JPH03235799A - 翼フラッタを防ぐように構成された航空機および航空機においてフラッタを減少させる方法 - Google Patents
翼フラッタを防ぐように構成された航空機および航空機においてフラッタを減少させる方法Info
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Abstract
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Description
振動させることによって航空機の揚力面フラッタを減少
させるための装置および方法に関連する。より特定的に
は、この発明は時間とともに変わる加振力にさらされた
とき、左側翼およびそれに取付けられたナセルが右側翼
およびそれに取付けられたナセルとは異なる固有周波数
で振動するような様態で、エンジンナセルのような翼コ
ンポーネントを左側および右側翼に取付けることによっ
て翼のフラッタを減少させるための装置および方法に関
する。
い時真直ぐな状態とに振動させ飛行中の瞬間的な力にさ
らされるとき、その振動が減衰しかつ翼が安定した真直
ぐな状態に戻るように、というよりもむしろ、これらの
振動の振幅が時間を通じて一定のままであるかまたは増
加するかのどちらかにするのがこの設計の目的である。
構造上の振動モードの合体および適切に同時に動くこと
によって生み出される空力弾性的な不安定の状態である
。フラッタモードは通常曲げおよびねじれの両方の型の
動きを伴ない、ねじれの動きは気流からエネルギを抜き
取りかつ曲げのモードを益々大きな振幅におしやる。他
の場合においては、これらの振動は航空機の運転速度エ
ンベロープの中でわずかしか減衰しないが安定しており
航空機の乗り心地の良さを減少させうる。
性およびナセルを翼に取付ける支柱の剛性が翼のフラッ
タ特性に影響を与える要因である。
態が、モードおよび、翼の振動が不安定(フラッタ)に
なる対気速度に影響を与え得る。
およびナセルの支柱が狭い範囲に制限されている。たと
えば初期の型のボーイング747航空機は外方のエンジ
ンナセルが横方向に毎秒約2サイクルの固有周波数で振
動することを許容している。もし外方のエンジンナセル
の横方向の周波数が毎秒2サイクルより著しぐ上または
下ならその時翼フラッタは容認できないほど低い対気速
度でおこり得る。
特徴とする新しい航空機のいくつかにおいては、フラッ
タは政府の規制によって求められる対気速度より下で起
こり得る。この場合、翼フラッタを回避するためには航
空機の最大運転速度を減少させるという望ましくない解
決策が必要となる。
び/または圧力の中心の相対位置を変えることによって
翼フラッタを防ぐための他の方法が開示されている。た
とえば、ヤンガー(Young、er)による米国特許
番号2. 124. 098は主翼におけるフラッタ力
を妨害するために主翼に取付けられる予備の翼装置を含
む翼フラッタ減衰装置に関連する。
許番号3,327,965はエンジンナセルの望ましく
ない動きを防ぐために、航空機の翼から取付けられたエ
ンジンナセルへ伝達される振動エネルギを分散させる減
衰装置を開示する。
れは翼フラッタを減衰させるための安定性増大系統の制
御のもとて前縁および後縁制御面を用いるシステムに関
する。
るための空気スプリング系統がリード3世(ReedI
II)による米国特許番号4,343.447において
開示されている。
特許番号4,502,652は、外部加重を伴なうとき
に翼フラッタを抑制するためのスプリング装置に関する
。
における翼フラッタを防ぐための方法および装置に関す
る。この方法は横方向の異なる固有周波数を有する、左
翼のエンジンナセルおよび支柱のような第1エレメント
および右翼の他のエンジンナセルおよび支柱のような第
2エレメントを設ける工程を含む。横方向の固有周波数
の差は、飛行中に、時間とともに変化する擾乱にさらさ
