JPH03265547A - Surface treatment of glass - Google Patents

Surface treatment of glass

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JPH03265547A
JPH03265547A JP6634690A JP6634690A JPH03265547A JP H03265547 A JPH03265547 A JP H03265547A JP 6634690 A JP6634690 A JP 6634690A JP 6634690 A JP6634690 A JP 6634690A JP H03265547 A JPH03265547 A JP H03265547A
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Abstract

PURPOSE:To improve the defective wettability of the bottom of glass and ununiformity in the adhesion of coating on the top of the glass by bringing an acidic aq. soln. of a specified pH contg. phosphate ions into contact with the clean glass, washing and drying the glass. CONSTITUTION:An acidic aq. soln. of pH <=5.0 contg. >=0.1g/l phosphate (PO4) ions is brought into contact with clean glass and this glass is washed and dried. In the case of <0.1g/l phosphate ion content, the pH of the soln. rises and the wettability improving effect of phosphate ions on the surface of glass is reduced. Since high phosphate ion concn. causes the corrosion of an apparatus and the reduction of work efficiency, the desirable concn. is usually 1-10g/l. The wettability of the surface of glass can further be improved by bringing an aq. phosphoric acid soln. contg. fluorine ions and/or fluorine complex ions by >=0.1g/l (expressed in terms of F) into contact with the glass.

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス、特にフロートガラスの表面に密着性
の優れた例えばシリケートコーティング(シルビーコー
ト(杓トラル化学)、CRMコート奥野製薬工業)、セ
ラミ力(日板研究所))などの無機コーティングまたは
、各種金属メツキによる金属コーティングを施すための
前処理としての新規なガラスの表面処理方法に関する。 〔従来の技術〕 最近の板ガラスは、高い平滑性を得るために、溶融ガラ
スを溶融した金属スズの上に浮かして製板する方法即ち
フロート法により製造される。この方法で製造されたガ
ラスをフロートガラスと称する。この様な方法で製造さ
れたガラス板の表面は、溶融スズとの接触によりスズが
ガラスに拡散浸透しているので、スズと接触したガラス
表面(ボトム面)は濡れ性が悪く、そのまま無機コーテ
ィングを施した場合コーテイング膜の密着性が非常に悪
いといった問題があるので、従来はボトム面かあるいは
溶融スズとの非接触ガラス面(トップ面)かを分析によ
り検査して、トップ面をアルカリ系洗浄剤により清浄面
とした後、コーティングを行っていた。 [発明が解決しようとする課題] しかしながらトップ面においてもコーテイング膜の密着
性がかなり変動し悪い場合がある。その変動因子につい
て追跡調査したところ、ガラスの製造日からコーティン
グする迄の経過日数、製造ガラスを台紙を挟んで保存し
た場合の保存期間等が挙げられることが判明した。台紙
を挟んで貯蔵することによりガラス表面に誘起される濡
れ性不良を業界では合紙ヤケと呼称している。 したがって、本発明者はフロートガラスのボトム面の無
機コーティングの密着性を低下させる要因である濡れ性
不良及びトップ面のコーティングの密着性のバラツキ等
を改善することを目的として鋭意検討を行った。 〔課題を解決するための手段〕 その結果、表面清浄なフロートガラスの表面を特定濃度
のりん酸含有水溶液と接触させることによってボトム面
の濡れ性を大幅に向上させかつトップ面の無機コーティ
ングの密着性のバラツキをなくすことができることを見
出した。 本発明者等はさらに検討した結果、フロートガラスに限
らずその他のガラス材及び各種光学レンズに対しても無
機コーテイング膜の密着性向上に大きく寄与すること、
さらに各種の金属コーティング(メツキ)の前処理とし
ても優れたコーティング密着性を付与することを見出し
たのである。 即ち本発明は、りん酸(po4)イオンを0゜1g/l
以上含有するpH5,0以下の酸性水溶液を表面清浄な
ガラスに接触させ、次いで水洗して乾燥することを特徴
とするガラスの表面処理方法に関する。 以下、本発明処理液の組成及び処理方法を説明する。 本発明にて使用する酸性水溶液のりん酸含有量はりん酸
(PO4)イオンとして0.1g/i!、以上あること
が必要である。O,1g/ρ未満ではpH,が高くなり
、りん酸によるガラス表面の濡れ性向上効果が薄れる。 りん酸濃度が高い場合は本発明の処理方法に適用しても
問題がないが、装置腐食や作業性が問題となるので通常
は1〜Log/ρが望ましい、りん酸(PO,)イオン
はりん酸の化ナトリウム塩、カリウム塩の形態で本発明
の処理液中に供給することができる。 本発明者は更に検討した結果りん酸水溶液に弗素イオン
および弗素錯イオンから選ばれる1種または2種以上の
イオンなFとして0.1g/l以上含有したものをガラ
ス表面に接触させることによりその表面の濡れ性が更に
向上することを見出した。この場合に含有量としてはF
