JPH03234183A - 固体撮像装置用画像欠陥補正装置 - Google Patents

固体撮像装置用画像欠陥補正装置

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JPH03234183A
JPH03234183A JP2028398A JP2839890A JPH03234183A JP H03234183 A JPH03234183 A JP H03234183A JP 2028398 A JP2028398 A JP 2028398A JP 2839890 A JP2839890 A JP 2839890A JP H03234183 A JPH03234183 A JP H03234183A
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correction
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solid
signal
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JP2028398A
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Jun Ito
潤 伊藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下、本発明を次の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E  iIH点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 01本発明を適用したビデオカメラの構成(第1図、第
2図) G、CCDイメージセンサの欠陥試験(第3図)G、メ
モリマツプ(第4図) G4補正信号発生回路及びその周辺回路の具体(第5図
) G、補正動作(第6図、第7図、第8図)H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、CCD (Charge Coupled 
Device)等の固体撮像素子に含まれる欠陥画素か
らの出力信号に起因する画質劣化を信号処理により補正
する固体撮像装置用画像欠陥補正装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、複数の固体撮像素子を備えた固体撮像装置の
上記複数の固体撮像素子に含まれる欠陥画素からの出力
信号に欠陥補正処理を施す固体撮像装置用画像欠陥補正
装置において、記憶手段に予め記憶した欠陥画素のデー
タに基づいて発生した欠陥補正信号を、上記複数の固体
撮像素子の出力信号に加算して欠陥補正処理を行うに際
し、上記複数の固体撮像素子の温度を複数の温度検出手
段で検出して、それらの検出出力のうちから、欠陥補正
処理の施される出力信号が形成された欠陥画素の温度を
示す検出出力を切り換えて温度補正手段に与え、この検
出出力に基づいて上記欠陥補正信号に温度補正処理を施
すようにしたものである。
C従来の技術 一般に、半導体で形成したCCDなとの固体撮像素子で
は、半導体の局部的な結晶欠陥などにより、入射光量に
応じた出力信号を得られない画素を生しることがあり、
このような欠陥画素からの出力信号が画質を劣化させる
原因となっている。
例えば、出力信号に常に一定のバイアス電圧が加算され
てしまう欠陥は、その信号をそのまま再往するとモニタ
画面上に高輝度のスポットとして現れるので白傷欠陥と
呼ばれており、この他に、入射光量に応した出力信号か
ら一定のバイアス電圧が減算されてしまう黒傷欠陥や、
画素の感度の不均一性などによる白シェーディングや黒
シェーデイングなどが知られている。
従来、このような欠陥画素からの撮像出力に起因する画
質劣化を信号処理により補正するには、例えば、上記欠
陥画素の位置に関するデータをメモリなどの記憶手段に
予め記憶しておき、このデータに基づいて、欠陥画素か
らの出力信号を、隣接する画素からの出力信号で補間す
るようにしていた。
あるいは、上記欠陥画素の位置とその欠陥画素からの出
力信号の補正レベルとを示すデータを記憶手段に予め記
憶しておき、これらデータに基づいて、上記固体撮像素
子に含まれる欠陥画素からの出力信号のタイミングで欠
陥補正信号を形成し、この欠陥補正信号を上記固体撮像
素子の出力信号に加算するようにした画像欠陥補正装置
も提案されている(特開昭60−513780号公報参
照)。
なお、このような画像欠陥補正装置に関する技術として
、本願出願人は、固体撮像素子に含まれる欠陥画素の位
置を示すために、上記固体撮像素子の全ての画素につい
て欠陥の有無を示すデータを順次記憶手段に記憶させる
のに代えて、欠陥画素間の距離を符号化したデータとし
て記憶手段に記憶させることにより、記憶容量を削減す
るようにした技術などを先に提案している(特公昭60
−34872号公報参照)。
D 発明が解決しようとする!II!!ところで、固体
撮像素子に含まれる欠陥画素からの出力信号のレベルは
、特に白傷欠陥や黒シェーデイングなどの欠陥では、そ
れが形成された欠陥画素の温度条件により変動する場合
がある。このため、上記欠陥画素からの出力信号に欠陥
補正処理を施す場合には、上記欠陥画素の温度に応じた
ものにすることが望ましい。
特に、放送用カラービデオカメラ装置などの、複数の固
体撮像素子を備えた多板式の固体撮像装置では、各固体
撮像素子がそれぞれ離れて配されているために、各素子
ごとに欠陥画素の温度が異なる場合が多く、このため、
上記欠陥画素からの出力信号に欠陥補正処理を同一の条
件で施したのでは、適正な補正がなされずに出力信号の
画質を良好にすることができないことがある。
しかし、複数の固体撮像素子からの出力信号に、温度条
件を考慮した高精度の欠陥補正処理を施すために、画像
欠陥補正装0の構成を複雑にしたり、回路規模を膨大に
したりすると、これを用いた固体撮像装置が、大きく重