れるとき航空機のフラッタ速度が増大するのに十分であ
る。
の詳細な説明から当業者にも明らかとなるであろう。
振動させることによって、航空機の翼のような揚力面に
おけるフラッタを防ぐための装置および方法に関する。
ば、エンジンまたは外部記憶装置のような懸下された固
まりを持ってもよい。典型的な実施例において、この発
明を翼フラッタを減少させるような様態で航空機の左側
および右側翼の両方に1つまたはそれ以上のエンジンナ
セルを取付けることに関して説明する。しかしながらこ
の発明の範囲はこの実施例に限定されないことが理解さ
れなければならない。
ープ内で操縦者にとって相応な費用で一定の使命を果た
すように設計されていることを付加えなければならない
。混乱した運動に際して最大運転速度を越えるマージン
を与えるために、航空機の構造は速い設計急降下速度(
VD)まで元のままでなければならない。連邦政府は最
低航空機フラッタ速度はVD、すなわち1.2VDより
少なくとも20%速くあるべきことを要請している。
その結果大きなフラッタマージンになった。速度が増大
しかつ翼の設計が保守的でなくなるに従って、フラッタ
マージンが減少した。重さを除くために材料強度の許容
範囲が大きくなりかつ翼の構造上のゲージが減少された
。しかしながら、より小さなゲージのために翼の剛性が
減少しより可撓性のあるものになった。一般に翼の剛性
に比例するフラッタ速度が減少しかつ多くの場合強度設
計のあらゆる局面を満たす翼に対してはVつを越える不
十分なマージンが予測された。これらの多くの場合、ゲ
ージは許容し得るフラッタ速度・マージンを与えるとい
う強度の目的のために必要とされるものを越えかつそれ
より上まで増大させられなければならなかった。このゲ
ージの増大は時々重量における重要な問題を生み出し航
空機の性能を低下させる。近年空力弾性的な仕立て技術
のような剛性材料の分布を最適化する方法がこの不利益
を最小化するために用いられている。
が用いられておりそれらは縦横比、掃引。
トリを変化させることを含む。翼上にエンジンおよび他
の備品を置くための位置はより高いフラッタ速度に対し
て有利に働くようしばしば慎重に選択される。しかしな
がら、これらの設計上の選択は航空機の機能を危くする
結果になるかもしれない。
ンブリによって10で示されるエンジンナセルを翼12
に取付ける従来の方法が示される。
形の断面形状を有する。支柱14(第1図)は、後方に
延びる上部リンキングロッド16によって翼12に接続
され、このリンキングロッド16の前端部はコネクタ1
8によって支柱の上部部分20に接続され、かつその後
端部はコネクタ22によって翼のスパー21に接続され
る。支柱14を翼にさらに接続するために、1対のコネ
クタ26(1つだけが第1図に示される)が設けられ、
それらは支柱の上部後端部に配置されかつ翼の取付28
に取付けられている。また、支柱14の下部後端部はコ
ネクタ30によって翼に取付けられ、コネクタ30は上
方および後方へ延びるプレース32に取付けられ、プレ
ース32の他方の端部は翼取付34に取付けられている
。さらに、エンジンナセル10は前方取付36および後
方取付38によって従来の様態で支柱14に接続されて
いる。
40によって形成され、それらは下端部を前後方向に延
びる下部スパー42によって、中央区分を中央スパー4
4によってかっ、上端部を上部スパー46によって接合
されている。いくつかの後方隔室40は前方隔室より高
さが低い。これらのより低い隔室は最後尾の隔室40a
を含み、一方、より高い前方隔室は最後尾の隔室40b
を含む。
40bのちょうど前方から後方の方向に延びかつ隔室4
0aで終端しているのが示されている。この様態で、翼
12に接続された支柱14の部分が示されている。中央
スパー44は1対の船首から船尾に延びるはり48によ
って形成され、それらは隔室40aにおいて横ばり5o
