JPH03267040A - ファジィ血圧調整方法および装置,ファジィ入力方法および装置,ならびにファジイ制御方法および装置 - Google Patents

ファジィ血圧調整方法および装置,ファジィ入力方法および装置,ならびにファジイ制御方法および装置

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JPH03267040A
JPH03267040A JP2064309A JP6430990A JPH03267040A JP H03267040 A JPH03267040 A JP H03267040A JP 2064309 A JP2064309 A JP 2064309A JP 6430990 A JP6430990 A JP 6430990A JP H03267040 A JPH03267040 A JP H03267040A
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blood pressure
fuzzy
anesthetic
concentration
patient
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Seizaburo Arita
清三郎 有田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、ファジィ血圧調整方法および装置、ファジ
ィ入力方法および装置、ならびにファジィ制御方法およ
び装置に関する。
脳血管障害や交通事故に伴う頭部外傷をはじめ外科領域
では手術中において麻酔の果たす役割はきわめて大きい
手術中の麻酔領域では循環、呼吸管理と除痛が目的であ
るか、とりわけ循環器系では血圧の管理が重要な要素で
ある。また、安全な手術は安定した血圧の維持を必要と
する。
麻酔領域ではコントロールの対象となるのは術前の投薬
(アルフォナードなどの降圧剤)や、患者の年齢、疾患
の障害度などにもよるか、全身麻酔ではその最も大きな
要因は術中に負荷される麻酔(ハローセンやエンフルレ
ン)の深度である。
現在の麻酔管理は、麻酔医が血圧値を経時的に観察して
、経験的に得た各人の方法で麻酔の深度を決定している
が、その深度決定の方式は必ずしも血圧の変化や血圧値
等の関係から計量的に確定されたものではなく、かつ突
発的な血圧の急激な変化に対する麻酔医の疲労や麻酔医
の心理的要素にも影響され、不安定性を持っている。
したがって、より安全な血圧管理と急速な血圧変動に迅
速に麻酔深度を変化させ、対応できる麻酔深度の決定方
式が必要である。このため血圧の安定した維持管理の可
能な装置の開発が切望されている。
麻酔法は大別して全身麻酔と局所麻酔およびその併用麻
酔法に分けられるが、今日の全身麻酔は強力な揮発性麻
酔薬の出現と、それを投与する正確な気化器の開発で、
比較的容易に行なわれるようになった。しかし2強力な
麻酔薬は投与量に応じ比較的均一な麻酔作用を発揮する
が1手術内容、患者の病態で生体の反応が微妙に異なり
、経験に基づく麻酔科医の判断で投与量が決定されてい
る。
麻酔薬の投与は古典的には血圧、脈拍数、呼吸、脳波な
ど数種の生理学的反応を総合して決定されたが、今日の
揮発性麻酔薬(エンフルレンなど)での全身麻酔時はそ
の循環抑制が強いため。
主に血圧反応を指標として投与されている。また、血圧
を正常範囲に維持することは手術侵襲時に全身の臓器血
流を維持する点からも重要である。
発明の概要 この発明は、全身麻酔時の患者の血圧を正常範囲内に安
定に維持できるよう、患者の血圧に応じて麻酔薬の投与
量を自動的に制御できる方法および装置を提供するもの
である。
この発明はまた。血圧のように変化のある物理量を入力
してファジィ推論するのに適したファジィ入力方法およ
び装置を提供するものである。
この発明はさらに、ファジィ推論により得られた結果を
評価して制御に使用するのに適したものかどうかを判定
できる方法および装置を提供するものである。
この発明によるファジィ血圧調整方法は、患者の血圧を
一定時間ごとに測定し、測定により得られた現在の血圧
情報と所定時間前の血圧情報とを入力とし、現在の血圧
情報および所定時間前の血圧情報を前件部、麻酔薬濃度
を後件部とするファジィ・ルールにしたがって、患者の
血圧を所定範囲内に安定に保つための麻酔薬濃度を決定
するファジィ推論を行°ない、患者に供給される麻酔薬
の濃度が、ファジィ推論により決定された麻酔薬濃度に
なるように麻酔器を制御するものである。
この発明によるファジィ血圧調整装置は、患者に麻酔薬
を供給する麻酔手段、患者の血圧を測定する血圧測定手
段、ならびに血圧測定手段から得られた現在の血圧情報
と所定時間前の血圧情報とを入力とし、現在の血圧情報
および所定時間前の血圧情報を前件部、麻酔薬濃度を後
