JPH0337634Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337634Y2 JPH0337634Y2 JP1985153156U JP15315685U JPH0337634Y2 JP H0337634 Y2 JPH0337634 Y2 JP H0337634Y2 JP 1985153156 U JP1985153156 U JP 1985153156U JP 15315685 U JP15315685 U JP 15315685U JP H0337634 Y2 JPH0337634 Y2 JP H0337634Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- contrast medium
- tube
- contrast agent
- tank
- cannulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 25
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 25
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 10
- 210000000496 pancreas Anatomy 0.000 description 8
- 210000003445 biliary tract Anatomy 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内視鏡を用いて膵臓や胆道等を検査
するために、フアーター氏乳頭を介して造影剤を
注入する造影剤注入装置に関するものである。
するために、フアーター氏乳頭を介して造影剤を
注入する造影剤注入装置に関するものである。
膵臓や胆道を検査するためには、まず内視鏡を
介してフアーター氏乳頭に造影剤が注入される
が、この造影剤を注入するために、カニユレーシ
ヨンチユーブが用いられる。そして、このカニユ
レーシヨンチユーブによつて行うこれまでの造影
剤注入作業は、注射筒を用いてこの注射筒を手で
押して行うか、または梃子の原理による手動式の
注入器を用いて行う方法によつていた。
介してフアーター氏乳頭に造影剤が注入される
が、この造影剤を注入するために、カニユレーシ
ヨンチユーブが用いられる。そして、このカニユ
レーシヨンチユーブによつて行うこれまでの造影
剤注入作業は、注射筒を用いてこの注射筒を手で
押して行うか、または梃子の原理による手動式の
注入器を用いて行う方法によつていた。
前述した従来技術の造影剤注入方式は、いずれ
も操作者の手動操作によるものであるから、その
操作が面倒であるだけでなく、この造影剤を注入
しながら検査を行うことが難しく、また注入圧力
の制御が困難であるなどの欠点があつた。特に、
かかる造影剤の注入は、一般に看護婦等によつて
行われるものであるが、このカニユレーシヨンチ
ユーブはフアーター氏乳頭を介して造影剤を注入
するものであるため、該カニユレーシヨンチユー
ブは細径となつており、したがつて注入時の管路
抵抗が大きく、その注入に大きな力を必要とし、
この造影剤注入がその操作者に対して著しい負担
となつていた。
も操作者の手動操作によるものであるから、その
操作が面倒であるだけでなく、この造影剤を注入
しながら検査を行うことが難しく、また注入圧力
の制御が困難であるなどの欠点があつた。特に、
かかる造影剤の注入は、一般に看護婦等によつて
行われるものであるが、このカニユレーシヨンチ
ユーブはフアーター氏乳頭を介して造影剤を注入
するものであるため、該カニユレーシヨンチユー
ブは細径となつており、したがつて注入時の管路
抵抗が大きく、その注入に大きな力を必要とし、
この造影剤注入がその操作者に対して著しい負担
となつていた。
本考案は、叙上の点に鑑みてなされたもので、
造影剤の注入操作を自動化して、円滑で、しかも
容易かつ迅速に造影剤の注入を行うことができる
ようにした造影剤注入装置を提供することをその
目的とするものである。
造影剤の注入操作を自動化して、円滑で、しかも
容易かつ迅速に造影剤の注入を行うことができる
ようにした造影剤注入装置を提供することをその
目的とするものである。
前述の目的を達成するために、本考案の造影剤
注入装置は、内視鏡を介して生体腔内に挿入され
るカニユレーシヨンチユーブにおける端部が挿入
される造影剤タンクと、送気管を介して該造影剤
タンクに加圧空気を供給して造影剤を前記カニユ
レーシヨンチユーブに圧送する加圧源と、この送
気管の途中に配設され、前記造影剤タンクを前記
加圧源と大気とに切換える切換装置とを備える構
成としたことをその特徴とするものである。
注入装置は、内視鏡を介して生体腔内に挿入され
るカニユレーシヨンチユーブにおける端部が挿入
される造影剤タンクと、送気管を介して該造影剤
