JPH0333455Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0333455Y2 JPH0333455Y2 JP17555484U JP17555484U JPH0333455Y2 JP H0333455 Y2 JPH0333455 Y2 JP H0333455Y2 JP 17555484 U JP17555484 U JP 17555484U JP 17555484 U JP17555484 U JP 17555484U JP H0333455 Y2 JPH0333455 Y2 JP H0333455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- tire
- tool
- guide pipe
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、自動車のチユーブレスタイヤをタ
イヤホイルから外さずにそのパンクを補修するの
に使用する工具に関する。
イヤホイルから外さずにそのパンクを補修するの
に使用する工具に関する。
トレツドに釘等の異物が突き刺さつたのが原因
でチユーブレスタイヤがパンクした場合に、この
釘等を抜き取つた後、その跡をゴム等で閉塞しな
ければならない。
でチユーブレスタイヤがパンクした場合に、この
釘等を抜き取つた後、その跡をゴム等で閉塞しな
ければならない。
このとき使用される補修工具で従来から一般に
使用されているのは第4図及び第5図に示すもの
で、ニードル1、ガイドパイプ2及び押棒3との
組み合わせからなるものである。ニードル1は基
端側にグリツプ4が付いており、先端側は尖鋭な
テーパ部5となつている。ガイドパイプ2は、ニ
ードル1のストレート部9の径よりやゝ太い内径
を有する管状のもので、タイヤaのトレツドの厚
さに対応する長さを有し、基端側にストツパ6が
設けられている。押棒3は基端側にグリツプ7が
設けられたもので、ガイドパイプ2の内径より細
く、かつ同パイプ2の半分程度の長さを有してい
る。なお、ニードル1及び押棒3のグリツプ5,
7とガイドパイプ2の基端側は互いに適合するね
じ継手8となつている。
使用されているのは第4図及び第5図に示すもの
で、ニードル1、ガイドパイプ2及び押棒3との
組み合わせからなるものである。ニードル1は基
端側にグリツプ4が付いており、先端側は尖鋭な
テーパ部5となつている。ガイドパイプ2は、ニ
ードル1のストレート部9の径よりやゝ太い内径
を有する管状のもので、タイヤaのトレツドの厚
さに対応する長さを有し、基端側にストツパ6が
設けられている。押棒3は基端側にグリツプ7が
設けられたもので、ガイドパイプ2の内径より細
く、かつ同パイプ2の半分程度の長さを有してい
る。なお、ニードル1及び押棒3のグリツプ5,
7とガイドパイプ2の基端側は互いに適合するね
じ継手8となつている。
この工具を使用してパンクの修理を行う場合
は、タイヤaに突き刺さつた釘等を引き抜いた
後、第4図で示すように、ガイドパイプ2をニー
ドル1に嵌め込んで接合したまゝ、その跡にニー
ドル1を差し込む。次ぎに、ガイドパイプ2を残
したまゝ、ニードル1のみをタイヤaから引抜
き、続いて加硫剤を塗布した一部未加硫のゴムプ
ラグbを押棒3によつてガイドパイプ2の最奥部
に差込み、押棒3ごとガイドパイプ2をタイヤa
から引き抜く。
は、タイヤaに突き刺さつた釘等を引き抜いた
後、第4図で示すように、ガイドパイプ2をニー
ドル1に嵌め込んで接合したまゝ、その跡にニー
ドル1を差し込む。次ぎに、ガイドパイプ2を残
したまゝ、ニードル1のみをタイヤaから引抜
き、続いて加硫剤を塗布した一部未加硫のゴムプ
ラグbを押棒3によつてガイドパイプ2の最奥部
に差込み、押棒3ごとガイドパイプ2をタイヤa
から引き抜く。
すると、タイヤaの収縮作用によつて、ゴムプ
ラグbがタイヤaに残され、釘等で開けられた穴
が閉塞される。
ラグbがタイヤaに残され、釘等で開けられた穴
が閉塞される。
しかしながら、この従来の工具では、ニードル
1、ガイドパイプ2、押棒3と3本の工具を必要
とし、補修作業に際してこれら工具の差込みや抜
き取りの作業を必要とする。
1、ガイドパイプ2、押棒3と3本の工具を必要
とし、補修作業に際してこれら工具の差込みや抜
き取りの作業を必要とする。
この考案は、こうした従来の問題を解決すべく
なされたものであつて、1本の工具を使用して何
