JPH03235065A - 電磁型デジタル電流検出器 - Google Patents

電磁型デジタル電流検出器

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JPH03235065A
JPH03235065A JP2030529A JP3052990A JPH03235065A JP H03235065 A JPH03235065 A JP H03235065A JP 2030529 A JP2030529 A JP 2030529A JP 3052990 A JP3052990 A JP 3052990A JP H03235065 A JPH03235065 A JP H03235065A
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Kenji Hara
憲二 原
Yasuhiko Kako
靖彦 加来
Junkichi Yamazaki
山崎 淳吉
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気的に絶縁して電流を電磁的にデジタル演
算により検出する電磁型デジタル電流検出器に関する。
〔従来の技術〕
従来は、シャント抵抗、絶縁アンプならびにアナログ/
ディジタル変換器を用いてディジタルの電流検出回路[
第1の従来例]を構成していた。
また、本出願人かさきに開発した第2の従来例として特
開昭63−133067号公報・発明の名称 デジタル
電流検出器がある。
これは、トロイダルコアの中心部を被測定電流が流れる
直流母線を貫通させ、トロイダルコアの磁路の一部に形
成した空隙面に磁気検出器を配設し、トロイダルコアに
巻回した巻線からの検出電圧の正・負を判別する第1の
比較器出力と、検出電圧の絶対値が一定値を越えるかを
みる第2の比較器出力と、検出電圧のアナログ/ディジ
タル変換した値とを可逆カウンタに与え、この可逆カウ
ンタ出力を電流値とするとともに可逆カウンタ出力をデ
ィジタル/アナログ逆変換しアンプを介して巻線に加え
るデジタル電流検出器である。
さらに、本出願人は第3の従来例として特開昭63−1
59769号公報・発明の名称 絶縁型デジタル電流検
出器を提案している。
それは、シャント抵抗の両端電圧と出力帰還アナログ電
圧との比較をする比較器出力を電気的絶縁を介してアッ
プダウンカウンタで計数出力する絶縁型デジタル電流検
出器である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第1および第3の従来例においてはシャ
ント抵抗での発熱の問題から、この方式は大容量の電流
検出に利用できない欠点がある。
また、第2の従来例にあっては磁気演算をするトロイダ
ルコアの残留磁気のため電流検出器自身の精度が悪いの
を克服して、ゼロメソッド型の電流検出器とA/D変換
器を適用する方法ではあるが、構成部材が少々増加する
という不具合がある。
ここにおいて、本発明はこれらの従来例の難点をすべて
払拭した電磁型デジタル電流検出器を提供することを、
その目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、デユーティ一定
で、正と負の同−絶体値の電流をトロイダルコアの補償
巻線に与え、 このトロイダルコアに巻回した測定巻線に流す被測定電
流を抑制する装置と、 かつ、そのトロイダルコアの磁路の一部を僅かに切り開
いてトロイダルコアの断面に磁気センサを設けた磁気検
出器を介してトロイダルコアを貫通する磁束の方向性の
正負を検出する装置と、これを被測定電流の検出値とな
すとともに、トロイダルコアの補償巻線に入力している
電流の方向を切換える装置とを それぞれ具備したことを特徴とする電磁型デジタル電流
検出器 であり、また トロイダルコアの補償巻線の前段に積分作用をなすオペ
アンプを設けた 前項記載の電磁型デジタル電流検出器 であり、かつ 前記オペアンプの出力を電流バッファ回路を経てからト
ロイダルコアの補償巻線へ加える前項記載の電磁型デジ
タル電流検出器 であり、さらに 正と負の同一絶対値の電流をトロイダルコアの補償巻線
へ与え、 トロイダルコアに巻回した測定巻線に流す被測定電流を
抑制する装置と、 かつ、そのトロイダルコアの磁路の一部をわずかに切り
開いてトロイダルコアの断面に磁気センサを設゛けた磁
気検出器を介してトロイダルコアを貫通する磁束を検出
する装置と、 前記磁束を検出する装置の出力電圧と、デユーティ一定
のキャリアパルスとを積分する積分作用をなすオペアン
