JPH0322815A - 発熱型ヒートパイプを使用したケーブル冷却方法 - Google Patents

発熱型ヒートパイプを使用したケーブル冷却方法

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JPH0322815A
JPH0322815A JP2018625A JP1862590A JPH0322815A JP H0322815 A JPH0322815 A JP H0322815A JP 2018625 A JP2018625 A JP 2018625A JP 1862590 A JP1862590 A JP 1862590A JP H0322815 A JPH0322815 A JP H0322815A
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JP2018625A
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Michio Takaoka
道雄 高岡
Tsuneaki Motai
恒明 馬渡
Masataka Mochizuki
正孝 望月
Koichi Masuko
耕一 益子
Masahiko Ito
雅彦 伊藤
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、発熱機能を備えたヒートパイプを用いてケ
ーブルを冷却する方法に関するものである。
従来の技術 周知のようにヒートパイプは、適宜に設けた熱源の熱を
一端部から他端部に繰返し輸送することによって他端部
に設けられた適宜の熱媒体等を加熱あるいは冷却するも
のである。
ところで従来からヒートパイブを冷却の際の熱輸送手段
として使用することが行なわれており、例えばケーブル
と共にヒートパイプを洞道内に布設し、そのヒートパイ
プによって洞道内の熱を外部に運んで洞道内すなわちケ
ーブルを冷却することが行?jわれでいた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらヒートパイプを洞道内のケーブルと平行に
布設して冷却を行なう方法では、熱を大気に放出するの
で特別な冷却源を必要としないが、前記ケーブルがOF
ケーブルである場合には、0F油を直接冷却するための
冷却装置を必要とし、したがって冷却エネルギーを相当
消費し、ランニングコストがかかる問題があった。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、OFケ
ーブルの冷却を低コストで行なうことのできる方法を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この発明は上記の目的を達成すべく以下のようにしてO
Fケーブルの冷却を行なうものである。
すなわちこの発明のケーブル冷却方法は、薄い溶液を加
熱して吸収剤と冷媒とを分離させる発生器と、吸収剤か
ら分離させた冷媒蒸気を冷却凝縮させる凝縮器と、凝縮
液化した冷媒を吐出させて蒸発させる蒸発器と、冷媒を
分離させて濃縮した吸収剤を吐出させて冷媒蒸気を吸収
させる吸収器とを有する吸収式冷凍機によってOFケー
ブルのOF油を冷却するにあたり、前記OFケーブルに
沿わせて配置したヒートパイプの一端部における外装体
もしくはウィックを低キュリー材によって構威し、その
低キュリー材を前記OFケーブルの周囲に生じる磁界に
よって発熱させ、その熱を前記ヒートパイプによって前
記発生器に導いて前記薄い溶液を加熱することを特徴と
するものである。
作     用 この発明の冷却方法では、OFケーブルの周囲に発生す
る交流磁界によってヒートパイプのうちの一部をなす低
キュリー材の部分が発熱し、その熱がヒートパイプによ
って発生器に運ばれ、ここで薄い溶液が加熱されるので
、溶液の濃縮が行なわれ、その結果、吸収式冷凍機が所
期通りに運転され、OFケーブルの冷却が行なわれる。
実  施  例 つぎにこの発明を実施例に基づいて説明する。
先ずこの発明の方法で使用する発熱型のヒー トパイプ
について説明すると、第1図に示すように、両端が密閉
された円筒状の外装体1と、その外装体1に内蔵された
ウィック2と、さらに外装体1の内部に封入された作動
流体とから構成されたヒートパイブ3であって、その一
端部が作動流体の蒸発する蒸発部4とされ、また他端部
が作動流体の凝縮する凝縮部5とされ、さらにこれら両
者の間が断熱部6とされている。その蒸発部4が低いキ
ュリー点(例えばθ℃〜20℃)を有する低キュリー材
例えばニッケル35.23%、クロムIG.8%、珪素
1.05%、鉄52.92%から構成される四元合金か
ら戊り、さらに凝縮部5および断熱部6は磁場中に設け
