JPH0334027A - 知識獲得整理支援装置 - Google Patents
知識獲得整理支援装置Info
- Publication number
- JPH0334027A JPH0334027A JP1168687A JP16868789A JPH0334027A JP H0334027 A JPH0334027 A JP H0334027A JP 1168687 A JP1168687 A JP 1168687A JP 16868789 A JP16868789 A JP 16868789A JP H0334027 A JPH0334027 A JP H0334027A
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- JP
- Japan
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- knowledge
- response
- question
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- Pending
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- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 claims description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 3
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- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
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- Devices For Executing Special Programs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、故障診断のエキスパートシステムを構築する
際に必要となる領域の専門家のノウlへつや知識の獲得
とこの獲得した知識の整理を支援する知識獲得整理支援
装置に関する。 (従来の技術) エキスパートシステムの構築において一番重要となるの
は、領域の専門家からの知識の獲得とこの獲得した知識
の整理である。 ところが、現在のエキスパートシステムの構築において
は、その知識の獲得と知識の整理を行う方法に確立した
方法がないため、そのつと知識技術者(ナレッジエンジ
ニア)が領域の専門家にインタビューする等の手法で実
施されている。 しかし、このような方法では、知識技術者には高度な熟
練およびノウハウが必要であり、また非常に多くの時間
を要する。さらには、経験不足の知識技術者がその方法
で実施した場合、時間がかかる割には獲得できる知識量
が少なく、この知識不足によって知識整理も不十分とな
る。 (発明が解決しようとする課題) このように、上述した従来のエキスバートンステムの構
築における領域の専門家からの知識の獲得とこの獲得し
た知識の整理を行う方法では、高度な熟練およびノウハ
ウを有した知識技術者であっても、その知識獲得および
知識整理に非常に多くの時間を要していた。 本発明は、このような事情に対処して成されたもので、
高度に熟練した知識技術者でなくても比較的簡単に知識
の獲得整理を行うことができる知識獲得5整理支援装置
を提供することを目的とする。 [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の知識獲得整理支援装置は、上記目的を達成する
ために、故障診断のエキスパートシステム構築における
領域の専門家からの知識の獲得およびこの獲得した知識
の整理を行う知識獲得整理支援装置において、診断すべ
き装置の構成物を階層的に表現した知識および新たに獲
得した知識を管理する知識管理手段と、この知識管理手
段により管理されている構成物を階層的に表現した知識
に基づいて領域の専門家への質問事項を生成する質問生
成手段と、この質問生成手段によって生成された質問事
項に対する返答要求事項を生成する返答生成援助手段と
、各手段の所定の動作を制御する制御手段とを具備する
ものである。 (作 用) 本発明の知識獲得整理支援装置では、知識管理手段が診
断ずべき装置の構成物を階層的に表現した知識および新
たに獲得
際に必要となる領域の専門家のノウlへつや知識の獲得
