JPH0335131A - Infrared image pickup device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は赤外線撮像装置に係り、特に本装置が用いられ
る国によって温度表示単位及び日付設定フォーマットを
その国の慣用スタイルに選択設定できる赤外線撮像装置
に関する。The present invention relates to an infrared imaging device, and more particularly to an infrared imaging device that allows temperature display units and date setting formats to be selected and set according to the country in which the device is used.
赤外線撮影に際しては、被写体の温度算出が行われるが
、周知のように、世界的に慣用されている温度単位とし
ては摂氏表示と華氏表示が一般的であり、その慣用の区
別については地域性がある。
即ち、アメリカやカナダでは華氏表示が慣用されている
が、日本及びヨーロッパでは摂氏表示が慣用されている
。また、日付や時間に関する慣用表示についても、その
表示順序が地域によって異なっている。例えばアメリカ
・カナダでは「時:分周/日/年」、ヨーロッパでは「
日/月/年時:分」が慣用されている。したがって、一
つの製品が世界各国へ輸出されてそれぞれの国で使用さ
れる場合には、上述の表示フォーマットが1種類しかな
いと、いずれかの国では慣用されていない表示方法によ
って温度情報の処理や日付設定を行わなければならなく
なり、使用者にとっては極めて煩わしさを感じることに
なる。
本発明は、上述のごとき従来技術における課題に鑑み、
これを有効に解決すべく創案されたものである。したが
ってその目的は、世界中の各国で使用されても温度表示
並びに日付表示がその国で慣用されている表示スタイル
で表示できる赤外線撮像装置を提供することにある。When taking infrared photographs, the temperature of the subject is calculated, but as is well known, the commonly used temperature units around the world are Celsius and Fahrenheit, and the distinction between these customs varies depending on the region. be. That is, Fahrenheit is commonly used in the United States and Canada, while Celsius is commonly used in Japan and Europe. Furthermore, the order in which customary displays of date and time are displayed differs depending on the region. For example, in the United States and Canada, "hour: division/day/year" and in Europe, "
"Day/Month/Year Hour: Minute" is commonly used. Therefore, when a product is exported to various countries around the world and used in each country, if there is only one type of display format as described above, temperature information will be processed using a display method that is not customary in that country. The user has to set the date and time, which is extremely troublesome for the user. The present invention has been made in view of the problems in the prior art as described above.
This was devised to effectively solve this problem. Therefore, an object of the present invention is to provide an infrared imaging device that can be used in any country around the world and still display temperature and date in the display style customary in that country.
本発明の赤外線撮像装置は、被写体の湿廖冨出に用いら
れる温度単位を設定し、且つ該設定された温度単位に基
づいて日付設定フォーマ・ノドを選択設定する設定手段
を備えている。The infrared imaging device of the present invention includes setting means for setting a temperature unit used for humidity evacuation of a subject and selecting and setting a date setting former based on the set temperature unit.
本発明に係る赤外線撮像装置では、温度単位と日付設定
フォーマットとが組み合わされた所謂アメリカタイプ及
びヨーロッパタイプの2種類の表示モードを持っている
設定手段に対して、温度単位の表示モードを指定する信
号を入力すると温度単位の表示モードが設定され、その
設定された表示モードに基づいて日付設定フォーマット
も組み合わされたものが設定される。設定の切り替えは
、設定手段への入力信号の切り替えによって可能である
。したがって、使用者は、自分の慣用している温度単位
及び日付表示に従って情報を処理でき、操作上の煩わし
さから解放される。In the infrared imaging device according to the present invention, the display mode of the temperature unit is specified for the setting means which has two types of display modes, the so-called American type and the European type, in which a temperature unit and a date setting format are combined. When a signal is input, a temperature unit display mode is set, and a date setting format is also set based on the set display mode. Settings can be switched by switching input signals to the setting means. Therefore, the user can process information according to his or her customary temperature unit and date display, and is freed from operational hassles.
以下に本発明の好適な一実施例について、第1図ないし
第1O図を参照して説明する。
絶対零度よりも高い温度の物体からは必ず赤外線が放出
されており、その放出量は物体の温度との間に相関関係
がある。本装置は、このことを利用して対象物の各部か
ら放出されている赤外線をとらえ、信号処理を施して、
赤外線の量の変化を輝度の違いにして表示させるもので
ある。
第1図は本実施例装置における各構成を示すブロック図
、第2図は本実施例装置が2次元走査を行うことを説明
するための模式図である。物体からの赤外線は、多面鏡
2で反射された後、赤外集光レンズ3及び観測温度域に
よって選択されるフィルタ4を介して多素子赤外線検知
器5上に集光される。赤外線検知器5は、入射された赤
外光の量に応じた信号を出力する。ところで、多面鏡は
モータ41によって一方向に一定速度で回転する。
したがって、多面鏡2の一つの面の回転によって一つの
バンドが横方向に走査される(第2図)。一つのバンド
は多素子検知器5の素子数に対応して多数本のラインを
含むことになる。一方、多面鏡2の隣合う面は互いに一
定の角度ずつ傾いているので、多面鏡2が回転すること
によって多面鏡2の第1面が第1バンドB、に、第2面
が第2ノインドB、にという具合に面とバンドとが対応
していき、縦方向に走査されることになる。このように
、横方向・縦方向の走査が行われ、多素子赤外線検知器
5で次々と受光することによって物体の2次元赤外線情
報が得られる。
こうして得られた検知器5の出力信号は、プリアンプ6
