JPH03244009A - 運用管制装置 - Google Patents

運用管制装置

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JPH03244009A
JPH03244009A JP2041472A JP4147290A JPH03244009A JP H03244009 A JPH03244009 A JP H03244009A JP 2041472 A JP2041472 A JP 2041472A JP 4147290 A JP4147290 A JP 4147290A JP H03244009 A JPH03244009 A JP H03244009A
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    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G3/00Observing or tracking cosmonautic vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、人工衛星を打上げた後、その軌道上の人工
衛星を運用管制する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は特開昭62−70939号に示されている従来
の運用管制装置を示すもので、この運用管制装置を大別
すると、人工衛星(1)から受信するテレメトリデータ
や人工衛星(1)へ送信するコマンドデータ等の送・受
信処理を行う地上受信・送信装置(2)と、これらのデ
ータの処理を行うデータ処理装置(3)と、これらのデ
ータの診断を行うデータ診断装置(4)と、一般に使用
されているブラウン管とキーボードからなる入出力装置
に相当し、ブラウン管の画面上にグラフィック図形を表
示したり、人間からの指令をキーボードから入力したリ
するのに使用するするようになされ、人間とこれらの装
置とのインタフェースの役目をするオペレーション・コ
ンソール装置(5)とから成っていた。
そして、上記データ処理装置(3)には、第7図に示す
ソフトウェア(アルゴリズム)の構成において、テレメ
トリデータ処理手段(11)、コマンドデータ処理手段
(12)、軌道・姿勢決定手段(13)、軌道・姿勢制
御計画手段(14)、イベントコントローラ手段(15
)、共通データベース手段(16)、シミュレーション
手段(17)でなるソフトウェアの各手段が組込まれて
おり、また、上記データ診断装置(4)には、通称「エ
キスパートシステム」と呼ばれるている診断手段(18
)のソフトウェアが組込まれ、これはデータ診断用のソ
フトウェアて知識データベース部(18a) と推論機
能部(18b) とから成っている。
次に動作について説明する。上記のように構成された人
工衛星の運用管制装置において、人工衛星からのテレメ
トリデータやレンジングデータは地上受信・送信装置(
2)を経由して、データ処理装置(3)へ人力され、第
7図に示す手段(11)〜(14)により各処理が実施
される。
第7図において、イベントコントローラ手段(15)は
、上記(11)〜(18)の手段を起動する順番を決め
る役目かあり、手段(ll)〜(14)の起動も外部か
らの割込み要求かない限り、前もって決められた処理順
番に従って行われる。
このイベントコントローラ手段(15)の動作の様子を
第8図に示すフローチャートで以下に説明する。第8図
において、581は外部割込みステップで、例えば、キ
ーホード等の人力装置を含む上記したオペレーション・
コンソール装置(5)を使って人間による外部からのイ
ベントコントローラ手段(15)に対して処理中止等の
割込み命令があるかないかの識別を行うようになされ、
外部割込みがない場合は、定常処理ステップ582へ進
み、前もって決められた処理順番に従って各手段(11
)から(14)を起動する。そしてステップS83へ進
み共通データ診断用(16)を起動して処理結果を書込
む。そして、次にステップ584へ進み診断手段(18
)を起動して、処理結果データの診断を行いステップ5
81へ戻る。
他方、上記ステップ581で外部割込みがあった場合は
、ステップS85へ進み、人間が指示する外部要求に従
って、指示された手段を起動して実行し予め決められた
処理が全部完了したか否かをステップS86で判定して
、全て完了すると終了し、残っている場合はステップ5
