JPH0333971A - 自然言語インタフェース装置における意味表現生成方式 - Google Patents
自然言語インタフェース装置における意味表現生成方式Info
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- JPH0333971A JPH0333971A JP1168052A JP16805289A JPH0333971A JP H0333971 A JPH0333971 A JP H0333971A JP 1168052 A JP1168052 A JP 1168052A JP 16805289 A JP16805289 A JP 16805289A JP H0333971 A JPH0333971 A JP H0333971A
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- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims abstract description 24
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は、ユーザから発せられる自然言語の構文解析及
び意味解析を行ってバックエンドシステムで処理しやす
い形の意味表現を生成する自然言語インタフェース装置
における意味表現生成方式%式% (従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、東大出版会rL
ISPで学ぶ認知心理学3」初版(1983−7−22
)P、53−56に記載されるものがあった。
び意味解析を行ってバックエンドシステムで処理しやす
い形の意味表現を生成する自然言語インタフェース装置
における意味表現生成方式%式% (従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、東大出版会rL
ISPで学ぶ認知心理学3」初版(1983−7−22
)P、53−56に記載されるものがあった。
自然言語をバックエンドシステムで理解しようとする場
合、そのバックエンドシステムのフロントエンドに相当
する自然言語インタフェース装置を用い、まず自然言語
の構文解析を行い、文の構遣を明らかにし、係り受けの
状態を把握する。次に、構文解析の結果と、それぞれの
語の意味情報から、バックエンドシステムで処理しやす
い形の意味表現を生成する。
合、そのバックエンドシステムのフロントエンドに相当
する自然言語インタフェース装置を用い、まず自然言語
の構文解析を行い、文の構遣を明らかにし、係り受けの
状態を把握する。次に、構文解析の結果と、それぞれの
語の意味情報から、バックエンドシステムで処理しやす
い形の意味表現を生成する。
従来、この種の自然言語インタフェース装置において、
入力された文から意味表現を生成する方式には、前記文
献に記載されるものがあった。
入力された文から意味表現を生成する方式には、前記文
献に記載されるものがあった。
この種の意味表現生成方式では、まず単語辞書及び文法
規則を参照して入力文の構文解析処理を行い、構文解析
木を生成する。
規則を参照して入力文の構文解析処理を行い、構文解析
木を生成する。
ここで、単語辞書中の各単語は、見出し語、及び品詞名
に加えて、文の意味表現を作成する際に、使用する情報
を持つ。また、文法規則には、複数の句構造規則が記述
されている。各構造規則には、その句横遣規則の適用さ
れる部分の意味表現を作成する処理が記述されている。
に加えて、文の意味表現を作成する際に、使用する情報
を持つ。また、文法規則には、複数の句構造規則が記述
されている。各構造規則には、その句横遣規則の適用さ
れる部分の意味表現を作成する処理が記述されている。
この意味表現を作成する処理は、ここではその規f!U
における意味表現作成に必要な情報を返す処理であり、
プログラムの形で記述されている。意味表現形式及び意
味表現をどのように定めるかは、ユーザ(使用者)が吸
う文の分野・領域によって異なる。従って、意味表現を
作成する処理も、領域に依存している。
における意味表現作成に必要な情報を返す処理であり、
プログラムの形で記述されている。意味表現形式及び意
味表現をどのように定めるかは、ユーザ(使用者)が吸
う文の分野・領域によって異なる。従って、意味表現を
作成する処理も、領域に依存している。
このような形式の単語%”i、tj及び文法ffifl
lJを使用し、構文解析処理により、入力文を構文解析
して構文解析木が生成される。生成された構文解析木の
各ノードには、そのノードに対応する句構造規則の持つ
意味表現を作成する処理が、記述されている。そこで、
意味表現作成処理により、構文解析木をルートノードか
ら順番にたどりながら、各ノードに付加されている処理
を実行することにより、文の意味表現が作成され、それ
