JPH0341967Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341967Y2 JPH0341967Y2 JP1982148619U JP14861982U JPH0341967Y2 JP H0341967 Y2 JPH0341967 Y2 JP H0341967Y2 JP 1982148619 U JP1982148619 U JP 1982148619U JP 14861982 U JP14861982 U JP 14861982U JP H0341967 Y2 JPH0341967 Y2 JP H0341967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectangular cylinder
- hollow rectangular
- wheel
- wheel stop
- trochanter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアルミニウム又はアルミニウム合金製
の横長の中空角筒体で構成した航空機用車輪止め
に関する。
の横長の中空角筒体で構成した航空機用車輪止め
に関する。
現行の航空機用車輪止めの主流は各社とも木製
である。この木製車輪止めは樫等の無垢の木材か
ら成り、しかも用途上可成りの大形となるため重
量が非常に重く、使用に際しては整備員がこれを
駐機場所まで駐機の都度往復引きずつて運ぶ作業
に非常に大きな労度を強いられている。又木製で
あるため、頻繁なる引きずり回しによつて摩耗損
傷が著しく、すぐに角がとれて使用に耐え得ない
ものとなる等ライフサイクルが短く、加えて表面
がささくれ立つたり、油類の浸透による汚損が目
立ち、体裁を損なう等の欠点も有し、機能及び安
全保守の見地からその改善が望まれている。
である。この木製車輪止めは樫等の無垢の木材か
ら成り、しかも用途上可成りの大形となるため重
量が非常に重く、使用に際しては整備員がこれを
駐機場所まで駐機の都度往復引きずつて運ぶ作業
に非常に大きな労度を強いられている。又木製で
あるため、頻繁なる引きずり回しによつて摩耗損
傷が著しく、すぐに角がとれて使用に耐え得ない
ものとなる等ライフサイクルが短く、加えて表面
がささくれ立つたり、油類の浸透による汚損が目
立ち、体裁を損なう等の欠点も有し、機能及び安
全保守の見地からその改善が望まれている。
本考案はこれらの現状を抜本的に解決するため
に、以下に述べるアルミニウム又はアルミニウム
合金製車輪止めを考案したものである。
に、以下に述べるアルミニウム又はアルミニウム
合金製車輪止めを考案したものである。
即ち、本考案は図に示すように従来木製であつ
た車輪止母体1をアルミニウム又はアルミニウム
合金製の横長の中空角筒体2で構成してその軽量
化を達成しつつ、木製車輪止めにおける材質から
くる機能保守面での欠点を改善すると同時に、車
輪止母体1、即ち中空角筒体2の強度上の弱点を
補うため、その内腔を短手方向又は長手方向に延
在させた複数の補強壁3で仕切つて中空角筒体の
外周壁を剛構造とし、更に中空角筒体2の底面を
ゴム等の滑り止シート4で裏打ちし、これを据付
座面として車輪5の沿面下に接地し、その側面で
車輪5を受け転動を阻止する構成とすると共に、
中空角筒体2の一端に牽引紐6を、同他端に転子
7を設け、牽引紐による牽引時に該転子を接地し
て移動を行なうように構成したものである。
た車輪止母体1をアルミニウム又はアルミニウム
合金製の横長の中空角筒体2で構成してその軽量
化を達成しつつ、木製車輪止めにおける材質から
くる機能保守面での欠点を改善すると同時に、車
輪止母体1、即ち中空角筒体2の強度上の弱点を
補うため、その内腔を短手方向又は長手方向に延
在させた複数の補強壁3で仕切つて中空角筒体の
外周壁を剛構造とし、更に中空角筒体2の底面を
ゴム等の滑り止シート4で裏打ちし、これを据付
座面として車輪5の沿面下に接地し、その側面で
車輪5を受け転動を阻止する構成とすると共に、
中空角筒体2の一端に牽引紐6を、同他端に転子
7を設け、牽引紐による牽引時に該転子を接地し
て移動を行なうように構成したものである。
図面は上記車輪止めに最適な車輪止母体外形を
示している。即ち、図示のように車輪止母体1の
周壁外形を頭頂板部2aと、該頭頂板部2aの左
右に連設された左右傾斜板部2bと、該各傾斜板
部2bに連設された左右側板部2cと、該両側板
部2c間を連設する底板部2dとの六面中空体と
なして、外観視略梯形となし、底板部2dを据付
座面として車輪5沿面下に設置し、傾斜板部2b
を車輪受面としてその転動を阻止する構成とする
と共に、上記補強壁3による剛構造化によつて上
記車輪5から傾斜板部2bへ負荷される高荷重に
対する良好な保形強度を得る構成とした。
示している。即ち、図示のように車輪止母体1の
周壁外形を頭頂板部2aと、該頭頂板部2aの左