タンクに加圧空気を供給して造影剤を前記カニユ
レーシヨンチユーブに圧送する加圧源と、この送
気管の途中に配設され、前記造影剤タンクを前記
加圧源と大気とに切換える切換装置とを備える構
成としたことをその特徴とするものである。
而して、内視鏡を生体腔内の十二指腸に挿入
し、該内視鏡の処置具挿通チヤンネルを介して一
端が造影剤タンク内に挿入されたカニユレーシヨ
ンチユーブを挿通させ、該カニユレーシヨンチユ
ーブをフアーター氏乳頭を介して膵臓や胆道内に
嵌入させる。そして、切換装置により加圧源と造
影剤タンクとを接続する状態に切換えて、該加圧
源から加圧空気をこの造影剤タンクに供給する
と、この加圧空気の圧力によつて該造影剤タンク
の造影剤はカニユレーシヨンチユーブ内に圧送さ
れることになり、該膵臓、胆道内に造影剤が供給
される。これによつて、膵臓や胆道の内部をX線
透視できるようになる。そして、この造影剤の注
入が完了すると、切換装置をカニユレーシヨンチ
ユーブが大気と連通する状態に切換えることによ
つて、注入の停止を行うことができる。
し、該内視鏡の処置具挿通チヤンネルを介して一
端が造影剤タンク内に挿入されたカニユレーシヨ
ンチユーブを挿通させ、該カニユレーシヨンチユ
ーブをフアーター氏乳頭を介して膵臓や胆道内に
嵌入させる。そして、切換装置により加圧源と造
影剤タンクとを接続する状態に切換えて、該加圧
源から加圧空気をこの造影剤タンクに供給する
と、この加圧空気の圧力によつて該造影剤タンク
の造影剤はカニユレーシヨンチユーブ内に圧送さ
れることになり、該膵臓、胆道内に造影剤が供給
される。これによつて、膵臓や胆道の内部をX線
透視できるようになる。そして、この造影剤の注
入が完了すると、切換装置をカニユレーシヨンチ
ユーブが大気と連通する状態に切換えることによ
つて、注入の停止を行うことができる。
このようにして造影剤の注入が自動的に行われ
ることになり、したがつて例えば医者が看護婦等
の助けを借りることなく単独で造影剤の注入を行
いながら、X線透視用モニタテレビを目視してそ
の検査を行うことができるようになり、かかる検
査・診断を円滑かつ容易で、しかも迅速に行うこ
とができるようになる。また、単に切換装置の切
換えを行うだけの操作で造影剤の注入の停止を行
うことができ、かつその停止に対する応答性が良
好であるので、安全性の向上が図れる。さらに、
圧力調整機構を付設することによつて、注入圧の
制御を行うことができるので、患者に合わせた造
影剤の注入を行うことができる。
ることになり、したがつて例えば医者が看護婦等
の助けを借りることなく単独で造影剤の注入を行
いながら、X線透視用モニタテレビを目視してそ
の検査を行うことができるようになり、かかる検
査・診断を円滑かつ容易で、しかも迅速に行うこ
とができるようになる。また、単に切換装置の切
換えを行うだけの操作で造影剤の注入の停止を行
うことができ、かつその停止に対する応答性が良
好であるので、安全性の向上が図れる。さらに、
圧力調整機構を付設することによつて、注入圧の
制御を行うことができるので、患者に合わせた造
影剤の注入を行うことができる。
以下、本考案の実施例を図面によつて詳細に説
明することとする。
明することとする。
まず、第1図において、1は内視鏡を示し、該
内視鏡1は生体腔内への挿入部2と手元において
この挿入部2の操作を行う操作部3とを有し、こ
の操作部3を操作することによつて、挿入部2を
生体腔内の検査・治療を行うべき部分に挿入する
ことができるようになつている。
内視鏡1は生体腔内への挿入部2と手元において
この挿入部2の操作を行う操作部3とを有し、こ
の操作部3を操作することによつて、挿入部2を
生体腔内の検査・治療を行うべき部分に挿入する
ことができるようになつている。
そして、この内視境1に挿通されるカニユレー
シヨンチユーブ4は、第2図に示したように、細
径の柔軟性のある部材で形成されていて、内視鏡
1の操作部3に設けた処置具挿入口5から処置具
挿通チヤンネル(図示せず)内に挿入されて、挿
入部2の先端から導出することができるようにな
つている。このカニユレーシヨンチユーブ4に造
影剤を供給するために、造影剤タンク6に接続さ
れている送液チユーブ7がカニユレーシヨンチユ
ーブ4に連結されている。また、造影剤タンク6
から送液チユーブ7を介してカニユレーシヨンチ
ユーブ4に造影剤を送り出すために、該造影剤タ
ンク6には送気管8が接続されており、該送気管
8から送られる加圧空気による圧力によつて、造
影剤を送液チユーブ7に送り出すように構成して
いる。
シヨンチユーブ4は、第2図に示したように、細
径の柔軟性のある部材で形成されていて、内視鏡
1の操作部3に設けた処置具挿入口5から処置具
挿通チヤンネル(図示せず)内に挿入されて、挿
入部2の先端から導出することができるようにな
つている。このカニユレーシヨンチユーブ4に造