がバックエンドシステムに供給される。
lJを使用し、構文解析処理により、入力文を構文解析
して構文解析木が生成される。生成された構文解析木の
各ノードには、そのノードに対応する句構造規則の持つ
意味表現を作成する処理が、記述されている。そこで、
意味表現作成処理により、構文解析木をルートノードか
ら順番にたどりながら、各ノードに付加されている処理
を実行することにより、文の意味表現が作成され、それ
がバックエンドシステムに供給される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記の意味表現生成方式では、次のよう
な課題があった。
な課題があった。
(1) 意味表現を作成する処理の記述者は、各文法M
刑に分散して処理を記述するため、文法規則全体の構成
を把握していなければならない。
刑に分散して処理を記述するため、文法規則全体の構成
を把握していなければならない。
〈2) 前記記述者は、プログラム〈自然言語処理プロ
グラム〉の形で処理を記述するため、プログラミングの
技術を持っていなければならない。
グラム〉の形で処理を記述するため、プログラミングの
技術を持っていなければならない。
(3) 前記記述者は、領域に依存した形で意味表現作
成処理を記述するため、異なった分野で使用する等、意
味表現を変更する必要が生じた場合、意味表現を作成す
る処理全体、(即ち、自然言語処理プログラム等の全体
〉を書き換えなければならない。
成処理を記述するため、異なった分野で使用する等、意
味表現を変更する必要が生じた場合、意味表現を作成す
る処理全体、(即ち、自然言語処理プログラム等の全体
〉を書き換えなければならない。
そのため、自然言語処理プログラムの作成や変更が容易
でなく、少ない労力で、自由な領域依存の意味表現を作
成することが困難であった、本発明は前記従来技術が持
っていた課題として、自然言語処理プログラムの作成や
変更の困難性の点について解決した、自然言語インタフ
ェース装置における意味表現生成方式を提供するもので
ある。
でなく、少ない労力で、自由な領域依存の意味表現を作
成することが困難であった、本発明は前記従来技術が持
っていた課題として、自然言語処理プログラムの作成や
変更の困難性の点について解決した、自然言語インタフ
ェース装置における意味表現生成方式を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明は前記課題を解決するために、プログラム制御に
より、自然言語で表現された入力文を構文解析して構文
解析木を生成した後、その構文解析木から意味表現を生
成する自然言語インタフェース装置における意味表現生
成方式において、構文解析処理と中間表現作成処理とを
行った後、意味表現作成処理を行うようにしたものであ
る。
より、自然言語で表現された入力文を構文解析して構文
解析木を生成した後、その構文解析木から意味表現を生
成する自然言語インタフェース装置における意味表現生
成方式において、構文解析処理と中間表現作成処理とを
行った後、意味表現作成処理を行うようにしたものであ
る。
ここで、構文解析処理は、中間表現作成に必要な情報が
記述された単語辞書と、旬構造−ffiJ−!IJ、及
び中間表現を作成する処理が記述された文法規則とを、
参照し、前記句構造規則に従って、前記入力文を句構文
解析して構文解析木を生成する処理である。中間表現作
成処理は、前記構文解析木が使用している前記文法規則
に記述された中間表現を作成する処理を実行し、汎用的
な中間表現を生成する処理である。その後行われる意味
表現作成処理は、中間表現作成処理で生成された中間表
現を入力し、if−then形式の意味表現作成ルール
を解釈・実行して領域依存の意味表現を作成する処理で
ある。
記述された単語辞書と、旬構造−ffiJ−!IJ、及
び中間表現を作成する処理が記述された文法規則とを、
参照し、前記句構造規則に従って、前記入力文を句構文
解析して構文解析木を生成する処理である。中間表現作
成処理は、前記構文解析木が使用している前記文法規則
に記述された中間表現を作成する処理を実行し、汎用的
な中間表現を生成する処理である。その後行われる意味
表現作成処理は、中間表現作成処理で生成された中間表
現を入力し、if−then形式の意味表現作成ルール
を解釈・実行して領域依存の意味表現を作成する処理で
ある。
(作用)
本発明によれば、以上のように自然言語インタフェース
装置における意味表現生成方式を構成したので、構文解
析処理では、入力文を構文解析して構文解析木を生成す
る。この構文解析木は、中間表現作成処理で処理され、
汎用的な中間表現が生成される。これにより、入力文を
構文解析した結果である構文解析木と、領域依存の意味
表現との間に、領域に依存しない汎用的な意味表現であ
る中間表現が設定される。この中間表現作成までの処理