プを設け、 前記オペアンプの出力電圧の正負を検出する装置と、 二のオペアンプの出力電圧を被測定電流の検出値となす
とともトロイダルコアの補償巻線に入力している電流の
方向を切りかえる装置とをそれぞれ具備した ことを特徴とする電磁型デジタル電流検出器であり、さ
らにまた トロイダルコアの補償巻線の一方端に第1のスイッチ回
路の共通接点を接続し、 トロイダルコアの補償巻線の一方端に第2のスイッチ回
路の共通接点を接続し、 第1のスイッチ回路の第1の入力接点と第2のスイッチ
回路の第1の入力接点に正電圧を接続し、第2のスイッ
チ回路の第2の入力接点と第2のスイッチ回路の第2の
入力接点に負正電圧を接続してなる バッファ回路を設け、 このバッファ回路を前記オペアンプの出力で切換える 前々項記載の電磁型デジタル電流検出器であり、しかも
なお 補償巻線に与える電流のデユーティを50%とした これまでの各項のいずれかに記載の電磁型デジタル電流
検出器 である。
〔作 用〕
本発明は、上記の構成であるから、 アナログ量の被測定電流をトロイダルコアの測定巻線に
流すことで巻線の積分要素を利用しているのでパルス幅
変調A/Dコンバータに不可欠な積分器を不要とし、 さらに、被測定電流の回路と測定出力回路の電気的絶縁
も完全となり電力ロスがなく、しかもなお、パルス幅変
調A/Dコンバータに積分器を使用することで、被測定
電流が含むノイズにも強く、 大電流も測定可能となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例における回路構成を表すブロック図を
第1図に示す。
交流あるいは直流の被測定電流が流れる測定巻線102
と、キャリアパルスを導入しPWM [パルス幅変調コ
される被測定電流のPWM出力をキャリアパルスに同期
させる補償巻線101を巻回した、トロイダルコア10
3の磁路の一部を切り開きそこに磁気センサ[例えばホ
ール素子コ104を配設し、磁気センサ104の一対の
端面には直流電源120から定電流回路121を経て定
電流が与えられ、他の一対の端面には磁気センサ104
に交差する磁束変化に対応した電圧が発生する。
この磁気センサ104の発生電圧はコンパレータ110
の両端に与えられ、その比較電圧が被測定電流の電流値
をデジタルに表すPWM出力として取り出される。
このPWM出力はスイッチ駆動手段105を経てスイッ
チS2を接点C2を中心にして接点a2あるいはb2に
接触させて、基準直流電圧子VRef’あるいは−VR
ef’が抵抗112を経てアンプ107に加えられ、抵
抗114を経てアンプ107に加えられる一定電圧と比
較される。また、PWMlnはデユーティ(Duty)
 50%のキャリアパルスvinであり、このキャリア
パルスvinをスイッチ駆動手段106を経てスイッチ
S2を接点c2を中心にして接点a2あるいはb2に接
触させて、基準直流電圧+VRefあるいは−V Re
fが抵抗111を介してにアンプ107に与えられ、抵
抗114を経てアンプ107に加えられる一定電圧と比
較される。そして、113,115゜116は抵抗、1
17はコンデンサ、108゜109はトランジスタ、+
 Vcc、 −Vccハ正、負の直流電源である。
トランジスタ108と109からなる回路は、電圧ゲイ
ン1のバッファー回路であり、アンプ107の出力電流
を増大する働きがある。
このように、スイッチSl、S2によりPWM出力はキ
ャリアパルスVinに同期する。
第2図は、この一実施例の動作を説明するブロック線図
[第2図(a)] とトロイダルコアの各巻線の略図[
第2図(b)]である。
第2図(b)に示すようにトロイダルコア103に補償
巻線101.測定巻線102をとりつける。
測定巻線102に被測定電流12を流し、補償巻線10
1の補償電流11との差l2−Ifの符号によって、リ
レー要素[201]の出力電圧を±Vcに制御し、この
信号にデユーティ50%で正負の同一絶対値のパルス電
圧[キャリアパルス]Vinを加え、補償巻線101 
 [202]を通じて被測定電流I2の入力点へフィー
ドバックする。
このとき補償巻線101は積分器となるので、フィード
バック信号は電流である。
この信号が補償電流11となる。このループによって1
2−II 〜0とすることで、リレー要素[201]の
出力パルスを被測定電流12の変換値とするものである
なお、補償巻線101の積分作用をオペアンプ(演算増
幅器)とコンデンサで代用し、補償巻線101へは積分
器の出力を電流に変換して流しても実現できる。
この一実施例の作用を第3図の電圧波形図により説明す
る。
第3図において、補償電流■1は常に変化するが、補償
電流11の平均値は被測定電流I2と等しくなる。
