、推論途中で対象と
する領域(ルール知識オブジェクトおよび事実知識オブ
ジェクト)が変更となった場合の動作例を示す。
推論処理機構2は、初期処理と同様に、必要となるルー
ル知識オブジェクトR4,R5,R6およびR7のルー
ル知識オブジェクト名R4,R5R6およびR7ならび
に事実知識オブジェクトA2、A5.A6.A7および
A8の事実知識オブジェクト名A2.A5.A6.A7
および八8を知識オブジェクト優先度管理機構5に通知
する(第7図参照)。
通知を受けた知識オブジェクト優先度管理機構5は、オ
ブジェクト管理機構8を起動する。
オブジェクト管理機構8は、ルール実行用短期記憶領域
4内の古いルール知識オブジェクトRIR2およびR3
を削除し、オブジェクト管理表9内のルール知識オブジ
ェクト名R1,R2およびR3に対応する状態SWをO
FFにする。次に、オブジェクト管理機構8は、新しい
ルール知識オブジェクトR4,R5,R6およびR7を
ルール実行用短期記1q領域4に展開し、オブジェクト
管理表9内のルール知識オブジェクト名R4,R5R6
およびR7に対応する状態SWをONにする(第8図参
照)。
一方、事実知識オブジェクトについては再利用する可能
性もあるので、オブジェクト管理機構8は、ルール実行
用短期記憶領域4の領域が許す限りは事実知識オブジェ
クトの削除は行わない。本例の場合、対象となる知識オ
ブジェクトの数が9(R4,R5,R6,R7,A2.
A5.A6゜A7およびA8)、非対象となる知識オブ
ジェクトの数が2(A1およびA3)であり、ルール実
行用記憶領域4の許容量である最大10個の知識オブジ
ェクトを1知識オブジ工クト分だけ超えている。このよ
うな場合、オブジェクト管理機構8は、非対象となる知
識オブジェクトの中から優先度の最も低い知識オブジェ
クトを選択し、該当する知識オブジェクトの内容を知識
ベース10に反映し、ルール実・行用短期記憶領域4か
ら削除する。
本例では、事実知識オブジェク)A3が削除され7 る(第8図参照)。
「知識の表層化」の処理では、このような処理によって
知識ベース10内より必要な知識オブジェクトだけを抜
き出し、推論領域を限定する機能を実現する。
(2)次に、第9図、第10図、第11図、第12図お
よび第13図を参照しながら、「学習過程」の処理につ
いてさらに具体的に説明する。
第9図は、推論実行中の知識情報処理システムの一状態
を表す図である。
推論処理機構2には、実行したルール知識オブジェクト
R3のルール知識オブジェクト名R3と、その照合処理
に利用した事実知識オブジェクトA1、A4およびA7
の事実知識オブジェクト名A1、A4およびA7とが格
納されているものとする。また、ルール知識オブジェク
トの競合発生時の選択規準として、「優先度の高い知識
オブジェクトを選択する」を適用するものとし、それで
も解決しない場合には、「オブジェクト管理表内の上位
に定義されている知識オブジェクトを選択す8 る」を適用するものとする。
優先度学習機構6には、オブジェクト適用評価関数とし
て、下記のような関数が定義されているものとする。
PN=PO+ (1−PO)xCh PN:関数適用後の優先度 PO:関数適用前の優先度 Ch:オブジェクト適用評価係数 また、オブジェクト適用評価係数chには、知識情報処
理システムの実行前に静的に0.10が与えられている
ものとする。
オブジェクト管理表9内のルール知識オブジェクト名R
3に対応する優先度は0.70、事実知識オブジェクト
名AI、A4およびA7に対応する優先度はそれぞれ0
.90,0.60および0.50とする。
推論処理機構2は、ルール知識オブジェク)R3の実行
が終了した段階で、ルール知識オブジェクト名R3と、
適用した事実知識オブジェクト名A1.A2およびA3
とを知識オブジェクト優先度管理機構5に通知する(第
9図参照)。
通知を受けた知識オブジェクIf先度管理機構5は、優
先度学習機構6を起動する。
優先度学習機構6は、通知されたルール知識オブジェク
ト名R3に対応するオブジェクト管理表9内の優先度な
らびに事実知識オブジェクト名A1、A2およびA3に
対応するオブジェクト管理表9内の優先度にオブジェク
ト適用評価関数を適用する。
結果として、オブジェクト管理表9内のルール知識オブ
ジェクト名R3に対応する優先度は0゜73となり、事
実知識オブジェクト名A1.A4およびA7に対応する
優先度は、それぞれ0. 910.64および0.55
となる(第10図参照)。
このようにして、1回の優先度の学習が行われる。
この優先度の学習結果は、主にルールの競合の解消時に
反映されるが、どのような形で影響を与えるかを示す例
を、第11図、第12図および第13図を用いて示す。
第11図は、ルールの競合状態の一例を示す図である。
いま、推論開始前のルール知識オブジェク)R4、R5
およびR6の優先度が、それぞれ0. 600.50お
よび0.40であるとする。このとき、ルール知識オブ
ジェクトR4,R5およびR6が競合状態に陥った場合
、推論処理機構2は、このことをルール知識オブジェク
ト名R4,R5およびR6とともに知識オブジェクト優