くなり、消費電力も増え、価格も高くなるという欠点を
生じてしまう。
そこで、本発明は、このような実情に鑑みて提案された
ものであって、その目的とするところは、複数の固体撮
像素子からの出力信号に、温度条件を考慮した高精度の
欠陥補正処理を施すことができ、かつ、構成が簡単で回
路規模も小さくすることができる固体撮像装置用画像欠
陥補正装置の提供にある。
E 課題を解決するための手段 本発明は、複数の固体撮像素子を備えた固体撮像装置の
上記複数の固体撮像素子に含まれる欠陥画素からの出力
信号に欠陥補正処理を施す固体撮像装置用画像欠陥補正
装置において、上述の如き目的を達成するために、上記
複数の固体撮像素子に含まれる欠陥画素の位置とその欠
陥画素からの出力信号の補正レベルとを示すデータを予
め記憶した記憶手段と、この記憶手段から上記データを
読み出して、そのデータに基づいて、上記各固体撮像素
子に含まれる欠陥画素からの出力信号のタイミングで、
欠陥補正信号を発生する補正信号発生手段と、上記複数
の固体撮像素子の温度を検出する複数の温度検出手段と
、上記複数の温度検出手段の検出出力のうち、欠陥補正
処理の施される出力信号が形成された欠陥画素の温度を
示す検出出力を切り換え出力する切換手段と、この切換
手段を介して上記複数の温度検出手段のいずれかから与
えられた検出出力に基づいて、上記補正信号発生手段か
らの欠陥補正信号の信号レベルに温度補正処理を施す温
度補正手段と、この温度補正手段で温度補正処理が施さ
れた欠陥補正信号を上記複数の固体撮像素子の出力信号
に加算する加算手段とを備えてなる。
F 作用 本発明に係る固体撮像装置用画像欠陥補正装置では、複
数の固体撮像素子の温度を複数の温度検出手段で検出し
、それらの検出出力のうち、欠陥補正の施される出力信
号の形成された欠陥画素の温度を示す検出出力を切換手
段から切り換え出力する。この切換手段から切り換え出
力された検出出力は、温度補正手段に与えられ、記憶手
段に記憶されている欠陥画素に関するデータに基づいて
補正信号発生手段から発生した欠陥補正信号に、上記温
度補正手段で欠陥画素の温度に応じた温度補正処理を施
して、加算手段で上記複数の固体撮像素子の出力信号に
加算する。
実施例 以下、本発明をカラービデオカメラ装置に適用した実施
例について図面に従い詳細に説明する。
GIビデオカメラの構成 第1図のブロック図に示す実施例は、撮像光学系lによ
り撮像光を赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色成分
に色分解した被写体像が撮像面上に結像される三枚の固
体撮像素子2R,2G、2Bにて構成される三板式の撮
像部2にてカラー撮像を行うカラービデオカメラ装置に
本発明を適用したものである。
この実施例において、上記撮像部2を構成する固体撮像
素子2R,2G、2Bとしては、例えば、第2図に示す
ように、マトリクス状に配設された各々の画素に対応す
る多数の受光部Sと、この各受光部Sの一例に縦方向に
沿って設けられた垂直転送レジスタ部VRと、各垂直転
送レジスタ部■Rの各終端側に設けられた水平転送レジ
スタ部HRから戒り、各受光部Sに得られる受光光量に
応じた信号電荷をlフィールド期間毎あるいは1フレー
ム期間毎にそれぞれ各垂直ライン毎に対応する各垂直転
送レジスタ部VRに転送し、上記各垂直転送レジスタ部
VRを通して上記信号電荷を水平転送レジスタ部HRに
転送して、この水平転送レジスタ部HRより一水平ライ
ン毎の信号電荷を撮像出力信号として取り出すようにし
た3枚のインターライントランスファ型のCCDイメー
ジセンサ2R,2G、2Bが用いられている。
上記撮像部2の駆動回路3には、第1図に示すシンクジ
ェネレータ4にて与えられる同期信号5YNCに同期し
た垂直転送パルスや水平転送パルスがタイミングジェネ
レータ5から供給されているとともに、上記CCDイメ
ージセンサ2R12G、2Bの各受光部Sに得られる受
光光量に応じた信号電荷を1フイ一ルド期間中に全て読
み出すフィールド読み出しモードと上記各受光部Sに得
られる信号電荷を1フレ一ム期間で全て読み出すフレー
ム読み出しモードを指定する読み出しモードの指定信号
や、上記CCDイメージセンサ2R2G、2Bの電荷蓄
積時間を制御して所謂電子シャッタのスピードを制御す
るシャッタ制御信号等がシステムコントローラ6から供
給されている。
なお、上記撮像部2を構成するCCDイメージセンサ2
R,2G、2Bは、1/30秒の電荷蓄積時間を有する
フレーム読み出しモードに対し、電荷蓄積時間が1/6
0秒のフィールド読み出しモードでは、電荷蓄積量が上
記フレーム読み出しモードの1/2になるので、垂直方
向に隣接する2個の受光部Sにて得られる信号電荷を加
えて読み出すことにより、上記フレーム読み出しモード
と感度を同等にしている。
上記三枚のCCDイメージセンサ2R,2G。
2Bにて構成した撮像部2にて得られるRGB 3チヤ
ンネルのカラー撮像出力信号(Sつ)、 (SG) 、
 (ss)は、前置増幅器7から補正信号加算回路8を
介して信号処理系9に供給され、上記補正信号加算回路
8にて欠陥補正処理が施されてから、上記信号処理系9
にてガンマ補正やシェーディング補正等とともにプロセ
ス処理が施されてCCIR(国際無線通信諮問委員会)
やETA(アメリカ電子工業会)で規格化された所定の
標準テレビジョン方式に適合するビデオ信号(SQLI
7)に変換されて出力される。
また、この実施例では、上記CCDイメージセンサ2R
,2G、2Bについて、予め欠陥画素の位置、欠陥の種
類および欠陥のレベル等を解析する欠陥試験を行って、
これらのデータを補正データとしてメモリ10に記憶し
てあり、このメモリlOから読み出された補正データに
基づいて、上記CCDイメージセンサ2R,2G、2B
に含まれる欠陥画素からの出力信号のタイミングで白傷
欠陥補正信号(wcp)、黒傷欠陥補正信号(BCP)
、自シェーディング補正信号(Ws、I)や黒シエーデ
イング補正信号(BSN)等を補正信号発生回路11で
