JPH03297450A - 画像処理方式 - Google Patents
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- JPH03297450A JPH03297450A JP2099349A JP9934990A JPH03297450A JP H03297450 A JPH03297450 A JP H03297450A JP 2099349 A JP2099349 A JP 2099349A JP 9934990 A JP9934990 A JP 9934990A JP H03297450 A JPH03297450 A JP H03297450A
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Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばX線撮影装置により2方向より撮影し
た2枚のX線画像を基に、画面上にステレオ視可能に画
像表示する3次元画像表示装置に適用される画像処理方
式に関し、特にディジタル・サブトラクション・アンジ
オグラフィ(以下DSAと称する)による血管ステレオ
画像における血管の対応付けをニューラルネットワーク
で行う技術の改良に関する。
た2枚のX線画像を基に、画面上にステレオ視可能に画
像表示する3次元画像表示装置に適用される画像処理方
式に関し、特にディジタル・サブトラクション・アンジ
オグラフィ(以下DSAと称する)による血管ステレオ
画像における血管の対応付けをニューラルネットワーク
で行う技術の改良に関する。
(従来の技術)
最近の日本人の病気の傾向は欧米型に近付きつつある。
そのため、血管系の疾患か増加しておリ、X線診断装置
による血管撮影も増加して来ている。一方、人体内は多
数の血管が走っているため、透視画像だけでは血管の3
次元的な位置を把握することが困難である。そのため、
2方向から血管をステレオ撮影して、立体(3次元)で
観察することが行われている。なお、立体観察(3次元
表示)の方法にはステレオめがねで行う方法もあるが、
表面表示により血管を立体表示する方法もある。この場
合は血管の3次元の位置を認識する必要がある。そのた
めには2枚の血管のステレオ画像(例えばDSA)にお
いて、それぞれの画像の血管の対応づけを行う必要があ
る。
による血管撮影も増加して来ている。一方、人体内は多
数の血管が走っているため、透視画像だけでは血管の3
次元的な位置を把握することが困難である。そのため、
2方向から血管をステレオ撮影して、立体(3次元)で
観察することが行われている。なお、立体観察(3次元
表示)の方法にはステレオめがねで行う方法もあるが、
表面表示により血管を立体表示する方法もある。この場
合は血管の3次元の位置を認識する必要がある。そのた
めには2枚の血管のステレオ画像(例えばDSA)にお
いて、それぞれの画像の血管の対応づけを行う必要があ
る。
そこで、従来は、ステレオ撮影された2枚の画像から同
一物体の対応付けを行い、その位置(対応点)から三角
法でその3次元的な位置を計算する手法が種々提案され
た。この三角法による手法は簡単な計算により実施し得
るから、実施上特に問題はないが、対応点の検出(対応
付け)が困難である。一方、対応付けの方法も数多く提
案されており、例えば下記の文献に示されている。
一物体の対応付けを行い、その位置(対応点)から三角
法でその3次元的な位置を計算する手法が種々提案され
た。この三角法による手法は簡単な計算により実施し得
るから、実施上特に問題はないが、対応点の検出(対応
付け)が困難である。一方、対応付けの方法も数多く提
案されており、例えば下記の文献に示されている。
1)特開昭64−23108公報
2)CowputerToday 1988/9
No27第50頁「並列計算機の機構とシステムの
並列記述法」の第3章[応用−画像の対応付け」 3 ) Meclical Imagfng Tech
nology 1989Vo1.7 Nol 第
33頁「3次元イメージングの将来に関する一提案」の
第2章「サブトラクションと拘束条件を用いた手法」 このうち、1)は対象が一般の物体であり、輪郭線の情
報により対応付けするものである。2)は本発明と同じ
く、ニューラルネットワークの手法によるものである。
No27第50頁「並列計算機の機構とシステムの
並列記述法」の第3章[応用−画像の対応付け」 3 ) Meclical Imagfng Tech
nology 1989Vo1.7 Nol 第
33頁「3次元イメージングの将来に関する一提案」の
第2章「サブトラクションと拘束条件を用いた手法」 このうち、1)は対象が一般の物体であり、輪郭線の情
報により対応付けするものである。2)は本発明と同じ
く、ニューラルネットワークの手法によるものである。
3)は本発明と同じく、DSAの血管を対象にしたもの
である。
である。
また、ニュラル・ネットワークに関しては下記の文献に
示されている。
示されている。
・日経コンピュタ−1988,3゜
1488〜]05
ニュラル・コンピュタ−合原−幸
(発明が解決しようとする課8)
しかしながら、従来のいずれの血管の対応付けを行う手
法でも、DSAのステレオ画像上で血管対応付けについ
て精度上あるいは演算速度の観点で満足し得ない。
法でも、DSAのステレオ画像上で血管対応付けについ
て精度上あるいは演算速度の観点で満足し得ない。
本発明は、係る事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、DSAのステレオ画像上で血管対応
付けを精度良く且つ迅速に行える画像処理方式を提供す
ることにある。
的とするところは、DSAのステレオ画像上で血管対応
付けを精度良く且つ迅速に行える画像処理方式を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記の目的を達成するため、被検体の血管を
撮影するためのX線撮影装置により2方向より撮影した