また、第2図に示すようにデユーティ50%のパルスの
周期での積分値11を考えると、デユーティ50%の積
分値は0となり、±Veの積分値のみが残る。
ここで、+Vcの印加される時間をT+とすると、補償
電流11は It −Vc(2T+ −T)        ・ (
2式)であられされ、これが被測定電流I2と等しいこ
とにより 12−Ve(2T+ −T)        −(3式
)これより、被測定電流I2が時間T+に変換されたこ
とになる。
このように、第1図は測定巻線102を流れる被測定電
流をパルス幅変換して検出する回路であり、図中PWM
in [VinコによってスイッチS1を駆動し、デユ
ーティ50%の信号をつくる。
補償巻線101.測定巻線102の電流の和の符号はト
ロイダルコア102の断面に設けた磁束検出器[磁気セ
ンサ104.コンパレータなどからなる]により検出す
る。またこの検出信号でスイッチS2を駆動する。補償
巻線101はスイッチSL、S2によってつくられた信
号が加えられて印加されることで、測定巻線102の電
流と等しくなるように制御され、このときの磁束検出器
の出力PWM出力が検出値となる。なお、この磁束検出
器に用いた素子[磁気センサ104コは低電流を流し磁
界の変化を検出するもであればよい。
第4図は本発明の他の実施例の回路構成を表すブロック
図である。
この他の実施例は、磁気センサ[例えばホール素子コの
出力がゼロクロス比較器に入力されてパルス幅変調信号
に変換する方式において、あるいは尖状ノイズが生起す
ることがあったときに有効な手段である。
すべての図面において、同一符号は同一部材を示す。
磁束検出回路104て検出されたトロイダルコア103
の磁束変化は積分回路405へ与えられる。
積分回路405は、磁束検出回路104からの入力抵抗
122とキャリアパルスVinの入力抵抗123の出力
端を共通にしてアンプ124の一方の入力端子へ接続し
、アンプ124の他方の入力端子は接地されており、ア
ンプ124の出力端は積分コンデンサ]25を介して先
の一方の入力端子へ帰還接続される。
積分回路405の出力信号はコンパレータ406の一方
入力端に加わり、コンパレータ406の他方入力端は接
地されており、このコンパレータ406の出力かPWM
出力であり、このPWM出力はバッファ回路407を経
て補償巻線101へ補償電流を加え、またPWM出力は
計数回路408を介してデジタル符号化されたデジタル
符号出力が被測定電流I2の電流値として出力する。
その他の実施例における作用を第5図の伝達関数による
ブロック図で説明する。
まず、測定巻線102の巻数をNl(ターン)とすると
、被測定電流I2によって、トロイダルコア103中に Φl−μ・Nl  φ12        ・・・(4
式)の磁束Φlが生ずる。ここにμはトロイダルコアの
透磁率である。同様に、補償巻線101の巻線をN2(
ターン)とすると、補償巻線101を流れる補償電流工
】によって、トロイダルコア103中に Φ2−μ・N2 ・11        ・・・(5式
)の磁束が生ずる。PWM信号をデジタル符号に変換す
る計数回路408は、一般によく知られている。
このことと、(4式〉と(5式)の関係より、本発明の
動作原理を示す第5図は、磁束の入力からPWM出力ま
でのブロック図としている。
第5図において、説明を簡単にするために、キャリアパ
ルスVinのデユーティは50%で、振幅は最大値vc
、最小値−VCとし、またリレー要素の出力も最小値が
VH−Vl、最小値がVL −−Vl とする。
さらに、第4図のバッファ回路を第5図に示すように1
次おくれ要素に設定する。
この時定数T2をキャリアパルスの周期に対して十分短
く設定すと、バッファ回路504の出力は、はぼPWM
出力と同一の波形となる。ここでは、時定数T2をキャ
リアパルスの周期の115〜1/10倍程度に設定する
第6図は、第5図における各部の電圧波形図であり、縦
軸は電圧、横軸は時間である。
第6図(a)は積分要素502の入力段での電圧波形[
−点鎖線は後述する磁束ff1KlΦ1の平均値である
コ、第6図(b)はキャリアパルスVjnの電圧波形、
第6図(d)はリレー要素503の入力段での電圧波形
、第6図(c)はリレー要素503の出力段つまりPW
M出力の電圧波形であり、それぞれ時点t1から時点t
6まてを時間的に対応して表している。
第5図のブロック図は積分要素を持った閉ループ系とな
っているので、積分要素502の入力段の平均値が0と
なるように制御がおこなわれる。
第6図は第5図の制御系が安定状態を示している。
すなわち、第6図(a)の電圧波形はデユーティが50