は、システム(自然言語インタフェース装置〉が予め持
っている中間表現作成処理を実行することにより行われ
る。中間表現から領域依存の意味表現を作成する意味表
現作成処理は、意味表現作成のためのif−then型
の意味表現作成ルールを解釈・実行することによって行
われる。このように、汎用的な中間表現を設定したので
、領域に依存した意味表現を作るには、簡単なif−t
hen型のルールを記述するだけで良く、また別の意味
表現に変更する場合には、そのルールを書き換えるだけ
で良い。従って、前記課題を解決できるのである。
装置における意味表現生成方式を構成したので、構文解
析処理では、入力文を構文解析して構文解析木を生成す
る。この構文解析木は、中間表現作成処理で処理され、
汎用的な中間表現が生成される。これにより、入力文を
構文解析した結果である構文解析木と、領域依存の意味
表現との間に、領域に依存しない汎用的な意味表現であ
る中間表現が設定される。この中間表現作成までの処理
は、システム(自然言語インタフェース装置〉が予め持
っている中間表現作成処理を実行することにより行われ
る。中間表現から領域依存の意味表現を作成する意味表
現作成処理は、意味表現作成のためのif−then型
の意味表現作成ルールを解釈・実行することによって行
われる。このように、汎用的な中間表現を設定したので
、領域に依存した意味表現を作るには、簡単なif−t
hen型のルールを記述するだけで良く、また別の意味
表現に変更する場合には、そのルールを書き換えるだけ
で良い。従って、前記課題を解決できるのである。
(実施例〉
第1図は本発明の実施例を示す自然言語インクフェース
装置の機能ブロック図、及び第2図はその自然言語イン
タフェース装置を構成するためのマイクロコンピュータ
システムの概略の構成ブロック図である。
装置の機能ブロック図、及び第2図はその自然言語イン
タフェース装置を構成するためのマイクロコンピュータ
システムの概略の構成ブロック図である。
まず、第2図のコンピュータシステムの構成を説明する
。
。
このコンピュータシステムは、本実施例の自然言語イン
タフェース装置を構成するもので、中央処理装置(以下
、CPUという〉■を備えている。
タフェース装置を構成するもので、中央処理装置(以下
、CPUという〉■を備えている。
CPUIには、データバス等を介して、CPUIで実行
するプログラム等を一時格納するランダムアクセスメモ
リ(以下、RAMという〉等で構成された主メモリ2と
、入力文その他必要な入力処理を行うキーボード等の入
力装置3と、入力装置3による入力の内容その他必要な
表示を行うCRT等のデイスプレィ4と、磁気ディスク
5とが接続されている。
するプログラム等を一時格納するランダムアクセスメモ
リ(以下、RAMという〉等で構成された主メモリ2と
、入力文その他必要な入力処理を行うキーボード等の入
力装置3と、入力装置3による入力の内容その他必要な
表示を行うCRT等のデイスプレィ4と、磁気ディスク
5とが接続されている。
CPUIは、主メモリ2、入力装置3、デイスプレィ4
及び磁気ディスク5を制御して自然言語インタフェース
プログラム等を実行するもので、LSI等で構成されて
いる。磁気ディスク5は、本装置で使用する自然言語処
理プログラム、単語辞書、文法規則、及び意味表現作成
ルール等を格納するメモリである。
及び磁気ディスク5を制御して自然言語インタフェース
プログラム等を実行するもので、LSI等で構成されて
いる。磁気ディスク5は、本装置で使用する自然言語処
理プログラム、単語辞書、文法規則、及び意味表現作成
ルール等を格納するメモリである。
このコンピュータシステムでは、入力装置3にり、自然
言語の入力文が入力されると、CPUIは、磁気ディス
ク5内に格納された自然言語処理プログラム、単語辞書
、文法規則及び意味表現作成ルールを、主メモリ2ヘロ
ードし、そのロード内容を順次実行する。ここで、単語
辞書、文法規則、及び意味表現作成ルールは、主メモリ
2に入る場合、ロードされるが、その主メモリ2の容量
が足りない場合は、磁気ディスク5に格納されたまま使
用される。このコンピュータシステムで構成される自然
言語インタフェース装置の機能ブロック図が第1図に示
されている。
言語の入力文が入力されると、CPUIは、磁気ディス
ク5内に格納された自然言語処理プログラム、単語辞書
、文法規則及び意味表現作成ルールを、主メモリ2ヘロ
ードし、そのロード内容を順次実行する。ここで、単語
辞書、文法規則、及び意味表現作成ルールは、主メモリ
2に入る場合、ロードされるが、その主メモリ2の容量
が足りない場合は、磁気ディスク5に格納されたまま使
用される。このコンピュータシステムで構成される自然
言語インタフェース装置の機能ブロック図が第1図に示
されている。
第1図の自然言語インタフェース装置は、自然言語で表
された入力文から意味表現を生成するための装置であり