81へ戻る。
以上説明したようにイベントコントローラ手段(15)
により、定常時には各処理は自動的に実施され、異常が
発生した場合等での処理も外部割込み機能により人間の
指示通りに処理を行うことができる。
次に、シミュレーション手段(17)と診断手段(18
)とを使ったデータ診断の動作の様子を以下に説明する
シミュレーション手段(17)は人工衛星の動きを事前
に才莫擬するシミュレーションプログラムであり、例え
ば、人工衛星の軌道制御や姿勢制御を実際に実行する前
に、このシミュレーション手段わ(17)を使って軌道
制御や姿勢制御を行ったときの人工衛星の動きを予測計
算する所謂計算機シミュレーションとしてイ吏用される
ものである。
また、診断手段(18)は、知識工学や人工知能分野で
通称「エキスパートシステム」と呼ばれているソフトウ
ェア(プログラム)で、知識データベース部(18a)
  と推論機能部(18b)から成っており、上記した
データ診断装置の中で動作し、データ診断処理を行う。
上記知識データベース部(18a)は、データ診断用の
判定基準かルール(規則)化されてルールの集合体とし
てのデータ診断用を構成しており、運用管制用データの
診断ルールの一例を第9図を参照して説明する。第9図
において、各ルール(91)〜(95)は仮定部(90
A)  と結論部(90B)から成っており、仮定部(
90A)は「もし〜ならば」に相当し、結論部(90B
)は「〜である」に相当する。例えばこの図においてル
ール1 (91)の意味するところは、「もし人工衛星
の燃料タンクの温度カ月5度Cから30度Cの範囲外な
らば、燃料タンク温度は異常である。」を表わしており
、これらのルールの集合体が知識データベース部(18
a)である。
また、上記推論機能部(18b)は、知識工学や人工知
能分野で通称「推論エンジン」等と呼ばれている一般的
なアルゴリズムで構成されているもので、所謂三段論法
等の論法で結果を推論するアルゴリズムがソフトウェア
として組込まれており、上記ルール「もし〜ならば〜で
ある」の集合体から診断結果を推論するときに使用され
る。
以上説明した各手段(15)〜(18)を使って人工衛
星の運用管制データの診断を行う動作を第10図を参照
して以下に説明する。第10図はデータ診断の動作を説
明するフローチャートで、先ず前述したイベントコント
ローラ手段(15)によってデータ診断が起動(スター
ト)されると、人工衛星全体システムとサブシステムの
系統図がオベーレーション・コンソール装置に表示され
る(ステップ5101)。次に、診断手段(18)を使
ったデータ診断結果に基つき不具合発生部分(異常部分
)を上記系統図上にカラー識別で表示する(ステップ5
IQ2)。そして、故障診断を実施して(ステップ51
03) 、故障に対する対策案を作成する(ステップ5
104)。この対策案も上記したルールの中に含まれて
おり、故障に応じて自動的に対策案も選定される。そし
て、この対策案を実行したときのシミュレーションをシ
ミュレーション手段(17)を使って実施して、結果を
予測する(ステップ5105)。最後に、対策実行の為
のコマンド作成を行い人工衛星へ送信する(ステップ5
1o6)。
〔発明か解決しようとする課題〕
従来の運用管制装置に組込まれているソフトウェア手段
は以上のように構成されているので、イベントコントロ
ーラ手段(15)による定常処理では、前もって決めら
れた処理順番通りにしか各処理は実施てきす、オンライ
ン的に臨機応変に処理順番を変更して最適化することは
できない。従って、単一衛星の場合のみならず、複数衛
星の同時運用管制を行うような場合は、このような従来
の定常処理方式では、複数衛星の状態に応じて専門家が
常に処理順番を見直し、修正を行わざるを得す、人手に
よる処理か繁雑となり手間と時間がかかるなどの問題が
あった。
さらに、診断手段(18)の知識データベース部(18
a)に入れる診断ルールは、設計時の設計値を基準値と
して、衛星の専門家により運用管制のための診断用にそ
の都度再作成される必要があり、かつ運用中の診断ルー
ルの追加、修正などのメインテナンスも専門家が行う必
要が生じ、運用期間を通して多数の専門家による手間と
時間が膨大となる等の問題があった。
この発明は上記のような問題を解消するためになされた
もので、診断ルールの自動作成と修正が可能となるよう
にして、複数衛星の同時運用管制の省力化や迅速化を行
