JPH0339696B2 - - Google Patents

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JPH0339696B2
JPH0339696B2 JP62259156A JP25915687A JPH0339696B2 JP H0339696 B2 JPH0339696 B2 JP H0339696B2 JP 62259156 A JP62259156 A JP 62259156A JP 25915687 A JP25915687 A JP 25915687A JP H0339696 B2 JPH0339696 B2 JP H0339696B2
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JP
Japan
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blood
conduit
chemical sensor
catheter
pump
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62259156A
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English (en)
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JPH01101968A (ja
Inventor
Boku Takeda
Muneshige Kurahashi
Shinji Yamamori
Mitsufumi Hyogo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koden Corp
Original Assignee
Nippon Koden Corp
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Priority to JP62259156A priority Critical patent/JPH01101968A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は生体内の血液を直接吸引して、該血液
の成分を化学センサを用いて検査する血液検査装
置に関する。
(従来の技術) 従来、血液の成分を検査する場合は血液を随時
サンプリングし、血液ガス分析装置によつて測定
を行つていた。しかしながら従来のこの方法によ
ると、測定要素の多い場合には1回に約20c.c.の量
の血液が必要であり、しかも患者の状態によつて
は例えば20分に1回の採血測定をする必要がある
場合があり、採血量が多いという問題があつた。
また採血から測定までに時間的な経過があり、測
定が正確に行われないという欠点もあつた。
この問題を解決するための提案としては、特開
昭62−155834号公報に記載されたように、複数種
類の基準液及び基準ガスを電磁弁を開閉し、ロー
タリ切換え弁によつて複数種類の化学センサに選
択的に供給して、連続的に採取された血液の検査
を行なう装置が公知である。しかしながらこの提
案によると装置が複雑であるばかりでなく、採取
された血液は廃棄されてしまうので血液の消耗量
が多という問題があつた。また1回の連続測定は
洗滌、準備、較正、測定、停止の5つの工程によ
つて行なわれるため、随時必要な検査を短時間に
行うことが困難であるという欠点もあつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は従来の血液検査装置において問題であ
つたサンプリングによる場合は採血量が多くな
り、前記提案による場合は装置が複雑となりフラ
ツシングが容易に行えないという問題を解決し、
簡単な構造で血液を消耗することなく容易にフラ
ツシングができ、正確な血液検査を行うことので
きる血液検査装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、生体内の
血液を吸引して該血液の成分を化学センサを用い
て検査する血液検査装置において、前記生体の血
管内に挿入されるカテーテルに接続された導管
に、前記化学センサと、前記血液を吸引排出する
ポンプと、前記導管を開閉する三方活栓と、圧力
センサと、前記導管内に供給される基準液の流速
を制御する流れ制御器と、前記基準液を収容する
タンクとを直列に配設して構成したものである。
(作用) 上記の構成によると、通常カテーテルを介して
連続的に血圧を測定している圧力センサと組合わ
せることにより、この圧力センサに設けられてい
るフラツシユ機能を有する流れ制御装置を用い
て、この流れ制御装置のフラツシユバイパス及び
三方活栓を開くことにより洗滌液を全管路を通し
てカテーテルに送給してフラツシングを行うこと
