JPH03266899A - 雑音抑圧装置 - Google Patents

雑音抑圧装置

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JPH03266899A
JPH03266899A JP2067706A JP6770690A JPH03266899A JP H03266899 A JPH03266899 A JP H03266899A JP 2067706 A JP2067706 A JP 2067706A JP 6770690 A JP6770690 A JP 6770690A JP H03266899 A JPH03266899 A JP H03266899A
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noise
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Ryoji Suzuki
良二 鈴木
Masayuki Misaki
正之 三崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は雑音の重畳した音声信号から雑音を減らして音
声のみを抽出するようにした雑音抑圧装置および雑音抑
圧方法に関するものである。
従来の技術 従来より、無線通信を行うときに支障となる雑音を減ら
すために雑音抑圧装置が利用されている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の雑音抑圧装
置について説明を行う。
第8図は従来の雑音抑圧装置の構成図を示すものである
。第8図において、800は帯域分割手段、801.8
02,803,804は帯域分割手段800の出力を入
力するレベル検出手段、805,806,807,80
8はレベル検出手段801,802,803,804の
出力を入力する雑音レベル推定手段、809,810,
811.812はレベル検出手段801,802,80
3.804の出力と雑音レベル推定手段805,806
,807,808の出力を入力する音声レベル比推定手
段、813,814,815,816は帯域分割手段8
00の出力と音声レベル検出手段809,810,81
1゜812の出力を乗算する乗算手段、817は乗算手
段813、814.815.816の出力を加算する加
算手段である。
以上のように構成された雑音抑圧装置について、以下そ
の動作について説明する。なお、帯域分割数は4として
説明する。
まず入力信号が帯域分割手段800により4個の周波数
帯域に分けられる。次に各帯域の信号レベルがレベル検
出手段801,802,803,804により求められ
る。そして雑音レベル推定手段805 、806 、8
07808は入力信号が無音声であると判断したときに
各帯域の雑音レベルの推定を行う。次に音声レベル比推
定手段809,810,811,812は各帯域の入力
信号レベルに占める音声信号レベルの割合の推定値の演
算を行う。そして各帯域の信号は乗算手段813.81
4,815,816により音声レベル比推定手段809
゜810、81L 812の出力で重み付けされる。次
に加算手段817は乗算手段813,814,815,
816の出力の全てを加算して出力する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、雑音のレベルは
下がるが音声自身も抑圧されるという課題を有していた
本発明は上記課題に鑑み、音声の明瞭度をなるべく下げ
ることなく雑音を抑圧することのできる雑音抑圧装置お
よび雑音抑圧方法を提供するものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の雑音抑圧装置は、入
力信号を周波数軸上に変換する周波数分析手段と、前記
周波数分析手段の出力に基づき雑音のスペクトルを推定
する雑音推定手段と、前記周波数分析手段の出力と前記
雑音推定手段の出力とに基づき入力スペクトルに対する
音声スペクトルの割合を推定する音声化推定手段と、前
記周波数分析手段の出力と前記雑音推定手段の出力とに
基づきスペクトルを強調する係数を求めるスペクトル強
調手段と、前記周波数分析手段の出力に前記音声化推定
手段の出力と前記スペクトル強調手段の出力とを乗じる
乗算手段と、前記乗算手段の出力を時間軸上に変換する
周波数合成手段から構成されている。
作用 この構成によって、乗算手段がスペクトル強調手段の求