影剤を供給するために、造影剤タンク6に接続さ
れている送液チユーブ7がカニユレーシヨンチユ
ーブ4に連結されている。また、造影剤タンク6
から送液チユーブ7を介してカニユレーシヨンチ
ユーブ4に造影剤を送り出すために、該造影剤タ
ンク6には送気管8が接続されており、該送気管
8から送られる加圧空気による圧力によつて、造
影剤を送液チユーブ7に送り出すように構成して
いる。
次に、造影剤タンク6からカニユレーシヨンチ
ユーブ4への造影剤の供給および供給の停止を制
御するために、第3図に示したように、送気管8
は制御部9に接続されている。この制御部9は、
コンプレツサ10と該コンプレツサ10から供給
される加圧空気を貯留するエアタンク11とから
なる加圧源を有し、エアタンク11から供給され
る加圧空気の圧力を調整するために、該エアタン
ク11の下流側には圧力調整機構12が設けられ
ている。この圧力調整機構12は、例えば圧力制
御弁や流量制御弁等で構成されており、その二次
側の圧力を圧力計13で監視しながら加圧空気の
圧力または流量を制御することによつて、送気管
8への加圧空気の圧力を調整することができるよ
うになつている。さらに、この圧力調整機構12
の下流側には、送気管8を加圧源側と大気側とに
切換えるために、一対の切換弁14,15が設け
られている。これら切換弁14,15は、それぞ
れ電磁操作部14a,15aによつて切換えられ
る電磁操作弁からなり、一方の切換弁14は加圧
源と送気管8とを連通・遮断させるものであり、
他方の切換弁15は送気管8を大気に開放する状
態とこの大気から遮断する状態とに切換え制御す
ることができるような構成となつている。
ユーブ4への造影剤の供給および供給の停止を制
御するために、第3図に示したように、送気管8
は制御部9に接続されている。この制御部9は、
コンプレツサ10と該コンプレツサ10から供給
される加圧空気を貯留するエアタンク11とから
なる加圧源を有し、エアタンク11から供給され
る加圧空気の圧力を調整するために、該エアタン
ク11の下流側には圧力調整機構12が設けられ
ている。この圧力調整機構12は、例えば圧力制
御弁や流量制御弁等で構成されており、その二次
側の圧力を圧力計13で監視しながら加圧空気の
圧力または流量を制御することによつて、送気管
8への加圧空気の圧力を調整することができるよ
うになつている。さらに、この圧力調整機構12
の下流側には、送気管8を加圧源側と大気側とに
切換えるために、一対の切換弁14,15が設け
られている。これら切換弁14,15は、それぞ
れ電磁操作部14a,15aによつて切換えられ
る電磁操作弁からなり、一方の切換弁14は加圧
源と送気管8とを連通・遮断させるものであり、
他方の切換弁15は送気管8を大気に開放する状
態とこの大気から遮断する状態とに切換え制御す
ることができるような構成となつている。
さらに、前述のコンプレツサ10の駆動操作お
よび切換弁14,15の切換操作を行うための操
作部は、第4図に示したように構成されている。
すなわち、同図に示した如く、電源16とコンプ
レツサ10を駆動するモータ17とをメインスイ
ツチ18わ介して接続するとともに、該電源16
と切換弁14,15の電磁操作部14a,15a
とはフツトスイツチからなる切換スイツチ19を
介して接続し、この切換スイツチ19における電
源16側の接点aを電磁操作部14a側の接点
b、あるいは電磁操作部15a側の接点cに切換
えることによつて、切換弁14,15の切換え操
作を行う構成となつている。
よび切換弁14,15の切換操作を行うための操
作部は、第4図に示したように構成されている。
すなわち、同図に示した如く、電源16とコンプ
レツサ10を駆動するモータ17とをメインスイ
ツチ18わ介して接続するとともに、該電源16
と切換弁14,15の電磁操作部14a,15a
とはフツトスイツチからなる切換スイツチ19を
介して接続し、この切換スイツチ19における電
源16側の接点aを電磁操作部14a側の接点
b、あるいは電磁操作部15a側の接点cに切換
えることによつて、切換弁14,15の切換え操
作を行う構成となつている。
本実施例は、前述のように構成されるもので、
次にその動作について説明する。
次にその動作について説明する。
まず、内視境1の操作部3を操作して挿入部2
を生体腔内の十二指腸内に挿入し、カニユレーシ
ヨンチユーブ4を内視鏡1内に挿入し、その先端
を挿入部2の先端部から導出してフアーター氏乳
頭から観察・治療の対象となる膵臓や胆道内に臨
ませる。そして、この間にメインスイツチ18を
閉成することによつて、モータ17によりコンプ
レツサ10を駆動してエアタンク11内に加圧空
気を供給するとともに、圧力計13に基づいて圧
力調整機構12による設定圧を調整する。
を生体腔内の十二指腸内に挿入し、カニユレーシ
ヨンチユーブ4を内視鏡1内に挿入し、その先端
を挿入部2の先端部から導出してフアーター氏乳