とこの獲得した知識の整理を支援する知識獲得整理支援
装置に関する。 (従来の技術) エキスパートシステムの構築において一番重要となるの
は、領域の専門家からの知識の獲得とこの獲得した知識
の整理である。 ところが、現在のエキスパートシステムの構築において
は、その知識の獲得と知識の整理を行う方法に確立した
方法がないため、そのつと知識技術者(ナレッジエンジ
ニア)が領域の専門家にインタビューする等の手法で実
施されている。 しかし、このような方法では、知識技術者には高度な熟
練およびノウハウが必要であり、また非常に多くの時間
を要する。さらには、経験不足の知識技術者がその方法
で実施した場合、時間がかかる割には獲得できる知識量
が少なく、この知識不足によって知識整理も不十分とな
る。 (発明が解決しようとする課題) このように、上述した従来のエキスバートンステムの構
築における領域の専門家からの知識の獲得とこの獲得し
た知識の整理を行う方法では、高度な熟練およびノウハ
ウを有した知識技術者であっても、その知識獲得および
知識整理に非常に多くの時間を要していた。 本発明は、このような事情に対処して成されたもので、
高度に熟練した知識技術者でなくても比較的簡単に知識
の獲得整理を行うことができる知識獲得5整理支援装置
を提供することを目的とする。 [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の知識獲得整理支援装置は、上記目的を達成する
ために、故障診断のエキスパートシステム構築における
領域の専門家からの知識の獲得およびこの獲得した知識
の整理を行う知識獲得整理支援装置において、診断すべ
き装置の構成物を階層的に表現した知識および新たに獲
得した知識を管理する知識管理手段と、この知識管理手
段により管理されている構成物を階層的に表現した知識
に基づいて領域の専門家への質問事項を生成する質問生
成手段と、この質問生成手段によって生成された質問事
項に対する返答要求事項を生成する返答生成援助手段と
、各手段の所定の動作を制御する制御手段とを具備する
ものである。 (作 用) 本発明の知識獲得整理支援装置では、知識管理手段が診
断ずべき装置の構成物を階層的に表現した知識および新
たに獲得
【、た知識を管理し、質問生成手段がその知識
管理手段により管理されている構成物を階層的に表現し
た知識に長づいて領域の専門家への質問を生成し、返答
生成援助手段が質問生成手段によって生成された質問事
項に対する返答要求事項を生成するようにしたので、高
度に熟練した知識技術者でなくても比較的節単に知識の
獲得整理を行うことができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。 第1図は、知識獲得整理支援装置の一実施例を示すもの
で、この知識獲得整理支援装置は、知識管理部分】、質
問生成部分2、返答生成援助部分3、制御部分4を備え
て構成されている。 知識管理部分1は、構造モデルと新しく獲得される知識
とを格納し管理する。 ここで、構造モデルとは、診断すべき装置の各構成要素
がどのような関係にあるかを階層的に表現した構造をい
う。 質問生成部分2は、知識管理部分1に格納されている知
識に基づき、ユーザ(領域の専門家)への質問事項を生
成する。 返答生成援助部分3は、質問生成部分2によって生成さ
れた質問事項に対する返答要求事項を生成する。 制御部分4は、これら各構成要素の動作を制御管理する
。 なお、図中5は知識獲得整理支援装置による知識獲得の
ための質問事項や獲得した知識の整理結果等を表示する
表示装置、6は表示装置5が表示する知識獲得のための
質問事項に従って知識を入力したりする入力装置をそれ
ぞれ示している。 第2図は、上記の構造モデルを示すもので、?U数のボ
ックス(構成物)とそれらを接続する矢印とから構成さ
れている。各ボックスは、診断すべき装置のある構成部
分を示し、矢印の指定先のボックスが示す構成部分はそ
の矢印の始点があるボックスが示す構成部分で構成され
ることを示している。 ここで最低限必要となるボックスは、矢印の指定先にな
り得ない構成部分(この構成部分は故障診断における根
本的な故障原因になっているものになる)と他のボック
スを指定している矢印が 1個もないと診断される装置
そのものを示したボックスである。また構造モデルにお
いては、各ボックスに後述するキーワード格納領域およ
び症状格納領域と矢印格納領域(矢印がどのように接続
されているかを記録するところ)とが具備されておリ、