によって互いに接合されている。横ぼり50において各
はり48の後方端部に取付けられているのは、コネクタ
26の雌部分51であり、それはコネクタの雄部分(図
示せず)に取りつけられており、次いで翼に取付けられ
ている。雄および雌コネクタ部分は雄および雌部分内の
開口を介して延びる横ピン(図示せず)によって互いに
支えられている。
び第2図)、コネクタ30の雄部分53が下部スパー4
2の後方端部に取付けられている。
に固着させるために上部スパー46の後方端部に取付け
られている。支柱はさらに、隔室4obから下方および
後方に延びかつ中央スパー44の後方端部に接続されて
いる1対のはり59を含む囲いスパーによって形成され
ている。フェアリングスキン60は支柱を取囲み空力抵
抗を減少させる。
きたが、ここでエンジンナセルの横方向(横から横)の
動きに応答して生み出される加重力に注目する。ここで
第3図を参照して、コネクタ26において従来の支柱1
4によってエンジンナセル10を支える翼12の簡略化
された図が示される。横方向の力FLがナセル10に加
えられるとき、垂直方向の力Fvおよび−Fvがコネク
タ26および支柱14を介して生み出され、偶力を形成
する。同様に、横方向のカーFL (第3B図)はナ
セルに対して反対方向に働きかけ、垂直方向のカーFv
およびFvはコネクタ26を介して翼に対して反作用す
る。この様態で、ナセルに対する振動力が翼に伝達され
る。
性によって定められ、それは次いでスパーおよび隔室の
ような支柱の構造上コンポーネントを慎重に設計するこ
とによって制御される。ナセルの横方向周波数の重要性
は、すべての支柱が前に述べた従来の形状を有する航空
機に対するナセルの横方向周波数の関数としてのフラッ
タ速度のグラフである第4図を参照すると明らかになる
。
は、同様に位置決めされた右側翼上のナセルおよび支柱
(“対称的設計”と呼ぶ)と同一に形作られる。連邦の
規制に従って、翼は航空機の認められた急降下速度の少
なくとも1.2倍のフラッタ速度を有さなくてはならな
い。第4図の典型的なグラフにおいて示されるように、
ナセルの横曲げ周波数毎秒的1.8と2.0サイクル(
H2)の間に窓があり、そこでは航空機の対気速度は1
.2Vaに達し得、かつ、なお翼フラッタを回避し得る
。この場合、前に述べた従来の支柱はナセルの横曲げ周
波数が窓の内側に配置されるように“合わせ”得る。
つかのエンジンナセルの形状においては、このフラッタ
窓は本来閉じられている。第5図のグラフによって示さ
れるように、翼フラッタの開始は1.2Vdより下の対
気速度で起こり、最高対気速度はL 9Hzよりわず
かに下の横曲げ周波数において得られる。この従来の形
状は、フラッタを回避するために航空機の最大運転速度
が減少することを要求する。代替的に、翼はフラッタ速
度を1.2VDより上に上げるために堅くされ得る。し
かしながら剛性材料をさらに加えるごとは航空機に対し
て重量に関する不利益を加えることになる。
は翼をさらに堅くすることによる重量に関する不利益な
しにこの問題を克服する。ナセル取付支柱が、左側翼上
のナセルが右側翼上のナセルの横曲げ周波数と異なる横
曲げ周波数を有するように(ナセルはたとえば右側外方
位置および左側外方位置という向い合う翼上の同じ相対
位置に配置される)形作られるとき、フラッタは排除さ
れるかまたは少なくともかなり高い対気速度になるまで
後に引き延ばされることがわかった。胴体の両側のナセ
ルが異なる横曲げ周波数(非対称の支柱設計)を持つこ
とを許容する左側および右側支柱を設けるというこの概
念は左および右支柱が共通な横曲げ周波数に合わされる
ようにナセルを取付けるという従来の様態とは全(異な
る。より広くいうならば、この発明は左側および右側翼
が異なる固有周波数で振動するように航空機を形成する
ことによって翼フラッタを排除するために作用する。
つのエンジンを有する航空機上の左側外方ナセルは1.