%のキャリアパルスと被測定電流を表すKlΦlと補償
巻線による−に1Φ2の各波形を示している。
フィードバックループの働きによって、第5図の積分要
素502の入力段での平均値は0となるので、 すなわち、 ロ となる。また、リレー要素503の出力段では第6図(
C)に示すPWM出力電圧波形が観測できるのであるか
ら、 Φ2−2に2  Vl  ((TV /Tc)−1/2
]・・・(8式) である。(5式)と(8式)より、被測定電置型2は、
12−(2に2 V 1)/(μN1)X  ((TV
 /Tc)−1/21−(9式)となる。また、(8式
)より、PWM出力のデユーティのD[%]は、 D=  (TV / Tc)x 100−[((μ・N
l)/(2に2 Vl)+  12+1/2] xlO
O[%]・・・(10式)となる。(9式)より、被測
定電流I2−0のとき、D−50%となり、被測定電流
I2の符号にによって、デユーティのDが変化すること
がわかる。
すなわち、被測定電流I2の値がPWM出力に変換され
ることが説明できる。
以上説明したように本発明は、積分回路を用いたPWM
方式をゼロメソッドによる電流検出回路に適用し、外部
からキャリアパルスを、積分回路の入力に加えることに
より、PWM出力電圧波形の周期をキャリアパルスの周
期と一致させることを特徴としている。
この他の実施例は、そのバッファ回路として第7図(a
)に表した407aのように構成している。
まず、バッファ回路407aの動作を説明する。
第4図のリレー要素(コンパレータ)406は第5図の
503のように、入力の符号が正であれば、VHの電圧
を出力し、負であればVLの電圧を出力する。
また、補償巻線101のインダクタンスをり。
抵抗の値をRとする。このしとRが第5図の一次おくれ
要素501を構成している。バッファ回路407a内の
スイッチ回路701の出力から補償巻線101を流れる
補償電流11までの伝達関数G I (S)は、 Gl(s)=(1/R)/  (1+s (L/R))
・・・(11式) となる。(5式)と(11式)より、スイッチ回路70
1から、補償電流IIによって生ずる磁束Φ2までの伝
達関数は、 G2(s)=に2 /(1+s  −T2)   −(
12式)となる。ただし、 N2−μ・N2 /R・・・(13式〉T2−L/R・
・・(14式) である。(12式)から明らかなように、第5図のブロ
ック504中に記した一次おくれ要素ができたので、電
流検出回路の動作は先に説明したのと同等である。
本発明の別の実施例におけるバッファ回路の詳細図を第
7図(b)に示す。
他の実施例[第7図(C)]において、Vcc−VH−
VI −Vcc−VL −−Vl とおくと、第5図のブロック図と各要素が等価になるの
で、(9式)と(13式)より、被測定電流I2は I2−(2V/R)(N2 /N1) X [(TV /Tc)−(1/2)コ・・・(15式
) となる。(15式)において、TV/Tcは0〜1の値
をとるので、被測定電流の最大値IIIはIm −(V
l /R)(N2 /N1.)   ・・・(16式)
となり、R,Nl 、N2を固定すると、スイッチ回路
701の電源電圧■1のみによって決定される。
このように、別の実施例は他の実施例と同じVl、R,
Nl、N2の値を用いながら(16式)で決まる最大電
流の2倍の電流を検出しようとするものであり、この別
の実施例はバッファ回路407bの構成が他の実施例の
バッファ回路407aと異なっている。すなわち、第7
図(b)に示すように、2個のスイッチ回路705゜7
06でバッファ回路407bを構成する。
そこで、バッファ回路407bの動作を述べる。
スイッチ回路705,706は、リレー要素からの入力
VBがlであればVcを出力し、VLであれば−vcを
出力するもので、リレー要素からの入力vBにより実線
あるいは点線のようにスイッチ接点が連動する。
したがって、第7図(b)の別の実施例は第7図(a)
の他の実施例の2倍の電流まで検出できるというすぐれ
た効果がある。
ところで、これまでの説明ではキャリアパルスのデユー
ティは50%としているが、デユーティは一定値であれ
ばよく、例えばデユーティ40%でもがまはないが、こ
の場合は被測定電流がゼロのとき、PWM出力のデユー
ティが40%となる。
〔発明の効果〕
かくして本発明によれば、トロイダルコアに巻回した″
巻線の積分要素を利用しているため、パルス幅変調A/
Dコンバータに不可欠な積分器を不要としており、また
シャント抵抗を適用していないから、被測定電流が流通
する被測定回路と測定回路との電気的絶縁は必要でなく
、電力ロスがないという効果が認められる。