、入力文を単語に分解してその分解された単語を含む情
報を出力する語い解析処理部10を備えている。語い解
析処理部IOの出力側には、構文解析処理部20、中間
表現作成処理部30、及び意味表現作成処理部40が順
に接続されている。
された入力文から意味表現を生成するための装置であり
、入力文を単語に分解してその分解された単語を含む情
報を出力する語い解析処理部10を備えている。語い解
析処理部IOの出力側には、構文解析処理部20、中間
表現作成処理部30、及び意味表現作成処理部40が順
に接続されている。
構文解析処理部20は、語い解析処理部10の出力情報
を入力し、単語辞書21及び文法規則22を参照して入
力文の構文解析を行い、構文解析木S20を生成し、そ
れを中間表現作成処理部30へ与える機能を有している
。
を入力し、単語辞書21及び文法規則22を参照して入
力文の構文解析を行い、構文解析木S20を生成し、そ
れを中間表現作成処理部30へ与える機能を有している
。
単語辞書2■には、見出し語(即ち、単語〉21a、品
詞21b、及び中間表現作成に必要な情報21cが記述
されている。その単語辞書21の形式と例が、第3図に
示されている。文法規則22には、句構造規則22a、
及び中間表現を作成するための処理22bが記述され、
その文法規則22の形式と例が第4図に示されている。
詞21b、及び中間表現作成に必要な情報21cが記述
されている。その単語辞書21の形式と例が、第3図に
示されている。文法規則22には、句構造規則22a、
及び中間表現を作成するための処理22bが記述され、
その文法規則22の形式と例が第4図に示されている。
中間表現作成処理部30は、構文解析木S20を入力し
、文法規則22に記述されている、中間表現を作成する
処理22bを実行して中間表現S30を生成し、その中
間表現S30を意味表現作酸処理部40へ与える機能を
有している。
、文法規則22に記述されている、中間表現を作成する
処理22bを実行して中間表現S30を生成し、その中
間表現S30を意味表現作酸処理部40へ与える機能を
有している。
中間表現S30の例が、第5図に示されている。
この第5図では、語い機能文法(以下、L P Gとい
う〉で文を処理する際の出力であるf−i遣を用いた”
I want a room、”が示されている。
う〉で文を処理する際の出力であるf−i遣を用いた”
I want a room、”が示されている。
意味表現作成処理部40は、中間表現S30を入力し、
意味表現作成ルール4↑を解釈・実行して領域依存の意
味表現S40を生成し、その意味表現S40をバックエ
ンドシステムに供給する機能を有している。
意味表現作成ルール4↑を解釈・実行して領域依存の意
味表現S40を生成し、その意味表現S40をバックエ
ンドシステムに供給する機能を有している。
この実施例で使用する意味表現の形式の例が第6図に示
されている。この意味表現の形式は、スロット名48a
とスロット値48bの対を持つものであり、そのスロッ
トの意味48cが第6図に記述されている。この第6図
の意味表現形式を使って表わされた、領域に依存した意
味表現S40の例が、第7図(A>、(B)に示されて
いる。
されている。この意味表現の形式は、スロット名48a
とスロット値48bの対を持つものであり、そのスロッ
トの意味48cが第6図に記述されている。この第6図
の意味表現形式を使って表わされた、領域に依存した意
味表現S40の例が、第7図(A>、(B)に示されて
いる。
第7図(A)、(B)は、”I Want a roa
m、”という文の意味表現の例113’12をそれぞれ
示している。
m、”という文の意味表現の例113’12をそれぞれ
示している。
また、意味表現作成ルール41の形式の例が第8図に示
され、その意味表現作成ルール形式を使用して表した意
味表現作成ルールの利11例2がそれぞれ第9図(A)
、(B)に示されている。
され、その意味表現作成ルール形式を使用して表した意
味表現作成ルールの利11例2がそれぞれ第9図(A)
、(B)に示されている。
第8図の意味表現作成ルール41の形式は、ルール番号
49a、 it’/1hen部の指定49b、及びif
/1hen部の式49cで表されている。
49a、 it’/1hen部の指定49b、及びif
/1hen部の式49cで表されている。
第10図は、第1図の動作を説明するためのフローチャ
ートであり、この図を参照しつつ、入力文から意味表現
を作成するまでの処理方法について説明する。
ートであり、この図を参照しつつ、入力文から意味表現
を作成するまでの処理方法について説明する。
まず、自然言語で表された入力文が第工図の語い解析処
理部10に入力されると、その語い解析処理部■0では
、第10図のステップ110において、入力文を単語に
分解し、その分解した単語を含む情報を構文解析処理部
20へ出力する。