76Hzの固有周波数で振動するように作られかつ右側
外方ナセルはいくつかの異なる横曲げ周波数の実験的な
範囲を通じて調整されている。第6図に示されるように
、右側外方ナセルが少なくとも1.9Hzの横曲げ周波
数を有するとき、フラッタの開始は1.2V、を越える
対気速度で起こる。
取付支柱が設けられ、そこでは第1図および第2図を参
照して述べた従来の支柱と共通なエレメントがプライム
符号(′)を付けた共通な番号によって識別されている
。第7図にはエンジンナセルを翼に取付けるための、7
0で示された支柱の部分が表わされている。この支柱の
部分は隔室40b′から後方に延びかつ後部隔室40c
で終端している。この設計は支柱を翼に接続するために
、第1図のコネクタ26の代わりに1対の平行なスプリ
ングはり72を設けている。すなわち、各スプリングは
り72は各スプリングはりの前端部74が隔室40b′
に固定されるように前後方向に延びている。第1図の中
央スパーは隔室40b′から後方に延びる左右の平行は
り75によって形成される。スプリングはり72の1つ
が各はり75の外方に配置されている。各スプリングは
り72の後端部には従来の様態で翼に取付けられたコネ
クタ78の雌部分がある。
波数は異なる。この異なる横曲げ周波数は左右のナセル
支柱の、異なる剛性を有するスプリングはり72によっ
て得られる。典型的な実施例において、ボーイング74
7航空機の右側外方ナセル支柱内のスプリングはり(第
8図)は、左側外方ナセル支柱内のスプリングはり72
′(第9図)の断面の高さ寸法h′より大きな断面高さ
寸法りを有する。ここでプライム符号の付いた番号は右
側のスプリングはりコンポーネントにあてはまりかつプ
ライム符号の付いていない番号は左側のコンポーネント
にあたる。この様態で、右側外方のナセル支柱は左側外
方のナセル支柱より堅い。この発明の独自の特徴は、左
側および右側のナセル支柱のスプリングはりの各縦軸に
沿った垂直方向の可撓性におけるこの差である。
79が各スプリングはり72の前方と後方端部との間に
配置されている。回転ベアリング79はピン(図示せず
)によってトラニオン80内に支えられ、それはトラニ
オン内の横孔およびベアリング79内の中央開口81を
介して延びる。
後方端部に取付けられる。この様態で、ベアリング79
とコネクタ78との間に延びる各スプリングはりの部分
は片持され、片持ちされた部分はベアリング79内でわ
ずかに回転することが許されている。各トラニオン80
に対する支えは隔室40dによって与えられる。隔室4
0dはその下端部が下部スパー42′ にかつその上端
部が各トラニオン80の底部に取付けられている。隔室
40dの上端部もまた中央スパーはり75の後端部に取
付けられている。
水平方向の力FL (第7図)は、第3A図および第3
B図を参照して述べたFvおよび−Fvと類似のカコン
ポーネントを生み出す。これらの力は垂直な反対方向に
働き、スプリングはりの片持ち部分の運動を上下させる
。このようにスプリングはりの可撓性を制御することに
よってエンジンナセルの振動の固有周波数を制御するこ
とが可能である。すなわち、その材料合成同様スプリン
グはりの垂直および/または厚さの寸法を制御すること
によって、はりの正確な剛性が既知の様態で制御される
。次いで、エンジンナセルの横曲げ周波数はスプリング
はりの剛性の関数である。
図に示された従来の支柱14は、内方のエンジンナセル
をボーイング747航空機の左側および右側翼に取付け
るために用いられ、一方この発明の支柱70は外方のエ
ンジンナセルを左側および右側翼に取付けるために用い
られる。内方の支柱は各々のナセル横曲げ周波数が同じ
になるように調整されるが、左側外方の支柱はナセルが
1.76Hzの横曲げ周波数を有するように調整され、
反対側外方の支柱はナセルの横曲げ周波数が2.11H
zになるように調整される。この形状において、風胴ト
ンネルテストの間、翼フラッタは1,2Vd以上の速度
になることが避けられた。理論に縛られることは望まし
くないが、左側と右側翼との振動周波数が違なることで
、翼フラッタが相互に抑制されることが推測される。
明のために提示された。余すところがないこと、または