度も差込みや抜き取りをせずに簡単にパンクの補
修をすることができるようにすることを目的とす
る。
なされたものであつて、1本の工具を使用して何
度も差込みや抜き取りをせずに簡単にパンクの補
修をすることができるようにすることを目的とす
る。
以下、この考案の構成を図示の実施例に基づき
詳細に説明する。
詳細に説明する。
この考案による工具は、先端に尖鋭なテーパ部
12を有するニードル11を備え、このニードル
11にプラグ差込孔13を開設している。このプ
ラグ差込孔13は、ニードル11の基端側から先
端側に亙つて開設されており、先端側の開口部1
4は、上記テーパ部12の周面に斜め先端側に向
けて開口している。
12を有するニードル11を備え、このニードル
11にプラグ差込孔13を開設している。このプ
ラグ差込孔13は、ニードル11の基端側から先
端側に亙つて開設されており、先端側の開口部1
4は、上記テーパ部12の周面に斜め先端側に向
けて開口している。
この構成を図示の実施例に従い、さらに具体的
に説明すると、第1図及び第2図で示した実施例
では、グリツプ15の先にニードル11が取り付
けられ、このニードル11は、基端側のストレー
ト部16と先端側のテーパ部12とからなつてお
いる。ストレート部16の中間にはフランジ状の
ストツパ17が設けら、また、テーパ部12の周
面には、螺旋状のバフ溝18が設けられている。
に説明すると、第1図及び第2図で示した実施例
では、グリツプ15の先にニードル11が取り付
けられ、このニードル11は、基端側のストレー
ト部16と先端側のテーパ部12とからなつてお
いる。ストレート部16の中間にはフランジ状の
ストツパ17が設けら、また、テーパ部12の周
面には、螺旋状のバフ溝18が設けられている。
プラグ差込孔13は、ストツパ17の基端寄り
のストレート部16から同ストツパ17の先端寄
りのテーパ部12までニードル11の中心軸に対
して斜めに交差するよう開設されている。従つて
プラグ差込孔13の基端側の開口部19は、ニー
ドル11の基端側に斜めに、また先端側の開口部
14は、先端側へ斜めに開口している。
のストレート部16から同ストツパ17の先端寄
りのテーパ部12までニードル11の中心軸に対
して斜めに交差するよう開設されている。従つて
プラグ差込孔13の基端側の開口部19は、ニー
ドル11の基端側に斜めに、また先端側の開口部
14は、先端側へ斜めに開口している。
一方、第3図の実施例では、ラチツツト20に
これを貫通するようニードル11が嵌め込まれて
いる。このニードル11に設けられたプラグ差込
孔13は、基端側の開口部19がニードル11の
端面に開口せしめられ、これから先端側へと同ニ
ードル11と同一軸心状にストレートに伸び、先
端部のみが斜めに曲がり、テーパ部12の周面に
開口部14が開口している。
これを貫通するようニードル11が嵌め込まれて
いる。このニードル11に設けられたプラグ差込
孔13は、基端側の開口部19がニードル11の
端面に開口せしめられ、これから先端側へと同ニ
ードル11と同一軸心状にストレートに伸び、先
端部のみが斜めに曲がり、テーパ部12の周面に
開口部14が開口している。
第1図及び第2図の実施例における工具の使用
法と作用について説明すると、タイヤaから釘
等、パンクの原因となつた異物を取り除いた後、
第1図に示すように、その跡にストツパ17に突
き当たるまでニードル11をタイヤaに差し込
む。このとき、スチールラジアルタイヤを補修す
る場合には、ニードル11を繰り返し反転させな
がらテーパ部12のバフ溝18によつて、スチー
ルワイヤcを研き、釘等の差込みによつて生じた
スチールワイヤcの錆を落とすのが望ましい。
法と作用について説明すると、タイヤaから釘
等、パンクの原因となつた異物を取り除いた後、
第1図に示すように、その跡にストツパ17に突
き当たるまでニードル11をタイヤaに差し込
む。このとき、スチールラジアルタイヤを補修す
る場合には、ニードル11を繰り返し反転させな
がらテーパ部12のバフ溝18によつて、スチー
ルワイヤcを研き、釘等の差込みによつて生じた
スチールワイヤcの錆を落とすのが望ましい。
次ぎにこの状態でプラグ挿入孔13から加硫剤
を塗布した一部未加硫のゴムプラグbを、先端が
タイヤaのインナーライナからその内側に突き抜
けるまで差し込む。続いて第2図で示すように、
ニードル11を静かに引き抜くと、テーパ部12
のテーパに従つてタイヤaが収縮するため、ゴム
プラグbがタイヤaに挟まれ、これを残した
