JPH0331524Y2 - - Google Patents

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JPH0331524Y2
JPH0331524Y2 JP3507987U JP3507987U JPH0331524Y2 JP H0331524 Y2 JPH0331524 Y2 JP H0331524Y2 JP 3507987 U JP3507987 U JP 3507987U JP 3507987 U JP3507987 U JP 3507987U JP H0331524 Y2 JPH0331524 Y2 JP H0331524Y2
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JP
Japan
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feed roller
roller
slide table
lower feed
intermediate shaft
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JP3507987U
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JPS63141704U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、製材された木材の表面を滑らかに
加工するための鉋盤に関する。
〔従来の技術〕
ローラ送りによる鉋盤は、第4図に示すように
スライドテーブルAの上側にセンターテーブルB
を挟んで上部送り込みローラCが配置され、下側
には複数枚のカツタを装着した鉋軸Dを挟んで下
部送り込みローラEが配置された構造となつてい
る。そしてスライドテーブルAの矢印方向より加
工用木材を送り込み、その表面を加工するように
なつている。また前記スライドテーブルAは、ス
ライドガイドF上を斜め方向に摺動するようにな
つており、加工用木材の切削代αはこのスライド
テーブルAを切削代調整用ハンドルGを回して摺
動させ調節するようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記するように、従来の鉋盤においては下部送
り込みローラEはスライドテーブルAに取付けら
れているため、切削代αを変えると上部送り込み
ローラCの中心線と下部送り込みローラEとの中
心線が一致しなくなり第4図に示すように中心間
がβずれることになる。その結果送材力が低下し
加工能率が悪くなるという問題がある。
この考案は上記する問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは切削代を調節
するためスライドテーブルを摺動させても上部送
り込みローラと下部送り込みローラの中心線が一
致した状態を維持することの出来る鉋盤の送り込
みローラ装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この考案は上記する問題点を解決するた
めに、上部送り込みローラとスライドテーブルに
配置した下部送り込みローラとの間から加工材を
送材し、記スライドテーブルをスライドガイド上
で斜方向に摺動させて切削代を設定する鉋盤の送
り込みローラ装置において、前記スライドテーブ
ルに、中間軸と該中間軸の前後に下部送り込みロ
ーラの回転軸とを該スライドテーブル側壁に所定
の〓間が出来る程度に穿設した大きな穴を貫通さ
せて配置し、前記スライドテーブル両側に一方は
前記中間軸に回動自在に枢着され他方は前記下部
送り込みローラの回転軸を嵌挿したローラ受メタ
ルを配置し、前記スライドガイド又はフレーム等
の不動部両側には前記中間軸の両端部を軸支した
ローラ支点固定金具を固定し、更に前記スライド
テーブル両側面に前記ローラ受メタルの下面に当
接させるローラ高さ調整手段を設けることを特徴
とする。
〔作用〕
この考案にかかる鉋盤の送り込みローラ装置を
上記手段とすれば次のようにして取代を設定する
ことが出来る。即ち、添付図に付した符号を参照
して説明すると、 先ず当初は上部送り込みローラ5の回転軸5A
と下部送り込みローラの回転軸4Aとの中心線は
一致した状態にある。
必要な切削代α(第4図参照)を設定するため
ハンドル15を回転させると送り込みスライドテ
ーブル2はスライドガイド1に沿つて移動する。
この時、下部送り込みローラの回転軸4A,4A
と中間軸6は、それぞれ送り込みスライドテーブ
ル2の側壁2Aに穿設した長穴2B,2B,2C
の〓間内を移動する。しかし上部送り込みローラ
の回転軸5Aと下部送り込みローラの回転軸4A