理部10に入力されると、その語い解析処理部■0では
、第10図のステップ110において、入力文を単語に
分解し、その分解した単語を含む情報を構文解析処理部
20へ出力する。
構文解析処理部20は、ステップ120において、第4
図の文法規則22で示す句椙遣規則22aに従って、入
力文の句構造を解析して構文解析木S20を生成し、そ
れを中間表現作成処理部30へ出力する。
図の文法規則22で示す句椙遣規則22aに従って、入
力文の句構造を解析して構文解析木S20を生成し、そ
れを中間表現作成処理部30へ出力する。
中間表現作成処理部30は、ステップ130において、
構文解析木S20が使用している文法規則22に記述さ
れた、中間表現を作成する処理22bを実行する。本実
施例では、汎用的な意味表現を生成する文法理論として
、LPGを採用しており、汎用的な意味表現である中間
表現S30としては、例えば第5図に示すように、LP
Gで文を処理する際の出力であるf−構造を用いている
。
構文解析木S20が使用している文法規則22に記述さ
れた、中間表現を作成する処理22bを実行する。本実
施例では、汎用的な意味表現を生成する文法理論として
、LPGを採用しており、汎用的な意味表現である中間
表現S30としては、例えば第5図に示すように、LP
Gで文を処理する際の出力であるf−構造を用いている
。
このステップ130で生成された中間表現S30は、意
味表現作成処理部40へ送られる。
味表現作成処理部40へ送られる。
意味表現作成処理部40では、ステップ140において
、例えば第9図(A)、(B)の意味表現作成ルール4
1を解釈・実行して意味表現S40を生成する。
、例えば第9図(A)、(B)の意味表現作成ルール4
1を解釈・実行して意味表現S40を生成する。
即ち、ステップ141,142において、意味表現作成
ルール50の集合(i>から1つの意味表現作成ルール
(j>を取り出し、ステップ143で、その意味表現作
成ルール(j)の11部(第9図参照〉のそれぞれの条
件式が満たされているかどうかを調べる。ステップ14
3で満たされていれば、ステップ144で、意味表現作
成ルール(j>のthen部の式を解釈して領域依存の
意味表現、(例えば、第7図(A>、(B))を作成す
る処理を実行する。この意味表現作成処理の実行後、ス
テップ145で、意味表現作成ルールの集合(i)から
(j>を除き、ステップ146で、意味表現作成ルール
の集合(i>があるか否かを判断する。ステツプ110
で、条件式を満たしていない場合には、ステップ145
へ行く。各意味表現作成ルール41に対して、ステップ
142〜146の処理を一度ずつ行い、例えば第7図(
A)(B)のような意味表現S40を作成する。
ルール50の集合(i>から1つの意味表現作成ルール
(j>を取り出し、ステップ143で、その意味表現作
成ルール(j)の11部(第9図参照〉のそれぞれの条
件式が満たされているかどうかを調べる。ステップ14
3で満たされていれば、ステップ144で、意味表現作
成ルール(j>のthen部の式を解釈して領域依存の
意味表現、(例えば、第7図(A>、(B))を作成す
る処理を実行する。この意味表現作成処理の実行後、ス
テップ145で、意味表現作成ルールの集合(i)から
(j>を除き、ステップ146で、意味表現作成ルール
の集合(i>があるか否かを判断する。ステツプ110
で、条件式を満たしていない場合には、ステップ145
へ行く。各意味表現作成ルール41に対して、ステップ
142〜146の処理を一度ずつ行い、例えば第7図(
A)(B)のような意味表現S40を作成する。
次に、意味表現作成ルール41を記述する方法について
、例えば文“I want a room、”を例にと
って説明する。
、例えば文“I want a room、”を例にと
って説明する。
第6図の意味表現形式を用いて、領域に依存した意味表
現を表すと、例えば第7図(A)のようになる。ここで
、意味表現作成ルール41の記述者は、文”I Wal
t a room、”に対して、第7図(A>の意味表
現を作成しようとしているとする。
現を表すと、例えば第7図(A)のようになる。ここで
、意味表現作成ルール41の記述者は、文”I Wal
t a room、”に対して、第7図(A>の意味表
現を作成しようとしているとする。
まず、文”I want a room、”を第10図
のステップ120で構文解析し、ステップ130で、中
間表現作成処理を実行すると、第5図に示す中間表現S
30が出力される。意味表現作成ルール41の記述者は
、第8図に示す意味表現作成ルールの形式に従って、そ
のルールを適用する条件式をルールの11部に、その1
1部の条件を満たしている時に行う意味表現作成式をt
hen部に記述する。第5図の中間表現S30から第
7図(A)の意味表現S40を作成するための意味表現
作成ルール41の例が、第9図(A)に示されている。
