JPH03282842A - キー値によるロック情報の管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はキー値によるロック情報の管理方式、４１１に
情報処理装置のデータベースにおけるロック制御に用い
られる中−値によるロック情報の管理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のデータベースにおけるロック制御では、
特定のキー値を指定することＫよし、そのキー値を持っ
たレコードのみがロックされ、またロック情報の管理も
個々のキー値１ｉＣ対応して行なわれている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のキー値によるロック制御では、キー値に
よる範囲指定のロックができないこと、ロック情報を個
々のキー値の単位に保有するために管理のための資源が
多量に必要となること、およびロックの処理効率が悪い
という欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のキー値によるロック情報の管理方式は、特定の
キー値またはキー値の範囲を指定して指定したキー値を
持つ情報処理のデータベース上のレコードをロックする
キー値によるロック制御において、レコード内のロック
に用いるキー値を予め指定するキー値指定手段と、レコ
ードを前記キー値によりソートし、ソート順にページ内
に格納するレコード格納手段と、ページ内に格納された
レコード群のうち最大キー値とページ番号とをインデッ
クスの要素に持つページ検索インデックスを付与するイ
ンデックス生成手段と、指定されたキー値から前記ペー
ジ検索インデックスを用いてこのキー値を持つレコード
が格納されているページを求めるページ検索手段と、ロ
ックを行なうときは前記ページ検索インデックスにより
求めたページ単位にロックを行なうロック手段と、ロッ
ク情報をページの範囲で管理するロック情報管理手段と
、ロックの要求が既にロックされているページの範囲と
重複しているときはロック情報のページの範囲をマージ
して管理する登鎌手段とを有することＫより構成される
。

〔実施例〕

次に１本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明を説明するための図で、第１図（ａ）は
ページ検索インデックスの形式図、Ｍ１図（ｂ）および
（Ｃ）はそれぞれページＰ１およびＲ２の内容を示す形
式図、第１図（ｄ）はロック情報の形式図で、それぞれ
例を示す内容が記されている。第１図（ａ）のり、Ｌ、
Ｉｓはページ検索インデックスの要素であし、１００，
１５０，２５０はそれぞれページＰｉ。

Ｒ２，Ｒ３内のレコード群の最大キー値である。

ＰＩ、Ｒ２，Ｒ３はページ番号であシページを識別する
。第１図（ｂ）のページＰｌ内にはＲ１，Ｒ２，Ｒ３゜
Ｒ４の４つのレコーードとレコードへのポインタを持つ
４つのレコードポインタＲＰＩ　、ＲＰ２　、ＲＰ３　
。

ＲＰ４がある。レコードＲ１はキー値５０を持っておし
、同様にレコードＲ２、Ｒ３、Ｒ４はそれぞれキー値７
５，２５，１００を持っている。レコードポインタはＲ
ＰＩからＲＰ４の方向に昇順にソートされており、それ
ぞれキー値２５，５０，７５，１００を持つレコードを
ポイントするように作成されている。同様に、第１図（
Ｃ）のページＲ２内にはレコードが３つ存在する。第１
図（ｄ）のロック情報では複数のロック情報がポインタ
でチェーンされる。ロック情報は開始ページ番号から始
ｔｂ終了ページ番号で終る連続したページの範囲のロッ
クがなされていることを表わす。なお、終了ページ番号
が存在しないときは、開始ページ番号の１ページのみが
ロックされていることを示す。

次に第１図に示した例を用いてロック動作について説明
する。特定のキー値によるロック、例えばキー値が１０
０のレコードのロック要求がなされると、ページ検索イ
ンデックスを用いてキー値１００のレコードがページＰ
ｌ内に存在することがわかる。従って、ロック情報の開
始ページ番号のみにＰｌを設定してロックを行う。

次にキー値の範囲指定のロック、例えばキー値５０から
キー値１５０の範囲のロック要求がなされると、ページ
検索インデックスを用いてこれらのレコードはページＰ
１とＲ２との中に存在することがわかる。次に既に存在
するロック情報をサーチしＰｌとＲ２と重複するロック
情報を捜す。

以前にＰｌがロックされているため、このロック情報が
見つかると、新しいロック情報を確保せずに、見つかっ
たロック情報と今ロロックする情報とをマージしてロッ
ク情報の開始ページ番号と終了ページ番号とを修正する
のみである。すなわち、このときには、終了ページ番号
にＲ２を入れるのみである。このロック情報のマージ処
理は、ロック情報が極力少なくなるようにマージする。

第１図に示すように、レコードはページ内でキー値が近
接するように配置されるのみでなく、連続したページ間
でも極力近接配置することにより、キー値の範囲指定の
ロック時の保持するロック情報も少なくできる。なお、
ページが連続していないときは、１回のキー値の範囲指
定のロック要求で複数個のロック情報が作成されること
となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、レコードをレコード内の
キー値に従ってページに格納し、ページ内の最大キー値
をインデックス要素としたページ検索インデックスと、
ロックをページ単位で行なうロック情報とを有すること
により、範囲指定によりロツクができ、少ない資源で管
理ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を説明するための図で、第１図（ａ）　
、　（ｂ）　、　（ｃ）および（ｄ）はそれぞれページ
検索インデックス、ページＰＩ、ページＰ２およびロッ
ク情報の形式図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 特定のキー値またはキー値の範囲を指定して指定したキ
   ー値を持つ情報処理のデータベース上のレコードをロッ
   クするキー値によるロック制御において、レコード内の
   ロックに用いるキー値を予め指定するキー値指定手段と
   、レコードを前記キー値によりソートし、ソート順にペ
   ージ内に格納するレコード格納手段と、ページ内に格納
   されたレコード群のうち最大キー値とページ番号とをイ
   ンデックスの要素に持つページ検索インデックスを付与
   するインデックス生成手段と、指定されたキー値から前
   記ページ検索インデックスを用いてこのキー値を持つレ
   コードが格納されているページを求めるページ検索手段
   と、ロックを行なうときは前記ページ検索インデックス
   により求めたページ単位にロックを行なうロック手段と
   、ロック情報をページの範囲で管理するロック情報管理
   手段と、ロックの要求が既にロックされているページの
   範囲と重複しているときはロック情報のページの範囲を
   マージして管理する登録手段とを有することを特徴とす
   るキー値によるロック情報の管理方式。