との中心線は一致した状態が維持され変化しな
い。この時、スライドテーブル2の移動より下部
送り込みローラ4,4とスライドテーブルとの送
材面が一致しなくなるが、この場合はローラ高さ
調整手段であるナツト10を緩め金具7及び8に
螺合させたボルト9を回せばローラ受メタル11
及び12は中間軸6回りに回動しながら上下す
る。こうして上部送り込みローラ5の回転軸5A
と下部送り込みローラ4の回転軸4Aとの中心線
は一致させた状態を変えることなく切削代を任意
に設定することが可能となると共に、下部送り込
みローラ4,4とスライドテーブル2の送材面を
一致させることが出来る。
〔実施例〕
以下この考案の具体的実施例について図面を参
照して説明する。
第1図はこの考案にかかる鉋盤のローラ送り込
み装置部分の側面図であり、第2図はその平面
図、第3図は第1図のP矢視方向正面図である。
これらの図において、1はスライドガイドであ
り、2は前記スライドガイド1の上を斜め方向に
摺動するスライドテーブルである。このスライド
ガイド1とスライドテーブル2とは第3図に示す
ようにアリ溝20によつて摺動可能に結合されて
いる。
3は前記スライドガイド両側に固定されるロー
ラ固定金具である。4は下部送り込みローラであ
り4Aは該下部送り込みローラ4の回転軸、5は
上部送り込みローラであり5Aは該上部送り込み
ローラ5の回転軸である。また6は中間軸であ
り、両端はスライドガイド1の両側面に固定され
た前記ローラ固定金具3に嵌挿され軸支される。
7及び8は金具であつて、前記送り込みスライ
ドテーブル2の側面に固定されるが、該金具7,
8にはそれぞれボルト9が螺合させてありナツト
10で上下移動調整出来るようにしてある。
11及び12はローラ受メタルであり、これら
は両側で、それぞれ一方には下部送り込みローラ
4の回転軸4A,4Aの端部が嵌挿され、他方は
前記中間軸6の端部近傍に回動可能に枢着され
る。また、これらのローラ受メタル11及び12
はの下面には前記ボルト9の上端が当接させてあ
る。即ち、前記ローラ受メタル11及び12は前
記中間軸6と、前記ボルト9により回動及び上下
移動可能に取付けられている。
次に、前記送り込みスライドテーブル2の両側
壁2Aには下部送り込みローラの回転軸4A,4
Aを貫通させるため、水平方向に長穴2B,2B
が穿設され、中間軸6が貫通する部分には送り込
みスライドテーブル2の摺動方向に長穴2Cが穿
設される。
30及び31は前記下部送り込みローラ4の回
転軸4Aに嵌着されたスプロケツトでありチエー
ン(図示せず)が巻装され駆動装置(図示せず)
によつて駆動され加工用木材等が送材されるよう
になつている。
また13は雄螺子杆であつて、前記スライドガ
イド1に固定された固定金具14に嵌挿させて取
付けられ、端部にはハンドル15が取付けられて
いる。そして該雄螺子杆13は前記送り込みスラ
イドテーブル2に刻設された雌螺子に螺合され、
ハンドル15を回転させることによつて前記スラ
イドテーブル2を斜め方向に移動させる。
この考案にかかる鉋盤の送り込みローラ装置は
以上のような構成からなるが、この送り込みロー
ラ装置において切削代を調節する場合は次のよう
にする。即ち、 当初から上部送り込みローラ5の回転軸5A
と下部送り込みローラの回転軸4Aとの中心線
は一致した状態にある。
必要な切削代α(第4図参照)を設定するた
めハンドル15を回転させると送り込みスライ
ドテーブル2はスライドガイド1に沿つて移動
する。この時、下部送り込みローラの回転軸4
A,4Aと中間軸6は、それぞれ送り込みスラ
イドテーブル2の側壁2Aに穿設した長穴2
B,2B,2Cの〓間内を移動する。
しかし上部送り込みローラの回転軸5Aと下
部送り込みローラの回転軸4Aとの中心線は一
致した状態が維持され変化しない。
スライドテーブル2の移動より下部送り込み
ローラ4,4とスライドテーブルとの送材面が
一致しなくなるが、この場合はナツト10を緩
め金具7及び8に螺合させたボルト9を回せば
ローラ受メタル11及び12は中間軸6回りに
回動しながら上下する。こうして下部送り込み
ローラ4,4とスライドテーブル2の送材面を
一致させることが出来る。即ち、これら金具7
及び8とボルト9及びナツト10等は前記送り
込みローラ4の高さ調整手段である。
こうして上部送り込みローラ5の回転軸5Aと
下部送り込みローラ4との回転軸4Aとの中心線
は一致させた状態を変えることなく切削代を任意
に設定することが可能となると共に、下部送り込
みローラ4,4とスライドテーブル2の送材面を
一致させることが出来る。
この考案の詳細は以上のようであるが、技術的
範囲は図示例の場合に限定されない。例えばスラ