この発明を開示された厳密な形式に限定することは意図
されていない。明らかに、当業者には多くの修正および
変更が明らかになるであろう。
従来の支柱を示す側面図である。 第2図は第1図に示される従来の支柱の部分の部分等角
図である。 第3A図および第3B図はナセルが横方向の力にさらさ
れるとき、従来の支柱において生み出される反力(Fv
)を示す簡略化された図である。 第4図は従来の支柱形状に対する、フラッタ(不安定)
とノン−フラッタ(安定)な動作との境界を、航空機速
度とナセルの横曲げ周波数との関数で示したグラフであ
る。 第5図は第4図のグラフ同様、従来の支柱形状に対して
、航空機の要求される最大運転速度に達する前にフラッ
タか起こることを示すグラフである。 第6図は第4図のグラフ同様この発明の装置および方法
を組入れる航空機のためのグラフである。 第7図はこの発明の典型的な実施例のナセル取付支柱の
部分等角図である。 第8図は第1の断面高さ寸法を有するスプリングはり部
材の側面図である。 第9図は第1の断面高さ寸法より小さな第2の断面高さ
寸法を有する別のスプリングはり部材の側面図である。 図において、40b′および40cは隔室、75ははり
、78はコネクタおよび80はトラニオンである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)第1および第2揚力面を有する航空機における翼
フラッタを防ぐ方法であって、 前記第1揚力面の第1エレメントおよび前記第2揚力面
の第2エレメントを力にさらすステップと、 前記力に応答して振動する様態で前記第1および第2エ
レメントを動かすステップと、 前記第1および第2エレメントの振動に応答して前記第
1および第2揚力面を振動させるステップと、 前記第1エレメントが前記第2エレメントと異なる周波
数で振動するように前記第1および第2エレメントを調
節するステップと、 異なる周波数で振動する前記第1および第2エレメント
に応答して、異なる周波数で前記第1および第2揚力面
を振動させるステップとを含む、方法。 (2)前記調節するステップは、前記第1エレメントが
前記第2エレメントとは異なる周波数で振動するような
様態で、前記第1エレメントを前記第1揚力面にかつ前
記第2エレメントを前記第2揚力面に接続させるステッ
プを含む、請求項1に記載の方法。 (3)前記第1揚力面は前記航空機の第1の翼でありか
つ前記第2揚力面は前記航空機の反対側の第2の翼であ
る、請求項2に記載の方法。 (4)前記第1エレメントは第1の取付エレメントによ
って前記第1翼に接続されかつ前記第2エレメントは第
2の取付エレメントによって前記第2翼に接続され、か
つ 前記調節するステップの間の、前記第1エレメントおよ
び前記第2エレメントの振動周波数は、前記第1取付エ
レメントの剛性と前記第2取付エレメントの剛性が異な
るように剛性を調節することによって規定される、請求
項3に記載の方法。 (5)前記第1および第2エレメントは前記第1および
第2翼から懸下されたエンジンナセルである、請求項4
に記載の方法。 (6)翼フラッタを防ぐように形作られた航空機であっ
て、 第1翼手段および第2翼手段と、 第1翼エレメントおよび第2翼エレメントと、前記第1
翼エレメントおよび前記第2翼エレメントが力にさらさ
れるとき、前記第1翼エレメントは前記第2翼エレメン
トと異なる周波数で振動するような様態で、前記第1翼
エレメントを前記第1翼手段に取付けるための第1手段
および前記第2翼エレメントを前記第2翼手段に取付け
るための第2手段とを含む、航空機。 (7)前記第1翼手段が前記第2翼手段とは異なる周波
数で振動するような様態で、前記第1翼エレメントの振
動を前記第1翼手段に伝達するための手段と前記第2翼
エレメントの振動を前記第2翼手段に伝達するための手
段とを含む、請求項6に記載の航空機。 (8)前記第1取付手段は第1部材を含みかつ前記第2
取付手段は第2部材を含み、かつ前記第1部材は、前記
第1および第2翼エレメントが力にさらされるとき、前
記第1翼エレメントが前記第2翼エレメントとは異なる
周波数で振動するように、前記第2部材とは異なる剛性
