JPH03227A - 車室用天井材の製造方法 - Google Patents
車室用天井材の製造方法Info
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- JPH03227A JPH03227A JP13384089A JP13384089A JPH03227A JP H03227 A JPH03227 A JP H03227A JP 13384089 A JP13384089 A JP 13384089A JP 13384089 A JP13384089 A JP 13384089A JP H03227 A JPH03227 A JP H03227A
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- synthetic resin
- ceiling material
- liner
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車室用天井材の製造方法に関するものである。
従来の車室用天井材としては例えば特開昭53−140
95号に示すようなものがある。
95号に示すようなものがある。
第6図に示すように、この車室用天井材1は一対のライ
ナ2.3と、これらライナ2,3間に接着側4,5を介
して介在接着された中芯6とよりなる段ボール基材7と
、この段ボール基材7の表側面(車室内側面)に貼り合
わせた表皮材8と、同じく段ボール基材7の裏側面に形
成した合成樹脂被膜9とにより形成されている。
ナ2.3と、これらライナ2,3間に接着側4,5を介
して介在接着された中芯6とよりなる段ボール基材7と
、この段ボール基材7の表側面(車室内側面)に貼り合
わせた表皮材8と、同じく段ボール基材7の裏側面に形
成した合成樹脂被膜9とにより形成されている。
しかしながら、このような車室用天井材1にあっては、
第5図示のように、車両に装着した状態で期間の経過に
伴って表皮材8の収縮等に起因してその前後端部が鎖線
で示すように垂れ下がってしまい、外観品質を落とすと
いう課題があった。
第5図示のように、車両に装着した状態で期間の経過に
伴って表皮材8の収縮等に起因してその前後端部が鎖線
で示すように垂れ下がってしまい、外観品質を落とすと
いう課題があった。
本発明はこのような従来例の課題に着目してなされたも
ので、車室用天井材の垂れ下がりを防止し、外観品質を
落とさないようにした車室用天井材の製造方法を提供す
ることを目的とする。
ので、車室用天井材の垂れ下がりを防止し、外観品質を
落とさないようにした車室用天井材の製造方法を提供す
ることを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するため、段ボール基材の表
面に表皮材を貼り合わせかつ裏面に合成樹脂被膜を形成
する車室用天井材の製造方法において、前記合成樹脂被
膜を当該天井材の前後方向に収縮する残留応力が残存す
るように形成したものである。
面に表皮材を貼り合わせかつ裏面に合成樹脂被膜を形成
する車室用天井材の製造方法において、前記合成樹脂被
膜を当該天井材の前後方向に収縮する残留応力が残存す
るように形成したものである。
合成樹脂被膜には前後方向に収縮する残留応力が残存し
ているため、天井材の前後端が上方への反り勝手となっ
ており、期間の経過により表皮材が収縮しても両者が相
殺され、前後端部が垂れ下がることがない。
ているため、天井材の前後端が上方への反り勝手となっ
ており、期間の経過により表皮材が収縮しても両者が相
殺され、前後端部が垂れ下がることがない。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
なお、従来例と同一の部品には同一符号を付す。
第1図は本発明方法で得られた最終製品である車室用天
井材10で、その基本構造は従来例のものと全く同じで
ある。
井材10で、その基本構造は従来例のものと全く同じで
ある。
すなわち、車室用天井材10は一対のライナ2゜3とこ
れらライナ2,3間に接着剤4.5を介して介在接着さ
れた中芯6とよりなる段ポール基材7と、この段ボール
基材7の表側面(車室内側面)に貼り合わせた表皮材8
と、同じく段ボール基材7の裏側面に形成した合成樹脂
被膜(例えばポリエチレンフィルム)9とにより形成さ
れている。
れらライナ2,3間に接着剤4.5を介して介在接着さ
れた中芯6とよりなる段ポール基材7と、この段ボール
基材7の表側面(車室内側面)に貼り合わせた表皮材8
と、同じく段ボール基材7の裏側面に形成した合成樹脂
被膜(例えばポリエチレンフィルム)9とにより形成さ
れている。
この合成樹脂被膜9は当該天井材10の前後方向に収縮
する残留応力が残存するように形成されている。このよ
うな車室用天井材10の製造方法を説明すると次の通り
である。すなわち、先ずライナ2と合成樹脂被膜9との
積層物11を得る。
する残留応力が残存するように形成されている。このよ
うな車室用天井材10の製造方法を説明すると次の通り
である。すなわち、先ずライナ2と合成樹脂被膜9との
積層物11を得る。
第2図はこの積層物11の貼り合わせ工程を示す概略図
である。
である。
すなわち図中、12はライナ2が巻回されたロール、1
3は合成樹脂被膜9が巻回されたロールで、これらロー
ル12 、13から引き出されたライナ2と合成樹脂被
膜9は一対の圧着ローラ14 、15により溶融状態の
接着剤(ポリエステル)16を介して接着される。この
接着剤16は貯蔵槽17のノズル17aから供給される
。
3は合成樹脂被膜9が巻回されたロールで、これらロー
ル12 、13から引き出されたライナ2と合成樹脂被
膜9は一対の圧着ローラ14 、15により溶融状態の
接着剤(ポリエステル)16を介して接着される。この
接着剤16は貯蔵槽17のノズル17aから供給される
。
ライナ2と合成樹脂被膜9との積層物11はロール18
に巻き取られる。
に巻き取られる。
前記圧着ローラ14 、15の径比を所定の値に設定例
えば2:1にすることにより合成樹脂被膜9が伸張され
被膜送り方向に合致する当該車室用天井材10の前後方
向に収縮する残留応力が残存するようになっている。
えば2:1にすることにより合成樹脂被膜9が伸張され
被膜送り方向に合致する当該車室用天井材10の前後方
向に収縮する残留応力が残存するようになっている。
なお、ライナ2および合成樹脂被膜9はロール12 、
13より一定のテンションの下で繰り出され、一方積層
物11のロール18による巻き取りも一定のテンション
により行われている。すなわち、ロール12 、18の
各送り出し速度は同一となっており、またロール13の
送り出し速度も合成樹脂被膜9の伸びを勘案して設定さ