形成して、これら補正信号(−6P) 、 (BCP)
 、 (Wss) 、(1g++)を補正信号切換回路
12を介して上記補正信号加算回路8や上記信号処理系
9に供給することにより、上記補正信号加算回路8や上
記信号処理系9にて画像欠陥を補正するようになってい
る。
また、上記撮像部2の上記CCDイメージセンサ2R,
2G、2Bには、これらCCDイメージセンサ2R,2
G、2Bの温度を検出する温度センサ13R,13G、
13Bがそれぞれ近接して設けられている。これら温度
センサ13R,13G、13Bの検出出力は、温度セン
サ切換回路14を介して温度補正回路15.16にそれ
ぞれ与えられる。これら温度補正回路15.16は、上
記温度センサ13R,13G、13Bからの検出出力に
基づいて、欠陥レベルに温度依存性のある白傷欠陥と黒
シェーデイングに対する各補正信号(Her) 、(B
sM)に、温度補正処理を施すようになっている。また
、上記温度センサ13R,13G。
13Bの検出出力にて示される上記CCDイメージセン
サ2R,2G、2Bの温度は、上記温度センサ切換回路
14を介してアナログ・デジタル(A/D)変換器17
に与えられ、このA/D変換器17でデジタル化されて
アドレスデータとして上記メモリ10に供給される。
G冨 CCDイメージセンサの欠陥試験 上記各CCDイメージセンサ2R,2G、2Bについて
の欠陥試験は、画像欠陥の現れ易い、常温より高い試験
温度にて行われる。上記欠陥試験では、例えば、第3図
に示すように、それぞれのCCDイメージセンサ2R,
2G、2Bについて白傷欠陥画素や黒傷欠陥画素等の各
位置A + 、 A z・・・を確認して、その欠陥の
種類およびレヘルf、、j2.  ・・・を検出すると
ともに、各欠陥画素の位置データを次のように得る。す
なわち、基準点A0から数えて最初の欠陥画素位置A1
は、上記基準点六〇からの距Mdlを符号化して所定ビ
ットのデジタルデータにて表す。また、基準点A。から
数えてn番目の欠陥画素位置A、、は、その1つ前の欠
陥画素位置A0−1からの距離d5をそれぞれ符号化し
て所定ビットのデジタルデータにて表す。さらに、第3
図の例における相対距離がdの第1の欠陥画素位置A、
と第2の欠陥画素位置A2との間のダミーの欠陥画素位
置A、□のように、任意の欠陥画素から次の欠陥画素ま
での相対距離が大き過ぎて上記所定ビットのデジタルデ
ータでは表すことのできない場合には、それらの欠陥画
素間にダく−の欠陥画素を設定して、上記相対路Mdを
第1の欠陥画素位置A、からダG−の欠陥画素位置A0
□までの距Mdtと該ダミーの欠陥画素値W A D 
M +から第2の欠陥画素位置A2までの距離d、とに
分割してそれぞれ上記所定ピントのデジタルデータにて
表すようにする。
ここで、上記CCDイメージセンサ2R,2G。
2Bの欠陥画素の位置A + 、 A z  ・・・を
2次元の絶対アドレスにて表すと、例えば、水平方向に
10ビツト、垂直方向にIOビットの計20ビットのア
ドレスデータを必要とするが、上述のように欠陥画素位
置An(nは整数)をその1つ前の欠陥画素値WA、、
からの距離d7でそれぞれ符号化して所定ビットのデジ
タルデータにて表す相対アドレスを採用することにより
、上記相対アドレスの最大値を表すのに必要なビット数
にアドレスデータを圧縮することができ、1つの欠陥画
素を例えば12ビツトの相対アドレスデータで表せば8
ビツトのデータ圧縮を行うことができる。また、12ビ
ツトの相対アドレスデータで表すことのできる相対距離
を、例えば最大4.5ラインとして、ある欠陥画素位置
A7から次の欠陥画素位置A7゜、までの相対距離d9
1が4.5ライン以上離れている場合には、上記相対路
M a n−1を分割して4.5ライン以内となるよう
に、上記各欠陥画素位置AB1An、1間に1個あるい
は複数個のダミーの欠陥画素位置ADHを設定すること
により、12ピントの相対アドレスデータで上記欠陥画
素位置A、、。、を表すことができる。このように、任
意の欠陥画素位置A7から次の欠陥画素値WA、。1ま
での相対路II d、、、が大き過ぎて上記所定ビット
のデジタルデータでは表すことのできない場合には、そ
れらの欠陥画素間にダく−の欠陥画素を設定して相対距
離dfi1を分割することにより、全ての欠陥画素位置
を所定ビットのデジタルデータで表すことができるよう
になる。なお、上記ダミーの欠陥画素値I A o M
は、上記CCDイメージセンサ2R,2G、2Bから読
み出される撮像出力信号のブランキング期間BLK内に
設定することにより、上記撮像出力信号の品質に悪影響
を及ぼすことがないようにすることができる。
G、メモリマツプ この実施例において、上記メモリ10は、第4図のメモ
リマツプに示しであるように、全メモリ領域が0番地か
ら4095番地までのフィールド読み出し領域ARFD
と4096番地から8191番地までのフレーム読み出
し領域ARFMに分割され、さらに、これら読み出し領
域ARFDARFMがそれぞれ最小補正振幅データ領域
AR3A、補正データ領域ARCM、  シャッタスピ
ードデータ領域ARSSに分割されて使用されている。
上記最小補正振幅データ領域AR3Aには、上記CCD
イメージセンサ2R,2G、2Bの撮像出力に含まれる
欠陥のうち、温度やシャッタ・スピード等の撮像条件に
応じて補正処理が施される欠陥の最小レベルを示すN個
の最小補正振幅データ(DSA)が書き込まれている。
上記最小補正振幅データ(DSA)は、RGB各チャン
ネルの最小補正振幅データ(DSAR)、 (DSAG
)、(DSAB)にそれぞれ4ビツト使用し、サイクル
時間データに2ピント使用し、残りの2ビツトを未使用
とした2バイトのデータにて構成されでいる。
また、上記補正データ領域ARCMには、上記CCDイ
メージセンサ2R,2G、2Bについて上述の欠陥試験
を行って得られた補正データ(DCM)が書き込まれて
いる。上記補正データ(DC)I)は、欠陥のレベルに
応した8ビツトの振幅データ(DCMA)、欠陥の種類
を示す2ビツトのモート′セレクトデ〜り(DMS) 