件部とする0 ファジィ・ルールにしたかって、患者の血圧を所定範囲
に安定に保つための麻酔薬濃度を決定するファジィ推論
手段を備え、患者に与えられる麻酔薬の濃度か上記ファ
ジィ推論手段によって決定された麻酔薬濃度になるよう
に上記麻酔手段が制御されるものである。
麻酔薬濃度決定のためのファジィ・ルールは従来の麻酔
専門医の経験と数多くの麻酔記録のデータ解析により作
成される。
この発明の血圧調整方法および装置によると。
患者の血圧を指標として、血圧が正常範囲内で安定する
ように、専門家の経験を取込んだファジィ・ルールにし
たがって麻酔薬濃度が決定されるので、術中における医
師の労力が軽減される。
また、この発明による方法および装置は、若手研修医の
医学教育用としても使用できるのでその応用範囲が広い
血圧値は患者の状態に応じて変動するので、瞬間的な測
定値は患者の状態を正しく表わしていないばかりか、そ
れをそのまま用いることは危険てさえある。
この発明によると、患者の血圧値を所定周期でサンプリ
ングし、複数の連続するサンプリング周期にわたるサン
プル値の平均値と標準偏差を求め、平均値を中心として
その両側に標準偏差によって定められる広がりをもつメ
ンバーシップ関数を上記ファジィ推論のための入力血圧
情報としている。患者の血圧を幅をもつファジィ情報と
して把えてファジィ推論を実行しているので、信頼性の
高い制御が可能となる。
患者の血圧は急激に変化する場合もあれば、緩慢な変化
を示す場合もある。この発明では、所定時間前の血圧情
報として第1の所定時間前の血圧情報を採用する第1の
ファジィ・ルールと、所定時間前の血圧情報として第1
の所定時間よりも長い第2の所定時間前の血圧情報を採
用する第2のファジィ・ルールとを設定しておき、測定
された血圧およびその変化の状態に応じて、第1または
第2のファジィ・ルールを選択するようにしでいる。こ
れにより、患者の血圧変化の推移に適した1 2 制御が達成される。
この発明ではさらに、ファジィ推論により得られる麻酔
薬濃度の和集合に対してデファジネーションを行なって
麻酔薬濃度を決定するとともに、決定された麻酔薬濃度
を中心とする所定範囲に上記和集合か占める割合を表わ
す確信度を算出し、この確信度が所定値以上のときに、
決定された麻酔薬濃度を麻酔器の制御のために用いるよ
うにしている。
このように得られた推論結果を確信度を用いて評価して
いるので、不確定な推論結果を排除し。
適確に推論された結果だけを用いて麻酔薬濃度制御が行
なえる。
異常な血圧変動に対して医師が適切な処置を施すことが
できるように、この発明では測定された血圧が所定の条
件を満たさないときに警報を発生する警報手段をさらに
設けている。
この発明によるファジィ入力方法は、入力信号を所定周
期でサンプリングし、複数の連続するサンプリング周期
にわたるサンプル値の平均値と標準偏差とを求め、上記
平均値を中心としてその両側に上記標準偏差によって定
められる広がりをもつメンバーシップ関数を入力情報と
して設定するものである。
この発明によるファジィ入力装置は、入力信号を所定周
期でサンプリングする手段、複数の連続するサンプリン
グ周期にわたるサンプル値の平均値と標準偏差を算出す
る手段、および上記平均値を中心としてその両側に上記
標準偏差によって定められる広がりをもつメンバーシッ
プ関数を入力情報として設定する手段を備えている。
この発明によると、入力信号の特定の瞬間におけるサン
プリング値をそのまま用いるのではなく、サンプリング
値を加工して得られる値に幅をもたせてファジィ情報と
して入力しているので。
変動しやすい入力信号であってもこれに対して適切なフ
ァジィ推論か可能となる。
この発明によるファジィ制御方法は、入力信号とあらか
じめ設定されたファジィ・ルールに基づいて所定のファ
ジィ推論演算を行なった結果得ら 3 4 れる出力量のファジィ和集合についてデファジネーショ
ン処理を行なって確定出力値を得るとともに、上記確定
出力値を中心とする所定範囲内に上記ファジィ和集合が
占める割合を表わす確信度を算出し、算出された確信度
が所定値以上のときに上記確定出力値を制御信号として
用いるものである。
この発明によるファジィ制御装置は、入力信号とあらか
じめ設定されたファジィ・ルールに基づいて所定のファ
ジィ推論演算を行なった結果得られる出力量のファジィ
和集合についてデファジネーション処理を行なって確定
出力値を得る手段、上記確定出力値を中心とする所定範
囲内に上記ファジィ和集合が占める割合を表わす確信度
を算出する手段、および算出された確信度が所定値以上
かどうかを判定し、所定値以上のときに上記確定出力値
を制御信号として出力する手段を備えている。
この発明によると、ファジィ推論により得られた結果を
常に制御に使用するのではなく、確信度という尺度を用
いてそれを評価し、不確かな推論結果を排除して確かと
思われる推論結果のみを用いて制御が行なわれるので、