として0.1g/12以上が理想的であって通常は、0
.1〜10g/lが望ましい。 次に、酸性水溶液のpHは5.0以下が必要であり、5
.0を超えるとガラス表面の濡れ性を改善する作用が弱
くなる。 さらに、りん酸水溶液をガラス表面へ接触させる方法と
しては、特定するものではないがスプレィ、浸漬その他
従来公知の何れの方法でもよい。 接触時間は温度と時間とが関係し温度を高くすれば接触
時間を短くできる。しかしながら、被コーテイング物が
ガラスのため急激な温度変化を与えることは好ましくな
い。作業性を考慮して、接触温度は40〜70℃、接触
時間は5〜20分が好ましい。 処理段階としては、通常例えばアルカリクリーニング→
水洗−本発明酸性水溶液による処理−水洗→乾燥→コー
ティングの順に行われるが本発明の酸性水溶液による処
理における酸処理後の水洗−乾燥工程は重要であって、
前期水洗の際は新鮮水で十分に行って余剰の酸を除去す
ること、次に乾燥を十分に行って水分を蒸発させること
が必要である。前期乾燥はガラスを歪ませないように常
温で行うことが好ましい。 しかしながら本発明に使用する酸性水溶液は上記成分の
みを添加含有するのではなく、必要に応じて水溶性有機
溶剤としてセルソルブ系、例えばブチルセルソルブ等の
添加およびまたは表面張力を低下させるために界面活性
剤等を添加することにより有機物の洗浄性を付与するこ
とが可能であり、かくして酸処理とクリーニングを同一
工程で実施することが可能となるのである。 〔作用〕 フロートガラスのボトム面への無機コーティング又は金
属コーティングの密着性が、該面を予めりん酸の酸性水
溶液で処理することによって改善される理由は定かでは
ないが、次の様なことが推察される。即ちボトム面に対
しては、その表面に存在しているスズ酸化物をりん酸が
効率的に除去する;この場合、りん酸水溶液に少量のF
イオンを添加するとスズ酸化物の除去作用を促進する;
ガラス表面に存在するコーティング密着性に有害な微量
炭酸塩をりん酸が効果的に除去する;さらにガラス表面
に吸着したりん酸がコーティングの密着性向上に寄与す
る;こと等が挙げられる。 〔実施例〕 以下実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。 0基板:フロートガラス板(75x50xO,3/mm
) 0コーティング:アルカリ珪酸塩系無機塗料日本バー力
ライジング(株)製パルセラコート−700S  (白
) スプレィコーティング、焼付け:230℃×20分、膜
厚:20μm 実施例1 処理工程 アルカリクリーニング−水洗→酸性水溶液(本発明によ
る処理)−水洗→エアブロー→常温乾燥−コーティング 1、アルカリクリーニング工程 FC−4360(日本パーカライジング(株)製:強ア
ルカリ性クリーナ) 10 g/il 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  5分 2、酸性水溶液処理 成分    りん酸 0.2g/ρ (PO4として) pH3,2 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  20分 実施例2 処理工程 アルカリクリーニング−水洗→酸性水溶液(本発明によ
る処理)−水洗→エアブロー→常温乾燥−コーティング 1、アルカリクリーニング工程 FC−4360(日本バーカライジング(株)製:強ア
ルカリ性クリーナ) 10g/l 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  5分 2、酸性水溶液処理 成分    りん酸 100g/l (PO4として) pH0,8 浸漬温度  40℃ 浸漬時間  20分 実施例3 処理工程 アルカリクリーニング→水洗→駿性水溶液(本発明によ
る処理)→水洗→エアブロー→常温乾燥→コーティング 1、アルカリクリーニング工程 FC−4360(日本バー力ライジング(株)製:強ア
ルカリ性クリーナ) Log/l 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  5分 2、酸性水溶液処理 成分    りん酸  10g/ρ (PO4として) 硫酸   10g/ρ (SO2として) pH1,0 浸漬温度  40℃ 浸漬時間  20分 実施例4 処理工程 アルカリクリーニング→水洗−酸性水溶液(本発明によ
る処理)−4水洗→ニアブロー−常温乾燥→コーティン
グ 1、アルカリクリーニング工程 FC−4360(日本バー力ライジング(株)製:強ア
ルカリ性クリーナ) 10 g/l 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  5分 2、酸性水溶液処理 成分    りん酸 10 g/42 (PO4として) 弗酸  0.5g/Q (Fとして) pH1,5 浸漬温度  40℃ 浸漬時間  20分 実施例5 処理工程 アルカリクリーニング→水洗−酸性水溶液(本発明によ
る処理)−水洗→エアブロー→常温乾燥−コーティング 1、アルカリクリーニング工程 FC−4360(日本パー力ライジング(株)製:強ア
ルカリ性クリーナ) 10g/l 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  5分 2、酸性水溶液処理 成分    りん酸 10g/ρ (PO4として) 珪弗酸 0.5g/氾 (Fとして) pH1,6 浸漬温度  40℃ 浸漬時間  20分 比較例1(本発明範囲外の方法) 処理工程 アルカリクリーニング→水洗−酸性水溶液−水洗→ニア
プロー−常温乾燥→コーティング1、アルカリクリーニ
ング工程 FC−4360(日本バー力ライジング(株)製:強ア
ルカリ性クリーナ) 10g/ρ 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  5分 2、酸性水溶液処理 成分    りん酸 0.05g/l2(PO4として
) pH5,8 浸漬温度  80℃ 浸漬時間  40分 比較例2(従来方法) 処理工程 アルカリクリーニング→水洗→乾燥→コーティング 1、アルカリクリーニング工程 FC−4360(日本パー力ライジング(株)製:強ア
ルカリ性クリーナ) 10g/l 浸漬温度  60℃ 浸漬時間  5分 評価方法 通常、コーテイング膜の密着性は、ゴバン目付着性試験
、エリクセン試験、デュポン衝撃試験等により評価され
るが、本発明において被コーテイング物がガラスである
ため、被コーテイング物が変形するエリクセン試験、デ
ュポン衝撃試験はできない。また、この無機コーテイン
グ膜はスコッチテープとの密着性が通常の有機コーテイ
ング膜に比べて小さくゴバン目付着性試験では密着性の