、補正チャンネルを示す2ビツトのカラーコードデータ
(DCC)と、次の欠陥画素位置までの距離を示す12
ビツトの相対アドレスデータ(RADR)による3バイ
トのデータにて構成されている。この補正データ(DC
M)には、上述のダミーの欠陥画素についての補正デー
タ(DCM’)も含まれている。
さらに、上記シャッタスピードデータ領域AR5Sには
、電子シャッタの設定シャッタスピードを示す4ビツト
のシャッタスピードデータを3ビツトデータに変換した
シャッタデータ(SHD) と、上記補正データ領域A
RCMの開始番地すなわち2N番地を示す12ビツトの
ファーストアドレスデータ(FADR)とからなる2バ
イトのデータが15個書き込まれている。
G4補正信号発生回路及びその周辺回路の具体例この実
施例において、上記補正信号発生回路11は、その周辺
回路とともに具体例を第5図に示すように、上記メモリ
10から読み出された各種データが供給される7個のラ
ンチ回路21,22゜23.24,25,26.27と
ストローブ発生回路28を備えている。
上記第1ないし第3のラッチ回路21,22゜23は、
上記メモリ10の最小補正振幅データ領域AR3Aから
読み出されるRGB各チャンネルの最小補正振幅データ
(DSAJI)’、 (DSAG) 、 (DSAB)
をラッチし、上記最小補正振幅データ(DSAR) 、
 (DSAG) 。
(DSAB)をセレクタ29を介してコンパレータ30
に供給する。
また、上記第4のランチ回路24は、上記メモリ10の
シャッタスピードデータ領域AR3Sから読み出される
シャッタデータ(SHD)をラッチし、上記シャッタデ
ータ(SF[D)を制御データとしてビットシフト回路
31に供給する。
さらに、上記第5ないし第7のラッチ回路25゜262
7は、上記メモリIOの補正データ領域ARCMから読
み出される補正データ(DCM)のうちの振幅データ(
DCMA)、カラーコードデータ(DCC)およびモー
ドセレクトデータ(DNS)をラッチするようになって
いる。
そして、上記第5のラッチ回路25にラッチされた振幅
データ(DCMA)は、上記コンパレータ30に供給さ
れるとともに、直接および上記ビットシフト回路31を
介して第1のスイッチ回路32に供給され、該第1のス
イッチ回路32からデジタル・アナログ(D/A)変換
器33に供給される。上記第6のラッチ回路26にラッ
チされたカラーコードデータ(DCC)は、上記セレク
タ29に制御データとして供給されるとともに、後述す
る第1のデコーダ43に制御データとして供給される。
さらに、上記第7のランチ回路27にラッチされたモー
ドセレクトデータ(DMS)は、上記第1のスイッチ回
路32に制御データとして供給されるとともに、後述す
る第2のスイッチ回路41および第2のデコーダ47に
それぞれ制御データとして供給される。
上記セレクタ29は、上記第1ないし第3のラッチ回路
21,22.23にラッチされているRGB各チャンネ
ルの最小補正振幅データ(DSAR) 。
(DSAG) 、 ([1SAB)について、上記第6
のラッチ回路26から制御データとして供給されるカラ
ーコードデータ(DCC)にて指定されるRGBいずれ
かのチャンネルの最小補正振幅データ(DSA)を選択
して上記コンパレータ30に供給する。上記コンパレー
タ30は、上記セレクタ29にて選択された最小補正振
幅データ(DSA)と、上記第5のラッチ回路25にラ
ッチされている振幅データ(1)C?1lA)との比較
を行い、その比較出力を制御データとして第3のスイッ
チ回路42に供給し、上記振幅データ(DCMA)が上
記最小補正振幅データ(DSA)よりも大きい場合に上
記第3のスイッチ回路42を閉成させる。
また、上記ビットシフト回路31は、上記第5のランチ
回路25から供給される振幅データ(DCI’IA)に
ついて、上記第4のラッチ回路24から制御データとし
て供給されるシャッタデータ(SHD)に応して、例え
ば第1表に示すようなビットシフト処理を施し、ビット
シフト処理済の振幅データ(DCMA)を上記第1のス
イッチ回路32を介して上記D/A変換器33に供給す
る。
〔以下余白〕
l :ビ  シフ 上記第1のスイッチ回路32は、上記第7のランチ回路
27から供給されるモードセレクトデータ(DMS)を
制御データとして、上記モードセレクトデータ(DMS
)が白傷欠陥モードを示している場合に上記ビットシフ
ト回路31を選択し、他の欠陥モードの場合には上記第
5のラッチ回路25を選択するように制御される。
そして、上記D/A変換器33は、上記第1のスイッチ
回路32を介して供給される振幅データ(DCMA)を
アナログ化して欠陥補正信号を形成する。
上記D/A変換器33にて得られる欠陥補正信号は、第
1および第2のレベル調整回路34.35に供給されて
いるとともに第1および第2の温度補正回路15.16
に供給され、これらの回路34.35,15.16から
、上記補正信号切換回路12を構成する第1ないし第4
の信号切換回路36.37,38.39を介して各種欠
陥補正信号として選択的に出力されるようになっている
また、上記ストローブ発生回路28は、上記メモリ10
のシャッタスピードデータ領域AR5Sから読み出され
るファーストアドレスデータ(FADR)および上記メ
モリIOの補正データ領域ARCMから読み出される補
正データ(DC?+)のうちの相対アドレスデータ(R
ADR)に基づいて、上記撮像部2を構成している各C
CDイメージセンサ2R。
2G、2Bの各欠陥画素値HA、、Aア ・・・に対応
するタイミングでストローブパルスを発生して、このス
トローブパルスを第2のスイッチ回路41から直接およ
び第3のスイッチ42を介して第1のデコーダ43に供
給するとともに、上記ファーストアドレスデータ(FA
DR)や相対アドレスデータ(RADR)を上記メモリ
10のアドレスカウンタ40にプリセットするようにな
っている。
上記第2のスイッチ回路41は、上記第7のラッチ回路
27から供給されるモードセレクトデータ(DMS)を