で増幅され、ローパスフィルタ7で信号処理された後、
オフセット注入回路8に入力される。オフセット注入回
路8には、後述するように、ローパスフィルタ7からの
出力信号にD/A(f’フジタルアナログ)変換器11
から出力される信号が注入される。これによってローパ
スフィルタ7からの出力信号の基準レベル(オフセット
レベル)を自由に変化させることができる。オフセット
注入回路8の出力信号は、マルチプレクサ12に入力さ
れて多素子検知器5の素子の個数分の信号が次々とマル
チプレックスされて、アンプ13で増幅された後、A/
D(アナログ/デジタル)変換器14に入力される。A
/D変換器14によってデジタル量に変換された信号は
、画像メモリ15に導かれる。一方、多面鏡は回転して
おり、その回転はフォトセンサ16によって検知されて
いる。フォトセンサ16の出力は、タイミング発生回路
17を介して入力アドレスカウンタ18に人力され、多
面鏡2の回転に伴って規則正しくカウントされる。この
カウント値が画像メモリ15のアドレスとして供給され
る。そして、上述した画像メモリ15に導かれたデジタ
ル信号はこの入力アドレスに従って順々に規則正しく格
納されていく。こうして多面鏡2が1回転することによ
って、1画面分の画像データが画像メモリ15に格納さ
れることになる。格納された画像メモリ内のデータは、
読み出されて表示されるが、以下このことについて説明
する。
テレビ同期信号発生器19から出力される、テレビ信号
に同期した信号が出力アドレスカウンタ20に入力され
る。出力アドレスカウンタ20は、テレビ同期信号に基
づいて、画像メモリ15内のデータを指定するためのア
ドレスを次々と生成していく。出力アドレスカウンタ2
0の出力は、画像メモリ15のアドレスに入力され、指
定されたアドレスのデータが次々に読み出されγ−FR
OM(ガンマ−プログラマブル読出し専用メモリ)21
に入力される。γ−PROM21はγ補正を行うもので
、一般的に、物体の温度とエネルギ、CRT画面の電圧
と輝度、そして人間の目に入射する入射光量と感知量は
リニアではないため、このγ−FROM21を介して物
体の温度と人間の感知量をほぼリニアになるように補正
している。このようにγ補正されたγ−FROM21の
出力は、D/A変換器22に入力されてアナログ量に変
換される。合成回路23はD/A変換器22で得られる
アナログ量と、文字発生回路25で生成される各種の文
字情報を合成する。合成回路23の出力は表示装置24
に入力されて表示される。なお、合成回路23の出力は
、復号ビデオ信号として外部に供給できるようになって
いるので、例えばこの復号ビデオ信号を外部モニタテレ
ビに供給して表示させることも可能であり、またVTR
(ビデオテープレコーダ)に供給すれば録画も可能であ
る。なお、端子42はVTRのスタート/ストップ信号
を出力する端子である。
以上のように、赤外線像が生成されて表示される一方、
CPU(中央処理装置)9は装置の制御、物体の温度の
算出、そして文字表示の制御を行う。
以下に、赤外線像の調整にかかわるフォーカス合わせ、
オフセットレベルとゲインの調整について説明する。こ
れらはキースイッチ29に配置されて、いる牛−スイッ
チが押されたことを、CPU9が検知することによって
行われる。
フォーカスキーが押されるとCPU9はこれを検知し、
フォーカスレンズ駆動回路30にモータ駆動信号を出力
する。モータ36は、赤外集光レンズ3を駆動させるた
めのモータであり、モータ駆動信号がモータ36に印加
されることによって赤外集光レンズ3が上下に移動し、
フォーカス合わせが行われる。
オフセット調整には、マニュアルオフセット調整とオー
トオフセット調整があり、その切り換えは特定のキース
イッチが押されたことをCPU9が検知して行う。オー
トオフセット調整の場合、CPU9はオート/マニュア
ル切り換え回路39にオート信号を送り、比較回路38
から出力される信号を有効にする。比較回路38は、ア
ンプ13の信号レベルが一定値Vaよりも高いとダウン
の信号、一定値vbよりも低いとアップの信号が出力さ
れるように構成されている。Vaとvbは回路定数によ
って決定される。一方、CPU9からはクロックパルス
がカウンタ10に出力されているので、D/A変換器1
1の入力値が変化し、オフセット注入量が変化する。こ
のように、オフセット調整の場合は、アンプ13の出力
レベルがVaとvbの間になるようにフィードバックが
かかり、オフセット注入量が自動的に決定される。
マニュアルオフセット調整の場合、CPU9はオート/
マニュアル切り換え回路39にマニュアル信号を送り、
比較回路38から入力される信号を無効にし、CPU9
から出力されてカウンタ10に送られるべきアップダウ
ン信号を有効にする。
そして、CPU9はアップダウン信号を出力している間
カウンタ10にクロックパルスを出力するので、D/A
変換器11の入力値が変化し、オフセット注入量が変化
する。
ゲイン調整には、回路ゲインの切り換えとフィルタの切
り換え(以下、両方を合わせてウィンド調整と呼ぶ)が
ある。回路ゲインの切り換えでは、CPU9はアンプ1
3のゲインを変更する。フィルタの切り換えでは、CP
U9はレンジフィルタ駆動回路31にレンジモータ駆動
信号を出力し、モータ37を駆動してフィルタ4を切り
換える。
次に、CPU9により、検知器5で得られた信号から温
度を算出することについて説明する。
プリアンプ6の出力信号は、サンプルホールド回路32
に入力され、CPU9からのサンプリング信号によって
サンプリングされる。サンプルホールドされた信号はマ
ルチプレクサ34に入力される。一方、検知器5からは
、検知器5自身の温度に対応した、感度に関する信号、
及び装置に内蔵された感温素子33の出力信号が、マル
チプレフサ34に入力される。これら三つの信号が次々
にマルチプレックスされてA/D変換器35に入力され
て、デジタル量に変換されCPU5内に取り込まれる。
CPU9は、これら三つのデジタル量に基づいて、物体
の温度を算出する。以上の温度算出は、キースイッチ2
9に配置された特定の牛−が押されたときに実行する。
その他、CPU9は、時計IC(集積回路)28をアク
セスすることによって現時刻を知ることができ、また、
文字発生回路25に文字信号を送ることによって、上述
した物体の温度算出値や時刻などの文字情報を表示装置
24に表示させることが可能である。
なお、ROM(読出し専用メモリ)26には、CPU9
の動作を実行させるためのプログラムが搭載されており
、また、RAM(任意アクセスメモリ)27はCPU9
がデータを格納しておくために用いられるものである。
E’FROM(エレクトリカリ・イレイザブル・プログ
ラマブル読出し専用メモリ)40には、CPU9が温度
算出するために用いる較正情報が格納されている。
キースイッチ29には、第4図に示される各種のキーが
配置されている場合のものである。キースイッチ29は
上述したように、赤外線像を調整するためのフォーカス
キー、オフセットやウィンドを調整するためのキー等で
構成されている。スイッチを押すと、そのスイッチで交
差しているパターンが導通するようになっている。そし
てCPU9はどのスイッチが押されたかを検出する際に
、まず出力端子O3をハイレベルにする。そして入力端
子りから14をスキャンし、ハイレベルになっている端
子を検出する。いま、スイッチFが押されているとする
と、出力端子O3と入力端子I3が導通し、入力端子I
3がハイレベルとなる。CPU9はこのハイレベルの端
子の組み合わせによってどのスイッチが押されたかを検
出するのである。
スイッチN、 F、W/B、 F/Mのどれも押されて
いない場合は、入力端子!、からI4は総てローレベル
である。この場合、CPU9は次に出力端子Olをハイ
レベルにして同様に入力端子りからI4をスキャンする
。出力端子Osについても同様にスキャンする。以下、
これらのキーについてその機能を簡単に説明する。
MODEキー;イニシャル表示の画面と赤外線像を調整
する画面とを切り換え
る。
functionキー;どの設定値を設定変更可能にす
るかを選択する。
up/downキー:選択されている設定値の変更を行
う。
VTRキー ;VTR使用時、そのVTRのスタート/
ストップの信号を出力
する。
0/W牛−;オートオフセットにしてウィンド調整可能
にするか、オフセラ
トをマニュアルで調整可能にす
るか、或いはマニコアルオフセッ
トでウィンド調整可能にするか
を選択する。
+、−キー ;オフセットやウィンドを変更する。
F/Mキー ;温度測定、画面の凍結(以下、フリー
ズと称す)、温度値のメ
モリへのセーブ、フリーズの解
除を行う。
W/Bキー ;高温部を白く表示するか、黒く表示す
るかを選択する。
F、Nキー ;フォーカスを調整する。
まず、#lでは、CPU9の内部レジスタやRAM27
の初期化、E”P・ROM27に格納されている較正情
報をRAM27内に取り込む等の処理を行う。次に#2
へ進み、イニシャル画面の表示を行う。#3では、イニ
シャル表示画面で特定の文字を点滅させる。この特定文
字が点滅することによって、現在何がup/down牛
−により設定変更可能であるかが示される。例えば、第
6図(A)ではrlNTERNAL 0NLYJという
表示文字が点滅しているが、この状態でup/ dow
nキーを押すと、例えばrWIDEJという表示文字に
変更されるのである。#3に続いて#4へ進み、MOD
E牛−が押されたか否かのチエツクを行う。押されてい
れば#5へ進み、押されていなければ#9へ進んでfu