差が表れにくいので、評価できなかった。そこで、ガム
テープによる密着性の試験を行い、さらにガラス裏面(
コーティングしない面)から目視による評価を行った。 この目視による評価はガラスの透明であるという特性を
利用したものでコーテイング膜とガラス面との接触面が
観察できる。 そしてこの目視による評価のほうがテープ剥離では剥離
しない密着性の細かい判定ができる特徴を有している。 判定基準 1、ガムテープ剥離試験 0:異常なし O:1〜10%剥離 △ : 1 1〜50%剥離 × : 50%以上剥離 2゜ 目視 0:異常なし ○:1〜10%異常 △ : 1〜50%異常 × : 50%以上異常 (以下余白)
[Industrial Field of Application] The present invention applies to the surface of glass, especially float glass, with excellent adhesion, such as silicate coatings (Silvie Coat (Yotoral Kagaku), CRM Coat Okuno Pharmaceutical Co., Ltd.), Ceramic Power (Nichiban Research Institute Co., Ltd.), This invention relates to a novel glass surface treatment method as a pretreatment for inorganic coating such as )) or metal coating by various metal plating. [Prior Art] In order to obtain high smoothness, recent plate glasses are manufactured by a method in which molten glass is floated on molten metal tin, that is, a float method. Glass produced by this method is called float glass. The surface of the glass plate manufactured by this method has tin diffused into the glass due to contact with molten tin, so the glass surface (bottom surface) that came into contact with tin has poor wettability and is coated directly with inorganic coating. Since there is a problem in that the adhesion of the coating film is very poor when applying molten tin, conventional methods are to analyze whether it is the bottom surface or the glass surface (top surface) that does not come in contact with molten tin, and then coat the top surface with an alkaline coating. After cleaning the surface with a cleaning agent, coating was performed. [Problems to be Solved by the Invention] However, even on the top surface, the adhesion of the coating film varies considerably and may be poor. A follow-up study of the variable factors revealed that the factors include the number of days that have passed from the date of manufacture of the glass to the time of coating, and the storage period when the manufactured glass is stored with a mount in between. In the industry, the poor wettability induced on the glass surface due to storage with a backing paper in between is called interleaving fading. Therefore, the inventors of the present invention conducted extensive studies with the aim of improving poor wettability and variations in the adhesion of the top surface coating, which are factors that reduce the adhesion of the inorganic coating on the bottom surface of float glass. [Means for solving the problem] As a result, by bringing the surface of the float glass, which has a clean surface, into contact with an aqueous solution containing phosphoric acid at a specific concentration, the wettability of the bottom surface can be greatly improved, and the inorganic coating on the top surface can be adhered. We discovered that it is possible to eliminate gender disparities. As a result of further studies, the present inventors found that the inorganic coating film greatly contributes to improving the adhesion not only to float glass but also to other glass materials and various optical lenses.