めた係数を入力信号に乗じることにより雑音抑圧によっ
て劣化した音声の明瞭度を改善することとなる。
実施例 本発明は、音声の明瞭度をなるべく下げることなく雑音
を抑圧することのできる雑音抑圧装置を提供するもので
ある。
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における雑音抑圧装置の構成
図を示すものである。なお、本実施例においては便宜上
、入力信号の周波数帯域を3帯域に分ける場合を例にし
て説明する。第1図において、100は帯域分割手段、
101.102.103.104は各々帯域分割手段1
00から出力される異なる周波数帯域の信号を入力する
レベル検出手段、105.106107、108は各々
、レベル検出手段101.102.103.104の出
力を入力する雑音レベル推定手段、109.110゜1
1L112は各々、レベル検出手段101.102.1
03.104の出力から雑音レベル推定手段105.1
06.107.108の出力を減算する減算手段、11
7.118.119.120は各々、レベル検出手段1
01.102.103.104の出力と減算手段109
.110. IIL 112の出力を入力する音声レベ
ル比推定手段、113.114.115.116は相当
する帯域及びその前または後の数帯域の減算手段109
゜110、111.112の出力を入力するスペクトル
強調手段、121,122,123,124は各々、帯
域分割手段100の出力と音声レベル比推定手段117
.118.119.120の出力とスペクトル強調手段
113.114.115.116の出力を入力する乗算
手段、125は乗算手段12L 122゜123.12
4からの出力、すなわち全帯域の出力を入力する加算手
段である。
以上のように構成された雑音抑圧装置について、以下そ
の動作について説明する。
まず入力信号が帯域分割手段100により4個の周波数
帯域に分けられる。次に各帯域の信号レベルがレベル検
出手段10L 102.103.104により求められ
る。雑音レベル推定手段105.106.107.10
8は入力信号が無音声であると判断したときに各帯域の
雑音レベルの推定を行う。次に減算手段109゜110
、 ILL 112は各々、レベル検出手段101,1
02.103゜104の出力から雑音レベル推定手段1
05,106,107゜108の出力を差し引くことに
より各帯域の音声レベルの推定を行う。音声レベル比推
定手段117゜118、119.120は各々、レベル
検出手段101,102.103゜104の出力と減算
手段109.110.111.112の出力に基づき各
帯域の入力信号レベルに占める音声信号レベルの割合の
推定値を求める。次にスペクトル強調手段113.11
4.115.116は、各々に相当する帯域及びその前
後の帯域の減算手段109,110.111112の出
力に基づきスペクトルを強調する係数を求める。12L
 122.123.124は各々、帯域分割手段100
 (7)出力に音声レベル比推定手段117.118.
119゜120の出力とスペクトル強調手段の出力を乗
じる。
次に加算手段125は乗算手段121.122.123
.124からの出力、すなわち全帯域の出力を加え合わ
せる。
第2図は本実施例におけるスペクトル強調手段の構成図
を示すものである。第2図において、200はスペクト
ルを強調するための特性を記憶した記憶手段、201は
データセレクタ、202は記憶手段200の出力とデー
タセレクタ201の出力を入力とする畳み込み手段であ
る。
すなわち、減算手段109.110.111.、112
から出力される4帯域の音声レベルの推定値をデータセ
レクタ201に入力し、次に記憶手段200の内容とデ
ータセレクタ201の出力とを畳み込み手段202によ
り積和演算を行い出力をする。
第3図は本発明におけるスペクトル強調手段を構成する
記憶手段に記憶されている内容の特性図であり、本実施
例よりさらに帯域分割数を拡張して示した図である。こ
の特性はガウスの誤差関数の差の形になっており、生理
学における神経細胞の側抑制回路を模擬したものである
なお、第3図において縦軸は記憶手段の出力値、横軸は
帯域分割手段によって分割された帯域を示し、0は各帯
域の中で自らの帯域を示す。
以上のように本実施例によれば、各スペクトル強調手段
は自らに相当する帯域及びその前後の帯域の減算手段の
出力である音声レベルの推定値に基づきスペクトルを強