2枚のX線画像のそれぞれから、血管を抽出・細線化し
た特徴強調画像をそれぞれ作成する画像処理部と、前記
2枚の特徴強調画像を基に前記細線化した血管のノード
(節)とそのノード間の繋がり関係を求める演算部と、
前記2枚の特徴強調画像における血管のノード位置とそ
のノード間の繋がり関係を示すデータを前記演算部から
人力として受けて処理を進めるニューラルネットワーク
とを備えた計算機システムを構築し、前記ニューラルネ
ットワークによって前記2枚のX線画像相互の血管を対
応づけることにより、該血管の3次元的位置を求めるこ
とを特徴とするものである。
撮影するためのX線撮影装置により2方向より撮影した
2枚のX線画像のそれぞれから、血管を抽出・細線化し
た特徴強調画像をそれぞれ作成する画像処理部と、前記
2枚の特徴強調画像を基に前記細線化した血管のノード
(節)とそのノード間の繋がり関係を求める演算部と、
前記2枚の特徴強調画像における血管のノード位置とそ
のノード間の繋がり関係を示すデータを前記演算部から
人力として受けて処理を進めるニューラルネットワーク
とを備えた計算機システムを構築し、前記ニューラルネ
ットワークによって前記2枚のX線画像相互の血管を対
応づけることにより、該血管の3次元的位置を求めるこ
とを特徴とするものである。
(作用)
人間は2つの目で物を見ることにより、物体を立体とし
て認識することが出来る(第2図参照)したがって、わ
づかに異なる方向より撮影した2枚の画像を、左右の目
にそれぞれ別々に見せれば、人間は被写体を立体として
認識することが出来る。このための1つの方法はCRT
上に2枚の画像を交互に、例えば60フレームで切り替
えて表示し、それと同期して切り替わる液晶の眼鏡を通
じて観察する方法である。この方法において、“点”だ
けが単独に存在するような場合には3次元像を認識する
ことかできない。これを、第3図を参照して3角法によ
り説明する。
て認識することが出来る(第2図参照)したがって、わ
づかに異なる方向より撮影した2枚の画像を、左右の目
にそれぞれ別々に見せれば、人間は被写体を立体として
認識することが出来る。このための1つの方法はCRT
上に2枚の画像を交互に、例えば60フレームで切り替
えて表示し、それと同期して切り替わる液晶の眼鏡を通
じて観察する方法である。この方法において、“点”だ
けが単独に存在するような場合には3次元像を認識する
ことかできない。これを、第3図を参照して3角法によ
り説明する。
第3図において、点A]、、A2の2点が存在する場合
と、点Bl、B2の2点が存在する場合に、撮影装置X
1と撮影装置X2で撮影された画像Y]、画像Y2は全
く同しになる。したがって、点の位置を認識すること、
すなわち立体を認識することは出来ない。これは人間も
同じである。しかしながら、人間は一般的にはステレオ
画像を見た場合には、3次元像を認識出来る。これは人
間が画像上の物体の相互の繋がりから、全体として妥当
性のある立体を認識しているからである。
と、点Bl、B2の2点が存在する場合に、撮影装置X
1と撮影装置X2で撮影された画像Y]、画像Y2は全
く同しになる。したがって、点の位置を認識すること、
すなわち立体を認識することは出来ない。これは人間も
同じである。しかしながら、人間は一般的にはステレオ
画像を見た場合には、3次元像を認識出来る。これは人
間が画像上の物体の相互の繋がりから、全体として妥当
性のある立体を認識しているからである。
一方、ステレオ画像を観察するうえで、表面表示法はス
テレオ眼鏡で観察する方法よ°りも次に示すような利点
があるため、近年、3次元画像表示装置に応用されるよ
うになった。
テレオ眼鏡で観察する方法よ°りも次に示すような利点
があるため、近年、3次元画像表示装置に応用されるよ
うになった。
〈表面表示の利点〉
1)ステレオ眼鏡を必要としない。
2)回転など任意の方向から観察できる。
3)他の画像との重ね合わせ表示が可能である。
等かある。
かかる表面表示法によりステレオ撮影された血管の表面
表示は、通常、次の順序で行われる。
表示は、通常、次の順序で行われる。
1)2方向の写真のそれぞれについて血管を抽出する。
この最も簡単な方法はスレッシュホールドで切ることで
ある。
ある。
2)血管を細線化する。細線化の技術は、−船釣な画像
処理の本に記載されており、公知の技術である。
処理の本に記載されており、公知の技術である。
3)ノードを認識する。ノードは、例えば曲りの大きい
場所、分岐(交差)している点などである。
場所、分岐(交差)している点などである。
4)ノード間の繋がりの情報を検出する。
5)2枚のステレオ画像間でノードの対応づけを行う。
6)ノードの対応づけより血管を対応づける。
7)三角法により血管の3次元位置を計算する。
8)ボクセルを作成する。
9)表面表示画像を作成する。
10)表示する。
本発明は、上記5)の「対応づけ」を精度良く且つ迅速
に行うため、ニューラルネットワーク(以下N、Nと称
する)の特有の性質を応用した一つの方式を提供するも
のである。
に行うため、ニューラルネットワーク(以下N、Nと称
する)の特有の性質を応用した一つの方式を提供するも
のである。
この本発明による方式では、第4図において、画像Y1
で検出されたノードがA、B、C,その他(図示してい
ない)であり、画像Y2で検出されたノードがり、E、
F、G、H,Iであって、ノード間はA−B−C,D−
E−F、G−H−1が繋がっているものとした場合、そ
のノード間の対応づけをN、Nで行うことにある。ここ
で、対応づけとは、画像Y2のノードの中から、画像Y
1のノードA、B、Cと同一血管のノードを探すことで
ある。
で検出されたノードがA、B、C,その他(図示してい
ない)であり、画像Y2で検出されたノードがり、E、
F、G、H,Iであって、ノード間はA−B−C,D−
E−F、G−H−1が繋がっているものとした場合、そ
のノード間の対応づけをN、Nで行うことにある。ここ
で、対応づけとは、画像Y2のノードの中から、画像Y
1のノードA、B、Cと同一血管のノードを探すことで