信頼性の高い制御が可能となる。
実施例の詳細な説明 (1)システム全体構成 第1図は術中における麻酔された患者のファジィ血圧調
整装置の全体構成を示している。
動脈血圧の測定は、撓骨動脈にヘパリン溶液を入れたプ
ラスチック・カテーテル(留置針またはカニーレ)17
を留置し、そこから得られる圧力をひずみ計度換器16
で電気信号に変換して得られる。変換器16の出力信号
は増幅器15で増幅されたのち、ADコンバータ14で
ディジタル・データに変換されコントローラ10に入力
する。必要ならば、増幅器15とADコンバータ14と
の間にオシロスコープや血圧計(血圧表示を含む)を接
続し。
測定した血圧波形を表示する。
コントローラ10は、たとえば、いわゆるパーソナル・
コンピュータで構成され、キーボード12と] 5 ] 6 CRT表示装置13が接続される。コントローラ10は
、後に詳述するように、入力する測定血圧情報に基づい
てファジィ推論を行ない、患者の血圧を所定範囲に安定
に維持するための最適な麻酔薬濃度を決定し、この濃度
を表わす信号を出力する。
キーボード12は患者のID番号1氏名1年齢等のデー
タを入力するために用いられる。CRT表示装置13に
は入出力の状態、ファジィ推論過程などが表示される。
たとえば2表示画面の上半面左側には血圧値の時々刻々
の変化がグラフ表示され下半面の左側には患者のID番
号1氏名1年齢等の入力データおよび30秒ごとの血圧
値(収縮期血圧の平均値)が前回の血圧値とともに表示
される。また上半面の右側には、麻酔薬濃度の決定過程
を示すために、出力メンバーシップ関数の和集合がグラ
フ表示され、その下にファジィ推論による決定濃度が数
値で表示される。
麻酔器(気化器)11は、エンフルレン等の吸入麻酔薬
を患者に供給するもので、コントローラ10から出力さ
れる麻酔薬濃度を表わす制御信号によって制御される。
たとえば、麻酔器11において、麻酔薬、02.NO2
容器のバルブの開度が制御信号によって制御され、患者
に投与される麻酔薬濃度が調整される。
吸入麻酔薬による全身麻酔時は麻酔薬の投与量に応じ血
圧、脈拍数、呼吸、脳波、瞳孔などに特徴的な変化が見
られる。これらを総合的に評価し、麻酔深度と称される
。麻酔深度は手術による痛み刺激にも左右される。一般
に麻酔深度が深くなれば、生体の反応は抑制された状態
となる。血圧は浅麻酔時は適度な値に維持されるが、麻
酔深度が増すにつれて低下する。脈拍数はむしろ循環血
液量に左右されやすく、一部の麻酔薬を除いては麻酔深
度の目安となりにくい。今日の手術では筋弛緩薬を必要
とするため、呼吸状態の把握ができない。脳波も電気メ
スなどの電気的障害でモニタすることは少ない。したが
って、今日の麻酔管理では血圧の変動を指標に麻酔薬の
投与量を経験的に加減し麻酔を行なっている。
手術時の麻酔管理は麻酔薬を用い、生体の痛み7 8 刺激に対する過度な反応を抑制し1手術侵襲時のも生体
の恒常性を保つことにある。一般に極度な疼痛刺激は血
圧上昇をもたらし、脳内出血、心筋梗塞などを引き起こ
す危険がある。一方、麻酔薬は心筋収縮を抑制し、血圧
を低下させ、極度な低血圧は全身臓器の虚血をもたらす
。したがって。
手術時の麻酔管理では手術の対象となる臓器たけでなく
、全身臓器の恒常性を維持するためのきめ細かい管理か
求められる。
今日の全身麻酔では強力な吸入麻酔薬(へロセン エン
フルレン等)を正確な気化器により低能度で使用するた
め、麻酔の導入、覚醒が早いが、一方、常に血圧の低下
に注意する必要かある。血圧は麻酔深度と平行しないが
、深麻酔になれば 血圧の低下の度合いは大きくなる。
したがって2手術侵襲による痛み刺激に対して麻酔深度
が不十分であれば、痛みにより血圧は上昇し。
一方、麻酔深度が深すぎれば当然血圧は低下する。これ
らが相殺する状態がすなわち適度な麻酔深度ということ
になる。
しかし1手術による痛みは瞬時に始まり、また1手術中
の痛みは臓器により異なり一定しない。一方、麻酔薬の
体内での濃度は吸入濃度を変化させても、緩除に変化し
、痛みの瞬間的な変化に対応できない。したがって、適
度な麻酔深度を得るために医師の経験的な判断で麻酔か
行なわれているが、かならずしも完全ではない。ここに
示されているファジィ血圧調整装置は、吸入麻酔薬によ
る全身麻酔を、血圧を指標としてファジィ推論により制
御するものである。
(2)血圧入力データ このファジィ血圧調整装置では、基本的な処理サイクル
は30秒である。第2図に示すように、この30秒1サ
イクルの前半20秒間が血圧サンプリング周期1後半1
0秒間が血圧演算およびファジィ推論演算処理周期に設
定されている。もっとも、血圧サンプリングと演算処理
とを並行して行なうようにしてもよい。
患者の麻酔時の血圧は時々刻々変動し、正常の人間では
1分間に60から80回くらい、血圧ピーク9 値(収縮期血圧)が発生する。第3図に示すように、2