制御データとして、上記モードセレクトデータ(DMS
)が白傷欠陥モードを示している場合に上記第3のスイ
ッチ回路42を選択し、他の欠陥モードの場合には上記
第1のデコーダ43を選択するように制御され、白傷欠
陥モードのストローブパルスを上記第3のスイッチ回路
42を介して上記第1のデコーダ43に供給し、他の欠
陥モードのストローブパルスを上記第1のデコーダ43
に直接供給する。また、上記第3のスイッチ回路42は
、上記コンパレータ30の出力を制御データとして開閉
制御されることにより、上記第5のラッチ回路25にラ
ッチされている振幅データ(DCMA)が上記セレクタ
29にて選択された最小補正振幅データ(DSA)より
も大きい場合にだけ、上記第2のスイッチ回路41を介
して供給される白傷欠陥モードのストローブパルスを上
記第1のデコーダ43に供給する。
上記第1のデコーダ43は、上記第6のラッチ回路26
から制御データとして供給される2ピントのカラーコー
ドデータ(DCC)にて、第2表に示すように選択指定
されるROBいずれかチャンネルのD型フリップフロッ
プ44,45.46を介して上記ストローブパルスを上
記第2のデコーダ47に供給する。
上記各り型フリップフロップ44,45.46は、上述
のCCDイメージセンサ2R,2G、2Bにて得られる
撮像出力の各色成分すなわちRGB各チャンネルの位相
に合ったクロ・ツクパルス(φイ1(φG)、(φ、)
が上記タイミングジェネレータ5から各クロツク入力端
に供給されており、上記第1のデコーダ43から供給さ
れるストローフパルスについて、上記クロックパルス(
φ、)、(φG)、(φ3)にて位相合わせを行う。
ここで、上記縁(G)撮像用のCCDイメージセンサ2
Gを他のCCDイメージセンサ2R,2Bに対して1/
2絵素だけずらして設置する空間絵素ずらし法を採用し
て上記撮像部2を構成した場合には、上記クロックパル
ス(φ、)、(φG)、(φ、)のうちGチャンネル用
のクロックパルス(φG)を他のR,Bチャンネルのク
ロックパルス(φ−9(φ−と逆相にすることによって
対応することができる。
上記第2のデコーダ47は、上記第7のラッチ回路27
から制御データとして供給される2ビツトのモードセレ
クトデータ(DMS)にて、第3表に示すように指定さ
れる補正モードに応じた選択制御データを上記ストロー
ブパルスから形成して、上記第1ないし第4の補正信号
切換回路36.37.38.39の各制御入力端に与え
る。
そして、上記第1ないし第4の補正信号切換回路36,
37.38.39は、上記D/A変換器33から上記第
1あるいは第2のレベル調整回路34.35または上記
第1あるいは第2の温度補正回路15.16を介して出
力される各欠陥補正信号を上記第2のデコーダ47によ
る選択制御データに応じて次のように切り換えて各種補
正信号として出力する。
すなわち、上記モードセレクトデータ(DNS)が(L
L)で白傷欠陥モードを示しているときには、上記D/
A変換器33から上記第1の温度補正回路15を介して
出力される欠陥補正信号を、上記第3の補正信号切換回
路38が白傷欠陥補正信号(−6,)として、上記カラ
ーコードデータ(DCC)で示されているROBチャン
ネルに選択的に出力する。また、上記モードセレクトデ
ータ(DMS)が(LH〕で黒傷欠陥モードを示してい
るときには、上記D/A変換器33から上記第1のレベ
ル調整回路34を介して出力される欠陥補正信号を、上
記第1の補正信号切換回路36が黒傷欠陥補正信号(B
cp)として、上記カラーコードデータ(DCC)で示
されているRGBチャンネルに選択的に出力する。さら
に、上記モードセレクトデータ(D?IS)が〔HL〕
で黒シエーデイングモードを示しているときには、上記
D/A変換器33から上記第2の温度補正回路16を介
して出力される欠陥補正信号を、上記第4の補正信号切
換回路39が黒シエーデイング補正信号(BSM)とし
て、上記カラーコードデータ(DCC)で示されている
RGBチャンネルに選択的に出力する。さらにまた、上
記モードセレクトデータ(DNS)が(HH)で白シェ
ーディングモードを示しているときには、上記D/A変
換器33から上記第2のレベル調整回路35を、介して
出力される欠陥補正信号を上記第2の補正信号切換回路
37が白シェーディング補正信号(H2N)として、上
記カラーコードデータ(DCC)で示されているRGB
チャンネルに選択的に出力する。
また、上記第2のデコーダ47は、上記各補正信号切換
回路36.37.38.39に選択制御データを与える
のと同時に、上記各温度センサ13R,13G、13B
が接続されている上記温度センサ切換回路14に選択制
御データを与え、上記カラーコードデータ(DCC)で
示されているRGBチャンネルの温度センサ13R,1
3G、13Bの検出出力を選択的に出力させるようにす
る。
これにより、上記した各種補正信号(Wcr) 、 (
Bcp、 (Wsg) 、 (ss、)が与えられるR
OBチャンネルに対応して、上記温度センサ13R,1
3G、13Bにより検出された上記CCDイメージセン
サ2R,2G、2Bの温度の検出出力が、上記温度セン
サ切換回路工4を介して上記温度補正回路15.16お
よび上記メモリ10に与えられる。
G、補正動作 そして、この実施例では、上記システムコントローラ6
に設定される動作モードで撮像動作が行なわれている場
合に、1フイールドあるいは1フレーム毎のブランキン
グ期間中に上記補正信号発生回路11の初期設定動作を
行い、上記システムコントローラ6により設定されたシ
ャッタスピード等の撮像動作条件と、上述の温度センサ
13R513G、13Bから上記温度センサ切換回路1
4とA/D変換器17とを介して与えられる各CCDイ
メージセンサ2R,2G、2Bのそれぞれの温度データ
に応じて、上記メモリ1oの最小補正振幅データ領域A
RSAから読み出されるRGB各チャンネルの最小補正
振幅データ(DSAI?) 、 (DSAG) 、 (
DSAB)を第1ないし第3のラッチ回路21゜22.