ができる。また同様に基準液を管路に送給して化
学センサの較正を行う。さらに三方活栓を閉じて
カテーテル側の管路をポンプに連通させ、ポンプ
内に基準液を吸引することにより血管中の血液を
カテーテルを介して化学センサ部位に導入し、測
定を行う。そして測定の終つた血液はポンプを押
下げることによりカテーテルを介して血管内に排
出することができる。
(実施例) 以下、本発明に係る血液検査装置の一実施例を
図面を参照して説明する。カテーテル1は接続管
2を介して導管3の一端に設けられた接続器4に
接続されている。前記導管3には接続器4側から
順次化学センサ5、第1の三方活栓6、第2の三
方活栓7、圧力センサ8、流れ制御器9が配設さ
れている。そして導管3の接続器4と反待側の一
端には基準液10が充填されたタンク11が設け
られている。ここで基準液は一般的には臨床の観
血的血圧測定で使用されるヘパリンを加えた生理
的食塩水を用いる。前記化学センサ5にはPHセ
ンサ、PO2、PCO2などのガス分圧センサ、Na、
K、Cl、Mgなどの電解質センサ、蛋白質セン
サ、血糖センサなど、各種センサが適宜配設され
ている。前記第1の三方活栓6の両端は導管3に
接続されており、他の一端はポンプ(シリンジ)
12に接続されている。そしてポンプ12の連通
を閉じて導管3を連通させるか、導管3の連通を
閉じてカテーテル1とポンプ12とを連通させる
かするようになつている。前記第2の三方活栓7
は第1の三方活栓6と前記圧力センサ8との間の
導管3に両端に接続されており、他の一端は(開
放管)に接続されていて、基準液10を化学セン
サ5の位置に送給したときに導管3の管路を閉鎖
するようになつている。圧力センサ8は導管3内
の圧力を検出するセンサである。流れ制御器9は
軸方向に細孔9aが形成されたガラス柱9bと導
管3との外周に弾性部材よりなる管9cが圧入さ
れていて、この管9cを軸方向に直角の一方向に
押圧することにより、他方向の管9cの内周と導
管3の外周との間に間隙を発生させ、この間隙を
フラツシング時のバイパスとするように構成した
ものである。
次に上記のように構成した本実施例の作用を説
明する。導管3内をフラツシングするときはカテ
ーテル1を生体から外し、タンク11内に基準液
10を充填し、流れ制御器9の管9cを押圧して
バイパスを形成して比較的大量の基準液10を導
管3内に導入する。そしてカテーテル1から基準
液10を排出して、気泡を除去しかつ清浄にし、
カテーテル1及び導管3内に基準液10が充満し
た状態でカテーテル1を生体の血管内に挿入す
る。このとき三方活栓6,7は第1図に示すよう
に導管3を連通する状態になつている。この状態
で圧力センサ8から出力される信号を1時間から
数日間モニタし、血圧を連続的に測定する。この
血圧の連続測定を1〜数10分毎中断し、その中断
の間、次の操作を行なつて血液成分の測定を行な
う。まず、第2図に示すように第2の活栓7によ
り導管3を閉じ、化学センサ5により基準液10
を用いて較正を行なう。この較正は化学センサ5
から出る信号線14を介して図示せぬマイクロコ
ンピユータによつて行なう。次に第3図に示すよ
うに第1の三方活栓6をポンプ12側に切替え、
ポンプ12のピストン12aを引いて基準液10
をポンプ12内に吸引し、その負圧により血管内
の血液13をカテーテル1を介して導管3内に導
入する。そして、化学センサ5に設けられた前記
各種のセンサにより血液13の各種のデータを検
出してこれらの信号を前記マイクロコンピユータ
に送る。検査が終つた後はポンプ12のピストン
12aを押して血液13を再び血管内に送り返
す。
第2回目以降の血液成分の測定において、化学
センサ5に接触する液体は一時的に基準液と血液
が混合したものになるが、このときは較正、測定
のいずれも行なわないようにする。これは化学セ
ンサ5の出力をモニタすることにより可能とな
る。第4図は化学センサ5の出力の一例である。
この図における期間A、B、Cについて説明す
る。
(A) 化学センサ5は基準液に触れている状態にあ
る。基準液は流れ制御器9により1時間に2〜
3mLの微量ずつ流れ続ける。これはカテーテ
ル1内で凝血が発生することを避けるためであ
る。このとき血圧測定を連続的に行なうか、化
学センサ5の較正を行なう。
(B) 血液がポンプ12によつて導管3内に引か
れ、化学センサ5は血液に触れた状態にある。
このとき充分な量の血液を引き、基準液と混合
していない状態の血液を化学センサ5に触れさ
せるようにする。化学センサ5が血液と基準液
の混合したものに触れているか否かは、化学セ
ンサ5の出力の変化が無くなることをモニタし
ていればよい。
(C) 化学センサ5は液体との接触部分が基準液で
で洗浄された後の状態にある。化学センサ5の
洗浄は、血液をポンプ12で押し戻し、三方活
栓7を操作して導管3を連通状態として基準液
を一時的に大量に(例えば70mL/秒で2秒
間)流すことにより行なう。