調する係数を求め、乗算手段は帯域分割手段の出力に音
声レベル比推定手段の出力とスペクトル強調手段の出力
を乗しることにより、雑音を抑圧すると同時に音声のみ
を強調することができる。さらにスペクトル強調手段に
おいて、記憶手段に記憶されているデータとデータセレ
クタの出力とを畳み込み手段により積和演算を行って出
力することにより、簡単に音声強調の係数を求めること
ができる。なお、本実施例においては、帯域分割手段の
帯域分割数を4として説明したが、この値に限定される
ものではな(、さらに分割数を増やしても同様の効果が
発揮されるのは言うまでもない。
以下第2の発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
本発明は、音声の明瞭度をなるべく下げることなく雑音
を抑圧することのできる雑音抑圧方法を提供するもので
ある。
第4図は第2の本発明の一実施例における雑音抑圧方法
のフローチャートである。以下その動作について説明す
る。
まずステップ400で入力信号を周波数分析し、それに
より得られたN個の要素をYi  (i=1〜N)とす
る。次にステップ401で入力信号が音声区間か無音声
区間かの判定を行う。そしてステップ401で入力信号
が音声区間であると判定された場合にはステップ402
で各周波数毎に入力信号に占める音声信号の割合SYi
 (i=1〜N)を推定し、ステップ403で各周波数
毎にスペクトルを強調する値Ei  (i=1〜N)を
計算する。またステップ401で入力信号が無音声区間
であると判定された場合にはステップ404で各周波数
毎に入力信号に占める音声信号の割合SYi (i=1
〜N)を最小値に設定し、ステップ405で各周波数毎
にスペクトルを強調する値Ei  (i=1〜N)を1
に設定する。次にステップ406で周波数分析された入
力信号Yi  (i=1〜N)にSYiとEiを乗しる
ことにより雑音抑圧と音声強調を行い、ステップ407
でYiを周波数合成して時間軸波形に戻して出力し、ス
テップ400に戻って以上の処理を繰り返す。
以上のように本実施例によれば、音声区間ではステップ
403でスペクトルを強調する値Ei  (i=1〜N
)を求め、ステップ406で周波数分析された入力信号
Yi (i−1〜N)にスペクトルを強調する値Eiと
入力信号に占める音声信号の割合SYiを乗じることに
より、雑音を抑圧すると同時に音声のみを強調すること
ができる。さらに無音声区間ではステップ404で入力
信号に占める音声信号の割合SYi (i=1〜N)を
最小値に設定し、ステップ405でスペクトルを強調す
る値Ei  (i=l〜N)を無効値に設定し、ステッ
プ406で周波数分析された入力信号Yi  (i=1
〜N)にSYiとEiを乗じることにより、無音声区間
の雑音抑圧量を増すことができる。
以下第3の発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
本発明は、求められた係数を周波数分析された音声信号
に乗じることにより、音声の明瞭度をなるべ(下げるこ
となく雑音を抑圧することのできる音声レベル比推定方
法を提供するものである。
第5図は第3の発明の一実施例における音声レベル比推
定方法のフローチャートである。以下その動作について
説明する。
まずステップ500で入力信号が音声区間か無音声区間
かの判定を行う。そしてステップ500で入力信号が音
声区間であると判定された場合にはまずステップ501
で周波数番号iを初期化する。そしてステップ502で
周波数分析してレベルに変換された入力信号のi番目の
要素Yiを入力する。
次にステップ503で周波数分析してレベルに変mされ
た雑音推定レベルのi番目の要素Niを入力する。そし
てステップ504で各周波数毎に人力信号に占める音声
信号の割合の推定値5Yi=1/2+ (Yi−Ni)
/2Yiを計算する。次にステップ505で周波数番号
iを増加させる。そしてステップ506でまだ全ての周
波数についてSYiの計算が終了していないと判断した
らステ、プ502に戻り、計算が終了していると判断し
た場合には処理を終了する。またステップ500で入力
信号が無音声区間であると判定された場合にはステップ
507で各周波数毎に入力信号に占める音声信号の割合
SYi (i=1〜N)を最小値である1/2に設定し
、終了する。
以上のように本実施例によれば、音声区間ではステップ
504で周波数分析された入力信号レベルYi (i=