Furthermore, they have discovered that it provides excellent coating adhesion as a pretreatment for various metal coatings. That is, the present invention uses phosphate (PO4) ions at 0.1 g/l.
The present invention relates to a method for surface treatment of glass, which comprises contacting a surface-clean glass with an acidic aqueous solution having a pH of 5.0 or less containing the above, followed by washing with water and drying. The composition and treatment method of the treatment liquid of the present invention will be explained below. The phosphoric acid content of the acidic aqueous solution used in the present invention is 0.1 g/i as phosphoric acid (PO4) ion! , or more is required. When O is less than 1 g/ρ, the pH becomes high and the effect of improving the wettability of the glass surface by phosphoric acid is weakened. If the phosphoric acid concentration is high, there is no problem in applying the treatment method of the present invention, but equipment corrosion and workability become problems, so 1 to Log/ρ is usually desirable. Phosphoric acid (PO,) ions It can be supplied to the treatment solution of the present invention in the form of sodium and potassium phosphate salts. As a result of further studies, the present inventor discovered that by contacting a phosphoric acid aqueous solution containing 0.1 g/l or more of F, which is one or more types of ions selected from fluorine ions and fluorine complex ions, to the glass surface. It has been found that the wettability of the surface is further improved. In this case, the content is F
The ideal value is 0.1g/12 or more, and usually 0.1g/12 or more.
.. 1 to 10 g/l is desirable. Next, the pH of the acidic aqueous solution needs to be 5.0 or less;
.. When it exceeds 0, the effect of improving the wettability of the glass surface becomes weak. Further, the method of bringing the phosphoric acid aqueous solution into contact with the glass surface is not particularly limited, but may be any conventionally known method such as spraying or dipping. The contact time is related to temperature and time, and the contact time can be shortened by increasing the temperature. However, since the object to be coated is glass, it is not preferable to subject it to sudden temperature changes. In consideration of workability, the contact temperature is preferably 40 to 70°C and the contact time is preferably 5 to 20 minutes. Processing steps usually include, for example, alkaline cleaning →
Washing with water - treatment with the acidic aqueous solution of the present invention - washing with water → drying → coating is performed in this order, but the washing with water and drying steps after the acid treatment in the treatment with the acidic aqueous solution of the present invention are important.