右に連設された左右傾斜板部2bと、該各傾斜板
部2bに連設された左右側板部2cと、該両側板
部2c間を連設する底板部2dとの六面中空体と
なして、外観視略梯形となし、底板部2dを据付
座面として車輪5沿面下に設置し、傾斜板部2b
を車輪受面としてその転動を阻止する構成とする
と共に、上記補強壁3による剛構造化によつて上
記車輪5から傾斜板部2bへ負荷される高荷重に
対する良好な保形強度を得る構成とした。
第1図乃至第5図は中空角筒体2を剛構造とす
る上記補強壁3を同角筒体2内腔の短手方向へ延
在させ、これを長手方向に亘つて等間隔に配した
場合を示す。この例は車輪5が転動せんとする方
向に延びる補強壁3の断面で所要の支持強度を得
んとするものである。
る上記補強壁3を同角筒体2内腔の短手方向へ延
在させ、これを長手方向に亘つて等間隔に配した
場合を示す。この例は車輪5が転動せんとする方
向に延びる補強壁3の断面で所要の支持強度を得
んとするものである。
又第1図乃至第5図は底板部2dを除いた本体
部分を上記構造で一体成形とし、滑り止めシート
4で裏打ちした底板部2dを別に準備し、これを
上記本体部分の底面へ螺子又は鋲止めした構造例
を示す。
部分を上記構造で一体成形とし、滑り止めシート
4で裏打ちした底板部2dを別に準備し、これを
上記本体部分の底面へ螺子又は鋲止めした構造例
を示す。
更に第6図は車輪止母体1を形成する中空角筒
体2全体を前後に開放せる貫通筒体となすと共
に、上記補強壁3を該中空角筒体2の内腔長手方
向に延在させ、これを短手方向に間隔的に複数配
した構造例を示す。上記例では引抜き又は押出し
成形にて全体を一体成形できる。
体2全体を前後に開放せる貫通筒体となすと共
に、上記補強壁3を該中空角筒体2の内腔長手方
向に延在させ、これを短手方向に間隔的に複数配
した構造例を示す。上記例では引抜き又は押出し
成形にて全体を一体成形できる。
上記各実施例は更に可搬性を良好にするため、
中空角筒体2の一端に牽引紐6を設け、他端に転
子7を設けた場合を示している。牽引紐6は中空
角筒体の周壁から内腔へ差し通し、結び目を作る
等して連結される。又転子7は図示のように中空
角筒体2の他端の下部コーナを斜めにカツトする
如く形成された傾斜端部8に配設される。転子7
は滑り止めシート4の接地面より上位に位置して
設けられ、車輪止母体1の定置状態では接地面よ
り浮いた状態となり、上記紐6を以つて車輪止母
体1の一端を浮かして斜めにした場合に、接地し
転がり作用を発揮する。このように中空角筒体の
内腔に転子を設ける場合、上記傾斜端部8は車輪
止母体1と接地面との干渉を防止し、転子7によ
る支障のない、転がり送りを保証する。
中空角筒体2の一端に牽引紐6を設け、他端に転
子7を設けた場合を示している。牽引紐6は中空
角筒体の周壁から内腔へ差し通し、結び目を作る
等して連結される。又転子7は図示のように中空
角筒体2の他端の下部コーナを斜めにカツトする
如く形成された傾斜端部8に配設される。転子7
は滑り止めシート4の接地面より上位に位置して
設けられ、車輪止母体1の定置状態では接地面よ
り浮いた状態となり、上記紐6を以つて車輪止母
体1の一端を浮かして斜めにした場合に、接地し
転がり作用を発揮する。このように中空角筒体の
内腔に転子を設ける場合、上記傾斜端部8は車輪
止母体1と接地面との干渉を防止し、転子7によ
る支障のない、転がり送りを保証する。
本考案に係る車輪止めは、既述のようにアルミ
ニウム又はアルミニウム合金を素材とし、その中
空角筒体を母体として構成したので、軽量化目的
を達成しつつ、その金属化にて従来の木製車輪止
めの欠点である早期摩耗・損傷、油による汚損等
の問題を解消し、外観体裁も改善される等機能保
守、安全保守の両面で従来の木製車輪止めの有す
る問題を抜本的に解決できる。
ニウム又はアルミニウム合金を素材とし、その中
空角筒体を母体として構成したので、軽量化目的
を達成しつつ、その金属化にて従来の木製車輪止
めの欠点である早期摩耗・損傷、油による汚損等
の問題を解消し、外観体裁も改善される等機能保
守、安全保守の両面で従来の木製車輪止めの有す
る問題を抜本的に解決できる。
例えば既述の車輪止めは第8図に示すように、
紐6で連結して二個一対で使用され、駐機の都度
これを引きずつて持ち運ぶことは大変な労度を強
いられることとなる(木製の場合雨天時に含水し
たり油類浸透にてより高重量となる)が、本考案
によれば上記の通り、軽量化、良好な可搬性を期
待できる。
紐6で連結して二個一対で使用され、駐機の都度
これを引きずつて持ち運ぶことは大変な労度を強
いられることとなる(木製の場合雨天時に含水し
たり油類浸透にてより高重量となる)が、本考案
によれば上記の通り、軽量化、良好な可搬性を期
待できる。
殊に中空角筒体の一端に牽引用の紐を設けると
共に、同他端に牽引時に接地する転子を設ける構