しかも、キャリアパルスのデユーティは一定値であれば
よくn%であれば被測定電流がゼロのときにPWM出力
のデユーティはn%とすればよい。
さらに、パルス幅変調A/Dコンバータを適用して被測
定電流にノイズ成分が含まれるときでもその影響を受け
ない。
すなわち、本発明はこの種の電磁型デジタル電流検出回
路として、被測定電流の量値の増大と、構成部材の減少
と、電気的絶縁の完全性と、検出回路としての電力ロス
がゼロに近く、被測定電流がノイズを含むときの対策も
万全であるという、特段の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における回路構成を表すブロ
ック図、第2図はその伝達関数図、第3図のその電圧波
形図、第4図は本発明の他の実施例における回路構成を
表すブロック図、第5図はその伝達関数図、第6図はそ
の電圧波形および磁束平均値の説明図、第7図(a)は
本発明の他の実施例のバッファ回路の詳細図、第7図(
b)は本発明の別の実施例のバッファ回路の詳細図であ
る。 101・・・補償巻線 102・・・測定巻線 103・・・トロダルコア 104・・・磁気センサ 105.106・・・スイッチ駆動手段107.124
・・・アンプ 108.109・・・トランジスタ 110.406・・・コンパレータ 111〜116,122,123,702〜704・・
・抵抗 117.125・・・コンデンサ 118.119・・・ダイオード 120・・・直流電源 121・・・定電流回路 404・・・磁束検出回路 405・・・積分回路 407.407(a)、407(b)−バッファ回路4
08・・・計数回路 701.705,706・・・スイッチ回路+vce・
・・正の直流電源(電圧) −vec・・・負の直流電源(電圧) Vin・・・キャリアパルス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、デューティ一定で、正と負の同一絶体値の電流をト
    ロイダルコアの補償巻線に与え、このトロイダルコアに
    巻回した測定巻線に流す被測定電流を抑制する装置と、 かつ、そのトロイダルコアの磁路の一部を僅かに切り開
    いてトロイダルコアの断面に磁気センサを設けた磁気検
    出器を介してトロイダルコアを貫通する磁束の方向性の
    正負を検出する装置と、これを被測定電流の検出値とな
    すとともに、トロイダルコアの補償巻線に入力している
    電流の方向を切換える装置とを それぞれ具備したことを特徴とする電磁型デジタル電流
    検出器。 2、トロイダルコアの補償巻線の前段に積分作用をなす
    オペアンプを設けた 請求項1記載の電磁型デジタル電流検出器。 3、正と負の同一絶対値の電流をトロイダルコアの補償
    巻線へ与え、 トロイダルコアに巻回した測定巻線に流す被測定電流を
    抑制する装置と、 かつ、そのトロイダルコアの磁路の一部をわずかに切り
    開いてトロイダルコアの断面に磁気センサを設けた磁気
    検出器を介してトロイダルコアを貫通する磁束を検出す
    る装置と、前記磁束を検出する装置の出力電圧と、デュ
    ーティ一定のキャリアパルスとを積分する積分作用をな
    すオペアンプを設け、 前記オペアンプの出力電圧の正負を検出する装置と、 このオペアンプの出力電圧を被測定電流の検出値となす
    とともトロイダルコアの補償巻線に入力している電流の
    方向を切りかえる装置とをそれぞれ具備した ことを特徴とする電磁型デジタル電流検出器。 4、トロイダルコアの補償巻線の一方端を接地し他方端
    から正電圧あるいは負電圧を印加するスイッチ回路から
    なるバッファ回路へ、前記オペアンプの出力を与える 請求項3記載の電磁型デジタル電流検出器。 5、トロイダルコアの補償巻線の一方端に第1のスイッ
    チ回路の共通接点を接続し、 トロイダルコアの補償巻線の一方端に第2のスイッチ回
    路の共通接点を接続し、 第1のスイッチ回路の第1の入力接点と第2のスイッチ
    回路の第1の入力接点に正電圧を接続し、第2のスイッ
    チ回路の第2の入力接点と第2のスイッチ回路の第2の
    入力接点に負正電圧を接続してなる バッファ回路を設け、 このバッファ回路を前記オペアンプの出力で切換える 請求項3記載の電磁型デジタル電流検出器。 6、補償巻線に与える電流のデューティを50%とした 請求項1ないし5のいずれかに記載の電磁型デジタル電
    流検出器。
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