ある。
対応づけは種々の方法で行われているが確定的な方法は
ないが、基本的には、 (ステップ1)位置の情報から確定できるものを確定す
る。
ないが、基本的には、 (ステップ1)位置の情報から確定できるものを確定す
る。
(ステップ2)その他の情報から確定できるものを確定
する。
する。
(ステップ3)出来る限り矛盾のないように対応付ける
。
。
である。
(ステップ1を実施する場合)
ここでは、画像上の横方向をX軸、縦方向をY軸とし、
2方向の画像は同し高さ(Y軸方向)で撮影して得られ
るとする。このとき、同一点は2枚の画像上でY軸の位
置がほとんど同じになる。
2方向の画像は同し高さ(Y軸方向)で撮影して得られ
るとする。このとき、同一点は2枚の画像上でY軸の位
置がほとんど同じになる。
厳密には認識対象点の位置により変わるが、許容し得る
範囲とみて良い。従って、Y軸上での位置が近いノード
を対応させる。それが1対]てあれば確定する。例えば
第4図において、G、H,1が存在しない場合は、Aと
り、B、l!:E、CとFが対応する。
範囲とみて良い。従って、Y軸上での位置が近いノード
を対応させる。それが1対]てあれば確定する。例えば
第4図において、G、H,1が存在しない場合は、Aと
り、B、l!:E、CとFが対応する。
(ステップ2を実施する場合)
例えば、第4図に示す如くY軸上での位置が近いノード
か2点以上対応する場合は、繋がりを考慮して対応づけ
る。図において、■か存在しない場合は、Aとり、Bと
E、CとFの対応を確定する。
か2点以上対応する場合は、繋がりを考慮して対応づけ
る。図において、■か存在しない場合は、Aとり、Bと
E、CとFの対応を確定する。
(ステップ3を実施する場合)
ステップ2を実施しても、なお対応付けが確定できない
場合は他の条件を考慮して、順次、条件に合致するもの
を対応させていく。
場合は他の条件を考慮して、順次、条件に合致するもの
を対応させていく。
このように、順次、条件に合致するものを対応させてい
けば、ある程度の複雑さの画像までは対応付けが可能で
ある。しかしながら、現実の画像は、血管の重なりなど
により2枚の画像のノードが全て対応していると限らな
い(第5図参照)。
けば、ある程度の複雑さの画像までは対応付けが可能で
ある。しかしながら、現実の画像は、血管の重なりなど
により2枚の画像のノードが全て対応していると限らな
い(第5図参照)。
そこで、ダミーのノードを追加して対応する必要がある
。この様に、原理的に全てのノードを確定的に対応する
ことが出来ないので、全体として最も矛盾の少ない解を
得ることが要求される。
。この様に、原理的に全てのノードを確定的に対応する
ことが出来ないので、全体として最も矛盾の少ない解を
得ることが要求される。
ところか、こうした要求は、従来の方式では、確定的な
解を順次、探索する方式であるのて、ノード数が多くな
ると、全体を考慮することが難しいことから、満足し得
ない。
解を順次、探索する方式であるのて、ノード数が多くな
ると、全体を考慮することが難しいことから、満足し得
ない。
係る課題に対処するため、従来提案された方式の一例と
して、各対応条件を評価値に換算し、全体として評価値
の高いものを選択する方式である。
して、各対応条件を評価値に換算し、全体として評価値
の高いものを選択する方式である。
しかし、この評価値の計算は膨大となる。この場合、N
、Nを利用すると有利である旨、上記した文献2に一例
が示されている。更に、N、Nではないが、血管の対応
条件を定式化してエネルギーを最小化する方式が先に提
案されている。しかし、いずれも確定した方式ではない
。
、Nを利用すると有利である旨、上記した文献2に一例
が示されている。更に、N、Nではないが、血管の対応
条件を定式化してエネルギーを最小化する方式が先に提
案されている。しかし、いずれも確定した方式ではない
。
このような、各種不都合を解消するため、本発明にあっ
ては、画像処理部で作成された2枚の特徴強調画像を基
に、演算部により細線化した血管のノード(節)とその
ノード間の繋がり関係を求めて、血管の対応条件を定式
化した後、この定式化したデータを演算部からN、Nへ
送出し、N。
ては、画像処理部で作成された2枚の特徴強調画像を基
に、演算部により細線化した血管のノード(節)とその
ノード間の繋がり関係を求めて、血管の対応条件を定式
化した後、この定式化したデータを演算部からN、Nへ
送出し、N。
N特にホップフィルドモデルのN、Nて画像YIY2相
互のノー1間の血管の対応づけを解く計算機システムを
構築するものである。
互のノー1間の血管の対応づけを解く計算機システムを
構築するものである。
これを詳述すると、本発明ではまず定式化を実行する。
この定式化で用いるノー1間の結合関係、Y座標の関係
、ノー1間の距離の関係、評価関数は次の通りである。
、ノー1間の距離の関係、評価関数は次の通りである。
[ノード間の結合関係]
画像Y1のノートの集合を、
Pm (Po 、 P+ −、Pm−+ )
画像Y2のノードの集合を、 Q−(Qo、Q、、・・・、Qカー、)とする。
画像Y2のノードの集合を、 Q−(Qo、Q、、・・・、Qカー、)とする。
ここで、実際のX線画像から得られた画像Y1のノード
数をm 1 + 画像Y2のノード数をm2とすると、
一般に検出できないノードの存在及び重なりのためにm
1〜m2である。そのため、両方のノードの集合P、Q
に適当な数のダミーのノードを追加して、共にm個のノ
ードで構成されるものとする。ダミーのノードは相手の
画像の任意のノードに対応付は出来るものとする。ダミ
ーのノードの数は、多すぎても少なすぎても良くないが
、理論的に決定することが出来ないので、全体の数を考
慮して経験的に決定する。
数をm 1 + 画像Y2のノード数をm2とすると、
一般に検出できないノードの存在及び重なりのためにm
1〜m2である。そのため、両方のノードの集合P、Q
に適当な数のダミーのノードを追加して、共にm個のノ
ードで構成されるものとする。ダミーのノードは相手の