イドテーブル2の側壁に穿設した長穴2B,2C
等は長穴だけでなく、回転軸4Aや中間軸6が所
定範囲移動出来る程度の〓間のある大きめの円形
穴としても良い。また、ローラ支点固定金具3は
スライドガイド1に固着したが、スライドガイド
1だけでなく鉋盤の他のフレーム等の不動部分に
固定するようにしても良い。ローラ4の高さ調整
手段は金具7,8にボルト9、ナツト10等を取
付けたものだけでなく、油圧機器等を利用しても
良い。更に送り込みローラの数が二つの場合に限
らず更に多数ある場合でも良い。
〔考案の効果〕
この考案にかかる鉋盤の送り込みローラ装置は
以上詳述したような構成としたので、切削代を変
更するためスライドテーブルを移動させても上部
送り込みローラの軸中心と下部送り込みローラと
の軸中線は一致させた状態を変えることなく切削
代を任意に設定することが可能となる。従つて、
送材力を低下させることなく任意の切削代に調整
することが出来る。また、スライドテーブルと送
り込みローラとの送材面も簡単に一致させること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は鉋盤の板材送り込みローラ装置部の側
面図、第2図は平面図、第3図は第1図のP矢視
方向から見た正面図である。第4図は従来の鉋盤
の板材送り込みローラ装置部の側面図である。 1……スライドガイド、2……スライドテーブ
ル、2B,2C……長穴、3……ローラ支点固定
金具、4……下部送り込みローラ、4A……下部
送り込みローラ回転軸、5……上部送り込みロー
ラ、5A……上部送り込みローラ回転軸、6……
中間軸、7,8……金具、9……ボルト、10…
…ナツト、11,12……ローラ受メタル、15
……ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上部送り込みローラとスライドテーブルに配置
    した下部送り込みローラとの間から加工材を送材
    し、前記スライドテーブルをスライドガイド上で
    斜方向に摺動させて切削代を設定する鉋盤の送り
    込みローラ装置において、 前記スライドテーブルに、中間軸と該中間軸の
    前後に下部送り込みローラの回転軸とを該スライ
    ドテーブル側壁に所定の〓間が出来る程度に穿設
    した大きな穴を貫通させて配置し、前記スライド
    テーブル両側に一方は前記中間軸に回動自在に枢
    着され他方は前記下部送り込みローラの回転軸を
    嵌挿したローラ受メタルを配置し、前記スライド
    ガイド又はフレーム等の不動部両側には前記中間
    軸の両端部を軸支したローラ支点固定金具を固定
    し、更に前記スライドテーブル両側面に前記ロー
    ラ受メタルの下面に当接させるローラ高さ調整手
    段を設けることを特徴とする鉋盤の送り込みロー
    ラ装置。
JP3507987U 1987-03-10 1987-03-10 Expired JPH0331524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3507987U JPH0331524Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3507987U JPH0331524Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63141704U JPS63141704U (ja) 1988-09-19
JPH0331524Y2 true JPH0331524Y2 (ja) 1991-07-04

Family

ID=30844239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3507987U Expired JPH0331524Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

Country Status (1)

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JP (1) JPH0331524Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0750161Y2 (ja) * 1990-09-04 1995-11-15 リョービ株式会社 自動カンナ盤の動力伝達機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63141704U (ja) 1988-09-19

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