を有する、請求項7に記載の航空機。 (9)前記第1取付手段は前記第1翼エレメントを前記
第1翼手段から懸下するため第1支柱手段を含み、 前記第2取付手段は前記第2翼エレメントを前記第2翼
手段から懸下するための第2支柱手段を含み、 前記第1支柱手段は前記第1翼エレメントと前記第1翼
手段との間に接続される第1部材を含み、前記第2支柱
手段は前記第2翼エレメントと前記第2翼手段との間に
接続される第2部材を含み、かつ 前記第1部材は、前記第1および第2翼エレメントが変
位力にさらされるとき、前記第1翼エレメントが前記第
2翼エレメントとは異なる周波数で振動するように、前
記第2部材とは異なる可撓性を有する、請求項8に記載
の航空機。 (10)胴体を有する航空機であって、 胴体の両側に取付けられた第1揚力面手段および第2揚
力面手段と、 第1の物体および第2の物体と、 前記第1の物体および前記第2の物体が力にさらされる
とき、前記第1の物体は前記第2の物体とは異なる周波
数で振動させられるような様態で、前記第1の物体を前
記第1揚力面手段に取付けるための第1手段および前記
第2の物体を前記第2揚力面手段に取付けるための第2
手段とを含み、前記第1取付手段はさらに、前記第1揚
力面手段が、フラッタを減少させるように前記第2揚力
面手段とは異なる周波数で振動するような様態で、前記
第1の物体の振動を前記第1揚力面手段に伝達するため
の手段および、前記第2の物体の振動を前記第2揚力面
手段に伝達するための手段とを含む、航空機。 (11)前記第1取付手段は前記第1の物体と前記第1
揚力面手段との間に配置される第1取付部材を含み、 前記第2取付手段は前記第2の物体と前記第2揚力面手
段との間に配置される第2取付部材を含み、かつ 前記第1取付部材は、前記第1および第2の物体が力に
さらされるとき、前記第1の物体が前記第2の物体とは
異なる周波数で振動するような様態で、前記第2取付部
材とは異なる、請求項10に記載の航空機。 (12)前記第1および第2の物体はエンジンであり、 前記第1および第2取付手段は支柱であり、かつ 前記第1および第2揚力面手段は翼である、請求項11
に記載の航空機。 (13)前記第1取付手段は前記第1の物体と前記第1
揚力面手段との間に配置される第1ビーム手段を含み、 前記第2取付手段は前記第2の物体と前記第2揚力面手
段との間に配置される第2ビーム手段を含み、かつ 前記第1ビーム手段は、前記第1および第2の物体が力
にさらされるとき、前記第1の物体が前記第2の物体と
は異なる周波数で振動するような様態で、前記第2ビー
ム手段とは異なる、請求項10に記載の航空機。 (14)前記第1ビーム手段は、力にさらされるとき前
記第1の物体が前記第2の物体とは異なる周波数で振動
するように、前記第2ビーム手段とは異なる可撓性を有
する、請求項13に記載の航空機。 (15)前記第1取付手段は前記第1の物体を前記第1
揚力面手段から懸下するための第1手段を含み、 前記第2取付手段は前記第2の物体を前記第2揚力面手
段から懸下するための第2手段を含み、かつ 前記第1懸下手段は、前記第1および第2の物体が力に
さらされるとき、前記第1の物体が前記第2の物体とは
異なる周波数で振動するような様態で、前記第2懸下手
段とは異なる、請求項10に記載の航空機。 (16)前記第1および第2の物体はエンジンであり、 前記第1および第2懸下手段は支柱であり、かつ 前記第1および第2揚力面手段は翼である、請求項15
に記載の航空機。 (17)前記第1取付手段は前記第1の物体を前記第1
揚力面手段から懸下するための第1支柱手段を含み、 前記第2取付手段は前記第2の物体を前記第2揚力面手
段から懸下するための第2支柱手段を含み、 前記第1支柱手段は前記第1の物体と前記第1揚力面手
段との間に配置される第1支柱部材を含み、 前記第2支柱手段は前記第2の物体と前記第2揚力面手
段との間に配置される第2支柱部材を含み、かつ 前記第1支柱部材は、前記第1および第2の物体が力に
さらされるとき、前記第1の物体が前記第2の物体とは
異なる周波数で振動するように、前記第2支柱部材とは
異なる可撓性を有する、請求項10に記載の航空機。 (18)航空機におけるフラッタを減少させる方法であ