てもヒステリシス損等による発熱が小さい材料から構威
されている。またウィック2は例えば合金製ネットから
なり、上記外装体1の凝縮部5および断熱部6と同様に
磁気特性の低い材料から構成されている。
以上のように構成されたヒートパイプ3の低キスリー材
から成る蒸発部4の温度が前記キュリー点以下の場合、
ヒートパイプ3を磁場中に設置すると、キュリー点以下
の状態にある低キュリー材は、強磁性体となるため、蒸
発部4が交流磁界によって発熱し、その結果ヒートパイ
プ3がその熱の輸送を行なう。すなわち蒸発部4が発熱
することによりウィック2に浸透した液相の作動流体が
蒸発して気相作動流体となり、その気相作動流体がウイ
ック2内部の圧力差によって蒸発部4から断熱部6を経
て凝縮部5に到達し、凝縮部5に設けられた適宜の冷却
源(図示せず)に気相作動流体の潜熱が奪われる。その
結果気相作動流体が外装体1の内壁に液相作動流体とな
って凝縮付着し、、その凝縮した液相作動流体が凝縮部
5に内蔵されたウイック2に浸透するとともに、ウイッ
ク2の毛細管現象により凝縮部5から蒸発部4ヘウィッ
ク2内を還流し、再び蒸発部4の熱によって液相作動流
体が蒸発して気相作動流体となって熱を運ぶ。こうして
交流磁界による低キュリー材からなる蒸発部4の熱が凝
縮部5に設けた適宜の冷却源に繰返し輸送される。さら
に外装体1の蒸発部4の温度がキュリー点以上になると
低キュリー材の磁気特性が低下するため、磁場中に在っ
ても蒸発部4が発熱しないのでヒートパイブの熱輸送が
停止する。
なお、上記の例では外装体の蒸発部を低キュリー材で構
成したが、外装体もしくはウィックの少なくとも一部が
低キュリー材で構成されていればよい。
第2図は第工図に示すヒートパイプ3を用いてこの発明
を実施するための装置の模式図であり、OFケーブル1
0のOF油を冷却するための吸収冷凍機11において、
必要な加熱エネルギーを上述したヒートパイプ3を介し
て得るもので、第1図に示す部品と同じ部品には同一符
号を付して説明を省略する。
吸収冷凍機11の循環サイクルは以下の如く構成されて
いる。すなわち、冷媒例えばアンモニアが溶けた吸収剤
いわゆる溶媒例えば水を満たした発生器12には気化し
た冷媒を冷却凝縮させるための凝縮器13が接続されて
いるとともに、その凝縮器13には液化した冷媒を断熱
膨張させる膨張弁14の入口側が連結され、さらに膨張
弁14の出口側には断熱膨張された冷媒によって熱輸送
媒体を冷却するための蒸発器15が接続され、またその
蒸発器15には蒸発器15から送り出される冷媒を溶媒
に吸収させるための吸収器16が接続されている。また
さらに吸収器16には溶媒を冷却する冷却源17が溶媒
中に設けられているとともに、前記発生器12と吸収器
16との間で溶媒を循環させるための並列した第lおよ
び第2の流路が形成されている。すなわち第1の流路は
吸収器16にボンプ18を介して第lの熱交換器19に
接続しかつその第1の熱交換器l9が発生器12に接続
した構戊とされている。また第2の流路は吸収器16に
前記第1の熱交換器19を接続しかつその第1の熱交換
器19に発生器12を接続した構成とされている。以上
のように構威された吸収式冷凍機11において、発生器
12の溶媒中にヒートパイブ3の凝縮部5が配置されて
いるとともに、蒸発部4がOFケーブル10に隣接して
交流磁界中に配設されている。さらに蒸発器l5にはO
Fケーブル10のOF油と蒸発器15において冷却され
た熱輸送媒体との間で熱授受させるための第2の熱交換
器20が接続され、その第2の熱交換器20にはOF油
をボンプ2lにて循環させるための流路が連結されてい
る。
以上の構成からOFケーブル10の冷却は、OFケーブ
ル10の交流磁界によるヒートパイプ3の低キュリー材
からなる蒸発部4の発熱の熱を吸収式冷凍機11を構成
する発生器12中の溶媒に輸送することに基づいて冷却
エネルギーを得て冷却を行なう。すなわち所定の低いキ
ュリー点を有する低キュリー材“からなる蒸発部4の温
度がキュリー点以下の場合、低キュリー材が強磁性体と
なるため、OFケーブル10の交流磁界によってヒート
パイブ3の蒸発部4が発熱し、ウイック2に浸透した液
相作動流体が蒸発して気相作動流体となり、ウイック2
内部の圧力差によって気相作動流体が蒸発部4から凝縮
部5へ流れ、その結果気相作動流体の潜熱を発生器12
内の溶媒に放出して溶媒を加熱する。そして溶媒の加熱
によって溶媒中に含まれる冷媒が蒸発し、その気化した
冷媒を凝縮器13に送って液化させた後、膨張弁i4に
送給して冷媒を断熱膨張させることにより冷媒の温度を
下げる。その低温の冷媒を蒸発器15に送ることによっ
て蒸発器15内の熱輸送媒体を冷却するとともに、その