頭から観察・治療の対象となる膵臓や胆道内に臨
ませる。そして、この間にメインスイツチ18を
閉成することによつて、モータ17によりコンプ
レツサ10を駆動してエアタンク11内に加圧空
気を供給するとともに、圧力計13に基づいて圧
力調整機構12による設定圧を調整する。
この状態で、切換スイツチ19の接点aを接点
b側に接続すると、電磁操作部14aが作動して
切換弁14が送気管8と加圧源とを接続する状態
に切換わる。一方、切換弁15は送気管8と大気
との間を遮断した状態に保持し、この結果、加圧
空気が送気管8を介して造影剤タンク6内に供給
され、該造影剤タンク6内の圧力が上昇する。こ
の造影剤タンク6内の圧力の上昇によつて、送液
チユーブ7内に造影剤が圧送され、カニユレーシ
ヨンチユーブ4を介して膵臓や胆道の内部に造影
剤の注入が行われる。そして、この造影剤を注入
した膵臓や胆道をX線透視用モニタテレビを介し
て観察することによつて、これらの検査が行われ
る。
b側に接続すると、電磁操作部14aが作動して
切換弁14が送気管8と加圧源とを接続する状態
に切換わる。一方、切換弁15は送気管8と大気
との間を遮断した状態に保持し、この結果、加圧
空気が送気管8を介して造影剤タンク6内に供給
され、該造影剤タンク6内の圧力が上昇する。こ
の造影剤タンク6内の圧力の上昇によつて、送液
チユーブ7内に造影剤が圧送され、カニユレーシ
ヨンチユーブ4を介して膵臓や胆道の内部に造影
剤の注入が行われる。そして、この造影剤を注入
した膵臓や胆道をX線透視用モニタテレビを介し
て観察することによつて、これらの検査が行われ
る。
このようにして、造影剤の注入が完了すると、
切換スイツチ19をその接点aから接点c側に切
換える。これによつて、切換弁14が遮断状態に
切換わり、切換弁15が送気管8を大気と連通す
る状態に切換わり、造影剤タンク6内の圧力が大
気に開放され、その圧力が急激に低下して造影剤
のカニユレーシヨンチユーブ4への送り出しを迅
速に停止することができる。したがつて、造影剤
の注入停止時におけるカニユレーシヨンチユーブ
4における造影剤の液切れが良好となり、造影剤
の注入量の制御性が向上する。
切換スイツチ19をその接点aから接点c側に切
換える。これによつて、切換弁14が遮断状態に
切換わり、切換弁15が送気管8を大気と連通す
る状態に切換わり、造影剤タンク6内の圧力が大
気に開放され、その圧力が急激に低下して造影剤
のカニユレーシヨンチユーブ4への送り出しを迅
速に停止することができる。したがつて、造影剤
の注入停止時におけるカニユレーシヨンチユーブ
4における造影剤の液切れが良好となり、造影剤
の注入量の制御性が向上する。
上述したように、圧力調整機構12により造影
剤タンク6に供給される空気圧を制御した状態で
切換スイツチ19を切換えるだけの簡単な操作
で、造影剤を最適の供給圧で供給でき、しかもそ
の供給量を微細に調整することができることとな
る。さらに、切換スイツチ19をフツトスイツチ
で構成することによつて、この操作を行う医者等
の操作者は、自身の手で内視境1やX線透視用モ
ニタテレビ等の操作を行いながら、造影剤の注入
操作を行うことができ、その操作性が極めて良好
となる。
剤タンク6に供給される空気圧を制御した状態で
切換スイツチ19を切換えるだけの簡単な操作
で、造影剤を最適の供給圧で供給でき、しかもそ
の供給量を微細に調整することができることとな
る。さらに、切換スイツチ19をフツトスイツチ
で構成することによつて、この操作を行う医者等
の操作者は、自身の手で内視境1やX線透視用モ
ニタテレビ等の操作を行いながら、造影剤の注入
操作を行うことができ、その操作性が極めて良好
となる。
なお、切換弁は、前述したように、2個設ける
必要はなく、第5図に示したように、単一の切換
弁20となし、この切換弁20によつて、送気管
8を加圧源側と連通する切換え位置イと大気に連
通する切換え位置ロとに切換えることができるよ
うに構成することもできる。これら以外の構成に
ついては、第3図と同一であるから、それと同一
または均等な構成については、同一の符号を付し
てその説明を省略した。
必要はなく、第5図に示したように、単一の切換
弁20となし、この切換弁20によつて、送気管
8を加圧源側と連通する切換え位置イと大気に連
通する切換え位置ロとに切換えることができるよ
うに構成することもできる。これら以外の構成に
ついては、第3図と同一であるから、それと同一
または均等な構成については、同一の符号を付し
てその説明を省略した。
以上詳述した如く、本考案に係る造影剤注入装
置は、造影剤タンクを加圧源側と大気側とに切換
える切換装置を操作するだけで、造影剤のカニユ
レーシヨンチユーブへの造影剤の供給および供給
の停止を行わせるように構成したから、造影剤の
注入操作と停止操作を迅速かつ円滑で、しかも容
易に行うことができるようになつたばかりでな
