JPH0324421A - 渦流量計 - Google Patents

渦流量計

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Publication number
JPH0324421A
JPH0324421A JP1158104A JP15810489A JPH0324421A JP H0324421 A JPH0324421 A JP H0324421A JP 1158104 A JP1158104 A JP 1158104A JP 15810489 A JP15810489 A JP 15810489A JP H0324421 A JPH0324421 A JP H0324421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
main pipe
vortex
flow paths
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1158104A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Kawasaki
川崎 一政
Yutaka Inada
豊 稲田
Hiroshi Yoshikura
博史 吉倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH0324421A publication Critical patent/JPH0324421A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は渦流量計に係り、特に人口径の管路内を流れる
流邑を4測するのに好適な渦流量計に関する。
従来の技術 例えば大口径の配管経路においては、大口径の管路内に
渦発生体を設けることにより渦発生体の下流側に流量を
比例した周期のカルマン渦が発生するため、小口径の渦
流filと同様に流吊を計測することができる。しかし
ながら、カノレマン渦は管路の内径が大ぎくなるほど、
渦発生体の下流測へ移動する。そのため、大口径の渦i
ffi.dでは、それだけ管路長さが長くなってしまう
ばかりか、渦周波数が低くなりパルス分解能が低下する
といった問題が発生する。
このような問題を解決するため、例えば特開昭61− 
292522号にみられるように大口径の主管路内にオ
リフィスを設け、このオリフイスの上,下流側の主管路
をバイパスする小口径のバイパス管路を設けるとともに
、このバイパス管路内に渦発生体を設けてバイパス管路
内の流量を求める構成のIfi 1 ffi itが考
えられている。しかるに、このような分流式の渦流量計
では、主管路とバイパス管路との口径が大きく異なり、
流体の流れの流速分布の差も異なるため、バイパス流路
の流量に基づいて主管路の流量を正確に推定することが
難しいといった問題がある。
このような分流式の渦流量計の問題を解決すべく公開技
報88−9751号(昭和63年8月20日発行)にみ
られるように第7図に示す大口径配管用の渦流出51が
考えられている。第7図中、大口径の主管路1内には複
数の小径流路2(21〜27)が設【ノられ、夫々の流
路2!〜27内には上下方向に延存する渦発生体3(3
宜〜37〉が設けられている。この渦流邑1では各流路
21〜2TI内の流吊がS1測され、そられを合副した
ものが管路1の流昂値として4測ざれる。
允明が解決しようとする課題 ここで、土管路内を流れる流体の速度分布を考えてみる
。第8図に示す如く、主管路1内を流れる流体の流速は
、一般に高レイノルズ数域において、主管路1の半径方
向全域で略等しい流速分布A(第8図中、矢印は流体の
速度成分■を示す)となる。又第9図に示す如く、一般
に低レイノルズ数域では流体の流速は、主管路1の軸心
にいくほど速く、管路内壁近傍では遅くなっており、そ
の流速分布Bは第9図に示すように主管路1の軸心0を
中心とする放物線で表わされる。そのため、低レイノル
ズ数域においては主管路軸心0の流速V+ と主管路1
の内壁近傍における流速v2との差が大きい。
従って、第7図に示すように、各流路21〜27内の渦
発生体31〜37がすべて同一方向に設けられた渦流f
fHfでは、上記低レイノルズ数域において、各渦発生
体31〜37を通過する流速が夫々異なる。例えば隣り
合う流路2+ ,22内を流れる流体の渦発生体3+ 
.32に対する速度分布が異なり、又主管路軸心Oの流
路27内の流速は周囲の流路21〜26を流れる流体の
流速よりも速い。そのため、一の流路を流れる流量を計
測しても上記流速分布の差により、他の流路の流量を含
む主管路全体の流山を正確に求めることができない。従
って、第7図に示す渦流量訓では、各流路2I〜27内
で発生するカルマン渦の周波数が相違するため、主管路
全体の流量を求めるには、各流路21〜27の流ffi
値を合計しなければならない。そのため、上記渦流量計
では各流路毎にカルマン渦を検出するセンザ及びセンリ
からの信gを処理する回路等が必要であり、構成が複雑
化してしまうといった課題が生ずる。
そこで、本発明はL記課題を解決した渦流量計を提仇す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記渦流Mtlにおいて、複数の流路の人々を
管路の半径方向上主管路軸心より同一半径となる{i7
謂に設け、渦発生体を主管路の半径方向に延在するよう
主管路軸心より放躬状となる向きに設けてなる。
作用 主管路内の流れを同一形状の複数の流路に分流するとと
もに各流路内の速度分布が等しくなるようにする。各流
路内の渦発生体が同じ速度分布の流れを受け、各流路内
を流れる流量を同一にする。
実施例 第1図及び第2図に本発明になる渦流埜訂の−実施例を
示す。
両図中、渦流量計の主経路11は大口径の土,下流側配