うことのできる運用管制装置を得ることを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る運用管制装置は、運用管制データを処理
するデータ処理装置と、上記データ処理装置に接続され
、上記運用管制データの診断を行うデータ診断装置と、
上記データ処理装置とデータ診断装置との両方に接続さ
れているオペレーション・コンソール装置とを備えると
共に、上記データ処理装置に、ソフトウェアとして組み
込まれているイベントコントローラ手段、共通データベ
ース手段、およびシミュレーション手段と、上記データ
診断装置にソフトウェアとして組み込まれている診断手
段とを備えた運用管制装置において、時々刻々変化する
衛星状態に応じて各手段の処理順番を見直し、最適な処
理順番を作成し、イベントコントローラ手段に指示を与
えるマネージメント手段と、衛星の故障モード影響を予
測解析し、解析結果のシートを作成、修正する故障モー
ド影響解析シート作成/修正手段と、およびこの解析結
果シートから診断ルールを自動作成、修正する診断ルー
ル作成/修正手段とを備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、マネージメント手段によリ、時々
刻々に変化する衛星状態に応じて、常に最適な処理順番
を新たに作成し、自動的にイベントコントロール手段へ
指示を出す。従って、軌道・姿勢決定や軌道・姿勢制御
処理などの処理順番は前もって決めておく必要はなく、
臨機応変に対応することが可能となり、1個の衛星の場
合のみならず、複数の衛星の同時運用管制にも対応する
ことができ、運用管制の省力化、自動化、迅速化、高効
率化を図ることができると共に、故障モード影響解析シ
ート作成/修正手段と診断ルール作成/修正手段とによ
り、テレメトリデータに基づく衛星の故障の影響や予測
解析が可能となると共に、診断ルールの自動作成、修正
が可能となり、運用管制の省力化、自動化、重速化に役
立てることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は第6図におけるデータ診断装置(4)の機能を説明
するソフトウェアとしての各手段の全体構成を示したも
のである。この第1図において、(11)〜(18)は
第7図に示す従来の手段と同のものであり、(19)〜
(21)が本実施例で追加した手段を示す。すなわち、
(1)はマネージメント手段で、学習部(19a) 、
知識ヘース部(19b)及び推論部(19c)  とか
ら成っており、従来のイベントコントローラ手段(15
)に接続されている。(25)は故障モート影響解析シ
ート作成/修正手段、(26)は診断ルール作成/修正
手段を示す。
上記マネージメント手段(19)は次に示す三種類a、
b、cの機能を備えており、始めに各々の機能について
以下に説明する。
a、スケジューリング機能 一般に、人工知能や知識工学の分野で、計画型とかスケ
ジューリング型と呼ばれているエキスパートシステムに
使われているアルゴリズムに基づき、色々な拘束条件の
もとて最適解の探索を行うことのできる機能を備えてい
る。従って、この機能の作用例としては、衛星の打ち上
げ前に前もって決めておいた処理手順に対して打ち上げ
後の実際の軌道に応じて処理手順の変更が必要とな1 2 る場合、例えば、予想された目標軌道から実際の軌道が
外れた場合は軌道修正のための処理手順を追加したりし
て、前もって決めておいた処理手順を臨機応変に変更す
ることが必要となる。このような場合は、このスケジュ
ーリング機能に基づき、軌道・姿勢決定や軌道・姿勢制
御を実施するために必要な各処理の組合せや時間配分を
各種拘束条件のもとて最適解を探索することにより行い
、最適なスケジューリングを実施することがきる。
このようなスケジューリング機能は、1個の衛星の運用
管制のためのスケジューリングに役立つばかりでなく、
複数の同時運用管制のための各種処理の最適な組合せ、
時間配分などのスケシュリング作業の省力化、自動化、
時間短縮化などに貢献することができる。
b 学習機能 第1図に示すように、後述する故障モード影響解析シー
ト作成/修正手段(25)および従来の各手段(11)
〜(18)の処理はイベントコントローラ(15)を経
由してマネージメント手段(19)に接続されており、
これらの各手段の処理過程や結果は全てマネージメント
手段(19)に人力され、この入力データから運用管制
に必要な知識を抽出、分類、整理して知識ヘース部(1
!lb)  に蓄える機能。