れている。これらロール12゜13 、18のテンショ
ン管理はブレーキ圧により制御されている。
13より一定のテンションの下で繰り出され、一方積層
物11のロール18による巻き取りも一定のテンション
により行われている。すなわち、ロール12 、18の
各送り出し速度は同一となっており、またロール13の
送り出し速度も合成樹脂被膜9の伸びを勘案して設定さ
れている。これらロール12゜13 、18のテンショ
ン管理はブレーキ圧により制御されている。
このようにして得られた積層物11は貼合機(図示せず
)により中芯6、ライナ3および表皮材8と共に貼り合
わせられた後、成形され最終製品である車室内天井材1
0が得られ、車室内天井に装着される。
)により中芯6、ライナ3および表皮材8と共に貼り合
わせられた後、成形され最終製品である車室内天井材1
0が得られ、車室内天井に装着される。
なお、貼合機およびこれによる貼合せ手段ならびに成形
手段の説明は公知であるため、割愛する。
手段の説明は公知であるため、割愛する。
上記合成樹脂被膜9の材料としては、融点が130℃以
上、透湿度が略0に近く、すべり摩擦係数が0.35程
度以下のものが好ましい。
上、透湿度が略0に近く、すべり摩擦係数が0.35程
度以下のものが好ましい。
第3図はこの車室用天井材10が車室内に装着された状
態であるが、裏面側の合成樹脂被膜9には前後方向に収
縮する残留応力が残存しているため、前後端が全体とし
て矢印aで示すように上方へ反り勝手となっており、し
たがって期間の経過により表側の表皮材8が収縮しても
両者が相殺され前後端が矢印すで示すように垂れ下がる
ことがな(、外観品質を落とすことがない訳である。
態であるが、裏面側の合成樹脂被膜9には前後方向に収
縮する残留応力が残存しているため、前後端が全体とし
て矢印aで示すように上方へ反り勝手となっており、し
たがって期間の経過により表側の表皮材8が収縮しても
両者が相殺され前後端が矢印すで示すように垂れ下がる
ことがな(、外観品質を落とすことがない訳である。
さらに、合成樹脂被膜9は残留応力が残るように貼り合
わせられているため、車室用天井材10の剛性が向上し
、結果として薄手とすることにより軽量化が図れる訳で
ある。
わせられているため、車室用天井材10の剛性が向上し
、結果として薄手とすることにより軽量化が図れる訳で
ある。
以上説明してきたように、本発明によれば、段ボール基
材の表面に表皮材を貼り合わせかつ裏面に合成樹脂被膜
を形成する車室用天井材の製造方法において、前記合成
樹脂被膜を当該天井材の前後方向に収縮する残留応力が
残存するように形成したため、車室用天井材の垂れ下が
りが防止され、外観品質が落ちないばかりでなく、軽量
化が図れるという効果が得られる。
材の表面に表皮材を貼り合わせかつ裏面に合成樹脂被膜
を形成する車室用天井材の製造方法において、前記合成
樹脂被膜を当該天井材の前後方向に収縮する残留応力が
残存するように形成したため、車室用天井材の垂れ下が
りが防止され、外観品質が落ちないばかりでなく、軽量
化が図れるという効果が得られる。
第1図は本発明方法で得られた車室用天井材の要部詳細
断面図、第2図はライナと合成樹脂被膜の貼り合わせ工
程を示す概略図、第3図は本発明で得られた車室用天井
材の装着状態を示す第4図のm−m線断面図、第4図は
車室用天井部の斜視図、第5図は従来の車室用天井材の
装着状態を示す第3図相当断面図、第6図は第5図の要
部詳細断面図である。 2.3・・・・・・ライナ、6・・・・・・中芯、7・
・・・・・ダンボール基材、8・・・・・・表皮材、9
・・・・・・合成樹脂被膜、10・・・・・・車室用天
井材。 寥3Ω 算9目
断面図、第2図はライナと合成樹脂被膜の貼り合わせ工
程を示す概略図、第3図は本発明で得られた車室用天井
材の装着状態を示す第4図のm−m線断面図、第4図は
車室用天井部の斜視図、第5図は従来の車室用天井材の
装着状態を示す第3図相当断面図、第6図は第5図の要
部詳細断面図である。 2.3・・・・・・ライナ、6・・・・・・中芯、7・
・・・・・ダンボール基材、8・・・・・・表皮材、9
・・・・・・合成樹脂被膜、10・・・・・・車室用天
井材。 寥3Ω 算9目
Claims (1)
- 段ボール基材の表面に表皮材を貼り合わせかつ裏面に
合成樹脂被膜を形成する車室用天井材の製造方法におい
て、前記合成樹脂被膜を当該天井材の前後方向に収縮す
る残留応力が残存するように形成したことを特徴とする
車室用天井材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13384089A JPH03227A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 車室用天井材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13384089A JPH03227A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 車室用天井材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227A true JPH03227A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=15114270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13384089A Pending JPH03227A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 車室用天井材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5466038A (en) * | 1992-09-16 | 1995-11-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Sliding roof device |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP13384089A patent/JPH03227A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5466038A (en) * | 1992-09-16 | 1995-11-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Sliding roof device |
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