第4図中期間aはAからBの過渡期、bはBか
らCの過渡期である。
第8頁第4行「設けてもよい。」を「設けて
もよい。更に第5図に示すように、第2の化学セ
ンサ15を第1図に示した装置の流れ制御器9と
タンク11との間に接続した状態のものとしても
良い。この場合、第2の化学センサ15は、血液
の触れない部分にあり、血液の影響を受けずに基
準液の各種物質濃度を測定できる。この装置によ
れば、第1の化学センサ5の基準液に対する値を
第2の化学センサ15の測定値で較正することが
できる。また、基準液の物質濃度を測定する第2
の化学センサ15により、任意の物質濃度の液体
を基準液として利用できる。」とする。
第8頁第11行「行うことができる。」を「行う
ことができる。更に化学センサは測定時だけ血液
にさらされ、通常は基準液で洗浄されているため
安定した測定を行うことができる。また化学セン
サによる血液測定と同時に圧力センサによる血圧
測定も行なうので被検者につながるチユーブの数
を減らすことができる。
本実施例によれば、フラツシングしながら血圧
測定を行つている間に同一導管3を用いて間かつ
的に血液検査を行うことができるので、必要な時
に三方活栓6,7を操作するだけの簡単な操作で
血液成分の計測を行うことができる。また計測に
用いた血液13は清潔を保つたまま再び血管内に
戻すことができ、血液13の消耗はほとんどな
い。しかも常に基準液10が化学センサ5の部位
にあるので正確な測定を簡単な構造の装置で行う
ことができる。
上述した実施例では化学センサ5が導管3に設
けられた場合について説明したが、この化学セン
サ5はカテーテル1の先端部に設けてもよい。
[発明の効果] 上述したように本発明に係る血液検査装置によ
ると、フラツシング機能を有する血圧センサが設
けられた導管に化学センサと、該導管に血液を吸
入排出するポンプとを配設したので、簡単な構造
で血液を消耗することなく正確な血液検査を随時
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明に係る血液検
査装置の一実施例のそれぞれフラツシング時、較
正時、測定時の状態を示す縦断面図、第4図は第
1図〜第3図に示した化学センサの出力を示す
図、第5図は他の実施例の縦断面図である。 1……カテーテル、3……導管、5,15……
化学センサ、6,7……三方活栓、8……圧力セ
ンサ、9……流れ制御器、10……基準液、11
……タンク、12……ポンプ、13……血液。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 生体内の血液を吸引して該血液の成分を化学
    センサを用いて検査する血液検査装置において、
    前記生体の血管内に挿入されるカテーテルに接続
    された導管に、前記化学センサと、前記血液を吸
    引排出するポンプと、前記導管を開閉する三方活
    栓と、圧力センサと、前記導管内に供給される基
    準液の流速を制御する流れ制御器と、前記基準液
    を収容するタンクとを直列に配設したことを特徴
    とする血液検査装置。
JP62259156A 1987-10-14 1987-10-14 血液検査装置 Granted JPH01101968A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62259156A JPH01101968A (ja) 1987-10-14 1987-10-14 血液検査装置

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JP62259156A JPH01101968A (ja) 1987-10-14 1987-10-14 血液検査装置

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JPH01101968A JPH01101968A (ja) 1989-04-19
JPH0339696B2 true JPH0339696B2 (ja) 1991-06-14

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ID=17330122

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JP62259156A Granted JPH01101968A (ja) 1987-10-14 1987-10-14 血液検査装置

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JP3087687B2 (ja) * 1997-06-09 2000-09-11 日本電気株式会社 液体成分測定装置

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