1〜N)と推定雑音レベルNi (i=1〜N)から入
力信号に占める音声信号の割合SYiを計算することに
より、簡単な四則演算でしかも雑音の強さによって非線
形的に雑音を抑圧するだめの係数を求めることができる
。さらに無音声区間ではステップ507で入力信号に占
める音声信号の割合SYi (i=1〜N)を最小値で
ある1/2に設定することにより、無音声区間の雑音抑
圧量を増すことができる。
以下第4の発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
本発明は、雑音の重畳した音声から音声区間のみを抽出
することのできる音声検出方法を提供するものである。
第6図は第4の発明の一実施例における音声検出方法の
雑音特性推定のフローチャートである。
以下その動作について説明する。
まずステップ600で入力信号が音声区間か無音声区間
かの判定を行い、人力信号が無音声区間であると判定さ
れるとまずステップ601で周波数番号iを初期化する
。そしてステップ602で周波数分析してレベルに変換
された入力信号のi番目の要素Yiに基づいて雑音の分
散Viを推定する。
この推定は立ち下がりの時定数の長い積分回路などによ
り簡単に行うことができる。次にステップ603で周波
数番号iを増加させる。そしてステップ604でまだ全
ての周波数についてViの計算が終了していないと判断
したらステ・ンプ602に戻って処理を繰り返し、計算
が終了していると判断した場合にはステップ605でV
iの推定の終了の判定を行い、推定が終了していなけれ
ばステ・7プ600に戻って処理を繰り返し、推定が終
了していればステップ606へ進む。次にステップ60
6で雑音が雑音の分数Viを越える周波数幅のカウンタ
MAXを初期化する。そしてステップ607で入力信号
が音声区間か無音声区間かの判定を行い、入力信号が無
音声区間であると判定されるとステップ608で周波数
番号iを初期化する。次にステップ609でカウンタj
を初期化する。そしてステップ610で周波数分析して
レベルに変換された入力信号のi番目の要素Yiと雑音
の分散の推定値Viとの比較を行い、Yiがviよりも
大きい場合にはステップ611でカウンタjを増加させ
る。次にステップ612で周波数番号iを増加させる。
そしてステップ613でまだ全ての周波数についてYi
とViの比較が終了していないと判断したらステップ6
10に戻って処理を繰り返し、比較が終了していると判
断した場合にはステップ614に進む。
次にステップ614でカウンタjとMAXの比較を行い
、カウンタJの値がMAXの値を越えていたらMAXの
値をjで更新する。そしてステップ616でMAXの測
定の終了の判定を行い、推定が終了していなければステ
ップ607に戻って処理を繰り返し、推定が終了してい
れば雑音が雑音の分散Viを越える周波数幅の測定の処
理を終了する。
第7図は第4の発明の一実施例における音声検出方法の
音声/無音声判定のフローチャートである。以下その動
作について説明する。
まずステップ700で周波数番号iを初期化する。
次にステップ701でカウンタjを初期化する。そして
ステップ702で周波数分析してレベルに変換された入
力信号のi番目の要素Yiと雑音の分散の推定値viと
の比較を行い、YiがViよりも大きい場合にはステッ
プ703でカウンタJを増加させる。次にステップ70
4で周波数番号iを増加させる。そしてステップ705
でまだ全ての周波数についてYiとViの比較が終了し
ていないと判断したらステップ702に戻って処理を繰
り返し、比較が終了していると判断した場合にはステッ
プ706に進む。次にステップ706でカウンタJとM
AXの比較を行い、カウンタjの値がMAXの値を越え
ていたら入力信号は音声であると判断し、カウンタjの
値がMAXの値を越えていなければ入力信号は無音声で
あると判断して終了する。
以上のように本実施例によれば、ステップ602で推定
した雑音の分散Vi  (i=1〜N)を闇値としてス
テップ610で雑音がViを越える周波数幅MAXを測
定することにより、雑音の特性を簡単にしかも確実に把
握することができる。さらにステップ702で雑音の分
散Vi (i=l〜N)を闇値として周波数分析された
入力信号レベルYiがViを越える周波数幅jを測定し
、ステップ706で周波数幅jがMAXを越える場合に
は音声であると判定し、周波数幅jがMAXを越えない
場合には無音声であると判定することにより、簡単に音