管12.13との間に配設されてJ3り、主管路11内
には上流側配管12がら流入した流体を分流プる分流部
村14が挿入固定されている。
この分流部材14には複数(本実施例では4個)の流路
141〜144が軸方向に穿設されている。
これらの流路14+〜144は夫々流路内径が同一半径
r1とされ、しがも各流路141〜144の中心が主管
路11の軸心Oより同一半径「2上に拉δするように穿
設されている。
従って、主管路11内に流入する流体は各流路14+〜
144に分流される。又流路14+〜144内を流れる
流速分布は夫々等しいため、各流路14+〜144を流
れる流量も同じである。
上記分流路141〜144内には渦発生体15〜154
が設けられている。各渦発生体151〜154は夫々各
流路141〜144の配管方向の中間に位置し、配管方
向から見ると第1図に示すように主管路11の半径方向
に延存する向きとaるよう主管路11の軸心0より放射
状に配設されている。
上流側配管12内を流れる流体は、前述の如く高レイノ
ルズ数域においてはその流速分荀が第8図に示すように
管路内で略均等になるが、低レイノルズ数域においては
その流速分布が第9図に示すように管路の軸心で流速が
速く管路内壁近傍で流速が遅くなる。
しかるに、本発明の渦流量計では同一流路面積を有する
流路14+〜144が主管路11の軸心Oより同一半径
似置に設けられ、しかも各渦発生体151〜155が軸
心Oより半径方向に延存するように設けられているので
、高レイノルズ数域は勿論、低レイノルズ数域において
も、流体は同じ流速で各渦発生体15+〜154を通過
する。
そのため、4個の流路14+〜144のいずれの流量も
均等であるので、一の流路内を流れる流山をJ1測し、
そのi′I測値に流路数(本実施例では4)をかければ
主管路11を流れる正確な総流量が求まる。
本実施例では各流路141〜144の流量が均等である
ので、一の渦発生体151にカル?ン渦の発生を検出す
るセンサとしてif?il)容倒式の流量検出部が設け
てある。従って、流量検出部16は渦発生体の数に拘わ
らず一つあれば良いので構成が簡略化されている。
第3図において、it検出部16は上記渦発生体151
の上方、即ち主管路11の上部に形成された設置部17
上に設置されている.18a.18bは差圧導入孔で、
第3図及び第4図に示すように一端が渦発生体15+の
両側で間口し、流路141内の圧力を流量検出部16に
導入する。
また、流量検出部16の上方には流都検出部16により
検出された信号に応じたパルス信号を出力する電気回路
を内蔵した回路ケース19が設けられている。
ここで、第5図を参照して流m検出部16の構成につき
説明する。
第5図に示す流量検出部16の取付部材16aの内部に
は一対のセンザ部20a.20bが設けられている。セ
ンサ部20aはダイヤフラム室21aの下方に設けられ
取付部材16aに接続された可動電極としての金属ダイ
ヤフラム22aと、金属ダイヤフラム22aより所定距
lIIIm間して対向しておりダイヤフラム室21aの
上方の絶縁体23aの表面に蒸若された固定電極24a
とよりなる。即ち、センザ部20aは固定電極24aに
対する金属ダイヤフラム22aの変位により静電容邑が
変化する可変容量コンデンリを形成する。
またセンサ部20bは上記センサ部20aと同様な構成
であり、金属ダイヤフラム22bと、固定電極24bと
よりなる。金属ダイヤフラム22a,22bの下方には
夫々導圧室25a.25bが対向して形成されている。
この導圧室25a,25bは渦発生体151の差圧導入
孔18a,18bに連通している。したがって、金属ダ
イヤフラム22a.22bは差圧導入孔18a.18b
を介して導圧室25a.25bに導入された渦差圧に応
じて変位する。26はOリングで、導圧室25a,25
bと取付部01 6aとの間をシールする。
一対のセンリ部20a,20bのダイヤフラム室21a
と21k)との間は連通路27を介して連通されている
連通路27及びダイヤフラム室21a.2lbには非圧
縮性の封入液28として例えばシリコンオイル等が充填
され封入されている。29は閉止栓で、封入液28を運
通路27に充填するための連通孔30を閉塞する。
ここで、流路141内に被i1l!流体が給送されその
流量計測を行う際につき説明する。
流路141内に流体が流れると、渦発生体151の下流
側には流量に比例した周期でカルマン渦が発生する。カ
ルマン渦による差圧が、渦発生体151の差圧導入孔1
8a.18bより導圧室25a.25bに導入されると
封入液28の移動に伴って金属ダイヤフラム22a.2
2bが差動的に変位する。金属ダイヤフラム22a.2
2bの変位は後述するように固定電極24a.24bの
静電容量の変化として検出され流量検出部16より流量
計測信号が出力される。
流κ検出部16により検出されたセンサ部20a,20
bの静電容恐変化は固定電4i24a.24bに接続さ
れたリード線31a.3lb及び取付部材16aを介し
て金属ダイヤフラム22a,22bに接続されたリード
線31Cにより回路ケース19内の回路に供給される。
第5図に示す如く、回路ケース19内の回路はブリッジ
回路32,増幅回路33.復調回路34.シュミット回
路35とより大略構成されている。
回路ケース1つ内に引き込まれたリードl331a,3
lbは一対のセンサ部20a,20bとブリッジ回路3
2を形成するコイル36a.36bに接続されている。
また、リード線31Cは増輻回路33に接続されている
。37はブリッジ回路32に交流を供給する交流電源で
ある。
したがって、渦発生体151によりカルマン渦が被測流
体の流山に比例して渦発生休151の両側に交互に発生
すると、逆僚相の圧力変化が生じる。この逆位相の圧力
変化は差圧導入孔18a.18bを介して導圧室25a
.25bに導入される。このため、一対のセンサ部20