0秒間の血圧サンプリング周期を5つの区間に分け、4
秒の各区間において収縮期血圧の最大値P  、P  
、P  、P  、P  がサンプリング2345 される。これらの最大値を4秒間での収縮期血圧(以下
、単にサンプリング血圧と呼ぶ)とする。
これらのサンプリング血圧P、(j=1〜5)の平均値
Pおよび標準偏差SDが1次式にしたかって、血圧演算
処理周期で演算される。
一般に、標準偏差SDを求めるときに、サンプル数nが
少ないときには(n−1)で割ることにより不偏分散と
なるので、第(2)式では係数が(1/4)となってい
る。
上記の演算処理が2秒でできるときには、血圧サンプル
周期を28秒とし、7回のサンプリングを行なって次式
により平均値Pと標準偏差SDを求めることができる。
 0 P = (L/7)ΣP、             
      °、(3)」−IJ SD= [(1/6)交(p、−p)2忌     、
(4)j−+    J 血圧値はしばしば変動し、これを測定時点での瞬間的な
値で代表させるのは妥当ではなく、また血圧コントロー
ルのためには危険でさえある。そこで、上述のようにし
て得られた平均値Pと標準偏差SDとを用いて1次のよ
うに血圧をファジィ化する。すなわち、第4図に示すよ
うに、平均値Pのグレードを1.P+kSD (kは1
以下の値で、たとえば0.5 、1.0のように設定で
きる)のグレードをOとする二等辺三角形状のメンバシ
ップ関数により血圧を表わす。これにより、測定血圧は
幅をもったファジィ情報として把えられ2次の推論処理
の精度をより高いものとすることができる。
たとえば、第5図に示す血圧波形においてAで示すピー
クは異常値(アーティファクト)であり、除外するのが
好ましい。しかしながら、たとえサンプリングされたと
しても、これによりその1 2 周辺の平均値Pも高くなるか、標準偏差SDも大きな値
を示すために、このような異常値は修正緩和される。
コントローラ10内のメモリにはデータ・エリアかあり
、第6図に示すように測定、演算された平均値Pと標準
偏差SDとが記憶される。今回ブタは、今回の処理サイ
クル(30秒)で得られた平均値Pと標準偏差SDであ
る。前回データは30秒前の血圧処理サイクルで得られ
た平均値Pと標準偏差SDである。同じように、60秒
前、90秒前。
120秒前、150秒前および180秒(3分)前のデ
ータか2回前、3回前、4回前、5回前および6回前デ
ータとしてそれぞれ記憶される。
(3)メンバーシップ関数 ファジィ推論のための入力は収縮期血圧(以下、単に血
圧という)(これは上述のようにファジィ情報として与
えられる)、出力は麻酔薬濃度である。血圧入力のメン
バーシップ関数の一例が第7図に、麻酔薬濃度出力のメ
ンバーシップ関数の一例が第8図にそれぞれ示されてい
る。
第7図において血圧が70〜200 mm11gの範囲
に7種類のメンバーシップ関数mfl〜mr7が用意さ
れている。血圧か70n++nHg以下および200 
mm1g以上では警報が発せられ(厳密には後述する)
、血圧調整制御は行なわれない。
第8図において、麻酔薬濃度が0〜3.5%の範囲に7
種類のメンバーシップ関数MFI〜MF7が用意されて
いる。ここに示す麻酔薬濃度は麻酔薬ハローセンまたは
エンフルレンに適用され、他の麻酔薬、たとえばイソフ
ルレンの場合には横軸の濃度が若干ずれる。
(4) 30秒ルールと3分ルール ファジィ推論は。
「過去(所定時間前)の血圧がmf3でかつ現在の血圧
かmf4ならば、麻酔薬濃度をMF3にせよ」 という形の、いわゆるI r、 thenルールを用い
て実行される。
ここで現在の血圧とはファジィ−推論処理を実行する直
前に測定された血圧を指すのは当然である 3 4 か、過去の血圧としてどの時点のデータを用いるのかに
よって30秒ルールと3分ルールとに分けられる。30
秒ルールは急激な血圧変化に対処するもので、現在の血
圧(今回データ)と30秒前の血圧(前回データ)とを
用いる。3分ルールは比較的ゆっくりとした血圧変化に
対処するもので、現在の血圧(今回データ)と180秒
(3分)前の血圧(6回前データ)とを用いる。
30秒ルールが適用される条件があらかじめ定まってお
り この適用条件が満たされたときに30秒ルールに基
づくファジィ推論が実行され、その推論により得られた
麻酔薬濃度が出力される。
30秒ルールの適用条件が満たされるかとうかの判定は
30秒(1サイクル)ごとに行なわれる。30秒ルール
の適用条件が6回連続して満たされないときに3分ルー
ルに基づくファジィ推論が実行され、その推論により得
られた麻酔薬濃度が出力される。
30秒ルールの適用条件が満たされず、しかもまだ6回
連続して満たされない状態に至っていないときには、フ
ァジィ推論は実行されず、最後に出力された麻酔薬濃度
(前回実行されたファジィ推論結果)がそのまま維持さ