During the initial washing, it is necessary to thoroughly wash with fresh water to remove excess acid, and then dry thoroughly to evaporate the water. Preferably, the initial drying is performed at room temperature so as not to distort the glass. However, the acidic aqueous solution used in the present invention does not only contain the above-mentioned components, but may also contain a cellosolve system such as butyl cellosolve as a water-soluble organic solvent and/or a surfactant to lower the surface tension. By adding an agent or the like, it is possible to impart cleaning properties for organic substances, and thus it becomes possible to carry out acid treatment and cleaning in the same process. [Effect] It is not clear why the adhesion of an inorganic coating or a metal coating to the bottom surface of a float glass is improved by pre-treating that surface with an acidic aqueous solution of phosphoric acid, but the following is true. It is inferred. In other words, for the bottom surface, phosphoric acid efficiently removes the tin oxide present on the surface; in this case, a small amount of F is added to the phosphoric acid aqueous solution.
Addition of ions promotes the removal action of tin oxide;
Phosphoric acid effectively removes trace amounts of carbonate present on the glass surface that are harmful to coating adhesion; furthermore, phosphoric acid adsorbed on the glass surface contributes to improving coating adhesion. [Example] The present invention will be described in detail below with reference to Examples. 0 substrate: float glass plate (75x50xO, 3/mm
) 0 coating: Alkaline silicate-based inorganic paint Nippon Bariki Rising Co., Ltd. Pulcera Coat-700S (white) Spray coating, baking: 230°C x 20 minutes, film thickness: 20 μm Example 1 Treatment process Alkaline cleaning - water washing → Acidic aqueous solution (processing according to the present invention) - water washing → air blow → drying at room temperature - Coating 1, alkaline cleaning process FC-4360 (manufactured by Nippon Parkerizing Co., Ltd.: strong alkaline cleaner) 10 g/il Immersion temperature 60°C Immersion time 5 minutes 2 , acidic aqueous solution treatment component Phosphoric acid 0.2g/ρ (as PO4) pH 3.2 Immersion temperature 60°C Immersion time 20 minutes Example 2 Treatment process Alkaline cleaning - water washing → acidic aqueous solution (processing according to the present invention) - water washing → air blow → Room temperature drying - Coating 1, Alkaline cleaning process FC-4360 (manufactured by Nippon Vercalizing Co., Ltd.: strong alkaline cleaner) 10 g/l Immersion temperature 60°C Immersing time 5 minutes 2, Acidic aqueous solution treatment component Phosphoric acid 100 g/l (as PO4 ) pH 0,8 Immersion temperature 40°C Immersion time 20 minutes Example 3 Treatment process Alkaline cleaning → Water washing → Free aqueous solution (processing according to the present invention) → Water washing → Air blow → Room temperature drying → Coating 1, Alkaline cleaning process FC-4360 (Japan) Manufactured by Bariki Rising Co., Ltd.: Strong alkaline cleaner) Log/l Immersion temperature 60℃ Immersion time 5 minutes 2, Acidic aqueous solution treatment components Phosphoric acid 10g/ρ (as PO4) Sulfuric acid 10g/ρ (as SO2) pH 1.0 Immersion Temperature: 40°C Immersion time: 20 minutes Example 4 Treatment process Alkaline cleaning → Water washing – Acidic aqueous solution (treatment according to the present invention) – 4 Water washing → Near blow – Room temperature drying → Coating 1, Alkaline cleaning process FC-4360 (Nihon Buriki Rising Co., Ltd.) ) Manufactured by: strong alkaline cleaner) 10 g/l Immersion temperature 60°C Immersion time 5 minutes2, acidic aqueous solution treatment components Phosphoric acid 10 g/42 (as PO4) Hydrofluoric acid 0.5 g/Q (as F) pH 1.5 Immersion Temperature: 40°C Immersion time: 20 minutes Example 5 Treatment process Alkaline cleaning → Water washing - Acidic aqueous solution (treatment according to the present invention) - Water washing → Air