って、 胴体と、胴体の異なる位置に取付けられる第1および第
2揚力面とを有する航空機を与え、第1の物体および第
2の物体を与え、 前記第1および第2の物体が力にさらされるとき、前記
第1の物体が前記第2の物体とは異なる周波数で振動し
、かつ前記第1の物体の振動が前記第1揚力面に伝達さ
れかつ前記第2の物体の振動が前記第2揚力面に伝達さ
れるような様態で、前記第1の物体を前記第1揚力面に
かつ前記第2の物体を前記第2揚力面に取付け、かつ 前記第1の物体および前記第2の物体から伝達された振
動に応答して、前記第2揚力面とは異なる周波数で前記
第1揚力面を振動させる、方法。 (19)前記第1の物体は第1取付手段によって前記第
1揚力面に取付けられ、 前記第2の物体は第2取付手段によって前記第2揚力面
に取付けられ、かつ 前記第1取付手段は、力にさらされるとき前記第2の物
体とは異なる周波数で前記第1の物体が振動するような
様態で、前記第2取付手段とは異なる、請求項18に記
載の方法。(20)前記第1および第2揚力面手段は翼
であり、 前記第1および第2の物体はエンジンであり、かつ 前記第1および第2取付手段は支柱である、請求項19
に記載の方法。 (21)前記第1取付手段は第1ビーム手段を含み、か
つ 前記第2取付手段は第2ビーム手段を含む、請求項19
に記載の方法。 (22)前記第1ビーム手段は、力にさらされるとき前
記第1の物体が前記第2の物体とは異なる周波数で振動
するように、前記第2ビーム手段とは異なる可撓性を有
する、請求項21に記載の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2031337A JP2788914B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 翼フラッタを防ぐように構成された航空機および航空機においてフラッタを減少させる方法 |
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JP2031337A JP2788914B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 翼フラッタを防ぐように構成された航空機および航空機においてフラッタを減少させる方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03235799A true JPH03235799A (ja) | 1991-10-21 |
JP2788914B2 JP2788914B2 (ja) | 1998-08-20 |
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JP (1) | JP2788914B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008542090A (ja) * | 2005-05-23 | 2008-11-27 | エアバス・フランス | 航空機のジェットエンジン用のパイロンサスペンションアタッチメント |
JP2008545572A (ja) * | 2005-05-23 | 2008-12-18 | エアバス・フランス | 航空機用エンジンユニット |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2031337A patent/JP2788914B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008542090A (ja) * | 2005-05-23 | 2008-11-27 | エアバス・フランス | 航空機のジェットエンジン用のパイロンサスペンションアタッチメント |
JP2008545572A (ja) * | 2005-05-23 | 2008-12-18 | エアバス・フランス | 航空機用エンジンユニット |
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