Cコンサルタント機能 運用管制を担当するオペレータや専門家からの間合せに
応じて、知識ベース部(19b)を知的に探索して、運
用管制に必要な各種情報を提供する機能。
以上三つの機能a、b、cはマネージメント手段(19
)を構成する学習部(19a)、知識ベース部(19b
)、および推論部(19c)の連携動作により発揮する
ことができる。これらの各部の説明を以下に行う。
(イ)学習部(19a) 学習部(19a)は主として知識獲得と学習を司る役目
をしており、知識ベース部(19b) と推論部(19
c) を使って知的な処理を行う。
ここで「知的」とは、[知識ベースと推論機能に基づき
何らかの推論をする能力を備えている」ことを指してい
る。「何らかの推論」とは、知識工学分野で一般に定義
されている推論を指しており、例えば演鐸推論、帰納推
論、類似推論などである。
従って、学習部(19a)は、これらの推論機能と知識
ベースを使って最適解の探索を行フたり、獲得した知識
から発見的学習により運用管制用の知識を自動生成する
ことができる。
ここで、「発見的学習」とは上記した帰納推論による学
習を指している。さらに、断片的に獲得された知識もそ
れらを分類、整理し、体系/構造化して知識ベースへ蓄
えると共に、知識不備を指摘し補う役目も持っている。
(ロ)知識ベース部(19b) 色々な知識を整理、編集して格納し蓄積したものが知識
ヘース部(19b)である。
ここて、「知識」とは次の四種類を指しており、各々に
ついて以下に説明する。
(I)過去の設計・製造・試験情報と運用管制情報まで
に打ち上げられ衛星の設計、製造、試験データに関して
、数値、図形、画像などで表わされる全ての情報か過去
に実施された運用管制のイベントシーケンス、スケジュ
ーリング結果、不具合情報、チエツクリスト等を含む運
用管制情報。
(I+ )現在の情報 上記N)に関する情報で、今回の運用管制中に獲得され
つつある現在の情報。
(II+ ”)学習成果情報 上記(I+)の現在の情報から推論機能を使って学習し
た結果得られた運用管制用知識。
(IV )設計モデル情報 知識工学分野では「対象モデル」とも呼ばれている設計
対象そのものを表わした情報であり、例えは、与えられ
た要求仕様に基づき設計されたもの自体を表わす情報の
ことを指している。
以上、四種類の知識が様々な形式で知識ヘース部(19
b) に蓄積されている。
ここて、「様々な形式」とは知識工学分野て5 6 殻に知識表現法と呼ばれるもので、例えば、「プロタク
ションンステム」、「フレーム」、「黒板モデル」、「
意味ネットワーク」、「述語論理」、「オブジェクト」
などを指している。
(八)推論部(19c) 推論部(19c)は学習部(19a)や知識ベース部(
19b)から独立した機構になっており、知識ベース部
(19b)に蓄えられた知識を使って推論を行う。
ここで、「推論」とは「既知の情報から意味的にはこれ
と同じかあるいはこれに含まれるが、少なくとも明示的
な形としては、これと異なる表現の情報を導き出す機能
」を指しており、−船釣に使われている三段論法なども
この推論に含まれる。
たたし、この推論部(19c)は三段論法たけでなく、
上記したように、知識工学分野で一般に定義されている
帰納推論、類似推論、デフォルト推論などの各種推論機
能を備えている。
以上の説明で明らかなように、学習部(19a)、知識
ベース部(19b)、および推論部(19c) とから
成るマネージメント手段(19)は、スケジューリング
機能、学習機能、およびコンサルタント機能を兼ね備え
ており、運用管制のための知的な処理の省力化、迅速化
に役立つことがわかる。
次に、故障モート影響解析シート作成/修正手段(20
)と診断ルール作成/修正手段(21)について以下に
詳細に説明する。
般に人工衛星の設計時には、その設計結果として、シス
テムかサブシステム等の持つ各種機能を機能ブロック毎
にまとめ、各ブロック間の人出力の関係を示した機能ブ
ロック図が作成されるのが普通である。
故障モード影響解析シート作成/修正手段(20)はこ
の設計時に作成された機能ブロック図に基づき故障モー
)・影響解析(略称FME八)を実施し、その解析結果
をFMEAシートとしてまとめるためのソフトウェアの
手段(プログラム)である。
上記FMEAはシスチムニ学的解析手法の一つとして、
世間一般に普及している設計時に使う解析手法であり、
この実施例ではこの解析手法(FMEA手法)に基づき
上記故障モート影響解析シート作成/修正手段(20)