nctionキーまたはup/downキーが押された
か否かをチエツクし、この段階で押されていなければ#
2へ戻る。#9でfunctionキーまたはup/
downキーのいずれかが押されていた場合には#lO
へ進み、キーの押し下げに従ってイニシャル表示画面の
表示値の設定変更を行い、#11で文字の変更を行って
、#2へ戻る。例えば第6図(B)では、functi
onキーを押して点滅文字を「WIDEJから「C」へ
と移行させた状態を示している。そして第6図(C)で
は、さらにfunctionキーを数回押して、時刻の
分を示す「30」の表示を点滅させ、upキーによって
130」から「31」へ変化させた状態が示されている
。#4でMODEキーが押された場合には#5へ進み、
赤外線像を調整するための画面に切り換える。図では、
第6図(A)の状態から第7図(A)の状態へ画面が切
り換えられる。#6では、赤外線像調整画面で特定文字
の点滅を行い、現在どの設定値が設定変更可能かを示す
。即ち、オフセットがマニュアルで調整できるようにな
っているのか、或いはウィンドが調整できるようになっ
ているのか等を文字の点滅によって使用者に知らせるこ
とができる。第7図(C)では、fOFMJの表示が点
滅しており、現在オフセットがマニュアルで調整できる
ことを、また第7図(D)では「H6」の表示が点滅し
ていて現在ウィンドが調整可能であることを示している
。次に#7では、総てのキーをスキャンしてキーが押さ
れたか否かをチエツクする。全く押されていなければ#
5へ戻る。何等かのキーが押されていた場合には、#8
でどのキーが押されたかをチエツクし、キーの判別を行
う。そして、それぞれのキーに対応した処理をして#5
へ戻る。キーの判別でMODEキーが押されていた場合
には、#2へ戻ってイニシャル表示の画面に切り換わり
、時刻や温度単位などの設定値が再度設定できるように
なる。
F/Mキーが押されていた場合は、#12へ進み、現在
温度測定を行っているのか、フリーズ状態であるのか、
或いはフリーズ解除状態であるのかを示すために、RA
M27内に設けられたフラグFRZがOであるか否かを
チエツクする。フラグFRZが0であれば#13でFR
Z=2と書き換え、後述するように割り込みによって温
度算出を行うようにする。PRZがOでない場合には、
#14でFRZ=2であるか否かがチエツクされ、PR
Z=2であれば#15へ進んでPRZ= 1と書き換え
る。モして#16で、赤外線像の画像メモリ15への書
き込みを禁止し、読み込みだけを許可することによって
画面をフリーズ状態にする。FRZ= 1の場合には#
17へ進み、FRZ=0と書き換える。そして、#18
で赤外線像の画像メモリ15への書き込みを許可して、
画面のフリーズ状態を解除する。モして#19でF/M
キーが一定時間(例えば2秒)以上押されたか否かをチ
エツクし、押されていれば#19−1で割り込み処理内
で算出された温度値等をRAM27内ヘセーブする。セ
ーブされた値は、後述するように、functionキ
ーとup/downキーによって画面に表示される。次
に119−2で割り込み処理内で算出され表示された温
度表示値をクリアする。一定時間服上押されていなかっ
た場合は、# 19−2で温度表示値をクリアする。
モして#5へ戻る。
W/B牛−が押されていた場合は#20へ進み、γ−F
ROM21の上位ピットを反転させる。γ−FROM2
1には、高温部を白く表示させるか黒く表示させるか二
つのテーブルがあり、二つのどちらかを上位ビットによ
って切り換えている。
この処理をして#5へ戻る。
F、Nキーが押されていると、#21でフォーカス信号
が出力され、赤外集光レンズ3を駆動する。#22では
、FキーもしくはNキーが押されていることを示すため
、文字を文字発生回路25へ送ってこれを表示させる。
次に#23へ進み、FキーもしくはNキーが押し続けら
れているかをチエツクし、続けて押されていれば#21
へ戻ってフォーカス信号を出力し続ける。Fキーもしく
はNキーが離された場合には#24へ進み、フォーカス
信号を停止させて赤外集光レンズ3の駆動を停止させる
と共に、FキーもしくはNキーが押されていることを示
す文字をクリアする。モして#5へ戻る。
VTRキーが押されていた場合には#25へ進み、VT
Rのスタート/ストップ信号を出力してVTRの録画開
始、停止を行う。#26では、現在録画を行っているか
否かを知らせるために、文字発生回路25に文字信号を
送出して表示させる。
モして#5へ戻る。
0/Wキーが押されていると#27へ進む。ここでO/
Wキーが一定時間(例えば2秒)以上押されたか否かを
チエツクし、押されていれば#28へ進む。#28では
、現在オートオフセット状態であるならば、マニュアル
でオフセットが調整できるようにオート/マニュアル切
り換え回路39に信号を出力する。オートオフセット状
態でない場合には、オートオフセット状態となるように
オート/マニュアル切り換え回路39に信号を出力する
。そして、#29でオートオフセット状態、マニュアル
でオフセットが調整できる状態、マニュアルオフセット
でウィンドが調整できる状態の三つの状態を示すために
RAM27内に設けたフラグ01 FLAGを書き換え
る。今の場合は、オートオフセット状態かマニュアルオ
フセットでウィンドが調整できる状態かに従って、Of
FLAGを前述のFRZの如くその値を変えることに
よって3状態を表現し、それぞれを判定時に使用するよ
うにする。
次に#29−1で、この01 FLAGに基づいて文字
の変更を行うために、文字発生回路25に文字信号を出
力する。O/Wキーが一定時間以上押されていなければ
、#27−1で01 FLAGに基づいて現在オートオ
フセット状態であるか否かがチエツクされる。オートオ
フセット状態ならば処理を行わず、#5へ戻る。オート
オフセット状態でない場合には、#29で、マニュアル
でのオフセット調整とマニュアルオフセットでのウィン
ド調整とをスイッチの操作に応じて交互に切り換えるべ
く0jPLAGの書き換えを行い、#29−1で文字を
変更する。モして#5へ戻るが、#6ではこの0WFL
AGに基づいて特定文字を点滅させ、現在、十キーもし
くは一キーでオフセットが、調整できるのか、或いはウ
ィンドが調整できるのかを知らせる。
十キーもしくは一キーが押されていた場合には#30へ
進む。#30では、Of FLAGに基づいて、現在オ
フセットが選ばれているのかウィンドが選ばれているの
かがチエツクされる。オフセットが選ばれている場合に
は#31へ進み、カウンタ10にクロックを出力するこ
とによってオフセットを変更する。そして、#32で、
オフセットが変更されていることを知らせるために文字
発生回路25に文字信号を出力する。次に#33で、続
けて十キーもしくは一キーが押されているか否かがチエ
ツクされ、続けて押されていれば#31へ戻り、オフセ
ットを変更し続ける。十キーもしくは一キーが離される
と#34へ進み、オフセットの変更を停止すると共に、
オフセットが変更されていることを示すための文字をク
リアして#5へ戻る。ウィンドが選ばれている場合には
#35へ進み、ウィンドが変更される。アンプ13のゲ
イン或いはレンジフィルタを切り換え#36でウィンド
を示す文字の変更を行うために文字発生回路25に文字
信号を出力する。次に#37で、続けて十キーもしくは
一キーが押されているか否かをチエ・ノクし、続けて押
されていれば#35へ戻ってウィンドの変更を続ける。
十キーもしくは一キーが離されると#38へ進み、ウィ
ンドの変更を停止して#5へ戻る。
functionキーが押されていた場合には、#44
へ進む。ここではupキーもしくはdownキーでイミ
シビティが変更できるのか、セーブされた温度値を表示
できるのか、温度測定モードが変更できるのか、の三つ
の状態を示すためにRAM27内に設けたフラグDSP
Lの値を変更する。モして#5へ戻るが、#6ではこ
のDSP Lの値に基づいて特定文字を点滅させ、現在
upキーもしくはdownキーでどんな処理がなされる
かを知らせる。
upキーもしくはdown牛−が押されていた場合には
、#39でDSP Lの値がOであるか否かがチエツク
される。DSP LがOである場合には#40へ進み、
イミシビティの値を変更し、#40−1でその値を文字
発生回路25に送出して文字を変更する。モして#5へ
戻る。DSjLがOでない場合には、#41でDSP
L= 1か否かがチエツクされ、DSjL=1であれば
#42でセーブされた温度値等を画面に表示させる。モ
して#42−1でupキーもしくはdownキーが再度
押されたか否かをチエツクし、押されていなければ#4
2−1へ戻ってプールし、押されていれば#5へ戻る。
DSP L= 2であれば#43へ進み、温度測定モー
ドを変更する。ここで温度値の算出を瞬時値とするのか
、数秒(例えば0.5秒とか2秒)間の平均値とするの
か、或いはピーク値とするのかを使用者が選択する。そ
して#48で、この温度測定モードを表示するために文
字発生回路25に文字を送出する。
モして#5へ戻る。
次に割り込み処理について、第3図(e)を参照して説
明する。多面鏡は一定の速度で回転しているが、1回転
する毎に割り込み処理に突入する。
まず、#I−1でF/Mキーを押すことによって変更さ
れるフラグFRZが2であるか否かをチエツクする。F
RZ=2でない場合には、その後の処理を行わず、割り
込み処理を終了する。FRZ=2である場合には、以下
の処理によって画面中央部の温度を算出する。まず、#
I−2でプリアンプ6から出力される信号のうち中央部