これら各ボックスの各領域は上記の知識管理部分1によ
って管理されている。 次に、このような構成の知識獲iり整理支援装置の動作
を第3図ないし第10図を用いて説明する。 まず、印のついていないボックスBを見つける(ステッ
プ301)。 ここで、そのボックスBを見つける順番としては、第2
図に示した構逍モデルにおいて下位のボックスからであ
る。 次いで、そのボックスBが見つかったか否かを判断しく
ステップ302) 、見つからなかった場合には終了す
る(ステップ303)。これに対し、そのボックスBが
見つかった場合には、そのボックスBに印をつけた後(
ステップ304) 、ボックスBの病状格納領域に格納
されている病状を表示する。さらに、ボックスBについ
てそれ以外の病状(故障)が考えられるかを質関し、「
BがSである」の形の返答をもらう(ステップ305)
。 そしてステップ30Gにてその形の返答の有無を判断し
、返答が有った場合には症状格納領域にその返答を格納
しくステップ307) 、ステップ305のフローに戻
る。 これに対し、その形の返答が無かった場合には、ボック
スBの病状格納領域に人っている印のついていない病状
Hを見つける(ステップ308)。 そしてその病状Hが見つかったか否かを判断しくステッ
プ309) 、その病状Hが見つからなかった場合には
、ステップ303のフローに戻る。 その病状Hが見つかった場合には、「BがHである」を
原因と考えた場合の病状にはどんなものがあるかを質関
し、「XがOである」の形をした返答をもらう(ステッ
プ31Q)。 次いで、ステップ311にてその返答の有無を判断し、
返答が有った場合にはXを示すボックスの病状格納領域
に返答を格納し、「BがHであるJと「XがOである」
との間にリンクを張る(ステップ 312)。 そしてステップ313にて、Xを示すボックスは、Bが
示すボックスで直接構成されているか否かを判断し、構
成されていると判断された場合にはステップ310のフ
ローに戻る。 これに対し、構成されていないと判断された場合には構
造モデルにおいてBからXに至る経路の途中のもの(ボ
ックス)に、「BがHである」時に何も病状はでないの
ですかという質問をし、「途中のボックスIがUである
」の形をした返答をもらう(ステップ314)。 そしてステップ315にて返答の有無を判断し、返答が
無い場合にはステップ310のフローに戻る。 これに対し、返答が有る場合にはIを示すボックスの病
状格納領域に返答を格納し、「BがHである」と「Iが
Uである」との間にリンクを張った後(ステップ31B
) 、ステップ314のフローに戻る。 つまり、以上のようなフローを具体的に説明すると、第
4図に示すように、印のついていないボックスBが例え
ばプラグを示すボックスである場合、このプラグを示す
ボックスが選択される。 次いで、第5図に示すように、質問生成部分2によって
生成された「プラグにはどういう故障がありますか?」
という質問事項と、この質問事項に対する返答生成援助
部分3によって生成された返答のテンプレートとが表示
される。ここで、領域の専門家が空白の四角の中を埋め
ていく。そして、「プラグが汚れている」という返答が
獲得できたとすると、次に第6図に示すように、「プラ
グが汚れている場合どんな症状が起こりますか?」とい
う質問事項とこの質問事項に対する返答のテンプレート
とが表示されるので、領域の専門家が穴埋めをして返答
を完成させる。ここで、「自動車が走らない」という返
答をしたとすると、第7図に示すように、「プラグが汚
れている」時にエンジンでは何も症状がでないのですか
という質問事項と、この質問事項に対する返答のための
テンプレートとが表示される。 「エンジンが回らない」という返答が得られたとすれば
第8図のように知識が整理される。 ここで、各ボックスが有しているキーワード格納領域に
は、そのボックスが示しているものに関係深い単語が格
納されており、この単語は、返答生成援助部分3によっ
て返答を生成するためのテンプレート作成の時に使われ
る。こうすることにより、返答時に同じ意味を持った違
う単語の使用が防止されるため、使用語の統一を図るこ
とができる。 つまり、知21再整理時に使用される単語の種類が減少
し、かつ統一できるため知識整理が容易となる。 上記の例では「何がどうだ」という形の返答しかなかっ
たが、例えば「バッテリー」の症状を考えると、「バッ
テリーの液面が低い」 「バッテリーの液面が高い」と
いうように、「何の何がどうだ」という形の返答となる
。このため、人によっては、「バッテリーの液量が少な