く、その供給量の制御も正確に行うことができる
という優れた実用上の作用効果を奏し得るように
なつた。
置は、造影剤タンクを加圧源側と大気側とに切換
える切換装置を操作するだけで、造影剤のカニユ
レーシヨンチユーブへの造影剤の供給および供給
の停止を行わせるように構成したから、造影剤の
注入操作と停止操作を迅速かつ円滑で、しかも容
易に行うことができるようになつたばかりでな
く、その供給量の制御も正確に行うことができる
という優れた実用上の作用効果を奏し得るように
なつた。
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を示
し、第1図は内視鏡の概観図、第2図はカニユレ
ーシヨンチユーブと造影剤との接続状態を示す構
成説明図、第3図は造影剤の供給を制御する制御
部の構成説明図、第4図は制御部の操作を行う操
作部の構成説明図、第5図は本考案の第2の実施
例を示す制御部の構成説明図である。 1:内視鏡、4:カニユレーシヨンチユーブ、
6:造影剤タンク、7:送液チユーブ、8:送気
管、9:制御部、10:コンプレツサ、11:エ
アタンク、12:圧力調整機構、14,15,2
0:切換弁、19:切換スイツチ。
し、第1図は内視鏡の概観図、第2図はカニユレ
ーシヨンチユーブと造影剤との接続状態を示す構
成説明図、第3図は造影剤の供給を制御する制御
部の構成説明図、第4図は制御部の操作を行う操
作部の構成説明図、第5図は本考案の第2の実施
例を示す制御部の構成説明図である。 1:内視鏡、4:カニユレーシヨンチユーブ、
6:造影剤タンク、7:送液チユーブ、8:送気
管、9:制御部、10:コンプレツサ、11:エ
アタンク、12:圧力調整機構、14,15,2
0:切換弁、19:切換スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内視鏡を介してカニユレーシヨンチユーブを
生体腔内に挿入して造影剤を注入する造影剤注
入装置において、前記カニユレーシヨンチユー
ブの一端が挿入される造影剤タンクと、送気管
を介して該造影剤タンクに加圧空気を供給して
造影剤を前記カニユレーシヨンチユーブに圧送
する加圧源と、前記送気管の途中に配設され、
前記造影剤タンクを前記加圧源と大気とに切換
える切換装置とを備えてなることを特徴とする
造影剤注入装置。 (2) 前記送気管には、前記造影剤タンクへの加圧
空気の供給圧力を調整する圧力調整機構を設け
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
(1)項記載の造影剤注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985153156U JPH0337634Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985153156U JPH0337634Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6261202U JPS6261202U (ja) | 1987-04-16 |
JPH0337634Y2 true JPH0337634Y2 (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=31071791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985153156U Expired JPH0337634Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337634Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0675572B2 (ja) * | 1990-06-25 | 1994-09-28 | 富士写真光機株式会社 | 脱気水注入装置 |
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JPS50128396A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-09 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP1985153156U patent/JPH0337634Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128396A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6261202U (ja) | 1987-04-16 |
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