まゝ、ニードル11のみが引き抜かれる。
を塗布した一部未加硫のゴムプラグbを、先端が
タイヤaのインナーライナからその内側に突き抜
けるまで差し込む。続いて第2図で示すように、
ニードル11を静かに引き抜くと、テーパ部12
のテーパに従つてタイヤaが収縮するため、ゴム
プラグbがタイヤaに挟まれ、これを残した
まゝ、ニードル11のみが引き抜かれる。
これによつて釘等によつてタイヤaに開けられ
た穴が閉塞される。
た穴が閉塞される。
なお、この場合に使用するゴムプラグbは、先
端に円錐径のトツプdを有するものが使いやす
い。
端に円錐径のトツプdを有するものが使いやす
い。
一方、第3図の実施例における工具は、ニード
ル11をタイヤaに差し込んだ後、ゴムプラグb
をニードル11の端面に開口した開口部19から
挿入棒21等を使用して最奥部まで挿入してから
同ニードル11を引き抜いて使用するもので、そ
れ以外は、上記実施例の使用方法と同じである。
ル11をタイヤaに差し込んだ後、ゴムプラグb
をニードル11の端面に開口した開口部19から
挿入棒21等を使用して最奥部まで挿入してから
同ニードル11を引き抜いて使用するもので、そ
れ以外は、上記実施例の使用方法と同じである。
以上説明した通り、この考案によれば、単一の
工具でチユーブレスタイヤのパンク修理が可能で
ある。従つて、数多くの工具を揃える必要が無
く、しかも補修作業が簡単である。
工具でチユーブレスタイヤのパンク修理が可能で
ある。従つて、数多くの工具を揃える必要が無
く、しかも補修作業が簡単である。
第1図はこの考案の実施例を示すチユーブレス
タイヤ補修工具の一部切欠の側面図、第2図は同
工具の要部縦断側面図、第3図は他の実施例を示
すチユーブレスタイヤ補修工具の一部切欠の側面
図、第4図及び第5図従来のチユーブレスタイヤ
補修工具とその使用方法を示す一部縦断側面図で
ある。 11……ニードル、12……テーパ部、13…
…プラグ差込孔、14……開口部、18……バフ
溝。
タイヤ補修工具の一部切欠の側面図、第2図は同
工具の要部縦断側面図、第3図は他の実施例を示
すチユーブレスタイヤ補修工具の一部切欠の側面
図、第4図及び第5図従来のチユーブレスタイヤ
補修工具とその使用方法を示す一部縦断側面図で
ある。 11……ニードル、12……テーパ部、13…
…プラグ差込孔、14……開口部、18……バフ
溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 先端に尖鋭なテーパ部を設けたニードルに、
基端寄り側から上記テーパ部の周面に斜め先端
側へ向けて開口するプラグ差込孔を開設してな
るチユーブレスタイヤ補修工具。 2 テーパ部の周面に螺旋状のバフ溝を設けてな
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のチユー
ブレスタイヤ補修工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17555484U JPH0333455Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17555484U JPH0333455Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6188805U JPS6188805U (ja) | 1986-06-10 |
JPH0333455Y2 true JPH0333455Y2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=30733155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17555484U Expired JPH0333455Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333455Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP17555484U patent/JPH0333455Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6188805U (ja) | 1986-06-10 |
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