声/無音声の判定を行うことができる。
発明の効果 以上のように、第1の本発明は、音声比推定手段とスペ
クトル強調手段と乗算手段を設けることにより、明瞭度
をなるべく下げずに雑音を抑圧するという効果を得るこ
とができる優れた雑音抑圧装置を実現できるものである
また、第2の発明は、音声区間ではスペクトルを強調す
る値を求め、周波数分析された入力信号に、スペクトル
を強調する値と入力信号に占める音声信号の割合を乗じ
ることにより、雑音を抑圧すると同時に音声のみを強調
することができる。
さらに、無音声区間では入力信号に占める音声信号の割
合を最小値に設定してスペクトルを強調する値を無効値
に設定し、周波数分析された人力信号に、入力信号に占
める音声信号の割合とスペクトルを強調する値を乗じる
ことにより、無音声区間の雑音抑圧量を増すことができ
る。
また、第3の発明は、音声区間では周波数分析された入
力信号レベルと推定雑音レベルから入力信号に占める音
声信号の割合を計算することにより、簡単な四則演算で
しかも雑音の強さによって非線形的に雑音を抑圧するた
めの係数を求めることができる。さらに、無音声区間で
は入力信号に占める音声信号の割合を最小値に設定する
ことにより、無音声区間の雑音抑圧量を増すことができ
る。
また、第4の発明は、推定した雑音の分散を闇値として
雑音が前記雑音の分散を越える周波数幅を測定すること
により、雑音の特性を簡単にかつ確実に把握することが
できる。さらに、雑音の分散を闇値として周波数分析さ
れた入力信号レベルが雑音の分散を越える周波数幅を測
定し、周波数幅が、雑音の分散を越える周波数幅を越え
ない場合には無音声であると判定することにより、簡単
に音声/無音声の判定をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における雑音抑圧装置の構成
図、第2図は本発明の一実施例における雑音抑圧装置の
スペクトル強調手段の構成図、第3図は本発明の一実施
例における雑音抑圧装置のスペクトル強調手段を構成す
る記憶手段の特性図、第4図は第2の発明の一実施例に
おける雑音抑圧方法のフローチャート、第5図は第3の
発明の一実施例における音声レベル比推定方法のフロー
チャート、第6図は第4の発明の一実施例における音声
検出方法の雑音特性推定のフローチャート、第7図は本
発明の第4の実施例における音声検出方法の音声/無音
声判定のフローチャート、第8図は従来の雑音抑圧装置
の構成図である。 100・・・・・・帯域分割手段、101,102,1
03.104・・・・・・レベル検出手段、105.1
06.107.108・・・・・・雑音レベル推定手段
、109.110.11L112・・・・・・減算手段
、113゜114、115.116・・・・・・スペク
トル強調手段、117,118119、120・・・・
・・音声レベル比推定手段、121.122.123゜
124・・・・・・乗算手段、125・・・・・・加算
手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号を周波数軸上に変換する周波数分析手段
    と、前記周波数分析手段の出力に基づき雑音のスペクト
    ルを推定する雑音推定手段と、前記周波数分析手段の出
    力と前記雑音推定手段の出力とに基づき入力スペクトル
    に対する音声スペクトルの割合を推定する音声比推定手
    段と、前記周波数分析手段の出力と前記雑音推定手段の
    出力とに基づきスペクトルを強調する係数を求めるスペ
    クトル強調手段と、前記周波数分析手段の出力に前記音
    声比推定手段の出力と前記スペクトル強調手段の出力と
    を乗じる乗算手段と、前記乗算手段の出力を時間軸上に
    変換する周波数合成手段とを備えたことを特徴とする雑
    音抑圧装置。
  2. (2)入力信号を複数の周波数帯域に分ける帯域分割手
    段と、前記帯域分割手段から出力される各帯域の出力の
    レベルを求めるレベル検出手段と、前記レベル検出手段
    の出力に基づき各帯域の雑音のレベルを推定する雑音レ
    ベル推定手段と、前記レベル検出手段の出力から前記雑
    音レベル推定手段の出力を減算することにより各帯域の
    音声レベルを推定する減算手段と、前記レベル検出手段
    の出力と前記減算手段の出力とに基づき各帯域の入力レ
    ベルに対する音声レベルの割合を推定する音声レベル比
    推定手段と、前記帯域分割手段によって分割される各帯