画像の任意のノードに対応付は出来るものとする。ダミ
ーのノードの数は、多すぎても少なすぎても良くないが
、理論的に決定することが出来ないので、全体の数を考
慮して経験的に決定する。
画像Y]、画像Y2の各々におけるノー1間の結合関係
を表す行列SとTを下記のように定義する S−[Sfg〕 (画像Yl) 0≦Sfg≦I Sfg−SgfT−(Thi)
(画像Y2) 0≦Thi ≦ I Thj−Tih(2) SfgSThiはノート間のつながりを表すものであり
、 画像上、直接明確につながっている場合は5ab−1、
Ta b−1 明確に切れている場合は 5ab−0、Tab−0 連結が不明確な場合は S a b−0−1、T−a b−0〜フの値をとる。
を表す行列SとTを下記のように定義する S−[Sfg〕 (画像Yl) 0≦Sfg≦I Sfg−SgfT−(Thi)
(画像Y2) 0≦Thi ≦ I Thj−Tih(2) SfgSThiはノート間のつながりを表すものであり
、 画像上、直接明確につながっている場合は5ab−1、
Ta b−1 明確に切れている場合は 5ab−0、Tab−0 連結が不明確な場合は S a b−0−1、T−a b−0〜フの値をとる。
また、a、bの片方がダミーノードであり、もう1方が
存在するノードである場合は 5ab−0,5、Tab−0,5 とする。更に、a、bの両方がダミーノードである場合
は 5ab−1、Tab=1 である。但し、便宜上 S f f−0,Thh−0と
する。
存在するノードである場合は 5ab−0,5、Tab−0,5 とする。更に、a、bの両方がダミーノードである場合
は 5ab−1、Tab=1 である。但し、便宜上 S f f−0,Thh−0と
する。
この例を第6図に示す。この第6図においてD(1)
Eの連結が不明確であり、FGはダミーノードである。
[Y座標の関係〕
ノードPfの画像上の座標を(xf、yf)ノードQh
の画像上の座標を(xh、yh)とおく。Pf、Qhが
ダミーノードの場合には全て(0,O)とする。ただし
、この値は特に意味を持っていない。したがって、他の
値であっても良いが、ここではこの値を採用する。また
、PfとQhのノード間にKfhを下記により定義する
。
の画像上の座標を(xh、yh)とおく。Pf、Qhが
ダミーノードの場合には全て(0,O)とする。ただし
、この値は特に意味を持っていない。したがって、他の
値であっても良いが、ここではこの値を採用する。また
、PfとQhのノード間にKfhを下記により定義する
。
PfもQhもダミーノードでない場合
Kfh−1(3)
上記以外(PfとQhのどちらかがダミーノードの場合
) Kfh−0(4) PfとQhのY座標の差Lfhを、−例として下記によ
り定義する。
) Kfh−0(4) PfとQhのY座標の差Lfhを、−例として下記によ
り定義する。
Lfh−KfhxABS (yf−yh)(5)ここで
ABSは絶対値である。
ABSは絶対値である。
Eノード間の距離関係]
ノードP〜[’flの画像上の座標を(xf。
yf)
ノードP−fPgl の画像上の座標を(x g。
yg)
ノードQ−(Qhlの画像上の座標を(x h。
yh)
ノードQ−(Qil の画像上の座標を(xl。
yi)
とおく、Pf、Pg、Qh、Qiがダミーノードの場合
には全て(0,0)とする。たたし、この値は特に意味
を持っていない。したがって、他の値であっても良いが
、ここではこの値を採用する。
には全て(0,0)とする。たたし、この値は特に意味
を持っていない。したがって、他の値であっても良いが
、ここではこの値を採用する。
また、Pf、Pg、Qh、Qiのノード間にRfghi
を下記により定義する。
を下記により定義する。
Pf、Pg、Qh、Qiのいづれもダミーノードでない
場合 Rfghi−1 Pf、Pg、Qh、Qiのとれかがダミーノドの場合
Rfghi−O PfとPgの距離Ufg、およびQhとQiの距離Uh
iを、1例として下記により定義する。
場合 Rfghi−1 Pf、Pg、Qh、Qiのとれかがダミーノドの場合
Rfghi−O PfとPgの距離Ufg、およびQhとQiの距離Uh
iを、1例として下記により定義する。
(6)
(7)
UfgとUhiの差Hfghiを、1例として下記によ
り定義する。
り定義する。
Rfghi
−Rf gh i xABS (Uf g−
Uh 1)(8) ここでABSは絶対値である。
Uh 1)(8) ここでABSは絶対値である。
[評価関数コ
対応付けの解を
V−[Vfh) (便宜上f、gを“列。
h、iを“行゛とする。)
とする。ここで、Vfh−1の場合は、画像Y1のノー
ドPfを画像Y2のノードQhに対応付けられることを
意味する。Vfh−0の場合は、画像Y1のノードPf
と画像Y2のノードQhが対応付けられないことを意味
する。
ドPfを画像Y2のノードQhに対応付けられることを
意味する。Vfh−0の場合は、画像Y1のノードPf
と画像Y2のノードQhが対応付けられないことを意味
する。
評価関数は制約条件も含めて、次式で定義する。
E−E1+E2+E3+E4 (9)ここで
El:画像Y1と画像Y2のノートを1対1に対応させ
るための条件 E2:画像Y1のノード間の結合関係と画像Y2のノー
ド間の結合関係を対応させ るための条件 E3:画像Y]と画像Y2のノードのY座標が近いノー
ドを対応させるための条件 E4:画像Y1における2個のノード間の距離と画像Y
2のノード間の距離の差が 少ないノードを対応させるための条件 である。以下の式において、A、B、C,D、F。
るための条件 E2:画像Y1のノード間の結合関係と画像Y2のノー
ド間の結合関係を対応させ るための条件 E3:画像Y]と画像Y2のノードのY座標が近いノー
ドを対応させるための条件 E4:画像Y1における2個のノード間の距離と画像Y
2のノード間の距離の差が 少ないノードを対応させるための条件 である。以下の式において、A、B、C,D、F。
G〉0;定数であり、適応する解を得るために、経験的
に決める。
に決める。
(以下余白)
次に、上記E1〜E4、Eについて詳述する。