れる。
30秒ルールの適用条件は、今回、前回(30秒前)お
よび前々回(60秒前)の血圧値(平均値P)の変化パ
ターンに依存する。概論的に述べると、血圧が比較的高
い範囲にあり(たとえば150wHg以上、 160 
+n+nHg以上としてもよい)かつ下降しないとき(
上昇しているかまたは不変のとき)には急いで血圧を下
げる必要があるので、血圧か比較的低い範囲にあり(た
とえば1.00 mmHg以下)かつ上昇しないとき(
下降しているかまたは不変のとき)には急いで血圧を上
げる必要があるので、そして血圧が中間の範囲(たとえ
ば100 mmHgから150 mmt(g)にあるが
、上昇または下降しはじめたときには変、化が起こりは
じめたのであるから、それぞれ30秒ルールが適用され
る。
より厳密にいうと2次の5つの条件のいずれかに該当し
たときに30秒ルールが適用される。
1)前々回の血圧値(平均値P)が150 +nm11
gn111 g以上 で、かつ前回不変であるか上昇したとき2)前々回の血
圧値が150 mm1g以上で、かつ前回および今回連
続して下降しないとき(不変または上昇したとき) 3)前々回の血圧値が130〜]、50 mmHgの範
囲にあり2今回上昇したとき 4)前々回の血圧値が110〜1.30 n+mt(g
の範囲にあり、前回および今回の2回とも上昇したとき
または2回とも下降したとき 5)前々回の血圧値が90〜110mm11gの範囲に
あり、今回下降したとき、または前回下降し今回不変の
とき 第9図はルール・マツプの一例を示している。
このルール・マツプは30秒ルールと3分ルールの両方
に適用される。上述のように30秒ルールと3分ルール
の違いは過去のデータとして30秒前のデータを用いる
か、3分前のデータを用いるかという点にある。横軸は
現在の血圧入力に対するメンバーシップ関数、縦軸は過
去の血圧入力に対するメンバーシップ関数であり、これ
らはルールの前件部を表わす。横軸と縦軸の交点に位置
する欄に後件部である麻酔薬濃度のメンバーシップ関数
が示されている。この欄内の()で示す数値(0,0,
5、1,0等)はメンバーシップ関数の中心に相当する
麻酔薬濃度(%)である。このルル・マツプは、上述し
たようなII’、thenルールを28個表現している
。空欄は後述するように警報か発せられる領域である。
このルールは、実際に行なわれてきた手術における麻酔
記録600枚をデータ解析し、麻酔専門医からの臨床的
検討も加えて作成されたものである。
(5)警報処理 麻酔時における血圧の異常逸脱が生じたときにはこのフ
ァジィ血圧調整装置では対処しきれないので、医師等に
よる緊急の処置が必要である。次のような場合に警報が
発生する。
1)得られた平均値Pと標準偏差SDとが。
P−3D≦80または P十SD≧200 となったとき。
 7 8 2)」二記以外の場合でも、現在の平均値P と過去の
平均値Pbが第1O図にハツチングArで示す範囲に入
ったとき。
過去の平均値P、としては、30秒前および3分前の値
の両方が用いられる。すなわち、現在の平で示す範囲内
にあれば警報が発生し、現在の平均す範囲内にあっても
警報が生じる。
この警報処理は新たな平均値Pが得られたとき、すなわ
ち30秒ごとに実行される。
(6)ファジィ推論 30秒ルールにしたがうファジィ推論も3分ルルにした
がうファジィ推論も同じであるので、ここではこれらを
−括して説明する。
ファジィ推論は次の手順で行なわれる。
1)血圧値のウェイト計算 上述のように測定血圧値はファジィ情報として与えられ
、二等辺三角形状のメンバーシップ関数として表現され
る。この測定血圧値(現在および過去の)を表わすメン
バーシップ関数(ファジィ集合)と第7図に示す血圧メ
ンバーシップ関数mf’l 〜mr7のそれぞれとのM
IN−MAX演算が行なわれ、各メンバーシップ関数m
f’l〜mf7に対する測定血圧値のウェイトが算出さ
れる。
−例として、過去(30秒ルールの場合には30秒前、
3分ルールの場合には3分前)の測定血圧値の平均値P
  =150.標準偏差5D5=5とすると、この測定
血圧値は第11図に鎖線mfbで示されるメンバーシッ
プ関数で表わされる(ただしに=1)。メンバーシップ
関数mr4とmfbとのMINMAX演算結果は0.7
となる。同じようにメンバーシップ関数mf5とmfb
とのMIN−MAX演算結果も0.7である。他のメン
バーシップ関数mfl −mf’3 、  mf6 、
  mf7とmfbとのMINMAX演算結果はそれぞ
れ0である。この演算結果が第12a図に示されている
また、現在の測定血圧値の平均値P  =1.65゜5
D=IOとすると、この測定血圧値は第11図に鎖線m
r  で示されるメンバーシップ関数で表わさ2 つ 0 れる( k −、+−)。メンバーンツブ関数mf4と
m f aとのMIN−MAX演算結果は0.17. 
