JPH0323083Y2 - - Google Patents

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JPH0323083Y2
JPH0323083Y2 JP1986098122U JP9812286U JPH0323083Y2 JP H0323083 Y2 JPH0323083 Y2 JP H0323083Y2 JP 1986098122 U JP1986098122 U JP 1986098122U JP 9812286 U JP9812286 U JP 9812286U JP H0323083 Y2 JPH0323083 Y2 JP H0323083Y2
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JP
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diving board
front part
diving
curved surface
center
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JP1986098122U
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JPS634680U (ja
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  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、主としてメジなどのマグロ類やツバ
イソ等のブリ類に代表される海中を比較的高速で
回遊する各種回遊魚のトローリングの際に使用す
る潜航板に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来の潜航板は、第6図に示す如く前方に向か
つて尖頭形を成すと共に、前部端縁20より前部
上面中央21に向かつて盛り上がつた傾斜面22
を有し、その傾斜面22を突端24から前部上面
中央21に至る稜線23により左右に分け、下面
を概ね平坦にした板体であり、使用に際して、前
部と後部に透孔を穿設し、前部にミチイトの先端
を結ぶと共に、後部にハリスの基端を結び、船で
海上を引き流すと、潜航板は水の抵抗を受け水面
下1〜2mをジグザグの軌跡を描きながら進むも
のであつた。
しかしながら、上記の潜航板は、尖頭形である
と共に、突端からつづく稜線23によつて傾斜面
22が左右に分けられているので、ハリスの先端
につけた潜航板が水の抵抗を受けて直線的に動く
ことが多く、その軌跡は三角波形になつて振幅も
小さくなり、従つて潜航板に引かれている擬餌鉤
が小さく不自然な動きとなつて、魚のかかり具合
が悪くなると云う不都合があつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記事情に基づいて案出されたもので
あり、擬餌鉤を生餌のようにごく自然に動かして
魚のくいつきを良くする潜航板を提供することを
目的とする。
〔考案の概要〕
前記目的を達成するための本考案による潜航板
の概要は、縦長の板体の前部が、半円形を成し、
且つ肉厚である前部中央から薄肉である前部周縁
にかけて均一に傾斜するなだらかな曲面となり、
前部から中間部にかけて下面に全幅にわたるごく
浅い凹部を設けたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
本考案による潜航板の実施例について図面を参
照しつつ具体的に説明すると、本潜航板は後部1
から前部2にかけて徐々に横幅が広くなつた縦長
の板体であつて、前部2が前方に彎曲する半円形
を成し、薄肉で円弧状を成す前部周縁3から厚肉
である前部中央4にかけて一様に傾斜するなだら
かな曲面5に形成したものである。前部周縁3に
連続し後端に達する垂直な側縁6は後方に至るほ
ど高くしてある。上記潜航板の下面は概ね平坦で
あるが、第3図の如く、透孔8から長手方向中間
にかけて全幅にわたり少しだけしやくつて外観上
は殆ど分からない程度のごく浅い凹部7を設け、
さらに、本案潜航板には予め後部1と前部中央4
及び曲面5の中央に夫々透孔8,9,10を穿設
し、紐11を通して前方と後方に輪12,13を
作つておく。
上記潜航板の輪12にミチイトの先端を結ぶと
共に輪13にハリスの基端を結び、トローリング
を行なう。海上に潜航板を流すと、潜航板は、前
述した従来の潜航板よりはるかに深くもぐり、海
水の抵抗を受けて左右に蛇行しながら進む。この
際、本案潜航板は、下面にごく浅い凹部7を設け
てあるので、水中へ速やかにもぐり込み、引つ張
る速度を上げてもほぼ一定の深さを維持する。
又、半円形の前部上面には均一な状態でなだらか
に傾斜する曲面5を有しているので、潜航板が潜
航しつつ蛇行する際に海水による緩やかな抵抗を
受ける。従つて、蛇行する潜航板は、従来よりも
遥かに大きな振幅で然も滑らかに蛇行する。それ
故、潜航板の後方に取付けられた擬餌鉤は潜航板
の動きに応動して、大きく滑らかに動き、あたか
も生餌の如くふるまう。
尚、側縁6が後方ほど高くなつているのは、潜
航板が、蛇行する際、過度に揺動して板体が反転
することがないようにするためである。
〔考案の効果〕
本考案による潜航板は、上記の如く縦長の板体
の前部を稜線のない半円形で前方へ均一に傾斜す
るなだらかな曲面とし、下面にごく浅い凹部を設
けたものであるから、水中に流して引動かせば、
適度な深さを保ちつつ、大きな振幅で、しかも滑
らかに蛇行する。従つて、潜航板を高速で引つ張
り、その後方に取付けられる擬餌鉤を適当な深さ
で生餌の如く自然に且つ大きく動かすことが出
来、高速で遊泳する回遊魚のかかりを良好にし、
以前にも増して大きな釣果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による潜航板の斜視図、第2図
は本案潜航板の平面図、第3図はその側面図、第
4図は第2図A−A線矢視の断面図、第5図は第
2図B−B線矢視の断面図、第6図は従来潜航板
の斜視図である。 2……前部、3……前部周縁、4……前部中
央、5……曲面、7……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦長の板体の前部2が、半円形を成し、且つ厚
    肉である前部中央4から薄肉である前部周縁3に
    かけて均一に傾斜するなだらかな曲面5となり、
    前部から中間部にかけて下面に全幅にわたるごく
    浅い凹部7を設けたことを特徴とする潜航板。
JP1986098122U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH0323083Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986098122U JPH0323083Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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JP1986098122U JPH0323083Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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Publication Number Publication Date
JPS634680U JPS634680U (ja) 1988-01-13
JPH0323083Y2 true JPH0323083Y2 (ja) 1991-05-20

Family

ID=30965767

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JP1986098122U Expired JPH0323083Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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JP (1) JPH0323083Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4413109Y1 (ja) * 1965-02-10 1969-05-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4413109Y1 (ja) * 1965-02-10 1969-05-30

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Publication number Publication date
JPS634680U (ja) 1988-01-13

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