■:EI
Elは画像Y1と画像Y2のノードを1対1に対応させ
るための条件であり、下記により定義する。
るための条件であり、下記により定義する。
El−E11+E12+E13 (1
0)ここで Ell:Vの各列の“1”を1個以下にするための条件 E 12 : Vの各行の“]”を1個以下にするため
の条件 El3:V全体の“1°をちょうどm個にするだめの条
件 である。したがって、 Ell−A/2x Σ Σ Σ VfhxVfi
fhi ≠ h −A/2 X ΣΣΣΣVfhXVgighi ×δ fgX(1−δ hi) (11)
この式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに
、画像Y1のノードgが画像Y2のノドiに対応付けら
れているとき、f−gで、かつh−s−1の場合にコス
トが高くなり、それ以外の場合は零になる。したがって
、この式は、各列の“1”が1個より増えるとコストが
増加することを意味している。
0)ここで Ell:Vの各列の“1”を1個以下にするための条件 E 12 : Vの各行の“]”を1個以下にするため
の条件 El3:V全体の“1°をちょうどm個にするだめの条
件 である。したがって、 Ell−A/2x Σ Σ Σ VfhxVfi
fhi ≠ h −A/2 X ΣΣΣΣVfhXVgighi ×δ fgX(1−δ hi) (11)
この式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに
、画像Y1のノードgが画像Y2のノドiに対応付けら
れているとき、f−gで、かつh−s−1の場合にコス
トが高くなり、それ以外の場合は零になる。したがって
、この式は、各列の“1”が1個より増えるとコストが
増加することを意味している。
E 1 2−B/2X ΣΣ Σ VfhXVg
hhfg#−f −B/2X Σ Σ Σ IVfhxVgighi × δ hiX(1−δ fg) (+2)
この式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに
、画像Y1のノードgが画像Y2のノード1に対応付け
られているとき、h−iで、かつf≠gの場合にコスト
が高くなり、それ以外の場合は零になる。したがって、
この式は、各行の“1′が1個より増えるとコストが増
加することを意味している。
hhfg#−f −B/2X Σ Σ Σ IVfhxVgighi × δ hiX(1−δ fg) (+2)
この式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに
、画像Y1のノードgが画像Y2のノード1に対応付け
られているとき、h−iで、かつf≠gの場合にコスト
が高くなり、それ以外の場合は零になる。したがって、
この式は、各行の“1′が1個より増えるとコストが増
加することを意味している。
(以下余白)
ElB−C/2X (IIVfh
h
m)2
−C/2X ((ΣΣVfh)2
h
−2mΣΣVfh+m21
h
(13)
この式は、全体の“1゛の数がm個になったときにコス
トが零になる。
トが零になる。
右辺の第3項は定数項なので省略する。よって、ElB
−C/2X (ΣΣΣΣV f h X V g
ighi 2m× Σ ΣVfh) h (14) よって、(10)に(11)。
−C/2X (ΣΣΣΣV f h X V g
ighi 2m× Σ ΣVfh) h (14) よって、(10)に(11)。
4)を代入して
(12)
(1
(以下6、−〕
El−
Al1 × ΣΣΣΣVfhXVgi
ghi
× δ fgX(1
δ hi)
十B/2XΣΣΣΣVfhXVgi
ghi
× δ hiX(1
δ fg)
+C/2x (ΣΣΣΣVfhXVgighi
2mX Σ ΣVfh) (15)h
■:E2
E2は画像Y1のノード間の結合関係と、画像Y2のノ
ード間の結合関係を対応させるための条件であるから、
(1)、(2)を用いてE2−D/2x Σ Σ Σ
Σ Vfhghi xVgi(1−3hgxThi) (lfl)こ
の式は、画像Y]のノードfが画像Y2のノドhに、画
像Y1のノードgが画像Y2のノドiに対応付けられて
いるとき、画像Y]のノ−ドfとノードg、画像Y2の
ノードhとノードiが両方とも繋がっている場合、S
f g−1、Th1=1であるから、コストが零になり
、それ以外はD/2になる。
ード間の結合関係を対応させるための条件であるから、
(1)、(2)を用いてE2−D/2x Σ Σ Σ
Σ Vfhghi xVgi(1−3hgxThi) (lfl)こ
の式は、画像Y]のノードfが画像Y2のノドhに、画
像Y1のノードgが画像Y2のノドiに対応付けられて
いるとき、画像Y]のノ−ドfとノードg、画像Y2の
ノードhとノードiが両方とも繋がっている場合、S
f g−1、Th1=1であるから、コストが零になり
、それ以外はD/2になる。
■:E3
E3は、画像Y1と画像Y2のノードのY座標が近いノ
ードを対応させるための条件であるから、(5)を用い
て、 E3−FXΣΣVfhxLfh (17)
h この式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに
対応付けられているとき、ノードfとノードhのY座標
が近い場合はコストは低くなり、離れるにしたがって、
高くなることを意味している。
ードを対応させるための条件であるから、(5)を用い
て、 E3−FXΣΣVfhxLfh (17)
h この式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに
対応付けられているとき、ノードfとノードhのY座標
が近い場合はコストは低くなり、離れるにしたがって、
高くなることを意味している。
■:E4
E4は、画像Y1における2個のノード間の距離と画像
Y2のノード間の距離の差が少ないノドを対応させるた
めの条件であるから、(8)を用いて、 E4−G/2XΣΣΣΣVfh×■g ighi XWfghi (18)この