先度管理機構5に通知する。
通知を受けた知識オブジェクト優先度管理機構5は、オ
ブジェクト管理表9内のルール知識オブジェクト名R4
,R5およびR6に対応する優先度を調べ、最も優先度
の高いルール知識オブジェクト名R4を推論処理機構2
に返す(第11図参照)。
推論処理機構2は、ルール知識オブジェク)R4を実行
する。
ここで、さらに推論を重ね、ルール知識オブジ1 ェクトR4が1回、ルール知識オブジェクトR5が10
回、ルール知識オブジェクトR6が5回の適用を受けた
後に、再びルールの競合状態に陥ったとする。このとき
のオブジェクト管理表9内のルール知識オブジェクト名
R4,R5およびR6に対応する優先度は、それぞれ0
.67.0.82および0.64となっている(第12
図参照)。
したがって、知識オブジェクト優先度管理機構5は、ル
ール知識オブジェク)R5を選択する(第13図参照)
このように、知識オブジェクトの利用頻度Gこより、各
知識オブジェクトの優先度を学習する過程が知識情報処
理システムの学習過程である。
(3)次に、第14図および第15図を用いて、「睡眠
忘却過程」の処理について説明する。
第14園は、知識情報処理システムの拙論処理の終了状
態を示している。
システム運用管理機構3には、知識情報処理システムの
開放時間として12時間、閉鎖時間として12時間が格
納されているものとし、現在、運2 用スイッチSWはOFFの状態であるとする。
睡眠忘却機構7には、睡眠忘却評価関数として、下記の
ような関数が格納されているものとする。
PN=POxcf PN:関数適用後の優先度 P○:関数適用前の優先度 Cf:睡眠忘却係数 睡眠忘却係数Cfとしては、知識情報処理システムの実
行前に静的に0.90が与えられているものとする。ま
た、忘却規準(iJfとしては、010が与えられてい
るものとし、この値に満たない優先度を持つ知識オブジ
ェクトは不必要な知識オブジェクトとして忘却領域に格
納されるものとする。
推論処理機構2は、システム運用管理機構3の運用スイ
ッチSWがOFFであることを感知した段階で推論の終
了処理を行い、知識オブジェクト優先度管理機構5に終
了通知を送る(第14図参照)。
通知を受けた知識オブジェクト優先度管理機構5は、睡
眠忘却機構7を起動する。
睡眠忘却機構7は、オブジェクト管理表9内のすべての
知識オブジェクト名に対応する優先度に対して睡眠忘却
評価関数を適用する。
ここで、睡眠忘却評価関数の適用前の事実知識オブジェ
クトA7.A8およびA9の優先度がそれぞれ0.20
,0.30および0.10であるとする。これらの優先
度は、睡眠忘却評価関数の適用後にはo、  la、0
:  27および0.09となる(第1゛5図参照)。
睡眠忘却機構7は、睡眠忘却評価関数の事実知識オブジ
ェクトA7.A8およびA9への適用が終了した段階で
オブジェクト管理表9内のすべての知識オブジェクトの
管理情報をルール知識オブジェクトおよび事実知識オブ
ジェクトごとに優先度に応じて昇順に並び換える。
このとき、事実知識オブジェクトA7.A8およびA9
は、事実知識オブジェクトA8.A7およびA9の順に
並び変わる。また、事実知識オブジェク)A9の優先度
は忘却規準値Jfを下回つており、その上位オブジェク
トである事実知識オブジェクトA7は忘却規準値Jfを
満たしているので、事実知識オブジェクト名A9を事実
知識オブジェクトの忘却領域の境界オブジェクト名とし
てオブジェクト管理表9に登録する(第15図参照)。
(4)次に、第16図、第17図および第18図を用い
て、「知識の深層化」の処理について説明する。
第16図は、知識情報処理システムの睡眠忘却過程の終
了状態を表している。
ルール実行用短期記憶領域4には、推論過程の最終状態
として、ルール知識オブジェク)R7R8およびR9と
、事実知識オブジェクトA7A8およびA9とが存在し
ているものとする。
また、知識情報処理システムには、第17図に示すよう
に、情報の保存用の手段として磁気テープ処理装置とリ
スト出力のためのプリンタとが接続されているものとし
、忘却領域に存在する不必要と判断された知識オブジェ
クトは、すべて磁気5 テープに保存され、そのリストがプリンタに出力される
ものとする。
知識オブジェクト優先度管理機構5は、睡眠忘却機構7
による「睡眠忘却過程」の処理が終了すると、オブジェ
クト管理機構8を起動する(第16図参照)。
オブジェクト管理機構8は、ルール実行用短期記憶領域
4に存在するルール知識オブジェクトR7、R8および
R9ならびに事実知識オブジェクトA7.A8およびA
9を知識ベース10に反映し、ルール実行用短期記憶領
域4内を初期化する。
次に、オブジェクト管理表9内の忘却領域に存在する事
実知識オブジェクト名A9の事実知識オブジェクトA9
を知識ベース10より抽出し、磁気テープ処理装置に出
力して磁気テープに保存する。
続いて、保存が終了した事実知識オブジェク)A9を知
識ベース10より削除し、削除した事実知識オブジェク
トA9の事実知識オブジェクト名A9をプリンタに出力
する(第17図参照)。次に、保存が終了した事実知識