23にラッチするとともに、上記メモリ10のシャッタ
スピードデータ領域AR3Sから読み出されるシャッタ
データ(SOD)を第4のラッチ回路24にラッチし、
さらに、上記シャッタスピードデータ領域AR3Sから
読み出されるファーストアドレスデータ(FADR)に
基づいて上記ストローブ発生回路2日によりアドレスカ
ウンタ40の値を設定して上記メモリ10の補正データ
領域ARCMの先頭すなわち2N番地から補正データ(
DCM) +を読み出して、基準点A0から最初の欠陥
画素位置A、までの距離を示す相対アドレスデータ(R
ADR)を上記ストローブ発生回路28にラッチすると
ともに、その振幅データ(DCMA) 、カラーコード
データ(DCC)およびモードセレクトデータ(DMS
)を第5ないし第7のラッチ回路25,26゜27にラ
ッチする。
そして、上記補正信号発生回路11は、初期設定動作が
終了すると、続いて補正動作に入り、上記初期設定動作
で上記ストローブパルス発生回路28にラッチした相対
アドレスデータ(RADR)に基づいて最初の欠陥画素
位置A、のタイミングで上記ストローブパルス発生回路
28からストローフパルスを出力して、上記アドレスカ
ウンタ40をインクリメントして上記メモリIOの補正
データ領域ARCMから次の補正データ(DCM) !
を読み出して、次の欠陥画素位置A2までの距離を示す
相対アドレスデータ(1?ADR)を該ストローブ発生
回路28にラッチするとともに、その振幅データ(MC
?IA)、カラーコードデータ(DCC)およびモード
セレクトデータ(DMS)を上記第5ないし第7のラッ
チ回路25,26.27にランチする。
以下同様に、この補正動作では、上記ストローブパルス
発生回路28にラッチした相対アドレスデータ(RAD
R)に基づいて、各欠陥画素値fA、、A2 ・・・・
のタイミングで上記ストローブパルス発生回路28から
ストローブパルスを出力して、上記メモリlOから補正
データ(DNS)を順番に読み出して、上記したように
欠陥画素に関する各データ(RADR) 、 (DCM
A) 、 (DCC) 、 (DMS)をラッチする。
これにより、上記補正信号発生回路1工からは、各欠陥
画素に応して、白傷欠陥補正信号(IICF)や黒傷欠
陥補正信号(Ber) 、白シェーディング補正信号(
WsM)、黒シエーデイング補正信号(B□)が得られ
、これら各補正信号(Wcp) 、(Bcp) 、 (
jbw) 、(BSN)が上記補正信号切換回路12で
切り換え選択されて出力される。
また、上記補正信号発生回路11は、上記ラッチ回路2
7にランチされたカラーコードデータ(DCC)に応し
て上記温度センサ切換回路14に選択制御データを与え
ることにより、上記温度センサ13R,13C;、13
Bにより検出した上記CCDイメージセンサ2R,2G
、2Bの温度の検出出力のうち、上記欠陥画素を含むC
CDイメージセンサの温度の検出出力を、切り換え選択
して上記温度補正回路15.16へ与えるようにする。
なお、この実施例では、上記メモリ10の補正データ領
域ARCMから補正データ(DCM)を読み出して、上
述のように各種補正信号(LP)、(BCP) 。
(L、I)、 (BSM)を形成する際に、上記撮像部
2を構成している各CCDイメージセンサ2R,2G2
Bの欠陥画素からの信号電荷の読み出しタイミングすな
わち第6図にBで示す上記補正データ(DCM)の読み
出しタイ藁ング(1*)を含んでその前後数10クロッ
クの期間(TI)以外は、同図にAで示すように、上記
メモリ10に与えるメモリ動作制御信号で、上記メモリ
10を動作モードからスタンバイモードにして、上記メ
モリ10に供給されるUSの遮断あるいはパワーセーブ
制御を行う、これにより、上記メモリ10による不要な
電力消費を防止して、低消費電力化を図るようにしてい
る。
上記撮像部2にて得られるRGB各チャンネルのカラー
撮像出力(sm) 、 (SG) 、 (Ss)には、
上記補正信号切換回路12を構成している上記第1およ
び第3の補正信号切換回路36.38で、上記補正信号
発生回路11のD/A変換器33から出力された欠陥補
正信号を、各欠陥画素位I A + 、 A z  ・
・・のタイごングで欠陥モードに応じて切り換え選択す
ることにより得られた白傷欠陥補正信号(−6,〉や黒
傷欠陥補正信号(BCP)が、上記補正信号加算回路8
で加算されることによって、白傷欠陥および黒傷欠陥に
よる画像欠陥の補正処理が施される。
上記第1の補正信号切換回路36にて選択される白傷欠
陥補正信号(wcp)は、第7図に示すように、上記D
/A変換器33から出力される欠陥補正信号の振幅(j
!+1)について、上記温度センサ13R,13G、1
3Bによる上記CCDイメージセンサ2R,2G、2B
の温度の検出出力に基づいて、上記第1の温度補正回路
15で温度補正処理が施されることによって、実際の撮
像状態における動作温度で白傷欠陥を最適に補正するこ
とができる振幅C1,’)となってから、上記補正信号
加算回路8で上記撮像部2からの撮像出力信号に加算さ
れる。上記温度補正回路15には、上述したように、上
記補正信号発生回路11からの選択制御データに応じた
上記温度センサ切換回路14の切り換え選択動作により
、白傷欠陥のあるCCDイメージセンサ2R,2G、2
Bの温度の検出出力が供給されるので、上記撮像部2か
らの撮像出力信号は、該撮像出力信号が形成された欠陥
画素の温度に応して適正に温度補正処理が施された白傷
欠陥補正信号で欠陥補正処理が施されて、温度依存性の
ある白傷欠陥が高精度に補正された欠陥補正済撮像信号
