JPH0342101Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0342101Y2 JPH0342101Y2 JP16322785U JP16322785U JPH0342101Y2 JP H0342101 Y2 JPH0342101 Y2 JP H0342101Y2 JP 16322785 U JP16322785 U JP 16322785U JP 16322785 U JP16322785 U JP 16322785U JP H0342101 Y2 JPH0342101 Y2 JP H0342101Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weir
- guide rail
- door body
- roller
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Barrages (AREA)
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は既設の固定堰に設置するローラゲート
に関する。
に関する。
従来、高潮時における河川への逆流の防止は、
河川に固定堰を設けることで対応していたが、こ
の堰をあまり高くすると河川での水の流れを止め
ることとなるので、特に大きな高潮時にはそのつ
ど堰の上の土のうを積み上げていたが、その為に
多くの手間を要していた。これらの手間をかけな
いようにするためには、固定堰に可動堰を設けれ
ばよいが、従来、既設の固定堰上に可動堰を設け
た例はなかつた。もし設けるとすれば、可動堰を
支持する為に固定堰にアンカー金物を埋設する必
要があるが、それにはコンクリートのはつり作業
が多大となり工期が長くなり、据付費が新設工事
に比べ大幅に増大し、不経済である。
河川に固定堰を設けることで対応していたが、こ
の堰をあまり高くすると河川での水の流れを止め
ることとなるので、特に大きな高潮時にはそのつ
ど堰の上の土のうを積み上げていたが、その為に
多くの手間を要していた。これらの手間をかけな
いようにするためには、固定堰に可動堰を設けれ
ばよいが、従来、既設の固定堰上に可動堰を設け
た例はなかつた。もし設けるとすれば、可動堰を
支持する為に固定堰にアンカー金物を埋設する必
要があるが、それにはコンクリートのはつり作業
が多大となり工期が長くなり、据付費が新設工事
に比べ大幅に増大し、不経済である。
可動堰の受ける水圧荷重を、コンクリートに埋
設したアンカー金物でコンクリートに伝達する構
造である為、既設コンクリートを大きくはつる必
要があつた、その為、工程が長くなり据付費が大
きくなり、不経済であつた。
設したアンカー金物でコンクリートに伝達する構
造である為、既設コンクリートを大きくはつる必
要があつた、その為、工程が長くなり据付費が大
きくなり、不経済であつた。
本考案はこのような不具合にかんがみ高潮にも
対応できるローラゲートを提案するものである。
対応できるローラゲートを提案するものである。
本考案によるローラゲートは、既設の固定堰の
堰長方向に沿つた側面にガイドレールを固定手段
で固定し、このガイドレールにガイドローラを介
して扉体を走行可能に取付け、扉体の走行を行う
ための駆動手段を設けたことを要旨とするもので
ある。
堰長方向に沿つた側面にガイドレールを固定手段
で固定し、このガイドレールにガイドローラを介
して扉体を走行可能に取付け、扉体の走行を行う
ための駆動手段を設けたことを要旨とするもので
ある。
既設の固定堰の側面にガイドレールをケミカル
アンカーで固定することにより、コンクリートの
はつり量がアンカー金物の埋設に比べ減少し、工
期短縮となる。その結果として、据付費、特に土
木工事量が減少し新設又はそれ以上の工事量で据
付が可能となる。
アンカーで固定することにより、コンクリートの
はつり量がアンカー金物の埋設に比べ減少し、工
期短縮となる。その結果として、据付費、特に土
木工事量が減少し新設又はそれ以上の工事量で据
付が可能となる。
又、扉体をガイドローラを介してガイドレール
上を走行させることにより、扉体を固定堰より上
方に突出させることができる。
上を走行させることにより、扉体を固定堰より上
方に突出させることができる。
本考案の実施例を第１図、第２図を用いて説明
する。
する。
既設の固定堰３の下流面にケミカルアンカー７
でガイドレール５を固定する。扉体１はガイドロ
ーラ６を介してガイドレール５に取り付けてあ
る。２は水密板を示し、扉体１の全開時には水密
ゴム４ａで、全閉時には水密ゴム４ｂでその水密
を行う。扉体１の開閉は油圧シリンダ８で行い、
この扉体１は全開時に水流の影響を小さくする
為、固定堰３の下流面の形状に合わせて整形す
る。
でガイドレール５を固定する。扉体１はガイドロ
ーラ６を介してガイドレール５に取り付けてあ
る。２は水密板を示し、扉体１の全開時には水密
ゴム４ａで、全閉時には水密ゴム４ｂでその水密
を行う。扉体１の開閉は油圧シリンダ８で行い、
この扉体１は全開時に水流の影響を小さくする
為、固定堰３の下流面の形状に合わせて整形す
る。
４個のローラを具えたガイドローラ６はその２
個のローラでガイドレール５の上部フランジをは
さむ様に設けていて上下流両方向からの荷重に対
して安定なものとしている。
個のローラでガイドレール５の上部フランジをは
さむ様に設けていて上下流両方向からの荷重に対
して安定なものとしている。
しかして高潮時における河川への逆流は扉体１
を全閉とすることにより防げる。
を全閉とすることにより防げる。
以上の様に、本考案によれば、コンクリートの
はつり量を大幅に減少させ、既設の固定堰に可動
堰であるローラゲートを設けることが容易に行え
る。
はつり量を大幅に減少させ、既設の固定堰に可動
堰であるローラゲートを設けることが容易に行え
る。
第１図及び第２図は本考案によるローラゲート
の１実施例を示し、第１図はガイドレール部の断
面図、第２図は油圧シリンダ取付部の断面図であ
る。 １……扉体、３……固定堰、５……ガイドレー
ル、６……ガイドローラ、７……ケミカルアンカ
ー、８……油圧シリンダー。
の１実施例を示し、第１図はガイドレール部の断
面図、第２図は油圧シリンダ取付部の断面図であ
る。 １……扉体、３……固定堰、５……ガイドレー
ル、６……ガイドローラ、７……ケミカルアンカ
ー、８……油圧シリンダー。
Claims (1)
- 既設の固定堰の堰長方向に沿つた側面にガイド
レールを固定手段で固定し、このガイドレールに
ガイドローラを介して扉体を走行可能に取付け、
扉体の走行を行うための駆動手段を設けたことを
特徴とするローラゲート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16322785U JPH0342101Y2 (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16322785U JPH0342101Y2 (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6272332U JPS6272332U (ja) | 1987-05-09 |
| JPH0342101Y2 true JPH0342101Y2 (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=31091233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16322785U Expired JPH0342101Y2 (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0342101Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP16322785U patent/JPH0342101Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6272332U (ja) | 1987-05-09 |
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