JPH03246303A - 軸流タービンの静翼 - Google Patents

軸流タービンの静翼

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Publication number
JPH03246303A
JPH03246303A JP4126090A JP4126090A JPH03246303A JP H03246303 A JPH03246303 A JP H03246303A JP 4126090 A JP4126090 A JP 4126090A JP 4126090 A JP4126090 A JP 4126090A JP H03246303 A JPH03246303 A JP H03246303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
blades
stationary
stationary blade
radial direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4126090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Okamura
一男 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、軸流タービンの回転する動翼上流側に固定
された静翼に関する。
(従来の技術) 軸流タービン動翼の上流側に固定される静翼は、円周方
向に沿って複数設けられ、放射状に形成されている(実
開昭60−90503号公報参照)。このように複数設
けられな静翼は、例えば第5図に示すように配列されて
いる。ここにおける静翼1は、図示しない動翼直前に形
成さている円筒状のノズル部3に、所定のピッチ角θ2
 (−2π/静翼数)をもって配置されており、f?翼
1の下流側縁部となる後縁5の軸流タービン半径方向中
心側端部である根元部7を含む円周方向断面形状、同外
方側となる先端部9を含む円周方向断面形状、及び根元
部7と先端部9との間の後縁5の中心部11を含む円周
方向断面形状(第6図)の3つの断面形状における各重
心を結ぶ直線aが、すべての静翼1において軸流タービ
ンの軸線中心0を通るように各静翼1を重ね合わせてい
る。
この場合、軸流タービンの軸線中心Oを通る中心線gに
対し、静翼1の根元部7と先端部9とを結んで形成され
る後縁5による直線がなす円周方向の傾斜角度θ、は、
前記各静翼1間のピッチ角θ2に比べると無視できる程
小さい値となっている。
(発明が解決しようとする課題) ところでター、ビン運転中、静翼lの後縁らには、第7
図に示すように主流Mとは異なった速度分布をもつウェ
ークWと呼ばれる速度領域が発生するため、静翼1の下
流にある動翼はこのウェークWを横切るように回転する
ことになり、この結果動翼は、作動流体から受ける力が
変動し加振されることになる。
動翼が作動流体から受ける力りは、流速を■。
密度をρ、動翼の抵抗係数をCdとすると、単位体積あ
たり、D=(Cd  ・ρ・V’)/2で表される。こ
のため、流速が変化すると動翼が受ける力も変化し、例
えば流速が短時間で急速に減少した後、元の速度に戻る
場合、すなわち前記ウェークWが存在するような場合を
考えると、動翼には衝撃的な力が加わることになる。
前記第7図における静翼後縁5の下流直後の位置S、で
示されるような急な速度勾配をもつような場所で、動翼
がウェークWを横切って回転すると、動翼には周期的な
力が働き、その周波数は、[静翼数×動真の1秒あたり
の回転数コで表される。この周波数が動翼の固有振動数
のあるものと共振すると、動翼の振動破壊が起こる場合
がある。
特に、前記第5図に示した静翼1のように、その円周方
向の傾斜角度θ1が静翼1間のピッチ角θ2に比べて無
視できる程小さい場合には、静翼1の後縁5で発生した
ウェークによって動翼がその根元部から先端部に渡って
ほとんど同一時刻において加振されるため、静翼と動翼
との軸方向距離を一定として考えた場合、ウェークによ
り振動破壊の原因となる加振力が極めて大きなものとな
る。
これを防ぐためには、例えばウェークにより受ける周期
的な力に起因する回転による周波数と、動翼の固有振動
数とを適切な値に設定するが、あるいは静翼と動翼との
間の距離を大きくとることで、作動流体の速度変化を小
さくするなどが考えられるが、前者は設計時に完全に評
価し実現することは難しく、後者は性能低下を来す恐れ
がある。
そこでこの発明は、静翼で発生したウェークにより受け
る動翼の加振力を低減させることを目的としている。
[発明の構成] (B題を解決するための手段) 前述した課題を解決するためにこの発明は、動翼の上流
側に円周方向に沿って複数配置されて放射状に設けられ
、下流側縁部の半径方向内端部と同外端部とが同心円上
に位置している軸流タービンの静翼において、前記n翼
の下流側縁部の半径方向内端部を含む円の半径をR5r
、同半径方向外端部を含む円の半径をR5t、各静翼相
互の前記半径方向外端部間の円周方向ピッチをpst、
各動翼相互の半径方向外端部間の円周ピッチをprt、
前記同心円の半径方向中心線に対する前記静翼の下流側
縁部の周方向傾斜角度をθとすると、θは、Prt≦|
  (Rst−Rsr)  ・θ|≦Pstを満足する
角度としたものである。
(作用) 静翼の下流側縁部の半径方向中心線に対する傾斜角度θ
を、上記した式を満足するよう設定することで、この傾
斜角度θは各静翼間のピッチ角に比べて無視できる程で