オブジェク)A9は、ず6 でに知識ベース10に存在しないので、オブジェクト管
理表9内の忘却領域より事実知識オブジェク)A9の管
理情報を削除して、この処理を終了する(第18図参照
)。
知識オブジェクト優先度管理機構5は、オブジェクト管
理機構8の処理が終了した段階で終了通知を推論処理機
構2に送る。
通知を受けた推論処理機構2は、知識情報処理システム
のすべての処理を終了し、その制御をシステム運用管理
機構3に移す(第18図参照)。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、従来の知識情報処理シス
テム内に適用回数による知識オブジェクトの有用度(重
要度)を自動的に学習する機構を組み入れたことにより
、以下のような効果がある。
■ ルール知識においては、競合発生時に適用回数の多
いルール知識オブジェクトを実行することで不必要な推
論過程を選択する可能性を抑制し、知識情報処理システ
ムの応答性を自動的に向」ニさせることができる。
■ 事実知識においては、適用回数の低い知識を不必要
な知識として選別し、膨大な知識ベース内の削除対象と
することにより、知識情報を整理および軽減することが
でき、知識情報処理システムの推論速度を自動的に向上
させることが可能となる。
■ また、上記■および■により、従来の知識情報処理
システムの稼働後に人手により行っていた推論過程の分
析作業、ルール競合時の選択ルールの変更による推論過
程の調整作業、必要な事実知識と不必要な事実知識との
選別による知識ベースの整理・軽減作業等の作業量を大
幅に削減することが可能となる。
■ さらに、作業量の軽減により、従来不可能とされて
きた知識情報量の多い分野や知識情報の変化しやすい分
野等の調整作業量の多い知識情報処理システムの構築も
可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るオブジェク1−選択優
先度の動的変更による知識ベース管理・学背方式の全体
構成を示すブロック図、 第2図(alおよび[blは第1図中のシステム運用管
理機構の内容および処理手順を示す説明図、第3図は第
1図中の知識オブジェクl先度管理機構の内容を示すた
めの説明図、 第4図は本実施例のオブジェクト選択優先度の動的変更
による知識ベース管理・学習方式における処理の概要を
示す流れ図、 第5図、第6図、第7図および第8図は本実施例のオブ
ジェクl−選択優先度の動的変更による知識ベース管理
・学習方式における「知識の表層化」の処理を説明する
ための図、 第9図、第10図、第11図、第12図および第13図
は本実施例のオブジェクト選択優先度の動的変更による
知識ベース管理・学習方式における「学習過程」の処理
を説明するための図、第14図および第15図は本実施
例のオブジェクト選択優先度の動的変更による知識ベー
ス管理・学習方式における「睡眠忘却過程」の処理を説
明するための図、 第16図、第17図および第18図は本実施例のオブジ
ェクト選択優先度の動的変更による知識ベース管理・学
習方式における「知識の深層化」の処理を説明するため
の図である。 図において、 1・・・入出力装置、 2・・・推論処理機構、 3・・・システム運用管理機構、 4・・・ルール実行用短期記憶領域、 5・・・知識オブジェクト優先度管理機構、6・・・優
先度学習機構、 7・・・睡眠忘却機構、 8・・・オブジェクト管理機構、 9・・・オブジェクト管理表、 lO・・知識ベースである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 知識を知識オブジェクトとして知識ベースに蓄える知識
    情報処理システムにおいて、 時間に応じて知識情報処理システムの運用状態を制御す
    るシステム運用管理機構と、 知識ベースに蓄えられている知識オブジェクトの管理情
    報を表形式で格納するオブジェクト管理表と、 ルール実行用短期記憶領域内の知識オブジェクトを適用
    して推論を実行する推論処理機構と、この推論処理機構
    による推論実行中に適用した知識オブジェクトの選択優
    先度を動的に変更する優先度学習機構と、 知識情報処理システムの閉鎖時間中に知識ベース内のす
    べての知識オブジェクトの選択優先度を静的に変更する
    睡眠忘却機構と、 推論を実行するために必要な知識オブジェクトを知識ベ
    ースより抽出してルール実行用短期記憶領域に展開する
    とともに知識オブジェクトの選択優先度を評価および選
    別して知識ベース内の知識オブジェクトを再構成するオ
    ブジェクト管理機構と を有することを特徴とするオブジェクト選択優先度の動
    的変更による知識ベース管理・学習方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013128550A1 (ja) * 2012-02-27 2013-09-06 株式会社日立製作所 監視システム及び監視プログラム

Cited By (4)

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