の信号をサンプルするために、サンプルホールド回路3
2にサンプルパルスを出力する。モして#I−3で、サ
ンプリングされた信号をA/D変換し、CPU5内に取
り込むと共に、前述した検知器5の感度信号と感温素子
からの信号をA/D変換し、CPU5内に取り込む。モ
して#I−4で、上記三つのAID値を基に温度演算を
するための補正を行い、#1−5で温度値を算出する。
# 1− ff′では、算出された温度値を表示するた
めに、文字発生回路25へ文字信号を送出する。そして
割り込み処理を完了する。
第6図及び第7図に、表示の具体例を示している。第6
図はイニシャル画面、第7図(A)は赤外線像調整画面
、第7図(B)はメモリにセーブした値を表示したとき
の画面である。以下、画面に表示されている文字につい
て簡単に説明する。
■・・・装置に付ける付加レンズ情報の表示■・・・温
度単位の表示
■・・・時刻の表示
■・・・フォーカス情報の表示二 FキーもしくはNキ
ーが押されるとrF↑」もしくはrF↓」と表示される
。
■・・・ウィンド情報の表示二 回路ゲインの設定変更
に伴って数値が1〜7と変更される。レンジフィルタの
切り換えによりHとMSMとLのそれぞれの間で双方向
に変更される。
■・・・オフセット情報の表示: オートオフセットの
ときro F Aj、マニュアルオフセットのときro
FMlと表示が変更される。
また、マニュアルオフセットで、upキーもしくはdo
wnキーが押されてオフセットが変更されているとき、
rOFM↑」もしくはroFMl」と表示される。
■・・・イミシビティ(放射率)の表示■・・・メモリ
セーブした温度値などを表示するとき、functio
nキーを押してこのrLISTjを選び、upキーもし
くはdownキーを押す。
■・・・温度測定モードと温度算出値の表示[株]・・
・録画中の表示
■・・・温度測定モードの表示: 「S」が瞬時値モー
ト、rAVIJ、rAV2Jが平均値モード、rPKJ
がピーク値モードを示す。
「1」〜rl OJはメモリナンバーを示しており、数
字の小さいほうが新しいメモリナンバーである。「E」
はイミ、シビティ、rTJは温度測定値を示している。
第5図に装置の外観を示す。本体50、グリップ51、
CRT52及びバッテリパック53で構成されている。
まず使用者は、パワーオンしてイニシャル表示画面にす
る。CRTを覗いて温度測定を行うときの温度単位を選
択したり、時刻を設定したりする。
このイニシャル設定を完了した後、MODEキーを押し
て赤外線像調整のための表示へ移行させる。
使用者は、この表示画面にしてフォーカスやウィンドの
調整を行うことによって赤外線像を鮮明にとらえること
ができる。尚、第7図には、グレースケール54及びオ
フセットインジケータ55が示されているが、これらは
赤外線像のデータを格納している領域以外の画像メモリ
15の一部を、このグレースケール及びオフセットイン
ジケータの領域に割り当て、CPU9がデータを書くよ
うにすることで得られる。
次に、イニシャル表示画面の温度単位及び日付設定フォ
ーマットの選択設定について説明する。
第8図は、第3図のフローチャートの#9〜#11のプ
ロセスをさらに詳しくしたフローチャート図である。温
度単位の選択については、#4−1でfunctior
iキーが押されたかをチエツクする。
押されていれば#4−2で、RAM27に設けら′れた
フラグosp tの値を変更して#3に戻る。#3では
、フラグDSPJで示される文字を点滅させるので、こ
れによって、その時点で選ばれている設定変更可能なも
のは何であるかを使用者に知らせることかできる。した
がって、温度単位を変更するときは温度単位が点滅する
までfunctionキーを押す。funct ion
キーが押されていない場合には#4−:3へ進み、up
キーもしくはdownキーが押されたか否かをチエツク
する。押されていなければ#3に戻る。押されていれば
#4−4へ進み、現在のフラグDSPjの値を判別する
。温度単位が点滅しているときはDSPj=1となって
おり、#4−7へ進む。ここで温度単位を示すために、
RAM27に設けたフラグUNIT−Cを変更する。フ
ラグυ旧T−Cは、「℃」ならばUNIT−C= Ol
「0F」ならばUNIT、−C= 1と対応させる。モ
して#4−8で現在「℃」であるなら「0F」に、「0
F」であるなら「℃」と表示を変更するために、文字発
生回路25に文字信号を送出する。モして#4−9へ進
み、変更されたフラグυNI’jCに基づいて日付設定
フォーマットを変更する。UNIT、−C= Oならば
第9図の最下段の如くr日7月/年時二分」となるよう
に、またUNITc=1ならば第10図の最下段の如く
r時二分月/日/年」となるように、文字発生回路25
に文字信号を送出する。モして#3へ戻る。
このように、温度単位1℃」及び「0F」の選択に伴っ
て日付設定フォーマ・ノドは自動的に切り替わる。
−膜内に、アメリカやカナダでは「0F」を、ヨー口・
ノパでは1℃」を使用するのが慣例となっている。これ
らの地域では、日付の表示スタイルにも慣例があり、前
者では「時:分角/日/年」、後者ではr日/月/年時
二分」が慣用されている。本装置は、r”cj、r’F
jの選択に伴って日付設定フォーマ・ノドを自動的に゛
選択設定するので、これらの地域の使用者は、日付の煩
わしい順序を考慮せずとも慣例に従って日付の設定が行
える。第9図は1℃」を選択したときの画面表示、第1
O図は「0F」を選択したときの画面表示である。A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 1O. Infrared rays are always emitted from objects whose temperature is higher than absolute zero, and the amount of infrared rays emitted has a correlation with the temperature of the object. This device takes advantage of this to capture the infrared rays emitted from each part of the object, performs signal processing, and
Changes in the amount of infrared rays are displayed as differences in brightness. FIG. 1 is a block diagram showing each configuration of the apparatus of this embodiment, and FIG. 2 is a schematic diagram for explaining that the apparatus of this embodiment performs two-dimensional scanning. Infrared rays from an object are reflected by a polygon mirror 2, and then condensed onto a multi-element infrared detector 5 via an infrared condenser lens 3 and a filter 4 selected according to the observation temperature range. The infrared detector 5 outputs a signal according to the amount of incident infrared light. By the way, the polygon mirror is rotated in one direction at a constant speed by a motor 41. Therefore, one band is scanned in the lateral direction by rotation of one surface of the polygon mirror 2 (FIG. 2). One band includes a large number of lines corresponding to the number of elements of the multi-element detector 5. On the other hand, since the adjacent surfaces of the polygon mirror 2 are inclined at a fixed angle to each other, the rotation of the polygon mirror 2 causes the first surface of the polygon mirror 2 to be in the first band B, and the second surface to be in the second band B. The planes and bands correspond to each other in this way, and are scanned in the vertical direction. In this way, scanning is performed in the horizontal and vertical directions, and two-dimensional infrared information of the object is obtained by successively receiving light with the multi-element infrared detector 5. The output signal of the detector 5 thus obtained is transmitted to the preamplifier 6.