い(多い)」と答える可能性がある。 そこで、キーワード格納領域に「液面」という単語が入
っていれば、第9図に示すように、返答生成援助部分3
が返答パターンを生威し誘導するので整理し易い返答が
得られ、これにより第10図に示すような知識獲得を行
うことができる。 このように、本実施例では、システムに人力した診断す
べき装置の構造モデルに基づき、システムが生成した質
問に対して領域の専門家からの答をシステムが受取りそ
れを知識として整理格納し、格納された知識と構造モデ
ルとを延に次の質問をし、新しい知識を獲得していき、
以後、質問の生成ができなくなるまでこれを繰返して知
識の獲得整理をするようにした。 従って、故障診断における領域の専門家からの知識の獲
得整理をシステムテイツクに行うことができるため、領
域の専門家への質問を測らさず行うことができ、また領
域の専門家から知識を容易に導きだすこともできる。 また質問事項に対する返答時に使用する単語を統一する
ようにしたので、知識整理が簡潔なものとなる。 さらには、知識の獲得を行うと同時に知識の整理を行う
ようにしたので、知識の獲得整理の効率を向上させるこ
ともできる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明の知識獲得整理支援装置に
よれば、高度に熟練した知識技術者でなくても比較的簡
単に知識の獲得整理を行うことができる。
管理手段により管理されている構成物を階層的に表現し
た知識に長づいて領域の専門家への質問を生成し、返答
生成援助手段が質問生成手段によって生成された質問事
項に対する返答要求事項を生成するようにしたので、高
度に熟練した知識技術者でなくても比較的節単に知識の
獲得整理を行うことができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。 第1図は、知識獲得整理支援装置の一実施例を示すもの
で、この知識獲得整理支援装置は、知識管理部分】、質
問生成部分2、返答生成援助部分3、制御部分4を備え
て構成されている。 知識管理部分1は、構造モデルと新しく獲得される知識
とを格納し管理する。 ここで、構造モデルとは、診断すべき装置の各構成要素
がどのような関係にあるかを階層的に表現した構造をい
う。 質問生成部分2は、知識管理部分1に格納されている知
識に基づき、ユーザ(領域の専門家)への質問事項を生
成する。 返答生成援助部分3は、質問生成部分2によって生成さ
れた質問事項に対する返答要求事項を生成する。 制御部分4は、これら各構成要素の動作を制御管理する
。 なお、図中5は知識獲得整理支援装置による知識獲得の
ための質問事項や獲得した知識の整理結果等を表示する
表示装置、6は表示装置5が表示する知識獲得のための
質問事項に従って知識を入力したりする入力装置をそれ
ぞれ示している。 第2図は、上記の構造モデルを示すもので、?U数のボ
ックス(構成物)とそれらを接続する矢印とから構成さ
れている。各ボックスは、診断すべき装置のある構成部
分を示し、矢印の指定先のボックスが示す構成部分はそ
の矢印の始点があるボックスが示す構成部分で構成され
ることを示している。 ここで最低限必要となるボックスは、矢印の指定先にな
り得ない構成部分(この構成部分は故障診断における根
本的な故障原因になっているものになる)と他のボック
スを指定している矢印が 1個もないと診断される装置
そのものを示したボックスである。また構造モデルにお
いては、各ボックスに後述するキーワード格納領域およ
び症状格納領域と矢印格納領域(矢印がどのように接続
されているかを記録するところ)とが具備されておリ、
これら各ボックスの各領域は上記の知識管理部分1によ
って管理されている。 次に、このような構成の知識獲iり整理支援装置の動作
を第3図ないし第10図を用いて説明する。 まず、印のついていないボックスBを見つける(ステッ
プ301)。 ここで、そのボックスBを見つける順番としては、第2
図に示した構逍モデルにおいて下位のボックスからであ
る。 次いで、そのボックスBが見つかったか否かを判断しく
ステップ302) 、見つからなかった場合には終了す
る(ステップ303)。これに対し、そのボックスBが
見つかった場合には、そのボックスBに印をつけた後(
ステップ304) 、ボックスBの病状格納領域に格納
されている病状を表示する。さらに、ボックスBについ
てそれ以外の病状(故障)が考えられるかを質関し、「
BがSである」の形の返答をもらう(ステップ305)
。 そしてステップ30Gにてその形の返答の有無を判断し
、返答が有った場合には症状格納領域にその返答を格納