のステップ120で構文解析し、ステップ130で、中
間表現作成処理を実行すると、第5図に示す中間表現S
30が出力される。意味表現作成ルール41の記述者は
、第8図に示す意味表現作成ルールの形式に従って、そ
のルールを適用する条件式をルールの11部に、その1
1部の条件を満たしている時に行う意味表現作成式をt
hen部に記述する。第5図の中間表現S30から第
7図(A)の意味表現S40を作成するための意味表現
作成ルール41の例が、第9図(A)に示されている。
意味表現S40のスロット値(第6図の48b〉の変更
は、意味表現作成ルール41を書き換えるだけで行なう
ことができる。例えば、第7図(A)の意味表現を、第
7図(B)に示す意味表現に変更する場合、第9図(A
)のルール番号0のルールを、第9図(B)のルール番
号Oのルールと置き換えるだけで、第7図(B)の意味
表現が作戒される。
は、意味表現作成ルール41を書き換えるだけで行なう
ことができる。例えば、第7図(A)の意味表現を、第
7図(B)に示す意味表現に変更する場合、第9図(A
)のルール番号0のルールを、第9図(B)のルール番
号Oのルールと置き換えるだけで、第7図(B)の意味
表現が作戒される。
意味表現S40の形式自体を変える場合も、第10図の
ステップ144の内容、以外の処理は変更する必要がな
い。そのため、システム作成者は、第9図の意味表現作
成ルールのthen部の書式と、第10図のステップ1
44の内容を書き換え、これに対して意味表現作成ルー
ル41の記述者は、ルールを新しい書式に従って書き換
えるだけでよい 以上のように、本実施例では、入力文から意味表現S4
0を作成する処理過程を、入力文から汎用的な中間表現
を作成する処理(第10図のステップ110〜130〉
と、中間表現S30がら領域依存の意味表現S40を作
成する処理(第10図のステップ140)とに分割する
。そして前記ステップ140の処理においては、意味表
現作成のためのif−thenhen部味表現作成ルー
ル41を解釈し、中間表現S30から領域依存の意味表
現S40を作成する方式にしたので、次のような利点が
得られる。
ステップ144の内容、以外の処理は変更する必要がな
い。そのため、システム作成者は、第9図の意味表現作
成ルールのthen部の書式と、第10図のステップ1
44の内容を書き換え、これに対して意味表現作成ルー
ル41の記述者は、ルールを新しい書式に従って書き換
えるだけでよい 以上のように、本実施例では、入力文から意味表現S4
0を作成する処理過程を、入力文から汎用的な中間表現
を作成する処理(第10図のステップ110〜130〉
と、中間表現S30がら領域依存の意味表現S40を作
成する処理(第10図のステップ140)とに分割する
。そして前記ステップ140の処理においては、意味表
現作成のためのif−thenhen部味表現作成ルー
ル41を解釈し、中間表現S30から領域依存の意味表
現S40を作成する方式にしたので、次のような利点が
得られる。
(i) システム作成者と意味表現作成ルール41の
記述者とを分けることができるので、ルールの記述者は
、文法理論に関する知識やプログラミングの技術を持つ
ことを必要とせず、if−thenhen部単なルール
を記述するだけで、中間表現S30から、必要とする意
味表現S40を作成することができる。
記述者とを分けることができるので、ルールの記述者は
、文法理論に関する知識やプログラミングの技術を持つ
ことを必要とせず、if−thenhen部単なルール
を記述するだけで、中間表現S30から、必要とする意
味表現S40を作成することができる。
(11) 領域の変更等により、意味表現のスロット
値(第6図の48b)を変更する場合、システムが行な
う意味表現S40の作成処理自体は変更する必要がなく
、意味表現作成ルール41を修正するだけで対処するこ
とができる。
値(第6図の48b)を変更する場合、システムが行な
う意味表現S40の作成処理自体は変更する必要がなく
、意味表現作成ルール41を修正するだけで対処するこ
とができる。
(iii ) 意味表現S40の構造自体を変更する
場合、中間表現作成までの処理(第10図のステップ1
10〜130)は変更の必要がなく、システム作成者が
意味表現作成ルール41のthen部の書式と、それを
解釈・実行し、中間表現S30から領域依存の意味表現
S40を作成する処理を修正し、意味表現作成ルール5
0の記述者がそのルールを修正するだけで対処できるの
で、変更に伴う労力の省力化を図ることができる。
場合、中間表現作成までの処理(第10図のステップ1
10〜130)は変更の必要がなく、システム作成者が
意味表現作成ルール41のthen部の書式と、それを
解釈・実行し、中間表現S30から領域依存の意味表現
S40を作成する処理を修正し、意味表現作成ルール5
0の記述者がそのルールを修正するだけで対処できるの