After being amplified by and signal-processed by low-pass filter 7,
It is input to the offset injection circuit 8. The offset injection circuit 8 includes a D/A (f' fugital analog) converter 11 for the output signal from the low-pass filter 7, as described later.
The signal output from is injected. This allows the reference level (offset level) of the output signal from the low-pass filter 7 to be changed freely. The output signal of the offset injection circuit 8 is input to the multiplexer 12, where signals corresponding to the number of elements of the multi-element detector 5 are multiplexed one after another, and after being amplified by the amplifier 13, the output signal is input to the multiplexer 12.
The signal is input to a D (analog/digital) converter 14. A
The signal converted into a digital quantity by the /D converter 14 is guided to an image memory 15. On the other hand, the polygon mirror is rotating, and the rotation is detected by the photosensor 16. The output of the photosensor 16 is inputted to an input address counter 18 via a timing generation circuit 17, and is regularly counted as the polygon mirror 2 rotates. This count value is supplied as the address of the image memory 15. Then, the digital signals guided to the image memory 15 described above are sequentially and regularly stored in accordance with this input address. When the polygon mirror 2 rotates once in this manner, image data for one screen is stored in the image memory 15. The data in the stored image memory is
This will be read out and displayed, and this will be explained below. A signal synchronized with the television signal output from the television synchronization signal generator 19 is input to the output address counter 20. The output address counter 20 successively generates addresses for specifying data in the image memory 15 based on the television synchronization signal. Output address counter 2
The output of 0 is input to the address of the image memory 15, and the data at the specified address is read out one after another.
OM (gamma-programmable read-only memory) 21
is input. The γ-PROM 21 performs γ correction. Generally speaking, the temperature and energy of an object, the voltage and brightness of a CRT screen, and the amount of incident light and the amount of light that enters the human eye are not linear, so this γ-FROM 21 The temperature of the object and the amount of human sensing are corrected so that they are almost linear. The output of the γ-FROM 21 that has been γ-corrected in this manner is input to the D/A converter 22 and converted into an analog quantity. The synthesis circuit 23 synthesizes the analog quantity obtained by the D/A converter 22 and various character information generated by the character generation circuit 25. The output of the synthesis circuit 23 is sent to the display device 24.
is entered and displayed. Note that the output of the synthesis circuit 23 can be supplied externally as a decoded video signal, so for example, it is possible to supply this decoded video signal to an external monitor television for display.
Recording is also possible if supplied to a video tape recorder. Note that the terminal 42 is a terminal that outputs a start/stop signal for the VTR. As described above, while an infrared image is generated and displayed,
A CPU (central processing unit) 9 controls the device, calculates the temperature of an object, and controls character display. The focus adjustment involved in adjusting the infrared image is explained below.
The offset level and gain adjustment will be explained. These operations are performed by the CPU 9 detecting that the key switch 29 has been pressed. When the focus key is pressed, the CPU 9 detects this and
A motor drive signal is output to the focus lens drive circuit 30. The motor 36 is a motor for driving the infrared condensing lens 3, and when a motor drive signal is applied to the motor 36, the infrared condensing lens 3 moves up and down.