しくステップ307) 、ステップ305のフローに戻
る。 これに対し、その形の返答が無かった場合には、ボック
スBの病状格納領域に人っている印のついていない病状
Hを見つける(ステップ308)。 そしてその病状Hが見つかったか否かを判断しくステッ
プ309) 、その病状Hが見つからなかった場合には
、ステップ303のフローに戻る。 その病状Hが見つかった場合には、「BがHである」を
原因と考えた場合の病状にはどんなものがあるかを質関
し、「XがOである」の形をした返答をもらう(ステッ
プ31Q)。 次いで、ステップ311にてその返答の有無を判断し、
返答が有った場合にはXを示すボックスの病状格納領域
に返答を格納し、「BがHであるJと「XがOである」
との間にリンクを張る(ステップ 312)。 そしてステップ313にて、Xを示すボックスは、Bが
示すボックスで直接構成されているか否かを判断し、構
成されていると判断された場合にはステップ310のフ
ローに戻る。 これに対し、構成されていないと判断された場合には構
造モデルにおいてBからXに至る経路の途中のもの(ボ
ックス)に、「BがHである」時に何も病状はでないの
ですかという質問をし、「途中のボックスIがUである
」の形をした返答をもらう(ステップ314)。 そしてステップ315にて返答の有無を判断し、返答が
無い場合にはステップ310のフローに戻る。 これに対し、返答が有る場合にはIを示すボックスの病
状格納領域に返答を格納し、「BがHである」と「Iが
Uである」との間にリンクを張った後(ステップ31B
) 、ステップ314のフローに戻る。 つまり、以上のようなフローを具体的に説明すると、第
4図に示すように、印のついていないボックスBが例え
ばプラグを示すボックスである場合、このプラグを示す
ボックスが選択される。 次いで、第5図に示すように、質問生成部分2によって
生成された「プラグにはどういう故障がありますか?」
という質問事項と、この質問事項に対する返答生成援助
部分3によって生成された返答のテンプレートとが表示
される。ここで、領域の専門家が空白の四角の中を埋め
ていく。そして、「プラグが汚れている」という返答が
獲得できたとすると、次に第6図に示すように、「プラ
グが汚れている場合どんな症状が起こりますか?」とい
う質問事項とこの質問事項に対する返答のテンプレート
とが表示されるので、領域の専門家が穴埋めをして返答
を完成させる。ここで、「自動車が走らない」という返
答をしたとすると、第7図に示すように、「プラグが汚
れている」時にエンジンでは何も症状がでないのですか
という質問事項と、この質問事項に対する返答のための
テンプレートとが表示される。 「エンジンが回らない」という返答が得られたとすれば
第8図のように知識が整理される。 ここで、各ボックスが有しているキーワード格納領域に
は、そのボックスが示しているものに関係深い単語が格
納されており、この単語は、返答生成援助部分3によっ
て返答を生成するためのテンプレート作成の時に使われ
る。こうすることにより、返答時に同じ意味を持った違
う単語の使用が防止されるため、使用語の統一を図るこ
とができる。 つまり、知21再整理時に使用される単語の種類が減少
し、かつ統一できるため知識整理が容易となる。 上記の例では「何がどうだ」という形の返答しかなかっ
たが、例えば「バッテリー」の症状を考えると、「バッ
テリーの液面が低い」 「バッテリーの液面が高い」と
いうように、「何の何がどうだ」という形の返答となる
。このため、人によっては、「バッテリーの液量が少な
い(多い)」と答える可能性がある。 そこで、キーワード格納領域に「液面」という単語が入
っていれば、第9図に示すように、返答生成援助部分3
が返答パターンを生威し誘導するので整理し易い返答が
得られ、これにより第10図に示すような知識獲得を行
うことができる。 このように、本実施例では、システムに人力した診断す
べき装置の構造モデルに基づき、システムが生成した質
問に対して領域の専門家からの答をシステムが受取りそ
れを知識として整理格納し、格納された知識と構造モデ
ルとを延に次の質問をし、新しい知識を獲得していき、
以後、質問の生成ができなくなるまでこれを繰返して知
識の獲得整理をするようにした。 従って、故障診断における領域の専門家からの知識の獲
得整理をシステムテイツクに行うことができるため、領
域の専門家への質問を測らさず行うことができ、また領
域の専門家から知識を容易に導きだすこともできる。 また質問事項に対する返答時に使用する単語を統一する