mf5とm r aとの同演算結果は0.83. mf
6とmf  との同演算結果は0.5となる。その他の
メンバーシップ関数についてはOである。これらの演算
結果か第1.2b図に示されている。
2)ウェイトのMIN演算 これらのウェイト演算結果を第9図に示すルール・マツ
プ上にまとめると第12c図に示すようになる。麻酔薬
濃度に関する出力メンバーシップ関数MFI〜MF7に
作用させるべき値(ウェイト)を決定するために、これ
らの出力メンバシップ関数MFI〜MF7ごとに、ウェ
イト値のMIN演算(小さい方の値を選択する)が行な
われる。そのMIN演算結果か必要な部分のみ第12d
図に示されている。
3)トランケーション処理 このようにして、麻酔薬濃度のメンバーシップ関数MF
I〜MF7(この例ではMF3〜MF 5)に対するウ
ェイトが決定されると これらのメンバーシップ関数は
これらのウェイトによってトランケート(MIN演算)
される。その様子が第13a図から第13f図に示され
ている。各メンバーシップ関数MF3〜MF5がウェイ
トの値で裁断され、ハツチングで示す台形状の部分が残
る。
4)MAX演算とデファジネーション トランケートされたメンバーシップ関数MF3〜MF5
のMAX演算(和集合)が行なわれる。
第14図にハツチングで示す部分がMAX演算結果を示
す。
続いて麻酔薬濃度を決定するためにデファジネーション
が行なわれる。デファジネーションは、たとえば上記M
AX演算結果の重心Gを求めることにより達成される。
重心Gは一般に次式で表わされる。
この実施例では積分範囲は最小〜最大濃度範囲0〜3.
5である。
1 2 この例ではG = 1.75 (%)となる。
5)確信度 上述のようにして最終的に得られた麻酔薬濃度の信頼性
の程度を示すものが確信度Cである。確信度Cは重心G
±α(αは任意の値)の区間で上記MAX演算結果(メ
ンバーシップ関数の和集合)が占める割合(和集合の重
心付近に占める割合)であり、一般に次式で表わされる
この確信度Cは和集合の山のひろがりの程度を示す。一
般に和集合が広く分布していれば確信度は小さく、和集
合が重心の近くに集まっていれば確信度は大きい。
」二・記の例の場合、α=0.5にとると、確信度C=
 0.72 (72%)である。第15図に二重のハツ
チングで示す範囲がG±05の範囲であり、二重のハツ
チングで示す面積が通常のハツチングで示す全体の面積
に占める割合か72%ということになる。
(7)全体の処理の流れ 第16図はコントローラー0内のコンピュータによる処
理の流れを示すものである。
患者のID番号等のデータがキーボード12から入力さ
れ、血圧調整処理か開始される(ステップ21)。
上述のように20秒間の血圧サンプリング周期において
サンプリング血圧P1〜P5が取込まれる(ステップ2
2)。
次に、10秒間の演算処理周期で以下に示すすべての処
理が実行される。まずサンプリング血圧P −P5を用
いて今回の平均値Pおよび標準部差SDか算出される(
ステップ23)。そして、この今回のデータと過去のデ
ータとを用いて上述した警報処理が行なわれ、異常状態
と判定されれば警報が発せられる(ステップ24.25
)。
警報を出力すべき異常状態でなければ、第6図に示すメ
モリのデータ・エリアのデータの更新か行なわれる(ス
テップ25)。ステップ23で算出されたデータが今回
データとしてストアされ、今回3 4 データか前回データに、前回データが2回前データにと
いうように順次データ・エリアのデータがシフトされる
続いて上述した30秒ルールの適用条件か満たされてい
るかどうかがチエツクされ(ステップ20) 、 満た
されていれば、メモリのデータ・エリア内の2回前デー
タから6回前データがクリアされるとともに、カウンタ
CNがクリアされる(ステップ27)。そして、今回デ
ータと前回データとを用いた30秒ルールに基づく上述
したファジィ推論、デファジネーション、確信度の計算
が行なわれる(ステップ28)。得られた確信度か50
%以上であれば(ステップ29)、ステップ28で決定
された麻酔薬濃度が出力されるとともに、CRT表示装
置13にこれらの処理結果が表示される(ステップ30
)。出力される麻酔薬濃度を表わす信号により麻酔器1
1か制御される。確信度が50%未満の場合には、前回
の処理時に得られた濃度がそのまま出力され、かつ表示
画面も前回と同じ状態に保たれる(ステップ34)。ス
テップ29の判断における確信度の基準は50%でなく
、他の値でもよい。
ステップ26において、30秒ルールの適用条件か満た
されない場合には、メモリのデータ・エリアのデータか