Focusing is performed. Offset adjustment includes manual offset adjustment and automatic offset adjustment, and the CPU 9 switches between them by detecting that a specific key switch is pressed. In the case of auto offset adjustment, the CPU 9 sends an auto signal to the auto/manual switching circuit 39, and the comparison circuit 38
Enable the signal output from. The comparison circuit 38 is configured to output a down signal when the signal level of the amplifier 13 is higher than a certain value Va, and output an up signal when it is lower than a certain value vb. Va and vb are determined by circuit constants. On the other hand, since the clock pulse is output from the CPU 9 to the counter 10, the D/A converter 1
The input value of 1 changes, and the offset injection amount changes. In this manner, in the case of offset adjustment, feedback is applied so that the output level of the amplifier 13 is between Va and vb, and the offset injection amount is automatically determined. In the case of manual offset adjustment, CPU9
Send a manual signal to the manual switching circuit 39,
The signal input from the comparison circuit 38 is invalidated, and the CPU 9
The up/down signal to be outputted from the counter 10 and sent to the counter 10 is enabled. Since the CPU 9 outputs clock pulses to the counter 10 while outputting up/down signals, the D/A
The input value of the transducer 11 changes and the offset injection amount changes. Gain adjustment includes circuit gain switching and filter switching (hereinafter both will be collectively referred to as window adjustment). When switching the circuit gain, CPU9
Change the gain of 3. When switching filters, CP
U9 outputs a range motor drive signal to the range filter drive circuit 31, drives the motor 37, and switches the filter 4. Next, a description will be given of how the CPU 9 calculates the temperature from the signal obtained by the detector 5. The output signal of the preamplifier 6 is sent to the sample hold circuit 32.
and is sampled by a sampling signal from the CPU 9. The sampled and held signal is input to multiplexer 34. On the other hand, from the detector 5, a signal related to sensitivity corresponding to the temperature of the detector 5 itself,
The output signal of the temperature sensing element 33 built into the device is input to the multiplexer 34. These three signals are multiplexed one after another and input to the A/D converter 35, converted into digital quantities, and taken into the CPU 5. The CPU 9 calculates the temperature of the object based on these three digital quantities. To calculate the temperature above, use the key switch 2.
Executes when a specific cow located at 9 is pressed. In addition, the CPU 9 can know the current time by accessing the clock IC (integrated circuit) 28, and
By sending a character signal to the character generation circuit 25, it is possible to display the above-mentioned character information such as the calculated temperature value of the object and the time on the display device 24. Note that the ROM (read-only memory) 26 includes the CPU 9
The RAM (arbitrary access memory) 27 is connected to the CPU 9.
is used to store data. E'FROM (Electrically Erasable Programmable Read Only Memory) 40 stores calibration information used by the CPU 9 to calculate the temperature. The key switch 29 is provided with various keys shown in FIG. 4. As described above, the key switch 29 includes a focus key for adjusting the infrared image, keys for adjusting the offset and window, and the like. When a switch is pressed, the intersecting patterns at that switch become conductive. When the CPU 9 detects which switch has been pressed, it first sets the output terminal O3 to a high level. Then, it scans input terminals 14 and detects terminals that are at high level. Now, if switch F is pressed, output terminal O3 and input terminal I3 are electrically connected, and input terminal I
3 is a high level. The CPU 9 detects which switch has been pressed based on the combination of these high level terminals. If none of the switches N, F, W/B, F/M are pressed, the input terminal! , to I4 are all at low level. In this case, the CPU 9 next sets the output terminal Ol to high level and similarly scans I4 from the input terminal. The output terminal Os is also scanned in the same manner. below,
The functions of these keys will be briefly explained. MODE key: Switches between the initial display screen and the screen for adjusting the infrared image. Function key: Selects which setting value can be changed. up/down key: Changes the selected setting value. VTR key; When using a VTR, start/start the VTR.
Outputs a stop signal. 0/W - Select whether to enable window adjustment with auto offset, manual offset adjustment, or manual offset. +, - keys; Change offset and window. F/M key: Measures temperature, freezes the screen (hereinafter referred to as "freeze"), saves the temperature value to memory, and releases the freeze. W/B key: Select whether to display high temperature areas in white or black. F, N key; Adjust focus. First, in #l, the internal registers of the CPU 9 and the RAM 27
Processes such as initialization of the E"P ROM 27 and importing the calibration information stored in the E"P ROM 27 into the RAM 27 are performed.Next, #2
Proceed to , and display the initial screen. In #3, specific characters are made to blink on the initial display screen. This specific character flashes to indicate what settings can currently be changed using the up/down buttons. For example, in Fig. 6 (A), the display characters rlNTERNAL 0NLYJ are blinking, and in this state, up/down
When the n key is pressed, the displayed characters are changed to rWIDEJ, for example. Following #3, proceed to #4 and MOD
A check is made to see if the E-cow has been pressed. If it is pressed, go to #5, if not, go to #9 and fu
Checks whether the nction key or up/down key has been pressed, and if it is not pressed at this stage, #
Return to 2. In #9, press the function key or up/
#lO if any of the down keys were pressed
Proceed to step #11 to change the setting of the display value on the initial display screen in accordance with the key press, change the characters in #11, and return to #2. For example, in FIG. 6(B), functi
This shows a state in which the on key is pressed and the blinking characters change from "WIDEJ" to "C". FIG. 6(C) shows a state in which the function key is further pressed several times to make the display of "30" indicating the minutes of the time blink, and the number is changed from "130" to "31" by pressing the up key. . If the MODE key is pressed in #4, proceed to #5,
Switch to the screen for adjusting the infrared image. In the diagram,
The screen is switched from the state shown in FIG. 6(A) to the state shown in FIG. 7(A). In #6, specific characters are blinked on the infrared image adjustment screen to indicate which setting values can currently be changed. That is, the user can be informed by blinking characters whether the offset can be adjusted manually or the window can be adjusted. In Figure 7 (C), the fOFMJ display is blinking, indicating that the offset can now be adjusted manually, and in Figure 7 (D), the "H6" display is blinking, indicating that the window can currently be adjusted. It shows that there is. Next, in #7, all keys are scanned to check whether any keys have been pressed. If it is not pressed at all #
Return to 5. If any key is pressed, #8
Checks which key was pressed and identifies the key. Then, perform the processing corresponding to each key and #5
Return to If it is determined that the MODE key has been pressed, the process returns to #2 and switches to the initial display screen, allowing setting values such as time and temperature units to be set again. If the F/M key has been pressed, proceed to #12 and check whether the temperature is currently being measured or whether it is in a frozen state.