はなく大きなものとなり、この結果静翼の下−流側縁部
にて発生したウェークが動翼の上・流側縁部に達する時
刻は、動翼のタービン軸半径方向中心側の根元部から外
方の先端部にかけて異なったものとなり、動翼が受ける
加振力は小さくなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示している
。この場合の静翼21も、従来例同様円筒状に形成され
たノズル部23に周方向等間隔に複数配置されて放射状
に設けられ、下流側縁部(以下後縁と呼ぶ)25の半径
方向内端部(以下根元部と呼ぶ)27と同外端部(以下
先端部と呼ぶ)2つとが同心円上に位置している。静翼
21の後流側には、各n翼1間を通過したガスにより回
転する図示しない動翼が設けられている。
上記静翼21の後縁25の軸流タービン中心Oを通る中
心線pに対する円周方向の傾斜角度θ。
は、第3図に破線で示す動翼の前縁31と静翼21の後
縁25との関係において、根元部27を含んで軸流ター
ビン中心Oを中心とする円の半径をRsr、先端部2つ
を含んで軸流タービン中心Oを中心とする円の半径をR
3t、各静翼21の先端部2つの間のピッチをPSE、
各動翼の半径方向外端部間のピッチをPr(とすると、 prt≦1(Rst−Rsr) ・θ、1≦pstを満
足する角度に設定しである。
これにより、後縁25の中心線gに対する傾斜角度θ1
は、各静翼21間のピッチ角θ2とほぼ同程度に大きな
ものとなる。この結果、動翼前縁31の根元部と動翼前
縁31の先端部がウェークを横切る時刻が異なることに
なり、したがって従来に比べて動翼1枚が受ける加振力
は小さいものとなる。特に、上式のように傾斜角度θ、
を設定すると、各靜R21の後縁25にて発生したウェ
ークは、常にタービン軸の半径方向いずれかの位置で動
翼前縁31に横切られることになり、動翼が根元部から
先端部にわたって同一時刻に加振力を受けるようなこと
はなくなる。例えば、ある半径位置で動翼がウェークを
横切るとき、ミキンング作用によってウェークの速度勾
配は緩和される。
この作用は他の半径位置にも影響を及はし、結局ウェー
クの速度勾配は全半径方向について常に緩和された状態
となる。したがって、従来に比べ大幅に加振力を低減さ
せることが可能となる。
特に、第4図に示すように傾斜角度θ、が、Pst= 
l  (Rst) −Rsr) ・θ。
を満足する場合には、全ての動翼は常に前縁31のいず
れかの位置で、ウェークを横切っていることになるなめ
、動翼に働く不連続な力すなわち加振力は、より一層小
さなものとなる。
なお、傾斜角度θ、をさらに大きくしてPst< l 
 (Rst−Rsr)  −θ1とした場合には、隣り
合う静翼21同志の根元部27と先端部29とがオーバ
ラップすることになり、2次流れによる損失の増加が考
えられるので、好ましいものではない。
[発明の効果] 以上説明してきたようにこの発明によれば、動翼の上流
側に円周方向に沿って複数配置されて放射状に設けられ
た静翼が、その下流側縁部の半径方向内端部と同外端部
とが同心円上に位置しており、下流側縁部の半径方向内
端部を含む円の半径をRsr、同半径方向外端部を含む
円の半径をR3t、各静翼相互の前記半径方向外端部間
の円周方向ピッチをpst、各動翼相互の半径方向外端
部間の円周ピッチをprtとした場合、前記同心円の半
径方向中心線に対する前記静翼の下流側縁部の周方向傾
斜角度θは、 Prt≦|  (Rst−Rsr) ・θ1≦PStを
満足する角度としたので、静翼で発生したつ工−りによ
る動翼の加振力が低減し、動翼の振動破壊を防止するこ
とができ、動翼の耐久性、信頼性を大幅に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す軸流タービンの静翼
回りの部分正面図、第2図は同斜視図、第3図は第1図
の模式図、第4図は第3図の変形例を示す模式図、第5
図は従来例を示す静翼回りの部分正面図、第6図は第5
図の静翼における■−Vl断面図、第7図はn翼後流の
速度分布を示す説明図である。 21・・・静翼  25・・・n翼後縁(下流側縁部)
27−・静翼根元部(半径方向内端部)29・・・静翼
先端部(半径方向外端部〉θ、・・・静翼後縁の傾斜角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 動翼の上流側に円周方向に沿って複数配置されて放射状
    に設けられ、下流側縁部の半径方向内端部と同外端部と
    が同心円上に位置している軸流タービンの静翼において
    、前記静翼の下流側縁部の半径方向内端部を含む円の半
    径をRsr、同半径方向外端部を含む円の半径をRst
    、各静翼相互の前記半径方向外端部間の円周方向ピッチ
    をPst、各動翼相互の半径方向外端部間の円周ピッチ
    をPrt、前記同心円の半径方向中心線に対する前記静
    翼の下流側縁部の周方向傾斜角度をθとすると、θは、
    Prt≦|(Rst−Rsr)・θ|≦Pstを満足す
    る角度であることを特徴とする軸流タービンの静翼。
JP4126090A 1990-02-23 1990-02-23 軸流タービンの静翼 Pending JPH03246303A (ja)

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JPH03246303A true JPH03246303A (ja) 1991-11-01

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