熱輸送媒体をボンブ21によって第2の熱交換器20に
供給して熱輸送媒体とOF油との間で熱授受を行なって
OF油を冷却し、その冷却されたOF油をOFケーブル
10に循環させることによってOFケーブル10を冷却
する。また蒸発器i5にて温度上昇した冷媒を吸収器1
6に送ると、吸収器16における溶媒が冷却源17によ
って冷却されるので低温の溶媒に冷媒が溶け易くなるた
め、多量の冷媒が溶媒に溶ける。こうして多量の冷媒を
含む溶媒をボンプ18によって第lの熱交換器19を経
て発生器12に送るとともに、発生器12にて冷媒を分
離した溶媒を第工の熱交換器19を介して吸収器16に
供給する。その際、第1の熱交換器19において、発生
器12から送られてくる溶媒が高温であるため、吸収器
16から送られてくる低温の溶媒と発生器12から送ら
れてくる溶媒との間で熱授受させることにより、発生器
12から送られてくる溶媒を冷却し、比較的低温の溶媒
を吸収器l6に送る。こうして発生器12の溶媒は絶え
ず多量の冷媒を含むことになる。
第3図には、この発明の方法で使用されるヒートパイブ
3の他の例を示す。なお第1図に示されるヒートパイプ
3と同じ部分については同一の符号を付す。
第3図に示されるヒートパイブ3においては、低キュリ
ー材からなる蒸発部4がフレキシブルな管、例えばコル
ゲート管等によって構威されている。したがって第3図
に示されるヒートパイプ3においては蒸発部4がフレキ
シブルであるから、その蒸発部4をOFケーブル10に
巻付けることができ、OFケーブル10の周囲の交流磁
界を効率良く利用することができる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、ヒ
ートパイプの低キュリー材からなる一端部をケーブルの
磁場中に設けることによって、ケーブルの交流磁界によ
り低キュリー材の一端部を発熱させ、その熱をヒートパ
イプによって吸収式冷凍機を構成する発生器に輸送する
構成としたので、発生器にヒートパイプ本体とは別個の
加熱源を用いた場合と比べて、ランニングコストが低下
する等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明で使用するヒートパイブの基,本構或
を示す断面図、第2図はこの発明を実施するための装置
を示す系統図、第3図はこの発明で使用するヒートパイ
ブの他の例を示す断面図である。 1・・・外装体.  2・・・ウイック、  3・・・
ヒートパイプ、 10・・・OFケーブル、 11・・
・吸収式冷凍機、 12・・・発生器、 13・・・凝
縮器、 14・・・膨張弁、 15・・・蒸発器、 1
6・・・吸収器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 薄い溶液を加熱して吸収剤と冷媒とを分離させる発生器
    と、吸収剤から分離させた冷媒蒸気を冷却凝縮させる凝
    縮器と、凝縮液化した冷媒を吐出させて蒸発させる蒸発
    器と、冷媒を分離させて濃縮した吸収剤を吐出させて冷
    媒蒸気を吸収させる吸収器とを有する吸収式冷凍機によ
    ってOFケーブルのOF油を冷却するにあたり、前記O
    Fケーブルに沿わせて配置したヒートパイプの一端部に
    おける外装体もしくはウイックを低キュリー材によって
    構成し、その低キュリー材を前記OFケーブルの周囲に
    生じる磁界によって発熱させ、その熱を前記ヒートパイ
    プによって前記発生器に導いて前記薄い溶液を加熱する
    ことを特徴とする発熱型ヒートパイプを使用したケーブ
    ル冷却方法。
JP2018625A 1990-01-29 1990-01-29 発熱型ヒートパイプを使用したケーブル冷却方法 Granted JPH0322815A (ja)

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JPH0588048B2 JPH0588048B2 (ja) 1993-12-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016095108A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 古河電気工業株式会社 ヒートパイプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016095108A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 古河電気工業株式会社 ヒートパイプ
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