blow → Room temperature drying - Coating 1, Alkaline cleaning process FC-4360 (Nippon Pariki Rising Co., Ltd.) Made by strong alkaline cleaner) 10g/l Immersion temperature 60℃ Immersion time 5 minutes2, Acidic aqueous solution treatment ingredients Phosphoric acid 10g/ρ (as PO4) Silicic acid 0.5g/flood (as F) pH 1.6 Immersion temperature 40 °C Immersion time 20 minutes Comparative example 1 (method outside the scope of the present invention) Treatment process Alkaline cleaning → Water washing - Acidic aqueous solution - Water washing → Near plow - Drying at room temperature → Coating 1, Alkaline cleaning process FC-4360 (Nihon Buriki Rising Co., Ltd.) Manufacturer: strong alkaline cleaner) 10g/ρ Soaking temperature 60°C Soaking time 5 minutes 2, Acidic aqueous solution treatment component Phosphoric acid 0.05g/l2 (as PO4) pH 5,8 Soaking temperature 80°C Soaking time 40 minutes Comparative example 2 (conventional) Method) Treatment process Alkaline cleaning → Water washing → Drying → Coating 1, Alkaline cleaning process FC-4360 (manufactured by Nihon Pariki Rising Co., Ltd.: strong alkaline cleaner) 10 g/l Immersion temperature 60°C Immersion time 5 minutes Evaluation method Usually, coating The adhesion of the film is evaluated by the grain adhesion test, Erichsen test, DuPont impact test, etc. However, since the object to be coated in the present invention is glass, the Erichsen test and DuPont impact test, in which the object to be coated is deformed, are not suitable. Can not. Furthermore, this inorganic coating film had a smaller adhesion to Scotch tape than a normal organic coating film, and the difference in adhesion was difficult to show in the cross-cut adhesion test, so it could not be evaluated. Therefore, we conducted an adhesion test using duct tape and further tested the back side of the glass (
Visual evaluation was performed from the non-coated side). This visual evaluation takes advantage of the transparent property of glass, allowing the contact surface between the coating film and the glass surface to be observed. This visual evaluation has the advantage of allowing a more detailed judgment of adhesion that does not occur when peeling off the tape. Judgment Criteria 1, Gum tape peeling test 0: No abnormality O: 1-10% peeling △: 1 1-50% peeling ×: 50% or more peeling 2° Visual observation 0: No abnormality ○: 1-10% abnormality △: 1- 50% abnormality ×: 50% or more abnormality (margin below)

【発明の効果】【Effect of the invention】

本発明のガラスの前処理方法は、フロートガラスのみな
らず各種ガラスに対して無機コーティングまたは金属コ
ーティングの密着性を向上させることができる。 さらに、フロートガラスにコーティングを施す場合、従
来のように分析によりトップ面を検出する工程を省略し
、いずれの面にでもコーティングを施すことができる。
The glass pretreatment method of the present invention can improve the adhesion of inorganic coatings or metal coatings not only to float glass but also to various glasses. Furthermore, when coating float glass, the conventional step of detecting the top surface by analysis can be omitted, and the coating can be applied to any surface.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1、りん酸(PO_4)イオンを0.1g/l以上含有
するpH5.0以下の酸性水溶液を表面清浄なガラスに
接触させ次いで水洗して乾燥することを特徴とするガラ
スの表面処理方法。 2、酸性水溶液はさらに弗素イオンおよび弗素錯イオン
から選ばれる1種または2種以上のイオンをFとして0
.1g/l以上含むものである請求項1記載のガラスの
表面処理方法。 3、請求項1または2記載の表面処理後に前記ガラスの
表面に無機コーティングまたは金属コーティングを施す
ことを特徴とするガラスの表面処理方法。
[Claims] 1. A glass characterized by contacting a surface-clean glass with an acidic aqueous solution containing 0.1 g/l or more of phosphate (PO_4) ions and having a pH of 5.0 or less, followed by washing with water and drying. surface treatment method. 2. The acidic aqueous solution further contains one or more ions selected from fluorine ions and fluorine complex ions as F.
.. The method for surface treatment of glass according to claim 1, wherein the glass surface treatment method contains 1 g/l or more. 3. A method for surface treatment of glass, which comprises applying an inorganic coating or a metal coating to the surface of the glass after the surface treatment according to claim 1 or 2.
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