8.20bの金属ダイヤフラム22a,22bが逆位相
の圧力変化により差動的に変侍し、金属ダイヤフラム2
2a.22bと固定電極24a.24bとの間の静電容
量が夫々逆位相で増減する。
このセンサ部20a.20bの静電容吊変化の周波数は
流路151a内の被測流体の流量に比例している。この
ようにして一対のセンサ部20a.20bで検出された
I!信号に応じてブリッジ回路32は交流電源37の交
流信号を被測流体の流速・流量に比例した周波数で振幅
変調した信号を出力する。さらに、ブリッジ回路32か
ら出力された信号は増幅回路33で増幅され、復調回路
34によりII1vAされる。そして、復調回路34か
らの出力はシュミット回路35より被測流体の流速・流
量に比例した周波数のパルス信月38として出力される
このパルス信号38より流路151内を流れる流量が算
出される。そして、主管路11内を流れる総amはこの
流路151の流量を流路数倍すなわち4倍にすることに
より求まる。
又、本発明の渦!ffilでは、大口径の配管を流れる
流母を複数の流路14+〜144に均等に分流して、小
口径の流路141内の流量を代表して計測することによ
り、渦発生体151より下流側に発生するカルマン渦を
小さくして主管路11の配管方向の全長が短くなってい
る。又、カルマン渦が十分高い周波数で発生するため、
パルス分解能を高水準に保つことができ、流量計測精度
が高められている。
尚、上記実施例では主管路11内に4個の流路141〜
144を設けたが、流路数はこれに限らないのは勿論で
ある。又、上記実施例では流路断面を円形としたが、流
路形状は円形以外の形状としても良い。
又、上記実施例では各流路の流れ方向の断而形状を円形
としたが、流路断面形状としては円形以外の形状として
も良い。又、上記実施例では静電容麿式の流量検出部に
よりカルマン渦の発生を検出したが、検出方式としては
静電容量式のものに限らず、これ以外の例えばサーミス
タ式.圧電素子式,あるいは超音波式の検出手段等を用
いても良い。
発明の効果 上述の如く、本発明になる渦流量計は、上流側配管の流
速分布を複数の流路に均等に分割できるので、各流路を
流れる流量を均一にすることができる。そのため、複数
の流路のうちーの流路の流量を代表して計測することに
より主管路全体の流量を正確に求めることができる。従
って、流聞検出部を各渦発生体の数分設けないで済み、
主管路を複数の流路に分流しても1個の流量検出部で済
むため、構成の簡略化が図られている。又、複数の流路
に分流された流体中に発生するカルマン渦の発生周波数
が大口径の主管路に1個の渦発住体を設けたものよりも
、高い周波数でカルマン渦を検出することができるので
、高分解能のパルスを出力することができ、より流量計
測精度を高めることができるとともに、応答性の良い信
号を出力することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に4Kる渦流flの一実施例を配管方向
からみた縦断面図、第2図は第1図中■一■線に沿う縦
断面図、第3図及び第4図は流路内に設けられた渦発生
体の側面図及び横断面図、第5図は流星検出部の縦断面
図、第6図はカルマン渦に比例したパルスを生成する回
路図、第7図は従来の渦流量計を説明するための縦断而
図、第8図1.1高レイノルズ数域の流速分荀を示す主
管路の縦断面図、第9図は低レイノルズ数域の流速分布
を示す主管路の縦断面図である。 11・・・主管路、14・・・分流部材、141〜14
4・・・流路、15+〜154・・・渦発生体、16・
・・流量検出部、18a.18b・・・差圧導入孔、2
0a,20b・・・センサ部、32・・・ブリッジ回路
。 第 3 図 凛 4 図 W,6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被測流体が流れる主管路内に設けられた同一形状の複数
    の流路と、該複数の流路の夫々に設けられた渦発生体と
    を有し、該渦発生体により流量に比例して発生するカル
    マン渦を検出する渦流量計において、 前記複数の流路の夫々を前記管路の半径方向上主管路軸
    心より同一半径となる位置に設け、前記渦発生体を前記
    主管路の半径方向に延在するよう前記主管路軸心より放
    射状となる向きに設けてなることを特徴とする渦流量計
JP1158104A 1989-06-20 1989-06-20 渦流量計 Pending JPH0324421A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1158104A JPH0324421A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 渦流量計

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JP1158104A JPH0324421A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 渦流量計

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JP (1) JPH0324421A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004001343A3 (de) * 2002-06-21 2004-02-19 Invensys Metering Systems Ag Wirbeldurchflussmesser

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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