成としたので、空港内運搬、移動並びに航空機車
輪への設置作業が極めて容易となつて上記効果を
助長する。
共に、同他端に牽引時に接地する転子を設ける構
成としたので、空港内運搬、移動並びに航空機車
輪への設置作業が極めて容易となつて上記効果を
助長する。
更に上記軽量化、摩耗損傷等の問題を解決しつ
つ、中空角筒体2の内腔に延在させた補強壁3に
て中空角筒体の強度上の弱点を補い高荷重に耐え
得る所要の強度を具有させることができ、健全な
る車輪止め機能を発揮させることができる。
つ、中空角筒体2の内腔に延在させた補強壁3に
て中空角筒体の強度上の弱点を補い高荷重に耐え
得る所要の強度を具有させることができ、健全な
る車輪止め機能を発揮させることができる。
第1図は本考案の実施例たる航空機用車輪止を
一部断面して示す外観図、第2図は同分解斜面
図、第3図は同底面図、第4図は同縦断面図、第
5図は同横断面図、第6図は他例を示す同車輪止
外観図、第7図は各例に共通する搬送状態を示す
同車輪止め側面図、第8図は同使用状態を説明す
る同正面図である。 1……車輪止母体、2……中空角筒体、3……
補強壁、4……滑り止シート、5……車輪、6…
…牽引紐、7……転子、8……傾斜端部。
一部断面して示す外観図、第2図は同分解斜面
図、第3図は同底面図、第4図は同縦断面図、第
5図は同横断面図、第6図は他例を示す同車輪止
外観図、第7図は各例に共通する搬送状態を示す
同車輪止め側面図、第8図は同使用状態を説明す
る同正面図である。 1……車輪止母体、2……中空角筒体、3……
補強壁、4……滑り止シート、5……車輪、6…
…牽引紐、7……転子、8……傾斜端部。
Claims (1)
- アルミニウム又はアルミニウム合金製の横長の
中空角筒体で車輪止母体を構成し、該車輪止母体
内腔を短手方向又は長手方向に延在させた複数の
補強壁で仕切つて上記中空角筒体の剛構造化を図
ると共に、底面を滑り止シートで裏打ちし、更に
上記中空角筒体の一端には牽引紐を設けると共
に、同他端には上記滑り止シートの接地面より上
位に位置して上記一端を浮かした時に接地する転
子を設けたことを特徴とする航空機用車輪止め。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14861982U JPS5953199U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 航空機用車輪止め |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14861982U JPS5953199U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 航空機用車輪止め |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5953199U JPS5953199U (ja) | 1984-04-07 |
JPH0341967Y2 true JPH0341967Y2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=30330141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14861982U Granted JPS5953199U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 航空機用車輪止め |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953199U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010118768A1 (en) * | 2009-04-14 | 2010-10-21 | Chockcart Sweden Ab | Chock arrangement |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4326082Y1 (ja) * | 1964-01-24 | 1968-10-31 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP14861982U patent/JPS5953199U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4326082Y1 (ja) * | 1964-01-24 | 1968-10-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5953199U (ja) | 1984-04-07 |
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