JPH03243812A - 円・勾配・角度測定器の構造とその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、円筒の中心・通り芯又は建築物・構造物等の
勾配及び角度の測定をする器具である。

「従来の技術」 従来の勾配・角度測定は、下げ振り・水平機・トランシ
ット・レベル・差し金等を用いていた。

ｒ発明が解決しようとする課題」 従来の測定器は、構造が複雑で生産コストも安価ではな
いものが多くまた、使用するのに特別な教育や熟練が必
要とされていた。

１課題を解決するための手段Ｊ 上記目的を達成するために、本発明の測定器は透明なプ
ラスチックの容器に一定量の水を入れ密封し、用途に応
じた目盛を入れ、これを測定場所に当てるだけで一人で
目視による測定が出来るようにした。

「作用」 上記の構造を用いた測定器は、水平になろうとする水の
動きを利用しその水平面に目盛を表示する事によって、
計測の難しいパイプなどの円筒の中心点、及び通り芯の
測定や桝などの上に置いて水平の微調節の目安にしたり
、屋根や柱等の角度及び勾配を容易に測定出来る。

ｒ実施例」 実施例において図面を参照して説明すると、第一図にお
いて透明な本体（１）に水平基準線（２）に合致する適
量の水（４）を入れ、密封したプラスチック製の容器を
、水平に置かれたヒユーム管（６）の上に第２図のよう
に当てる。水平基準線（２）に水面を合わせ、本体（１
）の中心線である中心基準線（５）の延長線とヒユーム
管（６）が当たる点を、ヒユーム管の外径の中心点とす
る。この作業をヒユーム管（６）め先端部と後部の２箇
所で測定し、これらの点を線で結ぶことによって、ヒユ
ーム管（６）通り芯とする。

また、ヒユーム管（６）の外径に合致した（Ｂ）部は半
円を示すように作られており、（Ａ）−（Ａ）を線で結
び、中心基準線（５）を延長させて（Ａ）−（Ａ）線と
交わった点が、ヒユーム管（６）の円の中心点であるこ
とが確認できる。

上記の測定器の働きを応用して、第３図ではコンクリー
ト桝（７）等のコンクリート構造物の上に置いて、水平
の目安にしたり、第５図のように屋根（１０）の勾配度
数測定、第４図のように土台（９）・柱（８）等の水平
及び角度の測定をすることもできる。

「発明の効果」 本発明は以上説明したように構成されているので以下に
記載されるような効果を奏する。ヒユーム管布設工など
は、第２図のようにこの測定器を管に当てるだけで容易
に計測ができ、構造が単純であるのでこの測定器を容易
に製造することができる。そして使用方法が簡単なので
特別な教育などは必要ない。

【図面の簡単な説明】

第一図は測定器の詳細図、第２図はヒユーム管布設工に
おける実施例。 第３図はコンクリート桝設置の際に使う実施例第４図・
第５図は柱・土台の水平・垂直と屋根の勾配を測定する
実施例である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、本体（１）を透明ガラス又は透明プラスチック等で
   製造しこれに目盛（３）に合致する量の水を入れ、水の
   傾斜角度によつて計測すべき物体の円の中心・通り芯あ
   るいは勾配及び角度を測定する。