    域に相当する帯域及びその前後の数帯域の前記減算手段
    の出力に基づきスペクトルを強調する係数を各帯域毎に
    求めるスペクトル強調手段と、前記帯域分割手段の各帯
    域の出力に前記音声レベル比推定手段の出力と前記スペ
    クトル強調手段の出力とを乗じる乗算手段と、前記乗算
    手段から出力される全帯域の出力を加算する加算手段と
    を備えたことを特徴とする雑音抑圧装置。
  3. (3)入力信号を複数の周波数帯域に分ける帯域分割手
    段と、前記帯域分割手段から出力される各帯域の出力の
    レベルを求めるレベル検出手段と、前記レベル検出手段
    の出力に基づき各帯域の雑音のレベルを推定する雑音レ
    ベル推定手段と、前記レベル検出手段の出力から前記雑
    音レベル推定手段の出力を減算することにより各帯域の
    音声レベルを推定する減算手段と、前記レベル検出手段
    の出力に基づき音声か無音声かの判定を行う音声検出手
    段と、前記レベル検出手段の出力と前記減算手段の出力
    と音声検出手段の出力とに基づき各帯域の入力レベルに
    対する音声レベルの割合を推定する音声レベル比推定手
    段と、前記帯域分割手段によって分割される各帯域に相
    当する帯域及びその前後の数帯域の前記減算手段の出力
    に基づきスペクトルを強調する係数を各帯域毎に求める
    スペクトル強調手段と、前記帯域分割手段の各帯域の出
    力に前記音声レベル比推定手段の出力と前記スペクトル
    強調手段の出力とを乗じる乗算手段と、前記乗算手段か
    ら出力される全帯域の出力を加算する加算手段とを備え
    たことを特徴とする雑音抑圧装置。
  4. (4)スペクトル強調手段は、スペクトルを強調するた
    めの特性を記憶した記憶手段と、帯域分割手段によって
    分割される各帯域に相当する帯域及びその前後の数帯域
    の音声の推定レベルと前記記憶手段の内容との積和演算
    を行う畳み込み手段とを有することを特徴とする請求項
    (2)記載の雑音抑圧装置。
  5. (5)入力信号を周波数分析し、入力信号に占める音声
    信号の割合を周波数軸上で推定し、入力信号のスペクト
    ルを強調するための値を周波数軸上で求め、入力信号に
    前記割合と前記強調するための値を周波数軸上で乗じ、
    信号を時間軸上に変換することを特徴とする雑音抑圧方
    法。
  6. (6)入力信号を周波数分析し、入力信号が音声の場合
    には入力信号に占める音声信号の割合の推定と入力信号
    のスペクトルを強調するための値の計算を周波数軸上で
    行い、入力信号が無音声の場合には入力信号に占める音
    声信号の割合を小さい値に設定するとともに入力信号の
    スペクトルを強調するための値を無効にし、入力信号に
    入力信号に占める音声信号の割合と入力信号のスペクト
    ルを強調するための値とを周波数軸上で乗じ、時間軸上
    に変換することを特徴とする雑音抑圧方法。
  7. (7)周波数iの入力信号のレベルYiを入力し、次に
    前記周波数iの雑音の推定レベルNiを入力し、1/2
    +(Yi−Ni)/2Yiの演算を行って周波数iの音
    声レベル比とし、この一連の処理を全ての周波数にわた
    って行うことを特徴とする音声レベル比推定方法。
  8. (8)入力信号が無音声の場合には全ての周波数の音声
    レベル比を1/2として終了し、入力信号が音声の場合
    にはまず周波数iの入力信号のレベルYiを入力し、次
    に前記周波数iの雑音の推定レベルNiを入力し、1/
    2+(Yi−Ni)/2Yiの演算を行って周波数iの
    音声レベル比とし、この一連の処理を全ての周波数にわ
    たって行うことを特徴とする音声レベル比推定方法。
  9. (9)無音声区間において雑音のスペクトルの分散を推
    定し、無音声区間において雑音のスペクトルの分散を越
    える帯域幅を計数し、入力信号のスペクトルが雑音のス
    ペクトルの分散を越える帯域幅を計数し、その計数値が
    無音声区間の時の計数値を越える場合には音声区間であ
    ると判定することを特徴とする音声検出方法。
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