で、変更に伴う労力の省力化を図ることができる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、例えば第1
図の自然言語インタフェース装置を構成するための第2
図のコンピュータシステムを、他の回路構成に変形した
り、あるいはそれらのコンピュータシステムで実現され
る第1図の自然言語インタフェース装置の処理動作〈第
1O図〉を、図示以外の動作手順に変更する等、種々の
変更が可能である。
図の自然言語インタフェース装置を構成するための第2
図のコンピュータシステムを、他の回路構成に変形した
り、あるいはそれらのコンピュータシステムで実現され
る第1図の自然言語インタフェース装置の処理動作〈第
1O図〉を、図示以外の動作手順に変更する等、種々の
変更が可能である。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、入力文の
構文解析木を生成する構文解析処理と、領域依存の意味
表現を生成する意味表現作成処理との間に、汎用的な中
間表現を生成する中間表現作成処理を設けている。さら
に、中間表現から領域依存の意味表現を作成するには、
簡単なif−thenhen部味表現作成ルールを解釈
・実行することによって行なうようにしたので、次のよ
うな効果が得られる。
構文解析木を生成する構文解析処理と、領域依存の意味
表現を生成する意味表現作成処理との間に、汎用的な中
間表現を生成する中間表現作成処理を設けている。さら
に、中間表現から領域依存の意味表現を作成するには、
簡単なif−thenhen部味表現作成ルールを解釈
・実行することによって行なうようにしたので、次のよ
うな効果が得られる。
(a) 意味表現を作戒する処理の記述者は、文法規
則全体の構成を把握しなくても、処理を記述することが
できる。さらにその記述者は、プログラミングの技術な
しに処理を記述することができる。
則全体の構成を把握しなくても、処理を記述することが
できる。さらにその記述者は、プログラミングの技術な
しに処理を記述することができる。
(b) 意味表現を変更する際、意味表現を作成する
処理の変更部分は、非常に少なくてすむ。そのため、ル
ールとプログラムの極く一部を変更するだけで、領域に
依存した意味表現を簡単に変更することができる。
処理の変更部分は、非常に少なくてすむ。そのため、ル
ールとプログラムの極く一部を変更するだけで、領域に
依存した意味表現を簡単に変更することができる。
従って、自然言語処理プログラムの作成や変更が容易に
なり、少ない労力で、自由な領域依存の意味表現を生成
することができる。
なり、少ない労力で、自由な領域依存の意味表現を生成
することができる。
第1図は本発明の実施例を示す自然言語インタフェース
装置の機能ブロック図、第2図は本発明の実施例を示す
コンピュータシステムの概略の構成図、第3図は単語辞
書の例を示す図、第4図は文法規則の例を示す図、第5
図は中間表現の例を示す図、第6図は意味表現の形式の
例を示す図、第7図(A>、(B)は意味表現の例を示
す図、第8図は意味表現作成ルールの形式を示す図、第
9図(A>、(B)は意味表現作成ルールの例を示す図
、第10図(′J、第1図の動作フローチャートである
。 1・・・・・・CPU、2・・・・・・主メモリ、3・
・・・・・入力装置、4・・・・・・デイスプレィ、5
・・・・・・磁気ディスク、10・・・・・・語い解析
処理部、20・・・・・・構文解析処理部、21・・・
・・・単語辞書、2↑a・・・・・・見出し語、21b
・・・・・・品詞、21c・・・・・・中間表現に必要
な情報、22・・・・・・文法規則、22a・・・・・
・構文規則、22b・・・・・・中間表現を作成する処
理、30・・・・・・中間表現作成処理部、40・・・
・・・意味表現作成処理部、41・・・・意味表現作成
ルール、S20・・・・・・構文解析木、S30・・・
・・・中間表現、S40・・・・・・意味表現。
装置の機能ブロック図、第2図は本発明の実施例を示す
コンピュータシステムの概略の構成図、第3図は単語辞
書の例を示す図、第4図は文法規則の例を示す図、第5
図は中間表現の例を示す図、第6図は意味表現の形式の
例を示す図、第7図(A>、(B)は意味表現の例を示
す図、第8図は意味表現作成ルールの形式を示す図、第
9図(A>、(B)は意味表現作成ルールの例を示す図
、第10図(′J、第1図の動作フローチャートである
。 1・・・・・・CPU、2・・・・・・主メモリ、3・
・・・・・入力装置、4・・・・・・デイスプレィ、5
・・・・・・磁気ディスク、10・・・・・・語い解析
処理部、20・・・・・・構文解析処理部、21・・・
・・・単語辞書、2↑a・・・・・・見出し語、21b
・・・・・・品詞、21c・・・・・・中間表現に必要
な情報、22・・・・・・文法規則、22a・・・・・