Or to indicate whether it is in the unfreeze state, the RA
Check whether the flag FRZ provided in M27 is O. If flag FRZ is 0, FR at #13
Rewrite Z=2 and perform temperature calculation by interrupt as described later. If PRZ is not O,
At #14, it is checked whether FRZ=2 or not, and PR
If Z=2, proceed to #15 and rewrite PRZ=1. Then, in step #16, writing of the infrared image to the image memory 15 is prohibited, and only reading is permitted, thereby freezing the screen. # if FRZ=1
Proceed to step 17 and rewrite FRZ=0. And #18
to permit writing of the infrared image to the image memory 15,
Unfreeze the screen. F/M at #19
It is checked whether the key has been pressed for a certain period of time (for example, 2 seconds) or not, and if the key has been pressed, the temperature value etc. calculated during the interrupt process is saved in the RAM 27 in #19-1. The saved values are displayed on the screen using the function key and up/down keys, as will be described later. Next, in step 119-2, the temperature display value calculated and displayed during the interrupt processing is cleared. If the clothing has not been pressed for a certain period of time, the temperature display value is cleared in #19-2. Move and return to #5. If W/B cow- is pressed, proceed to #20 and γ-F
The upper pit of ROM21 is inverted. γ-FROM2
1 has two tables for displaying the high temperature portion in white or black, and one of the two is switched by the upper bit. After this process, return to #5. If the F or N keys are pressed, a focus signal is output in #21 to drive the infrared condenser lens 3. At #22, to indicate that the F key or N key is pressed, a character is sent to the character generation circuit 25 and displayed. Next, go to #23 and check if the F key or N key is being pressed, and if it is, go to #23.
to continue outputting the focus signal. When the F key or N key is released, the process advances to #24, where the focus signal is stopped and the drive of the infrared condensing lens 3 is stopped, and a letter indicating that the F key or N key is pressed is displayed. Clear. Move and return to #5. If the VTR key has been pressed, proceed to #25 and VT
The R start/stop signal is output to start and stop recording on the VTR. At #26, a character signal is sent to the character generation circuit 25 for display in order to notify whether or not recording is currently being performed. Move and return to #5. If the 0/W key is pressed, the process advances to #27. Here O/
It is checked whether the W key has been pressed for a certain period of time (for example, 2 seconds) or not, and if it has been pressed, the process advances to #28. At #28, if the current auto-offset state is present, a signal is output to the auto/manual switching circuit 39 so that the offset can be adjusted manually. If it is not in the auto-offset state, a signal is output to the auto/manual switching circuit 39 so as to enter the auto-offset state. Then, in #29, the flag 01 FLAG provided in the RAM 27 is rewritten to indicate three states: an auto-offset state, a state in which the offset can be adjusted manually, and a state in which the window can be adjusted by manual offset. In this case, depending on whether the window can be adjusted with auto offset or manual offset,
Three states are expressed by changing the value of FLAG like the above-mentioned FRZ, and each state is used at the time of determination. Next, in #29-1, a character signal is output to the character generation circuit 25 in order to change the character based on this 01 FLAG. If the O/W key has not been pressed for a certain period of time or more, it is checked in #27-1 based on 01 FLAG whether or not the auto-offset state is currently in effect. If it is in the auto-offset state, no processing is performed and the process returns to #5. If it is not in the auto-offset state, in #29, rewrite 0jPLAG to alternately switch between manual offset adjustment and manual offset window adjustment according to switch operation, and change the character in #29-1. do. Mo and return to #5, but in #6 this 0WFL
A specific character blinks based on AG to inform whether the offset or window can be adjusted by pressing the ten key or the one key. If the 10 key or 1 key has been pressed, proceed to #30. At #30, it is checked based on Of FLAG whether offset or window is currently selected. If the offset has been selected, the process advances to #31 and the offset is changed by outputting a clock to the counter 10. And in #32,
A character signal is output to the character generation circuit 25 to notify that the offset has been changed. Next, in #33, it is checked whether the ten key or the one key has been pressed continuously, and if it has been pressed continuously, the process returns to #31 and the offset is continued to be changed. When the 10th key or 1st key is released, the process advances to #34 and stops changing the offset.
Clear the characters indicating that the offset has been changed and return to #5. If the window is selected, the process advances to #35 and the window is changed. The gain or range filter of the amplifier 13 is switched, and a character signal is outputted to the character generation circuit 25 in order to change the character indicating the window at #36. Next, in #37, a check is made to see if the 10 key or 1 key has been pressed continuously, and if it has been pressed continuously, the process returns to #35 to continue changing the window. When the ten key or one key is released, the process advances to #38, stops changing the window, and returns to #5. If the function key was pressed, #44
Proceed to. Here, a flag DSP is provided in the RAM 27 to indicate three states: whether the immiscibility can be changed using the up or down key, whether the saved temperature value can be displayed, and whether the temperature measurement mode can be changed.
Change the value of L. Then, the process returns to #5, but in #6, a specific character is blinked based on the value of DSP L to notify what processing is currently being performed with the UP key or DOWN key. If the up key or down key has been pressed, it is checked in #39 whether the value of DSPL is O. If DSP L is O, proceed to #40;
The imicibility value is changed, and in #40-1, the value is sent to the character generation circuit 25 to change the character. Move and return to #5. If DSjL is not O, DSP in #41
It is checked whether L=1 or not, and if DSjL=1, the temperature value etc. saved in #42 is displayed on the screen. Then check in #42-1 whether the up key or down key has been pressed again, and if it has not been pressed, go to #42-1.
Return to 2-1, pool, and if pressed, return to #5. If DSP L=2, proceed to #43 and change the temperature measurement mode. Here, the user selects whether to calculate the temperature value as an instantaneous value, as an average value over several seconds (for example, 0.5 seconds or 2 seconds), or as a peak value. Then, in #48, a character is sent to the character generation circuit 25 to display this temperature measurement mode. Move and return to #5. Next, interrupt processing will be explained with reference to FIG. 3(e). The polygon mirror rotates at a constant speed, but enters interrupt processing every time it rotates. First, it is checked whether the flag FRZ, which is changed by pressing the F/M key at #I-1, is 2 or not. F
If RZ=2, no further processing is performed and the interrupt processing ends. When FRZ=2, the temperature at the center of the screen is calculated by the following process. first,#
In order to sample the central part of the signal output from the preamplifier 6 at I-2, a sample hold circuit 3 is used.
Output the sample pulse to 2. Then, in #I-3, the sampled signal is A/D converted and taken into the CPU 5, and the sensitivity signal of the detector 5 and the signal from the temperature sensing element mentioned above are A/D converted and Incorporate into. Then, in #I-4, correction is performed for temperature calculation based on the three AID values, and in #1-5, the temperature value is calculated. At #1-ff', a character signal is sent to the character generation circuit 25 in order to display the calculated temperature value. Then, interrupt processing is completed. Specific examples of display are shown in FIGS. 6 and 7. 6th
The figure shows the initial screen, FIG. 7(A) shows the infrared image adjustment screen, and FIG. 7(B) shows the screen when the values saved in the memory are displayed. The characters displayed on the screen will be briefly explained below. ■...Display of additional lens information attached to the device■...Display of temperature unit■...Display of time■...Display of focus information 2 When the F key or N key is pressed, rF↑" or rF ↓" is displayed. (2) Window information display 2 The numerical value is changed from 1 to 7 as the circuit gain setting is changed. By switching the range filter, it is bidirectionally changed between H, MSM, and L, respectively. ■...Offset information display: ro F Aj for auto offset, ro for manual offset
The display is changed to FMl. Also, with manual offset, press the up key or the do key.