となる。
また、この実施例では、上述の初期設定動作によりシャ
ッタスピードや動作温度等のデータをアドレスデータと
して上記メモリ10の最小補正振幅データ領域AR3A
から読み出される最小補正振幅データ(DSA )を上
記補正信号発生回路11の第1ないし第3のランチ回路
21,22.23にラッチしておき、実際の撮像動作中
に上記メモリ10の補正データ領域ARCMから読み出
される振幅データ(DCMA)が上記最小補正振幅デー
タ(DSA)よりも小さく、白傷欠陥補正による補正傷
が問題になるような欠陥レベルの小さな白傷欠陥に対し
ては補正処理を施さないようにして、欠陥レベルの大き
な白傷欠陥だけに選択的に補正処理を施すことにより、
上記白傷欠陥補正処理をより有効なものとしている。
また、上記撮像部2を構成している各CCDイメージセ
ンサ2R,2G、2Bでは、電荷蓄積時間の制御による
電子シャンタ機能を付加した場合に、その電荷蓄積時間
すなわちシャツタスピードに応して撮像出力に含まれる
白傷欠陥信号の信号レベルが変化する。この実施例では
、上述の初期設定動作により上記補正信号発生回路11
の第4のランチ回路24にラッチされるシャッタデータ
(S)10)に基づいてビットシフト回路31にて、実
際の撮像動作中に上記振幅データ(DCMA)に上述の
第1表に示したピントシフト処理を施すことにより、設
定されたシャッタスピードに白傷欠陥補正信号(Wcr
)のゲインを対応させて、常に最適な白傷欠陥補正処理
を行うようにしている。
さらに、上記撮像部2の各CCDイメージセンサ2R,
2G、2Bでは、電荷蓄積時間の制御による電子シャッ
タ機能を付加した場合に、例えば、第8図に仮想線で示
すように、フィールド読み出しモードにおいて電荷蓄積
期間を1/2にすると、得られる信号電荷量も通常モー
ドの1/2になるが、フレーム読み出しモードでは、有
効な電荷蓄積時間が通常モードの1/4になってしまい
、同じシャッタスピードを設定しても、信号電荷の読み
出しモードにより有効電荷蓄積時間が異なるために、撮
像出力に含まれる白傷欠陥信号の信号レヘルも運ってく
る。このため、この実施例では、上記メモリ10にフィ
ールド読み出し領域ARFDとフレーム読み出し領域A
RFMを設け、各読み出しモードにおける最小補正振幅
データ(DSA)。
補正データ(DCM)やシャッタデータ(SOD)等を
予め書き込んでおいて、実際に設定された読み出しモー
ドに対応する上記フィールド読み出し領域ARFDある
いはフレーム読み出し領域ARFMからデータを読み出
して、上述の初期設定動作および補正動作を行うことに
より、どちらの読み出しモードでも最適な欠陥補正処理
を行うことができるようにしている。
また、この実施例では、上記補正信号切換回路12を構
成している上記第2および第4の補正信号切換回路36
.38から欠陥モードに応して切り換え出力される黒シ
エーデイング補正信号(BsN)や白シェーディング補
正信号(wsn)を用いて、上記補正信号加算回路8で
白傷欠陥および黒傷欠陥の補正処理済の撮像出力信号に
、上記信号処理系9でシェーディング補正処理を施す。
上記第4の補正信号切換回路39にて選択される黒シエ
ーデイング補正信号(Bs、I)は、上記D/A変換器
33から出力される欠陥補正信号の振幅について、上記
温度センサ13R,13G、13Bによる上記CCDイ
メージセンサ2R,2G。
2Bの温度の検出出力に基づいて、上記第2の温度補正
回路16にて温度補正処理が施されることによって、実
際の撮像状態における動作温度で黒シェーデイングを最
も少ない状態に補正できるようにしている。
ここで、上記温度補正回路16には、上記温度補正回路
15と同様に、上記補正信号発生回路11からの選択制
御データに応じた上記温度センサ切換回路14の切り換
え選択動作により、黒シエーデイング欠陥のあるCCD
イメージセンサ2R。
2G、2Bの温度の検出出力が供給されるので、上記信
号処理系9に与えられた撮像出力信号は、該撮像出力信
号が形成された欠陥画素の温度に応じて適正に温度補正
処理が施された黒シエーデイング補正信号(LH)で欠
陥補正処理が施されて、温度依存性のある黒シェーデイ
ングが高精度に補正される。
このように、この実施例では、上記撮像部2を構成して
いる複数のCCDイメージセンサ2R。
2G、2Bに含まれる欠陥画素からの出力信号に対して
、温度依存性のある白傷欠陥や黒シェーデイングについ
ては温度条件を考慮した欠陥補正処理を施し、また、温
度依存性のない黒傷欠陥や白シェーディングについても
それぞれ適正に欠陥補正処理を施すことができるので、
極めて画質の良好な撮像出力信号を得ることができる。
特に、この実施例では、複数の温度センサ13R,13
0,13Bで複数のCCDイメージセンサ2R,2G、
2Bの温度をそれぞれ検出して、その検出出力に基づい
て、上記温度依存性のある白傷欠陥および黒シェーデイ
ングを補正しているので、上記各CCDイメージセンサ
2R,2G。
2Bの温度が異なる場合でも、それぞれの温度に応じて
高精度に欠陥補正処理を行うことができる。
また、この実施例では、上記複数の温度センサ13R,
13G、13Bの検出出力のうち、欠陥補正処理の施さ
れる出力信号が形成された欠陥画素の温度を示す検出出
力を、上記温度センサ切換回路14で切り換えて上記温
度補正回路15,16に与えるようにしているので、上
記検出出力に応して多数の温度補正処理系を設けたよう
なものと比較して、構成が簡単で、回路規模を小さくす
ることができる。このため、本実施例の画像欠陥補正装