式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに、画
像Y1のノードgが画像Y2のノードiに対応付けられ
ているとき、画像Y1のノードfとノードg、画像Y2
のノードhとノー11間の距離の差か、少ない場合はコ
ストは低くなり、差が大きい場合はコストは高くなるこ
とを意味している。
Y2のノード間の距離の差が少ないノドを対応させるた
めの条件であるから、(8)を用いて、 E4−G/2XΣΣΣΣVfh×■g ighi XWfghi (18)この
式は、画像Y1のノードfが画像Y2のノードhに、画
像Y1のノードgが画像Y2のノードiに対応付けられ
ているとき、画像Y1のノードfとノードg、画像Y2
のノードhとノー11間の距離の差か、少ない場合はコ
ストは低くなり、差が大きい場合はコストは高くなるこ
とを意味している。
■:E(評価関数)
よって、(9)、(15)、(16)、(17)(18
)を代入して E−A/2X ΣΣΣΣVfhXVgiX δ fgg
hi × (1−δ hi) 十B/2XΣΣΣΣVfhXVgixδhighi × (1−δ fg) +C/2x (ΣΣΣΣVfhXVgighi 2mX Σ ΣVfh) h +D/2X ΣΣΣ ΣVgh ghi xVg i (1−5f gxTh i)十F
XΣΣVfhxLfh h +G/2X ΣΣΣΣVfhXVgi ghi Wfghi A/2×ΣΣΣΣVfhXVgix δ fgghi ×(1 δ hi) +B/2X ΣΣΣΣVfhXVgiX δhighi ×(1 δ fg) 十C/2XΣΣΣΣ■fhxVgi ghi 十D/2XΣΣΣΣVfh ghi ×Vgi (1−3fgXThi) Hfghi Cx m × Σ Σ V f h+Fx Σ
Σ Vfhfh fhxL
fh
(19)前述した如く定式化を図り、これを以下に述べ
るホップフィルド・モデルのエネルギー関数に対応づけ
て、演算部からポツプフィルド・モデルのN、Nへ送出
すると、ホップフィルド・モデルのN、Nでは画像Yl
、Y2相互のノード間の血管の対応づけを解く処理を実
行する。
)を代入して E−A/2X ΣΣΣΣVfhXVgiX δ fgg
hi × (1−δ hi) 十B/2XΣΣΣΣVfhXVgixδhighi × (1−δ fg) +C/2x (ΣΣΣΣVfhXVgighi 2mX Σ ΣVfh) h +D/2X ΣΣΣ ΣVgh ghi xVg i (1−5f gxTh i)十F
XΣΣVfhxLfh h +G/2X ΣΣΣΣVfhXVgi ghi Wfghi A/2×ΣΣΣΣVfhXVgix δ fgghi ×(1 δ hi) +B/2X ΣΣΣΣVfhXVgiX δhighi ×(1 δ fg) 十C/2XΣΣΣΣ■fhxVgi ghi 十D/2XΣΣΣΣVfh ghi ×Vgi (1−3fgXThi) Hfghi Cx m × Σ Σ V f h+Fx Σ
Σ Vfhfh fhxL
fh
(19)前述した如く定式化を図り、これを以下に述べ
るホップフィルド・モデルのエネルギー関数に対応づけ
て、演算部からポツプフィルド・モデルのN、Nへ送出
すると、ホップフィルド・モデルのN、Nでは画像Yl
、Y2相互のノード間の血管の対応づけを解く処理を実
行する。
(以下余白)
ホップフィルド・モデルのエネルギー関数は下記の式で
表されている。
表されている。
E−−1/2X ΣΣWklxVkxVlk 吏
一ΣVkX (Ik−θk) (
20)ここで、k、 Jl、は素子のインデックスで
あり、Wは素子間の結合係数、■は素子のとる値、Iは
素子への流入量、eは閾値である。素子のインデックス
に、lを図7に示すように(fh)、<gi)と書くと
(20)式は E−−1/2X ΣΣΣΣW f h g i X
V f hghi XVg i−ΣVfhx (Ifh−θ fh)(
2I) となる。efh−0とおイテ、(19)と(21)の対
応をとると Wfh、gi−〜A×δfgX(1−δhi)−Bxδ
hix(1−δfg) −C−[)x (1−5f gxTh 1)−GxWf
gh i (22)I fh=cxm
+FXLfh (23)となる。した
がって、(22)、(23)式17+パラメータを持つ
Hopfield型ネットワークを動作させれば、Eを
近似的に最小にする行列■が求められる。
20)ここで、k、 Jl、は素子のインデックスで
あり、Wは素子間の結合係数、■は素子のとる値、Iは
素子への流入量、eは閾値である。素子のインデックス
に、lを図7に示すように(fh)、<gi)と書くと
(20)式は E−−1/2X ΣΣΣΣW f h g i X
V f hghi XVg i−ΣVfhx (Ifh−θ fh)(
2I) となる。efh−0とおイテ、(19)と(21)の対
応をとると Wfh、gi−〜A×δfgX(1−δhi)−Bxδ
hix(1−δfg) −C−[)x (1−5f gxTh 1)−GxWf
gh i (22)I fh=cxm
+FXLfh (23)となる。した
がって、(22)、(23)式17+パラメータを持つ
Hopfield型ネットワークを動作させれば、Eを
近似的に最小にする行列■が求められる。
(実施例)
第1図は、本発明の画像処理方式か適用された一実施例
の3次元画像表示装置の機能構成を示すブロック図であ
る。
の3次元画像表示装置の機能構成を示すブロック図であ
る。
この一実施例の3次元画像表示装置は、計算機1の入力
端にステレオDSA撮影装置2を接続し、その圧力側に
表示装置3を接続した呵1算機システムを構築している
。
端にステレオDSA撮影装置2を接続し、その圧力側に
表示装置3を接続した呵1算機システムを構築している
。
計算機1は、画像処理部4と演算部5とホップフィルド
・モデルのN、N6を備えており、画像処理部4はステ
レオDSA撮影装置2の右眼視機能部7及び左眼視機能
部8により2方向より撮影して得られる2枚のディジタ
ル画像(ステレオ画像)のそれぞれから血管を抽出・細
線化した特徴強調画像をそれぞれ作成する。また、演算