ようにしたので、知識整理が簡潔なものとなる。 さらには、知識の獲得を行うと同時に知識の整理を行う
ようにしたので、知識の獲得整理の効率を向上させるこ
ともできる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明の知識獲得整理支援装置に
よれば、高度に熟練した知識技術者でなくても比較的簡
単に知識の獲得整理を行うことができる。
第1図は本発明の知識獲得整理支援装置の一実施例を示
す構成ブロック図、第2図は第1図の知識管理部分が管
理する診断すべき装置の構造モデルを示す図、第3図は
第1図の知識獲得整理支援装置の動作を示すフローチャ
ート、第4図は第2図の診断すべき装置の構造モデルの
具体例を簡単に示す図、第5図ないし第7図は第1図の
質問生成部分および返答生成援助部分によって生成され
る質問および返答の表示例、第8図は第1図の知識管理
部分による知識獲得中のデータ構造の一部を示す図、第
9図は第1図の質問生成部分および返答生成援助部分に
よって生成される質問および返答の表示例、第10図は
第1図の知識獲得整理支援装置によって得られた知識獲
得の結果を示す図である。 1・・・知識管理部分、 ・・質問生成部分、 3・・・返 答生成援助部分、 ・・制御部分。
す構成ブロック図、第2図は第1図の知識管理部分が管
理する診断すべき装置の構造モデルを示す図、第3図は
第1図の知識獲得整理支援装置の動作を示すフローチャ
ート、第4図は第2図の診断すべき装置の構造モデルの
具体例を簡単に示す図、第5図ないし第7図は第1図の
質問生成部分および返答生成援助部分によって生成され
る質問および返答の表示例、第8図は第1図の知識管理
部分による知識獲得中のデータ構造の一部を示す図、第
9図は第1図の質問生成部分および返答生成援助部分に
よって生成される質問および返答の表示例、第10図は
第1図の知識獲得整理支援装置によって得られた知識獲
得の結果を示す図である。 1・・・知識管理部分、 ・・質問生成部分、 3・・・返 答生成援助部分、 ・・制御部分。
Claims (1)
- (1)故障診断のエキスパートシステム構築における領
域の専門家からの知識の獲得およびこの獲得した知識の
整理を行う知識獲得整理支援装置において、 診断すべき装置の構成物を階層的に表現した知識および
新たに獲得した知識を管理する知識管理手段と、 この知識管理手段により管理されている前記構成物を階
層的に表現した知識に基づいて領域の専門家への質問事
項を生成する質問生成手段と、この質問生成手段によっ
て生成された質問事項に対する返答要求事項を生成する
返答生成援助手段と、 前記各手段の所定の動作を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする知識獲得整理支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168687A JPH0334027A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 知識獲得整理支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168687A JPH0334027A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 知識獲得整理支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0334027A true JPH0334027A (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=15872607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1168687A Pending JPH0334027A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 知識獲得整理支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334027A (ja) |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1168687A patent/JPH0334027A/ja active Pending
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