の処理の流れが構成されており、この手段(20)が組
込まれている上記データ診断装置(4)と人工衛星の設
計者(専門家)とが対話処理を行いながら、FME八シ
へトの作成を行うことがてきる。ここての対話処理とは
、例えば上記データ診断装置のグラフィックデイスプレ
ィ等のC87画面上に表示された質問文に対して専門家
がその回答をキーボード等から入力するような方法を指
している。
故障モード影響解析シート作成/修正手段(20)はF
MEAフォーマット作成プログラムと質問文発生処理プ
ログラムとから構成されており、以下にこれらのプログ
ラムについて詳細に説明する。
(a) FMEAフォーマット作成プログラムこのプロ
グラムは上記したFME八手へに基づくFME八シへト
のフォーマット(枠組み)を作図するプログラムであり
、−1a9的な表の枠組みを作図するプログラムの処理
の流れと同様な機能を持ち、第2図にこのプログラムで
作図されるFMEAシートのフォーマット例を示した。
この図の中で、各欄C21〜C30には上記した対話処
理により記述されるべき内容に応して名称が付けられて
いるが、これらは上記FktEA手法て一般的に採用さ
れている区分に従っている。
(b)質問発生処理プログラム このプログラムは上記FMEAフォーマット作成プログ
ラムによって作成されたFMEAシートの各欄の空欄の
ところに具体的な内容を埋めていくための質問文を発生
させ、C87画面上に表示する。そしてその質問文に対
する専門家から回答を取り込み、FMEAシートの各欄
に埋め込む処理を行うプログラムであり、これらの処理
動作は、−数的な対話処理プログラムと同様な機能であ
る。このプログラムの処理動作を更に詳しく説明するた
めに、このプログラムが処理に従って順に発生させる質
問文の具体例を第3図にフローチャートの形で示した。
この図の中て示ず各質問部(531)から(540) 
に順に答える形式て、専門家は回答文を9 0 データ診断装置(4)のキーボードから入力すると、こ
のプログラムは上記FMEAシートの各欄に人力された
回答文を埋め込んで行き、FMEAシートを完成させる
働きをする。
以上説明した二種類のプログラム(a) 、 (b)か
ら成る故障モード影響解析シート作成/修正手段(20
)を使うことにより、上記FMEA手法に基づいたFM
EAシートの作成を、データ診断装置(4)と専門家と
の対話処理により行うことかできる。
次に診断ルール作成/修正手段(21)は、上記故障モ
ード影響解析シート作成/修正手段(20)により作成
されたFMEAシートの内容から後述する試験データ診
断用判定基準ルール(診断)を作成するソフトウェア手
段である。上記診断ルールは前述した診断手段(18)
の知識データベース部(18a)に入っている規則(ル
ール)の集合体である。
この診断ルール作成/修正手段(21)の処理動作を説
明するために、具体的な一例として人工衛星の軌道や姿
勢を制御するだに使用するガスジェット装置(サブシス
テム)のFMEAシートの内容から、このカスシェツト
装置の試験データを診断するのに使う診断ルールを、上
記診断ルール作成/修正手段(21)を使って作る処理
過程を以下に説明する。
第4図は上記カスシェラ)・装置のFMEAシートの一
例である。この図の中で、故障モート(C44)に記述
されている内容が、後述する診断ルールの中の仮定部に
相当し、故障モートの発生原因欄(C45)故障モート
の影響[(C4[i) 、および対策勧告欄(C50)
に記述されている内容が、同様に後述する診断ルールの
中の結論部に相当する。例えば、第4図の中でラジアル
スラスタの故障モードの欄(C44)の記述内容の中て
「液体または気体の外部漏洩jの場合は、以下に示す診
断ルールになる。
(仮定部) ラジアルスラスタから液体または気体の外
部漏洩か発生しているな らば、 (結論部):シール部不良またはゴミ詰まりが発生原因
であり、姿勢・軌道制御 不能になる。二重シール構造にし て、環境試験前後におけるリーク 試験の実施が対策として必要であ る。
以上の具体的な診断ルール側から明らかなように、診断
ルールの仮定部、結論部は上記FMEAシートの各欄の
記述内容に対応しており、この対応に基づいて、仮定部
、結論部の内容が決まることがわかり、診断ルールの作
成が自動的にてきることになる。
第5図は上記診断ルール作成/修正手段(21)の動作
を説明するための処理の流れをフローチャートで表わし
たもので、この図の中で処理ステップS51,552.