部5は画像処理部4で作成した2枚の特徴強調画像を基
に上記細線化した血管のノードとそのノード間の繋がり
関係を求める。ホップフィルド・モデルのN、N6は、
演算部8で求めた上記繋がり関係を示すデータを受けて
、上記2枚のステレオ画像相互の血管を対応づける処理
を実行し、処理結果を演算部5へ渡す。演算部5ては上
記2枚のX線画像相互の血管を対応づけた処理結果を基
に、三角法により血管の3次元位置を計算し、ボクセル
データを作成し、画像処理部4上で表面表示画像を作成
する。従って、画像処理部4上で作成された表面表示画
像は表示装置3に転送され、表示装置3上には表面表示
画像が表示されることになる。
・モデルのN、N6を備えており、画像処理部4はステ
レオDSA撮影装置2の右眼視機能部7及び左眼視機能
部8により2方向より撮影して得られる2枚のディジタ
ル画像(ステレオ画像)のそれぞれから血管を抽出・細
線化した特徴強調画像をそれぞれ作成する。また、演算
部5は画像処理部4で作成した2枚の特徴強調画像を基
に上記細線化した血管のノードとそのノード間の繋がり
関係を求める。ホップフィルド・モデルのN、N6は、
演算部8で求めた上記繋がり関係を示すデータを受けて
、上記2枚のステレオ画像相互の血管を対応づける処理
を実行し、処理結果を演算部5へ渡す。演算部5ては上
記2枚のX線画像相互の血管を対応づけた処理結果を基
に、三角法により血管の3次元位置を計算し、ボクセル
データを作成し、画像処理部4上で表面表示画像を作成
する。従って、画像処理部4上で作成された表面表示画
像は表示装置3に転送され、表示装置3上には表面表示
画像が表示されることになる。
上述した機能構成の各部において、ホップフィールド・
モデルのN、N6は、素子はm x m個である。ここ
で、mは前述の画像のノート数(ダミーノードを含む)
である。以下、m−7の場合を例にして説明する。素子
をマトリクス状に表示すると第7図に示すようになる。
モデルのN、N6は、素子はm x m個である。ここ
で、mは前述の画像のノート数(ダミーノードを含む)
である。以下、m−7の場合を例にして説明する。素子
をマトリクス状に表示すると第7図に示すようになる。
横軸(列)が画像Y1に、縦軸(行)が画像Y2に対応
している。
している。
計算機1はステレオDSA撮影装W2より2枚のステレ
オ画像として読み込む。これから、演算部5によって1
)血管の抽出、2)細線化、3)ノード検出、4)ノー
ド間の接続検出を行う。ここまでは公知の技術で達成す
ることができる。
オ画像として読み込む。これから、演算部5によって1
)血管の抽出、2)細線化、3)ノード検出、4)ノー
ド間の接続検出を行う。ここまでは公知の技術で達成す
ることができる。
次に、演算部5ては以下のステップを実行する。
1)f−1とおく。
2)h〜1とおく。
3)式(22)によりIfhを計算する。
ρ)Ifhを素子fhにセットする。
5)h−mまで3) 、4)を繰り返す。
6)f−mまで2)〜5)を繰り返す。
7)f−1とおく。
8)h−1とおく。
9)g−1とおく。
10)i−1とおく。
]])式(21)によりTfh、giを計算する。
12)Wfhgiを素子fhと素子giの係数としてセ
ットする。
ットする。
i=mまで11)、12)を繰り返す。
g−mまで10)〜]3)を繰り返す。
h−mまで9)〜]4)を繰り返す。
f−mまで8)〜15)を繰り返す。
全ての素子に初期値を設定する。初期値は適応する解を
得るために、経験的に決めた値である。
得るために、経験的に決めた値である。
1.8)N、Nを定常状態になるまで動作させる。
このとき、解か得られた場合は、第7図のように“1°
になっている素子が各行、各列に1個づつ存在する。
になっている素子が各行、各列に1個づつ存在する。
19)”1”になっている素子の番号を取り出す。これ
が制約条件を満たしていることを確認する。満たしてい
ない場合は初期値を変更して再度動作させる。
が制約条件を満たしていることを確認する。満たしてい
ない場合は初期値を変更して再度動作させる。
20)制約条件を満たしている場合は、“1”になって
いる素子の番号が対応するノードの番号を示す。すなわ
ち、素子の列番号が画像Y1のノード番号であり、行番
号が画像Y2のノード番号である。
いる素子の番号が対応するノードの番号を示す。すなわ
ち、素子の列番号が画像Y1のノード番号であり、行番
号が画像Y2のノード番号である。
13)
] 4)
15)
] 6)
] 7)
以上により、画像Y1と画像Y2のノードを対応付けか
行える。
行える。
このようにして、ホップフィルド・モデルのN。
N6での画像Y1と画像Y2のノードの対応付けが終了
したとき、演算部5において三角法により血管の3次元
位置を計算し、次いでボクセルデータを作成して、画像
処理部4へ渡すから、DSAのステレオ画像上で血管対
応付けを精度良く且つ迅速に行えた。
したとき、演算部5において三角法により血管の3次元
位置を計算し、次いでボクセルデータを作成して、画像
処理部4へ渡すから、DSAのステレオ画像上で血管対
応付けを精度良く且つ迅速に行えた。
以上説明したように、本発明の画像処理方式は、3次元
画像表示を行う計算機システムの中にN。
画像表示を行う計算機システムの中にN。
Nを設け、このN、Nに対しノードとノード間の繋がり
関係を示すデータを入力として送出し、N。
関係を示すデータを入力として送出し、N。
Nによりノードの対応付けを行い、2枚のステレオ画像
に示される血管の3次元的位置を求めるから、DSAの
ステレオ画像上で血管対応付けを精度良く且つ迅速に行
えるという利点が得られるものである。
に示される血管の3次元的位置を求めるから、DSAの
ステレオ画像上で血管対応付けを精度良く且つ迅速に行
えるという利点が得られるものである。
第1図は本発明の画像処理方式が適用された一実施例の
3次元画像表示装置の機能構成を示すブロック図、第2
図は物体を立体視する様子を示す模式図、第3図は3角
法により血管の3次元位置を求める原理を説明するため