When the wn key is pressed and the offset is changed,
"rOFM↑" or "roFMl" is displayed. ■...Display of immisivity (emissivity)■...When displaying temperature values etc. saved in memory, use function
Press the n key to select this rLISTj, and press the up or down key. ■...Temperature measurement mode and temperature calculation value display [stock]...
・Display during recording ■...Display of temperature measurement mode: "S" is instantaneous value mode, rAVIJ, rAV2J are average value mode, rPKJ
indicates peak value mode. "1" to rl OJ indicates a memory number, and the smaller number is the newer memory number. "E"
indicates the temperature measurement value. Figure 5 shows the appearance of the device. Main body 50, grip 51,
It is composed of a CRT 52 and a battery pack 53. First, the user turns on the power and displays the initial display screen. Select the temperature unit and set the time when measuring temperature by looking at the CRT. After completing this initial setting, press the MODE key to shift to the display for infrared image adjustment. The user can clearly capture an infrared image by adjusting the focus and window on this display screen. Note that FIG. 7 shows a gray scale 54 and an offset indicator 55, and these gray scale and offset indicators cover a part of the image memory 15 other than the area storing infrared image data. This can be obtained by allocating it to the area and having the CPU 9 write the data. Next, the selection settings of the temperature unit and date setting format on the initial display screen will be explained. FIG. 8 is a flowchart showing the processes #9 to #11 in the flowchart of FIG. 3 in more detail. To select the temperature unit, select function in #4-1.
Check if the i key was pressed. If it has been pressed, at #4-2, the value of the flag osp_t provided in the RAM 27 is changed and the process returns to #3. In #3, the characters indicated by the flag DSPJ are made to blink, thereby informing the user of the currently selected settings that can be changed. Therefore, when changing the temperature unit, press the function key until the temperature unit blinks. function
If the key is not pressed, proceed to #4-:3 and up
Check whether the key or the down key was pressed. If not pressed, return to #3. If it has been pressed, the process advances to #4-4 and the current value of the flag DSPj is determined. When the temperature unit is blinking, DSPj=1, and the process proceeds to #4-7. To indicate the temperature unit here,
Change the flag UNIT-C provided in the RAM 27. If flag υold T-C is "℃", UNIT-C=Ol
If "0F", it corresponds to UNIT, -C=1. If the current temperature is “℃” in #4-8, change it to “0F”.
If it is "F", a character signal is sent to the character generation circuit 25 in order to change the display to "°C". Then, proceed to #4-9 and change the date setting format based on the changed flag υNI'jC. If UNIT, -C= O, then r day, July, year, hour, two minutes, as shown in the bottom row of Figure 9, and if UNITc = 1, r hour, two minutes, month, day, as shown in the bottom row of Figure 10. /year'', the character generation circuit 25
Sends a character signal to. Move and return to #3. In this way, the date setting format is automatically switched in accordance with the selection of ``temperature unit 1°C'' and ``0F''. - In the United States and Canada, "0F" is written inside the membrane.
At Nopa, it is customary to use 1°C. In these regions, there are conventions for the date display style, with the former using "hour: minute/day/year" and the latter using "r day/month/year hour 2 minute". This device has r"cj, r'F
Since the date setting format node is automatically selected and set in accordance with the selection of j, users in these regions can set the date according to custom without having to consider the cumbersome order of dates. Figure 9 shows the screen display when selecting 1°C.
Figure O shows the screen display when "0F" is selected.
第1図は本実施例装置の各構成を示すプロ、ノク図、第
2図は本実施例装置が2次元走査を行うことを説明する
模式図、第3図(a)〜(d)は本実施例装置の操作方
法を示すフローチャート図、第3図(e)は割り込み処
理操作を示すフローチャート図、第4図は本実施例装置
に設けられる各種操作キーを説明する図、第5図は本実
施例装置の外観を示す斜視図、第6図及び第7図は表示
例を示す図、第8図は第3図のフローチャートの#9〜
#11のプロセスをさらに詳しくしたフローチャート図
、第9図は「℃」を選択したときの画面表示、第10図
は「0F」を選択したときの画面表示である。
27・・・設定手段としてのRAM
特 許 出 願 人 ミノルタカメラ株式会社代 理
人 弁理士 青い 葆 (外1名)第4図
第6図(A)
第7図(A)
(8)
第
7図
Ic)
(D)Fig. 1 is a schematic diagram showing each configuration of the device of this embodiment, Fig. 2 is a schematic diagram explaining that the device of this embodiment performs two-dimensional scanning, and Figs. 3 (a) to (d) are FIG. 3(e) is a flowchart showing the operation method of the device of this embodiment, FIG. 3(e) is a flowchart showing the interrupt handling operation, FIG. A perspective view showing the external appearance of the apparatus of this embodiment, FIGS. 6 and 7 are views showing display examples, and FIG. 8 is a flowchart from #9 to FIG.
A flowchart showing the process #11 in more detail, FIG. 9 shows the screen display when "°C" is selected, and FIG. 10 shows the screen display when "0F" is selected. 27...RAM as a setting means Patent Applicant Minolta Camera Co., Ltd. Representative Patent attorney Aoi Ao (1 other person) Figure 4 Figure 6 (A) Figure 7 (A) (8) Figure 7 Figure Ic) (D)
Claims (1)
し、且つ該設定された温度単位に基づいて日付設定フォ
ーマットを選択設定する設定手段(27)を備えている
ことを特徴とする赤外線撮像装置。(1) Infrared imaging characterized by comprising a setting means (27) for setting a temperature unit used to calculate the temperature of a subject and selecting and setting a date setting format based on the set temperature unit. Device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17022689A JP2827292B2 (en) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | Infrared imaging device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17022689A JP2827292B2 (en) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | Infrared imaging device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335131A true JPH0335131A (en) | 1991-02-15 |
JP2827292B2 JP2827292B2 (en) | 1998-11-25 |
Family
ID=15901008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17022689A Expired - Fee Related JP2827292B2 (en) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | Infrared imaging device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2827292B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9484768B2 (en) | 2013-11-01 | 2016-11-01 | Innochips Technology Co., Ltd. | Complex device and electronic device having the same |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP17022689A patent/JP2827292B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9484768B2 (en) | 2013-11-01 | 2016-11-01 | Innochips Technology Co., Ltd. | Complex device and electronic device having the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2827292B2 (en) | 1998-11-25 |
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