・構文規則、22b・・・・・・中間表現を作成する処
理、30・・・・・・中間表現作成処理部、40・・・
・・・意味表現作成処理部、41・・・・意味表現作成
ルール、S20・・・・・・構文解析木、S30・・・
・・・中間表現、S40・・・・・・意味表現。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 プログラム制御により、自然言語で表現された入力文を
構文解析して構文解析木を生成した後、その構文解析木
から意味表現を生成する自然言語インタフェース装置に
おける意味表現生成方式において、 中間表現作成に必要な情報が記述された単語辞書と、句
構造規則、及び中間表現を作成する処理が記述された文
法規則とを、参照し、前記句構造規則に従って前記入力
文を句構造解析して構文解析木を生成する構文解析処理
を行い、 前記構文解析木が使用している前記文法規則に記述され
た中間表現を作成する処理を実行して、汎用的な中間表
現を生成する中間表現作成処理を行った後、 前記中間表現を入力し、if−then形式の意味表現
作成ルールを解釈・実行して領域依存の意味表現を作成
する意味表現作成処理を行う、 ことを特徴とする自然言語インタフェース装置における
意味表現生成方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168052A JPH0333971A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 自然言語インタフェース装置における意味表現生成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168052A JPH0333971A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 自然言語インタフェース装置における意味表現生成方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333971A true JPH0333971A (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=15860939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1168052A Pending JPH0333971A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 自然言語インタフェース装置における意味表現生成方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333971A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9373920B2 (en) | 2013-02-22 | 2016-06-21 | Fujitsu Component Limited | Connector including module that includes molded part insert-molded with contacts each including first contact part, second contact part, and body that extends between first and second contact parts and includes spring portion greater in width than first and second contact parts |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP1168052A patent/JPH0333971A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9373920B2 (en) | 2013-02-22 | 2016-06-21 | Fujitsu Component Limited | Connector including module that includes molded part insert-molded with contacts each including first contact part, second contact part, and body that extends between first and second contact parts and includes spring portion greater in width than first and second contact parts |
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