の図、第4図は2枚のステレオ画像の一例を示す図、第
5図は現実の2枚のステレオ画像間に生じる問題を説明
するための図、第6図はノードの画像上の座標を計算に
より求める関係を説明するための図、第7図はN。 Nにおける素子配列の一例を示す図である。 1・・・計算機 2・・・X線撮影装置 3・・・表示装置 4・・・画像処理部 5・・・演算部 6・・・ホップフィルト・モデルのニューラルネットワ
ーク(N、N) 第1図
3次元画像表示装置の機能構成を示すブロック図、第2
図は物体を立体視する様子を示す模式図、第3図は3角
法により血管の3次元位置を求める原理を説明するため
の図、第4図は2枚のステレオ画像の一例を示す図、第
5図は現実の2枚のステレオ画像間に生じる問題を説明
するための図、第6図はノードの画像上の座標を計算に
より求める関係を説明するための図、第7図はN。 Nにおける素子配列の一例を示す図である。 1・・・計算機 2・・・X線撮影装置 3・・・表示装置 4・・・画像処理部 5・・・演算部 6・・・ホップフィルト・モデルのニューラルネットワ
ーク(N、N) 第1図
Claims (3)
- (1)被検体の血管を撮影するためのX線撮影装置によ
り2方向より撮影した2枚のX線画像のそれぞれから、
血管を抽出・細線化した特徴強調画像をそれぞれ作成す
る画像処理部と、前記2枚の特徴強調画像を基に前記細
線化した血管のノード(節)とそのノード間の繋がり関
係を求める演算部と、前記2枚の特徴強調画像における
血管のノード位置とそのノード間の繋がり関係を示すデ
ータを前記演算部から入力として受けて処理を進めるニ
ューラルネットワークとを備えた計算機システムを構築
し、 前記ニューラルネットワークによって前記2枚のX線画
像相互の血管を対応づけることにより、該血管の3次元
的位置を求めることを特徴とする画像処理方式。 - (2)前記ニューラルネットワークとして、ホップフィ
ルドモデルのニューラルネットワークを用いたことを特
徴とする請求項1記載の画像処理方式。 - (3)前記ホップフィルドモデルのエネルギー関数をノ
ード間の関係により定式化することを特徴とする請求項
2記載の画像処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2099349A JPH03297450A (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 画像処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2099349A JPH03297450A (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 画像処理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03297450A true JPH03297450A (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=14245139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2099349A Pending JPH03297450A (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 画像処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03297450A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8298630B2 (en) | 2006-06-05 | 2012-10-30 | Teijin Chemicals, Ltd. | Polycarbonate resin film and manufacturing process thereof |
WO2013061548A1 (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理装置および方法並びにプログラム |
JP2021030048A (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-01 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 経路決定方法、医用画像処理装置、モデル学習方法及びモデル学習装置 |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP2099349A patent/JPH03297450A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8298630B2 (en) | 2006-06-05 | 2012-10-30 | Teijin Chemicals, Ltd. | Polycarbonate resin film and manufacturing process thereof |
WO2013061548A1 (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理装置および方法並びにプログラム |
JP2013090799A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Fujifilm Corp | 画像処理装置および方法並びにプログラム |
JP2021030048A (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-01 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 経路決定方法、医用画像処理装置、モデル学習方法及びモデル学習装置 |
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