そのまま保持され、かつカウンタCNが1インクレメン
トされる(ステップ31)。カウンタCNの値が6に達
していなければ、ファジィ推論処理は行なわれず、前回
の処理で得られた麻酔薬濃度が出力されかつ表示画面は
変更されない(ステップ34)。
カウンタCNの値が6となると、今回データと3分前の
データ(6回前データ)とを用いた3分ルールに基づく
ファジィ推論、デファジネーション、確信度計算の処理
が行なわれる(ステップ33)。この場合にも得られた
確信度がチエツクされ、それが50%以上であれば、新
たに得られた麻酔薬濃度が出力されるが(ステップ29
.30) 、確信度か50%未満の場合には前回の濃度
に保たれる(ステップ34)。
【図面の簡単な説明】
第1図はファジィ血圧調整システム全体の構成5 6 を示すものである。 第2図は処理サイクルを示す図である。 第3図は血圧サンプリング周期における動作を示す波形
図である。 第4図は7Illl定血圧をファジィ化する様子を示す
グラフである。 第5図は血圧値の変動の様子を示すグラフである。 第6図はメモリのデータ・エリアを示す図である。 第7図は入力血圧メンバーシップ関数を示すグラフであ
る。 第8図は出力麻酔薬濃度メンバーシップ関数を示すグラ
フである。 第9図はルール・マツプを示す図である。 第10図は警報範囲を示す図である。 第11図はMTN−MAX演算処理を示す説明図である
。 第12a図から第12d図はウェイトを決定する処理を
説明するための図である。 第13a図から第13f図はトランケート処理を説明す
るためのグラフである。 第14図は重心を求める様子を示すグラフである。 第15図は確信度を求める様子を示すグラフである。 第16図は全体的な処理の流れを示すフロチャートであ
る。 10・・・コントローラ。 11・・・麻酔器(気化器)。 17・・・カテーテル。 以  上

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)患者の血圧を一定時間ごとに測定し、測定により
    得られた現在の血圧情報と所定時間前の血圧情報とを入
    力とし、現在の血圧情報および所定時間前の血圧情報を
    前件部、麻酔薬濃度を後件部とするファジィ・ルールに
    したがって、患者の血圧を所定範囲内に安定に保つため
    の麻酔薬濃度を決定するファジィ推論を行ない、 患者に供給される麻酔薬の濃度が、ファジィ推論により
    決定された麻酔薬濃度になるように麻酔器を制御する、 ファジィ血圧調整方法。
  2. (2)患者の血圧値を所定周期でサンプリングし、複数
    の連続するサンプリング周期にわたるサンプル値の平均
    値と標準偏差を求め、平均値を中心としてその両側に標
    準偏差によって定められる広がりをもつメンバーシップ
    関数を上記ファジィ推論のための入力血圧情報とする、
    請求項(1)に記載のファジィ血圧調整方法。
  3. (3)所定時間前の血圧情報として第1の所定時間前の
    血圧情報を採用する第1のファジィ・ルールと、所定時
    間前の血圧情報として第1の所定時間よりも長い第2の
    所定時間前の血圧情報を採用する第2のファジィ・ルー
    ルとを設定しておき、測定された血圧およびその変化の
    状態に応じて、第1または第2のファジィ・ルールを選
    択する、請求項(1)に記載のファジィ血圧調整方法。
  4. (4)ファジィ推論により得られる麻酔薬濃度の和集合
    に対してデファジネーションを行なって麻酔薬濃度を決
    定するとともに、決定された麻酔薬濃度を中心とする所
    定範囲に上記和集合が占める割合を表わす確信度を算出
    し、この確信度が所定値以上のときに、決定された麻酔
    薬濃度を麻酔器の制御のために用いる、請求項(1)に
    記載のファジィ血圧調整方法。
  5. (5)患者に麻酔薬を供給する麻酔手段、 患者の血圧を測定する血圧測定手段、ならびに 血圧測定手段から得られた現在の血圧情報と所定時間前
    の血圧情報とを入力とし、現在の血圧情報および所定時
    間前の血圧情報を前件部、麻酔薬濃度を後件部とするフ
    ァジィ・ルールにしたがって、患者の血圧を所定範囲に
    安定に保つための麻酔薬濃度を決定するファジィ推論手
    段、 を備え、患者に与えられる麻酔薬の濃度が上記ファジィ
    推論手段によって決定された麻酔薬濃度になるように上
    記麻酔手段が制御されるファジィ血圧調整装置。
  6. (6)上記血圧測定手段が、患者の血圧値を所定周期で
    サンプリングする手段と、複数の連続するサンプリング