置は、温度条件を考慮した高精度の欠陥補正処理を施す
ことができるのに加えて、大きさや重さ、消費電力など
が従来のものとほぼ同しで、コストも安い固体撮像装置
を提供することができる。
なお、上記実施例は、3枚のCCDイメージセンサ2R
,2G、2Bを用いたカラービデオカメラ装置に本発明
を適用したものであったが、本発明は、例えば2板式カ
ラービデオカメラ装置など、その他の多板式固体撮像装
置に適用することができる。また、上記実施例では、3
枚のCCDイメージセンサ2R,2G、2Bにそれぞれ
温度センサ13R,13G、13Bを設けたものであっ
たが、固体撮像素子と温度検出手段との数は一致させな
くともよく、例えば3枚の固体撮像素子のうちの2枚が
近接配置され温度が違わない場合などは、その2枚の固
体撮像素子の温度を同一の温度検出手段で検出すること
ができ、また、1枚の固体撮像素子の中でも画素の位置
により温度が違う場合などは、その固体撮像素子の温度
を複数の温度検出手段で検出するのが望ましい。
H発明の効果 本発明に係る固体撮像装置用画像欠陥補正装置では、複
数の温度検出油断で検出した複数の固体撮像素子の温度
の検出出力のうち、欠陥補正処理の施される出力信号の
形成された欠陥画素の温度を示す検出出力を、切換手段
から温度補正手段に与えて、欠陥補正信号に温度補正処
理を施してから、複数の固体撮像素子の出力信号に加算
することによって、欠陥画素からの出力信号に欠陥補正
処理を施す。
したがって、本発明に係る固体撮像装置用画像欠陥補正
装置は、複数の固体撮像素子の温度を複数の温度検出手
段で検出するので、それぞれの欠陥画素の温度に応して
、温度依存性のある欠陥画素からの出力信号に高精度の
欠陥補正処理を施すことができる。このため、例えば複
数の固体撮像素子の温度がそれぞれ異なる場合でも、そ
れぞれの温度に応して適正に欠陥を補正して、ii!質
の極めて良好な撮像出力信号を得ることができる。
さらに、本発明に係る固体撮像装置用画像欠陥補正装置
は、複数の温度検出手段の検出出力のうち、欠陥補正処
理の施される出力信号が形成された欠陥画素の温度を示
す検出出力を、切換手段で切り換えて温度補正手段に与
えるようにしているので、構成が簡単で、回路規模を小
さくすることができる。このため、本発明に係る固体撮
像装X用画像欠陥補正装置を用いれば、温度条件を考慮
した高精度の欠陥補正処理を施すことができるとともに
、大きさや重さ、消費電力などが従来のものとほぼ同し
で、コストも安い固体撮像装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したビデオカメラ装置の構成を示
すブロック図、第2図は上記ビデオカメラ装置の撮像部
を構成するCCDイメージセンサの構造を示す模式図、
第3図は上記CCDイメージセンサに含まれる欠陥画素
からの出力信号を説明するための模式図、第4図は上記
CCDイメージセンサに含まれる欠陥画素についてのデ
ータを記憶するメモリのメモリマツプ、第5図は上記メ
モリからデータを読み出して欠陥補正信号を形成する補
正信号発生回路の具体的な構成をその周辺回路とともに
示すブロック図、第6図は補正信号発生回路による上記
メモリのパワーセーブ制御動作を示すタイミングチャー
ト、第7図は上記補正信号発生回路で形成した欠陥補正
信号を用いた欠陥補正処理動作を説明するための波形図
、第8図は上記CCDイメージセンサのフィールド読み
出しモードおよびフレーム読み出しモードにおける電荷
蓄積時間および電荷蓄積量の関係を説明するための波形
図である。 2・・・撮像部 2R,2G、2B・・・CCDイメージセンサ8・・・
補正信号加算回路 9・・・信号処理系 10・・・メモリ 11・・・補正信号発生回路 12・・・補正信号切換回路 13R,13G、13B・・・温度センサ14・・・温
度センサ切換回路 15.16・・・温度補正回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の固体撮像素子を備えた固体撮像装置の上記複数の
    固体撮像素子に含まれる欠陥画素からの出力信号に欠陥
    補正処理を施す固体撮像装置用画像欠陥補正装置におい
    て、 上記複数の固体撮像素子に含まれる欠陥画素の位置とそ
    の欠陥画素からの出力信号の補正レベルとを示すデータ
    を予め記憶した記憶手段と、この記憶手段から上記デー
    タを読み出して、そのデータに基づいて、上記各固体撮
    像素子に含まれる欠陥画素からの出力信号のタイミング
    で、欠陥補正信号を発生する補正信号発生手段と、上記
    複数の固体撮像素子の温度を検出する複数の温度検出手
    段と、 上記複数の温度検出手段の検出出力のうち、欠陥補正処
    理の施される出力信号が形成された欠陥画素の温度を示
    す検出出力を切り換え出力する切換手段と、 この切換手段を介して上記複数の温度検出手段のいずれ
    かから与えられた検出出力に基づいて、上記補正信号発
    生手段からの欠陥補正信号の信号レベルに温度補正処理
    を施す温度補正手段と、この温度補正手段で温度補正処
    理が施された欠陥補正信号を上記複数の固体撮像素子の
    出力信号に加算する加算手段とを備えてなる固体撮像装
    置用画像欠陥補正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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