S53.S55は上記診断ルール作成/修正手段(21
)により自動的に処理されるが、ステップS54の処理
のところでは、上記処理ステップ551から553の処
理仮定で自動作成された診断ルールの内容をチエツクし
て必要ならば専門家が修正する処理が含まれており、最
終的にチエツクされ、修正された診断ルールは知識デー
タベース部に登録されて、試験データの診断に有効活用
される。
以上の説明で明らかなように、上記故障モード影響解析
シート作成/修正手段(20)と診断ルール作成/修正
手段(21)とにより、設計時の設計データを上記運用
管制データの診断に役立てることができる。
なお、上記実施例で説明した手段(19)〜(21)は
全てソフトウェアであるとして説明したか、同様な機能
、性能が得られればハードウェアやファームウェアても
よく、またこれらが混在していてもよい。ハードウェア
やファームウェア例として、ニューラルネットワーク(
神経回路網)を半導体を使ってチップ化したニューロチ
ップやファジィ集合理論を処理するファジィチップ等が
あり、これらを含むハードウェアやファームウェアが混
在する形で上記手段(19)〜(21)か構成されてい
てもよい。
さらに、上記実施例ではデータ診断装置(4)として、
推論マシンを使用する場合を説明しているか、上記手段
(18)〜(21)の処理ができれは、コン3 4 ピユータ(マシン)の種類は特に限定しないと共に、コ
ンピュータの使用台数も一台に限るものではなく、上記
各手段(18)〜(21)の処理内容に応じて複数台に
分散しても良い。逆に上記データ処理装置(3)とデー
タ診断装置(4)とを一体化して、台のコンピュータで
構成してもよい。
さらに上記実施例では、オペレーションコンソール装置
は従来のものと同様なものを使用して、ブラウン管とキ
ーボードから成るマンマシンインタフェースを使用して
いるが、これらに限定されるものではなく、他のマンマ
シンインタフェース例えば音声・認識・合成機能のある
音声対話装置などが含まれていてもよい。
また、上記実施例の説明では、この発明を人工衛星の運
用管制装置に利用する場合について述べたが、人工衛星
に限らず、航空機や船舶や車等にも利用でき、運用管制
を必要とする一般的な運用管制装置に利用できることは
言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、従来の手段にマネー
ジメント手段と故障モード影響解析/修正手段および診
断ルール作成/修正手段を新しく設け、人手によるスケ
ジューリング作業などの知的な処理作業をm械処理でき
る構成にしたので、運用管制業務の省力化、自動化、迅
速化が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に示すソフトウェアを手段
として示したソフトウェア構成図、第2図は第1図に示
した故障モード影響解析シート作成/修正手段により作
成されるFMEAシートのフォーマット例の説明図、第
3図は上記故障モート影響解析シート作成/修正手段の
動作説明図、第4図は第1図に示した診断ルール作成/
修正手段により作成される診断ルールと上記FMEAシ
ートとの対応を説明した説明図、第5図は上記診断ルー
ル作成/修正手段の動作の説明した説明図、第6図は従
来の運用管制装置の全体構成図、第7図は従来のソフト
ウェア構成図、第8図は従来のイ・\シトコントロー9
手段の動作を説明した図、第9図は従来の診断手段の知
識データベース部を説明した説明図、第10図は従来の
診断手段の動作を説明した説明図である。 図中、(19)はマネージメント手段、(19a)は学
習部、(19b)は知識ベース部、(19c)は推論部
、(20)は故障モード影響解析シート作成/修正手段
、(21)は診断ルール作成/修正手段である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示平成 10月24日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 運用管制データを処理するデータ処理装置と、上記デー
    タ処理装置に接続され、上記運用管制データの診断を行
    うデータ診断装置と、上記データ処理装置とデータ診断
    装置との両方に接続されているオペレーション・コンソ
    ール装置とを備えると共に、上記データ処理装置に、ソ
    フトウェアとして組み込まれているイベントコントロー
    ラ手段、共通データベース手段、およびシミュレーショ
    ン手段と、上記データ診断装置にソフトウェアとして組
    み込まれている診断手段とを備えた運用管制装置におい
    て、時々刻々変化する衛星状態に応じて各手段の処理順
    番を見直し、最適な処理順番を作成し、イベントコント
    ローラ手段に指示を与えるマネージメント手段と、衛星
    の故障モード影響を予測解析し、解析結果のシートを作
    成、修正する故障モード影響解析シート作成/修正手段
    と、およびこの解析結果シートから診断ルールを自動作
    成、修正する診断ルール作成/修正手段とを備えたこと
    を特徴とする運用管制装置。
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