    周期にわたるサンプル値の平均値と標準偏差を算出する
    手段と、この平均値を中心としてその両側に標準偏差に
    よって定められる広がりをもつメンバーシップ関数を上
    記ファジィ推論のための入力血圧情報として設定する手
    段とを備えた、請求項(5)に記載のファジィ血圧調整
    装置。
  7. (7)上記ファジィ推論手段が、所定時間前の血圧情報
    として第1の所定時間前の血圧情報を採用する第1モー
    ド推論部と、所定時間前の血圧情報として第1の所定時
    間よりも長い第2の所定時間前の血圧情報を採用する第
    2モード推論部と、測定された血圧およびその変化の状
    態に応じて、第1または第2モード推論部を選択的に起
    動するモード制御手段とを備えている請求項(5)に記
    載のファジィ血圧調整装置。
  8. (8)上記ファジィ推論手段がファジィ推論により得ら
    れる麻酔薬濃度の和集合に対してデファジネーションを
    行なって麻酔薬濃度を決定する手段を有し、 決定された麻酔薬濃度を中心とする所定範囲に上記和集
    合が占める割合を表わす確信度を算出する手段と、 この確信度が所定値以上かどうかを判定する手段と、 確信度が所定値以上のときに決定された麻酔薬濃度を麻
    酔手段に与える制御手段、 をさらに備えた請求項(5)に記載のファジィ血圧調整
    装置。
  9. (9)測定された血圧が所定の条件を満たさないときに
    警報を発生する警報手段をさらに備えた請求項(5)に
    記載のファジィ血圧調整装置。
  10. (10)入力信号を所定周期でサンプリングし、複数の
    連続するサンプリング周期にわたるサンプル値の平均値
    と標準偏差とを求め、 上記平均値を中心としてその両側に上記標準偏差によっ
    て定められる広がりをもつメンバーシップ関数を入力情
    報として設定する、 ファジィ入力方法。
  11. (11)入力信号とあらかじめ設定されたファジィ・ル
    ールに基づいて所定のファジィ推論演算を行なった結果
    得られる出力量のファジィ和集合についてデファジネー
    ション処理を行なって確定出力値を得るとともに、 上記確定出力値を中心とする所定範囲内に上記ファジィ
    和集合が占める割合を表わす確信度を算出し、 算出された確信度が所定値以上のときに上記確定出力値
    を制御信号として用いる、 ファジィ制御方法。
  12. (12)入力信号を所定周期でサンプリングする手段、 複数の連続するサンプリング周期にわたるサンプル値の
    平均値と標準偏差を算出する手段、および 上記平均値を中心としてその両側に上記標準偏差によっ
    て定められる広がりをもつメンバーシップ関数を入力情
    報として設定する手段、 を備えたファジィ入力装置。
  13. (13)入力信号とあらかじめ設定されたファジィ・ル
    ールに基づいて所定のファジィ推論演算を行なった結果
    得られる出力量のファジィ和集合についてデファジネー
    ション処理を行なって確定出力値を得る手段、 上記確定出力値を中心とする所定範囲内に上記ファジィ
    和集合が占める割合を表わす確信度を算出する手段、お
    よび 算出された確信度が所定値以上かどうかを判定し、所定
    値以上のときに上記確定出力値を制御信号として出力す
    る手段、 を備えたファジィ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001003759A1 (fr) * 1998-01-21 2001-01-18 Tapic International Co., Ltd. Systeme de sevrage automatique de la ventilation artificielle, mettant en oeuvre une commande floue, et support d'enregistrement sur lequel ce programme de sevrage est enregistre
JP2003531691A (ja) * 2000-05-03 2003-10-28 アスペクト メディカル システムズ,インク. 即応性薬物運搬システムと方法
JP2015512728A (ja) * 2012-04-13 2015-04-30 レスメド・リミテッドResMedLimited 換気治療のための装置及び方法

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